【艦これ】龍驤「足りなかったもの」その5【安価】

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469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 20:04:12.89 ID:lHEEfF5PO
さみだれが弥生へと同じくらい叢雲に懐く
二人と一緒にいてにこにこ、弥生と叢雲もなんだかんだで可愛がる
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/18(土) 20:04:39.50 ID:ksNFMuDDO
島風の遺体を前に整備士
さて…復活させる事は出来るけどこのまま彼等に返すのは気が進まないね、どうしたものかな吹雪
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 20:04:43.31 ID:T46PM6NPo
吹雪「なんとかなりませんか。あの提督はともかく、島風ちゃんは問題のある娘じゃなかったと聞きますけど…」
472 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 20:12:54.68 ID:Q8l4aHIZ0
男「加害者の気持ちは分からない。けど人間的な行動なんだろうね」


吹雪「辛い事から逃れたい、逃げたいという感情ですね」


ビスマルク「提督!準備できたわよ」


男「ありがとう。じゃあ作業に入ろうか」


吹雪「五月雨さん達に島風ちゃんを返すんですか?」


男「それはしない。これからやることは僕の自己満足だよ」


吹雪「……」


男「さぁ、島風君の記憶を掘り起こそう」
473 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 20:21:45.90 ID:Q8l4aHIZ0
吹雪(司令官の技術は凄まじいです。どこで身に付けたのは分かりませんが、全てを超越したような知識を身に付けています)


吹雪(私が知っているのは司令官が一度死んだ事。白血病だと言っていましたがそれ以上は知りません)


吹雪(私を救ってくれたのも司令官です。沈んでしまった私から記憶を取り出し、この体に入れてくれました)


吹雪(司令官は記憶をデータ化することができるんです)


吹雪(艦娘や深海棲艦にしかできないそうですか、それでも凄いことです。この技術を使ってビスマルクさんや神風さんもあの形にしてあげられたんです)


吹雪(深海棲艦の奇形だったビスマルクさん達から記憶を取り出して、司令官が作った傀儡…それにインストールする。その全てがとんでもない技術と知識の塊です)


吹雪(記憶を取り出すのもは死体からでもできます。腐っていたり時間が経ち過ぎたりすると難しいですが、状態が良ければできると言ってました)


吹雪(こんな技術を持っているから……司令官は命を狙われるんです)


吹雪(司令官はもう死んだことになっています。でも司令官はこうして生きてるんです!)


吹雪(私にできることは司令官を守ること。これが最善の方法か分かりませんが、これしか知らないんです)


吹雪(司令官は私が守る……!)
474 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 20:25:28.38 ID:Q8l4aHIZ0
ーー

男「島風君の記憶と体のデータは取れた。後はもう大丈夫だよ」


ビスマルク「死体は島風提督に返すのね」


男「うん、渡してあげて」


旗風「どうしてデータを取ったんですか…?」


神風「そうよ、あの提督には島風は返さないんでしょう?」


男「今は、ね」


吹雪「じゃあ…」


男「あの提督が心から反省した時、島風ちゃんを返してあげようと思うんだ」


ビスマルク「そういうことだったのね」


男「まぁ人手不足だから手伝って欲しいっていうのもあるけどね」


旗風「早霜さんも帰ってきませんでしたしね…」
475 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 20:28:14.36 ID:Q8l4aHIZ0
ビスマルク「あのソ連はまだ使えないわ。物覚えは悪いし不器用だし」


神風「出来損ないのスペアなだけはあるわね」


男「下手に治すとこっちに被害が出ちゃうからね。あれ以上良くできないんだ」


旗風「迷惑をかけないだけマシと思いましょう」


吹雪「司令官はこれから島風ちゃんを作るんですね?」


男「暫く離れられないから後はお願いしたよ吹雪」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 20:30:11.85 ID:lHEEfF5PO
>>469
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 20:39:19.53 ID:6qoW/p8po
しおんと島風提督と五月雨サイド
まだちょっと警戒している五月雨を今は凹んでるコイツ(島風提督)をなんとかすんのが先だろとたしなめる
大分吹っ切れてるようだ
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 20:49:29.09 ID:brjXEMnc0
せめて役に立てるよう頑張るタシュケント
479 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 20:54:36.48 ID:Q8l4aHIZ0
ーー

さみだれ「メガネちゃんの部屋面白かった!痴女より過激な下着もあった!」


弥生「あんなの見せて大丈夫だったのかな…?」


叢雲「下着を漁るコイツが悪いのよ」


さみだれ「ふんふふ〜ん!」


弥生「さみだれ、機嫌良いね…」


さみだれ「うん!ここすっごく楽しいもん!」


叢雲「ここが楽しい?変な事を言うのね」


さみだれ「変かな?だってピンクちゃんとメガネちゃんが居るもん!」


弥生「楽しいなら良かったね…」
480 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 20:57:13.25 ID:Q8l4aHIZ0
さみだれ「二人とも、手繋ご!」


叢雲「二人でってどういうことよ?」


弥生「さみだれを真ん中して…こうだよね」


さみだれ「うん!」


叢雲「これ……親子がやるみたいな…」


弥生「そうだね…」


さみだれ「わーい!楽しい楽しい!」


叢雲「子どもが居たらこんな感じなのかしら…」ボソッ


弥生「……ごめんなさい。弥生のせいで叢雲は…」


叢雲「…そうね。今まで気にしてなかったけど、これを体験すると少し複雑な気持ちになるわ」
481 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 21:00:16.34 ID:Q8l4aHIZ0
叢雲「私は母親にはなれない。その原因を作ったのは弥生よ」


弥生「ごめんなさい……」


叢雲「…責任取りなさいよ」


弥生「はい……一生掛けて…償います…」


叢雲「あら、覚悟できてたのね?」


弥生「ずっと…そのつもりでした……」


叢雲「ならそれを早く言いなさい。私が不安定なの知ってたでしょ?」


弥生「ごめんな…」


さみだれ「ちょっと!喧嘩しちゃダメ!」


叢雲「はいはい…分かったわよ」


さみだれ「ピンクちゃんもメガネちゃんも仲良くね!」


弥生「はい……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 21:04:58.43 ID:6qoW/p8po
話題がガンちゃんの艦娘の子の方は最近どんな感じですかという方向に
(ガンちゃんできるだけのろけないで……)
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/18(土) 21:07:45.96 ID:ksNFMuDDO
テレビを見ていると龍驤がまるで幽霊でも見たかのような反応を示す
例の浮気相手が新進気鋭の提督として取材されている
それを見たさみだれがあの人なんかやな感じすると拒否反応
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 21:09:05.88 ID:w0LP+k4C0
>>483
浮気相手なら既に死んでるよ

安価なら>>482
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 21:11:06.64 ID:s43/qVE70
大本営に潜入していたレ級が、八島の存在と、八島の加粒子砲はどこかから回収されたものであり、まだ解析中なので設計図が作られていないということを掴む
486 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 21:19:53.15 ID:Q8l4aHIZ0
叢雲「…そういえばガングートの双子の艦娘の方はどうなのよ?」


弥生「艦種がフリゲート艦で名前は…ごるしこふだったかな?」


叢雲「随分と物騒な名前ね」


弥生「少し検査したらしいんだけど、今の時点で火力が戦艦並みだって…」


叢雲「まだよちよち歩きなのに?」


弥生「それが凄いの…人間の子の方はまだハイハイもできないんだよ…?」


叢雲「…異常ねそれは」
487 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 21:22:14.68 ID:Q8l4aHIZ0
さみだれ「何の話してるの?」


弥生「貴女のお友達…」


さみだれ「私にお友達ができるの!?」


叢雲「ごるしこふよ。覚えておきなさい」


さみだれ「やったー!嬉しいな〜!」


叢雲「そういえばさみだれも本当は立つのがやっとくらいの年齢なのよね」


弥生「これが…現代艦の力……」
488 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 21:24:54.41 ID:Q8l4aHIZ0
北上「お二人さ〜ん、一旦工廠まで戻ってきて」


弥生「どうして…?」


北上「吹雪から連絡が来て、さみだれを回収したいってさ」


叢雲「大丈夫なの?」


北上「それがさ、島風提督達全員生きてたんだって」


弥生「良かった……!」


北上「向こうは忙しいらしいからこっちが送っていかないといけないっぽいんだよね。その辺話すから大至急工廠ね〜」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 21:31:43.61 ID:WJKCy1Z50
待ち合わせの海域に五月雨が居合わせ「島風はどうした?」と聞かれる
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 21:34:51.82 ID:Y90+8s5UO
整備士に会うならと提督、漣の事について手紙をしたためる
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 21:39:29.59 ID:9SJCkemFo
ピンクちゃんメガネちゃんと行きたいとさみだれが言うので、弥生と叢雲に加えて念の為白露型やアイオワにもついて行ってもらう
492 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 21:48:53.35 ID:PyIgcIdfO
ーー工廠


提督「吹雪が言うにはできるだけ艦娘は向こうに行く事は避けて欲しいそうだ」


龍驤「艦娘やと狙われる可能性があるのと、向こうさんの場所ば漏れるのが怖いそうや」


レ級「あたしはいいぜ」


潜水棲姫「私だと潜らないといけないからさみだれちゃんは運べないね…」


レ級「あたし一人だとキツイから時雨を連れて行くか?」


提督「そうするのがベストか」


龍驤「ほな時雨を呼んできて、準備が出来次第さみだれを送ったろ」
493 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 21:50:58.48 ID:PyIgcIdfO
漣「待ってくれ、私が行こう」


提督「重巡棲姫がか?」


漣「漣に関する手紙を送るんだろう?なら私が行った方が早いじゃないか」


龍驤「そうやね…その場で治療か何かしてくれるかもしれんしね」


漣「漣が帰ってくるに越したことは無い。その男がどうにかしてくれるなら直接会っておきたいんだ」
494 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 21:53:12.87 ID:PyIgcIdfO
龍驤「ほな向こうに行ってもらうのはレ級と時雨と重巡棲姫やね」


提督「吹雪にはそのように伝える。その間に準備をしていてくれ」


漣「了解した」


さみだれ「パパとママは向こうにいるの?」


弥生「そうだよ…」


叢雲「運んでる間大人しくしてなさいよ」


さみだれ「はぁ〜い」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 21:56:27.84 ID:T46PM6NPo
道中「なんで尻尾ないの?触りたかったのに」とレ級に言うさみだれ
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 21:56:28.71 ID:WJKCy1Z50
整備士のところに向かう途中次の攻撃のための偵察中の傀儡が
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 22:00:48.44 ID:lHEEfF5PO
痴女のお姉ちゃんも起きたかな〜おはなししたいな〜ってウキウキしてる
498 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 22:09:59.12 ID:PyIgcIdfO
ーー海上


駆逐水鬼「僕とレ級だけでも良かったのに、どうしても行きたかったんだね」


漣「その男と一度話したかったんだ。漣の体を治した時に何かあったかもしれないしな」


駆逐水鬼「あるかもしれないね」


さみだれ「ねぇレちゃーん、なんで尻尾ないの?」


レ級「なんでって言われてもな」


さみだれ「レ級って尻尾あるんでしょ?」


レ級「そもそもあたしは純粋なレ級じゃねぇんだよ」


さみだれ「んんん〜?」


レ級「多分さみだれには理解できないぜ」
499 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 22:12:12.15 ID:PyIgcIdfO
駆逐水鬼「今のレ級って深海棲艦じゃないよね?」


漣「艦娘でも無いな」


レ級「そんなのどうでもいいんだよ。あたしには暁がいる。それで十分だ」


さみだれ「尻尾……」


レ級「諦めろっての」


駆逐水鬼「あ…あれじゃないかな?」


漣「あそこがそうなのか」


レ級「思ったより早く着いたな。もう少しだぞさみだれ」


さみだれ「はぁ〜い……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 22:15:23.20 ID:WJKCy1Z50
さみだれがすぐには親に会えないと知ってふさぎ込む
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 22:16:11.96 ID:lHEEfF5PO
中に通される一行
さみだれは五月雨が迎えにやってくる
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 22:19:01.49 ID:6qoW/p8po
さみだれに抱き着き無事だったか変なことされなかったかと五月雨
さすがにムッとするレ級達に五月雨がおもむろに土下座額を床に擦り付けて礼を言う
503 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 22:30:05.16 ID:PyIgcIdfO
ーー

さみだれ「ママ!」


五月雨「元気にしてたか?」


さみだれ「うん!ピンクちゃんとメガネちゃんと仲良くなったよ!」


五月雨「それは良かったな」


駆逐水鬼「無事に送り届けたからね」


レ級「感謝しろよ?」


五月雨「当たり前だ、よく無事に送り届けてくれたな。感謝するぜ」


駆逐水鬼「僕達はさみだれを人質にとったりしないからね」


レ級「売り飛ばすこともしないぜ?」


五月雨「……悪かったよ」
504 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 22:34:28.27 ID:PyIgcIdfO
駆逐水鬼「へぇ、艦娘を一人自殺に追い込んでおいてそんな態度なんだ」


五月雨「……」


レ級「お前が原因じゃないのは知ってるぜ。でも止めなかったのは同罪だ」


駆逐水鬼「君は止めることができたはずだ。それをしなかったのなら同罪だよ」


五月雨「わかってるっての……」


さみだれ「ママをいじめちゃダメ!」バッ


レ級「…子どもに救われたな」


駆逐水鬼「朝潮の事、忘れちゃいけないよ」


五月雨「当たり前だろ……」
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 22:38:44.17 ID:PkspJqIIO
基本的に性格悪いよねこの子ら
506 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 22:40:23.21 ID:PyIgcIdfO
漣「この奥に整備士の男が居るというのか…」


吹雪「久しぶりです…といっても覚えて無いんですよね」


漣「あの頃の私は不安定だった。目覚めたりそうでなかったりな」


吹雪「司令官が漣さんの体の中に何かいるって言ってのは貴女だったんですね」


漣「そうだな」


吹雪「……精神のサルベージ」


漣「できそうか?」


吹雪「分かりません。司令官に聞くしかありません」


漣「私としてはなんとしても帰ってきて欲しいんだ」


吹雪「私もです。せっかく体が治ってこれからっていう時だったのに…」
507 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 22:43:16.07 ID:PyIgcIdfO
漣「これは何をしてるんだ?」


吹雪「…言えません」


漣「私の口は堅いぞ」


吹雪「すいません…」


漣「そうか、無理にはいい」


吹雪「今…作業中ですから気をつけてくださいね」


「おっとと…!」


漣「おい、大丈夫か」


タシュケント「あいたた…」
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 22:44:07.70 ID:WJKCy1Z50
!?
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 22:44:27.85 ID:Rl9MD9DJO
あっ…
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 22:46:10.22 ID:6qoW/p8po
511 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 22:46:34.71 ID:PyIgcIdfO
吹雪「タシュケントさん大丈夫ですか?」


タシュケント「また、やっちゃった…」


吹雪「気をつけて下さい。溢れると危険な薬品もあります」


タシュケント「わかってるんだけど…うまくいかなくて」


吹雪「少しずつ覚えていけばいいんですよ」


タシュケント「あ、支えてくれてありがとう。もう大丈夫だから…」


漣「安価」


下1〜3高コンマ 漣の台詞や行動などを
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 22:48:32.86 ID:6qoW/p8po
あまりの頼りなさに話に聞いていたタッシュとは別人と考える重巡
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/18(土) 22:48:57.32 ID:ksNFMuDDO
何故そいつがここに居る…答えろ…あいつから…私から大切なものを奪ったそいつが何故ここに居る!
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 22:49:03.22 ID:WJKCy1Z50
「何か心の底から燃えたぎるような物がわいてくる…」
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/18(土) 22:49:13.72 ID:K8dUsi+cO
無言でタシュを殺しにかかる
516 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 23:01:21.14 ID:PyIgcIdfO
漣「随分と頼りない奴だな。こんな奴に危ない薬品を運ばせるなよ」


吹雪「人手不足でして…」


タシュケント「自分でも役立たずなのはわかってるから…凄く危険な薬品は運ばないよ」


漣「自分の事が分かってるなら問題無いな」


吹雪「あはは…」


タシュケント「さて、作業の続きをしないと…」
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 23:02:39.33 ID:9SJCkemFo
へなちょこ化と見た目深海化でお互い気づかないやつか
518 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 23:03:17.10 ID:PyIgcIdfO
漣「ぐ……!?」


吹雪「どうしたんですか?」


漣「う…ぐぐぐ……!」


タシュケント「胸を抑えてる…?」


吹雪「この?き方は痛いからじゃない。一体何が?」


漣「ぅ…………」ドサッ


タシュケント「えぇ!?倒れましたけど!?」


吹雪「とりあえず司令官の所に運びます!」
519 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 23:06:53.44 ID:PyIgcIdfO
漣「……」ムクッ


タシュケント「あれ、すぐ立った…」


吹雪「もしかして何かの発作だったとか?」


タシュケント「こんな見た目だから何かあるのかも」


吹雪「とにかく一度司令官に診てもらいましょう。歩けますか?」


漣「……」


吹雪「重巡棲姫さん?」


漣「お…………お前ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
520 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 23:07:35.29 ID:T46PM6NPo
帰還してもうた
521 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 23:07:56.52 ID:lHEEfF5PO
あーあ、出会っちまったか
522 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 23:09:14.23 ID:PyIgcIdfO
タシュケント「ひっ!?」


漣「お前……お前がぁぁぁぁ!!」


吹雪「重巡棲姫…?漣ちゃん……?」


漣「よくも私の大切な人を……!!」


タシュケント「へ……」


吹雪「…まさか!!」


漣「許さない……!!お前だけは殺してやる!!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/18(土) 23:10:17.87 ID:K8dUsi+cO
周囲の静止を振り切りタシュを殺しにかかる
タシュは逃げようにも腰が抜けて歩けない
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 23:10:54.73 ID:RlBXCvDs0
漣、つんのめって転んでタシュケントにキス、手は胸にのラキスケ
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 23:11:04.67 ID:WJKCy1Z50
タシュがよろけて機械の電気によるショックで記憶復活
「今度こそとどめをささないとね…」
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/18(土) 23:11:25.70 ID:ksNFMuDDO
漣の手にはいつの間にか月の光を集めたような透明な大剣が握られていた
こいつで…狭間の世界で拾ったこれで…殺す!
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 23:12:15.22 ID:9SJCkemFo
>>525
タシュの記憶はあるぞ
ポンコツボディで何もできないだけで
528 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 23:24:13.91 ID:PyIgcIdfO
吹雪「漣ちゃんやめて!そんな事したら貴女まで…、」


漣「うるさいっ!」バキッ


吹雪「うっ!?」


タシュケント「ひぃ……!」


漣「お前を殺すことだけを考えてた…!向こうでもずっと!」


タシュケント「たす…助けて……!」ずりずり


漣「死ねっ!あの子の仇!!」


タシュケント「うわぁぁぁぁーーー!」
529 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 23:27:42.22 ID:PyIgcIdfO
吹雪「ダメですっ!!そんな事させません!」ガシッ


漣「離せ!離せよぉ…!!」


タシュケント「そもそも仇って…誰の……」


漣「忘れたのか!!あの子の頭を撃ち抜いたくせに!」


タシュケント「心当たりが…ありすぎて……」


漣「潜水新棲姫を殺したお前を許せない!!」


タシュケント「あ…………」


吹雪「心当たりがあるんですね…」


タシュケント「うん……私がやった…」


漣「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」



下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/18(土) 23:28:35.59 ID:ksNFMuDDO
>>526
531 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 23:29:23.20 ID:WJKCy1Z50
ここで世話になるまで何があったかポツリポツリと話すタシュ
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 23:30:44.88 ID:+iahq/AJO
「使いたくはなかったけど」整備士がスイッチを押すと漣が頭を抑えて転がりまわる。
「僕になにかできる事があるかもしれないね」とも
533 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 23:41:47.03 ID:PyIgcIdfO
吹雪「私が抑えてるのに…!もう持たない……!」


漣「ああああああ……ぁ…?」


タシュケント「へ…」


漣「あ"あがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!痛い!痛いぃぃぃぃぃぃ!!」


男「できればこれは使いたくはなかったけど…仕方ないよね」


吹雪「司令官!」


タシュケント「そのスイッチは…」


男「艦娘を無効化するスイッチ。今の漣君にも効果があって良かった」


吹雪「漣ちゃんは…」


男「僕にできる事があるかもしれないね」
534 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 23:44:50.88 ID:PyIgcIdfO
ーー

男「落ち着いてくれたかな?」


漣「殺す……タシュケント…!」


駆逐水鬼「漣…」


漣「うるさい!!お前達に私の気持ちが分かるのか!!大切な存在を殺した相手が目の前に居るんだぞ!!」


レ級「とにかく落ち着けって」


漣「暁が殺されても冷静でいられるか!?」


レ級「……」


漣「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


吹雪「…見てられません……」


男「気持ちが分かる、なんて安易な言葉は使えないね」
535 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 23:48:06.66 ID:PyIgcIdfO
吹雪「そもそもタシュケントさんは依頼があって潜水新棲姫さんを…?」


タシュケント「ううん…完全に私怨。スペアの体をやられたからその復讐に…」


レ級「潜水新棲姫が?」


タシュケント「そう…過去に依頼を受けて、その代金でもらった金塊が核汚染されてて…」


男「ちょっと待って、その依頼を受けたっていうのはどういうこと?」


タシュケント「昔…潜水新棲姫から人間を殺して欲しいって依頼を受けたから…」


漣「!!」


レ級「おい…」


駆逐水鬼「どういうことなの?」
536 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 23:51:21.62 ID:PyIgcIdfO
タシュケント「大本営の幹部の一人を殺す依頼で…」


漣「嘘言ってんじゃねぇーー!あの子がそんな事するはずない!」


タシュケント「嘘じゃなくて…」


吹雪「それでどうしたんですか?」


タシュケント「潜水新棲姫を殺しに行った時…これでチャラだって言ってた…」


タシュケント「私は間接的だけど一人殺した…タシュケントに殺されればプラマイゼロだって…」


レ級「……だから逃げなかったんだな」


駆逐水鬼「話を聞いて少しおかしいと思ったんだ。潜水新棲姫は逃げられる可能性があったんだ」


漣「嘘だ!嘘嘘嘘嘘!!」
537 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 23:54:47.96 ID:PyIgcIdfO
タシュケント「私への依頼の為に金塊を掘り起こす時に被曝してて…もう長くないのは分かってた…だから私に殺された…」


漣「あの子は死ぬような被曝じゃなかったんですよぉーーー!!」


レ級「それを知らなかったのか、自分を気遣って症状を軽く言ってくれたと思ったんじゃないか?」


駆逐水鬼「あり得るかもしれないね」


漣「なんで……どうしてぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」


吹雪「司令官……」


男「安価」


下1〜3高コンマ 整備士の台詞やその他起こったことなどを
538 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 23:57:27.28 ID:T46PM6NPo
出かける準備をしてくるよ
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 23:59:23.22 ID:WJKCy1Z50
心まで助けることはできない
540 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 00:01:23.21 ID:eUAh0zwL0
犯罪調書の外科医のようなものですかね……
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 00:01:51.47 ID:VGLpg9AmO
>>538
542 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/19(日) 00:12:22.03 ID:CQ/nKKr40
男「出かける準備をしてくるよ」


レ級「…逃げるしかないってか?」


男「そうじゃないよ。いくら僕でも無から有は作れないからね」


吹雪「司令官……」


男「そうだね、僕は説明する義務がある。代わりに頼めるかな?」


吹雪「分かりました…」


駆逐水鬼「どんな話を聞かせてくれるんだい?」


男「これは今日から遡って少し前の話になるんだ」
543 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/19(日) 00:16:59.77 ID:CQ/nKKr40
ーーーー

潜水新棲姫「ふぅ……ここか」ザバッ


ビスマルク「動くな」ジャキッ
神風「頭を撃ち抜くわよ」ジャキッ
旗風「抵抗しないで下さい…」ジャキッ


潜水新棲姫「安心しろ、武器は持ってない」


ビスマルク「分かりやすい嘘は止めなさい。非武装でここまで来れるはずないでしょう」


潜水新棲姫「嘘じゃない、好きなだけ調べてくれ」


神風「調べるまでも無いわ、ここで貴女は…」


潜水新棲姫「げ…げほっ……」びちゃっ


旗風「血……?」


潜水新棲姫「整備士に…会わせてくれ……」
544 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/19(日) 00:20:34.62 ID:CQ/nKKr40
男「どこで僕の事を知ったの?」


潜水新棲姫「呂500の会話を盗聴した」


ビスマルク「仲間内でよくそんな事ができるわね」


潜水新棲姫「それで…今日なら吹雪が居ないと知った。今ならここに来れると思ったんだ」


神風「吹雪はここに来る艦娘や深海棲艦は問答無用で葬ってた。でも私達が三人束になっても吹雪には勝てない」


旗風「それを狙ってここまで来たんですね…」


潜水新棲姫「こほっ……」


男「そこまでしてここに何をしにきたのかな?」


潜水新棲姫「私を……」


ーーーー
545 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/19(日) 00:23:20.21 ID:CQ/nKKr40
レ級「おかしくねぇか?その時に体を治したんなら体は治ってんだろ?」


男「違う、彼女はそれを望まなかった」


駆逐水鬼「潜水新棲姫は何をしに来てたの?」


男「自分の記憶を保存しておいて欲しいって頼みに来たんだよ」


漣「!!」


レ級「そんな事できんのか?」


男「僕ならできるんだ。記憶をデータとして取り出して保存する事ができる」
546 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/19(日) 00:26:16.30 ID:CQ/nKKr40
駆逐水鬼「じゃあ…」


男「あの時点の潜水新棲姫の記憶は僕が保存してる。その他にも体のデータもあるから傀儡としてあの時の潜水新棲姫の身体も再現できるよ」


レ級「さっき言ってたのはそれか」


男「うん、吹雪には傀儡を作る材料とかを調達してもらいに行ったんだ」


漣「あの子が……帰ってくる…?」


漣「私が愛した……潜水新棲姫が…!!」


男「彼女はこうなるのが分かっていたんだろうね。だから僕に記憶を保存して欲しいって頼みに来たんだ」
547 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/19(日) 00:28:30.59 ID:CQ/nKKr40
漣「早くして下さい!早く…!!」


男「でもね、彼女は一つ条件を付けたんだ」


レ級「あいつがか?」


男「漣達がここまで来て、自分の記憶が欲しいって頼みに来たら。もしくは復活して欲しいって言いに来たらこう言ってやってくれって」


漣「それはなんなんですか!?」


駆逐水鬼「潜水新棲姫はどんな条件を付けたの?」


男「安価」


下1〜3高コンマ 整備士の台詞などを
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 00:32:23.33 ID:VxQyQYJp0
人間を殺した自分に罰を与えてくれ…とのことだ
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 00:32:44.37 ID:eUAh0zwL0
それは私であって私でない、イデアだけがよく似た容れ物に宿ったものであるということを理解してくれ
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 00:33:29.72 ID:m/02Q7NO0
再現したとしても私とは別個に切り離して接してくれ
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 00:34:55.00 ID:VGLpg9AmO
今持っている憎しみと恨みを全て捨てて欲しい
善悪はどうあれ私は他人の夢を砕いた、その報いは当然の物だった
552 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/19(日) 00:43:44.85 ID:CQ/nKKr40
男「再現したとしても私とは別個に切り離して接してくれ…って」


駆逐水鬼「つまり他人として扱って欲しいって事だね」


レ級「なんでそんな条件…」


男「自分には罰が下って当然だ。それくらいの事をしたんだって言ってたよ」


漣「……」


男「その約束が守れるなら彼女を再現する。どうかな?」


漣「お願いします……!断る理由がありません!!」
553 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/19(日) 00:48:11.09 ID:CQ/nKKr40
ーー


潜水新棲姫「……」ムクッ


潜水新棲姫「…そうか、私は死んだのか」


潜水新棲姫「体のダルさも無い。傀儡の体になっているな」


潜水新棲姫「そうか……私は死んだ…漣とも終わり…」


漣「……」


潜水新棲姫「む…………」


潜水新棲姫「……お前は駆逐艦か。ここはどこだ?とりあえずお前が所属している鎮守府に連れて行ってくれ」


漣「安価」


下1〜3高コンマ 漣の台詞や行動などを
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/19(日) 00:50:45.06 ID:TbK3sIwDO
はい、行きましょう
と手を差し出す漣
それを特に何も考えずに握り返す新棲姫
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 00:51:47.87 ID:ghyfysGTo
死ぬほどつらそうな顔をして下向いた後、顔を上げて一般的な漣の1.5倍くらいのテンションで受け答えする
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 00:53:20.02 ID:LwFhmI9T0
初めまして 私は漣って言います新名のお名前は何ですか?と少しずつ涙声になりながら満面の笑顔で手を伸ばす
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 00:59:55.26 ID:j7eKmMBAO
お互い好きなのに、すぐ近くにいるのに気持ちを押し殺して接するのか
辛いな
558 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/19(日) 01:04:23.50 ID:CQ/nKKr40
漣「……」


漣「…………!」


漣「………………っ!!」


潜水新棲姫「……」


漣「…初めまして!!駆逐艦漣と言います、こう書いて漣って読みますよ!!」


潜水新棲姫「変な字だな」


漣「これから貴女を私の鎮守府に案内しちゃいますぞ!!」


潜水新棲姫「頼んだぞ漣」


漣「!!!!」


潜水新棲姫「…どうした」


漣「なんでも…ありません……っ!!」


潜水新棲姫「……」


漣「もう一度名前を呼んでくれた…これ以上の幸せは……無い……!!」プルプル


潜水新棲姫(私は約束を守る。それがどんなに辛い事でも、受け入れなければいけないんだ)


ーー
559 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/19(日) 01:04:58.61 ID:CQ/nKKr40
良い安価が続いたと思います


コメントなどあればお願いします
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 01:06:37.62 ID:SRYqiFSFo
乙でした
まだこの二人に試練は続く…幸せの未来をあげたい

ふと思ったけど傀儡ってどうやって作るんだろうか
生体3Dプリンターみたいなのがあるんだろうか
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/19(日) 01:10:16.23 ID:TbK3sIwDO
お疲れ様でした
希望をありがとう
何だか新たな爆弾が仕込まれていますが
殺人者の謂われを払拭するのは不可能なのかそれとも裏があるのかが…
もしも敵対化でもするならそれでも全力で漣支援するつもりでいたけどそうならなくて良かっ…まだ油断は出来ない…
562 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 01:33:06.94 ID:ghyfysGTo
おつでした
整備士-新姫の契約を明かしに入る所や複製の条件の所とかの安価>>1と通じ合ってる感がパナい、こういう安価を投げられるようになりたい
タシュケントも潜水新棲姫もSFな自己同一性についてというテーマになるのかな…また胃にクるなぁ

ついに名前の表示されたガン子=ごるしこふちゃんとさみだれちゃんのエクストリームお伽話劇期待しても?
563 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 01:33:41.01 ID:/8+JsjeSo
死がふたりを引き裂いたのは運命でまた引き合わせたのも運命
ふたりは別人として接しても必ずまた惹かれ合うんだろう
広い世界でふたりが出会って愛し合うのは偶然ではなくて必然なんだよ
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 03:13:20.26 ID:Mksqx+qE0
朝潮が死ぬ直接の原因とはいえそれなりに込み入った事情を誰からもわかってもらえない島風提督と五月雨不憫過ぎるな
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 09:23:10.96 ID:EoGIn/YjO
無力化スイッチって整備士製なんだろうか
島風提督の所にあったのは組織繋がりなんかね
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/19(日) 10:15:46.97 ID:Q9vtkhtS0
しかしタシュや早霜の過去を人でなしと責めず救おうとした整備士や
身内の許されない過去を受け入れる足りないもの鎮守府が
島風提督の過去を責める資格があるのかと
567 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/19(日) 19:29:57.73 ID:CQ/nKKr40
ーー足りないもの鎮守府、書庫


北上「本は読んだら元の所に戻しといてよー」


潜水新棲姫「持って行ってはいけないのか」


北上「ダメだって言ったじゃん。ここには貴重な資料もあるんだよ」


潜水新棲姫「そんな話は初めて聞いた」


北上「……あっそ」


潜水新棲姫「どうやら私は読書という行為が好きなようだ。お前達に危害を加えない代わりにここの本を読ませてくれ」


北上「はいはい…好きにしてちょうだい」
568 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/19(日) 19:39:38.72 ID:CQ/nKKr40
潜水新棲姫「この辺りの資料も見ていいんだな?」


北上「だからそれもいいって。前にも…」


潜水新棲姫「お前とは初対面だろう。さっきから何を言ってるんだ」


北上「……」


潜水新棲姫「馴れ馴れしいのはどうかと思うぞ、私達とお前達艦娘は敵同士だろう。敵対するつもりが無いとはいえそれはどうだ?」


北上「アンタも頑固だねぇ……」


潜水新棲姫「何を言ってるか分からないぞ」


北上「……はぁ…」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
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