風影奪回編IF カカシVSサソリ 

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38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 16:36:50.44 ID:qN8/llvQ0
カカシ「クソ!万華鏡..」

サソリ「遅い!!」

カカシが術を発動する前に、砂鉄がカカシの体を撃ちぬこうとしていた

カカシ(ダメだ!やはり術が間に合わない!やられる..!)

チヨ「カカシ!!」

窮地に陥ったカカシを助けるためにチヨは母の傀儡を差し向けると、傀儡でカカシを抱え上げ攻撃範囲から脱出した

サソリ「先にババアから始末してやらあ!!ソオラァ!!」

チヨ「ぬッ!」

無数の砂鉄時雨がチヨの体目がけて、叩きつけるように襲い掛かった

39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 16:37:37.41 ID:qN8/llvQ0
ドドドドドドドド...と地響きを立てるほどの轟音が鳴り響き..
土煙が洞窟の中に濛々と舞い上がる..

カカシ「チヨ様!!」

チヨに命を助けられたカカシは叫び声を上げた..

サソリ「チッ..」

チヨ「ハァ..ハァ..」

土煙が晴れると..そこにはチヨを守るように父の傀儡が両手にチャクラを纏い..盾のように立ちはだかっていた..

サソリ「俺が遊んでいた頃よりはグレードアップしてるようだな..チャクラの盾とはな..だが..」
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 16:38:25.28 ID:qN8/llvQ0
チヨ(傀儡が..動かぬ..)

チヨがチャクラ糸で傀儡を操ろうにも..父の傀儡はぜんまいの切れたオモチャのように僅かに身じろぎするだけで、動かなくなってしまった

サソリ「この術は防ぐんじゃなくて躱さないとダメだって..知ってんだろ?カカシを逃がすので精いっぱいだったか?」

サソリ「三代目の砂鉄が入り込んだ....この傀儡の磁力がある限り..その傀儡はもう動かないぜ」

チヨ(サソリめ..やりおる..これは少々まずいの..さて..どうしたものか..)
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 16:39:19.31 ID:qN8/llvQ0
カカシ「チヨさま..私から提案があります..」

チヨ「なんじゃ?アヤツを倒す妙案を思いついたのか?」

カカシ「はい..私の目には写輪眼を超える能力..万華鏡写輪眼の力が宿っています」

チヨ「万華鏡を..もしやさっき発動しようとしていた術は..」

カカシ「はい..万華鏡写輪眼です..しかし、私はうちは一族のモノではないので..技の発動に時間が掛かるんです..万華鏡写輪眼の能力を発動することができれば、三代目風影の傀儡を一瞬で破壊することができます」

チヨ「それまで..ワシに時間を稼げと言いたいのじゃな?」

カカシ「お察しの通りです..それで..これを..」

カカシはサソリに見えないようにそっと..チヨに注射器を手渡した
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 16:40:14.25 ID:qN8/llvQ0
サソリ(カカシとチヨバアの奴..何か話しているようだが、ここからじゃ内容が聞き取れねえ..だが、大体の予想はつくぜ..写輪眼の力を発動させるまでチヨバアに時間を稼いでくれ..大体こんなところだろ..木の葉の黄色い閃光が聞いて呆れるぜ..)

サソリ(俺は待つのも待たせるのも嫌いだからな..お話中悪いが..2人一緒にくたばりな!!)

サソリは三代目風影の傀儡を操ると磁力を使い、砂鉄を数本の槍状に変化させ、カカシとチヨバア目がけて襲い掛かった

サソリ「砂鉄結襲!!」

チヨ「せっかちなのは相変らずじゃな..!」

カカシ「土遁・土流壁!!」

カカシは印を結ぶと、砂鉄を防ぐべく土壁を出現させ、カカシとチヨに襲い掛かる砂鉄の槍を弾き飛ばした

43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 16:41:08.29 ID:qN8/llvQ0
サソリ「やるな..だったらこれはどうだ!!」

サソリは砂鉄を集結させると巨大な円柱状の物体に変化させ、土流壁目がけて叩きつけた

カカシ「まずい!!チヨバア様!逃げてください!」

チヨ「フン!!」

カカシとチヨが土流壁から飛び退いた直後、ドゴッ!!という地響きを伴う轟音が洞窟内に響き渡り..砂鉄の塊は土流壁を粉々に打ち砕いてしまった

カカシ「なんて奴だ..」
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 16:42:03.25 ID:qN8/llvQ0
サソリ「ソラソラァ!!さっさと逃げないとペシャンコになっちまうぜ!!」

砂鉄は形状を変えながら、カカシとチヨ目がけて間髪入れずに次々と襲い掛かった

カカシはギリギリのところで攻撃を躱しつづけ反撃の隙を伺っていたが砂鉄を躱すのが精いっぱいで、三代目風影の傀儡に近づくことすらママならなかった

カカシ(万華鏡写輪眼の発動は..まだ時間が掛かるか..他の術であの傀儡を倒そうにも近づくことができないんじゃどうしようもない..なにか手はないモノか..)

サソリ「逃げてばかりか..木の葉の黄色い閃光の名が泣くぜ..逃げ足だけは早いみたいだがな..」

カカシ「安い挑発には乗らないよ..俺はナルトと違ってクールな性質なんでね..」
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 16:43:27.36 ID:qN8/llvQ0
あれ?黄色い閃光って四代目火影の呼び名だったっけ? 気にしないでくださいね
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 16:44:31.32 ID:qN8/llvQ0
サソリ「お前の親父のことは知っている..命が惜しくて任務を放棄して逃げ帰った臆病者だったな..」

カカシ「!!」

カカシの父サクモは仲間の命を優先して任務を放棄した
任務放棄の件でサクモは国中から非難を浴び..さらには助けたハズの仲間さえもサクモのことを罵った

それが原因でサクモは精神を病み..自害してしまったのだ..
サソリの言葉を聞いてカカシは胸中に暗くてどす黒いモノが渦巻くのを感じた

カカシ「お前が親父を語るな..」
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 16:45:37.66 ID:qN8/llvQ0
サソリ「仲間を優先して任務を放棄..忍としてお前の親父はカス同然だ」

カカシ「黙れ..」

カカシの胸に熱いモノが込み上げてくる..カカシは拳を握りしめて必死に熱くなりそうな自分を諌め、冷静を保とうと努力した

サソリ「一つ面白いことを教えてやる..お前の親父が任務を放棄したのは..それは俺と..チヨバアが原因だ」

カカシ「なんだと!?」

チヨ「.....」
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 16:46:45.81 ID:qN8/llvQ0
サソリの口から驚愕の事実を告げられたカカシは、とっさにチヨの顔を覗き込む..

チヨは表情を変えず..口元を僅かにキュッと結ぶと正面からカカシの視線と対峙した


カカシ「どういうことだ..説明しろ..」

サソリ「長話は嫌いだ..細かいことはあの世でお前のオヤジに聞くんだな..じゃあな..」

サソリがチャクラ糸を操ると、三代目風影の傀儡の左胸に空いた穴から大量のチャクラが溢れ出す..

49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 16:47:47.19 ID:qN8/llvQ0
サソリ「砂鉄界法!」

すると砂鉄が毛細血管のごとく枝分かれを始め、洞窟内を埋め尽くすかのごとく浸食を始めた

そして..空間を埋め尽くすような砂鉄の棘がカカシ目がけて襲いかかってきた

カカシ(クッ..逃げ場がない..まずい!)

小柄なサクラならいざ知らず..成人男性のカカシの体格では縦横無尽に埋め尽くすように襲い掛かる砂鉄界法を避けるスペースはなかった

砂鉄が刺さる寸前..黒い影がカカシの前に立ちふさがった
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 16:49:21.60 ID:qN8/llvQ0
ガギッ!

チヨ「カカシは死なせん!!」

チヨがサソリの母の傀儡を使ってカカシを砂鉄から庇ったのだった

カカシ「グオッ!!」

母の傀儡が発するチャクラの盾に砂鉄は刺さるようにぶつかり、砂鉄の圧力で傀儡人形は背後にいるカカシごと洞窟の壁に叩きつけられた

サソリ「仇の息子を庇うために、自分を守る最後の道具を棄てるとはな!!串刺しにしてやる!死ねババア!」

毛細血管のような砂鉄の刃がチヨめがけて襲い掛かる..
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 16:50:21.00 ID:qN8/llvQ0
チヨ「グッ!」

ズギャッ!!という鈍い音と共にチヨは砂鉄の群れに飲み込まれて見えなくなった

カカシ「チヨ様!!」

カカシの叫び声が洞窟の中に響き渡る..

土煙がもうもうと舞い上がり..カカシとサソリの視界が塞がれる..

刹那の時が流れ、土煙が晴れたサソリとカカシの目に写ったモノは..

サソリ「死んだか..チヨバア..」

糸の切れた傀儡人形のように地面にうつ伏せに横たわるチヨの体だった

52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 16:51:45.23 ID:qN8/llvQ0
カカシ(万華鏡が発動できるようになった..今なら..)

サソリ「無駄だカカシ..お前の瞳術は俺には効かない..」

神威を発動させ、三代目風影の傀儡とサソリを葬り去ろうと試みたカカシに、サソリは容赦ない言葉を浴びせた

カカシ「なに?」

サソリ「万華鏡写輪眼の脅威はイタチでよく知っているんだ..何を繰り出す気かは知らないが..月読だったら眼球のない俺には幻術は効かないし..天照は焦点を合わせたところに着火する能力だ..つまり..動き回って着火点に合わないようにすれば恐るに足らないんだよ!!」

サソリと三代目風影の傀儡は縦横無尽に洞窟内を動き回り、カカシの焦点が合わないようにかく乱を始めた

カカシ「クソッ!!」

サソリ「臆病者のお前のオヤジの元に送ってやる..死ね!!」

サソリが砂鉄を使ってカカシにトドメを刺そうとしたその時..

53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 16:52:52.23 ID:qN8/llvQ0
シュルシュルシュル...ギュ!!

サソリ「何!?」

傀儡糸が三代目風影の体に巻きついて動きを封じた

チヨ「なーんちゃってな〜!!死んだフリ〜!!ギャハッ!ギャハッ!」

砂鉄に刺されて死んだはずのチヨが茶目っ気のある笑みを浮かべ、傀儡糸で風影の傀儡を縛り付けていた

サソリ「ババアッ!生きてたのか!」

チヨ「今じゃカカシ!!ヤレ!!」

カカシ「万華鏡写輪眼!!」
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 16:53:47.96 ID:qN8/llvQ0
カカシは万華鏡を発動し、三代目風影の傀儡の胸を凝視した..

三代目風影の傀儡の胸の中心に時空間へとつながる歪みが発生し..傀儡の胸に大穴が空くと、傀儡はバラバラに砕け散ってしまった
ガランガランという軽い音を立てて傀儡の残骸が地面に転がってゆく..

サソリ「三代目..風影が..バラされた..」

サソリは目の前で起こったことを呆けたように見つめていた

ザザァァ...!!

風影の傀儡がバラされたことで、チャクラを失った砂鉄は形を崩して地面へと崩れ落ちて行った

55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 16:54:50.22 ID:qN8/llvQ0
カカシ「グ..!!」

カカシは左目を手で押さえて激痛に必死で耐えていた

チヨ「カカシよ..大丈夫か?」

カカシ「ええ..いいタイミングです..助かりました」

万華鏡の激痛に耐えているカカシの元にチヨが駆け寄ってきた

56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 16:55:42.47 ID:qN8/llvQ0
サソリ(ババア..なぜ動ける..たとえ致命傷じゃなかったとしても..俺の砂鉄には猛毒が仕込まれている..掠りでもしたら身動きができなくなるくらいの猛毒だぞ?まさか、解毒したとでもいうのか..ありえない..もしや..)

サソリはアジトに来る道中の事を思い起こした

サソリ(カンクロウを倒した時にトドメを刺さなかった..あの時の毒で解毒薬を作ってきたとでもいうのか?俺でも調合比率表がないと解毒薬は作れないというのに..ババアが?それとも他の誰かが...?)

サソリ(まあいい..とにかく今重要な情報は..奴らの手のうちに俺の毒を解毒するスベがあるってことだ..三代目をばらされた以上..他の傀儡を使っても時間の無駄だ..仕方がない..)

サソリは暁のコートを脱ぎ捨てて自分の真の姿を剥き出しにした
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 16:56:48.32 ID:qN8/llvQ0
カカシ「!! あれがヤツの..」

チヨ「そう..アレが奴の真の姿..自分を傀儡人形にしてしまうとはの..」

両肩に飛行を備えたプロペラのような羽を生やし、腹部から腸を思わせるような尖ったワイヤーを剥き出しにしたサソリの真の姿にカカシは絶句した

サソリ「人の事言えんのかババア..さっきの攻撃..生身では絶対に防御不可だった..ババアにはもう傀儡はなかったハズ..となるとあの攻撃を防ぐ手段は一つだけ..」

チヨ「察しがいいの..ワシも体の一部を傀儡化しておるのじゃ..お主とは違って腕だけじゃがの..」

チヨは傀儡化した腕を前に突き出すと、チャクラを発生させ盾を作って見せた

サソリ「その傀儡化した腕でチャクラの盾を作り、攻撃を防いだわけか..」
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 16:58:00.82 ID:qN8/llvQ0
カカシ(ヤツがチヨ様と話し込んでいる今のうちに..!)

カカシがサソリに神威の狙いを定めて時空間にサソリを葬り去ろうとした時..

サソリ「無駄だカカシ..写輪眼は俺には通用しないって言っただろ?さっきは不覚を取ったがもう二度と食らわねえ..」

サソリは背中から巻物を取り出すと勢いよく広げ宙へと放り投げる
同時にサソリの右胸がパカッと開き、巻物と右胸から大量の傀儡が沸きだしてきた

サソリ「これが俺の最後の傀儡だ..赤秘技・百機の操演」

カカシ「な..こ、これは..」

チヨ「ここまでとはの..」

洞窟内を埋め尽くすように大量の傀儡人形が溢れ..サソリは不敵な笑みでカカシとチヨを見下ろした
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 16:59:03.46 ID:qN8/llvQ0
カカシ(ク..こう数が多くては奴に狙いを定められない..万華鏡はここまでか..)

カカシは体への負担が大きい万華鏡車輪を普通の写輪眼へと変化させた

カカシ「グ..ハァ..ハァ..」

チヨ「カカシ..大丈夫か?」

カカシ「はい..あの技は二回使うと体がまったく動かせなくなるのですが..使用したのは一回なのでまだ動けます」

サソリ「ずいぶんお疲れのようだな..すぐに楽にしてやる..死ね!!」

サソリは腕を上に挙げると、百機を超える傀儡人形がカカシとチヨ目がけて一斉に襲い掛かった
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 17:00:05.83 ID:qN8/llvQ0
チヨ「カカシ!後はワシがやる..お主は休んでおれ!!」

チヨバアが巻物を取り出し開け放つと、巻物の封印から10体の傀儡人形が姿を現した

サソリ「出たな..チヨバア極意の傀儡白秘技"「十機近松の集」か..それで一つの城を攻め落としたことがあるらしいが..おれはこの赤秘技・百機の操演で一国を攻め落としたことがある..どっちの傀儡が優秀か、白黒つけようじゃねえか!!」

チヨ「行け!!」

チヨは10体の傀儡を迫りくるサソリの傀儡を迎え撃つべく差し向けた
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 17:01:05.53 ID:qN8/llvQ0
サソリ「カカシ..お前の相手は俺だ!」

傀儡の9割をチヨの傀儡の相手に割き、残りの1割を自分の護衛につけてサソリの本体がカカシ目がけて襲い掛かってきた

カカシ「休ませてもらえないってわけね..当然か!!」

チヨ「気を抜くなカカシ!サソリの本体にも凶悪な仕込が施されているに違いない!ワシが援護に向かうまで持ちこたえるのじゃ!!」

チヨの操る傀儡人形は手に持つ鋭利な刃物で次々とサソリの傀儡を切り裂いてゆく
傀儡同士の剣撃の音が洞窟内に響き渡り、戦闘は最終局面へと突入した

62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 17:02:00.29 ID:qN8/llvQ0
サソリ「死ね!!」

プロペラのようなブレードを用いて空中を高速に飛び回るサソリ..

カカシ「ウッ!!」

高速回転するブレードの刃がカカシ目がけて襲い掛かる..
カカシは写輪眼の観察力でサソリの動きを見極めるとギリギリで刃を回避した

サソリ「まだだ!」

追い打ちをかけるように傀儡人形達がカタカタカタカタと音を立てて、カカシに切りかかってくる

63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 17:02:56.25 ID:qN8/llvQ0
カカシ(くそ!間に合ってくれよ...巳未申亥午寅!!)

カカシは素早く火遁の印を結ぶと..

カカシ「火遁・業火球の術!!」

サソリの傀儡に向けて大きな炎を口から噴き出した

ジュウウウウウ!!

サソリ「ちぃ..」

炎を避けそこなった傀儡が5体ほど炎に飲み込まれて、地面にドロドロと融け落ちて行った

64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 17:04:03.04 ID:qN8/llvQ0
カカシ「そこだ!!」

空中で動きの停止したサソリめがけてカカシはさらに火遁・業火球を撃ち放った

サソリ「フン..!」

サソリは背中の巻物を解き放つと、両の掌を前に突き出し、業火球めがけて高圧の水撃を撃ち放った

ブシュウウウウウ!!!

空中で業火と水流がぶつかり合い、炎と水はお互いに譲らぬ勢いで攻め合うと..

ドオオオオオンン!!

カカシ「グッ!」

サソリ「チィ..」

空中で水蒸気爆発が起こり、カカシは爆風で吹き飛ばされ地面に叩きつけられる..
近くを浮いていたサソリの傀儡が巻沿いをくらい護衛の傀儡は全滅した。
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 17:05:15.54 ID:qN8/llvQ0
チヨ「ハッ..ハッ..!」

ザシュ..ザシュ..!

チヨの傀儡がサソリの傀儡を豪快に切り裂いてゆき、90はいた傀儡も約半分にまでその数を減らしており..チヨの傀儡の損耗はたったの1機だけだった

サソリ「やるな..さすがババアと写輪眼のカカシだ..だが..傀儡が減れば操作の性能が上がるんだ..勝負はまだここからだぜ!!」

サソリは腸のワイヤーを解き放つと空中高く舞い上がり、触手のようなワイヤーでチヨの傀儡の腹を貫いた

66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 17:06:03.41 ID:qN8/llvQ0
カカシ(なんて速さだ..まずは動きを止めないと攻撃を当てられない..)

サソリ「ソォラァ!!いっけえ!!」

操作の性能が増した傀儡が20機ほど高速でカカシ目がけて襲い掛かってきた

カカシ「雷切!!」

カカシは左手に雷切を発動させると、体の動きを高速化させることで傀儡を迎え撃った

バチチチ!!ガランガラン!

カカシの雷切で腹を貫かれた傀儡はバラバラに砕け散り、地面に崩れ落ちてゆく..
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 17:06:55.06 ID:qN8/llvQ0
サソリ(知ってるぜ?その術はチャクラの消耗が大きいんだろ?土遁に火遁に写輪眼..カカシの残りのチャクラは少ないとみていい..もう万華鏡写輪眼を使ってくる心配はしなくてもいいな..一気にカタを付けてやる!!)

バチチチ!!バチチチ!!

2機3機と雷切で次々とサソリの傀儡を撃墜してゆくカカシ..カカシの奮戦によってサソリの傀儡は半分以下にまで数を減らしていった..だが..

カカシ「グウ!!」

傀儡の斬撃がカカシの肩を切り裂き、空中にカカシの血液が舞い上がった

68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 17:08:10.74 ID:qN8/llvQ0
チヨ「カカシ!!」

サソリ「油断したな..それとも疲れが祟ったのか?まあいい..当然この傀儡の刀にも毒を帯びている..放っておけば3日は持つが..そのつもりはない!!」

残りの傀儡がカカシにトドメを刺すべく襲い掛かったその時..

チヨ「三宝吸潰!!」

3機のチヨの傀儡が陣を為すと術が発動し、洞窟内に強力な吸引力が発生し、サソリの残りの傀儡をその強力な吸引力で吸い寄せて行った

ギュウウウウウウウウ...!!!

カタカタカタカタ..バラン..バラン...!!
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 17:09:29.16 ID:qN8/llvQ0
サソリ「チィ..!」

カカシに襲い掛かろうとしていた傀儡も含め、サソリの残りの傀儡は次々と吸い寄せられてゆき、強力な吸引力を持って押しつぶし粉砕していった

サソリ「まだだ!!」

傀儡が全滅してもサソリの強さはまだまだ衰えず、腸のワイヤーを高速で操ると三宝吸潰で身動きの取れなくなっていたチヨの傀儡3機を一度に破壊してしまった。

チヨ「観念せい!サソリ!」

チヨは残った傀儡5機を操り、空中を縦横自在に飛び回るサソリに襲い掛かった

サソリ「オラァ!!」

サソリは背中から最後の巻物を解き放つと、両の掌から高温の炎を噴き出した

チヨ「ヌッ!」

チヨの傀儡の一体が炎を避けそこない、業火に飲み込まれドロドロと地面へと融け落ちてゆく..
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 17:10:45.45 ID:qN8/llvQ0
サソリ「先にババアから始末してやるよ..灰に成れ!!」

サソリの掌からゴオオオオ..!!と高温の炎が噴き出し、チヨ目がけて襲い掛かる..

チヨ(大技を使いすぎた..避ける体力がもうない..しょうがない..)

チヨは残りの傀儡を手元に引き寄せると自分の前に配置し、チャクラの盾を作ることで炎をガードした

サソリ「俺の炎はしつこいぜ..防ぎきれるかな..ババア..」

71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 17:12:08.67 ID:qN8/llvQ0
サソリの炎は勢いを増してゆき、チヨの傀儡をチャクラの盾ごと飲み込んでしまいドロドロに溶かしてしまった

チヨ「しもうた..傀儡が..!!」

チヨの傀儡は一機残らず溶かされてしまい、チヨは無防備になってしまう

サソリ「とうとう年貢の納め時だな..死ねババア..!!」

サソリは空中高く舞い上がり、掌から刀を取り出すとチヨ目がけて一直線に切りかかっていった

そこに..

バチチチチ..と鳥の鳴き声のような閃光音を響かせながら、木の葉の黄色い閃光はたけカカシが、サソリの正面から跳びかかってきた

サソリ(なに?カカシ..毒で動けないハズ..そうか..解毒したか..あるいはあらかじめ解毒薬を飲んでいたんだな?)

72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 17:13:12.10 ID:qN8/llvQ0
サソリ「俺と刺し違えるつもりか?はたけカカシ..!」

カカシ「お前と心中する気なんてさらさらないよ..死ぬのはお前一人だ!」

ガッ!!

バチチチチチチ!!!

刀が肉を突き刺す音と、雷切が傀儡を貫く音が同時に洞窟内に響き渡った

チヨ「カカシ!!」

サソリの傀儡がバラバラに砕け散り、ガランガランという音を立てて地面へと崩れ落ちて行った

73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 17:14:21.73 ID:qN8/llvQ0
カカシ「グウ..」

それと同時にカカシが脇腹を抑えながら地面にドゥ!という音を立てて叩きつけられた

カカシ「グウウ..」

腹を抑えながら苦しげにうめき声をあげるカカシ..

チヨ「待っておれ..今この刀を抜いて..」

カカシの脇腹に刺さった刀はジュウウウ..という毒々しい音を立ててカカシの脇腹の肉を溶かしていった

チヨ(イヤ..刀を抜いても..これでは助からん...サソリめ..我々に解毒剤があるのを見越して、解毒が効かない強力なモノに切り替えたな..)

74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 17:15:43.99 ID:qN8/llvQ0
チヨがカカシの傷を見て絶望の顔を浮かべた直後..カチャ..カチャ..と傀儡のパーツが擦れあう音が響いてきた..

サソリ「くくく..惜しかったな..生身の人間の割にはイイ線いってたぜ..あいにく俺は永久の美を追求するために永遠に生き続けるつもりなんでな..俺もお前と心中する気なんてさらさらないんだよ..」

チヨ「サソリ..貴様..なぜ..」

カカシの雷切を身に受けてバラバラに砕け散ったはずのサソリが刀を握りしめ、チヨとカカシの元へとゆっくり歩いてきた

サソリ「俺は傀儡人形だ..そういうことさ」

チヨ「そうか..あの大量の傀儡の中にお前の体の予備を紛れ込ませていたのか..」
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 17:17:24.63 ID:qN8/llvQ0
サソリ「目ざといな..さすがババアだ..死ぬ前に教えてくれ..」

サソリは一呼吸を置くと静かにチヨに問いかけた

サソリ「白い牙の息子と手を組んで..孫の俺を殺そうなんて..悪趣味なことをわざわざ考えたのか?」

チヨ「まさか..成り行きでそうなってしまったのだ...ワシだって白い牙は憎い..だが、カカシは白い牙ではない..カカシに憎しみを向けるのはお門違いなんでな」

サソリ「もし..白い牙に父と母を殺されていなかったら..俺は里を抜けることもなく..俺とアンタにはもっと別の未来が...イヤ、よそう..らしくねえことを言い出しちまった..くだらねえ...もういい.死ね..」

チヨ「....」

76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 17:18:14.64 ID:qN8/llvQ0
サソリはチヨにトドメを刺そうと刀を振り上げるも..その刃はいつまで待っても振り降ろされることはなかった..

77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 17:19:32.82 ID:qN8/llvQ0
そこに...


バチチチチチチ

サソリ「ガッ!!」

カカシ「雷切!!」

サソリの背後からカカシがサソリの蛾と描かれたコアを貫いた

78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 17:20:52.23 ID:qN8/llvQ0
チヨ「カカシ..!」

カカシ「油断したね..アンタほどの使い手が俺に気が付かないなんて..」

サソリ「なぜだ..なぜ生きてる..お前は殺したハズ..」

カカシ「お前が刺したのは..俺の影分身さ..」

サソリ「そういう..ことか..」

サソリが傍らに倒れるカカシの体を見つめると..ぼん!という音を立ててカカシの影分身は消え去った
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 17:22:00.81 ID:qN8/llvQ0
サソリ「あの時..水蒸気爆発で視界が見えなくなった時だな..お前はあの時、影分身をして..本体のお前は土遁で地中に姿を隠していた..そうだろ?」

カカシ「ご名答..さすがに鋭いね..土の中に隠れてアンタの隙を伺っていたのさ..」

サソリ「俺の..弱点を見抜くとは..写輪眼を侮っていたか..いつ気づいた..俺の弱点に..」

カカシ「三代目風影の傀儡を万華鏡写輪眼で葬ろうとした時さ..アンタはあの時こういった..眼球のない俺には月読は効かないと..」

カカシ「アンタの術にはチャクラが必要だ..生身の部分が必要だと見抜いた俺は地中から写輪眼でアンタの体を観察していたのさ..その胸のコア..そこからチャクラが溢れ出しているのを見極めた..用心深いアンタのコアを確実に刺せる気を土の中から伺っていたんだよ」

サソリ「失言だった..敵に塩を送っちまったな..クソ..ゴフッ..!」

サソリは口から血を吐きだすと力なく顔をうなだれた
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 17:23:15.18 ID:qN8/llvQ0
サソリ「お前はオヤジの任務失敗の真相を知りたがっていたな..俺を倒した褒美だ..教えてやる」

カカシ「!!」

チヨ「....」
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 17:24:47.80 ID:qN8/llvQ0

サソリ「白い牙は砂隠れに仲間を率いて潜入任務にやってきた..当時傀儡部隊を率いていた俺は、傀儡を使って白い牙たちが砂隠れに侵入したことを突き止めた」

サソリ「息子夫婦の仇が砂隠れに潜入したことを知ったチヨバアは怒り狂い、白い牙を抹殺するべく直々に奴らの暗殺に赴いた..」

サソリ「チヨバアと白い牙は壮絶な死闘を行い..一進一退の攻防戦を繰り広げた..白い牙は仲間を逃がすためにチヨバアとの一騎打ちに臨んだんだ」

チヨ「白い牙とワシは一晩中戦闘を繰り広げたが..結局決着はつかなかった..ワシは奴を仕留め損ね、逃げられてしまったんじゃ..」

サソリ「俺は白い牙の仲間を追撃するようにとチヨバアに命令を受けて追いかけた..白い牙に比べると拍子抜けするほど弱い奴らだった..奴らは命だけは助けてくれと俺に必死に命乞いをしてきたんだ..」

サソリ「そして..俺は面白いことを思いついた..クク..」
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 17:26:30.40 ID:qN8/llvQ0
サソリは口元に虚ろな笑みを浮かべると..

サソリ「お前には披露する機会がなかったが..俺には潜脳操砂の術という対象者の記憶を操る術があるんだ..その術を使って仲間の記憶を操作してやったのさ..」

サソリ「白い牙は臆病風に吹かれて任務を放棄したんだ..とな..」

カカシ「なんだと!!」

サソリ「本当にあったかのように記憶を操る術だからな..術を掛けられた連中は臆面もなく、各地で俺が植えつけたウソを言いふらしていった..白い牙は自分たちを見捨てて真っ先に逃げ出していったとな..」
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 17:27:52.91 ID:qN8/llvQ0
カカシ「親父は最後まで..仲間を守るため..逃がすために行ったことだったんだって..俺にはそう言い続けて..」

サソリ「事実はそうさ..だが、俺の術に操られた奴らがあちこちで言いふらしたウソによって白い牙は心を病み..自害した..お前のオヤジの本当の仇はこの俺だ」

サソリ「俺は両親の仇である白い牙を間接的にこの手で討ち..そして..その息子のお前の手によって俺は白い牙の仇を討たれたことになる..皮肉な巡り合わせだよな..本当に..」

カカシ「くっ..!」

サソリ「俺が憎いか?カカシ..俺も本当はお前が憎かったのかもしれない..感情を棄て..人形になることを夢見て..こんな体になったが..俺は結局..人形になれなかった人間だったんだな..」

サソリ「俺たちのリーダーが言っていた..争いのない平和の世界を作るってな..俺は芸術を作ることにしか興味はないつもりだったが..本当はヤツの言う平和な世界が欲しかった..のかも..な..」
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 17:29:23.40 ID:qN8/llvQ0
チヨ「忍の世は憎しみに支配されている....いつの世も..戦いと..憎しみの連鎖よ..白い牙と我々を巡った今回の争いが..ソレを象徴しているのかもしれんの..」

カカシ「平和な世を作るために尾獣を集めて何をするつもりなのかは知らないが..お前たち暁の行おうとしていることは間違っている!!」

サソリ「そんなことは俺は知らない..もうそろそろ..俺も動かなくなる..暁と..お前たちの行く末を..一足先に..地獄から見ているぜ..」

最後にそう言い残すと、サソリはそれっきり動かなくなった
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 17:30:34.64 ID:qN8/llvQ0
チヨ「サソリ..」

カカシ「死んだ..」

サソリが死亡し、洞窟の中には陰鬱な空気が漂ってきた

カカシ「チヨバア様..行きましょう..」

チヨ「カカシ..お主..」

カカシ「こんなことはもうたくさんだ..憎んで殺し合って..こんなことは俺たちで終わりにしないといけない..暁がしようとしていることは憎しみを際限なく広げようとしいます..止めなくては..」

チヨ「そうだな..ナルト達を追いかけなくては..」
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/23(水) 17:31:58.65 ID:qN8/llvQ0
ウオオオオオオオオオオーーーーーーーーー!!!!!!!

カカシとチヨが腰を上げたとき..遠くの方から獣のような雄叫びと地響きが鳴り響いてきた

チヨ「これは..」

カカシ「ナルト..まさか九尾が!!」

ナルト..我愛羅くんを失い、お前も憎しみに囚われているのか?

お前だけは..俺たちのようにはならないでくれ..

今行くぞ..ナルト..


カカシとチヨは洞窟を後にし、争いを止めるためにナルト達の元へと駆けて行った


おしまい
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/23(水) 23:37:59.87 ID:m4e8p3kPO
おつ
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