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文化祭の実行委員長「別に、女子部員に告げ口なんてしないわよ」
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/11/23(土) 22:09:42.14 ID:JSw9Bq48O
「ねえ、あんたさ」
翌日、登校すると昨日の変態が寄ってきた。
「昨日、見てたでしょ?」
「なんのことだよ」
俺はすっとぼけることにした。
知らぬ存ぜぬで通すことに決めた。
もとより他言するつもりはない。
俺の中で昨日の件は既に終わったことだ。
すると彼女は突然、傘をずいっと突き出して。
「これ、あんたの傘でしょ?」
「俺のじゃない」
「でもあんたの名前が書いてるから」
なるほど。それでバレたわけか。詰めが甘い。
「俺は何も見ちゃいないし、聞いてもない」
きっぱりそう言うと、騒ぎにするつもりはないことは伝わったようで、彼女は微笑を浮かべ。
「……あんた、わりと良い奴だね」
(うるせえよ……そんなこと言うなよ)
やめろよな。また好きになっちまうだろうが。
もうお前のことなんてなんとも思ってないし。
などと思いつつ、顔を逸らすと不意に近づき。
「あのさ……今日も見ててくんない?」
「は?」
「なんか、見られるの……癖になっちゃって」
(えぇ……なんなのこの女。もう勘弁してよ)
とはいえ羞恥に染まった顔はグッときたので。
「フハッ!」
「んんっ……その嗤い方、ゾクゾクする……」
「フハハハハハハハハハハハハハッ!!!!」
ひょんなことから始まったこの奇妙な関係性を嘲嗤いながら、俺は放課後を待ち遠しく思う。
【片思い相手はくそざこプレイヤー】
FIN
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