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コナミ「ナンバーズハンター?」
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248 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/11/01(金) 22:55:31.01 ID:ycvYaCP70
瑠那「ハルト君は昔から病気がちで身体の弱い子だったのよ、だから昔は人気の無い静かな場所でカイト君と一緒に暮らしていたらしいわ」
瑠那「だけどある日彼らの父親…Dr.フェイカーがハルト君を治療の為にハルト君を連れて行った…と私はカイト君から後で知ったのよ…」
瑠那「…私も、Dr.フェイカーが彼を連れてきたときには不審には思ったのだけれど…止められなかった…」
瑠那「Dr.フェイカーは本当にハルト君を助けようとしていた…と私は思っているわ、でもだから…だからこそかしらね
あんな狂行に彼を走らせてしまった事は…」
シャイ「…狂行って…何ですか…?」
瑠那「…Dr.フェイカーによる、アストラル世界への攻撃。」
皆「「「「!」」」」
249 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/11/01(金) 23:31:20.79 ID:ycvYaCP70
瑠那「さっきアストラル世界には無限のエネルギーがあると言う話はしたわよね?」
グリーン(…しましたっけ?)
ブルー(してたわよグリーン君…)
瑠那「…その力をDr.フェイカーは利用してハルト君を治療しようと考えていたのよ
勿論治療に使える可能性はあるけれどそんなにすぐに出来る物じゃ無いって事はドクターも気付いていたはずなのに…」
瑠那「そんな状態でやった治療は当然失敗したわ…
ハルト君の魂はアストラル世界に囚われて…生きているだけ、と言っても過言じゃ無いかもしれないわね…」
コナミ「生きているだけ、かぁ…」
瑠那「だから私は責任を持ってアストラル世界から手を引く事にしたの、でも…」
シャイ「でも…?」
瑠那「…ドクターはそれを許しはしなかった…」
250 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/11/02(土) 00:10:45.09 ID:LJnRCQga0
ーーーーーーーーーーーー
瑠那「ドクター!考え直して下さい!ドクター!」
フェイカー「止めるな!これはハルトにとって必要な事なのだ!ハルトを取り戻す為にも…!」
瑠那「今の貴方は正常ではありません!それにアストラル世界はこの世界にとっても必要不可欠なものです!
それを攻撃などしては…!」
フェイカー「…私に、君が意見すると言うのかね?」
瑠那「…ッ…」
フェイカー「…ならば、ここから出て行きなさい。
君は必要ない、最早ここに君の居場所など無いのだ。
…出て行きたまえ!そして2度と帰ってくるな!」
バシッ!
瑠那「…ドク…ター…」
251 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/11/02(土) 00:30:20.26 ID:LJnRCQga0
ーーーーーーーーーーー
瑠那「…ここまでが事のあらすじかしら。
その後私はDr.フェイカーの研究室から退いて生活してたわ。
…私、こう見えてお料理もお皿洗いも得意なのよ?」フフッ
コナミ「…まあ、何となくそのフェイカー?って人のことは分かったよ…
でも負に落ちないところはあるんだよ。結局それで何でカイトはNo.を集めてるんだ?それにあんたも何でNo.を…」
瑠那「ああ、それに関してはね… 」ピロピロピロピロ…
瑠那「…あら、もうこんな時間かしら…
そうね、そろそろ到着した位かしら…」
レッド(到着だと?…君は我々以外に人を待たせているのかね?)
瑠那「…準備出来たみたいね…どうかしら、そろそろお腹は空かない事?
ーーーディナーには十分な時間だと思うのだけど」
シャイ(…ディナーは多分もう家に用意されてますけどね)
252 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/11/02(土) 00:31:37.91 ID:LJnRCQga0
取り敢えずここまで!
続きは明日必ず書きます!それと次のパートでWDC前ラストです!
皆々様遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
253 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/11/02(土) 22:32:44.44 ID:LJnRCQga0
すいません、前言撤回…
明日(日曜日)の10時以降に投稿に変更させて下さい
申し訳ありません
254 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 00:35:55.15 ID:y9ukn+4A0
おつ
255 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/03(日) 14:24:58.70 ID:le0Zt+1ZO
人は希望を与えられ、それを奪われる時、最も美しい顔をする……。
それが◆EDAxE0.IbAのファンサービスさァ!
256 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/11/30(土) 14:14:24.22 ID:dZYFI/CnO
マジで希望なんて無かった
257 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/12/06(金) 20:24:15.76 ID:5Dk5pfOAO
, -‐;z..__ _丿
/ ゙̄ヽ′ ニ‐- 、\ \ ところがどっこい‥‥‥‥
Z´// ,ヘ.∧ ヽ \ヽ ゝ ヽ
/, / ,リ vヘ lヽ\ヽヽ.| ノ もう
>>1
は2度と戻ってきません‥‥‥‥!
/イル_-、ij~ ハにヽ,,\`| <
. N⌒ヽヽ // ̄リ:| l l | `)
ト、_e.〉u ' e_ ノノ |.l l | ∠. 現実です‥‥‥!
|、< 、 ij _,¨、イ||ト、| ヽ
. |ドエエエ「-┴''´|.|L八 ノ -、 これが現実‥!
l.ヒ_ー-r-ー'スソ | l トゝ、.__ | ,. - 、
_,,. -‐ ''"トヽエエエエ!ゝ'´.イ i l;;;;:::::::::::`::ー/ 現実ですっ‥‥!
ハ:::::::::::::::::::::| l\ー一_v~'´ j ,1;;;;;;:::::::::::::::::::
. /:::;l::::::::::::::::::::;W1;;;下、 /lル' !;;;;;;;;;::::::::::::::::
/:::::;;;l:::::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;|: :X: : : : : |;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::
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258 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:19:52.28 ID:UqmDex8H0
…メリークリスマス!!!!!(やけくそ)
はい。遅れに遅れを重ねました。本当に申し訳ありません…
えー、つきましてはこの度お詫びとして皆様にはえーとその…返す言葉もございません…
取り敢えず年内にもう一回更新を目指します。お付き合いして頂ければ幸いです…
259 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:21:34.24 ID:UqmDex8H0
遊馬亭
オトドケモノデース
ダイキンチョウダイシマース
アザッシター
遊馬「…」トストストス…
遊馬「…」ドサッ
遊馬「…」パカッ…モグモグ…
遊馬「…遅えな、コナミの奴…」
260 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:22:45.95 ID:UqmDex8H0
ーーーーーーーーーーーーー
シャイ(…あのレッドさん…)ヒソッ…
レッド(…何だね、シャイニート嬢?)
シャイ(…あの人、本当に信用出来るんでしょうか?)ピッ
瑠那「…」カツカツ…
レッド(…それはシャイ嬢の嫉妬と言うわけではないのか?)
シャイ「は!?い、いや決して嫉妬なんてしてませんよ!それに何で嫉妬なんか…」
コナミ「ん?どうかしたかー?シャイニート?」
シャイ「…な、何でも…ないです…///」プシュウウ…
レッド(…む、シャイ嬢は嫉妬していた訳では無かったのか…自分はてっきり司令官が取られると感じて焦っていたのかと…)
ブルー(隊長?)
シャイ(うう…そういう事じゃなくて…)
261 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:24:00.38 ID:UqmDex8H0
レッド(…「そう言う事」で無ければ確かに彼女は怪しいかもしれないな)ボソッ
シャイ(!)
レッド(しかし、かと言ってあの発言が全て嘘だとも私は思わなかった。
彼女の言葉に嘘や我々を陥れようと言った意思は見えなかったよ。)
シャイ(…それは…何でですか?)
レッド(そもそも我々に対して危害を加えたいと言う意思があるならば時間を止めた際に我々を襲えば良い。
今でこそNo.があるから司令官は動けるが初めに君が会った際には司令官はNo.を持って居なかったのだろう?)
シャイ(あの時は…確かにコナミさんはNo.は持って居ませんでしたし、皆さんは動けなかったから動けたのは私だけですね…)
レッド(だかそれをしなかった…と言う事はそもそも我々が狙いではない、という事だろう…そもそも司令官はこの街に来てそんなに時間がたって無いと聞く、我々はこの街に来てからの司令官を見ているが恨みを買うような姿は見られない。)
グリーン(司令官悪い人じゃないっすからね。結構抜けてるっすけど)
コナミ「なあ、後どんくらいだ〜?
腹減った…」
瑠那「もうすぐそこよ、歩かせて申し訳ないけど…時間は取らせないから」
262 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:25:21.12 ID:UqmDex8H0
シャイ(…でも絶対何かありますよ!
そもそもコナミさんがあんなグラマーで美人で滅茶苦茶賢そうな人と仲良く出来るなんておかしいですって!
やっぱり美人局!?それとも宗教勧誘!?もしくは臓器売買とか!?)
レッド(司令官がその手の悪意に引っかかる気はしないのだが…む?この道は確か…)
シャイ(いいえ!コナミさんは騙されるタイプなんですよ!やっぱり帰りましょう!コナミさんには百害あって一理な…し…)
シャイ(…え?)
コナミ「…ここって…」
瑠那「歩かせて申し訳ないわね、ここが私達の今の拠点…
…どうしたのかしら、皆ポカーンとした顔をして、確かに見た目は普通の屋敷だけれど今は…」
シャイ「…私の…屋敷…」
ハートランド郊外
旧廃屋
263 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:26:30.61 ID:UqmDex8H0
ーーーーーーーーーーーーー
ぽかぽか食堂
「「カツ丼一丁!」」
店主「はーいっ!ただいまっ!
…こちらがご注文の品になりますっ!」
ギラグ「うむ!やはり1日の締めはこれに限ると言うものよ…!頂きます…!」
アリト「相変わらずメシが出てくんのがはえーな店長!人がいないから早く作れんのか?」モグモグ
ギラグ「おっ…!アリト貴様!失礼だぞ!
謝れ!店主に謝れ!」
モグモグ
店主「ははは…まあ今はそうですね…
でもお客様方が必ずお店に来て下さいますし…それに街の外から少しはお客様は来てくれる筈ですから…」
ギラグ「む?街の外から人が来る…だと?」
アリト「そういや最近やけやたら人が多いよなー、あっちもこっちも人だらけだぜ。」
店主「…あれ?お2人はご存知じゃないんですか?この街でやるデュエルのお祭りがあって…」
ギラグ「デュエルの?」ハテナ
アリト「…お祭り!?」キラキラ
ーーーーーーーーーーー
264 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:28:29.95 ID:UqmDex8H0
ハートランド郊外
シャイ「あの…ここって…」
ブルー(シャイさんの前の…住居ですよね?
…何故瑠那さんが…?)
瑠那「この屋敷は今はカラットグループが管理しているもので
今は特別に使用させていただいてるのよ。
…向こうとしても屋敷を持っていてもそのまま無駄にするのはもったいないと感じたのかしら…」
コナミ「カラットグループ…ああ、あのお嬢様か!」
グリーン(一応勝手に使われてるけどいいんすか?シャイニートさん)
シャイ「私は全然構わないんですけど…
このお屋敷も結構滅茶苦茶でしたしかなり中の整備にはお金使ったんじゃないですか…?良く使おうだなんて考えましたね…」
瑠那「…あまり目立たない方が色々便利なのよ。
私たちの計画的にも…ね」
コナミ「達、ってのは他に待たせてるって人の事だよな?
その人って一体何処の誰ーーーー」
…コツ、コツ、コツ
瑠那「…あら、随分お早い到着ね。」
265 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:29:46.97 ID:UqmDex8H0
「おや、外に出ていたのか、Ms.瑠那。
私の方が早いなんて珍しいと思ったがーーーー
おや?その方々は…一体誰だい?」
瑠那「失礼、お待たせしましたわ、議員
ーーーこの方はコナミ
私たちの「計画」の要、その第一候補です。」
「ーーーそうか、遂に、遂に見つかったのか…
ならば歓迎しよう、Mr.コナミ!君こそがこの町を守りーーー
悪しきDr.フェイカーを破る戦士となる存在だ!」
コナミ「ーーーーーへ?」
266 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:30:46.00 ID:UqmDex8H0
シャイ「コナミさんが…戦士?」
レッド(確かに司令官は司令官だが…戦士という柄ではないのではないか…?)
コナミ「いやいきなり戦士って言われても自分良く分かんないんすけど…
てかどちら様ですか?」
「おや、私は知られていなかったかね?こう見えて結構有名だと自負していたのだが。」ハハ
瑠那「彼の名前はミスト・パーカー。遠くの町で活動している有名な議員の方よ?
ハートランドでもテレビで出ていることも見かけるのだけど…」
シャイ(…正直テレビとか最近特撮しか見てませんでした…)
コナミ「…んでその有名な議員さんが俺に「ヒーロー」になってほしいと
…「HERO」って柄じゃない気はするんだけどなぁ…」
267 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:32:07.57 ID:UqmDex8H0
パーカー「そう気を負わないでくれ。私としてはMs.瑠那が見つけてきた君の質に期待しているんだよ。
ーーー「No.」を操り、その精神に支配されないものをね。」
コナミ「!」
シャイ「えっ、何でナンバーズの事を…!?」
瑠那「…それに関しては私から話させてもらうわ。
そもそも私と議員には何の関係もなかったの。
ーーー議員の町でナンバーズのカードが発見されるまでは」
レッド(!ナンバーズがか…)
268 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:33:05.83 ID:UqmDex8H0
瑠那「そもそもは議員がいる街では度々ナンバーズらしき反応が確認されてたの。
それで私も何度かその街に訪れてナンバーズを捜索していたのよ。」
瑠那「ところが中々ナンバーズ自体は発見できず…
その頃は大規模なデュエルマフィアもいて治安も良いとは言えませんでしたわね、議員」
パーカー「恥ずかしながら瑠那の言う通りだ。その頃はマフィアの戦力も大きく治安の安定も難しかった…
しかしそんなところに瑠那が来てくれたのだよ。」
瑠那「私の捜索の結果マフィアグループのトップがナンバーズを所持していたことが明らかになったのよ。
そのデータを持ってダメもとで議員に掛け合ってみたの。信じてもらえるとは思ってなかったけどね」フフッ
パーカー「私としても彼らには困っていたからね。だからこそ、その道のスペシャリストである彼女に来てもらった事はこの上なく有難かった。
私は彼女と協力し何とかマフィア組織の解体に成功…ナンバーズの回収にも成功した、というわけさ。」
269 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:34:27.60 ID:UqmDex8H0
コナミ「ほへー…」
パーカー「瑠那曰くナンバーズは人間の精神にも影響を与えるという。そんなものを放置しておくわけにはいかないだろう?
それに世話になった瑠那に恩返しするためにも私はこのハートランドにはびこる悪を取り除こうと考えたのだよ。」
瑠那「そんな世話だなんて…むしろ有難いのはこっちですわ。
後ろ盾無しであのフェイカーとやりあうのには不安がありましたから…」
パーカー「私にできることならば何でも協力しよう!
私が望むことは子供たちの笑顔や…君の笑顔でもあるからね!」
瑠那「まあ、議員ったら」フフッ
グリーン(なんかいい雰囲気っすね)
シャイ(実にお似合いだと思います!いいと思います!いいと)
コナミ「ん〜事情は分かったんだけどさー、でもそれなら別に俺がいなくても何とかなるもんじゃない?
そん時も瑠那さんだけでも解決できたんだろ?」
270 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:35:48.76 ID:UqmDex8H0
瑠那「それが今回はそういうわけには行かなくなったのよ。
ーーーフェイカーは近々この町に大量のナンバーズを集めるつもりなの。
そしてその期間はーーー恐らくはひと月以内」
シャイ「ひっ、ひと月って…それじゃあ全然余裕ないじゃないですかっ!?
え、でもなんで…」
瑠那「恐らくは…このイベントが原因でしょうね。
そしてコナミ!あなたにはこの「イベント」に参加してナンバーズを集めてもらう!
それが私たちの依頼よ!」
バッ
コナミ「…」
コナミ「…WDC…」
コナミ「 「ワールド・デュエル・カーニバル」…!? 」
271 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:36:49.32 ID:UqmDex8H0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ぽかぽか食堂
店主「…というわけでWDCってイベントがやるみたいなんですよぉ!
だからそうすれば人も増えてうちも儲かるかなって…えへへ…」
アリト「デュエルのお祭りってマジかよ!?サイコーじゃん!
おいギラグ!俺達もやろーぜ!祭りだろ!?」
ギラグ「フンッ!そもそもアリト!我々には崇高な義務がある!
それをほっぽいて祭りなどと抜かすな!大体お前はだな…」
店主「あ、そういえばそのWDCの特番が今日やってるんみたいですよ!
もしよかったら見ませんか?」
アリト「おう!見たい!見せてくれっ!いやーそんなおんもしんれえ物があったなんてな!
バリアンの血が疼くぜぇ…!」
ギラグ「大体虫けらどもの祭りが面白いわけがないわい…
せめてめんこいおなごでもいるならまあ見てやらんことも…」ピッ
『ハイハイみなさ〜ん!』
アリト「ん?」
店主「お、始まった」
272 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:37:49.44 ID:UqmDex8H0
さなぎ『みんな〜お久しぶりだね〜!さなぎのデュエル速報の時間だよ〜!』
さなぎ『その前に…このコーナー暫くお休みしてて本当にごめんなさい!
さなぎ最近体調が悪かったからお家でゆっくりお休みしてたの…ファンのみんなには心配、かけちゃったかなぁ?』
さなぎ『でも今日からはさなぎも元気一杯になったんだよ!
…それにこれからはさなぎも寝てなんていられませんっ!なんてったってこれから「WDC」が始まるんだもん!
それ聞いたらさなぎも思わず元気になっちゃいました!えへへ…』
さなぎ『じゃあここでWDCについておさらいしておくよ!
「WDC」は「ワールド・デュエル・カーニバル」の略称で1vs1のデュエリストの真剣勝負なんだ!』
さなぎ『そーしーて!参加者のみんなはこの「ハートピース」を持ってデュエルしてもらいます!
よく見るとハート形の器で綺麗だね?この容器は参加証としても必要だから捨てないように気を付けてね!』
アリト「あ、さっき拾った奴じゃん」ゴソゴソ
店主「え、ってことは参加者だったんですか!?」
ギラグ「…」
273 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:39:03.54 ID:UqmDex8H0
さなぎ『このハートピースには色々な形があるんだけど…5つピッタリ当てはまる型があるんだよ!
それをこの容器にはめ込むと…エイッ!』
『『『おお〜!』』』
さなぎ『こんな風にハートが出来ちゃいます!このハートが出来たら予選通過!
そしてその予選を通過したデュエリストたちで…最強のデュエリストを選ぶ本選の開幕!
そしてその優勝者には…!Mrハートランドさんから「何でも願いを叶えてもらう」権利を贈呈されまーす!』
『『『『『うおおおおおっー!!!!!!』』』』』
店主「願いが何でも叶う…ですかぁ…
もし私ならお店をもっと繁盛させて…なんて…ん?ギラグさん?」
ギラグ「…」
さなぎ『予選の期間は3日間!その間に色んなデュエリストと戦っていっーぱいハートピースを集めてね!
そ・れ・に!私も1参加者として参加する所存であります!大会中にデュエルライブも開催するつもりだからぜひ来てね!」
さなぎ『それじゃあ最後に〜…みんな思いっきりこの「お祭り」を楽しもー!
以上!さなぎのデュエル速報でした〜!』
『…次のニュースです。ここ最近デュエリストが何者かに頻繁に襲われる事件が多発しています。
Mrハートランドはこれに対しオボットの数を増やすことで対策を…』
274 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:40:06.43 ID:UqmDex8H0
アリト「うおーっ!兎に角デュエルのお祭りなんだよな!?
くーっ!今から燃えてきたー!おっちゃん!かつ丼もう一丁!」
店主「毎度!…にしても凄い盛り上がりですよねぇ…ギラグさんも参加…され…」
アリト「ん?ギラグどした?箸が止まってんなら俺が喰って…」
ギラグ「…こい。」
アリト「あ?」
ギラグ「…めんこい…」
275 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:40:55.26 ID:UqmDex8H0
ーーーーーーーーーーーーーー
瑠那「…というわけで貴方にはこの大会に参加してほしいの。
この大会はこのハートランド以外からもあつまった有力なデュエリストもきっと集まる…
恐らくはその参加者の中に存在するナンバーズを集めることがフェイカーの狙い…」
パーカー「勿論、これはとても危険な任務だ。君にもリスクは伴うが是非やってほしいと思っている。
報酬に関しては弾むつもりなんだが…」
シャイ「…それって、要はデュエルの大会ですよね?」
ブルー(…ということは…)
グリーン(つまり…)
レッド(…司令官が断るわけない、か)
コナミ「−−−−1つだけ、お願いがあるんすけど…」
パーカー「…む?」
276 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:43:12.47 ID:UqmDex8H0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
遊馬家
パンパン
遊馬「ふー食った食った!…にしても…おっせーな、コナミの奴」
遊馬(…まさか、また何かあったのか?もしかしてまたカイトの奴にやられたりして…?)
遊馬「…アストラルも鍵ん中籠っちまったまんまだし…1人か…」
遊馬「…父ちゃん」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『かっとビングだ、遊馬』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
遊馬「…そう、だよな!コナミがそんな簡単に負けるわけなさそうだよな!
コナミはああ見えてデュエルだけは上手いんだしな!」
『誰がデュエルだけだって〜?』
遊馬「おわっ!?…な、何だDゲイザーか…
ってその声コナミ!?お前どこ行ってたんだよ!心配したぜ?」
コナミ「あー…悪い悪い、それでさ、いきなりで悪いんだが…」
ひゅん
コナミ「ちょっと出て来れるか?」
277 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:44:53.78 ID:UqmDex8H0
数分後
コナミ「おー悪いな遊馬、わざわざ呼び出して」
遊馬「うー…いや別にいいけどよー…てか飯ならもう喰っちまったぜ?
コナミの分は別で何か買ってもらうしかねーけど…」
コナミ「いや、ちょっとお前に相談があってな。
…ちょっと人にバレるとめんどくさいんだよ、特にその…明里さんとかには」
遊馬「?」
パーカー「おやおや、これが君が話してほしいと頼んだ「ナンバーズハンター」の子かい?
…随分と若いね…もっと大人の男性を想像していたよ。」
遊馬「えっ…今ナンバーズって言ったのか!?
おいコナミ、これどういう事だ!?説明してくれよ!」
コナミ「んー、一応この人が俺がお前に相談したいこと。
内容に関しては…この人から直接聞いてもらってもいいか?」
278 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:47:14.75 ID:UqmDex8H0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
数分後…
遊馬「えーっと、つまりこのハートランドには滅茶苦茶悪いやつがいてそれがカイトの父ちゃん。
それでそのフェイカー、っていうのを倒すためにおじさん達がナンバーズを集めてる、ってことだよな?」
コナミ「まあ、大まかにはそんな感じだな。そんで俺にそのナンバーズを集めてほしいってお願いしてきたんだよ。
まあ俺としては受けない理由もないし、ナンバーズを管理しておくことは重要だとは思ってるんだが…」
コナミ「…一応挨拶にと、思ってな。まあでも取り合えず「遊馬」には話を通せたからよかったぜ。
遊馬も「家の人」に俺が「カード集め」の旅に出たって言っといてくれ、俺そっから出ていくつもりだし
ただ「明里さん」にはいい感じで話しといてくれよ?」
遊馬「?でも姉ちゃんにはーーーーー(!)
ーーーーー分かった!姉ちゃんにはいい感じで伝えておくぜ!あとばーちゃんにもな!
いやーにしても何か寂しくなるな…コナミが出て行っちまうってのは…」
パーカー「…む、すまないがもう時間だ。申し訳ないね、本当は遊馬君とももっと話しておきたかったんだが…」
遊馬「気にすんなって!おじさんがナンバーズを集めてる理由は分かったし…カイトの事も少しは分かった。
…でもそんなの間違ってる!大人が子供に悪事をさせるなんて絶対だめだ!…少なくとも俺の父ちゃんならそういうはずだ」
パーカー「…君のお父さんは実に立派な人なんだろうね。私も見習わなくてはならないな。
君のような子供たちにナンバーズの力を悪用させるわけには行かない…そのためにもナンバーズを共に集めよう、遊馬君。」
遊馬「…おう!任せとけっておじさん!なーに俺とコナミならアッと言う間に集めちまうからよ!」
パーカー「…にしてもおじさんかぁ…私ももうそんな年なのかな!?コナミ君!?」
「「「ハハハハハ…!」」」
279 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:48:21.90 ID:UqmDex8H0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
パーカー「それでは後の事はよろしく頼むよ。詳しいことはMs.瑠那から聞いてくれたまえ。
…私のためではなく皆のために、ナンバーズを1枚でも多く集めてくれ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コナミ「…」
レッド(…どうだったかね、司令官)
コナミ「…少なくともアストラルには伝言が伝わるようにはしたつもりだけどな。
…まあアストラルがいなくて残念半分、ほっとした気持ち半分、ってところか」
ブルー(あの議員を疑っている…ということですね?)
コナミ「保険だよ、ほーけーん。取り合えずナンバーズに関しては俺が集めて持っておけばいいだろ。
いざとなれば俺がアストラルに返せばいいんだし、暴走するナンバーズ放置しておく訳には行かないし。
何やら報酬も用意してもらえるみたいだしな」ハハ…
グリーン(…本当にそれだけの理由っすか?司令官?)
コナミ「…あちゃー…やっぱりバレてる?」
レッド(君は意外と顔に出るタイプだからな、それに…
「そこまでお人よし」でもないと我々は考えているのだが、大方カイトの件だろう?)
280 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:50:01.89 ID:UqmDex8H0
コナミ「…ん、正解。俺がナンバーズを多く持ってればあいつから来てくれると思うからな。
…預けたもんも返して貰わなきゃならないし、何より…」
コナミ「単純に俺がアイツにリベンジしたいってのが本音かな。」
レッド(…実に君らしい、と言えば君らしい解釈だな…
だがやっていること自体には私も賛成だ。あのナンバーズを放置しておくことは許容できない。
ーーーーこれでも我々は宇宙の治安を守っている「正義の味方」だからね。)
コナミ「あでも!今の話シャイには言うなよ!?ほらシャイって結構心配性だからな。
絶対反対するだろうし…反対されたらめんどくさいし…」
レッド(−−−−−)
グリーン(−−−−−)
ブルー(−−−−−フフッ、まさか司令官がそんなこと考えてるなんて…意外ですね…フフフッ…)
グリーン(クッ…!司令官が…シャイさんに配慮を…!クッ…クククッ…!)
レッド(ど、どうして笑う必要があるんだ!司令官といえど人の子!
まともにシャイニート嬢に配慮することはおかしくない事だろう!)
コナミ「…お前らから俺どう見えてんだよ…ったく…
あー!今日は一日色んな事ありすぎて疲れた!!!あの屋敷帰って飯だ飯!」
コナミ「いっぱい食って、WDC優勝狙うぞー!
待ってろナンバーズ!待ってろデュエル・カーニバルー!!!!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
281 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:51:11.13 ID:UqmDex8H0
1部 エピローグ
遊馬家
明里「ただいまー…ふう、飲んだ飲んだ…あいつら飲ませすぎなのよ!
人の事酔いつぶさせる気かっての…ん?おばあちゃん?まだ起きてたの?
てか何、このおにぎり…」
春「明里ちゃん!おかえりなさい、もしよければ明里ちゃんも食べるかい?この「デュエル飯」」
明里「い、いらないわよ…にしても何でこんなに多く作ったのよ…これ誰の?」
春「これは遊馬ちゃんと六十郎おじいちゃんの分、あの子また六十郎おじいちゃんの所行くんだってね。
昔の六十郎おじいちゃんは遊馬ちゃんに似てたけど何かと波長が合うのかねえ…」ほほほ
明里「フーン…」
282 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:52:34.72 ID:UqmDex8H0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ガガガマジシャン」
「ゴゴゴゴーレム」
「ズババナイト」
遊馬「…」
遊馬「…よし、取り合えず出来た!これで後はじいちゃんに稽古をつけてもらうだけだ…!」
遊馬「…」チラッ
皇の鍵「」キランッ
遊馬「…コナミもナンバーズを集めるためにきっと今以上に強くなってる、それに多分シャークとかカイトも…」
遊馬「…負けてらんないよな!俺はデュエルチャンピオンになる男なんだ!そのために全員に勝たなくちゃいけねえ!」
遊馬「ぜってえ今以上に強くなって見せる!かっとビングだ俺!」
283 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:53:50.22 ID:UqmDex8H0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
皇の鍵 内部
「No.39」
「No.17」
「No.34」
……
アストラル「…」
アストラル(…この皇の鍵、やはり何か秘密がある…)
アストラル(それはなんだ?いったいどのような秘密なのだ?)
アストラル(そして私の記憶のピースであるナンバーズ…それを狙う者たち…)
アストラル「…駄目だな、まるで材料が足りていない。
やはり考えを纏めるのは難しいか…これから更に観察対象を拡大させる必要があるようだな。」
284 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:54:54.76 ID:UqmDex8H0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハートランドタワー
ハートランド「Amazing!カイト!君はやはり天才だ!これだけの短時間でこれほどのナンバーズを集めてくれるとは!」
カイト「…どうでもいい、伝えたいのはそれだけか?ならば再びナンバーズハントに戻る。
行くぞ、オービタル」
オービタル「は、はっ、し、しかしカイト様、一度メディカルルームに戻って検査を…」
カイト「必要ない、さっさと行くぞオービタル。ぐずぐずするな。」
オービタル「か、かしこまり!」
ハートランド「まあ待ちたまえカイト、君も相当に疲弊しているはずだ。君には恐らく…
共にナンバーズを集める仲間が必要だと私は考えているよ!そのためにも君に用意したものが…」
カイト「−−−−一言、忠告しておく。」
スッ
カイト「余計な真似はするな、お前が何をしようが勝手だが…
ナンバーズは俺が全て集める、邪魔をするな。」
ハートランド「…ほう、それではどんどんナンバーズを集めてくれたまえ!
君がナンバーズを集めれば集めるほどハルト君は助かるのだから!」
カイト「…」バッ!
285 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:56:10.20 ID:UqmDex8H0
ハートランド「…カイト、君は確かに優秀だ。才能もある。君がナンバーズを集めるのが適任だ。
だがしかし…」
ハートランド「君にだけ任せるのはいささか不安なのだよ。
君が好きにやるのなら私も好きにやらせてもらうとしよう!」
ハートランド「さあ、出番だよ!「私のナンバーズハンター達!」」
???「…」ギョロッ
???「…」バチバチバチ…
???「…」クテンッ…
286 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:57:52.74 ID:UqmDex8H0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シャーク「…デュエル・カーニバル、か…」
シャーク(一度デュエルの表舞台から去った俺だ。もうこんな大会に興味はねえ。
少し前の俺なら大会の荒らしくらいやってたかも知れねえが…)
シャーク「どうもそんな気分になれねえな…ふっ、俺も焼きが回ったか…」
???「おやおや、全く面白くない」
ヒュンッ!
シャーク「!?
パシッ!
???「今のあなたは牙の抜かれた鮫のよう…全く持って面白くない…
…そう、面白くないよなぁ?凌牙?」
シャーク「てめえその声…まさか!?」
???「そんなつまらないお前に対して俺からのファンサービスだ。
有難く受け取れよぉ?凌牙ぁ?」
シャーク「…何の意図があるのかは知らねえが、今の俺はお前の挑発に乗るようなテンションじゃない
これを持ってとっととーーーーー」
???「君の妹さん、確か今も入院されたままでしたか」
シャーク「−−−」ピタッ
???「その件に関しては実に残念ですよ…君の妹さんは不慮の事故で意識不明の重体。
そんな事故を経て君は随分と気に病んだでしょう、実に美しき兄妹愛だ。」
シャーク「何が言いたい…?」
287 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:59:02.97 ID:UqmDex8H0
???「だがしかし、そもそも、彼女の事故が偶然でなかったとしたら…?」
シャーク「!」
???「彼女の事故が誰かに仕組まれたものだとしたら…どう思いますかぁ?」
シャーク「てっ、てめぇ!」
???「暴力はいけません。」
シャーク「……!」
???「フッ……フハハハハハハハハ!ですが笑えますねぇ!
あの一件で貴方はデュエルの表舞台から追放!一方私は今では極東エリアのデュエルチャンピオン!
随分と差がつきましたぁ、悔しいでしょうねぇ!」
シャーク「てめえ……!!!!!!」
???「悔しいか!?悔しいだろう!?
ならば俺を倒してみろ!このデュエルカーニバルでな!!」
???「お前を潰すのは最後だ。完膚なきまでにお前を叩きのめし力の差って奴を見せつけてやる。
その時俺のファンサービスをとくと味わわせてやるよ…!」
シャーク「ぐっ…!!!!!!」
???「じゃあな、凌牙。てめえが勝ち上がるのを期待してるぜ?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
288 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 16:59:46.44 ID:UqmDex8H0
シャーク「璃緒…!お前の仇は俺が…!」
シャーク「俺が必ず取って見せる…!」
289 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 17:01:23.68 ID:UqmDex8H0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
旧廃屋
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
瑠那『…それじゃあ暫くはこの屋敷を拠点に活動して頂戴。
この屋敷の部屋は自由に使ってもらって構わないわ』
瑠那『基本的にナンバーズ回収に関しては私も同行するわ。
それと…私もここに住むつもりだから、何かあったらすぐに言って頂戴ね?』
瑠那『…一緒にナンバーズを集めてフェイカーを必ず倒しましょう。
そのためなら私、何だって協力するわ。」ギュッ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
シャイ(…)スカッ
シャイ(´;ω;`)ブワッ
コナミ「ん?どしたシャイ?」
シャイ「イ、イエ!マリモ!」
コナミ「?」
シャイ「そ、そんなことより!何か懐かしいですねここ!初めてコナミさん達と会ったのってこの屋敷でしたよね!」
コナミ「んー、そうだったなー。あんときはこの屋敷ももっとさびれて古ぼけた感じだったのが随分きれいになって…」
グリーン(ある意味一周回って振り出しに戻ったかんじっすよねー。)
シャイ「…その、私コナミさん達に前から言いたいことがあったんです。」
レッド(ほう…どんなことだね?シャイニート嬢)
290 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 17:02:17.90 ID:UqmDex8H0
シャイ「その…私を…」
グリーン(なんすか?)
シャイ「私を、その、その…」
ブルー(何でしょうか?シャイニートさん?)
シャイ「えーと、私の事を、そのここから…その…」
コナミ「?」
シャイ「…///」
「「「「…………」」」」
シャイ「…あの、皆さん…」
シャイ「…乾パン、食べません?」
シャイ「…/////」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
291 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 17:03:41.52 ID:UqmDex8H0
ーーーーーーーーーーーーーーー
深夜
コナミ「…」zzz…
レッド(…)zzz…
グリーン(…)zzz…
ブルー(…)zzz…
シャイ「…」zzz…
シャイ「…」zzz…
シャイ「…」z…?
シャイ「…」ガバッ
シャイ「…」コツコツコツ
ーーーーーーーーーーーーーーーー
292 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 17:04:42.41 ID:UqmDex8H0
屋敷 屋根裏部屋
シャイ?「…」バッ
シャイ?「…」チュイーン…
シャイ?「…」ジジジジジ…
シャイ?「…」カンッ…カンッ…
シャイ?「…」ジーッ…
シャイ?「!」チンッ
シャイ?「…」クルクル…
シャイ?「…よし」
シャイ?「計画の第一工程完了…進歩率はさしずめ…」
シャイ?「999%、って感じかな?…なんてね?」フフッ
293 :
◆EDAxE0.IbA
[saga]:2019/12/22(日) 17:05:56.52 ID:UqmDex8H0
…はい。と言う訳で!取り敢えずWDC前まではここで一旦終了!
次からはWDC編となります!
いやー早いもので1年ですね…去年の自分は何故こんな見切り発車をしてしまったのか、と思うばかりです。そのくせクオリティも低いしね…
何にせよここまで見ていただいた読者の方には感謝しかありません。ここまでお付き合い頂き、本当にありがとうございます。
そしてその…自分が言うのも何なんですがこれからが面白くなると思うんですよね!多分!そう!きっと!
ですので皆さんもこれからも長い目で、こんな作品を読んで頂ければ作者冥利につきます。これからも是非お付き合いを…
294 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/23(月) 00:11:53.64 ID:nk7xRXru0
おつ
295 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/23(月) 20:22:00.94 ID:Axlkr0NpO
_-‐─------- 、
⌒/ ─ ヽ
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296 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/12/25(水) 14:37:14.21 ID:OQHJov8VO
乙
297 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2022/12/29(木) 19:59:03.25 ID:xdkl4fOqO
あ
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