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貴方「安価でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
- 2 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/09/29(日) 21:13:37.58 ID:EtSViB1m0
- ――――――――
目を覚ますと、何の変哲もない天井が目に入る。
身体を起こせば今まで寝そべっていたベッドが見える。
そう、今日もまたいたって平常な朝がはじまったのだ。
見滝原中学校に通う【貴方】は平凡な学生だ。
どこにでもあるような一日の始まり。これから朝の支度をして、一学生らしく学校に向かう。
天才的な能力もなければ、もちろん奇跡も魔法も特別な力なんて使えない。
そういえば一時期平和を脅かすらしい影、災害の前兆というのやもしれない珍説を唱える学者が話題になっていたっけ。
――ワルプルギスの夜、だとかそんな呼び名にうっすらと聞き覚えがあるような気もするけれど、
……とにかくこの街は平和だ。そんな平和な朝が幕を開ける。
――――――――
――――――――
【現在】二週 6日目
[知り合い]
・鹿目まどか・・・鹿目さん様様
・美樹さやか・・・張り合いのある女子
・志筑仁美・・・クラスメイト
・暁美ほむら・・・色んなことがわかってきた
・佐倉杏子・・・みんなで一緒に遊んだ
[顔見知り]
・巻き毛の女子生徒・・・ますますわからない
[攻略済]
なし
前スレ:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1550928877/
『オール安価でまどか☆マギカ 26』 >>736あたりから
――――――――
- 3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/09/29(日) 21:17:21.72 ID:Gjb8Kcss0
- >>1
スレ建て乙です
27スレ目にしてついにスレタイが変わったか…
- 4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/29(日) 21:30:05.93 ID:K+Ybq8th0
- 前スレの>>1000は叶えられたらお願いしたいところ
- 5 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/09/29(日) 21:56:12.89 ID:EtSViB1m0
- 一応番外編のつもりなので、スレタイは前からきめてました
前スレの>>1000 いつかは…多分いつかは…多分
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貴方「美樹たちは女子なんだから気を付けないと」
さやか「え?【貴方】って女子だったの?」
貴方「違う!」
さやか「男女差別はんたーい」
貴方「差別じゃなくて区別だ」
まったく、何かあったらどうするんだか。いや、一応今回何かあったのはこっちだったのか。
とにかく俺みたいな男子中学生でも危険な場所ということだ。
そんな俺たちを見て鹿目さんは苦笑いしてて、暁美さんは後ろからわたわたして見てた。
……いたのか。
さやか「中っていっても、入口の近くに落ちてたんだよ」
貴方「そうなのか?慌ててたから全然覚えてないな……」
まどか「ごめんね。心配してくれてありがと。それで、【貴方】くんはどんな写真を撮ったの?」
まどか「【貴方】くんの言う独特な……いい写真は撮れた?撮れたなら見せてほしいな」
貴方「いや、中は暗くてあんまり……。外観なら」
- 6 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/09/29(日) 22:28:45.87 ID:EtSViB1m0
-
貴方「撮ったけど、目指してたような表現には追いつけてないな」
貴方「素人だしな。やっぱただ映すだけじゃダメなんだろうなぁ。儚げな……あの時の暁美さんみたいな」
ほむら「わ、私ですか……?プロの方の雑誌じゃなくて?」
会話の流れで思わず口に出してしまった。そして、やっと会話に入ってくる暁美さん。
話したいならもっと入ってきていいのに。
貴方「この際だから聞いちゃおうか。屋上での写真。あれって誰が撮ったの?」
ほむら「屋上……?あ、もしかして」
まどか「もしかして、それ撮ったのわたしかも」
貴方「鹿目さんが?」
まどか「写真部の子からカメラ借りててさ、ふざけてるうちに撮れちゃったんだよね」
貴方「すげー、写真の才能あるよ」
まどか「そんなことないよ。偶然の産物だし。それならほむらちゃんにモデルの才能があるんじゃないかな?」
ほむら「そ、そんなことないです!偶然の産物です!」
二人は謎の譲り合いを始めた。
1今度一緒に写真撮りにいく?(まどか)
2今度撮らせてくれないかな?(ほむら)
3今度撮らせてくれないかな?(さやか) ※特に話に関係ないけど★1ボーナス
下2レス
- 7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/09/29(日) 22:31:47.34 ID:mfS/TxHs0
- 2
- 8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/09/29(日) 22:32:17.46 ID:Gjb8Kcss0
- 2
- 9 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/09/29(日) 23:17:43.31 ID:EtSViB1m0
-
貴方「じゃあ、今度俺にも写真撮らせてくれないかな?暁美さん」
ほむら「え!?それって、その、あれは偶然の産物であって……自分でも実物覚えてないですけど……。冗談?」
貴方「冗談を言ったつもりはないよ。別に減るのは時間くらいで、そんなに難しい頼みでもないでしょ?」
貴方「あ、変な写真は撮らないから!いやほんとに!」
ほむら「それはわかってますけど……」
まどか「いいじゃない。きっとわたしよりもいい写真を撮ってくれるよ」
貴方「でもさ、鹿目さんも偶然の産物だって馬鹿にはできないんじゃないかな」
貴方「たとえばプロの写真家とかも、その中でも特別にいい写真って偶然から生まれるところもあると思うし」
貴方「ま、わかんないんだけど」
さやか「ちょっとー、そこは断言しなよ」
貴方「俺は写真家じゃないし」
俺のフォロー?に対して、鹿目さんは。
まどか「そっかあ。そういう考え方もできるよね」
――と、案外素直にポジティブに受け止めてくれたようだ。
そんな話をしているうちにいつのまにか先生が来ていて、チャイムが鳴ってみんなは慌てて戻っていった。
――――
――――
- 10 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/09/29(日) 23:23:11.97 ID:EtSViB1m0
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今日はここまで。
- 11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/29(日) 23:26:03.01 ID:K+Ybq8th0
- 乙
出来たら、マミさんと会える方法とか教えてもらいたい
- 12 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/09/29(日) 23:36:29.42 ID:EtSViB1m0
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>マミさんと出会える方法
とりあえず教室の外に出ることですかね…。
はじめはよく知らない人ですが、よく見かけたほうが知り合う機会はあると思います。
- 13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/09/29(日) 23:40:39.65 ID:mfS/TxHs0
- おりマギ勢と出会うにはどうしたら?
- 14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/09/29(日) 23:50:36.57 ID:Gjb8Kcss0
- 乙です
まずはほむらの写真撮ってからかなぁ?
- 15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/29(日) 23:58:02.16 ID:mfS/TxHs0
- 乙
こういうスレもっと増えろ
- 16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/30(月) 16:07:03.48 ID:fl+UE0KOo
- >>1
安価スレにばかり住み着くage厨に気を付けときなよ
調子つくとageながら訳の分からない画像やブログのurl貼っては幾多もの安価スレを滅ぼしてきた6年選手だぜ
- 17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/30(月) 16:07:47.79 ID:fl+UE0KOo
- あとage厨は末尾0で口調が変で異様におりマギ勢ゴリ押ししてくるから直ぐ分かるかと思われ
- 18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/30(月) 16:08:44.50 ID:fl+UE0KOo
- あとage厨は末尾0で口調が変で異様におりマギ勢ゴリ押ししてくるから直ぐ分かるかと思われ
- 19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/01(火) 20:00:54.20 ID:7FXVQaf60
- このスレ面白いね
- 20 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/02(水) 22:39:05.79 ID:vzhuSMUn0
- 昼休み
――なにはともあれ、午前の授業まで滞りなく終わった。
気になっていたカメラのことももう考えなくていいし、謝りに行くシミュレーションをしなくても済むわけだ。
これでゆっくり昼の時間をとれるわけだけど、今日はどうしようかな?。
1美樹たちに声をかけてみる
2購買に飯買いに行かなきゃ
3教室の外へ
4自由安価
下2レス
- 21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/02(水) 22:41:11.22 ID:9c52vVrG0
- 3
マミさんとそろそろ交流したい
- 22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/02(水) 22:41:16.52 ID:cGd9c2Kh0
- 3
- 23 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/02(水) 23:08:37.45 ID:vzhuSMUn0
-
美樹たちもいつもみたいに教室から出て行くみたいだし、今日は俺も外に行こうか。
教室の野郎共に絡まれる前に廊下に向かって歩いて行った。
……見滝原中学校の廊下、ガラス張りの校舎の中から各教室が見える。
みんな自分の席で食べていたり、誰かの席に集まっていたり。
そんな教室郡の並ぶ廊下を抜けて、突き当たりの小さなカフェスペースに腰かけてみる。
テーブルとイスがいくつか置かれた飲食にはちょうどいい場所だ。ただ、隅っこだからかあまり人はいなかった。
たまにはこんな場所で食べるのも悪くないか?弁当の包みを開けてみる。
ここからは階段を行き交う人が見える。
中にはちょっと話し声の大きい人もいて、それだけが少し気になる。
まあ、人間観察しながら食事してるんだと思っておけばそれも悪くはないかもしれない。見ているとなかなか面白い人もいるもんだ。
――と、何の気なしに見ていると。
階段を通っていた人がポケットから何かを落とすのが見えた。
・落ちたもの
下2レス
- 24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/02(水) 23:13:41.71 ID:9c52vVrG0
- 夕食のメモ書き(マミさんの)
- 25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/02(水) 23:15:30.83 ID:cGd9c2Kh0
- 上
- 26 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/02(水) 23:37:45.73 ID:vzhuSMUn0
-
貴方(紙?)
しかも気づいてない。行ってしまう。行先はわかっていた。
屋上だ。その人が、美樹たちと仲いいらしい、よく一緒にいる先輩だったからだ。
最悪、後で美樹たちにでも渡せば無事手元に渡るかもしれない。
でももしもすぐに必要なものだったら? この場で拾って渡しにいくのだって大して時間はかからない。
そう思って、食べ始めようとしたばかりの昼食を一旦中断して追っていく。
貴方(ローストビーフ――牛ももブロック肉、カチョ・エ・ペペ――チーズ……?)
……階段のほうに行って、紙きれを拾って見えた文字だった。
これはすぐに必要なものではないな、と確信する。まあそれでもここまで足を動かしてしまったんだ。
貴方「ちょっとすんません!」
「……? あっ、それ!」
貴方「落としたのが見えたので」
「ありがとう。でもその、……内容見えたかしら?」
貴方「まあ、なんか豪華な食事だなってだけ。おつかいのメモですか?」
「おつかい……というか、買い物のメモではあるわね。今日作ろうと思ったものを」
あぁ、この人自分で作るのか。
だとしたら相当料理上手だ。――そして、優雅だ。
貴方(美樹もこの人に習えばいいんじゃねーの。……いや、この前の家庭科じゃそこそこ活躍してたか)
貴方(じゃあ、本当に習ってたりして?)
1前会った時のこと覚えてます?
2美樹のことについて
3暁美さんのことについて
4鹿目さんのことについて
5多くは語らずクールに去るぜ
6自由安価
下2レス
- 27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/02(水) 23:43:37.79 ID:9c52vVrG0
- 1
- 28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/02(水) 23:54:54.98 ID:Gi0I4wgY0
- 6
料理得意なんですね。見習いたいです。
- 29 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/03(木) 00:14:33.64 ID:QEI26ZEL0
-
貴方「料理得意なんですね。見習いたいです」
「え? ……手順は割と簡単よ。レシピも検索すれば色々出てくるんだし」
貴方「そう言えること自体が得意そうに思えるんですが……」
まず苦手な人は作ろうとも思わないし、火や包丁を使うことを考えるとハードルを高く感じてしまう。
というか大体買うかレストランで食べるって発想しかない。
それか、誰かに作ってもらうか――そういう人が近くにいるといいな。
「拾ってくれてありがとう」
先輩は最後にまた一つ礼を言ってから階段を上がっていった。
貴方(……ああ、そうだ。ご飯食ってる最中だった。弁当弁当)
弁当を置きっぱなしにしているテーブルに戻って食事を始める。
さっき見た豪華な夕飯の字を思い浮かべながら、今日のうちの夕飯はなんだろうなと考えていた。
- 30 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/03(木) 00:15:37.28 ID:QEI26ZEL0
- --------------------------
今日はここまで
主人公の設定によって関わりやすいキャラ・好感度上げやすいキャラってどうしても出来るんですが、
マミイベントは考えていきたいですね…。
- 31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/03(木) 00:33:43.20 ID:TwJusFSo0
- クラスが違う、学年も違う、名前すら知らない、これはデカいハンデだな
- 32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/03(木) 01:48:25.44 ID:ZcpJ1Sut0
- だからこそ料理は活かせると思うんだよ
前に教室で4人でお昼摂った時のことからまどかの弁当みたいなの作りたい・食べたい、ほむらの栄養状態心配だから簡単レシピを知りたい、うまそうな弁当作ってさやかに自慢したい、みたいな感じで話題にできそうじゃん?
次会ったら多分自己紹介ぐらいあるだろうし場合によっては料理を習いたいってのを魔法少女経由で頼めば接点になりそうじゃない?
- 33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/10/03(木) 03:33:45.28 ID:o5m0/24AO
- うむ
- 34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/04(金) 21:22:50.00 ID:ULnYpL5F0
- 杏子もクラスメイトならよかったのに
- 35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/10/05(土) 22:26:15.44 ID:GdNxh/FA0
- そろそろかな
- 36 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/05(土) 23:32:48.97 ID:z1kuW0CE0
- ――――
放課後
帰りのHRを終えると、今日一日の授業が滞りなく終わる。
そう、朝心配していたのとは裏腹に滞りなく終わったんだ。
……美樹たちがカメラを拾っていてくれたから。二人もあんな場所に行ったんだと思うとモヤモヤするけど。
なにはともあれ謝りに部活に向かう必要はなくなった。さて、どうしようか?
1帰宅
2写真部
3暁美さんに撮影を頼む
4部活を掛け持ちしてみる(部を指定)
5委員会
6寄り道
※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。
下2レス
- 37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/05(土) 23:34:11.11 ID:+ygP5yh10
- 2
- 38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/05(土) 23:44:36.10 ID:3hpxH5et0
- 3
- 39 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/06(日) 00:34:28.77 ID:obyipl8W0
-
今度って言ったけど、暁美さんとの約束、できることなら今日にでも誘いたいな。
暁美さんはまだ教室にいるだろうか。教室を見回すと、まだいつもの三人で話していた。これから教室を出るのだろうか。
貴方「暁美さん、モデルの話、よかったらこの後どう?」
さっそく声をかけてみると、暁美さんは足を止める。
どこか戸惑ったようだった彼女を見かねて先に口を開いたのは鹿目さんだった。
まどか「いいんじゃない?行ってきなよ」
ほむら「え、はい……!」
さやか「じゃーね、ほむら。【貴方】も」
まどか「また明日ね」
貴方「おう」
促されて返事をした暁美さん。
でもあの反応、もしかしたら何か用事でもあったとか?
貴方「はいって行ってくれたけど、本当に大丈夫?」
ほむら「だ、大丈夫です。私なんかでよければ……ですけど」
貴方「よくなかったら頼んだりするもんか。じゃ、とりあえず部室までいこうか」
ほむら「はい」
ひとまず暁美さんをカメラのある部室につれていくのはいいとして、撮影場所はどうしようか。
1屋上
2部室
3教室
4校門前
5自由安価
下2レス
- 40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/06(日) 00:38:47.10 ID:Av0wYdNl0
- 1
- 41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/06(日) 00:42:38.60 ID:CtZ6mWFZO
- 1(但し風が強い)
- 42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/06(日) 00:47:38.30 ID:hpNKTJvM0
- パンチラ狙いか
- 43 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/06(日) 01:00:55.06 ID:obyipl8W0
-
……屋上。あの時見た写真と同じ場所。
そのイメージが強烈にあったから、真似しているようだけどまずはそこでいっか。
貴方「おつかれさまっすー」
*「おう。その子は?入部希望か?」
半歩後ろについてくる暁美さんと一緒に部室に入ると、先輩が出迎えてくれた。
なにか期待の目を向けられているけど違う用事だ。
部長は気を抜くとすぐ強引に勧誘してきそうだ。無理強いさせるのはいけない。
貴方「いや、自分がモデル頼んだ子で。カメラとりに来ただけっすよ」
ほむら「…………あ、あの、お邪魔します」
*「モデル?へぇー、いいね。なんか意外だけど派手すぎない感じも逆にいいかもしれないね」
部長、それは暗に『地味だ』って言ってないか?
暁美さんは曖昧な表情をしている。
- 44 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/06(日) 01:12:13.97 ID:obyipl8W0
-
*「そういう役割も兼ねて入部してもいいよ!うちモデル役はいないからさ」
*「心配しなくてもほら、女子もいるよ?二年だと**さんとか。知ってる?他に部活はやってんの?掛け持ちしづらい?」
ほむら「えっ、えっと……」
貴方「質問攻めにしないでくださいよ。暁美さんも急に勧誘されても困るでしょ。今日はそういうつもりじゃないんだし」
貴方「えーと、どれ使おうかな……」
カメラの置いてある棚を探る。その中には金曜落としたカメラもあった。本当によく無事にここまで戻ってきたものだ。
ここにはフィルム式の本格的なのも置いてある。
けど、自分の腕にそこまで自信はないから今日は撮ったらすぐ確認できるやつを使いたい。
貴方「じゃ、撮影いってきます」
ほむら「し、失礼しました……」
カメラを一つ取って部室を後にする。
放課後なら屋上に他の人はいないかな。廊下を歩き、上へと階段を進む。
貴方「いつも昼は屋上で美樹たちと食べてるんだよね」
ほむら「はい。鹿目さんが誘ってくれて……」
貴方「やっぱり鹿目さんかあ」
傍目から見ても仲良さそうだもんな。来たばっかの時から。
- 45 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/06(日) 01:27:29.10 ID:obyipl8W0
-
屋上の扉を開くと、ぶわっ――と風が一気に吹き込んできた。
貴方「うわっ」
ほむら「きゃっ」
突風に足を止められた。暁美さんはスカートを押さえている。
風が落ち着いてから屋上に出て青空を背にする。
……前に見た写真は絶妙に少し斜めの構図から撮られていた。
今思うとあれは鹿目さん自身が背が低いからっていうのもあるかもしれない。
あのイメージはあったけど、こんな日はローアングルはやめといたほうがいいかな。
貴方「風強いね……」
ほむら「そういえば、昼にも置いてたものがすぐ飛ばされて困ったりしてました……」
ほむら「撮りにくい、ですか?」
貴方「人物撮影なら風が吹いてたってそこまでブレることはないけど」
貴方「むしろ髪が乱れやすいとか、服が乱れやすいとか、ポーズが取りにくいとか、モデル側が最高の状態を保ちにくいってのはあるかな?」
ほむら「髪……! そうですね、せめてセットしなおしてきます。だらしないの撮られたら恥ずかしい、です」
そう言うと暁美さんは一旦しゃがみこんでバッグを漁り、手鏡を出して身だしなみを整えはじめる。
あの写真の自然さに惹かれたから俺としてはそこまで気張らないでいいけど、本人は撮られるならっていうのはあるんだろうな。
そこでふと思いついた。
- 46 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/06(日) 18:52:23.65 ID:obyipl8W0
-
貴方「あえて髪をまとめないっていうのはどう?」
ほむら「でも余計に乱れちゃうんじゃ。私、毛量多くて……」
貴方「風で乱れやすいなら、それを利用して靡く髪を撮るってのも雰囲気あっていいと思うんだよ。暁美さん髪長いしさ」
ほむら「そ、そう言うなら……」
『撮る』って身も心も準備整えたらもう鹿目さんの時とは違う。同じ写真は生まれないだろう。
だったら違う雰囲気で対抗するしかない。
しばらくこっちに背を向けて手鏡と向き合う暁美さん。そういう姿はあまり堂々と見せたくないらしい。
後ろから白いうなじが見える。太めの三つ編みにまとめられていたロングの髪。
リボンを外し、二つに編みこまれてまとめられていたロングの髪がほどけていく。そこに手櫛が通ると、黒い髪がふわりと風の中に散らばった。
ほむら「終わりました……」
暁美さんが鞄を整理して立ち上がってこちらを向く。
――真面目な少女然とした、悪く言えば地味な印象を与えていた三つ編みがなくなると、少し大人びて、すっきりとした印象だった。
一言でいうと似合っていた。なんだかあか抜けた……みたいな。
ほむら「あの……撮り、ますか?」
少しの間言葉を失っていた俺に暁美さんは遠慮がちに聞いてくる。
艶があってまっすぐに伸びた髪。よく見ると少しだけ左右に分けていたクセの名残も発見する。
貴方「あ、うん!撮ろう!」
ほむら「ポーズとかは……」
貴方「適当でいいよ。色々撮ってみるし。あまり硬くならないでほしいかな」
もちろん今までだって見た目が悪いとは思ってなかった。むしろ顔立ちは整っているほうだとは思う。
でも、こうして見ると誰がどう見ても正統派美少女だ。
……正直、もったいない。損してる気がする。
- 47 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/06(日) 20:06:27.45 ID:obyipl8W0
-
まず屋上の中央で写真を撮って、それから柵のほうに移動してみる。
柵に手をかけてもらってみたり、正面から撮ったり、横顔を写したり。
恥らうような表情があの写真とはやっぱり違うけどどこか儚さを感じる。けど、俯き加減なことが多いのは少し困った。
貴方「……暁美さん、こっち」
横に回って声をかけると、暁美さんはこっちを振り向いて目線が――レンズに合う。
その瞬間を収めた。画面の中には、風が吹いて、靡く髪に手を添えて振り向いた姿が映っている。
それから小さく疑問符のついた声が聞こえた。
貴方「ゴメン、すぐ下向いちゃうからさ。撮るって言うとどうしても表情が硬くなるし」
ほむら「あっ、すみません。……実は、昔からなんです。昔から、写真ってあんまり得意な思い出ないんですよ」
ほむら「せっかく撮ってもらっても一人だけ目をつむってたり、笑ってって言われても全然うまく笑えなかったり……」
ほむら「それに、【貴方】君はああ言ってくれてるけど、本当に私なんて撮っても価値があるのかなって不安になっちゃったりして……」
カメラに写したのはそんな思いも浮かぶより前の一瞬。
その一瞬が終わると、暁美さんはいつもの自信がなさげな様子に戻る。
貴方「そりゃ写真に自信のあるモデル向きの人はいるだろうけど、そうじゃなくてさ」
貴方「今日は暁美さんが撮りたかったんだ。だから、これでいいんだと思う」
貴方「そんなこと何も気にしないで撮ったって、十分綺麗なんだから」
ほむら「え……!?」
最後の言葉は本心だった。――あれ、これじゃ軽薄なナンパ野郎の台詞みたいじゃんか。
でも、これで暁美さんが少しでも自信をつけてくれるならいっか。
- 48 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/06(日) 20:11:19.71 ID:obyipl8W0
-
――――いくつか写真を撮って、風の強い屋上を後にした。
屋上前の廊下で、暁美さんはまた髪を整えている。
ほむら「…………あの……、さっきのって」
貴方「あ、あぁ、えっと」
ほむら「な、なんでもないです!」
『さっきの』って、やっぱあれのことだよな。
さすがにもう一度聞かれると俺も言葉に詰まってた。
1髪、また結ぶの?
2さっきの言葉について
3自由安価
下2レス
- 49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/06(日) 20:13:17.13 ID:xF77mzoD0
- 2
- 50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/06(日) 20:14:45.32 ID:lQANvW/n0
- 1+2
最後にまた写真を撮らせてと頼む
- 51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/06(日) 20:14:57.02 ID:Av0wYdNl0
- 2
- 52 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/06(日) 21:00:23.54 ID:obyipl8W0
-
貴方「あー、いや、えーと……言葉通りに受け取っといてくれよ」
貴方「曲解とかしないでさ。暁美さんすぐ自分なんてって言うから。自信もっていいと思う」
ほむら「そ、それって……」
貴方「ていうか、髪また結ぶの? あ、下ろしてると邪魔か」
ほむら「えっと、それもあるけど……そうでもないです」
貴方「下ろしてるほうが似合ってるよ。今日はこのままで過ごしてみるのはどう?……まあ、もしよかったらだけど」
そう言うと、暁美さんは少し迷った後、リボンを鞄の中に戻した。
ほむら「じゃあ、【貴方】くんがそう言うなら……今日はそうしてみます」
カメラを使った後は返さなきゃいけない。
部室に戻る間、その間に廊下を歩きながら二人で写真を確認していた。
貴方「自分で見てみてどう?」
ほむら「じ、自分じゃよくわからないです」
俯いてたり、ちょっとぎこちない表情もこれはこれで暁美さんらしい雰囲気になってると思う。
でもやっぱりあの最後に撮った写真が一番思い入れがあって、綺麗に見えた。
- 53 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/06(日) 21:36:52.79 ID:obyipl8W0
-
部室に戻ると、カメラを返す前にパソコンにつないだ。
パソコンの画面にさっきも見たデータが並ぶ。印刷ができるのはここだけだ。
貴方「いくつかデータ印刷しようか。暁美さんも記念にさ」
ほむら「なんだかでも、変な気がします。何の記念でもないのに、私だけ写ってて……」
貴方「まあそう言わずに」
いくつか写真を印刷して渡してからカメラを返却する。
ほむら「あの……今日はありがとうございました。写真も記念に取っておくことにします」
貴方「ああ。付き合わせたのは俺だろ?こっちもありがとうな。モヤモヤしてた理想に近づけた気がする」
*「――――おー、戻ってきたか。って、ん?あれ?」
すると、ちょうどどこかへ行っていた部長が帰ってきたようだ。
視線は暁美さんのほうに注がれていた。
*「モデルやるって言ってた子だよね?髪ほどいたのか!へー、いいじゃん」
*「マジで入部しない?俺にも撮らせてよ。【貴方】より絶対上手く撮るからさ!あ、撮る側に回るのも大歓迎だから!」
貴方「だから今日はそういうつもりで来たわけじゃないって。暁美さんも知らない人に撮られるのは嫌だったりしない?」
ほむら「えーと………………ちょっとだけ、考えておきます」
*「よし!入部の紙は先生に言えばくれるからね」
貴方「マジで……っ!?」
これは意外な展開だった。暁美さんが首を縦に振るとも思ってなかったし。
自信がついた結果、なのか?
でも、これでもし暁美さんが人気になってしまったら少し複雑な気持ちだ。最初に誘ったのは俺なのに。
貴方「暁美さん、俺にもまた写真撮らせてくれる?」
ほむら「……はい」
そう答えてくれて、満足しながら部室を出て、校舎を後にした。
- 54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/06(日) 21:40:01.98 ID:or7eByN00
- メガほむ、まさかの光画部入部?
- 55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/06(日) 21:43:13.96 ID:zXVul9IPO
- 光画部って、あ〜るかよw
- 56 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/06(日) 21:56:10.43 ID:obyipl8W0
-
【貴方】 6日目終了
[知り合い]
・鹿目まどか・・・鹿目さん様様
・美樹さやか・・・可愛いとこもあるじゃん?
・志筑仁美・・・クラスメイト
・暁美ほむら・・・美人だったんだな
・佐倉杏子・・・みんなで一緒に遊んだ
[顔見知り]
・巻き毛の女子生徒・・・なんか色々すごそう
[攻略済]
なし
- 57 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/06(日) 22:25:36.07 ID:obyipl8W0
- ――――
7日目 教室
自分の教室に入ると、周囲に向けて挨拶しながら鞄を置く。
すると三人からも挨拶が返ってきた。
さやか「おはよ」
まどか「おはよう、【貴方】くん」
ほむら「おはようございます……」
別になんともない朝だ。
しかしそこで驚いたのが、いつもとは違う暁美さんの姿だった。
さやか「なーに見とれてんのよ」
まどか「えへへ、【貴方】くんもやっぱり驚いた?」
ほむら「…………」
昨日学校の屋上で撮影をして別れた時と同じ。
暁美さんの三つ編みはほどかれ、頭にカチューシャがついているだけだった。
大分長い事二つに分けていたからなのか、昨日も見つけたクセは風が吹いていない今のほうがよくわかる。
しかし暁美さんはやっぱり自信なさげにもじもじとしていた。
1いいね、と褒める
2本当に写真部に入部するの?
3自由安価
下2レス
- 58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/06(日) 22:32:54.48 ID:Av0wYdNl0
- 1+2で無理しなくてもいいんだよと言っておく
- 59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/06(日) 22:34:33.71 ID:9ZyC/hKR0
- 改めて見てもやっぱりいいよ。すごくいい
- 60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/06(日) 22:34:45.82 ID:or7eByN00
- 1
言う前に綺麗だと呟いてしまい更にその事を3人に聞かれてしまい大慌て
- 61 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/06(日) 23:11:32.23 ID:obyipl8W0
-
貴方「改めて見てもやっぱりいいよ。すごくいい」
ほむら「ほ、本当ですか?」
貴方「もちろん」
まどか「あれ?改めてってことは、見たことあるの?」
貴方「昨日ね。写真も撮ったんだ」
まどか「へー!見せてもらってもいい?」
ほむら「う、うん。うちにあるので……」
まどか「やった。今度ほむらちゃんち遊びに行くね」
さやか「ありゃー、これはただならぬ怪しい雰囲気……」
何かを感じ取ったらしく美樹がつぶやく。
最初はここだけで話をしていたが、周りの女子たちも集まってくる。男子勢もそわそわと見ている。
さやか「あたしも髪下ろしたらちやほやされるか?」
まどか「なに言ってるのさやかちゃん」
さやか「寝言は寝て言えみたいなマジな反応やめてくれる?あと、まどかはそれが一番似合ってると思うよ」
さやか「……伸ばしてみる、かな。ちょうどいい区切りだし」
- 62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/06(日) 23:25:44.17 ID:or7eByN00
- ロングのさやか、マギレコの変身シーンにあったなぁ
- 63 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/06(日) 23:29:19.70 ID:obyipl8W0
-
――――授業開始のチャイムが鳴る。
正直言って1,2を争うほど退屈な授業。
前で話す先生たちの後ろでは、まだ朝の暁美さんの話題がちらほらと続いていた。
みんなの反応はもちろん芳しいものが多いが、髪型を変えてきたという『驚き』のほうが強かった。
たしかにそうだろうな。昨日のことがなくていきなり髪を下ろしてきたら俺もまず驚く。
……当人は、かなり真面目にノートをとっているところだった。
授業中
1こっちも集中するか
2話しかける(クラスメイト指定)
3他の人を眺める(クラスメイト指定)
4自由安価
下2レス
- 64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/06(日) 23:30:52.42 ID:Av0wYdNl0
- 2仁美
- 65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/06(日) 23:31:19.92 ID:or7eByN00
- 1するもほむらが気になって3
- 66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/06(日) 23:32:03.40 ID:zXVul9IPO
- 1
- 67 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/07(月) 00:21:17.81 ID:ts47Y/3g0
-
貴方(こっちも集中するか)
ボードに書き足される内容をノートにうつす。
暁美さんは先生が話してただけの内容も書いてたっけな。
ノートが一区切りついてペンを置くと、自然と暁美さんのほうに目がいっていた。
ほむら「……」
やっぱ、綺麗になったよな。三つ編みが悪いとは言わないけど。
これであと少し胸を張って堂々としていたらもっと魅力的になると思う。
ほむら「……!」
見ていると、暁美さんもこっちに気づく。
気付いた瞬間に、目を逸らされてしまった。こっちも居た堪れなくなってどこでもない場所に視線を移す。
……そんなことをいくらか繰り返していた。
――――
――――
*午前の授業は滞りなく終わりました。
1美樹たちに声をかけてみる
2購買に飯買いに行かなきゃ
3教室の外へ
4自由安価
下2レス
- 68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/07(月) 00:22:50.65 ID:eU6DNLOI0
- 眼鏡は掛けているのか?一度くらい眼鏡を外したところを見てみたいんだけどいいかなって言ってみたい
- 69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/07(月) 00:35:17.85 ID:bebIg7jv0
- ↑
ダメなら1
- 70 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/07(月) 00:46:33.02 ID:ts47Y/3g0
- --------------------------------
今日はここまで
眼鏡はかけてます。
- 71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/07(月) 01:10:20.30 ID:oBi8kM2u0
- うーすおつー
- 72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/10/09(水) 16:37:32.55 ID:e8aVNsM30
- 今はかわいいけど最終的に悪魔になっちゃうんだよな
- 73 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/09(水) 22:06:04.65 ID:Ddc561oN0
- 昼休み
チャイムが鳴ると、教室全体がざわめきだす。
美樹たちは今日も弁当袋を持って教室を出る準備をしている。
しかし、今日は他の女子も一緒にいるようだった。
*「髪キレイー。手入れは?シャンプー何使ってるの?」
ほむら「特別なことはしてないと思うんですけど……」
*「なにそれうらやましーい!」
*「てか今日は一緒に食べない?いつも昼休み始まると三人でどっか行っちゃうじゃん」
さやか「ごめん、待ち合わせてる人いるからさ」
暁美さんの髪をいじりながらそれを話題にした雑談。それと昼を誘ってるようだ。
しかし返答はつれないものだった。
*「そっか。でも前は違う三人だったのにね」
*「あ、バカ。その話は……」
さやか「…………」
女子二人が何かを言い合っている。二人が見ていたのは、前は美樹たちとよく一緒にいた志筑さんのほうだった。
あまり一緒にいるのを見かけなくなったのは暁美さんが転入してきたくらいからだろうか。
ちょうど入れ替わるように暁美さんがいる。
貴方(……喧嘩でもしたのか?)
- 74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/09(水) 22:42:21.59 ID:e8aVNsM30
- キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
- 75 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/09(水) 22:56:51.64 ID:Ddc561oN0
-
結局いつものメンバーだけで屋上に行くみたいだ。
貴方「ねえ、暁美さん」
ほむら「え?」
貴方「暁美さんってやっぱり目が悪いの?」
ほむら「小学生くらいからこれがないと生活できないです……で、でもどうしたんですか?」
貴方「一度くらい眼鏡を外したところも見てみたいなって」
ほむら「お、面白いことはないと思います……」
そう縮こまって言う暁美さんの背後に美樹が回る。
さやか「よっしゃーもらった!あたしも一回くらいかけてみたかったんだよねー」
ほむら「ひえっ、み、美樹さん?」
珍しい眼鏡のない暁美さんだが、慌て顔だ。
代わりに美樹の顔に赤縁の眼鏡がかかっている。
さやか「どうよ?」
貴方「びっくりしたよ。美樹がかけると驚くほど印象違うんだな」
さやか「え!どういう意味?」
貴方「全然まじめそうに見えない」
- 76 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/09(水) 23:09:04.21 ID:Ddc561oN0
-
さやか「もっと他に感想ないの?」
ほむら「このままじゃ行けないです……」
まどか「もういいよね?さやかちゃんも返してあげてくれないかな?」
さやか「しょーがないなぁー。なんか目悪くなりそうだし」
美樹から眼鏡を返してもらうと暁美さんはいそいそと自分の顔にかける。
視界が戻ってやっと落ち着いたようだ。
さやか「うーん、でもほむらは本当に目悪いんだなあ」
まどか「ほむらちゃんは入院中いっぱい本読んでたんだよね?」
ほむら「暇で暇で……。入院してるのに目まで悪くしちゃいけないですよね」
貴方「といっても、なっちゃったものはしょうがないだろ。こっちこそ無理なお願いして悪かったよ」
あまり話してても先輩を待たせるか。
こっちもあまり遅くならないうちに弁当を広げることにした。
――――
――――
*午後の授業が終わると待ちに待った放課後です。
1帰宅
2写真部
3部活を掛け持ちしてみる(部を指定)
4委員会
5寄り道
※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。
下2レス
- 77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/09(水) 23:12:32.09 ID:0jxj8zaO0
- 5 そういえば、帰りに買い物頼まれていたっけ
- 78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/09(水) 23:13:04.96 ID:e8aVNsM30
- 上
- 79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/09(水) 23:13:49.84 ID:B2IxopMw0
- 買い物がてらにカメラ屋を除いてみる
- 80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/09(水) 23:19:34.42 ID:e8aVNsM30
- 委員会のメリットは何かあるのかな
- 81 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/09(水) 23:28:17.98 ID:Ddc561oN0
- 放課後
――――帰りのHRが終わってチャイムが鳴る。
そういえば帰りに買い物を頼まれていたっけ。
鞄の中からメモを取り出した。
昨日昼食時に拾ってあげた紙を思い出す。
正直、あれほど豪華なものは書かれていない。
・買い物リストの中身
下3レスまで
- 82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/09(水) 23:35:59.21 ID:B2IxopMw0
- 今晩の夕飯の材料
秋刀魚、野菜など
- 83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/09(水) 23:38:24.34 ID:aQPEFn6GO
- ペットの餌
- 84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/09(水) 23:42:33.14 ID:B2IxopMw0
- LED電球
- 85 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/10(木) 00:04:52.81 ID:XXqsA/ax0
-
……食品とペットの餌とLED電球、だそうだ。
スーパー寄ってからホームセンターにでもいくか。
駅前に行けば揃うだろう。大体なんでも揃う。
校舎を出ると足を進めて駅前の通りに着いた。
*遭遇
1ひとり暮らしって言ってたっけな、暁美さん
2今日の夕飯はなんだろう?買い物中の先輩
3同じくおつかい?鹿目さん
4同じくおつかい?美樹
5あの赤い髪は……
下2レス
- 86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/10(木) 00:06:53.42 ID:/tIA36olO
- 5
- 87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/10(木) 00:07:15.54 ID:HEIC91CN0
- 1
- 88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/10(木) 00:07:23.15 ID:+3gCh9LI0
- 2
こういう時しか会えないし
- 89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/10(木) 00:11:22.29 ID:9+mZVe3F0
- 失敗して悲しい……
- 90 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/10(木) 00:16:51.75 ID:XXqsA/ax0
- -----------------------
今日はここまで
委員会は会よっては誰かが所属してるかも
縦割り系で学年違いと関わる構想とかあったけど今からやると後出し感すごいなぁ
- 91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/10(木) 00:26:15.71 ID:9+mZVe3F0
- マミさんとの交流が難しい……
- 92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/10(木) 00:26:22.26 ID:HEIC91CN0
- 乙です
委員会に関わってる生徒って誰かいるかな?
仁美はお稽古事とかで忙しそうだし無理くさいし
- 93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/10(木) 00:30:11.33 ID:+3gCh9LI0
- 後出しでもいいから学校内の好きなキャラと交流できる便利なイベントだったらいいな
- 94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/10/12(土) 17:36:11.83 ID:LQQHIFVW0
- 乙
- 95 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/12(土) 22:25:36.98 ID:DN0AvvKnO
-
――まずは食料品だ。メモを片手にスーパーの中を練り歩く。
野菜買おうとしてたんだっけな。まあなんか安売りの買っておけばいいだろう。
それから鮮魚・精肉コーナーのほうに行くと知り合いと会った。
ほむら「あっ……」
暁美さんだ。同じく制服のまま買い物かごをもってる。
まったく気付かなかったけど、本当は同じようなタイミングでここまで来てたんだろう。
貴方「奇遇だね。あそっか、一人暮らしだからよく寄るの?」
ほむら「そ、そうですね……」
何の気なしに籠の中を見てみる。総菜コーナーの弁当といくつかのレトルト食品が入っていた。
昼にもいつも出来合いのものを買ってるらしい暁美さん。
まあそりゃ自炊も楽じゃない。でも今は魚を見てたみたいだった。
貴方「ご飯自分で作ったりするの?」
ほむら「さ、魚焼くくらいならできますよ。……たぶん」
……多分、か。
そういえばこの前の家庭科ではもっぱら俺たちと一緒に皿洗いに回ってたのを思い出す。
1料理興味あるの?
2料理上手な女性っていいな
3栄養のあるもの食べたほうがいいよ
4自由安価
下2レス
- 96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/10/12(土) 22:32:01.96 ID:LQQHIFVW0
- 安価下
- 97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/12(土) 22:34:06.39 ID:P9oAngys0
- 1+3
魚の話題が出たので一緒に見て美味しそうなのをほむらに勧める
- 98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/10/12(土) 22:36:14.02 ID:LQQHIFVW0
- 4金髪の先輩を発見する
- 99 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2019/10/12(土) 23:13:37.72 ID:DN0AvvKnO
-
貴方「料理興味あるの?」
ほむら「できたほうがいいとは思います。でもうちじゃキッチンも狭いし、道具も何も揃ってなくて」
貴方「あぁ、そっか……。ちなみに魚焼くグリルとかはあるの?」
ほむら「で、電子レンジじゃだめですか……?」
貴方「いいのかな……それはわかんない」
貴方「まあとにかく栄養あるもの食べたほうがいいよ。一緒に見てみよう」
鮮魚コーナーに並ぶ魚たちを見る。
焼き魚(?)にしやすそうなのがいいよな。ついでに生でも大丈夫そうなほうがいい?
この時間だと値引きシールの貼ってあるものは少ない。まず自分が買おうとしていたさんまを取ってみる。
さんまなら加熱すれば食べられるか?生だと寄生虫が心配?
貴方「……暁美さんはこれとかどう?最初から味付いてるし」
貴方「ちょっと手間かけるならムニエルとか家庭科でやっただろ。……あれ、その時暁美さんいなかったっけ?」
ほむら「鮭…………いいですね。これ、買ってみます」
それぞれ買いたいものを買ってスーパーでの買い物を終える。
次はホームセンターか。
*ホームセンター
1同じくおつかい?鹿目さん
2あの赤い髪は……
3次も暁美さんと一緒に行動
下2レス
- 100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/12(土) 23:17:53.09 ID:9LhU+cpzO
- 1
- 101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/10/12(土) 23:18:08.34 ID:P9oAngys0
- せっかくだから3
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