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七海やちよ「ああっ?! いろはが泉に落ちたわ!」
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1 :
◆LXjZXGUZxjdx
[sage saga]:2019/07/22(月) 21:07:40.44 ID:gIXWvDgW0
パァア.。.:* ☆
女神様「あなたが落としたのはこの妹系いろはちゃんですか?」
妹いろは「あっ、あの/// お弁当を用意してきたんです/// やちよお姉ちゃんと一緒に食べたくて///」モジモジ
女神様「それとも、えっちなことに興味津々なえろはちゃんですか?」
えろは「もう梅雨明けで暑いですねぇ。服ぬいじゃおっかなー? クスッ」ヌギヌギ
女神様「それともこの時間軸のいろはちゃんですか?」
いろは「ぅわっぷ?! たっ助けっ、私泳げなブクブクブk―――・・・あ、あれ? 溺れてない??」
やちよ「・・・・・・」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1563797260
2 :
◆LXjZXGUZxjdx
[sage saga]:2019/07/22(月) 21:09:47.99 ID:gIXWvDgW0
女神様「あなたが落としたいろはちゃんは、どのいろはちゃんですか?」
やちよ「・・・・わ、私が落としたいろはは、
頑固で一途で、それでいてとにかく優しくて、でも中学生なのに所々おばあちゃんみたいな趣味嗜好をしていて、
使い魔にやられて絶体絶命なところを颯爽と現れた私に助けられて私と運命の出会いを果たし、
口寄せ神社で私とお互いに尊い想いと深い愛を囁き合い
私は怒っているんですよ! から始まる大胆な告白でめでたく私と結ばれ、私の愛の巣で同棲し、今は二人の子供にも恵まれて幸せな人生をどんぶらこっこしているいろは
よ」
女神様「あなたは正直者ですね。ご褒美に妹いろはちゃん、えろはちゃん、この時間軸のいろはちゃん全てを差し上げましょう」
やちよ「・・・・・・ふっ」ニヤァ....
いろは「えっ? あれっ? 私が三人いる?? どうなってるの???」ポカーン
えろは「溺れて死んじゃうところでしたぁ。ありがとうございまぁす、やちよさぁん♪」ネットリ
やちよ「無理しないでちょっとずつ泳げるようになりましょう。私が教えてあげる。泳ぐときはここに力を入れるのよ」 えろはのお尻サワサワ
えろは「やぁん♪ やちよさんのえっち♪」
やちよ「えっちなのはどっちよ。その格好。清廉な修道女を思わせるケープの下にはおへそまる見えの黒インナー。スケベすぎでしょ」 えろはのおへそイジイジ
えろは「やちよさんこそ、そけい部が見えそうなそのスリット。セクシー過ぎません? 私知ってるんですよ? やちよさんの強さの秘密は、そのスリットで魔女や魔法少女の目線を釘づけて油断させているからだって」 スリットサワサワ
やちよ「なによ、そんなこと言ったらいろはだって。スカートから見えるその黒スパッツ。はっきり言って全裸よりえっちよそれ。誘ってるの?」スパッツサスサス
えろは「あひゃん♪ もぉやちよさんだいたーん♪」モミモミ
やちよ「やったわね、このっ♪」ツンッ
えろは「やぁん♪」クネクネ
いろは「はわっ/// やちよさんと、えと、わ、私・・・? な、なにやってるんですかぁ・・・!////」
やちよ「うふっ。いろはもいらっしゃい」
3 :
◆LXjZXGUZxjdx
[sage saga]:2019/07/22(月) 21:12:00.86 ID:gIXWvDgW0
妹いろは「あ、あのぉ・・・・・」
やちよ「あっ、ごめんなさい。いろははお弁当を用意してくれたって言ってたわよね? 頂くわ。いろはの手作りかしら?」
妹いろは「あっ、いえ、買ってきたお弁当です。ココイチのカレーです」
やちよ「あら、私がおすすめしている海の幸カレーじゃない。エビ、イカ、あさり、一皿で海の幸をたっぷり食べられるなんて贅沢なカレーよね。白身魚のフライと一緒に口に入れてみて。味わいがまろやかになるわよ」
いろは「ココイチは今マギレコとコラボ中なんですよね?」
妹いろは「はいっ! コラボ初日にココイチに行ってきました! 店内はマギレコのポスターやペナントがたくさんあって、そんな華やかであまーい雰囲気の中で食べるスパイシーなカレーは最高でしたよ!」
いろは「それと800円以上のお会計で、キャラクターのアクリルスタンドがもらえるんですよね?」
妹いろは「はいっ! もらえますよ! ただ、このお弁当を買ったときにもらえたのはアリナさんのでした・・・。本当はやちよお姉ちゃんのが欲しかったんですけど・・・・」
やちよ「そう、それは残念だったわね。ちなみに私は一発でいろはを当てたわよ。スマホのマギレコのお気に入りを私にして、ホーム画面で私が顔を傾けている時に、いろはのアクリルスタンドを横に並べて置いてルミナスごっこをして遊んでいるわ」
妹いろは「いいなー。私もやちよお姉ちゃんとルミナスごっこしたいです。うらやましいなぁ」
やちよ「うらやましい? お目当てのキャラを確実に引き当てる方法があるじゃない」
妹いろは「えっ? そんな方法があるんですか?」
やちよ「ピンときていない・・・。その辺りはまだお子ちゃまね。その方法はとても簡単よ。ズバリそれは・・・。当たるまでココイチのカレーを食べ続ければいいのよ!」
妹いろは「なるほど! さすがやちよお姉ちゃんです! 大人の発想!」
やちよ「それに、カレーに使われている香辛料は、美容にもいいのよ。ココイチのカレーをたくさん食べて損をすることなんてないわ」
やちよ「それでは実際にココイチのカレーを食べた方の声を聞いてみましょう」
やちよ「ココイチのカレーを食べていかがでしたか?」
妹いろは「髪がサラサラになって、お肌がスベスベになって、お腹の余分なお肉がなくなって、成績が上がって、お小遣いも増えて、スマホの扱いが上手になって、最近の流行に詳しくなって、生き別れていた妹と再会できました!」
えろは「美人で年上のお姉さんの彼女ができました♪」
いろは「不用意に10辛カレーにとび辛スパイスを盛り塩くらいにかけたものを完食したら、その翌日、大量の○○が出て、そのせいで△になって、治療のために手術を受ける羽目になりました」(実話)
やちよ「どう? 毎日ココイチのカレーを食べたくなったでしょう?」
妹いろは「はいっ! カフェでお茶する感覚でココイチに行きたくなりました! カレーは飲み物!」
えろは「早速これからみんなでココイチへカレーを食べに行きましょう!」
いろは「カレーはおいしい!」
アリナ「アリナも食べるカラ☆」
4 :
◆LXjZXGUZxjdx
[sage saga]:2019/07/22(月) 21:13:16.07 ID:gIXWvDgW0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
かえで「ふゆっ?! レナちゃんが泉に落ちちゃった!」
パァア.。.:* ☆
女神様「あなたが落としたのは爬虫類が大好きなレナちゃんですか?」
爬虫類レナ「かえで。アンタの家に行くわよ。またペロちゃんをレナに抱っこさせてよねっ」
女神様「それとも、コピーのレナちゃんですか?」
コピーレナ「はわわっ?! かえでちゃんやめてよぅ! レナ、爬虫類苦手なのぉ・・・」
女神様「それともこの時間軸のレn―――」
かえで「爬虫類が大好きなコピーのレナちゃんっっ!!!」
女神様「あなたは(自分に)正直者ですね。ご褒美にカンカンに怒ったこの時間軸のレナちゃんを差し上げましょう」
かえで「えっ?! えっ?! ちょ、な、なんでぇ?! やだぁ!」
レナ「か〜っ え〜っ で〜〜ッッッ!!!」ゴゴゴゴ.....
かえで「ふみゃうみゃう!」
レナ「やだってなによやだってっ!!? 爬虫類好きのレナがいいの?! 偽物のレナがいいの?! アンタ普段からそんなこと思ってたの?!! なによそれ! ムカツク! 最低!」
かえで「うっ・・・うぅう・・・ふみゅ・・・」
レナ「ふーっ・・・! ふーっ・・・!」イライラ
かえで「ごめんなさいごめんなしゃい・・・ふゅ・・・」ビクビク
レナ「ふー・・・・・」
かえで「っ・・・・」ヒヤヒヤ
レナ「・・・・・・」
かえで「・・・・・・」 オロオロ
レナ「・・・・・・」
かえで「・・・・・・??」
かえで「れ、レナちゃん・・・?」
5 :
◆LXjZXGUZxjdx
[sage saga]:2019/07/22(月) 21:15:39.08 ID:gIXWvDgW0
レナ「・・・・・どうなのよ」
かえで「えっ?」
レナ「爬虫類好きで偽物のレナがいいの?」
かえで「えっ、あぅ・・・えと、そのぉ・・・」
レナ「はっきりしなさいよバカ!」
かえで「はいぃぃ! あっ、ちがっ・・・違うの! 今のレナちゃんがレナちゃんらしくて私にはそれがいいというかなんというかそのぉ・・・」シドロモドロ
レナ「・・・・・分かったわよ」
かえで「えっ?」
レナ「移動爬虫類園だっけ? 行ってもいいわよ。・・・かえで、この前さゆさゆのライブに付き合ってくれたし」
かえで「ほんとうっ? いいのっ?」
レナ「う、うん・・・。だ、だから・・・そ、その・・・偽物の方がいいとか、思わないでほしい・・・。ダメ・・・?」
かえで「思わない思わない!」
レナ「そう・・・」
かえで「思わないけど、もしできれば今後私のことを怒るときはもうちょっと穏やかにしてほしいなー・・・なんて思ったり・・・?」
レナ「ん・・・気を付ける・・・」
かえで「あとできれば、うちの家庭菜園のお手入れとか学校のウサギさんのお世話を私と一緒にやってくれたら嬉しいなー・・・とか」
レナ「やる・・・・」
かえで「それから木漏れ日の小屋週間20食限定プリンをまた買ってきて欲しいなー・・・? ちゃんと新鮮な奴」
レナ「分かった、買ってくるから・・・」
かえで「・・・・・」
かえで(やった!)
ももこ「・・・・・・・」
ももこ(やれやれ・・・かえではますます変な方向にたくましくなっていくなぁ・・・。レナがちょっとかわいそうになってきたよ・・・)
6 :
◆LXjZXGUZxjdx
[sage saga]:2019/07/22(月) 21:18:36.45 ID:gIXWvDgW0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
麻友「莉愛ちゃんが泉に落っこちちゃいました! 莉愛ちゃーんっっ!!」
パァア.。.:* ☆
女神様「あなたが落としたのは、BiBiの掲載スペースがちょびっと増えて最近天狗になってるこの時間軸の莉愛さんですか?」
莉愛「オーッホッホッホッホ〜〜! この調子であの七海やちよを引きずり降ろしてやりますわぁ! さあ皆さん! 美しい私を存分に御覧なさい!」
女神様「それとも、魔法少女にならなかった莉愛さんですか?」
普通莉愛「やっ、やめて・・・! 普通な私を見ないで・・・!」
麻友「えっ? 莉愛ちゃんが二人・・・? ええっ?! あのっ・・・? えっ?」
莉愛「んっ? 私が二人?」チラッ
莉愛「へびあっ?! な、ななんで?! なんであなたがここにいるのよっ!?」
普通莉愛「な、なんでって・・・? あっ、すごく綺麗な人・・・。顔もスタイルも私の理想そのまま・・・。うらやましい・・・」
莉愛「やかましい! あなたみたいな普通オブ普通な地味女はこの世に存在してはならないのよ! 消えなさい! 今すぐ消えなさい! なんなら私が消し去って差し上げますわ!」
普通莉愛「そんな・・・・。普通だからって生きている価値もないの・・・? はぁ・・・・でも、それでもいいわ・・・。私はもう美しくなるのに疲れちゃった・・・」
麻友「やめてくださいっ!!!」
莉愛「まっ、麻友さん?!」
麻友「誰なんですか・・・。あなたたちは誰なんですか・・・! 莉愛ちゃんを返してください!」
莉愛「な、なにを言っているのっ? 正真正銘、阿見莉愛はこのわたs―――」
麻友「違います! あなたは莉愛ちゃんじゃありません!」
莉愛「んなっ?!」
麻友「あなたもです!」
普通莉愛「えっ・・・?」
麻友「莉愛ちゃんは・・・莉愛ちゃんは・・・すごくかわいくてかっこいい人なんです・・・!」
麻友「いつも自信に満ち溢れていて、みんなの先頭に立ってくれて、私や沙優希ちゃんを引っ張ってくれて、守ってくれて、いっぱい応援してくれて、誰かに悪口を言われたときは怒ってくれて・・・。莉愛ちゃんはそんな人です!」
麻友「だから、誰かに地味だとか消えちゃえだとか言ったり―――」
莉愛「うっ・・・」
麻友「本当にかわいい女の子なのに、自分のことを普通だとか価値がないとか思って自信をなくしたり―――」
普通莉愛「・・・!」
麻友「そんなの・・・そんなの莉愛ちゃんじゃない! 私の莉愛ちゃんを返してください!!!」
莉愛「・・・・・」
普通莉愛「・・・・・」
7 :
◆LXjZXGUZxjdx
[sage saga]:2019/07/22(月) 21:20:46.08 ID:gIXWvDgW0
莉愛「あー・・・・。コホンッ・・・。その・・・。そこのあなた。あっ、いえ・・・私と言うべきかしら・・・」
普通莉愛「な、なに・・・?」
莉愛「私が思うに、あなたは美しくないのではなく、ただ単に美しくなる方法を知らないだけよ。だからもっと自信を持って」
普通莉愛「・・・・ううん。ヘアアレンジとか、メイクとか・・・・すごく努力したけど私は―――」
莉愛「黙らっしゃい!!」
普通莉愛「へびあっ?!」
莉愛「あなたが美しくないのは外見ではなく、その腐りきった根暗な根性よ! さっき麻友さんが言いましたでしょう! あなたのことを『本当にかわいい女の子』だとっ!」
普通莉愛「!」
莉愛「今より外見を美しくしたいならまず中身を美しくなさい! だから麻友さんの言葉に疑問を持たないこと! いい?!」
普通莉愛「はっはい!」
麻友「うん! 莉愛ちゃんはかわいい!」
莉愛「もっと言っておやり!」
麻友「莉愛ちゃんはかわいい! 莉愛ちゃんはとってもかわいい!! 莉愛ちゃんはすごくかわいい!!! 莉愛ちゃんは世界一かわいい!!!!」
普通莉愛「はぅ/// ちょ、ちょっと〜/// やだもー/////」
莉愛「ふんっ。それでいいのよ、それで。分かればよろしい」
莉愛「・・・・・・」
莉愛(・・・・今でこそ読モになれるほどになった私だけど、正直いうと、未だに過去を引きずっていて周りが気になってハラハラしている)
莉愛(本当の私は “普通” だったということが、何かのきっかけで世間に知られてしまうんじゃないかと怖くなることがある)
莉愛(だけど、いざこうして普通の私に向かって、今の私が『自信を持て』と言ったり、麻友さんから『かわいい』と言ってもらったら、本当に私は生まれながらの美少女だったんだと思えてくる)
莉愛(そうしたら、ハラハラしたり怖くなる気持ちに怯えないで、堂々と日常を送れて、そしてこれからも私は、もっともっと外見も中身も美しくなれそう)
莉愛(今になってこんな風に過去の自分と良い意味で向き合える日が来るなんて。不思議な感じ)
莉愛「・・・・・麻友さん、ありがとう」
麻友「ふふっ、いいんです。お二人とも本当の莉愛ちゃんでよかった。私はしゃんとしている莉愛ちゃんが好きです」ニコッ
莉愛「んっ・・・? そういえば麻友さん。私はともかく、そっちの私も阿見莉愛だとよく認識できたわね。お互い会ったことがないはずなのに」
麻友「それは分かりますよ」
莉愛「どうして?」
麻友「だって莉愛ちゃんだから。私に莉愛ちゃんのことで分からないことなんてありません。莉愛ちゃんのことなら全部知っています。全部、全部」
莉愛「・・・・へっ?」
麻友「莉愛ちゃん・・・・イェヘヘッ・・・・・・・・・・・・・・・」
8 :
◆LXjZXGUZxjdx
[sage saga]:2019/07/22(月) 21:23:34.32 ID:gIXWvDgW0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
衣美里「ほらほらみゃーこ先輩早くー」グイグイ
梨花「女らしく潔くしなよー」グイグイ
ひなの「まっ、待てって! 泉に落ちるだけでセクシー美女になれるだなんて、そんな非科学的な―――」
えみりか「「それいけーっ♪」」ドンッ
ひなの「おわぁぁぁぁぁあああッッッ!!!!!」 ボチャン
衣美里「どうかな?」ワクワク
梨花「どうかな?」ワクワク
パァア.。.:* ☆
女神様「あなたが落としたのはこの八頭身モデル体型巨乳美女ひなのさんですか?」
美女ひなの「うふふっ。今日も合コンでイケメン男性全員からお家にお呼ばれしちゃった♪」
衣美里「わーっ! わーっ すんげー! 超ド級のスーパー美女出てきちゃった! ヤッバァッ!」
梨花「いやいやもうヤバイどころじゃないって! みゃこ先輩の面影ねーし! 誰だアンタ!」
美女ひなの「あらあら、梨花ちゃんたら、そんなこと言われたらひなのお姉さん傷つくわあ。メッ、だぞっ♪」 ムニュ(梨花の腕に巨乳に押し付け)
梨花「うえぇえ〜・・・」
美女ひなの「衣美里ちゃん。ひなのお姉さんとイケナイ実験しちゃう? うふっ♪」ウィンク
衣美里「あー・・・・」
梨花「・・・・・・」
衣美里「・・・・・・」
美女ひなの「どうしたの? 二人とm―――」
えみりか「「ごめん、やっぱなんか違う」」ドンッ
美女ひなの「おわぁぁぁぁぁあああッッッ!!!!!」 ボチャン
---------------
ひなの「お〜っ ま〜っ え〜っ るぁ〜・・・ッッ!! せっかくセクシー美女になれたのにぃ・・・!!」ワナワナ....
衣美里「はぁ〜/// これこれ、やっぱちっこいみゃーこ先輩がいいわぁ/// キャンワイイーっ!」ダキッ ナデナデ
ひなの「頭を撫でるな! 抱き付くな! 子ども扱いするな〜〜っ!」
梨花「やっぱみゃこ先輩の一番の魅力は何と言っても、いくらスケベに触っても合法なところだよねー!」ダキッ サワサワ
ひなの「違法だバカッ!」
ひなの「れんもなんとか言ってやってくれ!」
れん「えっ?! はぃっ・・・あのっ・・・ぇっと・・・・」
れん「・・・・」
れん「・・・・・・・////」 ......ナデナデ
ひなの「ぬぉ〜っ! だから頭を撫でるなー!」
9 :
◆LXjZXGUZxjdx
[sage saga]:2019/07/22(月) 21:25:59.38 ID:gIXWvDgW0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
やちよ「鶴乃が自ら泉に飛び込んだわ。何考えてるのかしら」
ザバァ......
鶴乃「あなたが落としたのはこの100点中華料理を作る鶴乃さんですか?」
100点鶴乃「今夜はお前と俺でダブルチャーハンだ!」
鶴乃「それとも、200点中華料理を作る鶴乃さんですか?」
200点鶴乃「本場中国の超高級料理店で50年修業を積みました」
鶴乃「それとも50点中k―――」
やちよ「200点鶴乃」
鶴乃「ふん?」
やちよ「200点鶴乃を落としたわ」
鶴乃「ふん?」
やちよ「200点鶴乃を寄越しなさい」
鶴乃「ふん?」
やちよ「・・・100点鶴乃」
鶴乃「ふん?」
やちよ「・・・・・・・帰るわ」
鶴乃「ええっ?! 待って待ってよぉ! そこは『私の鶴乃を返して!』って叫んで師弟愛を深める場面でしょー!」
10 :
◆LXjZXGUZxjdx
[sage saga]:2019/07/22(月) 21:29:27.16 ID:gIXWvDgW0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
かのこ「あっ! 私が描いたデザイン画を泉に落としちゃった!」
パァア.。.:* ☆
女神様「あなたが落としたのは、1000年後のパリコレで大絶賛された服のデザイン画ですか?」
女神様「それとも、1000光年先のとある惑星で大流行中の服を描いたこちらのデザイン画ですか?」
かのこ「えっ? えっ? なにこれ? 何が起きたの? あなた誰? よくわからないけど、それはどっちも私が描いたデザイン画だよ」
女神様「あなたは正直者ですね。ご褒美に両方とも差し上げましょう」
かのこ「はあ、どうも・・・」
かのこ「とにかくよかった、デザイン画が戻ってきて」
かのこ「あれ? このデザイン画、チラシの裏に描いたつもりだったけど、表が真っ白だ」
11 :
◆LXjZXGUZxjdx
[sage saga]:2019/07/22(月) 21:36:04.83 ID:gIXWvDgW0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メル「十七夜さんが泉に落ちたです! ・・・けど、あの人なら放っておいても自力で這い上がってきそう」
メル「今日の運勢は悪いし、あちこち連れまわされる前に今のうちに逃げ―――」
パァア.。.:* ☆
女神様「あなたが落としたのはこの義理堅く面倒見はいいけど頑固で融通が利かない十七夜さんですか?」
十七夜1「おい安名。また成績が落ちて学校で教師に叱られていたな。占いばかりで勉強をおろそかにしているからだ。仕方ない、自分が勉強を見てやろう」
女神様「それとも、不条理不義理不公平を絶対許さず頑固で融通が利かない十七夜さんですか?」
十七夜2「おい安名。また魔女を目の前に逃げ出したな。魔法少女として恥ずかしくないのか。仕方ない、説教を兼ねて自分が稽古をつけてやろう」
メル「ふなぅ!? どっちも嫌だああ!」
女神様「『どっちも嫌』。あなたは正直者ですね。ご褒美に前者の十七夜さん、後者の十七夜さん、この時間軸の十七夜さん、あとおまけでメイドのなぎたんさんも付けて差し上げましょう」
十七夜1「むっ。貴様は誰だ」
十七夜2「むっ。貴様こそ誰だ。自分は自分だ」
十七夜3「そうか。自分も自分だ」
メル「ぎゃあ?! 十七夜さんがいっぱい増えた!」
十七夜4「ご主人。ぎゃあ とはなんだ ぎゃあ とは」
メル「あわわ・・・・」ビクビク
十七夜1「自分が増えたくらいでなにをそんなにおびえる。朝までみっちり勉強を見てやるから安心しろ」
十七夜2「いや、稽古が先だ。こればっかりは命に関わるから早くやった方いい」
十七夜3「生ぬるい。同時に二つやってしまえ」
メル「冗談じゃないですよ! そんなこと人間にできるわけがないです!」
十七夜4「心配するなご主人。疲れたら野汁もあるぞ」
メル「ひええ?! ごめんこうむるですっ! 逃げるですぅー!」ダダッ
十七夜1「おいどこへ行く。遠慮するな」ガシッ
メル「ぐぇっ?! あぁ・・・もうだめだぁ! 殺されるー! 七海先輩助けてー!」
十七夜2「喚くな。尻をひっぱたかれたいのか」
十七夜3「まずは鞭振り10000回しながらこの数式を解いてみろ」
十七夜×4「「「「さあやれ!」」」」
メル「うわーん! 泉(いずみ)なんて大っ嫌いだー! 女神様のばかーっ!」
女神様「・・・・・・・・・」
女神様「うぇひひ♪」
12 :
◆LXjZXGUZxjdx
[sage saga]:2019/07/22(月) 21:38:10.35 ID:gIXWvDgW0
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
なぎさ「ぐわーー! 苦労してやっと手に入れた王侯貴族御用達の極上アルティメット最高級ロイヤル究極チーズを泉に落としちゃったのですぅ!」
なぎさ「あぁ・・・。あぁ・・・。 なんてこったパンナコッタなのです・・・。この世の終わりなのです・・・。世界は破滅に向かうのです・・・。全ての宇宙はバラバラに砕け散るのです・・・。神は死んだのです・・・。南無・・・」
パァア.。.:* ☆
女神様「あなたが落としたのはこの金のチーズですか? それとも銀のチーズですか?」
なぎさ「おわ?! なんなのですかその黄金に輝くチーズと白銀に輝くチーズは?! 見たことも聞いたこともないのです! すごいのです! 絶対美味しいのです! 最強無敵のチーズで間違いないのです! それをなぎさに寄越すのです! 食べたいのです! それはなぎさのチーズなのです! なぎさが落としたチーズだからなぎさが食べる権利があるのです! なぎさがぜーんぶ頂くのですぅ!」
女神様「あなたはウソツキです。罰としてなにもあげません。さようなら」
なぎさ「チェダーーァァッ?! 待つのですー! どこ行くのですー!? そのチーズを置いてけなのですぅぅ!」
なぎさ「おいぃぃーっ! 聞いているのですかー! この髪の毛くらげー!」
なぎさ「谷間もないくせにそんな胸元見せて恥ずかしくないのですかこの痴女女神―!」
なぎさ「こんちくしょーめなのですーっ! チーズどろぼー!」
なぎさ「悪魔に引き裂かれろなのですーっ!」
なぎさ「さてはチーズを独り占めする気なのですねっ! そんなことはなぎさが許さないのです!」
なぎさ「悪い神様には正義の鉄ツィーズをくらわしてやるのです!」
なぎさ「なぎさはチーズのためなら、神様が相手だろうと容赦しないのですーっ!」
なぎさ「いでよ元なぎさ!」パキーン
シャルロッテ「●△◇◎◎■!!」
なぎさ「これでどうだーっ! 表へ出ろなのですーっ! チーズを渡さないと朝晩毎日ここで騒ぐのですよー! ご近所さんから変な目で見られるのですよー!」
女神様「うぇひひ。やっぱりなぎさちゃんは自由な子だねぇ」
なぎさ「おおっ! やっと戻ってきたのです! 早くさっきの光輝くチーズを差し出すのですぅ! さもないと地獄を見る羽目になるのですっ!」
女神様「はいどうぞ」 つ[チーズ]
なぎさ「おにゃぁぁぁあああッッ!!!」ガブッ ガツガツ ムシャムシャ
13 :
◆LXjZXGUZxjdx
[sage saga]:2019/07/22(月) 21:41:20.56 ID:gIXWvDgW0
女神様「・・・・・・・・ねえ、なぎさちゃん」
なぎさ「ムグムグ・・・・。なんです?」
女神様「・・・・わたしね、まだ魔女がいるあの宇宙のみんなのこと、やっぱり放っておけない。でも、わたしははただ見守ることしかできない。少し触れただけでもあの宇宙は壊れてしまいそうだから」
女神様「間接的に干渉してみたりもしたけれど、それでできるのは、誰かにほんのちょっとの勇気や自信を付けてあげるくらいだけ。わたしの祈りを届けるには至らない」
女神様「だからなぎさちゃんがわたしの代わりにあの神浜に居てほしいの。そして、なぎさちゃんの希望をみんなに分けてあげて」
女神様「こういうことは、なぎさちゃんみたいに自由で気ままな子にしかできないことだから」
なぎさ「うむむむ・・・。色々と・・・よく分からないのですが・・・」
なぎさ「でも、なぎさの夢は、なぎさ牧場を作ってそこでたくさんのチーズを作ることなのです。そのチーズをみんなに分けてあげるくらいなら・・・別にやってやらんこともないのです」
女神様「うん。それでいいの。それがいいの。お願いできる?」
なぎさ「そおいうことなら分かったのです! なぎさは偉大で崇高なるチーズ大天使として地上に舞い降りて、今まで食べられなかったあんなチーズやこんなチーズを食いつくしてやるのです! チーズ食い倒れの旅をするのです! 楽しみなのですぅ、むふふなのですぅ♪」ウキウキ
女神様「う、うーん・・・。それはちょっと違うかなぁ・・・?」
なぎさ「それじゃあ、このチーズを食べ終えたら早速行くのでs―――」
シャルロッテ「◎▼△◆★■◎▼!!」グオーッ
なぎさ「ボフォーーール?! 元なぎさの分際でなぎさのチーズを横取りするななのです! 来るなです! あっちいけなのです! うやーっ!」
女神様「やっぱり心配・・・。監視役ぐらいは付けておこうかな・・・・」
おわり
14 :
◆LXjZXGUZxjdx
[sage saga]:2019/07/22(月) 21:42:05.91 ID:gIXWvDgW0
ありがとうございました。
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/07/23(火) 03:34:35.66 ID:NntjiJYH0
おつおつ
とても面白かった。また書いて欲しいな
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