【安価】提督「俺の叢雲」【艦これ】

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66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/09(金) 22:34:25.27 ID:ZiEtm9eOO
青葉「え〜〜聞こえますでしょうか青葉です。今日はゲリラ放送を行っていますよ!」 


青葉はカメラの前ではしゃぎながら語りかける。スクープがあった時などはこうやって鎮守府内でライブ放送を行っているのだ

娯楽の少ない鎮守府にとって青葉の放送はいい暇潰しで、内容はともかく多くの艦娘が見ている


青葉「今日はですね司令官の断髪式を行います!」


叢雲「本当にやるのね」 


提督「叢雲になら剃ってもらってもいいし、皆に見てもらえ場いいって青葉のアイデアも悪くないと思うんだ」   


叢雲はため息をつきながら右手で剃刀を持つ。なんだかんだ言いながらも提督と特別な関係である叢雲でしかこの仕事はできないのだ。叢雲はカメラの位置を確認すると提督の頭に剃刀を立てた


下2次の展開
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/09(金) 22:49:38.04 ID:K4sft0zY0
叢雲、涙を流しながら剃髪を拒否
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/09(金) 22:49:47.26 ID:x2Cxe4Pi0
けど薄毛じゃないのは育毛サロンから頃から知ってる提督じゃなくなるからだと…よぎって叢雲が持つ剃刀に力が入らず躊躇う

69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/09(金) 23:24:30.04 ID:vsnmDB4Y0
叢雲は動けずにいた。提督の頭へ剃刀を立ててから全く動けなくなってしまったのだ

青葉は焦らしているのだと思い息を荒くしてその時を待つ。だがいくら待っても叢雲の手が動くことはなかった

流石に遅すぎると青葉が思い始めたころに提督は口を開く


提督「ごめんよ青葉やっぱり今日はやめとこうかと思うんだ」 
  

青葉「ここまでお膳立てしたんですよ?!」


提督「ほら、今日は仏滅だし‥」
  

訳の分からない言い訳を続ける提督と文句を言う青葉。そんな二人とは対象的に叢雲は少しも動くことができなかった
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/09(金) 23:30:31.09 ID:vsnmDB4Y0
提督「間宮券とインタビューを受けてあげる約束をしたら機嫌を直してくれたね」


叢雲はなにも答えない。青葉が帰って執務室に戻ってきても叢雲は無言のままだった


提督「たかが髪の毛が無くなるだけだよって言っても叢雲には大きなことなんだよね」   


叢雲は答えない


提督「叢雲は初めて会った時から大きく変わってしまったけど、君には変わりないんだよ」


叢雲は何も答えない


提督「叢雲が嫌がることはしないからさ。もう暫くはこの薄毛と付き合って欲しいな」   


叢雲は小さく頷いた
  

下2次の展開
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 00:11:27.17 ID:dQCIdpL0o
叢雲を寝かせてから、二人の馴れ初めの回想
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 00:13:02.16 ID:FAX99y8LO
空気をよまない深海棲艦が鎮守府を奇襲攻撃
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/10(土) 00:56:58.71 ID:aBQBAoIz0
静まり返った執務室に突如サイレンが響き渡る。深海棲艦が空気を読まずに攻めてきたのだ


提督「今出れるのはC班かな、それとも他の班に頼むべき?」   


叢雲「私がやるわ」


呟くように言うと叢雲は執務室から出ていく。提督は何かを言っているが聞こうとはしなかった


叢雲「ちょうどいい時に攻めてきたものね。私のストレスを消すのに利用させてもらうわよ」


強気な事を言うがその表情は暗い。怒りや悲しみが混ざったような複雑な面持ちのまま叢雲は海へ向かう


下2出撃の結果とか


今日はここまで。いつまで続くかは分からない
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 01:22:54.29 ID:dQCIdpL0o
おつです
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 01:23:11.16 ID:nbA6T8WR0

 
天龍と協力して、ネ級の片腕を引きちってお持ち帰りするほど素晴らしい戦果をあげてきた
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 11:29:46.83 ID:bN4RKBU+O
発想は多分足りないssからだろうけどそっちより遥かに面白い!
続きまってる
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 12:00:52.22 ID:VRVNMD5KO
鰹節でワロタ
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/10(土) 13:35:49.98 ID:vJsUP2MGO
艦隊が帰投しました  


天龍「歯応えのねぇ奴らばっかりだったな暴れ足りねぇぜ」  


提督「歯応えのある深海棲艦が攻めてきても困るからこれでいいんだよ」


緊急出撃を終わらせた天龍が帰ってくる。敵はそこまで強くなかったようであっという間に片付けてしまった   

敵は弱いといえども六隻からなる集団だったが、それを天龍と叢雲だけで沈めてしまうとうのは簡単なことではない。これも二人のレベルだからできることなのだ


提督「ところで叢雲はどうしたんだい、一緒に帰ってこなかったの?」   


そうやって天龍に話しかけていると、彼女の後ろからここに居るわよと返事が聞こえる
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/10(土) 13:47:04.40 ID:vJsUP2MGO
叢雲「これ土産よ」


ポイッと床に何かを捨てる。それは無機物のように冷たくなく、むしろ生々しくグロテスクなものであった


提督「う‥で?深海棲艦の腕かい?」 


叢雲「ネ級の腕。しつこく抵抗してきたから引きちぎってやったわ」


叢雲を見てハッとする。彼女は返り血のような液体にまみれていたのだ。深海棲艦の血だとは思いたくないが、叢雲が捨てた腕からは叢雲に付着しているのと同じ液体が滴っている


叢雲「この腕が私にくっついたらいいのに。そう思わない?」   


提督が答えられずにいると叢雲はお風呂に入ってくるからと場を後にする。天龍は何かを言いたそうにしていたが言葉をかけることはなく立ち去った


下2次の展開
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 14:01:05.36 ID:BZJa+iyNo
ksk
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 14:01:12.72 ID:PJtfNLCoo
明石「……と言われたので作ってみました。深海棲艦の腕を使った義手型の艤装です」
82 :足りないものssは至高 [sage saga]:2019/08/10(土) 14:30:11.05 ID:vJsUP2MGO
明石「と言っていたので作ってみました。ネ級の腕を使った義手型の艤装です!」


提督の目の前には義手にしか見えない何かがある。明石が言うにはこれでも艤装らしい


提督「これはどんな特徴があるのかな?」   


明石「なんとこれ本物の腕みたいに動くんです!そんじょそこらの義手とは訳が違います!」


叢雲の義足は高価なもので着けている限りは歩くことに不自由しないらしい。だが腕はそうではない、むしろ義手をつけていない時もあるのだ
 
これなら叢雲は喜ぶかもしれない。そう思いながら提督は叢雲が風呂から出てくるのを待っていた


下2次の展開
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 14:46:37.36 ID:PJtfNLCoo
ksk
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 14:48:18.53 ID:qgJiuxzZo
つけたところバッチリフィットした上感覚まで再現された
うさみみ的なのが若干赤っぽくなる
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/10(土) 17:21:49.06 ID:vJsUP2MGO
明石「ぴったりですね、動かせますか?」


叢雲「動いてるわ‥」


戻ってきた叢雲に義手型艤装を着けてもらったところ、見事に左腕が動いた。試しにペンを持たせてみると掴むことも可能のようだ。この艤装は素晴らしい出来といえるだろう

その反動かは分からないが頭の艤装の色々が赤っぽくなったが大した影響は無さそうだ。仮にあったとしてもこの腕が動くことに比べれば安い


提督「よければ感想とか聞きたいかな」


叢雲「まずは驚きね。ストレス解消のために千切ってきた腕が役に立つとは思わなかったわ」


叢雲の加虐性には悩まされてきたがまさかプラスに働くとは思わなかった。これを機に彼女は少しでも変わってくれたらと思う


下2次の展開
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 17:23:24.34 ID:dQCIdpL0o
明石に感謝を
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 17:26:16.33 ID:yfXhPwG30
その腕で提督の頭を撫でてみる
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/10(土) 22:04:48.24 ID:aBQBAoIz0
叢雲「アンタこっちに来なさい」


叢雲に促され提督は彼女に近付く。すると提督の帽子を右手で取り艤装の左手で頭を触った


提督「いつもと何か違うかい?」   


叢雲「その感触を確かめてるのよ」


これは二人にとっては重要なスキンシップなのだ。提督の頭上の荒地を久しぶりに見た明石が笑いをこらえながら肩を揺らしているのは失礼にあたる

しかし提督の頭も悪い。少し汗をかいていたようでいつもより荒地が乱れ、頭上にはミステリーサークルのような円形の模様が出来上がっていたのである

目を瞑って頭を触る叢雲とそれを受け入れる提督。それと笑うことを必死で我慢する明石とで三人の温度は全く違っていた


下2次の展開
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 22:11:56.42 ID:AuNDXdS2o
ksk
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 22:12:22.13 ID:TMyuSYV30
威力を試せと言わんばかりに深海棲艦の襲撃が
キラキラの代わりに赤い気焔を纏った叢雲が圧倒的な力で余裕の勝利。ヲ級flagshipの下半身を無事持ち帰る
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/10(土) 22:37:18.52 ID:aBQBAoIz0
ウウウ〜〜ゥゥ〜  


明石「んひッ‥‥提督、また襲撃が来ちゃったみたいですよ」  


笑いをこらえながら明石はそう告げる。先程襲撃があったばかりだというのにまた深海棲艦が攻めてきたようだ


叢雲「この腕を試すにはちょうどいいわね。私が出るわよ」


提督「連続の出撃は体への負担が大きいから簡単には許可できないよ」


叢雲「さっきのは出撃なんかに含まれないわよ。あんな弱いのを倒して疲れるはずないでしょ」 
 

アンタは指揮に入りなさいと告げて叢雲は海へ向かう。提督は彼女を心配する気持ちもあったが信頼もしている。叢雲が大丈夫というのなら平気なのだと判断し、自分の仕事へと向かう
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 22:39:55.35 ID:t2TzwspP0
これは暴走するやつ、絶対暴走するやつ
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/10(土) 22:44:37.95 ID:aBQBAoIz0
明石「でまた深海棲艦の体を持ってきたんですか」


叢雲「今度は足よ、艦種はヲ級で多分フラグ艦」


ドチュッと嫌な音を立てて足が転がる。今度は骨のようなものが見えていることから、かなりの力強いで引き千切ったのがわかる  


叢雲「また汚れたからお風呂に入ってくるわ。後はわかってるわね?」


叢雲の眼の奥には紅い炎のような気焔が見える。ただ喋っているたけなのにプレッシャーで押し潰されそうになる

そんな叢雲からの頼みを明石は消え入るような声で了承することしかてきなかった


下2次の展開
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 22:50:56.95 ID:vAi7bdPYo
優秀な義足が完成、叢雲のウサミミが完全に深海化
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 22:51:06.95 ID:t2TzwspP0
生身同様の義足が完成。大本営飛び越して日本中で話題となり、人間への転用も視野に入れて研究が始まる
深海棲艦が海を荒らす憎き敵から優秀な義肢の素材として狩られる存在と化す
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/10(土) 22:55:51.94 ID:aBQBAoIz0
叢雲の義足は高性能で新しく作る必要が無いのではないかと思ったので再安価

下1次の展開とか何か面白いこと
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 22:57:29.03 ID:JTBKeimRO
瑞雲が全て盗まれる
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 22:58:17.44 ID:dQCIdpL0o
ちょっと提督、叢雲さんの手綱をちゃんと握っててくださいよと明石から抗議される提督
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 23:03:09.70 ID:t2TzwspP0
「後はわかってるわね」は作っとけって事じゃなかったのか……
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/10(土) 23:22:18.14 ID:aBQBAoIz0
>>99骨見えてるし艤装義足にするのは状態が悪いと思った。書き方が良くなかったので次から気を付ける


叢雲「あいつらの血ってちゃんと洗わないと落ちないのよね。もう全部落ちたかしら」
 

こびりついた深海棲艦の体液を落としていると誰かが風呂場に入ってきた音がする。そちらを見てみると日向がこちらに向かってきていた


叢雲「そっちはなに上がりなのよ。今日は演習も無かったわよね?」
 

日向「瑞雲」


叢雲「まさか遠征なんか行くはずないわよね。こんな時間にお風呂だなんて何か理由があるの?」


日向「瑞雲」


会話ができない日向の扱いに困っているとその後ろから最上が顔を出す。彼女が変わりに事態を説明してくれた
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/10(土) 23:26:18.39 ID:aBQBAoIz0
日向は自主的に訓練をしようとしていたらしいのだが、お気に入りを含めた全ての瑞雲が無くなっていたらしい

心当たりのある場所を全て探したが無く日向はすっかり落ち込んでしまったということのようだ

最上も一緒になって探したらしいのだが見つからず、秘書艦である叢雲に話を聞きにきたということらしい


叢雲「そんなの私も知らないわよ。さっきまで出撃もしてたんだし」 
  

最上「やっぱりそうだよねえ、瑞雲どこに行っちゃったのかな」


瑞雲の無い日向は最早日向ではないと言わんばかりの落ち込みようである


下2次の展開
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 23:28:54.79 ID:t2TzwspP0
ksk
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/10(土) 23:29:05.72 ID:jeuQfe+Xo
子瑞雲をつれて瑞雲達が帰ってきた
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 00:52:38.31 ID:JNQ7Wq2Ao
瑞雲とは
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 01:39:19.11 ID:8nrWjm3b0
最上「良かったですね日向さん、今年も子瑞雲が沢山産まれたみたいだよ」  


日向「瑞雲!」  


叢雲「これは何なの」   


居なくなったはずの瑞雲は産卵?のために大いなる海に出ていたようだ。旅から戻ってきた瑞雲は立派な子瑞雲を連れて戻ってきた、これは素晴らしいことなのだ


最上「そういえば今年もこの季節だったのを忘れてたよ。お騒がせしちゃってごめんね」


叢雲「もういいわよ、もう」      


深く考えると負けな気がする。叢雲は瑞雲に関して考えることはやめた


下2次の展開


今日はここまで。地の文はあった方がよろしい?
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 01:55:57.63 ID:08JJoRx1o
おつです
問題ないよ
安価なら下
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 02:01:17.20 ID:ftKyWSQ/O
瑞雲達を追ってボクカワウソの大群が鎮守府に!
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 03:16:29.70 ID:wdO2xn/ZO
地の文読みやすい。書きやすい方でいいと思う

瑞雲連呼の日向で草
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 11:38:54.04 ID:CPcQUV2QO
ボク、カワウソ
ボク、カワウソ
ボク、カワウソ


叢雲は不機嫌そうに謎の生物を見る。瑞雲達が子瑞雲を連れて戻ってきたのを追いかけるようにこの生物が鎮守府に押し掛けてきたのだ

明石によれば危害を加えない限りは安全なので放置が良いと言われた。危険性が無いのなら無闇に傷付ける必要はない

もし危険があるのならその四肢を千切ってやればいいのだが、そういうわけにはいかない


叢雲はこの生物に可愛げがあるのならまだ許せたのだ。しかしとても可愛いとはいえる姿をしていない

鳴き声のようにボク、カワウソを繰り返し左右に揺れながら歩く。巷で人気のゆるキャラに比べるとかなり劣る


叢雲の苛つきを加速させているのは鎮守府での評判もある。叢雲のようにボクカワウソに好意を持てない艦娘は少数派なのだ


叢雲「これのどこに可愛げがあるっていうのよ」


叢雲の愚痴は加速していった


下2次の展開
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 11:48:40.88 ID:m3vYaC1i0
瑞雲の一部がボク瑞雲とか言い出した
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 11:48:43.87 ID:ajXZl6SCo
叢雲のストレス発散により深海素材の義肢の在庫が豊富に。邪魔なので大本営に送ったらお小遣いが貰えた
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 12:01:05.43 ID:7oYW98jW0
丁度、 SK+SGレーダーを装備した多摩がやってきた
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 12:58:36.89 ID:8nrWjm3b0
提督「う〜〜んどうしたものかな」  


唸りながら提督が眺めているのは領収書である。そこにはそこそこの金額が印字されており、ボーナスにしては大きすぎる額となっている

この大金は叢雲が関係している。ネ級の左腕を千切ってからというもの叢雲の加虐癖は深海棲艦に向けられるようになったのだ

出撃する度に深海棲艦の手や足を持って帰ってくるようになり、明石の元には四肢が貯まる一方であった

叢雲の義手のスペアは一つあれば十分なので、残りは廃棄する必要があったのだが明石はそうしなかった。腕が作れるのなら足も作れるはずと義足艤装も作ってしまったのだ

そしてそれを試しに大本営に送ってみると言い値で買おうと驚きの金額が提示されたのだ

こうして提督の元には大金が舞い込んできた。物欲は人並みはあるものの、いざとなったら何を買えばいいのか分からない


提督「これは叢雲のお陰で手に入ったお金だし彼女の為に使うのがいいかもしれないね」


一つ決心したように提督は独り言を呟いた


下2次の展開
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 13:05:49.20 ID:m3vYaC1i0
お高そうなディナーに誘う
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 13:09:31.86 ID:ajXZl6SCo
↑+ホテルのスイートで一泊
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 13:10:01.51 ID:ajXZl6SCo
あっ連投だった。安価下で
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 13:11:55.31 ID:fqv8niWD0
取られるまで長いし仕方ないね

ディナーで
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 13:46:28.89 ID:YVZ9AZbNO
叢雲「どう、すればいいのよ」


提督「いつも通りでいいんじゃないかな」


叢雲「いつも、通り?」


あのお金はやはり叢雲に使ってもらおうと休暇と高級ホテルスイートにディナーをプレゼントすることになった

だが時期が悪く一人分の予約が取れずペアでのみの予約ならなんとか確保することができたので、提督と二人でホテルにやってきたのだ


提督「ドレスコードもこの服なら大丈夫だったみたいだね。他にお洒落な服が無かったから助かったよ」


叢雲「ドレス、コード‥」


いつもの叢雲ならアンタの頭はこの場所に相応しくない等言われる所だがその余裕は無いようだ。叢雲は目に見えて緊張している


下2次の展開
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 14:03:05.74 ID:Mdul4w8+o
ksk
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 14:04:35.36 ID:m3vYaC1i0
緊張を解くために少し気取って紳士的にエスコートする
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 14:24:50.48 ID:YVZ9AZbNO
提督「お嬢さんそんなに緊張しないで下さい」


叢雲「‥お嬢さんなんて年じゃないわよ」


提督「少しでも緊張が解れたらと思ったんだよ。うまくいったかな?」


叢雲「知らないわよもう」
 

提督はいつもと違う態度を取ると叢雲はいつもの調子で返事を返す。場を和ませるという目的は達成できたようだ

普段の調子を取り戻した叢雲は提督とディナーを楽しむことができた。味も良かったがこういう場所で食べるという行為も楽しむ要素の一つなのだ


下2次の展開
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 14:50:50.59 ID:g81z3F/qo
ksk
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 14:51:23.21 ID:qUAqP2yZO
軍のお偉いさんに出会ってしまう
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 15:32:31.48 ID:YVZ9AZbNO
「誰かと思ったがキミか、こんな所で休暇かね」


提督に話しかけてきたのは大本営の役員とか部長だとかいう上司だった。叢雲は会ったことがあるのかどうか分からないがとりあえず会釈はしておいた

提督の反応を見る限りこの上司を知っているようだ。最近どうだとか中身のない会話を続けている


コイツらは司令官ほど苦労もしてない癖にいい身分よね。何かあったらアンタ達から死んでいくんだから覚えていなさい

表情は変えず叢雲は心の中でそんな事を思っていた


下2上司と何かあったりとか次の展開
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 15:39:20.74 ID:Gh1Va8spo
馬に蹴られたくはないからそろそろ行くよ、と去っていく
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 15:39:36.24 ID:m3vYaC1i0
そうそう、君たちのおかげで奴らについての研究が進んでね。まだオフレコだがアデ〇ンスが深海棲艦を利用した毛根移植再生の動物実験に成功したそうだよ
ちなみに上司は提督より酷い頭
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 15:39:59.09 ID:2U0uAQBQO
はげなかまだった
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 16:50:16.65 ID:8nrWjm3b0
「そうそう、キミたちのおかげで奴らについての研究が進んでね。まだオフレコだがアテッランスが深海棲艦を利用した毛根移植再生の動物実験に成功したそうだよ」
 

提督「それは素晴らしいですね!!」 


その言葉で叢雲は嗚呼と嘆き全てを理解する。そもそもただの提督が大本営の人間と面識がある時点で違和感があったのだがこういう理由があったのだ

この上司をよく見ると提督より散らかしている。提督が荒地ならばこの上司は砂漠だ。辛うじてオアシスに数本の樹が生えているだけだ

しかもよく見ると年はとっているが顔は整っており若い頃は提督よりも顔が良かったと推測できる。この頭具合から見ると提督と同じように若い頃から散らかしていたのだろう

高級ホテルのレストランでガッチリと硬い握手を交わすハゲ二人。慰めあっても髪は生えないわよという独り言は誰にも聞こえなかった   


下2次の展開
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 17:01:52.18 ID:XUSeRUxZo
上司とは別れてホテルのスイートルームでしっぽりする
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 17:03:28.19 ID:2U0uAQBQO
上司の奥さんのちとちよ(重婚)が登場
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 18:16:10.44 ID:8nrWjm3b0
千代田「なにしてるのよ私達の席はこっちじゃないわよ」  


千歳「お知り合いの方でも居たんですか?」


上司の元に二人の艦娘が寄ってくる。二人の正体は千歳と千代田だということがなんとか分かるくらいに美しい容姿をしていた。艤装ではなく私服になっているだけでこれだけ綺麗になるのかと驚きの表情で叢雲は見る

そして二人の指を見ると綺麗な指輪がはまっていた。どちらも左手の薬指にはまっているということはこの上司は千歳と千代田と重婚しているのだ

確かに顔は悪くない、でもそっちは砂漠よ?ハゲと結婚してよかったのかしら


千代田が男(ハゲ)同士での握手を見てなんとなく状況を察しため息をついていた頃、千歳は提督の正面に叢雲が座っているのを見つける。二人をまじまじと見ていた叢雲と目が合う


下2千歳のセリフとか
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 18:20:40.68 ID:e7QpBRE0o
二人の邪魔をしちゃったみたいでごめんなさい
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 18:24:40.00 ID:y3XAYmHbO
私達ハゲ萌えなのよ
あなたは違うの?
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 18:54:20.26 ID:8nrWjm3b0
千歳「私達はハゲ萌えなのよ、貴女は違うの?」 


叢雲「ハ‥‥?」


千歳が言った言葉は聞き取れたのだが理解ができない。萌えっていうのは可愛げのあるものに使うのよねと考え込む

愛らしいキャラクターや可愛いアイドルに萌えという言葉を使うのは間違っていない。だがその萌えをハゲに使うことはどうだろうか

スキンヘッドならまだギリギリ理解できる。剥いたゆで卵のような頭皮はなんとなか萌えという言葉を使っていいだろう


だがハゲは萌えるのもではない、むしろ見苦しいものなのだ。これのどこに萌える要素があるというのか


叢雲が返事をできずに固まっていると今度は千代田が話しかけてくる


下2千代田のセリフ
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 18:57:03.36 ID:Fd6cXx0Zo
ksk
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 18:59:05.09 ID:+vtyvNjJo
まあまあそれくらいで。馬に蹴られちゃいますよ
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 19:18:21.83 ID:JnDY26Q/O
千代田ってそんなキャラでしたっけ?

再安価下1
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 19:20:45.48 ID:w155/FLao
>>1?
一応安価は>>132
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 19:28:24.65 ID:aXASQcoJo
リスペクト元に比べて安価に頼りすぎてる気がする
あっちだと『安価「こうしました」→作者「その結果こうなりました。次は?」』って感じだけど
こっちは『安価「こうなりました」→作者「はい。次は?」』って感じ
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 20:22:43.72 ID:8nrWjm3b0
>>139安価スレの難しさを感じてる。自分で考えられる所は考えてみる


千代田「二人きりだったのに邪魔して悪かったわね。お姉も空気読んであげて」


千歳「あらごめんなさい。あとはゆっくり楽しんで」


そういうと千歳と千代田は上司を連れてどこかに行ってしまった。さっきの話からするに自分達の席に戻ったのだろう


珍しく興奮している提督から話された内容によるとあのハゲ上司はやはりハゲ友で、どの育毛剤が良いとかをよく話し合っていたらしい

よく大本営の人間と仲良くできたわねと聞くとハゲに上下関係は無いと真顔で返された。提督以外にハゲの知り合いが居ないので確認できないのだが、これ以上相手をするのが面倒で適当に返事を返しておいた
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 20:26:36.01 ID:m3vYaC1i0
自分に合うペースを見つけるまではそこまで深く考えず、他の人が安価を取る>自分が安価を取る(投げたりしないけどそういうイメージ)>他の人がってしながら探っていくのがいいかも?
安価取っちゃってたら↓
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 20:28:01.39 ID:aXASQcoJo
(ハゲの人が勧めてる育毛剤使っていいのか?効果がないことはその人が証明してるのでは)
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 20:28:47.02 ID:8nrWjm3b0
叢雲「ここがスイートルームね最高級をうたってるだけあるわ」


食事を終えた二人は予約してあった部屋に入る。高級ホテルのスイートルームというだけあって部屋は広く設備も最高のものが揃っている


叢雲「この家具はアンティークだしあの時計はブランド物ね」


提督「一目で分かるだなんて流石だね」


叢雲「艦娘になる前に働いてた頃の名残よ」


叢雲の言う通りこの部屋は備品一つを取っても高級品ばかりで、ブランドに少し詳しいというレベルでも見たことのあるものが並んでいた  

ここはれっきとしたペアのスイートルームなのだが二人では有り余る程広い。この広さも含めてスイートということなのだろうか


下2次の展開
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 20:35:01.01 ID:XL9SNq3P0
しっぽりとお楽しみ
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 20:35:12.92 ID:hy8Mp/jqo
ガラス張りのバスルームでお風呂
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 21:07:34.92 ID:8nrWjm3b0
ザアアアア


提督「何を見てるんだい?」


叢雲「流石に出てくる水は普通なのね」


提督「もしかしたらミネラル水とかかもしれないよ?」


叢雲「そんなのあり得ないわよ」


叢雲から言い出したのにと嘆きながら提督は風呂場に入り、叢雲を抱き抱えながら入浴する


叢雲「普段広い風呂場を見慣れてるから少し狭く感じるわね」 


提督「鎮守府が唯一勝ってる所だね」   


叢雲「でも広さだけよ。シャンプーや入浴剤は高級品ね」


普通であればこの風呂場も広さを含めて驚くのだが、鎮守府の風呂は数十人が同時に入れるのでどうしても広さだけは驚きはしなかった
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 21:17:47.15 ID:8nrWjm3b0
叢雲「それにしてもいい趣味してるわよね。全面ガラス張りなんて滅多に見ないわよ」   


提督「エロビデオとかならよく見るシチュエーションだよね」


叢雲「これで雰囲気を盛り上げろってことなんでしょうけど、少し低俗ね」    


普通の夫婦やカップルならガラス張りの風呂場は興奮するのかも知れないのだが、二人にとって風呂はそういう場ではないのだ

鎮守府の風呂では義足や艤装を展開していても平気なので、叢雲は一人でも入浴ができる。しかしごく普通の風呂場ではそうはいかない

体を洗うことや入浴するのも一人では不可能なのだ。両足の無い叢雲はこのバスタブに入ったお湯で溺死する

提督にとっても風呂場は気の抜けない場所で少しでも油断すれば叢雲に大事が起こってしまう
 

提督「でもガラス張りだと叢雲の手伝いがしやすいかもね。何かあったらすぐに分かるしさ」


叢雲「そう言われればそうね、いいことを知れたわ」


本来とは違う使い方でガラス張りの風呂場は使われそうだ


下2次の展開
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 21:21:42.36 ID:fR49agqVo
ksk
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 21:28:56.94 ID:0TKslAMEo
一緒のベッド(巨大)でしっぽり
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 21:59:07.19 ID:8nrWjm3b0
提督「ふううぅ‥」  


叢雲「余韻に浸ってんじゃないわよ気持ち悪いわね」


提督「叢雲っていつもそうだよね‥なんでそんなに淡泊なの?」  


叢雲「こんなのでアヘアへするのは漫画だけよ。それよりアンタので汚れたからまたお風呂入るわよ」


叢雲と提督は男女の仲ではあるが、夜は基本こうである。提督が下手というわけでも叢雲が不感症ということでもない

叢雲は普段から提督に体を触られている。義足が手に入る前は移動するのにも提督を頼っていたし、トイレに行くにも提督の看護が必要だったのだ

そんな二人だから夜も特殊で普通の男女とは違う。世間話をしながら繋がり勃たなくなったら終わる。そんな情事をずっと繰り返しているのだ


下2次の展開
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 22:16:25.98 ID:m3vYaC1i0
ksk
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 22:24:42.99 ID:3k2WBIb6o
朝食前に上司を見かける
あちらも頑張ってた模様
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 22:25:25.30 ID:mcAuFMuko
リフレッシュして無事鎮守府に帰還。移植技術の研究のために深海棲艦生け捕り(生きていればよし)の任務が発令される
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 22:52:28.32 ID:8nrWjm3b0
翌朝、ホテルで朝食を食べていると昨日会った上司と千歳姉妹と再開した。ハゲ(男)同士会話が盛り上がってしまったので艦娘だけでの会話となる


千歳「うちの人が朝からごめんなさいね。あなたの所の旦那さんに会えたのがよっぽど嬉しいみたいなの」


叢雲「旦那ってやめてくれないかしら、そういう関係じゃないのよ」


叢雲は即座に否定する。体の関係がありただの上司部下の間柄ではないことは確かだが、指輪のように二人の関係を見せつけるものは身に付けていなかった


千代田「でもやってることはやってるんでしょ?肌艶で分かるわよ」


叢雲「それとこれとは別よ」


この場にいる三人の艦娘とも昨日より肌の調子が良い。その中でも千歳がより艶があるということはそういうことだろう

千代田も叢雲に負けじと艶がある。上司は相当なものと推測できる
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 22:58:34.50 ID:8nrWjm3b0
叢雲「私と司令官は指輪をあげたりとかもらったりとか単純しゃないのよ。この体を見れば分かるでしょ?」     


千代田「えッ!!」   


周りの視線が集まる程の大声を千代田は出してしまう。ハゲ二人はそれどころではなさそうだが千代田の声のせいで周囲の注目を浴びてしまった


千代田「あなた足‥それに左腕も!!」


叢雲「呆れたわねまさか気付いてなかったの?」   


千歳「千代田は戦闘では頼れるんだけど普段は割りと抜けちゃってるのよ」   


叢雲「これに気付かないなんて抜けてるってレベルを越えてるわよ」


こういう場で大声を出すのはマナー違反だと叢雲と千歳に注意され反省する千代田。高級ホテルに慣れているのかと思っていたがそうでも無いのかもしれない


下2次の展開
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 23:07:57.25 ID:m3vYaC1i0
ksk
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 23:08:44.66 ID:QlfDCXqR0
提督に言い寄る謎の女性が
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 23:33:29.95 ID:8nrWjm3b0
青葉「その時提督に言い寄る謎の女性が〜〜!」


叢雲「居ないわよ。そもそもここで何してんのよ」
 

青葉「いやあスクープの香りを聞き付けてやってきたんですよぉ!」


青葉の話によると高級ホテルのディナーに提督が叢雲を誘ったと人伝えに聞き、スクープの予感がするとわざわざここまでやってきたのだ


叢雲「ここに入るのも簡単じゃないわよ一体どうしたっていうのよ」


青葉「青葉のジャーナリズムとしてそれは答えられません!」


ジャーナリズムは関係ないわよと叢雲は呆れたように言う。叢雲が青葉に小言を言っているが無視をし千代田と千歳に自己紹介を済ませた
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/11(日) 23:42:12.40 ID:8nrWjm3b0
千歳「確かにジャーナリストさんの言うことは分かるわね。私生活がミステリアスな感じの提督とその秘書艦が高級ホテルに行くってことは怪しいわ」


千代田「私ならプロポーズでもされるかと思うわね」


青葉「そうなんですよ!そこのところはズバリどうなんですか?!」


グイイッと青葉は叢雲に近寄るがそれを右手で制し、彼女の顔を遠ざけた


叢雲「無いわよそんなの。このホテルへ来たのは私の休暇みたいなもの」


千歳「その反応を見る限りはそうみたいね」


千代田「残念だけどそうね」


叢雲「残念ってなによ。いっとくけど私は同情されるのがこの世で一番嫌いな行為だから」
  

千代田を睨み付けると千歳が謝罪し続いて千代田も頭を下げる。そして千歳が無理矢理上司引っ張る形で上司は戻っていった


提督「あれ青葉どうしてここに居るの?」


青葉「青葉のジャーナリ‥いだだだだ!!」


提督から見えない角度で青葉の臀部辺りを思いっきりツネる。これ以上なにも言うなという脅しのつもりだったがそれがうまくいったようで、青葉はそそくさと姿を消した


下2次の展開
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 23:43:45.80 ID:JNQ7Wq2Ao
kskst
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/11(日) 23:51:08.86 ID:m3vYaC1i0
普通に朝食を終え鎮守府に帰還
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/08/12(月) 00:17:16.38 ID:6FoGw8P60
ホテルから帰り束の間の休息を終えた叢雲に待っていたのは仲間達の妙な視線だった

あの提督が叢雲を高級ディナーに誘い叢雲がそれを了承した。二人の付き合いが長いことを知っている艦娘やそれほど知らない艦娘までも、二人はやっと目に見えて特別な関係になるのだという思考を持ってしまったのだ


これに関しては青葉は関係していない。過去に煽るような記事を書き叢雲から鉄拳制裁を食らった過去はあるが今回は皆がそう思ったのだ

叢雲もこの違和感には気付いたが訂正するのも面倒だったのでそのままにしておいた。言い訳しても謙遜だと思われる可能性もあったのでこれは悪手ではないと判断したのだ


叢雲「ごく一部が勝手に誤解してるかと思ったけどほぼ全員が変なこと考えてるのね。これは青葉に記事を書かせるしかないわね」


普段は邪魔でしかない青葉を待ち望む日がくるとは予想できただろうか。妙な気持ちになりながら青葉の帰りを待つのであった


下2次の展開
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 00:29:06.19 ID:6vqoDjIeo
ksk
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 00:29:53.77 ID:P8jKZX0P0
提督と叢雲の件で提督LOVE勢が秘密の集会を開いているようです
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/12(月) 00:30:07.63 ID:lWNFAlO7o
青葉が帰ってくる前に任務につくことに。移植技術の研究のために深海棲艦生け捕り(生きていればよし)の任務が発令される
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