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安価とコンマで武器娘を従える
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36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/16(金) 09:58:33.19 ID:H1a+/WcGO
スクールアイドルでも来てるのかな?
ゾロ目なので特典だオラァン
下2までにコミュでもイベントでも
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/16(金) 10:00:33.24 ID:0VeDoLcOo
アイドル(聖歌隊)にであう
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/16(金) 10:01:38.65 ID:Tqo6+j1VO
アイドルにウェポナがいた
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/16(金) 10:36:43.67 ID:H1a+/WcGO
下1コンマでウェポナの人数を判定
下2から対応する分の募集を出します
01〜50:一人
51〜80:二人
81〜99:三人
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/16(金) 10:52:51.31 ID:Tqo6+j1VO
あ
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/16(金) 11:11:31.70 ID:Nbla4D/Ho
これはもう貼っていいって事かな?
名前:骸斧・バシリコス
人名:シリィ・タイタヌス
能力: 自身および自身の触れているものの質量を操る。武器を極限まで重くして威力を増したり逆に極限まで軽くなって風で飛んだりする
概要:ピンク髪ロリ。斧である自分のことを可愛くないと思っており、あらゆる手段で可愛くなろうとする
ぶりっこ口調(当人曰く「アイドルにピッタリな」)だが結構毒舌
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/17(土) 22:57:09.24 ID:8H1sL8+PO
「照明はもうちょい右下に向けてー!はいストップ!」
「俺肉体労働とかするタイプじゃないのに…!」
ステージを形作る土台から、ライブを彩る照明器具、音響機器まで。
とにかく色々な物を運ばされた。
ウェポナの能力は、迂闊には使えない。
そのため、今働いているのはアルメス一人だ。
「フォアッ!?!!」
「ん?なんだ?」
運搬係の男性が、意味の分からない悲鳴を上げる。
「皆さーん!今日はライブ会場の設営、ありがとーッ!」
「ホアーーーッ!?!?メチアロイフ聖歌隊が本番前に来たァァァーッッッ!!?」
「うるせぇ」
あまりの喧しさに、つい暴言を吐いて耳を塞いでしまう。
だが、なるほど。
アイドルアイドルと持て囃されているだけあって、美少女揃いだ。
特に目立つのが、ピンク色の髪をした少女なのだが。
「む、むーん?」
何だろう、何かがティンときた。
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/17(土) 22:58:19.15 ID:8H1sL8+PO
こういう勘は当たるもので、試しにアナライズを実行する。
すると、ウェポナとしての情報が視界に映った。
真の逸装:壱之斧−−骸斧・バシリコス−−
斧、あの厳つい武器のウェポナのようだが、容姿からはとてもそうは見えない。
動きやすさを重視して改造が施された修道服のスリットから、チラリと見える太腿が美しい。
「し、シリィちゃん!俺、本番でも応援するからね!」
「きゃあ〜嬉しい〜!その心遣いだけで、シリィの胸が熱くなっちゃいます〜」
あ、これ苦手なタイプだわ。
邂逅から数秒で、苦手意識を持つアルメスだった。
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/17(土) 23:00:03.76 ID:8H1sL8+PO
バシリコスを勧誘するかどうかを下1に
する場合はコンマが90以上で成功です
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/17(土) 23:02:30.53 ID:GaOPDlVwO
今が楽しそうなので勧誘はやめとく
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/17(土) 23:15:00.27 ID:8H1sL8+PO
「マスター、良いのかい?」
「何のことやら」
「…いや、君が必要無いと判断したのなら、それで良いのだろうね」
「ああ…。邪魔なんて出来ないさ」
「あんな楽しそうに歌う奴の邪魔なんて、な」
設営を終え、日当を確認するアルメスの視線は、リハーサル中の聖歌隊に向けられる。
結界が張られているため、それを見られるのはその内側にいる人、つまり今回の仕事に携わった人だけだ。
働いてくれた人たちへの細やかなお礼、なんだという。
「…良いもんが見れた。この仕事、やって良かったかもしれないな」
「ますたぁ様にだけ働かせたの、何だか気分が悪いけどね…」
「俺は皆に戦ってもらってるの、申し訳ないんだがな」
お互いに出来ることと出来ないことがある。
それだけの話だ、と半ば強引に話を終わらせる。
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/17(土) 23:15:33.55 ID:8H1sL8+PO
どんな行動をするかを下1に
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/17(土) 23:16:22.83 ID:tsZtQBoRo
大聖堂へ行ってみる
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/18(日) 00:05:08.86 ID:C1X/Ulz4O
先に聖女様の判定を下1コンマで
31以上でウェポナとなり、下2に募集が入ります
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/18(日) 00:05:56.53 ID:syKNFm1xO
ほいさ
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/18(日) 00:26:28.50 ID:ShzTgCJGO
名前:聖槍・ロンギヌス
人名:ナザレ
能力:槍で突いた対象の視覚を奪う(ただし、もう一度突けば元に戻る。対象が盲目であれば逆に見えるようになる)
概要:慈悲深く清貧な聖女。元々は盲目の少女だったが、ウェポナになった際に視力が回復したため、これを「神からの使命」と考えて帰依するようになった。
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/18(日) 01:11:21.80 ID:C1X/Ulz4O
二人の守衛が立つ門を通り、メチアロイフ大聖堂の中へと入る。
色鮮やかなステンドグラスと、巨大なパイプオルガンが真っ先に目に入った。
「あれは何だろうな」
「パンフレットによると、四界の主が和平を結んだ瞬間を模している作品…らしいでござる」
「女の人ばっかだな…。ウェポナも女性しかいないから、何かあるんだろうなぁ」
長蛇の列に並びながら、作品を鑑賞する。
どれもこれも綺麗な物なのだが、昔の作品だからか少し劣化しているようにも見える。
時間を掛けて解消される列。
あと数人のところで、聖女と迷える仔羊の会話が聞こえてきた。
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/18(日) 01:24:17.52 ID:C1X/Ulz4O
「聖女様…。私の娘は心無き悪漢の手によって、光を失いました…」
「どうか、どうか…。聖女様の奇跡でもう一度、光をお与えくだされ…」
「顔をお上げください。わたくしでよろしければ、幾らでも手を差し伸べます」
「ですので、そんな顔をなさらないでくださいませ。初めて見る方の顔が曇っていたら、娘様も悲しむでしょう…」
「………!では、もしや…」
「はい。務めは果たします。それが、わたくしの生きる意味。そして、皆様の笑顔を見るのがわたくしの喜びなのです」
聖女の言葉で、仔羊は涙を滝のように流す。
それを自身のハンカチで拭い、聖女は両手を広げた。
「目を閉じ、願いなさい。あなたが見たいと思う人、景色を心に浮かべなさい」
「………」
大聖堂内は静まり返り、聖女の言葉だけが響く。
「神よ、願いを聞き届けたならば。加護を与えんと思ったならば。どうか、わたくしの身にお宿りください」
広げた両手に、一本の槍が握られる。
無から生まれたそれは、光を湛え煌めいている。
「神よ、あなたに感謝を」
槍を片手に、少女に近寄る。
「仔羊よ、汝の願いは、神に聞き届けられました」
聖なる槍が、少女の肩を穿った。
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/18(日) 01:29:41.10 ID:C1X/Ulz4O
「………っ!?」
痛みに顔を歪めながらも、少女は言葉を漏らさない。
ただ痛みに耐え、時を待つ。
ゆっくりと槍を引き抜いた聖女は、傷口の手当てをしながら耳元で囁く。
少女が頷き、聖女は微笑み、聖女は距離を取る。
恐る恐る目を開いた少女は、泣いた。
「お…どぉ…さん…!わだし…見え…でるよ…!」
「ミーシャ…!!あぁ…神様…!聖女様…!!」
「汝らの未来に、幸あらんことを」
聖女が十字架を握り、呟いた刹那。
大聖堂は、歓喜の声に包まれた。
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/18(日) 01:36:50.31 ID:C1X/Ulz4O
「…アルメス。あの人…」
「…ああ。視るまでもない」
小突くフライクーゲルの肘を抑えながら、アルメスは肯定する。
「彼女は、ウェポナだ」
この力を見せられて、それ以外の答えが出るはずがなかった。
虚の逸装:壱之槍−−聖槍・ロンギヌス−−
予想はついていたことだが、実際にそうだと分かると認識も変わってしまう。
命を奪える力を、これほど高潔に扱えるなら。
彼女は、聖女になるべくしてなったのだと、そうアルメスたちは思う。
「…あら。今度は仲睦まじい方々ですね」
遂に、自分たちの番が来た。
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/18(日) 01:37:38.69 ID:C1X/Ulz4O
何を聞いたりするかを下2まで
何もしないのもありやで
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/18(日) 01:39:57.95 ID:GGPBNp440
めっちゃ美人ですね
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/18(日) 01:46:17.11 ID:Q/OKyntTO
何故聖女になったのか
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/18(日) 02:37:56.44 ID:C1X/Ulz4O
「あ、えーっと」
「めっちゃ美人ですね」
何言ってんだ俺、いくらなんでもきょどり過ぎだろ。
「あらあら、お口がお達者ですね」
「開口一番で口説くバチが当たったわね!」
そういうのには慣れっこだったのか、あっさりと流されてしまう。
美人だとは思っていたけど、言いたかったわけじゃない。
これだけははっきりと伝えたかったが、もう遅そうだ。
「…なぜ、聖女になったんですか?」
「なぜ、と問われましても…」
「神からの使命を受けたから、です。それ以外で敢えて言うのであれば…」
「人の役に立ちたい。その想いが、わたくしの根幹にあります」
「皆様の笑顔こそが、わたくしの原動力。役に立てていると実感出来るから、こうして務めを果たせるのです」
「『聖女』と持ち上げられるのは、少々照れ臭いのですが…」
本当に出来た人だと感心するが、もう少し踏み込んだ質問をする。
心意気も訊きたかったのだが、一番訊きたいのはその経緯なのだ。
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/18(日) 02:47:12.45 ID:C1X/Ulz4O
「なるほど…」
「私も、質問していいかな?」
「はい。構いませんよ」
すかさずフォローに入るフラガラッハ。
「私が知りたいのは、何があって聖女…いや、人のために行動しようと思ったのか、だ」
「もちろん、黙秘権は貴女にもある。どう解答するかは貴女の自由だ」
フラガラッハの問いに、一瞬の逡巡を経て聖女は答える。
「わたくしは嘗て、盲目の村人でした」
「ですがある時、日課のお祈りをしていた時、突然視力が回復したのです」
「同時に、この槍を扱う力を手にしました」
「わたくしの目に光が宿り、この槍を手にした意味。…それは、神がわたくしに使命を与えた以外には無いでしょう」
「…ありがとう。嘘偽り無く答えてくれて、感謝するよ」
「いえ、それがわたくしのやるべきことです」
「お時間となりましたので、ご退席くださいませ」
丁寧な聖女のお辞儀に見送られ、アルメスたちは大聖堂を去った。
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/18(日) 02:47:38.56 ID:C1X/Ulz4O
どんな行動をするかを下1に
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/18(日) 03:05:05.17 ID:DLkh+0ODO
ギルドで依頼を確認しに行く
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/19(月) 12:05:44.78 ID:SpnzhzS1O
依頼を済ませた翌日。
宿屋の一室で眠っていたアルメスは、物音に反応して目を覚ます。
「おはよう、マスター」
「おはよう…フラガラッハ…」
鍵を掛けていたのに、さも当然と居座るフラガラッハ。
敢えて何も言うまい。
「本日採れたての果物を使ったスムージーだそうだよ。ほら、ご賞味あれ」
「んー…うめぇ…」
寝惚けた表情のまま、コップに注がれているスムージーに口を付ける。
普通に甘くて、普通に美味い。
アルメスがお食事中の間、フラガラッハはアルメスの髪を整える。
手櫛でボサついた寝癖を直し、指を通して絡まりを取り除く。
数分後、二人の作業は同時に終了した。
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/19(月) 12:06:31.67 ID:SpnzhzS1O
「今日の依頼は…っと…」
前日と同じように、掲示板に目を通す。
半分近くが前と変わらない依頼だが、それ以外は新規で届いたものに置き換わっている。
「なんか、思いっきり戦える依頼がやりたいわね」
「フライクーゲル…お前後ろからパンパン撃つだけだろ?」
「銃に近接戦闘のスキルを求めないでよ」
ごもっとも、と返し、再度掲示板を確認する。
一度掲示板が裏返り、少ししたらまた元に戻る。
すると、依頼の内容がまた変わっていた。
「…ますたぁ様、あれ」
「ん、特例か…」
天之尾羽張の指差す先には、赤い紙が一枚。
特例は、種類によって色が異なる。
赤は『猶予が残されていない、救出関係の依頼』、青は『本来であれば存在するはずのない、外来種の討伐』。
黒は『死亡率の推定すら不可能な、非常に危険度の高い依頼』をそれぞれ表している。
他にも、いくつかの色があるらしいが、それは割愛する。
今回の赤紙、特例の内容は『失踪した騎士団の捜索』だった。
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/19(月) 12:07:05.27 ID:SpnzhzS1O
どんな依頼を受けるかを下1に
キャンセルも勿論可能
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/19(月) 12:36:08.95 ID:1duyvMeWO
騎士団の捜索
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/19(月) 13:54:55.86 ID:SpnzhzS1O
「これ、受けます」
赤紙を掲示板から取り、カウンターに提出する。
こちらの顔を見てなのか、連れのウェポナを見てなのか。
キョトンとした表情のまま、受付嬢は数秒固まる。
「…あの、手続きをお願いします」
「…あっ!はいぃっ!」
アルメスの声で漸く意識が戻されたのか、ワタワタとしながら大急ぎで手続きを終わらせる。
受付嬢は一本の短剣をカウンター上に置き、契約書をその隣に置いた。
「捺印をお願いします。こればかりは、沢山の方々の人命が懸かっていますので…」
「分かってますよ」
指を軽く斬りつけ、血を絞り出す。
ポタポタと垂れた血液を、親指につけて血判を押す。
すると、血判から黒い線が出て、書類の枠を形作った。
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/19(月) 14:04:16.91 ID:SpnzhzS1O
「これで、手続きは完了しました。改めて、説明に入りますね」
今回失踪した騎士団は、南の大国『アガスティア連邦』が抱える『ソル・ブレイヴス』。
『アルバ渓谷』の猛獣を討伐するため、ベリルヌスに最も近い『シェード』という町から出発したそうだが、数日経っても帰還しないことから、失踪したと判断されたそうだ。
「で、一番近くて人の多いベリルヌスから、救援に向かわせよう…ってわけですね」
「そうなります…。今回の討伐作戦には、新米の方が多く参加していたみたいで、連邦の上層部も、かなり事を重く見ていると…」
「ふむ…」
とは言うが、こちらの持つ情報は微々たるものだ。
失踪したと思しき場所も、結局は分からない。
何か情報を引き出せれば、もう少し対策は練れるものを。
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/19(月) 14:04:47.44 ID:SpnzhzS1O
質問とかがあれば下2までに
70以上で情報が入手出来ます
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/19(月) 14:56:29.75 ID:8i1HW1Pn0
討伐対象の猛獣について
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/19(月) 15:21:40.21 ID:zrrh1X85o
騎士団の失踪したと思わしきポイントについて
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/19(月) 15:37:28.10 ID:SpnzhzS1O
「二つ、質問いいですか?」
「答えられるものなら…」
「一つは、討伐対象の猛獣の情報」
「もう一つは、騎士団が失踪したと思しき場所」
アルメスの問いに、受付嬢は険しい表情で返答する。
「討伐対象は『リュクスベヒーモス』。突然変異で光属性になった猛獣『ベヒーモス』の亜種です」
「太古の戦争では、エデンの民がディセデンの群勢へのカウンターフォースとして保有していたそうですね」
「飼い慣らしていた、ということですか」
「はい。圧倒的な武勇を示せば忠誠を誓う、とのことですが…。そんな人間は、今時いませんよ」
「…それと、騎士団の失踪ポイントは全くもって不明です。アルバ渓谷とシェードの間で、何かがあったと思われますが…」
「…充分です。ありがとうございました」
ぺこりとお礼をし、アルメスたちはギルドを出た。
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/19(月) 15:43:59.19 ID:SpnzhzS1O
「さて、これから大仕事をやるわけですが」
「一筋縄ではいきそうにないでござるな…」
今現在、騎士団がどういう状況にあるのか。
それさえ分からないから、時間的猶予の予測すらままならない。
どこかの本で見た記憶によると、物資の補給無しでは保って一週間らしいが。
騎士というのなら、鈍重な装備をしているに違いない。
もっと短く見積もっておいた方が良いだろう。
「…ここからシェード、アルバ渓谷までは何時間掛かる?」
「うーんと。ギルドが貸し出してる馬を使えば、半日でアルバ渓谷に到着するね!」
「シェードは20時間くらいかな?道中に渓谷があるから、ちょっと遠回りしなきゃならないけど」
「突っ切った場合は?」
「15時間。何も問題が無ければの話だよ」
「………」
少々、手強いか。
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/19(月) 15:45:59.89 ID:SpnzhzS1O
どんな行動をするかを下1に
制限時間も書いておきますが、これははっきり言ってあてになりません
☆Time limit 《4 Days》
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/19(月) 18:13:00.41 ID:XFyr5LxeO
よくありがちなパターンだけど酒場で働く
お金があれば選択肢も広がるし、客とコミュニケーションをすることで情報やあわよくば協力者も得られるしね
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/19(月) 18:32:24.95 ID:SpnzhzS1O
「な…何言ってんのよアルメスーーーーーッッッッッッ!!?!??!」
「うるっさい。話は最後まで聞いてくれよ」
アルメスの出した提案を聞くや否や、喧しい大声で叫ぶフライクーゲル。
ほれ見ろ、めっちゃ注目浴びてんじゃん。
「…どういうことですか?助けに行くでもなく、アルバイトなんて」
見るからに不機嫌そうなミストルテイン。
お願いだから、最後まで聞いてからそういう態度を取ってください。
こう見えて傷付きやすいんです。
こけて血が出るくらいには脆いんですよ、俺。
「まあ、理由としては単純なものさ」
「俺たちは圧倒的に情報が不足してる。地理的なものもそうだし、猛獣、連邦についての知識も不十分だ」
「そんなんで助けに行ったって、どこにいるのか目星が付いて無ければ無駄骨に終わる」
「だから、ここで仕込んでおくんだよ。騎士団の救出ってゴールに辿り着くためにな」
「つまり、マスターが言いたいことは、だ」
「『今から数時間程度人の多い場所で働いて、必要な資金と情報を入手する』…ということなんだよ」
「解説ありがとさん」
「………」
「無言で頭下げられても。お前の早とちりは今に始まった話じゃないから、慣れてるよ」
「うぅ〜〜〜……!」
それから暫くの間、フライクーゲルはハンカチの端っこを噛み締めていた。
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/19(月) 18:36:35.15 ID:SpnzhzS1O
Aチーム(アルメス、フライクーゲル、胴太貫)とBチーム(フラガラッハ、天之尾羽張、ミストルテイン)に分かれて行動を開始します
AチームとBチームの判定を下1と下2でします
成功基準は40以上で、70以上だと非モブの人物、90以上でウェポナと繋がりが出来ます
その場合、対応するキャラ募集が発生します
下3と下4に、上段の判定で70以上が出ていたら対応するキャラ募集を出します
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/19(月) 18:54:38.34 ID:IznrYst6O
こい
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/19(月) 18:56:06.72 ID:R48YOsGiO
やはり時間がないのか
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/19(月) 19:20:07.45 ID:8ZTH2/tKO
名前:ソピアー・メーティス
概要:黒いローブを纏った色っぽい女性。本人曰く「ただの物知り」なのだが、ウェポナについて知っているなど謎が多い人物
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/19(月) 20:29:14.02 ID:PXCZkATT0
名前:ライラ・レイティ
概要:色々と旅をしている眼鏡をかけた商人の女性で猛獣や連邦、地理など何でも知っている。物知りだが話し好きな為、長話しになることもたまにある。
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/19(月) 20:51:44.70 ID:SpnzhzS1O
「いらっしゃいませー!」
「い、いらっしゃいませ」
「ほぉ、姉ちゃんは『ジパンギア』から来たのか!道理で、ここらじゃ見かけない綺麗な顔してるわけだ」
「き、綺麗、でござるか」
「ってことはアレか?姉ちゃんはブライ…なのか?」
「如何にも。拙者はブライの一刃でござる」
「っかぁ〜!こいつぁ珍しいもんが見れた!姉ちゃん、ラム酒三本追加だ!」
「相分かり申した」
大繁盛の居酒屋で大忙しのアルメス、フライクーゲル、胴太貫。
これから数時間もの間働きっぱなしだったのだが、目ぼしい情報は得られなかった。
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/19(月) 21:13:53.36 ID:SpnzhzS1O
「灯之夏さん、6番テーブルに『ロマンダ鶏の香味焼き』と『ブレイズフィッシュスープ』をお願いします」
「はいはーい!私にお任せっ!」
「では、僭越ながら一曲披露させて頂きます」
恭しく礼をしたフラガラッハは、ゆったりとした動きで椅子に腰掛ける。
一度の深呼吸で精神を集中させ、慣れた手つきで鍵盤を弾く。
「な、なんだこの曲はぁ!?」
「…『月下の狂詩曲(ラプソディ)、か。この曲を知ってるだなんて…」
歓声に沸く酒場の中でただ一人、興味を示す女性がいた。
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/19(月) 21:47:10.33 ID:SpnzhzS1O
「ご静聴、ありがとうございました」
「フゥー!!!アンコール頼むぜぇ!」
「アンコールにお応えしたいのは山々なのですが…。少し疲れましたので再開までの間、食事やお酒をお楽しみくださいませ」
「商売上手だなぁおい!」
ワイワイと騒がしいフロアを抜け、裏口に出るフラガラッハ。
ゆらりと黒いローブに身を包んだ女性が歩み寄る。
「無銭飲食とは、感心しないね」
「あらぁ、代金は全額置いてるわ。お姉さんはそんなこと気にしないで、ね?」
「…何が訊きたいのかな?」
「これからも関係は続くだろうから、その前に自己紹介。私は『ソピアー・メーティス』。ただの物知りよ」
「…メーティス。貴女が私に尋ねたいことは、いったい何だい?」
彼女の考えていることは、手に取るように分かる。
それは、フラガラッハの持つ能力の一部。
本来は使い手を対象としているものを、限定的に範囲を広げているのだ。
「訊きたいこと、ねぇ。ウェポナのお姉さんにそんなものありはしないわよぉ〜」
嘘は言っていない。
「…はて、何のことやら」
「うふふ、惚けちゃって。まあ、いいわ」
「気が変わっちゃった。お姉さんのこと、私に教えて?代わりに、と言ったら何だけど。私の知ってることなら、何でも教えるわ」
「…じゃあ、私の質問に答えてほしい」
「かしこまりました〜♪」
歓楽街の喧騒の中で、密談が始まった。
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/19(月) 21:58:08.68 ID:SpnzhzS1O
「…ありがとう。有益な情報が得られたよ」
「こちらこそ、面白い話が聞けたわぁ」
「このことは他言無用でお願いするよ。それを拒むのなら、実力行使も視野に入れる」
「解ってるわよぉ〜。じゃ、バイバーイ」
ソピアー・メーティスは、夜の街に消えていった。
「…少し、不利な交換だったかな」
得られた情報は二つ。
一つは、アルバ渓谷にはゴブリンの巣が存在すること。
もう一つは、そのアルバ渓谷にいるリュクスベヒーモスが特異個体だということ。
その代価として、フラガラッハは自身の情報を質に入れた。
アルメスたちのことは伏せているとはいえ、過去を洗いざらい話したのは不味かったかもしれない。
あの場所には。
「…過ぎたことを考える必要は無い。仕事に戻らないと」
浮かない表情のフラガラッハは、酒場へと戻った。
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/19(月) 22:04:27.12 ID:SpnzhzS1O
「なーるほど。ゴブリンの巣、ねぇ」
「猛獣討伐のついでに、ゴブリンを退治に向かったのだろうか…」
「そうだとしたら、その騎士団は弱者の集まりということになるね」
「或いは、ゴブリン側が相当の手練れの可能性もありますよ」
明らかにきな臭い場所ではあるが、何かが引っかかる。
ベヒーモスの発見された場所と、ゴブリンの巣があると噂されている場所は、かなり離れている。
そんな場所に、職務をほっぽり出して態々向かうのだろうか。
何にせよ、面倒なことになっているようだ。
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/19(月) 22:05:30.65 ID:SpnzhzS1O
どんな行動をするかを下1に
☆Time limit 《3 Days 18 Hour》
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/19(月) 22:11:25.97 ID:uEc/k9wPo
ゴブリンの巣へ向かう
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/19(月) 22:27:04.42 ID:SpnzhzS1O
蹄鉄の音が響く暗闇の草原。
駆け抜けるは、6つの灯り。
灯籠を吊るした馬が、疾風の如く駆けている。
「アルメス!この方角で合ってるの!?」
「コンパスも地図もフル活用してる、問題ない」
夜、というよりも暗い場所では、危険な化け物がうようよと沸いてくる。
インフェクター。
死を伝染させると謳われている、太古から存在する化け物。
なぜ生まれ、なぜ生物を襲うのか。
全てが謎に包まれた、摩訶不思議な存在。
彼らにも警戒しなければならないのが、夜の移動が控えられる理由だ。
そんなことを言ってられる状況ではないが。
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/19(月) 22:28:08.76 ID:SpnzhzS1O
下1コンマで魔物との遭遇判定を行います
21以上で成功です
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/19(月) 22:28:44.53 ID:jrypZW2fO
あ
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/19(月) 22:50:21.88 ID:SpnzhzS1O
「マスター、前にゴブリンが数体いるよ」
「種類は?」
「インフェクターだね」
ゴブリンには小人型の魔物と、インフェクターの二種類があってややこしい。
集落を作るパターンは、例外なく魔物の方だ。
しかし、今接近しているのはインフェクター。
今回の事件との関連性は一切無い。
「フライクーゲル、やれるな?」
「私を誰だと思ってるの?」
アルメスの右手が輝き、光がフライクーゲルへと流れ込む。
「私はっ!死銃・フライクーゲルよっ!!!」
指鉄砲の構えをして、前へと向ける。
パリパリと指先から紫電が散り始める。
「脳天ぶち抜いてあげるわ…!」
そして、視認したゴブリンと同じ回数、指鉄砲を放つ。
「ギ……!?」
極小の弾丸は、蛇のようにうねってゴブリンの頭蓋を貫いた。
力無く倒れ臥すゴブリンの横を、馬が通り過ぎる。
「まっ、私に掛かればこんなものよ!!!」
「さっすがぁ!私もやるぞー!!」
「…ちょっと、アルメスは何か言うことないの?」
「ナイッシュー」
「…ふふん」
ドヤ顔を見せるフライクーゲルだが、全力疾走中に手綱から手を離すのはいかがなものか。
アルメスの予想に違わず、フライクーゲルは馬から振り落とされそうになった。
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/19(月) 22:51:38.17 ID:SpnzhzS1O
下1コンマで魔物との遭遇判定を行います
21以上で成功です
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/19(月) 22:52:38.75 ID:PXCZkATT0
こい
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/19(月) 22:58:55.50 ID:SpnzhzS1O
クッソ今更な胴太貫さんの称号的なやつ載せておきます
忘れててごめんなさい
虚の逸装:参之剣−−必斬の刃・胴太貫−−
「この洞窟の先か…?」
見るからに手が加えられた小さな洞窟が、目の前に広がっている。
地図を見ると、この先には広い敷地が広がってそうだ。
「警戒しているゴブリンはいないでござるな」
「ゴブリンって狡猾で卑怯な魔物って聞いたことあるけどなぁ」
天之尾羽張の言葉に同調する。
今まで読んできた書物の中では、ゴブリンは等しく邪悪な存在だった。
今回も、騎士団を誘拐したのが彼らだとしたら。
「許せない、かい?」
アルメスは頷き、少し離れた位置の崖崩れに視線を移した。
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/19(月) 22:59:31.48 ID:SpnzhzS1O
どんな行動をするかを下1に
☆Time limit 《3 Days 6 Hours》
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/19(月) 23:27:37.46 ID:n40hgdg10
何名かで偵察
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/08/19(月) 23:35:01.45 ID:7g+0lQtAO
フラガラッハの能力を頼りに騎士団員以外も含めて要救助者がいないか捜索する
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/19(月) 23:49:54.96 ID:SpnzhzS1O
偵察メンバーを下1に
最低二人、最高四人で、アルメスも参加出来ます
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/20(火) 00:03:50.26 ID:XqhB0wl0O
フラガラッハ、フライクーゲル、胴太貫
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/20(火) 00:34:25.64 ID:4mfLH4RKO
潜入組の面子も決まったところで今日は終わりやす
の前に、騎士団組のざっくり判定を
下1コンマで判定します
下2から対応する分のウェポナ募集です
01〜40:無し
41〜60:一人
61〜80:二人
81〜99:三人
00:騎士団総ウェポナ計画
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/20(火) 00:36:02.09 ID:XqhB0wl0O
乙
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/20(火) 00:37:21.73 ID:4mfLH4RKO
あ、ひたすらこちらでモブをぶち込むのも限界があるので、騎士団のキャラを二人だけ募集します
後々また顔を出す時が来るかも
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/20(火) 00:59:42.01 ID:i0dmX2cB0
名前:地槌・メタトロン
人名:シーラ・レイン
能力:槌で叩いた所から広い範囲で大地を操れる。(地割れだったりゴーレムを作ったりなど)
概要:オレンジ髪で長髪の女戦士。性格は姉御肌で男勝り。かなりの怪力で重い物も簡単に持ち上げることができる。ギルドのクエストを一人で達成したこともあり、戦闘では負けなしとも言われている。武器娘として誇りに思っている。
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/20(火) 01:08:25.86 ID:i0dmX2cB0
>>104
ウェポナ募集と勘違いしてしまったので無しでお願いします。
安価下
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/20(火) 01:31:49.08 ID:1l31abAyO
名前:ビリー・グラハム
概要:ソル・ブレイヴス団長。30代前半という若さで一団を任されており、その実力は連邦でもトップクラス。騎士なのに何故かブライについて詳しい(といっても一刃から見ると間違いだらけだが)
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/20(火) 05:19:06.92 ID:x0cWZfJDO
名前 ミルキィ ウェイ
概要 4人兄弟の末っ子
3人の兄達はそれぞれ別の分野で成功を収めている中なにも無い自分に焦り騎士団で一旗揚げようと躍起になっている
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/21(水) 00:39:20.54 ID:bu3DwFdvO
時を問わず、情報というのは何よりも強い武器となる。
一気に突っ込むよりも、偵察を行って有用な情報を得る方が、騎士団の救出に繋がるはずだ。
尤も、そこにいる前提で話をしている時点で、思考が偏っているのだろうが。
「フラガラッハ、フライクーゲル、胴太貫。頼めるか?」
フラガラッハの能力があれば、敵よりも先に接近を察知して回避が出来る。
フライクーゲルの能力なら、近寄ることなく脅威の排除が可能だ。
万一、荒事に発展した場合。
白兵戦で無類の強さを誇る胴太貫が、迎撃に当たってくれるだろう。
「任せなさい。アルメスは、そこで大人しく待ってればいいのよ」
「委細承知」
「吉報を待っていてくれ。必ず、君に届けるから」
「俺のマナ、この瓶に詰めておいた。いざとなったらこれを使ってくれ」
「もう、過保護ねぇ」
距離が離れていたら、マナの供給による支援が出来なくなる。
戦闘が起きる可能性を考慮すれば、この判断は適切なはずだ。
「…別に、気にしてくれて嬉しくなんかないんだから」
顔を背け、フライクーゲルは呟いた。
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/21(水) 00:53:52.14 ID:bu3DwFdvO
「暇だ」
ウェポナを偵察に向かわせて数分後。
魔物が寄ってくるようなことも無く、平和に帰還を待っていた。
「ますたぁ様、しりとりでもしない?」
「えー。トランプとかの方が時間潰せないか?」
「敵が来た時に道具が散乱していたら、臨戦態勢に入るのに時間が掛かると思います」
「…私は基本戦えませんが」
ミストルテインの能力は、少々癖がある。
異世界の神話によるものだからなのか、普通の敵には有効打となり得ないのだ。
対象が堅固な場合はその限りではなく、絶対無敵たる存在には、致命的な一撃を齎す凶器となる。
対象の防御力に比例して威力を増大させる、無敵殺しの枝。
それが、ミストルテインという存在だ。
「…ルーツが異世界のものでもこの世界に存在出来るってのも、変な話だ」
本来ならば存在しないものを存在させる。
何があって、そのようなことが起きているのか。
また、存在しないものを何故書物として形に残せているのか。
「…まさか、異世界からやって来た人がいたりする、のか?」
その仮定が真とすれば、辻褄は合う。
だが、そんなことは本当に可能なのか。
四界の外側、交わることなどあり得ない領域から、触れることなど出来るのだろうか。
つくづく、ウェポナというのは不思議な存在だ。
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/21(水) 00:55:05.50 ID:bu3DwFdvO
下1コンマが61以上で、ゴブリンと遭遇します
60以下だと何も起きません
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/21(水) 00:56:38.14 ID:8EHqzFRN0
あ
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/21(水) 01:20:32.56 ID:bu3DwFdvO
「…狭いでござるな」
人一人通るのがやっとの洞窟を進む。
これだけ狭いと、武器を振ることすら出来ない。
「む…」
ピタリと胴太貫の動きが止まる。
「どうしたの?…あっ」
「………」
眼前にあるのは、それこそゴブリン専用としか思えない大きさの空洞。
光が漏れていることから、目的地がこの先にあるのは間違いないが。
「拙者の身体で通れるだろうか…」
「は?なにそれ?嫌味?」
「落ち着いて。君も貧相というほどではないだろう」
「デカ乳に慰められても…!」
ジト目でフラガラッハを見やるフライクーゲルをよそに、胴太貫は自身を守るカチウを取り外す。
「ここに置くのは心惜しいが、仕方あるまい。帰る際に回収すれば良いでござるな」
「麻袋に入れておくね」
「かたじけない」
感謝を述べ、胴太貫が先行した。
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/21(水) 02:04:16.24 ID:bu3DwFdvO
空洞を抜け、光の下へと姿を見せるウェポナたち。
眼前に広がる自然に息を呑み、周囲を警戒する。
「…ここは所謂『陸の孤島』だ。侵食から逃れた岩場の中心にある、ほんの少ししかない窪地…」
「ここにアプローチ出来るルートは、非常に限られている。巣があるとしたら、全てのルートに最短距離で逃げられる場所だから…」
地図を見つめながら、巣がありそうな場所を絞っていくフラガラッハ。
程なくして、だいたいの目星を付けたフラガラッハは、剣を片手に歩き始めた。
「ここから10分くらい歩く。いつでも戦えるよう、準備しておいてくれ」
「ええ」
「………」
胴太貫は無言で刀に手を添える。
籠手を外し、露わになった細い指が黒い柄に絡みつく。
何かあった時に即座に抜刀出来るよう、雑念を捨て集中している状態だ。
フライクーゲルも、二丁の拳銃を用意している。
各々の武器を構えたまま、息を殺して行動を続けた。
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/21(水) 02:05:09.92 ID:bu3DwFdvO
下1コンマが20以下でアクシデント発生です
それ以外だと、話が進みます
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/21(水) 02:05:37.19 ID:xQIBjDxCo
ほいさ
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/21(水) 02:06:10.99 ID:xQIBjDxCo
すまぬ……すまぬ……
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/21(水) 02:21:46.47 ID:bu3DwFdvO
「………?」
「今、何か聞こえなかった?」
「…フラガラッハ、周囲はどうなってるでござるか?」
「…何もいないよ。私たち以外には、ね」
冷淡な声で返答するフラガラッハ。
しかし、もう一度謎の音が聞こえると同時に、表情が変わった。
「…来る。皆、構えるんだ…!」
「じ、地響き…だと…!?」
地面が揺れ、何かが壊れ、折れる音が聞こえる。
それはどんどん大きくなっていき、地響きも激しくなる。
「…待って待って!?アルバ渓谷で地響きが起きるって…!」
「それってつまり、アレが来てるってことよねー!?」
「ああ…。状況は、最悪だ…」
「グルルォォォン!!!」
数十メートルはくだらない岩を全て破壊して、嘗てエデンの保有していたカウンターフォース。
『断罪の聖獣・リュクスベヒーモス』が降臨した。
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/21(水) 02:33:44.66 ID:bu3DwFdvO
「くっ…何という破壊力…」
「あの岩ぶち抜いてやってくるとか馬鹿なのこいつ…」
ベヒーモスは涎を垂らしながら、ウェポナたちを一瞥する。
『聖獣』と言われるだけあって、シルクのように美しい純白の毛が、全身から生えている。
頭頂部から背中に向けて伸びている角は、白電を纏い声を鳴いていた。
非常に筋肉質な肉体をしており、その脚や剛腕が生み出すパワーは底知れないだろう。
「この穴を通って、マスターの元には戻れない…」
「かといって、ベヒーモスの後ろを通って逃げられるとも限らない…」
「後退するでござるか…?主殿も、この音で勘付いているはず。それまでの時間稼ぎにはなるかと」
「逃げた先にはゴブリンの巣だ。挟み撃ちにされる可能性も否めないんだよ…」
前門の虎、後門の狼。
そんな諺がぴったり当てはまる状況で、ウェポナたちは行動を開始した。
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/21(水) 02:43:04.61 ID:bu3DwFdvO
「今の喧しい音、なんだ…?」
「地響きと破壊音…。嫌な予感しかしませんね、アルメスさん」
「…ちょっと待て。アルバ渓谷自体は、元々穏やかな環境だったろ…」
「大した魔物がいなかったから、その生態系を容易に破壊出来るリュクスベヒーモスが乱入して、大騒ぎになったんだ…」
今しがた聞こえた音と、アルバ渓谷の環境。
そして、外よりやってきた異物であるリュクスベヒーモス。
ここまで情報があれば、何が起きたのか想像はついた。
「…フラガラッハたち、ベヒーモスと鉢合わせしたのか…!」
これは、最悪と言わざるを得ない。
俺が近くにいれば互角以上に渡り合えるだろうが、今はウェポナたちしかいない、孤立した状況。
手渡したのは、一人の全力を引き出せる程度のマナだけだ。
足止めくらいは出来るだろうが、撃退まではいかないはずだ。
どうすれば良い。
どうすれば、この状況を打開出来る。
120 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/21(水) 02:48:55.09 ID:bu3DwFdvO
アルメスたちがどんな行動をするかを下1に
同時に下1コンマと下2コンマで偵察組の判定をします
わしゃもう寝ます
☆Time limit 《3 Days 5 Hours》
下1の方
01〜20:後退して時間を稼ぐ
21〜99:胴太貫にマナを使用、足止めと離脱を決行する
00:リュクスベヒーモスが降伏した
下2の方
01〜25:大失敗
26〜65:失敗
66〜99:成功
00:その時、不思議なことが起こった!
121 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/21(水) 03:02:42.75 ID:uf4hAdir0
偵察組の許に向かう
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/21(水) 03:09:04.94 ID:8EHqzFRN0
成功こい
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/22(木) 00:36:31.60 ID:9CswA11mO
ベヒーモスが偵察組の方に出現したならば、彼女らは間違いなく撤退の選択をする。
理知的に判断出来るフラガラッハがいるなら尚更、戦闘することはしないだろう。
もしするにしても、足止め程度で済ませてその場から逃れようとするはずだ。
ならば、ウェポナの使い手、マスターとしての自分がやるべきことは。
「馬に乗れ。皆と合流しに向かうぞ」
「了解です」
「おーっ!」
可及的速やかにウェポナの元に向かい、支援すること。
それ以外にない。
馬に跨り、所有者と剣たちは仲間の元に駆けた。
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/22(木) 00:38:01.06 ID:9CswA11mO
「…何をしようと、今の音に反応したゴブリンがこちらに向かう」
「なら、アレの後ろから抜け出すしかないね。マスターの助けがあれば、倒せるはずだ」
「どうすんのよ…。あんなムキムキだと、私の弾丸は効力が薄いわよ」
「この中で一番火力が高いのは胴太貫、君だ」
「…少しの間、気を引くだけで充分だ。頼めるかい?」
「拙者に任せよ」
胴太貫は刀を下段に構え、腰を屈める。
その姿はまるで、獲物を前にした獰猛な獣の、襲い掛かる直前の姿のようだ。
フライクーゲルは小瓶を取り出し、栓を開けた。
漏れ出た光は刀に纏わり付き、ブライの全身を包んだ。
「我が刃、不可視にして不可避の一撃」
「艱難辛苦を斬り伏せ、道を切り拓かん!」
「終之型(ついのかた)…」
脚に力を込め、地面を蹴る。
マナによる筋力増強と、マナの放出による推力の強化が、人智を超えた疾さを生み出す。
瞬きの間に、胴太貫はベヒーモスの足元に迫った。
野生の獣たるベヒーモスも、反射神経は並外れている。
当然、脅威たる存在を排除するために、攻撃を加える。
大きく振り下ろされた右腕は白電に染まり、矮小な人間を叩き潰そうとした。
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/22(木) 00:38:41.44 ID:9CswA11mO
が、遅かった。
「桜舞(さくらまい)!」
下段の構えから脇構えに移行しつつ、一閃。
剛腕を掻い潜り、懐をすり抜け。
放たれた一撃は、胴体を一文字に斬り裂く。
斬撃で一瞬蹌踉るベヒーモス。
その隙に、ベヒーモスが拓いた道から離脱するウェポナたち。
「グルァァァッッ!」
負傷に躊躇する様子もなく、ベヒーモスは反転、逃げる人間を追うが。
「ガ…ァッ…!?」
胴体の傷とは全く違う、無数の斬撃が全身を斬り刻む。
傷口から飛び散った血は、鮮やかに宙を舞う。
それはまるで、風に吹かれる桜の花びらのようだった。
不測の事態に、ベヒーモスは追撃を中断する。
全身のそれも、胴体の傷と変わらず深々と肉を斬り裂いている。
普通の生き物であれば、この時点で致命傷。
普通の生き物であればの話だが。
「グルルルル………」
動きを止め縮こまると、傷口を光が包む。
すると、傷は全て塞がり、素の状態に戻った。
「ガァッ!!」
そして、エトランゼの元へ急行した。
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/22(木) 00:39:19.09 ID:9CswA11mO
「ひっでえなこれ…」
岩で塞がっていたはずの場所は無惨に蹂躙され、ぽっかりと空いていた。
どうやら一直線に突っ切ったわけではなく、くの字に道が曲がっているためゴールは見えない。
それが余計に、尋常ではないパワーがあることを示していた。
「…ますたぁ様。私が行こうか?」
「駄目だ。覚装(アーミング)は俺がしんどい」
「…それに、お前も相当キツいぞ。ドーピングと変わらないからな」
「む…」
何が問題かというと、覚装を使ったところで勝つ保証が無いことだ。
助けに向かうだけなら、それだけでも充分かもしれないが。
喪失するリスクがあるのは否めない。
それなら、数的優位のある集団戦の方が良い。
「…うん、分かった。今回は自重するよ」
「そう重く考えるな。これは俺のミスでもあるんだから」
マスターとウェポナが離れることのリスク。
それを考えておくべきだったと反省する。
(なんて未熟だよ、俺は…)
まだまだマスターとしてはひよっこだと、実感するアルメスだった。
127 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/22(木) 00:40:20.46 ID:9CswA11mO
「主殿!」
「胴太貫っ!フライクーゲルとフラガラッハも…!」
「死ぬかと思ったわ」
「時間が無いから、掻い摘んで説明するよ」
フラガラッハから事の顛末を聴き、状況を整理する。
洞窟を抜けて間もなく、リュクスベヒーモスと遭遇したこと。
マナを消費して撤退には成功したこと。
そして、追ってこなかったことからベヒーモスはゴブリンの巣へと向かったであろうこと。
「どうすんのよアルメス。私たちの目的は騎士団の救出でしょ?」
「…でもその場合、間違いなくリュクスベヒーモスと戦うよね」
今回相見えたのは、特異個体のリュクスベヒーモス。
獰猛と有名な猛獣の亜種の上、特異個体というスペシャルな存在だ。
特異個体が何を意味しているのかは分からないがそんな大層な名前が付いていることから、碌でもないものだということは分かる。
さて、どうする。
128 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/22(木) 00:40:55.06 ID:9CswA11mO
アルメスたちがどんな行動をするかを下1に
☆Time limit 《3 Days 4 Hours》
129 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/22(木) 02:02:25.63 ID:51jstgrDO
万全に準備を整える為に一旦街に戻る
130 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/22(木) 02:09:35.52 ID:9CswA11mO
規模は小さくなりますがここからならシェードが一番近いです
どちらに向かうかを下1に
シェード:アルバ渓谷から3時間。町なので規模は小さめ。
ベリルヌス:アルバ渓谷から12時間。街なので規模は大きい。
131 :
りゅうくん
◆GaijiYAdxjSs
[りゅうくん ◆GaijiYAdxjSs]:2019/08/22(木) 02:38:57.37 ID:P6V0vOl80
◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSs◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSsりゅうくん ◆GaijiYAdxjSs
132 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/22(木) 02:57:42.29 ID:FG1z9pFQO
シェード
133 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/22(木) 20:39:44.16 ID:9CswA11mO
「今回助ける騎士団…ソル・ブレイヴスだっけ。確か、新米が多いんだったよな」
「ええ。受付嬢はそう言ってたわ」
ベヒーモスの危険性は、その手の者に限らず民間人にも広く伝わっている。
その亜種ともなれば、危険性は跳ね上がっている。
だというのに、新米を多く配備したということは。
それだけ、指揮するリーダーが優れているということ。
そして、確実に対象を仕留められるという自信があることの証左となる。
「…なら、持ち堪えるよな。隊長さんを信じよう」
「俺たちは一度シェードに向かう。準備が整い次第、またアルバ渓谷に戻ってくるぞ」
「ここからなら3時間程度で済む。それくらいなら、騎士団だって耐えるはずだ」
そもそも、何故失踪したのか。
それが不明な以上、下手に手を出すのは良くなさそうだ。
どうにか耐えてくれることを祈りながら、アルメスたちはアルバ渓谷を発った。
134 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/08/22(木) 20:40:28.42 ID:9CswA11mO
下1コンマで魔物との遭遇判定を行います
21以上で成功です
135 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/08/22(木) 20:40:51.53 ID:dIOwMEn7o
はあ
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