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【艦これ】艦娘「ショタ提督に好かれたい」照月「その35!」【安価】
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516 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/03(日) 17:08:48.25 ID:IIpz3YHC0
18:00〜19:00頃開始予定です。
517 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/03(日) 18:19:58.55 ID:IIpz3YHC0
始めます。
518 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/03(日) 18:21:56.61 ID:IIpz3YHC0
10×1.0=10 10+19=29/--
マエストラーレ「はぁはぁ……リベ、逃げ足速過ぎ……」
リベッチオ「や、やった……逃げ切ったぁ……!」グッ
ショタ提督「………」
グレカーレ「………」
グレカーレ(提督、結局あまりはしゃいで無かった……運動でもダメなら、一体どうすれば……)
ショタ提督「……っ」
彼は考える。空元気でも見せれば良かったのか、嘘を付かない方が良いのか……
もちろん、最適解は分かっている。だが、彼は可能な限り……彼女らに嘘を付きたくない。
現時点でさえ、重大なことを話していないのだ。そんな状況で、彼女らを必要以上に騙すようなことなど……
ショタ提督(……今の僕は"提督"なのに、グレカーレちゃん達を心配させているようでは……いけないのに……)
グレカーレ「………」
グレカーレ(あっ、また暗い顔してる……)
マエストラーレ「提督?あの、大丈夫ですか?」
リベッチオ「もしかして、疲れちゃった?」
ショタ提督「……ううん、大丈夫だよ。ありがとう、心配してくれて」
ショタ提督(あぁ、2人の優しさが……温かい気持ちが、"伝わってくる"……)ギュッ
グレカーレ「………」
《-- グレカーレと交流を深め、互いの----が-----したことにより……提督の------が少し強まった --》
519 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/03(日) 18:24:39.38 ID:IIpz3YHC0
《-- 13 --》
――いつもの喫茶店
22周目提督「最近、姉さん達がよく喧嘩するようになっちゃって……」
23周目提督「……君の所もか」
24周目提督「では、23周目提督さんの所も?」
19周目提督「う〜ん……この様子だと、どこの鎮守府もそんな感じっぽいな。俺んとこも姉ちゃん達が喧嘩ばっかしててさ〜、宥めるのに精一杯でセクハラも出来ないんだよ〜」
20周目提督(僕はセクハラなんて、しようとも思わないけどね……)
ショタ提督「………」
艦娘達の異変は50周目鎮守府だけで無く、やはり各地で起きている。
無論、提督は既に"知っていた"のだが、それでもあえて彼らと交流する。
人々との繋がり、あるいは心の繋がりは馬鹿に出来ない。彼はそれを熟知している。
21周目提督「僕の所は大丈夫だよ?」
26周目提督「それはお前が強過ぎるからだろ。下手に喧嘩して両成敗でボコられたらたまったもんじゃないだろうからな」
25周目提督「26周目提督さんの所は……どうなの?」
26周目提督「喧嘩してようが僕はスルー決め込んでるけど。鎮守府さえ壊さなけりゃ好きにしろって感じ。何より関わるのもめんどくさい」
27周目提督「………」
ショタ提督「………」
ショタ提督(……深海棲艦と人間の子供に、異星人……そして、あらゆる事象を実現し得る力……)
またもや彼は"改めて"驚愕する。本来、人類と深海棲艦が子を成すこと等、前例そのものが存在しなかったのだ。
しかし、21周目提督の両親はそれを実現した。無論、そうなった決定的な要因を、彼は"理解"しているが。
それだけでは無い。他者から気配を悟られない力に、万物を司る超能力……これらについても、彼は"知っている"。
ショタ提督「……っ」グッ
ショタ提督(だけど、それ以上に……)
かつて大本営の命令で瀕死の重傷を負った22周目提督、訪れた先の鎮守府で艦娘に失望された23周目提督……
彼は2人を見て、悲痛な表情を浮かべる。まるで何かを堪え、耐え忍ぶように……
ショタ提督(……ごめんなさい。僕が……"遅れた"ばかりに……)
27周目提督「………」
27周目提督(……こいつ、普通の人間では無いな。俺に宿っているであろう力が反応を示してる……一体、どういうことだ?)
↓1朝風のコンマ ----との---:12/--
↓2U-511のコンマ ----との---:12/--
↓3名取のコンマ ----との---:33/--
↓4グレカーレのコンマ ----との---:29/--
反転コンマが最大の艦娘が提督と交流します
520 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 18:30:42.55 ID:h4CA6BAxO
はい
521 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 18:31:32.03 ID:FwcS1o8c0
あ
522 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 18:31:53.57 ID:tZebycoDO
はい
523 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 18:34:37.98 ID:R+sn38VF0
あ
524 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 18:34:49.83 ID:8tCiCtPA0
どうよ
525 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 18:36:31.34 ID:8tCiCtPA0
グレちゃんの猛チャージ凄い
そしてチャージ受ける名取ェ
526 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 18:37:46.05 ID:h4CA6BAxO
すぐ下の妹が手招きしてませんかこれ
527 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/03(日) 18:52:47.68 ID:IIpz3YHC0
ショタ提督「………」カキカキ
グレカーレ「………」
グレカーレ(やっぱり、相変わらず休憩もしないで仕事してる……ただでさえ艦娘達の揉め事を仲裁したりで忙しいはずなのに……)
他所の鎮守府に住む自分自身の話を聞く限り、各地で艦娘達がピリピリしているらしい。
そしてこの鎮守府の艦娘達も、日を追うごとに喧嘩が起こる頻度が増えつつある。
その度に彼が出向いて宥めているのだが、そのせいで彼がゆっくりしている所を彼女は見たことが無い。
グレカーレ(いつ見ても何かしているようで……だけど、何度聞いても『大丈夫』としか言わないし……)
ショタ提督「………」カキカキ
ショタ提督(……ごめんなさい、グレカーレちゃん)カキカキ
そして、彼は彼で彼女の存在と心情を"把握している"。
手は止まらずとも、彼女が自分を眺めていることに"気がついている"。
ショタ提督「……っ」カキカキ
ショタ提督(だけど、僕に疲労は存在しない……仮に疲労が蓄積したとしても、僕は休息を取っている場合では無いんだ……)カキカキ
グレカーレ「………」
グレカーレ(スイーツもダメ、運動もダメ……どうすれば提督が気を落ち着かせてくれるのかな……)
いくら彼自身に問題が無かったとしても、彼女は心配でたまらない。
彼女は何とかして、彼に休んで貰いたいのだ。しかし、その方法が分からない。
グレカーレ(う〜ん……何か良い案は……)
ショタ提督「………」カキカキ
ショタ提督(本当なら、グレカーレちゃん達に心配をかける訳にはいかない……けれど、ここで僕が気を緩めてしまう訳にも……)
反転コンマ判定:グレカーレの行動は?
01〜49:やはり言葉で伝えるしか無い
----との---上昇率:小 ×1.0
50〜98:頭を撫でる
----との---上昇率:中 ×1.5
ゾロ目:抱き締める
----との---上昇率:大 ×2.0
直下
※試験的にこのような形で進行致します。もし問題が無ければ、このままの形式で進行しようと思います。
528 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 18:54:17.25 ID:s3nwQfDNo
こ
529 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/03(日) 19:06:55.31 ID:IIpz3YHC0
《-- 52 --》――良い子良い子
グレカーレ「……っ」グッ
グレカーレ(言葉だけじゃ、きっと今までと同じ……だったら……!)
ショタ提督「……!」カキカキ
ショタ提督(グレカーレちゃん……)カキカキ
今まで色々な方法で彼の疲れを癒そうとしてきた彼女だが、まだ試していないことがあった。
そう。子供が頑張っているのなら、良い子にしているのなら……年上の者が、つい子供にしてしまうであろう行為。
グレカーレ「……提督」ガチャ
ショタ提督「……グレカーレちゃん。どうしたの?」カキカキ
ショタ提督(……どうしたの、か。本当は、既に知っているのに……)カキカキ
彼は自分の行動に胸が痛くなっていた。彼女に対し、嘘を付かなければならないことを。
しかし、これも目的の為。そして、彼女達の為でもある。そう言い聞かせ、彼は平静を装う。
グレカーレ「………」スタスタ
ショタ提督「………」カキカキ
グレカーレ「……えい」ポフッ
ショタ提督「………」
グレカーレ「私達の為に頑張ってくれるのは、凄く嬉しいけど……無理しちゃダメだからね?」ナデナデ
ショタ提督「………」
頭を撫でる。単純だが、立派な子供に対して大人や年上の者がついやってしまう行為だ。
彼女は正に、努力している子供を褒め称えるかのような、優しい笑みを浮かべている。
そして、その笑みは……その表情と、撫でられる手に込められた"気持ち"は……
グレカーレ「………」ナデナデ
ショタ提督「………」
ショタ提督(……温かい。手と言葉を通じて……染み渡っていく)
確かに、彼に"届いていた"。彼女の、彼を優しく労わる"気持ち"が。
ショタ提督「………」
ショタ提督(懐かしいな……あの時も、こんなことが……)
グレカーレ「……!」
グレカーレ(あっ、提督の顔が少し嬉しそうになった!良かったぁ……まだちょっと表情が固いけど、それでも……少しでも、提督が気持ちを落ち着けてくれたみたいで……!)
----との--- コンマ一の位×1.5 上昇
直下
530 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 19:09:32.28 ID:FwcS1o8c0
あ
531 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 19:13:01.88 ID:uIx2IbPmO
ついにリーチか・・・リベ本気出してきたな
NTRさん早く追いつかんとやばいで?今回で最後なんやで?
532 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/03(日) 19:26:31.94 ID:IIpz3YHC0
8×1.5=12 12+29=41/-- 《-- リーチ --》
グレカーレ「………」ナデナデ
ショタ提督「………」
グレカーレ(ふふっ……提督、気持ち良さそう……あの時も、こんな顔してたっけ……)ナデナデ
ショタ提督「……!」
グレカーレ(……"あの時"?今、私……何を考えて……うっ!?)
――
『……何してるの?』
『えっとね?50周目提督、元気無かったから……こうすれば良いと思って!』
『………』
『……もしかして、嫌だった?』
『……ううん。凄く、温かい……もっと、してくれる……?』
『あっ……うんっ!えへへっ』
――
グレカーレ「……!?」
グレカーレ(な、何、今の……頭の奥に、変な……ううん、どことなく、見覚えのある光景が……)
ショタ提督「………」
ショタ提督(まさか……いや、違う。まだ、"完全には"……だけど、これは……!)
グレカーレ「………」
グレカーレ(この感覚……最初に、提督と会った時とほとんど同じ……おかしい。こんなこと、今まで無かったはずなのに……)
ショタ提督「………」
《-- グレカーレと交流を深め、互いの----が-----したことにより……提督の------が強まった --》
《-- ----の-----がより強くなったことで、グレカーレの----に刻まれた---が……蘇ろうとしている --》
533 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/03(日) 19:40:26.12 ID:IIpz3YHC0
《-- 14 --》
グレカーレ「………」
グレカーレ(一瞬だけ目の前をよぎった、あの光景は……)
覚えが無いはずなのに既視感を抱く、あのフラッシュバック。
彼女はそのことについて、ずっと考えていた。そのことだけを考え込んでいた。
翔鶴「……グレカーレちゃん?」
グレカーレ「……え?」
天津風「どうしたのよ?最近、ずっと考え事してるみたいだけど……」
グレカーレ「あっ、ううん、違うの。ちょっとね……」
グレカーレ(って、これじゃ提督みたいな返しね……もしかして、提督もこんな風に……?)
翔鶴「……悩みがあるならいつでも相談してね?」
天津風「私達相手に言いづらいことなら、提督やマエストラーレ達に……」
グレカーレ「大丈夫!悩みってほどじゃないから……」
グレカーレ(……分かんない。何なの、本当に……)
ショタ提督「………」カキカキ
ショタ提督(グレカーレちゃん、あの時……確かに、一瞬だけ……)カキカキ
一方、彼も彼女が抱いた既視感について考えを巡らせていた。
尤も、彼の場合は既視感の正体を知っている。だが、それを話す訳には……いかないと考えている。
以前のように断定では無いのも理由がある。ここまでくると、頑なに話さないと考える訳にもいかなくなってしまっているのだ。
ショタ提督「………」カキカキ
ショタ提督(……話すべき、なのだろうか。しかし、これがきっかけでグレカーレちゃんが混乱してしまったら……)カキカキ
↓1朝風のコンマ ----との---:12/--
↓2U-511のコンマ ----との---:12/--
↓3名取のコンマ ----との---:33/--
↓4グレカーレのコンマ ----との---:41/-- 《-- リーチ --》
反転コンマが最大の艦娘が提督と交流します
534 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 19:41:30.86 ID:IjPQ5pts0
はあっ
535 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 19:41:56.54 ID:FwcS1o8c0
あ
536 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 19:42:37.09 ID:NGi/jEUE0
はい
537 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 19:42:51.75 ID:JCC+3Wgq0
ん
538 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 19:42:57.21 ID:tZebycoDO
はい
539 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 19:45:55.51 ID:aUgCDpiRO
>>531
の焚き付けが功を奏したか?
540 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/03(日) 19:59:38.88 ID:IIpz3YHC0
名取「……グレカーレちゃん、何かあったんでしょうか」
ショタ提督「……!」カキカキ
名取「最近、悩んでるみたいで……いつもはもっと明るく、はきはきしていたはずなのに……」
ショタ提督「………」カキカキ
彼女はグレカーレのことを心配していた。それも、単なる艦娘同士や仲間としてでは無く……まるで昔ながらの幼馴染のように。
いつもの彼女であれば、心配こそすれども彼に相談することは無かっただろう。それこそ、話を持ち掛けるとすればグレカーレの姉妹達が自然と言える。
しかし、彼女は本気で心配しているかのような……それこそ姉妹艦よりも、彼女のことを気にかけているようだった。
ショタ提督「……どうしてそう思ったの?」カキカキ
名取「……いえ、その……どうしても、放っておけなくて……」
ショタ提督「………」カキカキ
ショタ提督(……自覚は無い、か。だけど、名取さんも……僅かに……)カキカキ
全てを知るからこそ、彼は悩んでいた。いきなり全てを打ち明ける訳にはいかない。
しかし、このままはぐらかす訳にもいかない。彼女が本気で心配しているという気持ちは、既に彼は"把握"している。
名取「何とかグレカーレちゃんに力になれないでしょうか……」
ショタ提督「………」カキカキ
名取「提督からも、グレカーレちゃんに声をかけてあげてくれませんか……?」
ショタ提督「……もちろんだよ。今度、何か悩みがあるのか聞いてみるね」カキカキ
名取「はい。お願いします……」
ショタ提督「………」カキカキ
彼女はやはり疑問に思っていない。"どうして自分がグレカーレにそこまで親しげな感情を抱いているのか"を。
しかし、それに気がつけば……恐らく彼女もまた、グレカーレと同様に考え込んでしまうことになるだろう。
ショタ提督(……僕は、どうすれば良いのだろうか)カキカキ
反転コンマ判定:この後どうなる?
01〜49:名取「って、私がそこまで重く受け止めていたら……返って、グレカーレちゃんに気を遣わせてしまうでしょうか……?」
----との---上昇率:小 ×1.0
50〜98:名取「後、提督も……無理、してませんか……?」
----との---上昇率:中 ×1.5
ゾロ目:名取「……何だか、自分でも不思議なんです」
----との---上昇率:大 ×2.0
直下
541 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 20:00:09.07 ID:tZebycoDO
はい
542 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/03(日) 20:11:32.91 ID:IIpz3YHC0
《-- 70 --》――心配しているのは、グレカーレのことだけでは無い
名取「後、提督も……無理、してませんか……?
ショタ提督「………」カキカキ
ショタ提督(……分かっていた。名取さんが、グレカーレちゃんのことだけで無く……僕のことも、気にかけていたことは)カキカキ
彼女は、グレカーレのこと以上に……やはり、彼について心配していた。
日頃から常に仕事しており、彼が休んだり眠っている姿を見たことが無い。
これでは心配するなと言う方が無理がある話である。無論、彼も既に"把握"していたが。
ショタ提督「……心配してくれてありがとう。だけど、僕なら……」カキカキ
名取「……本当ですか?」
ショタ提督「……うん」カキカキ
名取「でも、今だって……私の話を聞きながらも、手が動いて……」
ショタ提督「こればかりは"提督"の仕事だからね。仕方無いよ」カキカキ
名取「………」
名取(提督……なら、その思い詰めた顔はどういうことですか……?やっぱり、無理をしてるんじゃ……)
ショタ提督「……っ」カキカキ
彼女に真実を隠し続けている罪悪感と、彼女から伝わる温かい気持ち……この両者が、彼を同時に襲う。
だが、それでも彼は……まだ全てを話すことは出来ないと結論付ける。
グレカーレのような状態となってしまえば話は変わるが、今の彼女には……伝えない方が良いだろう。
ショタ提督「……本当に大丈夫。だから名取さんは、グレカーレちゃんのことを気にかけてあげて?」カキカキ
ショタ提督(その優しい気持ちをくれるだけで……僕は頑張れるから)カキカキ
名取「……提督」
名取(確かに、グレカーレちゃんのことも心配だけど……提督、ずっと前からこの調子で……いつも、自分のことより私達のことを考えて……)
----との--- コンマ一の位×1.5 上昇
直下
543 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 20:13:26.86 ID:JCC+3Wgq0
ん
544 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 20:17:12.46 ID:RJl7qDZ8O
面 白 く な っ て ま い り ま し た
545 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/03(日) 20:27:07.38 ID:IIpz3YHC0
6×1.5=9 9+33=42/-- 《-- リーチ --》
名取「………」
名取(提督もグレカーレちゃんも心配だよ……特に提督は、あの時も……)
ショタ提督「……!」
名取(……あれ?"あの時"?それって、いつのこと……?確か、随分前……ちょっと待って。提督とは数ヶ月前に出会ったばかりなのに、"随分前"だなんて……うっ!?)
――
『……大丈夫?』
『……え?』
『ずっと、上の空だったから……』
『………』
『……私がいるから』
『……!』
『不安になったり、怖くなっちゃったりしても……私達が、いつも傍にいるからね?』
『……うんっ』
――
名取「………」
名取(今のって……私と、提督……?でも、あんな所、1度も行ったことが無いはずなのに……どうして……)
ショタ提督「………」
ショタ提督(グレカーレちゃんに続いて、名取さんも……これは、やはり間違い無く……)
名取「……っ」ギュッ
名取(この感覚って、提督と初めて会った時も……うぅ、どういうこと……?)
ショタ提督「………」
《-- 名取と交流を深め、互いの----が-----したことにより……提督の------が強まった --》
《-- ----の-----がより強くなったことで、名取の----に刻まれた---が……蘇ろうとしている --》
546 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/03(日) 20:36:14.49 ID:IIpz3YHC0
《-- 15 --》
名取「………」
グレカーレ「………」
磯風「………」
磯風(グレカーレに続いて、名取さんもか……一体、何があったんだ……?)
名取(……いくら考えても分からない)
グレカーレ(知らないはずなのに、"知ってる"ような……)
名取(言葉では言い表せない、複雑な感覚が頭の中をうずめいて……)
グレカーレ(だけど、掘り起こそうとしたら……その度に、消え失せてしまいそうになって……)
名取とグレカーレは、自身が抱く違和感の正体を突き止めようとしていた。
しかし、どれほど考えても……一向に答えを導き出すことが出来ない。
それどころか、今もその違和感が曖昧で……気を抜くと、忘れてしまいそうになるほどだ。
名取「………」
グレカーレ「………」
名取(そういえば、あの時の光景には……提督がいたような……)
グレカーレ(もしかして、提督なら……何か、知ってるの……?)
ショタ提督「………」
ショタ提督(最初は偶然だと考えたけれど、これで確信した……名取さんとグレカーレちゃんは、恐らく……僕と、触れ合ってきた影響で……)
違和感の謎こそ知っている彼だが、どうして彼女らが突然……その違和感の謎を意識しだしたかは、彼も判断に困っていた。
しかし、彼女らがあの状況でフラッシュバックを起こしたことで……彼は理解した。
ショタ提督「………」グッ
ショタ提督(このまま、名取さんとグレカーレが"忘れなければ"……全てを話す必要があるかもしれない。けれど、それは……)
↓1朝風のコンマ ----との---:12/--
↓2U-511のコンマ ----との---:12/--
↓3名取のコンマ ----との---:42/-- 《-- リーチ --》
↓4グレカーレのコンマ ----との---:41/-- 《-- リーチ --》
反転コンマが最大の艦娘が提督と交流します
547 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 20:36:48.72 ID:IjPQ5pts0
でやっ
548 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 20:37:56.56 ID:NGi/jEUE0
さてどうなる
549 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 20:39:42.06 ID:tZebycoDO
はい
550 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 20:39:43.54 ID:JCC+3Wgq0
ん
551 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/03(日) 20:44:03.28 ID:IIpz3YHC0
名取「ゴールはもう目の前……!有終の美を飾らなきゃ……!」
グレカーレ「私だって後が無いもん……!絶対にゴールしてみせるんだから……!」
U-511(ここから、巻き返せるのかな……うぅ……)シュン
朝風(追い付ける気がしない……)ズーン
今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
しばらくはこの形式で進行させていただきます。
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
552 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 21:27:47.99 ID:s3nwQfDNo
おつおつ
名取は何故業を背負いにいってしまうのか……
553 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 21:38:34.61 ID:tZebycoDO
乙です
554 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/04(月) 16:47:37.43 ID:w7Nnvtmg0
18:00〜19:00頃開始予定です。
555 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/04(月) 18:58:37.81 ID:w7Nnvtmg0
始めます。
556 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/04(月) 19:00:13.51 ID:w7Nnvtmg0
U-511「………」
ショタ提督「………」
ショタ提督(ユーちゃんが落ち込んでいる……原因は分かっているけれど……)
彼女は先程、伊58と伊168の言い争いを仲裁したところだ。
これまで仲の良かった2人が、ほんの些細なことでお互いを言葉で攻撃し合う……
艦娘同士の喧嘩が増えてきたことは把握していたが、親しい者同士が激しい喧嘩をする様子を見てショックを受けていた。
U-511「……admiral」
ショタ提督「……何かな」
U-511「おかしいよ……どうして、でっち達……あんなに、ピリピリしてるの……?」
ショタ提督「……っ」ズキッ
U-511「最初は、そんなこと……無かったのに……」
ショタ提督「………」
艦娘達が他者に対し攻撃的になっている理由を、彼は知っている。
しかし、それをすぐ解決することは出来ない。これは"しない"のでは無く、本当に"出来ない"のだ。
今の彼は文字通り力不足。この現状を打開するだけの能力を持ち合わせていない。
ショタ提督「……ごめんなさい」
U-511「あ……」
ショタ提督「"提督"である僕が、こんな体たらくじゃ……ダメなのに」
ショタ提督(本当なら、僕が責任を持って……何とかしなければならないのに……)
U-511「………」
U-511(そう、だよね……admiralだって、そのことを……気にかけてくれてるのに……)
反転コンマ判定:この後どうなる?
01〜49:ユー、謝罪する
----との---上昇率:小 ×1.0
50〜98:ユー、感謝しつつ心配する
----との---上昇率:中 ×1.5
ゾロ目:↑に加えて、提督の反応が……
----との---上昇率:大 ×2.0
直下
557 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/04(月) 19:03:23.03 ID:Pd3MUGG00
あ
558 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/04(月) 19:13:14.70 ID:w7Nnvtmg0
《-- 30 --》――彼もまた、辛い
U-511「……ごめんなさい」
ショタ提督「……!」
U-511「admiralだって、私達のことを心配してくれてるのに……」
ショタ提督「………」
U-511「辛いのは、私だけじゃないのに……」
ショタ提督「……ユーちゃん」
ショタ提督(また、気を遣わせてしまった……僕がユーちゃん達を困らせているようでは、いけないのに……)
彼は彼で、この状況に頭を悩ませている。彼女は彼の謝罪から、それを読み取ったのだ。
故に彼女は、彼に苦言を呈したことを申し訳無く感じた。周りの艦娘がピリピリして辛いのは、自分だけでは無いのだと。
U-511「………」シュン
ショタ提督「……ユーちゃんが謝ることは無いよ。僕のせいで……」
ショタ提督(……そう。"僕"のせい、だから……!)グッ
U-511「そんなこと……」
ショタ提督「………」
U-511「………」
U-511(admiral、凄く暗い顔してる……やっぱり、責任を感じて……)
ショタ提督「………」
ショタ提督(ユーちゃん、僕を労わってくれてありがとう。だけど、こんなことになってしまっているのは……)
----との--- コンマ一の位×1.0 上昇
直下
559 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/04(月) 19:13:27.34 ID:NyNB7ukeo
ん
560 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/04(月) 19:24:20.67 ID:w7Nnvtmg0
4×1.0=4 4+12=16/--
ショタ提督「………」
U-511「………」
U-511(き、気まずい……何か言った方が良いかな……)
ショタ提督「………」
U-511(うぅ……)
ショタ提督「……ユーちゃん」
U-511「っ……う、うん」
ショタ提督「もし、また誰かが喧嘩していたり、言い争いになっていたら……すぐに僕を呼んで?」
U-511「え……?」
ショタ提督「僕がちゃんと、喧嘩を収めてみせるから」
ショタ提督(何故なら……それが僕の役目の1つでもあるから)
U-511「………」
ショタ提督(今回の喧嘩も、もちろん気がついていた。けれど、ユーちゃんが仲裁してくれたんだ……これ以上、彼女に負担をかけさせる訳にはいかない)
U-511「でも……」
ショタ提督「………」
U-511「……ん、分かった。その時は……お願い、します……」
ショタ提督「うん、任せて」
U-511(……どうして、かな。本当なら、admiralに迷惑をかけちゃダメなのに……admiralなら、本当に喧嘩をすぐ収めてくれる気がして……)
《-- U-511と交流を深め、互いの----が-----したことにより……提督の------が少し強まった --》
561 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/04(月) 19:42:24.19 ID:w7Nnvtmg0
《-- 16 --》
――いつもの喫茶店
28周目提督「それじゃあ、兄さんの所も……」
29周目提督「あぁ。長門が俺と一緒に宥めてくれているが、それでも毎日数回は言い争いが起きてしまう」
33周目提督「急にどうしたんだろう。今までは皆、喧嘩なんて滅多にしなかったのに」
ショタ提督「………」
彼らの話を聞く度に、彼は罪悪感に締め付けられていく。
ここで彼らに真実を話せば、彼らは快く協力してくれるだろう。
だが、それは同時に彼らを巻き込むことに繋がってしまう。それだけは避けたいのだ。
30周目提督「おかしいなぁ……パラレルワールドのお姉ちゃん達は、そんなこと無かったけど……」
32周目提督「別世界のことは言い出したらキリが無いと思うけど……」
31周目提督(……まさか、また奴らが何か企んでいるのか?僕の両親を殺したくらいだから、可能性はある……)
34周目提督「………」オロオロ
ショタ提督「………」
36周目提督「……50周目提督君?大丈夫?」
ショタ提督「……!」
35周目提督「さっきから思い詰めたような顔をしてるけど……」
ショタ提督「……うん。少し、考え事をね。大したことじゃないよ」
ショタ提督(異世界人と、転生者……)
残虐な深海棲艦に両親を葬られた31周目提督に、かつて自殺するも転生して人生をやり直した36周目提督。
彼らの生い立ちを既に"知っている"彼は、己が抱く罪悪感が強まってしまう。
同時に、次元を超えて異なる宇宙からやって来た30周目提督……彼を見て、ある懸念が浮かび上がる。
無論、それを口に出すことはしない。だが、彼の悪い予感は……当たっていた。彼もそれを実感している。
ショタ提督「………」
ショタ提督(彼らに罪は無い。むしろ、36周目提督は被害者だ……けれど、転生という行為は……)
↓1朝風のコンマ ----との---:12/--
↓2U-511のコンマ ----との---:16/--
↓3名取のコンマ ----との---:42/-- 《-- リーチ --》
↓4グレカーレのコンマ ----との---:41/-- 《-- リーチ --》
反転コンマが最大の艦娘が提督と交流します
562 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/04(月) 19:43:30.19 ID:Pd3MUGG00
あ
563 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/04(月) 19:44:28.27 ID:bQaLfvHDO
はい
564 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/04(月) 19:45:11.32 ID:P3BdkCbi0
ん
565 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/04(月) 19:47:30.78 ID:A0GagUL/0
あ
566 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/04(月) 19:49:25.70 ID:w7Nnvtmg0
今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
スランプから中々抜け出せないせいで、投下速度が遅くて申し訳ありません……
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
567 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/04(月) 20:58:43.02 ID:SNBdCYfso
おつおつ
568 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/05(火) 17:41:15.63 ID:u9DdEpAa0
22:30〜23:30頃開始予定です。
569 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/05(火) 23:38:19.93 ID:u9DdEpAa0
始めます。
570 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/05(火) 23:41:07.00 ID:u9DdEpAa0
ショタ提督「……ただいま」
朝風「お帰り。他の提督の子達は元気だった?」
ショタ提督「………」コクリ
朝風「なら良かった。私も他の鎮守府の自分と会話してるけど、ピリピリしてることが多くて……」
ショタ提督「………」
朝風「………」
朝風(……司令官、また暗い顔してる)
彼女からしてみれば、あれだけ艦娘達がピリピリしているのだから、他の提督もその影響で辛辣になっていても不思議では無い。
ただ、彼は険しい表情をしていることを除けば常に冷静だ。ピリピリする者とは対極の存在と言えるだろう。
だからこそ、周囲と意見が合わず、言い争いになってしまったのでは無いか……彼女は心配しているのだ。
ショタ提督「………」
朝風「………」
朝風(だけど、事情を聞いたとしても……司令官のことだから、きっと『大丈夫』としか言わないわよね。だったらいっそ、話題を変えた方が……)
ショタ提督「………」
ショタ提督(また、心配をかけてしまった……ごめんなさい、朝風ちゃん。だけど、今はまだ……)
朝風「………」
朝風(でも、話題といっても何を話せば良いのかしら。やっぱり、ここは司令官に合わせて他所の提督について……)
反転コンマ判定:朝風が話題にした歴代提督は?
01〜49:30周目提督の話題
----との---上昇率:小 ×1.0
50〜98:16周目提督の話題
----との---上昇率:中 ×1.5
ゾロ目:36周目提督の話題
----との---上昇率:大 ×2.0
直下
571 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/05(火) 23:43:00.00 ID:5aguQ9/30
あ
572 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/05(火) 23:43:21.73 ID:hl6q/9MuO
あ
573 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/05(火) 23:58:15.04 ID:u9DdEpAa0
《-- 100 --》――――
ショタ提督「……っ!」
ショタ提督(そ、そんな……何で……いや、落ち着け。これはただの偶然……偶然のはずだ……)
朝風「……ねぇ、司令官」
ショタ提督「……何、かな」
朝風「36周目提督って……1度、転生してるのよね?」
ショタ提督「……そう、みたいだね」
朝風「司令官は……転生って、信じてる?」
ショタ提督「………」
彼女の目は透き通っている。迷いが無く、その目には彼の顔が綺麗に映し出されている。
まるで確信を突き、彼に何かを確認するかのように……その目は彼を捉えている。
ショタ提督(……本当に、ごめんなさい)グッ…
だが、彼女は"偶然"……"無意識の内に"、この質問を投げかけていることは……
彼は当然ながら、既に"把握"している。だからこそ、彼は……その質問に対し……
ショタ提督「……どうだろう。36周目提督さんが嘘を言っているとは思わないけど……僕としては、半信半疑かな」
朝風「そうなの?」
ショタ提督「だって、証明しようが無い。仮に大和さん達の危機を救ったと言われても、僕達にはただの偶然と受け止めることも出来てしまう」
朝風「………」
ショタ提督「もちろん、36周目提督さんが本当に転生した可能性もあるけど……やっぱり、全てを信じるのは難しいかも」
朝風「……そっか。そうよね、何言ってるんだろ、私……」
ショタ提督「……っ」ググッ…!
ショタ提督(ここで、話す訳にはいかない……まだ、ダメなんだ……!リスクがあり過ぎる……!)
歯を食いしばる勢いで、彼は全てを打ち解けたい気持ちを抑え込む。
己の目的を無事に達成してからでなければ、最悪……大きな失敗をしてしまう可能性がある。
故に彼は、罪悪感に耐えながら……目的の為に、彼女らの為に……隠し続けなければならない。
----との--- コンマ一の位×2.0 上昇
直下
574 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/06(水) 00:01:43.70 ID:GTy7H/P0O
あ
575 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/06(水) 00:05:35.77 ID:Zvppec4bO
ここで1%の20上昇引くとかうっそだろお前wwwwwwww
一人だけ10台に取り残されるゆーちゃんェ・・・
576 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/06(水) 00:17:27.41 ID:xkgi68FL0
10×2.0=20 20+12=32/--
朝風「………」
朝風(司令官は、あくまでも転生は半信半疑……か)ズキン…
朝風「……?」
ショタ提督「……っ」
朝風(あ、あれ……?今、一瞬……胸がズキンとしたような……)
ショタ提督「………」
謎の感覚を抱いた彼女以上に、彼は胸を締め付けられていた。
本当なら、今すぐにでも全てを話したい……全てを、伝えたい……!
ショタ提督「………」グッ
ショタ提督(目先のことだけを考えてはならない……でないと、朝風さん達の心の乱れさえ……!)
だが、彼はそれを自制する。己の一時の我儘のせいで、全てが手遅れとなってしまうかもしれないのだ。
もしそんなことになってしまえば……最悪の事態を想定し、自身の気持ちを落ち着ける。
朝風「………」
朝風(……気のせい、よね?)
ショタ提督「………」
ショタ提督(ごめんなさい……だけど、いずれは必ず話すから……それまで、待っていて……!)
577 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/06(水) 00:34:57.74 ID:xkgi68FL0
《-- 17 --》
ショタ提督「………」
ショタ提督(どうして、こんなことになってしまったのだろうか……)
心の中で呟く彼だが、原因は全て分かっている。その元凶さえ、判明している。
だからと言って、今までのことを悔やんでいても仕方が無い。それよりも、前を向いて進むことが何よりも大切なのだ。
ショタ提督「……っ」グッ
ショタ提督(それが出来ない……いや、出来ない程に狂ってしまったのが……"僕"なのか)
虚空か、あるいは水平線の向こう側か……ある一点を見つめ、彼は悲しげな顔をする。
その表情に込められた想いは、とても一言では語り尽くせないだろう。
ショタ提督「……僕が、何とかしないと」
ショタ提督(そう。これは、僕が責任を持って何とかしなければならない……必ず……!)
彼は己の決意を再確認するかのように……静かに呟く。
そして……その様を、静かに見つめる者が……2人いた。
名取「………」
グレカーレ「………」
名取(やっぱり、おかしい……提督を見ていると……)
グレカーレ(胸の奥が、熱くなって……だけど、それが何なのか……分からなくて……)
名取「……っ」ギュッ
グレカーレ「……っ」ギュッ
手で胸を押さえても、違和感の正体は分からない。
だが、あの謎のフラッシュバック以来……言いようのない感覚が、ずっと彼女らに付きまとう。
それでも、彼を見ていると……違和感が強まると同時に、安心感が芽生えるのだ。
だからこそ、彼女らは察する。この違和感の正体を知る手掛かりは、彼が握っているはずだと。
↓1朝風のコンマ ----との---:32/--
↓2U-511のコンマ ----との---:16/--
↓3名取のコンマ ----との---:42/-- 《-- リーチ --》
↓4グレカーレのコンマ ----との---:41/-- 《-- リーチ --》
反転コンマが最大の艦娘が提督と交流します
578 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/06(水) 00:35:54.84 ID:X5cIeAbBo
ゆ
579 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/06(水) 00:37:06.96 ID:4850HzDiO
あ
580 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/06(水) 00:37:09.00 ID:JB4vPY4Z0
はい
581 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/06(水) 00:38:44.34 ID:aCHsd/lfO
あ
582 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/06(水) 00:39:24.93 ID:HwZK2fx6O
ゆーちゃん…
583 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/06(水) 00:52:54.74 ID:xkgi68FL0
名取「………」
名取(分からない……この感覚は、一体何なの……?)
彼女はずっと考えに考えていた。この胸がざわめく違和感の正体。そして……
名取(あの時のフラッシュバックには、確かに提督がいた……だから、きっと……提督が関係するはず……)
彼の存在。この両者はきっと……否、必ず何らかの関係があるはず。彼女はそう確信していた。
しかし、だからと言って謎が解明する訳では無い。結局のところ、1人で答えに辿り着くのは不可能なのだ。
名取「………」
名取(提督に聞けば……何か分かるかもしれないけど……)
そう。彼に尋ねれば、この違和感の謎を解き明かすことが出来るかもしれない。しかし、彼女は躊躇していた。
ただでさえ普段から険しい表情をしている彼に、更なる負担を与えてしまうことになるかもしれないと。
そう考えると、どうしても彼に問いただすことが出来ずにいた。
名取(だけど……このまま、モヤモヤし続けるのは……)
もしかすると、何か重大なこともかもしれない。あるいは、ただの勘違いかもしれない。
どちらにしても、この違和感の正体を知ることは……自分にとって、何か意味があるものだと感じていた。
名取「……っ」ギュッ
名取(私、は……)
《-- 特殊多数決 --》
《-- 1 --》――全てを解き明かし、謎の向こう側へ 《-- END開放・回想パート突入 --》
《-- 2 --》――もう少しだけ、自力で考えてみる 《-- 好感度上昇コンマ判定へ --》
↓1〜↓5
584 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/06(水) 00:54:16.56 ID:xDNQL+gyO
1
585 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/06(水) 00:54:55.89 ID:xYjYxdeeo
2
586 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/06(水) 00:55:16.11 ID:TsSMmE7wo
2
587 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/06(水) 00:55:46.38 ID:R7zZUK18O
1
588 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/06(水) 00:55:49.24 ID:BGMjYWx6O
最後の周だし多少はね
2
589 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/06(水) 01:06:49.59 ID:xkgi68FL0
名取「………」
名取(……やっぱり、もう少しだけ……自分で、考えた方が……)
違和感は確かに気になる。しかし、それ以上に……彼を困らせることは、出来るだけ避けたかった。
自力で正体を明かせるのであれば、それに越したことは無いからだ。
名取「………」
だが、同時に……自分1人で、本当に解明出来るのかという不安もあった。
あれから毎日、ずっと考え続けていても……一向に答えが出なかったのだ。
そのような状態で、このまま思考を巡らせたとして……答えに辿り着けるとは、到底思えない。
名取「……提督」
彼の名を呟く。すると、心と頭を蝕んでいた靄が……少しだけ、晴れた気がした。
やはりこの違和感には、彼が深く関わっているのかもしれない。
あるいは、彼と共に過ごしてきたことで……いつしか彼に、特別な感情を抱いていたのかもしれない。
名取「………」ギュッ
名取(……提督。私、どうしちゃったんでしょうか……)
彼女は再び考え始める。この違和感は一体何なのか。彼がこの違和感とどう関係するのか。
そして……どうして彼のことを考えると、これほど胸が温かくなるのだろうか……
----との--- コンマ一の位×1.0 上昇
直下
590 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/06(水) 01:08:11.17 ID:/80uXlvuO
えい
591 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/06(水) 01:23:41.39 ID:xkgi68FL0
7×1.0=7 7+42=49/--
――――
《-- 18 --》
名取「………」フラフラ
名取(あれから徹夜で考えたけど……やっぱり分からないまま……)
彼女はその後、寝る間も惜しんで違和感の正体を突き止めようとしたが……結局、心の靄が増すだけだった。
目の下にクマを作り、今にも倒れそうなほどだ。実際、姉妹達からも心配されている。
北上「………」
妙高「………」
北上「……ねぇ、妙高さん。名取、一体どうしちゃったの?」
妙高「それが……心配して声をかけても、上の空みたいで……」
そして、このような状況に陥っている者は名取だけでは無い。
彼女と同様、違和感の正体に考えを巡らせるも……一向に答えが見えない少女がいた。
グレカーレ「………」フラフラ
グレカーレ(絶対、何か大切なことのはず……理由は分かんないけど、何故かそう感じるから……)
グレカーレもまた、睡眠時間を削ってまで考え込んでいたが……結果は御覧の通りである。
彼女らは違和感がただ事では無いと確信しているが、肝心の内容が不明瞭なのだ。
名取「………」フラフラ
グレカーレ「………」フラフラ
ショタ提督「………」
そして、そんな彼女らを眺めている彼もまた……悩みに悩んでいた。
違和感の正体を知る彼だからこそ、彼女らに真実を伝えるべきかどうかを迷っている。
ショタ提督(このままでは、名取さんとグレカーレちゃんが……だが、本当に伝えて良いのか……?)
彼自身は、出来ることなら全てを打ち明けたいと考えている。
だが、一歩間違えれば、思わず混乱を引き起こしてしまう危険性もある。
ショタ提督「……っ」
故に彼は、最後の一歩を踏み出せずにいたのだ。
↓1朝風のコンマ ----との---:32/--
↓2U-511のコンマ ----との---:16/--
↓3名取のコンマ ----との---:49/-- 《-- リーチ --》
↓4グレカーレのコンマ ----との---:41/-- 《-- リーチ --》
反転コンマが最大の艦娘が提督と交流します
ただし名取が最大値の場合はEND開放が確定します
592 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/06(水) 01:25:30.47 ID:sF3AWA7OO
あ
593 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/06(水) 01:25:43.78 ID:xYjYxdeeo
そい
594 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/06(水) 01:26:13.04 ID:mg8ZEXmJO
あ
595 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/06(水) 01:26:27.53 ID:7E/JCeerO
むん
596 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/06(水) 01:27:32.98 ID:xkgi68FL0
今回はここまでです。お付き合いいただきありがとうございました!
それではまた次回の更新でお会いしましょう。
597 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/06(水) 01:31:28.82 ID:JB4vPY4Z0
乙でした
下二人のタイマンかと思いきやわからなくなってきたな…
598 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/06(水) 01:35:22.43 ID:0RxFf0pHO
乙
正直こっからゆーちゃん追いつくの無理ゲーだと思う
NTRとか次出番来たらゴール確定だし
599 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/06(水) 01:43:07.75 ID:xYjYxdeeo
おつおつ
このまま朝風とゆーちゃんに頑張ってもらって最後ぐらいハーレムエンドも見てみたいがねえ
なお下手すると3人失恋して地獄絵図になる模様
600 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/09(土) 18:30:51.42 ID:V4WYAKUN0
22:30〜23:30頃開始予定です。
601 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/09(土) 23:28:19.43 ID:V4WYAKUN0
始めます。
602 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/09(土) 23:30:59.04 ID:V4WYAKUN0
ショタ提督「………」
U-511「………」
U-511(admiral、最近……いつも以上に暗い顔、してる……)
普段から少し儚げな表情でいることが多い彼だが、彼女が考えている通り、ここしばらくは明らかに様子がおかしい。
流石に、彼女も彼が何かに対して思い悩んでいることは見抜いている。問題はそこでは無い。
U-511「………」
U-511(でも、私が聞いても……話して、くれないよね……)
そう。いくら彼女が彼を労わり、悩みの相談に乗ろうとしても……彼がそれを打ち明けることは無い。
正確に言えば、"現時点での"彼女には打ち明けることが出来ない。
ショタ提督「………」
無論、彼とて彼女が自身を気にかけてくれていることは"把握"している。
だが、それでも……彼は彼女に、思い詰める理由を伝える訳にはいかないと考えているのだ。
ショタ提督(……全てを終えるまで、私情を挟んではならない)
彼は決して、真実を永遠に隠そうと思っている訳では無い。そのタイミングが、今では無いだけだ。
しかし、彼女にとっては……自分達に話せないほどの、深刻な悩みを抱えているのではないかと感じてしまう。
それさえ"把握"している彼は……彼女らが心配すればするほど、彼女達に真実を隠していることに対する罪悪感に苛まれることとなる。
ショタ提督「……っ」グッ
ショタ提督(これは、皆の為……僕1人の我儘で、皆を混乱させてはならないんだ……!)
ショタ提督(例え、今まさに……ユーちゃんが、僕のことを心配してくれていたとしても……!)
U-511「……っ」ギュッ
U-511(もう、見ていられない……何とか、admiralの助けになりたい……でも、どうすれば……)
反転コンマ判定:U-511の行動は?
01〜49:やはり言葉で伝えるしかない
----との---上昇率:小 ×1.0
50〜98:手を握りながら言葉で伝える
----との---上昇率:中 ×1.5
ゾロ目(00以外):抱き締める
00:――――
どちらも----との---上昇率:大 ×2.0
直下
603 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/09(土) 23:32:39.61 ID:B9UWlHRNO
あ
604 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/09(土) 23:32:58.89 ID:1uPkr+410
あ
605 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/09(土) 23:52:06.06 ID:V4WYAKUN0
《-- 16 --》――例え話してくれなくとも……
U-511「………」
U-511(……せめて、ちゃんと……伝えるしか無い、よね……)
恐らく何を言い、何をしようと、彼が自分に悩みを話すことは無いであろうことは彼女も分かっている。
だからこそ、今は無理に彼の悩みを聞き出そうとするのでは無く……彼に少しでも安心してもらうことを優先したのだ。
ショタ提督「……っ」
そして、彼女の思いやりと優しさは……全て彼に"届く"。
彼女が言葉にする前から、彼は彼女の気持ちを……"受け止めている"。
だからこそ、彼は板挟みに苦しむ……彼女達が自身を労わってくれている優しさと、彼女達に真実を隠している後ろめたさに。
U-511「……admiral」
ショタ提督「……ユー、ちゃん」
U-511「大丈夫……?ずっと、辛そうな顔……してるけど……」
ショタ提督「………」
U-511「あの、えっと……悩みや不安があるなら、いつでも……相談して……?」
U-511「力になれるかは、分からないけど……話を聞くことなら、出来るから……」
ショタ提督「……っ」ギュッ
ショタ提督(……優しい。ユーちゃんは、変わっていない……"あの時"から、ずっと……)
U-511「……admiral?」
ショタ提督「……ありがとう。そう言ってもらえるだけでも……気持ちが軽くなったよ」
U-511「………」
U-511(やっぱり、話してくれななかった……でも、それでも良い。私が味方だということだけでも、分かってもらえたら……!)
ショタ提督「………」
ショタ提督(……ユーちゃん達は、最初からずっと……僕にとっての、大切な人なんだ……)
----との--- コンマ一の位×1.0 上昇
直下
606 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/09(土) 23:53:09.52 ID:Siqel8dr0
あ
607 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/09(土) 23:55:36.37 ID:fxkC6IsXO
おうコンマ神ゆーちゃんの時だけサボりすぎとちゃうかあぁん?
608 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/10(日) 00:12:09.98 ID:eTVAbK3o0
2×1.0=2 2+16=18/--
ショタ提督「………」
ショタ提督(ごめんなさい……)
"今の"彼は心が決して壊れることは無い。否、既に"精神崩壊"という概念自体が存在しない。
だが、心は確かに存在する。故に彼は己の行動や彼女の心遣いで心が締め付けられ、胸を痛め続ける。
U-511「………」
U-511(admiral……)
彼女は覗き込むように彼の顔を眺める。彼は目を逸らすことはしないが、彼女を真っ直ぐ見ることは出来なかった。
ショタ提督「……っ」
ショタ提督(だけど、全てが終わるまで……話す訳には、いかないんだ……)
名取やグレカーレのような状態であれば、むしろ真実を話さないことによるリスクが発生する。
だが、目の前の彼女では……話さないリスクより、話すリスクの方が高いのだ。
だからこそ彼は、彼女に全てを打ち明けることはしない。これも全て、目的遂行の為……そして、彼女らの為だ。
ショタ提督「………」
ショタ提督(いずれ、話すから……それまでは、待っていて欲しい……僕が、全てを終えるまで……!)
U-511「………」
U-511(あっ……admiralの顔、少しだけ……勇ましくなった、ような……)
《-- U-511と交流を深め、互いの----が-----したことにより……提督の------が少し強まった --》
609 :
◆0I2Ir6M9cc
[saga]:2019/11/10(日) 00:28:23.06 ID:eTVAbK3o0
《-- 19 --》
――波止場
ザザー… ザザー…
ショタ提督「………」
多くの者が眠っているであろう早朝、彼はただ1人、静かに波止場で佇んでいた。
しかし、その表情は……いつものような深刻では無く、どこか優しげで、遠くを見つめている。
まるで何かを懐かしみ、思い出すかのように……
ショタ提督「………」
ショタ提督("ここ"には、数多くの思い出がある……それはもちろん、僕の記憶だけに留まらない……)
ショタ提督("想い"というものは、何も生物だけが持つものでは無い。誰かの手により生み出された無機物はもちろん……)
ショタ提督(……最初から存在していたものにも、想いは宿っていくのだから)
そう心の中で呟いた彼の目は、言葉では言い表せないものであった。
喜怒哀楽だけでは説明の付かない……複雑な思いが込められていて、どこか神秘的な眼差し。
まるで見る者全員を惹きつけるような、不思議な魅力がある。
ショタ提督「………」ギュッ
ショタ提督(……守らなければ。この地は……皆は……必ず、僕が守る。守ってみせる……!)
↓1朝風のコンマ ----との---:32/--
↓2U-511のコンマ ----との---:18/--
↓3名取のコンマ ----との---:49/-- 《-- リーチ --》
↓4グレカーレのコンマ ----との---:41/-- 《-- リーチ --》
反転コンマが最大の艦娘が提督と交流します
ただし名取が最大値の場合はEND開放が確定します
610 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/10(日) 00:29:11.10 ID:pT7SFHaEo
ぽい
611 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/10(日) 00:29:31.10 ID:aXfXaJd1O
あ
612 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/10(日) 00:29:42.88 ID:wByj95790
ドキドキする…
613 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/10(日) 00:29:48.44 ID:Cfmq1oWDO
はい
614 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/10(日) 00:29:53.99 ID:enmE2CnW0
あ
615 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/10(日) 00:30:05.99 ID:bW545An60
あ
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