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スイレン「サトシ。いい加減働いて」サトシ「わかってるよ」
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18 :
◆dRr8FDONvA
[sage]:2019/09/17(火) 20:20:38.32 ID:1xtCmh1NO
>>17
訂正
スイレン「うん…サトシ…シロナも知り合いで……挑んだの!ゼンリョクのポケモンバトル」
↓
スイレン「うん…サトシ…シロナさんも知り合いで……挑んだの!ゼンリョクのポケモンバトル」
19 :
◆dRr8FDONvA
[saga]:2019/09/17(火) 20:36:47.01 ID:1xtCmh1NO
スイレン「結果は惨敗。サトシはシロナさんに手も足も出なかった」
スイレン「サトシ……トラウマになっちゃったみたいなの。そのバトル」
グラジオ「トラウマ?らしくないな……サトシなら次こそは!……と更に燃え上がるものだと思っていたが……」
スイレン「うん、私もそう思ってた………でも……」
グラジオ「?」
スイレン「………と、とにかく…それ以降…サトシは話の通り!仕事もしない!リーグにも出ない!」
スイレン「でも……ポケモンバトルの特訓はかかさない!きっと……まだ未練があるんだと思うの…だから……」
スイレン「………火をつけて欲しいの!サトシのトレーナー魂に!」
グラジオ「!」
スイレン「………私じゃ無理……でも……出来る!グラジオなら!」
スイレン「子供の頃……アローラリーグの決勝をサトシと戦ったグラジオなら!」
グラジオ「……………」
スイレン「も、もちろん無理にとは言わない!リーリエから聞いてる……今カントーにいるのは仕事だからだって…」
スイレン「それに……サトシがあのままでも私は……」
グラジオ「……………」
グラジオ「………こっちに来る時…お前たちのことをリーリエに頼まれてた」
スイレン「………え?」
グラジオ「………まぁ、余計なやつもついてきたがな」ボソッ
スイレン「余計なやつ……??」
グラジオ「……サトシは俺のライバルだ!俺もそんな腑抜けたやつに負けたつもりはない」
スイレン「グラジオ……じゃあ……」
グラジオ「………ああ!俺に任せてお………」
スイレーン
スイレン「………え?」 ピクッ
グラジオ「………ん?この声は……」ピクッ
20 :
◆dRr8FDONvA
[saga]:2019/09/17(火) 20:46:19.34 ID:1xtCmh1NO
サトシ「スイレン!!」ガチャッ
ピカチュウ「ピカ!」
スイレン「サトシ!?何でここに!?」
サトシ「スイレン……」チラッ
グラジオ「!」
グラジオ「………アローラサトシ。久しぶりだな?リーリエやスイレンから聞いてるぞ。お前……」
サトシ「………っ! グラジオォォォ…」ワナワナ
グラジオ「え?」ビクッ
スイレン「さ、サトシ……どうしたの?何でここに!?」
サトシ「…………」ツカツカ
スイレン「…さ、サトシ……?」
サトシ「………スイレン……」
21 :
◆dRr8FDONvA
[saga]:2019/09/17(火) 21:01:55.00 ID:1xtCmh1NO
サトシ「………うぅ……嫌だ……捨てないでくれよぉ〜…!!」グスッ
スイレン「………へ?す、捨てる……?」
サトシ「俺……心入れかえるから…!ギャンブルもやめるし、仕事もするよ……!!だ、だから……」ウルウル
スイレン「………ど、どうしたのサトシ!?」
グラジオ「……………」
サトシ「別れたくないよぉ〜!!」グスグス
スイレン「わ、別れるって……なんの話……」
グラジオ(サトシ……どうやら話以上のようだな……)タラッ
サトシ「俺…俺……!!スイレンと一緒じゃなきゃ生きてる意味なんてないんだよ!!」グスッ
スイレン「うえぇぇ!?////」
ピカチュウ「ピカピ……」
ウワーン
グラジオ「……………」
グラジオ(しばらく見ない内に……何て様だサトシ!!)
グラジオ(俺は……俺は……!そんな情けない姿のお前を見たくなんてなかった!!)クッ
スイレン「お、落ち着いてサトシ!何かあったの?」
サトシ「うぅ……ごめんスイレン……俺が悪かったよ…」ゴシゴシ
スイレン「え?」
サトシ「だ、だから……」
グラジオ「おいサトシ!!」
サトシ「!」ピクッ
グラジオ「………なんだその情けない姿は!!見損なった……」
サトシ「………見損なったぜグラジオ…」ユラッ
グラジオ「………え?」
22 :
◆dRr8FDONvA
[saga]:2019/09/17(火) 21:14:48.21 ID:1xtCmh1NO
サトシ「………グラジオのことは……さいっこーに熱いライバルだと思ってたのに……」
グラジオ「………それはこっちのセリフだサトシ!俺は……そんな情けない姿のお前を……」
サトシ「………俺の……大切な人に手を出すなんて許さねぇ!!」ギロッ
グラジオ「え?」
スイレン「大切な人………サトシ……」キュン
スイレン(サトシ……きっとなんか誤解してる……でも……)
スイレン(嬉しい////)ポッ
ピカチュウ「チャア〜………」
グラジオ「お、おい待てサトシ!!お前は何か誤解している!!」
サトシ「うるせぇぇぇぇ!!!!」
グラジオ「」ビクッ
サトシ「外に出ろグラジオ!!ポケモンバトルでギッタンギタンにしてやるよ!!!」
ピカチュウ「ピッカー!!」
23 :
◆dRr8FDONvA
[saga]:2019/09/17(火) 21:32:07.46 ID:1xtCmh1NO
荒野
ヒュオオオ……
サトシ「……………」
ピカチュウ「ピッカ」
グラジオ「………フンッ、よくわからないがやる気になったようだなサトシ」
サトシ「あ?」
グラジオ「スイレンやリーリエからお前の話を聞いた時には……」
サトシ「軽々しくスイレンの名前出してんじゃねぇよ」
グラジオ「………」
スイレン「………あの、サトシ…何か誤解……」
グラジオ「………いや、いい…」スッ
スイレン「グラジオ……」
サトシ「おいグラジオ!!スイレンとクチきくな!!埋めるぞ!!」
スイレン「サトシ……」
ピカチュウ「ピカピ……」ハァ
グラジオ「………意外だな…お前がポケモン以外に夢中になるなんて」フッ
サトシ「は?」
グラジオ「サトシ……俺はお前がブラブラしている5年の間に…ポケモンバトルの特訓は欠かさなかった……いつかお前に勝つため……それを目標にゼンリョクでな」
グラジオ「あの頃の俺と同じだと思ったら痛い目をみるぞ?」スッ
ボンッ
シルヴァディ「ヴァディ!」
サトシ「………ピカチュウ」
ピカチュウ「ピッカ!」ヒョコッ
グラジオ「………いくぞシルヴァディ!!腑抜けたサトシに火を入れてやれ!!」
シルヴァディ「ヴァディ!!」ダッ
ドカッ
バキッ
グシャッ
24 :
◆dRr8FDONvA
[saga]:2019/09/17(火) 22:14:21.01 ID:1xtCmh1NO
シルヴァディ「」プスプス
グラジオ「シルヴァディーー!!」
サトシ「やったー!勝ったぜピカチュウ!」
ピカチュウ「ピッカー!」
グラジオ(ば、馬鹿な……!!手も足も出なかっただと………?)ガクガク
スイレン「どんまいどんまいグラジオ」スッ
グラジオ「!」
スイレン「サトシ……さっきも言った通り、ヒマさえあればバトルの特訓!サトシのヒマな時間は無限!」
スイレン「お陰でサトシ…大会には出ないけどメチャツヨ!」
グラジオ「………な、なんだと!?」
サトシ「なーに言ってんだよスイレン!」
スイレン「! サトシ……」
サトシ「あ、愛のパワーってやつだよ////」テレッ
ピカチュウ「カァーッ////」
スイレン「うぅ……サトシのばか!////」プイッ
サトシ「ば、バカって……そりゃないだろスイレ〜ン!」
グラジオ「………………」
サトシ「ねぇスイレン!今の俺とグラジオ、どっちがカッコよかった?」ワクワク
スイレン「う〜ん…………グラジオ!」
サトシ「えぇ!?」ガーン
スイレン「うっそで〜す♪」テヘッ
サトシ「スイレーン!そういう嘘やめろよ〜」
スイレン「えへへ♪」
ピカチュウ「ピカー!」
キャッキャ
グラジオ「………………」
グラジオ(お、俺の5年間っていったい………)ズーン
25 :
◆dRr8FDONvA
[saga]:2019/09/17(火) 22:24:40.99 ID:1xtCmh1NO
スイレン「あっ、そういえばサトシ……さっき何で泣いてたの?」
サトシ「そ、それはその〜………スイレンがグラジオと浮気したと勘違いして……」
スイレン「浮気?ハァ……そんなのするわけない」
サトシ「スイレン……」
スイレン「………てゆーか、そんなのするくらいならとっくに見捨ててる!サトシのことなんか!」ビシッ
サトシ「………うっ…」
スイレン「………さっき……嬉しかった…」
サトシ「え?」
スイレン「………私も同じ!サトシと一緒じゃなきゃ生きてけない!」ニコッ
サトシ「スイレン……」ウルウル
ピカチュウ「ピカー!」
サトシ「………あー、グラジオ…」スッ
グラジオ「?」
サトシ「な、なんか誤解だったみたい!ごめんな?」ハハハ
ピカチュウ「ピカー」ペコッ
グラジオ「………………」
グラジオ「………うぅ……!」グスッ
サトシ「………へ!?ぐ、グラジオ!?」ビクッ
グラジオ(……くそっ!なんだこの気持ち……!手も足も出なかった上に情けをかけられて……)ポロポロ
グラジオ(涙が……止まらない!)ポロポロ
グラジオ「うぅ……!くそっ!」グスッ
サトシ「ど、どうしたんだよグラジオ!?謝ったじゃん!」
ピカチュウ「ピカァ」
スイレン「サトシ、そういえば何でわかったの?私がグラジオといたこと」
サトシ「あ〜……それは……」
「サトシー!」
サトシ、スイレン「!」
26 :
◆dRr8FDONvA
[saga]:2019/09/17(火) 22:35:46.48 ID:1xtCmh1NO
アセロラ「こんなところにいたんだねー?もぅー!探したよ〜!」タッタッタ
ミミたん「キュー」
サトシ「アセロラ!」
ピカチュウ「ピカー!」
サトシ「そうそうスイレン!アセロラが教えてくれて……」
スイレン「大丈夫サトシ」スッ
サトシ「へ?」
スイレン「………ピンときた!女の勘!」
サトシ「え?」
ピカチュウ「ピカ?」
アセロラ「もうー!急に飛び出してくから心配して……」
スイレン「………アローラ!アセロラ!久しぶり」ニコッ
アセロラ「! す、スイレン……」
アセロラ「………よ、良かった〜……サトシ、スイレンと仲直りできたんだね?」ニコッ
サトシ「ああ!お陰様でな?」
ピカチュウ「ピカ!」
アセロラ「そ、そっかー……アセロラ、心配したんだよ?」ハハハ
スイレン「本当にありがとうアセロラ!」
アセロラ「え?」
スイレン「アセロラのお陰でサトシとはラブラブ!アセロラは縁結びのラブカス!」ニコッ
サトシ「ラブラブってスイレン////」テレッ
アセロラ「そ、そっか〜……と、ところでスイレン」
スイレン「なに?」
アセロラ「………久しぶりに会ったんだし……アセロラとバトルでもしない?」ニコッ
スイレン「………のぞむところ」スッ
27 :
◆dRr8FDONvA
[saga]:2019/09/17(火) 22:47:48.04 ID:tDdMEuFc0
スイレン「アシレーヌ!!」
アシレーヌ「シレーヌ!!」
アセロラ「ラプー!お願い!!」
ラプー「ゲーンガ!!」
アセロラ「………スイレン、手加減はしないからね?」ニコニコ
スイレン「………こっちも全身全霊ゼンリョク!!」
アセロラ「………ラプー!!」
スイレン「………アシレーヌ!!」
ラプー「ゲーンガ!!」ダッ
アシレーヌ「シレーヌ!!」ダッ
ドカッ
バキッ
グシャッ
28 :
◆dRr8FDONvA
[saga]:2019/09/17(火) 22:59:54.32 ID:1xtCmh1NO
ラプー「」プスプスプス
アセロラ「えぇ……?えぇぇぇ……?」
スイレン「やったね!アシレーヌ!」グッ
アシレーヌ「シレーヌ♪」グッ
アセロラ「………な、なんで……?む、昔はこんなに……」
サトシ「どんまいアセロラ!」
アセロラ「サトシ……」
サトシ「スイレンにはいっつも俺のバトルに付き合ってもらってるからさ?かなり強いぜ?」
ピカチュウ「ピカー!」
スイレン「違うサトシ!その……」コホン
サトシ「え?」
スイレン「………あ、愛のパワー……////」ボソッ
アシレーヌ「シレーヌ♪」
サトシ「スイレン……」ウルウル
スイレン「////」カァーッ
ワイワイ
アセロラ「……………」
アセロラ「………うぅ……!…なんで?なんでよ……」グスッ
ミミたん「キュー……」
サトシ「あわわ……!お、おいスイレン!アセロラ泣かすなよ」
スイレン「………サトシはどっちの味方?私とアセロラ」ジトッ
サトシ「……あ…いや……そういうのじゃなくて……」ハハハ
ピカチュウ「ピカピ……」
29 :
◆dRr8FDONvA
[saga]:2019/09/17(火) 23:20:26.95 ID:1xtCmh1NO
サトシ「……あ、あのさ…スイレン…」コホン
スイレン「?」
サトシ「その……今回…勘違いとはいえ、俺……スイレンが他の人に浮気しちゃったらって考えたらすっげー怖くなったんだ」
スイレン「サトシ……」
サトシ「……バカだよな?…スイレンが俺の側にいるのが当たり前なんて思っちゃって甘えて……本当なんていうか……」
スイレン「………うん、サトシは本当にバカ!子供の頃から」クスッ
サトシ「……俺……さっきも行った通り就職するよ。ギャンブルもやめる!」
スイレン「………え?」
サトシ「……その……情けないけど今は指輪は買えない!でも、いつかはすっげー良いのを渡すよ!……だから……」
サトシ「俺と結婚してくれ!スイレン!」
スイレン「サトシ……」
スイレン「………なんだかカッコ悪い。そのプロポーズ」クスッ
サトシ「えぇ!?」
スイレン「でも……すっごくサトシらしい!」ニコッ
サトシ「す、スイレ……」
スイレン「はい」
サトシ「……え?」
スイレン「私でよければ……喜んで!」ニコッ
サトシ「スイレ……」ウルウル
スイレン「あ〜……もう!サトシはすぐ泣く」グスッ
サトシ「だ、だって〜」グスッ
ピカチュウ「ピカピカ」ニコニコ
アシレーヌ「シレーヌ♪」ニコニコ
ワイワイ
グラジオ「………………」
アセロラ「……………」
アセロラ「………え?な、なに?何がどうなってるの??」
グラジオ「………いや、俺に聞かれても……」
ミミたん「キュー」
こうしてサトシとスイレンは結婚した
そして……
30 :
◆dRr8FDONvA
[saga]:2019/09/17(火) 23:34:51.63 ID:tDdMEuFc0
1年後……
アローラ地方
アローラリーグ会場
係員「あ、あの……グラジオ選手!そろそろ試合のお時間です!」
グラジオ「………」スクッ
グラジオ「……いくぞシルヴァディ」
シルヴァディ「ヴァディ!」
31 :
◆dRr8FDONvA
[saga]:2019/09/17(火) 23:59:00.38 ID:1xtCmh1NO
司会『さぁーー!!いよいよ始まりましたアローラリーグ決勝戦!!』
司会『……この戦いを制し、アローラの覇者となるのは誰か……そして……』
司会『アローラ代表として…来るべき…全地方チャンピオンタッグポケモンリーグへの挑戦権を手に入れるのはどちらの選手か!!』
ワーワー
マオ「いよいよだね〜?」
マーマネ「うん!」
司会『それでは選手入場です!!まずは……』
司会『一回戦、ホシ選手!二回戦、マーマネ選手!準決勝戦イリマ選手との激しいバトルを勝ち抜いてきた……』
司会『グラジオ選手とシルヴァディーー!!』
グラジオ「……………」
シルヴァディ「ヴァディ!」
ワーワー
ホシ「キャーー!!グラジオさーん!!頑張ってー!!」
マオ「ホシちゃん…落ち着いてよ」ハハハ
マーマネ「いいなぁ…決勝戦…僕もあの舞台に立ちたかったな〜」
トゲデマル「マキュキュ!」
マオ「ふふっ、また来年頑張ろうよマーマネ!」
マオ「今日は……二人をゼンリョクで応援!だよ?」グッ
アマージョ「ジョッ!」
マーマネ「……うん!だね!」
トゲデマル「マキュー!」
32 :
◆dRr8FDONvA
[saga]:2019/09/18(水) 00:18:23.91 ID:rerJTsIsO
ワーワー
グラジオ「……………」
グラジオ(思えば……長いようで短い1年だった……)
グラジオ(1年前のあの日……俺はサトシとのバトルで手も足も出せずに負けた……あの日の涙は…この1年忘れたことはない)
シルヴァディ「ヴァディ!」
グラジオ(あれから1年……俺はまたライバルとしてお前の隣に並び立つ為に……いや……お前を越える為に血の滲むような特訓をしてきた……)
グラジオ(生活の全てをポケモンバトルに注ぎこんできた……リーリエには"明日から会社に来なくていいですよお兄さま"と言われる程にな……)
グラジオ(……あの時のバトルを何度も頭の中で繰り返しもした……そう……すべてはお前に勝つためだサトシ!!)キッ
グラジオ(今の俺は……あの日のサトシに……バトルの技術もポケモンとの絆も負けてはいないハズだ……!!だが……)
グラジオ(まだ何か……足りない気がする……)
司会『さぁー!続いて……決勝戦を戦うもう1人の覇者は………』
グラジオ「!」
グラジオ「………やはり来たか」ニッ
シルヴァディ「ヴァディ!」
司会『一回戦、マオ選手!二回戦、マツリカ選手!そして……準決勝戦グズマ選手とのバトルを破竹の勢いで勝ち抜いてきたー………』
司会『アセロラ選手とゲンガーのラプーだーっ!!』
アセロラ「えへへ!決勝戦、ゼンリョクで楽しもうね!ラプー!」
ラプー「ゲンガー!」
ワーワー
33 :
◆dRr8FDONvA
[saga]:2019/09/18(水) 00:41:55.88 ID:rerJTsIsO
司会『島キング・島クイーンのみなさん、このバトルをどう見ますか?』
カキ『そうですね……昔グラジオ選手とはアローラリーグでバトルしたことがあるんですが……かなりの実力者です』
カキ『ここまでのバトルを見る限り……その技術やZ技……ポケモンとの絆も昔よりかなり洗練されている……』ムゥ
司会『おぉ……!グラジオ選手……島キングのカキさんをもってしてここまで言わせる選手とは……』
ホシ「グラジオさーん!カッコいいー!」キャー
カキ『前言撤回です。アセロラ選手に頑張ってもらいたいですね』キリッ
司会『カキさん。私情を挟まないでください』
マーレイン『アセロラ選手は去年のウラウラ島、島クイーンの推薦を断っての参加ですからね〜……この大会にかける意気込みは凄いと思います』
司会『島クイーンの座を断ってまで……』
ハウ『え?そうなの!?いいな〜俺も出たかったな〜!』
ハウ『……来年は1年だけ島キングを休養…』
司会『やめてください』
ハプウ『と、とにかく……決勝まで勝ち上がった二人には……アローラの覇者に相応しいバトルを期待しておるのじゃ!』
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