【ガルパン】みほ「直下さん」 エミ「小島だよ!!」

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71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/06(金) 03:51:37.60 ID:ncKbLCQ/0

<みほの自室>

みほ「……」

みほ(汚されちゃった……)

みほ(ボコは……ボコボコにされても立ち上がるけど……)

みほ(パコパコはされてないから、立ち上がれるのか分からないや……)

コンコン

みほ(……)

しほ「……ドアを開けたくないというなら、それでも構いません。そのまま聞きなさい」

みほ「……」

しほ「みほ、貴女を破門とし、転校させます」

みほ「……」

しほ「……とはいえ、すぐに転校させては、バッシングも増えるというもの」

しほ「転校自体は切りよく来年からとします」

しほ「……それまで、転校したい学校を決めておきなさい」

しほ「学校には……適当に言っておくから、部屋を出たくないのであれば、ずっとそこにいなさい」

しほ(みほに性的に手を出してる者がいるならとっ捕まえたいけど……できるとは思えない)

しほ(オトナの気配に敏感で、すぐさま行為を中断できるのが高校生というもの……)

しほ(かつて私がそうであったように……)

しほ(しっぽを掴むのが難しいのなら……せめて、辛い思いはしなくていいように……)

みほ「……」

みほ(転校……)

みほ(……)

みほ(どうせなら……もう、戦車道とは離れられたらいいなぁ……)
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/06(金) 04:05:56.10 ID:Fp6HM8ruO
>>70
ふしだらな母と笑いなさい
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/06(金) 10:13:28.22 ID:m8D8Sz0RO
間の悪さとすれ違いがピタゴラ装置みたいな見事な連動を生んで破滅に進んでる
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/06(金) 20:13:09.69 ID:ncKbLCQ/0
終わらせれる直前に寝落ちるとは……ちょっと予定があるのでタイムオーバーになるかもしれませんが投下します。終わらせたい。
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/06(金) 20:18:44.28 ID:LpcXpDfDO
がんばれ
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/06(金) 20:19:49.51 ID:ncKbLCQ/0

☆  ★  ☆  ★  ☆

【翌日】

エリカ「えっ、みほ、来てないんですか?」

まほ「ああ……」

まほ「今はお母様の手引で実家に戻っている」

まほ「早い話が謹慎処分だな」

エリカ「そうですか……」

エリカ(昨日は結局最後の最後で突き飛ばされちゃったし、焦りすぎたことを謝りたかったけど……)

エリカ(謹慎が解けたらゆっくりと仲を深めたらいいわよね) フフフ

まほ(今日のエリカはいつにも増して気持ち悪いな……)

エリカ「ところで、謹慎っていつまでなんですか?」

まほ「そういえば聞いていなかったな……」

まほ「まあ、そんなにかからないだろう」

まほ「傷を癒やすいい機会だし、傷が癒えたら戻ってくるさ」

エリカ「はい」

エリカ(もう、折角なんだから、私を頼ってくれてもいいのに……) カノジョヅラ
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/06(金) 20:27:12.79 ID:ncKbLCQ/0

☆  ★  ☆  ★  ☆

【翌日】

エリカ「何か全ッ然みほ帰ってこないんですけどォ!?」

まほ「いや、それが、長いなと思って私も今日お母様に聞いたんだが……」

まほ「みほは何か転校したと……」

エリカ「!?!?」

エリカ「何ですかソレ!」

エリカ「黒森峰から脱出成功イリュージョンなんて笑えませんよ!」

小梅「落ち着いて逸見さん多分それ天功だよね転校の話だよ何でか会話が成り立ちそうだけど!」

まほ「それが……」

まほ「みほが、黒森峰で戦車道をやれる精神状態じゃないと言ったらしい……」

エリカ「!」

まほ「それで……お母様も、今のみほの精神状態で黒森峰の戦車道に身を置かせることはできない、と……」

エリカ「そんな……」

エリカ(恋人に何の相談もなく、そんな勝手に……)

エリカ(酷い……許せない……!) ギリィッ
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/06(金) 20:33:38.72 ID:ncKbLCQ/0

みほ「あ〜〜〜〜〜〜〜」

みほ「なんだろう、黒森峰を出ただけで、空気が美味しい……」

みほ「何か引くほど元気になってきたな……今なら笑いながらヤスリで乾布摩擦出来そう……」

みほ「あの酷い事件の前から馴染めてなかったし、これでよかったのかも……」

みほ「それにしても、大洗女子かぁ」

みほ「戦車道のない学校がすんなり見つかってよかったな」

みほ「……昔は好きだったけど、もう戦車は見たくないし……」

みほ「早く見つかったから、mixiで結構在校生の情報予習できたし」

みほ「結構皆本名で登録してるんだ……」

みほ「私は絶対やめろってお母さんに口を酸っぱくして言われてたもんね……」

みほ(それで腹を立てて昔作ったお母さんの捏造淫乱エピソードの暴露コミュニティ、まだ動いててちょっと引いたなぁ)

みほ「……それでもネットに個人情報流れてる一部の人しか覚えれてないし、向こうについたら頑張らなきゃ」

みほ「まず最優先はクラスの皆だよね」

みほ「……黒森峰では、友達出来なかったし、あんな酷いこともされちゃったもんね……」

みほ「今度からはちゃんとお友達を作って孤立しないようにしないと、また……」 ブルブル

みほ「……ううん、だめだめ」

みほ「折角黒森峰を出たんだから、今度は前向きに、楽しくいかなきゃ」
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/06(金) 20:38:37.67 ID:ncKbLCQ/0

みほ「小島さんも言ってたもんね……」

みほ「やっぱり名前くらい覚えてる方が印象いいって……」

みほ「今度は友達たくさんできるように、生年月日や血液型、あらゆる情報を覚えないとなあ……」

みほ「うん、がんばって、戦車道と関係ないお友達を作らなくちゃ……」

みほ「小島さんとは、お友達になれそうだったのに、なれないまま逃げてきちゃったし……」

みほ「次は……繋がりを、大切にしなくっちゃ」

みほ「そして今度は、絶対にもう逸見さんみたいな人とは関わらないようにしなくちゃ!」



〜 小島い 〜



エミ「小島の読みは『オシマ』じゃなくて『コジマ』だよ!!!!!」
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/12/06(金) 20:39:03.94 ID:ncKbLCQ/0
終わりです。
一発ネタですらこんなにかかるとは思ってませんでした。
お付き合いありがとうございました。
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/12/06(金) 22:51:55.00 ID:V8Ps2fzz0
西住レイプ! 虎と化した逸見
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/06(金) 23:01:37.97 ID:LpcXpDfDO
まったく大島さんのせいで無茶苦茶だよ
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/12/07(土) 08:04:33.89 ID:Ot28F8O/O
なんでや!小豆島さん悪くないやろ!
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