【艦これ】龍驤「足りなかったもの」その5【安価】

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369 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/17(金) 00:18:24.20 ID:Bv7RUKD/0
ーー足りないもの鎮守府、近海

皐月「吹雪が来てくれて助かったよ。僕達だけじゃどうなってたか…」


吹雪「間に合って良かったです。ギリギリでしたね」


皐月「傀儡は全部倒したけど、まだ残ってるのが居るかもしれないから一応調査しとこう」


吹雪「ソナーの展開もお願いします」


皐月「おっけー!任せといて!」
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 00:20:33.85 ID:v0SVLDq90
あっ…
371 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/17(金) 00:21:18.17 ID:Bv7RUKD/0
吹雪「……あの洞窟、何か居ます」


皐月「あそこは…」


吹雪「何かあるんですか?」


皐月「昔龍驤さんと駆逐棲姫が出会った洞窟で…奥まで広がってるの」


吹雪「そこに逃げ込んだ個体がいるかもしれませんね」


皐月「探照灯の用意はしてきてるよ」


吹雪「…お願いします」
372 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/17(金) 00:25:04.49 ID:Bv7RUKD/0
皐月「誰!?抵抗するなら攻撃するよ!」ピカッ


「あ……」


吹雪「子ども…ですか?」


「艦娘のお姉ちゃん!早く島風ちゃんを助けてあげて!」


皐月「島風?」


吹雪「う……!!」


皐月「何か見つけたの?」


吹雪「あの子の隣に…光を当ててみて下さい」


皐月「……」ピカッ
373 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/17(金) 00:28:58.56 ID:Bv7RUKD/0
ーー足りないもの鎮守府


龍驤「……そうか。あの鎮守府の島風か」


皐月「うん…」


提督「ならあの子はさみだれということになるな」


皐月「多分…あの子を庇ったんだと思う。そうじゃないと背中にあんな傷は付かないよ」


龍驤「酷い状態やったんやろ?」


皐月「背骨が見えてて……内臓も後ろから飛び出してた…」


提督「……そんな状況でもさみだれを守ろうとしたのか」
374 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/17(金) 00:33:45.85 ID:Bv7RUKD/0
龍驤「さみだれの親…島風提督と五月雨はどうなったかは分からん」


提督「あの鎮守府は壊滅。所属している艦娘の安否も分からない」


皐月「島風の死体…返してあげたいね」


龍驤「壊滅したのはさみだれに伝えるにはまだ早いやろうな」


提督「落ち着いた時…話す必要があるな」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 00:34:58.99 ID:R/A7MYbN0
吹雪が島風を整備士のところまで運ぶことを提督に伝える
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 00:35:19.88 ID:teA4JBkdo
ベッドに寝かされていたさみだれ
急に目を開き虚空に手を伸ばしたかと思うと一転謝りながら大泣き
少しして肩を震わせるとまた虚空に向かっててを伸ばし「うん…っ!わたしがお父さんとお母さんを守れる様になる…ありがとう島風ちゃん…!さようなら…っ!」
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 00:35:49.97 ID:C5N6HnWZo
さみだれが提督に島風の遺書を渡す
さみだれ「これ…だれか大人の人に渡してって…」
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/05/17(金) 00:37:13.18 ID:v0SVLDq90
>>375+呂500を見てもらえないか頼む提督
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 00:46:15.81 ID:v0SVLDq90
次はゾロ目だよ…
380 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/17(金) 00:46:29.00 ID:Bv7RUKD/0
吹雪「島風ちゃんの死体は私が運びます」


龍驤「整備士さんの所に行くんやね…」


提督「死体が蘇る訳では無いんだろう?」


吹雪「ここに置いておくよりは良いと思います」


龍驤「…そうやね。さみだれに見せてしまうとショックやろうからね」


吹雪「さみだれちゃんの面倒は見てくれますか?」


提督「任せてもらって大丈夫だ」


吹雪(司令官の所に島風提督が居る事は黙っていた方が良さそうですね。朝潮ちゃんの事もありますし…)


ーー
381 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/17(金) 00:47:10.38 ID:Bv7RUKD/0
遅くまでありがとうございました


コメントなどあればお願いします
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 00:49:30.92 ID:onlE5V6Lo
大本営は信濃が帰還する前から八島の発射準備してたんだよね
これだけ大規模な攻撃仕掛けてきたらもう準備整い次第発射不可避な気がする
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 00:50:31.15 ID:v0SVLDq90
やっぱ初期から数多い死亡フラグを切り抜けて来たキャラがたった一つの安価で亡くなるのはキチぃよ…
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 00:53:03.79 ID:/EttRi6P0
整備士の所で人格のサルベージはできるんだったかな?
完全に死んでたら駄目なんだったっけか
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/17(金) 00:58:50.38 ID:OnVpJk8DO
お疲れ様でした
整備士側の鎮守府への疑念はもう晴れているっぽい?
まああの整備士さんは考え込んだ末に繋がりは無いと結論したのだと思うけど
八島の荷電粒子砲と信濃艤装のはどちらが先なんだろうか
八島が先なら艤装作る必要は無いし…
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 00:59:22.35 ID:C5N6HnWZo
時雨やろーちゃんの例を見ると死んでてもサルベージできてたようだけど
特に時雨は大怪我負って死亡のあとで人格取り出せてるし
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 01:13:02.88 ID:teA4JBkdo
長時間続けてくれることにウレシイ悲鳴をあげにゃならん異常事態(おつです)
島風ちゃん聖人だったな…特に元鞘に戻ってからはまんま負けヒロインなのにしおんみたいに自棄になることも無く、最期も五月雨の子を守り抜くなんて…
島風提督や五月雨はこのこともしっかり受け止めていくんだぞ……にしてもこいつら業が深い…
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 01:14:06.93 ID:BDj2XxcZO
整備士は五月雨と島風提督を艦娘を売ったりする人達と言って、五月雨の事を人でなしって言ってるけど五月雨は違くない?
島風提督ラブで朝潮の件で提督の肩を持ったけどそれは他の娘も一緒だし、元々は島風のために虐げられてた側だし
そういう男と一緒になったことで同類視してるのか五月雨も噛んでたと勘違いしてるのか
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 01:14:29.03 ID:DC1G4wniO
人間用艤装って戦争後に大和や雪風みたいな反抗的艦娘を処分するためにつくったって邪推してしまう
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 01:20:37.05 ID:dMe9Lvn/O
島風提督とくっついたのも思い通り(島風と結ばれる)にさせない、こんな風にさせたからには一生つきまとってやるって言ってたよね五月雨
子供ができたからもうそんな考えは無くなったのかもしれんが
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/17(金) 07:16:48.47 ID:OxpRpEggO
提督を寝取られて子供までしこまれ最後は泥棒猫の子供かばって死ぬってくそ笑える
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 16:32:26.25 ID:EzOCzEVPO
老幹部は処分の判断結構早いように思える
戦いの中でしか生きられない艦娘に対して気にはかけるけど、どうしようもなく壊れてたら早く処断した方が本人のためみたいな性格だろうか
多分その辺りの考えで整備士ともこじれたんだろうと思う
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/17(金) 17:00:15.11 ID:OxpRpEggO
島風って何のために生きてたんだろうな体が元に戻った結果がこれなんだからなww
394 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/17(金) 21:06:37.03 ID:SY/xAj960
ーー


ライ「お疲れ様白鶴さん!なんとか前半戦は終わったわよ!」


白鶴「ふ…ふひゅ……」


ライ「話題のアーティストとか海外のバンドとかの演奏を生で見れて凄かったわね!」


白鶴「えへぇ……」


ライ「白鶴さんのMCも良かったわよ!私は裏で見守ることしかできなかったけど、十分できてたわ!」


白鶴「ふぇぇぇ……」


ライ「……白鶴さん!もうすぐ後半が始まるのよ!これからメインの人が続々とフェスで演奏してくれるのよ!」


白鶴「ぇぇ……」
395 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/17(金) 21:09:05.34 ID:SY/xAj960
ライ「まずいわね…白鶴さんなさっきので力を使い果たしたみたい」


ライ「気持ちはわかるわ。いきなり人前に出たと思ったら目の前に何万人もいるんだもの」


ライ「でも白鶴さんにはまだ仕事が残ってるのよぉ!」ユサユサ


白鶴「うへへへへ…」


「白鶴さ〜んスタンバイお願いします」


ライ「ああっ!早くなんとかして白鶴さん!」


白鶴「ぅひ……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 21:09:16.63 ID:VhRQpS+9o
白鶴フェスリベンジ回か
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 21:12:55.95 ID:GpGoFNehO
お尻をひっぱたいて気合を入れる
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 21:15:19.40 ID:MSFGuMiF0
いざ始まれば一変していつも通り完璧(?)にこなす白鶴さん
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 21:26:41.42 ID:VhRQpS+9o
ごめんなさい
400 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/17(金) 21:41:32.32 ID:OLfn5cvEO
ややこしいので再安価 下2 この後の展開などを
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 21:46:03.15 ID:R/A7MYbN0
>>398
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 21:47:58.02 ID:GpGoFNehO
>>397
403 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/17(金) 21:55:27.84 ID:OLfn5cvEO
ライ「ここは私が気合いを入れてあげるしかないわね…お尻アンカーよ!」スッ


ライ「しっかり…しなさい!」バシーン


白鶴「はぅ!?」


ライ「白鶴さんのMCを、皆んな待ってるのよ!」バシーンバシーン


白鶴「はひぃっ!!」


ライ「これくらいでへばっててどうするの!白鶴さん!」バシーンッ!


白鶴「お…お尻……やめ…!」


ライ「なら早く立って!出番よ!」バシーン!


白鶴「あひっ!!」
404 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/17(金) 22:09:37.06 ID:OLfn5cvEO
ーー

白鶴「それでは後半戦といきましょう。皆さん盛り上がってますか?」


ワァァァァァァァァァ…


ライ「なんとか気合いも入って間に合ったわね。これで残りも安心ね!」


「なんだって!?」


ライ「なんだかスタッフさんが慌ただしいわね…何かあったの?」


「それが、あるバンドの乗った電車が遅れているんです…」


ライ「なんですって!?」


「あのバンドは今日もメインの一つなのに…!」
405 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/17(金) 22:13:27.45 ID:OLfn5cvEO
ライ「どうにかならないの?」


「バスに乗り換えてこちらに向かっているそうです。ですが演奏順に間に合うかどうか…」


ライ「前後のバンドがどうにかしてくれないの?」


「照明や音響の問題があります。用意してある曲以外はできません」


ライ「そうなのね…」


「また休憩というわけにはいかないし…」


「そうだ!ここには白鶴さんとライさんが居るじゃないか!」


ライ「へ!?」


「お願いします、バンドが来るまでの時間だけでいいのでなんとか場を繋いで下さい!」


ライ「えええ〜〜!?」


「お願いします!」


ライ「もう……そこまで頼まれたらやるしかないじゃない!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 22:23:10.73 ID:MSFGuMiF0
さも当然のように架空のコーナーをでっち上げてバンドが間に合う以上の時間を稼ぐ2人
407 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 22:24:59.43 ID:teA4JBkdo
喋れそうな出演者をゲストに白鶴、まる。特別出張版と銘打って公開収録風に
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 22:29:30.24 ID:R/A7MYbN0
>>407
409 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/17(金) 22:40:22.68 ID:OLfn5cvEO
〜〜〜〜

白鶴「さて、ここからは白鶴、まる。特別出張版と称しての公開収録になります」


白鶴「今日は公開収録ということでBGMはライさんの生鼻歌となっています」


ライ「フンフンフフ〜ン」


わぁぁぁぁぁぁ…


白鶴「何か私が出てきた時より盛り上がってる気がしますが…それではまず最初のコーナーです」


ライ(その調子よ白鶴さん…頑張って!)
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 22:41:58.67 ID:GLeGDFg/o
(フレデラィカ〜♪)
411 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/17(金) 22:50:49.45 ID:OLfn5cvEO
(もう大丈夫です!ありがとうございました!)


ライ(やっと着いたのね!白鶴さん、締めて大丈夫よ!)


白鶴「…それでは白鶴、まる。公開収録ここまでです。ツクオリフェス、最後まで盛り上がって下さいね!」


わぁぁぁぁ…!


白鶴「それでは続いてのバンドのお呼びしましょう!曲名は……」


ライ(白鶴さん、立派だったわよ!)


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 23:00:25.13 ID:NOz/9EsH0
バックステージで緊張から開放され崩れ落ちる翔鶴
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 23:05:40.67 ID:GpGoFNehO
>>412
受け止めるナカチャンさん
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 23:10:26.46 ID:teA4JBkdo
ナカチャンさんからのねぎらいとライバル認定が
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 23:12:11.75 ID:hzcNjlH9O
そういえば時間を埋めるためとはいえ白鶴、まる。の公開収録をしたんだしプレゼントコーナーはするべきなのかと責任者に相談する
416 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/17(金) 23:25:12.54 ID:OLfn5cvEO
ーー

ライ「凄かったわよ白鶴さん!!台本なんか無くってほとんどアドリブだったのに完璧だったわ!」


「ありがとうございます!お陰で助かりました!」


白鶴「ふぇぇぇ……」フラッ


ライ「危ないっ!」


ナカチャン「おっとと…!」ガシッ


ライ「ナカチャンさん!」


ナカチャン「後は私達に任せて。ここから先はナカチャンの仕事!」


アンコール…アンコール……


ナカチャン「聞こえる白鶴さん?このアンコールは白鶴さんのお陰なんだよ」


「ナカチャンさんお願いします!」


ナカチャン「ナカチャン、アンコールいっきまーーす!!」
417 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/17(金) 23:27:19.94 ID:OLfn5cvEO
「白鶴さんは大丈夫ですか?」


ライ「気を失ってるけど大丈夫。怪我はしてないから」


「それくらい全力でやってくれたんですね…」


ライ「アンコールはMCが要らないのよね?」


「はい、こちらで休んでいて下さい!」


ライ「最初はどうなるかと思ったけど大成功ね。流石は白鶴さんよ!」


白鶴「うぅん……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 23:28:06.43 ID:teA4JBkdo
ライちゃんが>>415
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 23:43:44.83 ID:hzcNjlH9O
ナカチャンさんの出番が終わっても鳴り止まないアンコール 皆んなが呼んでるよ?とライちゃんと白鶴さんに呼びかけるナカチャンさん
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 23:45:47.93 ID:onlE5V6Lo
>>419
からのプレゼントコーナー
421 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 00:07:40.85 ID:UKkhMDVY0
アンコール……アンコール……


ライ「ナカチャンのステージが終わったのにまだアンコールが止まない…?」


「白鶴さんは出れますか!?」


ライ「え…まだ寝てるけど…」


「皆さん白鶴さんを待っているみたいなんです!」


ライ「どうして…?白鶴さんは歌ってないのよ?」


「皆さん分かってるんです。今日の盛り上がりは白鶴さんが居てこそだったんです!」


「あのMCは最高でした!」


「白鶴さん!!」
422 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 00:10:55.84 ID:UKkhMDVY0
「フェスのスケジュールに穴が開きそうなのを白鶴さんが埋めてくれたんです!」


「あのアドリブ収録は鳥肌ものでした!」


白鶴〜〜!
白鶴さーーん


ライ「ここまで声が…!」


白鶴「…皆が呼んでるのね」


ライ「白鶴さん!」


白鶴「…行きましょう。もう少し付き合ってくれる?」


ライ「もちろんよ!サポートはライに任せておいて!」


白鶴「うふふ…頼もしいわね。じゃあ行きましょう!」


ワァァァァァァァァァァァァァ…!!
423 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 00:15:50.77 ID:UKkhMDVY0
ーー

「「「お疲れ様でした!!」」」


「ツクオリフェスは皆さんのお陰で大成功でした!スタッフさんの協力があったお陰で……」


「白鶴さんもう飲んじゃったんですか?」


ライ「違うの、もう体力の限界みたいで」


白鶴「ぷしゅぅ……」


「最後のアンコールも凄かったですもんね。一番力入ってた感じしてましたから」


「それにあのプレゼント!今日の衣装をあげるなんて…中々ありませんよ」


ライ「あはは……」
424 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 00:22:50.33 ID:UKkhMDVY0
「本当にプレゼントするんですか?」


ライ「そうよ!応募してくれた人から抽選でプレゼントに代わりは無いわ!」


「それが人気の秘密なんでしょうね」


「白鶴さんは普段からこういう服を着て収録してるんですか?」


ライ「いつもは制服というか…髪型も違うというか……」


「制服?」


「ツインテも似合ってるのに?」


ライ「…まぁ色々あるのよ!」


「……ということで乾杯の音頭とさせてもらいました。それでは乾杯!」


「あ、乾杯……」


ライ「乾杯っ!!」
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 00:24:19.54 ID:6qoW/p8po
妹風の髪型かな?
426 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 00:26:43.01 ID:UKkhMDVY0
「白鶴さんは呑んでますか!」


ライ「残念ながら寝てるわね」


白鶴「ふが……」


「じゃあライさんは呑んでますか!?」


ライ「私はジュースよ!」


「飲めないんですか?」


ライ「飲めないというか…」


「まさか未成年なんですか!?」


「あの編集技術があって!?」


ザワザワザワザワ


ライ「え、あの……違うのよ…」
427 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 00:28:48.31 ID:UKkhMDVY0
ライ(プロデューサーは居ないの!?私の正体ってバラしてよかったっけ!?)


「ライさん!もっと詳しく話しを聞かせて下さい!」


「僕も聞きたいです!どつやって白鶴さんをコントロールしてるんですか!?」


「あのラジオはどこから台本でどこからアドリブなんですか?」


ライ「あの、えっとぉ……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 00:30:48.26 ID:WJKCy1Z50
事務所社長に扮した誰かが皆を制して白鶴たちを逃がす
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 00:31:48.22 ID:6qoW/p8po
なんとか艦娘であることはバレなかった
なおライちゃんは天才小学生で白鶴はんは某有名人の隠し子と言う事になった模様
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 00:34:49.95 ID:YaafDZqQO
巧みにスタッフの興味をずらしていって盛り上がりを損なわずにきりぬける
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 00:38:23.43 ID:DGT6Xg3lO
最終的に白鶴さんはナチュラルにエロい人でライちゃんは一滴でも飲むと某石像の如く虹色の放流を口から迸らせる程の下戸って事になった
432 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 00:42:44.15 ID:UKkhMDVY0
ライ「そ……そういえば電車が遅れたって何かあったの?」


「そういや何だったんだろう?」


「事故じゃないとは聞いたよ」


「メンバーの遅刻でも無いって」


ライ(今の隙に席を離れて……)コソコソ


「…………」
「…………」


ライ「ふぅ…なんとかなったわね」
433 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 00:47:10.38 ID:UKkhMDVY0
ーー

ライ「そろそろ帰った方がいいかもしれないけど…白鶴さんはまだ寝てるわね」


白鶴「ふごっ……」


ライ「帰りはタクシーかしら……」


ブブブブブ…


ライ「あ、ケイタイが…電源切るの忘れてたわ。フェス中に鳴らなくて良かったわ」


ライ「一体誰から……」


ライ「…………!!」


白鶴「うぅん……」
434 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 00:51:09.15 ID:UKkhMDVY0
ライ「白鶴さん、白鶴さん!」ユサユサ


白鶴「ごぉぉぉ…」


ライ「緊急通信よ!この辺りに深海棲艦が出たらしいの」ヒソヒソ


白鶴「……!!」ガバッ


ライ「最寄りの鎮守府の艦娘は出払ってて、ここまで来るのに時間がかかるって!」


白鶴「ここには…民間人が……」


ライ「行くわよ!フェスを楽しんだ人達が私達が守るのよ!」
435 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 00:55:28.10 ID:UKkhMDVY0
ライ「すいませんここで失礼します!」


「あ、白鶴さんが復活してる!」


「白鶴さん!せめて一杯くらい…」


白鶴「申し訳ありません、やることができましたので」


ライ「行くわよ!」


白鶴「早く行きましょう」


「用事ってなんなんだろ?」


「でもあの白鶴さんの顔…凛々しかったなぁ」


「いつもあんな顔をしてるのかなぁ…」
436 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 01:00:00.61 ID:UKkhMDVY0
ーー

ザザザッ


ライ「敵は水雷戦隊みたいよ。重巡や戦艦は居ないって」


白鶴「なら私の艦載機で半分は蹴散らすわね」


ライ「大丈夫?かなり疲れてたみたいだけど」


白鶴「それはそれ、これはこれよ」


ライ「流石は白鶴さんね!」


白鶴「ライちゃん、勝つ必要は無いわ。こちらは空母と駆逐艦。援護が来るまで粘りましょう」


ライ「そうね!民間人に被害は出させないわよ!」
437 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 01:04:03.30 ID:UKkhMDVY0
ナカチャン「アンコール会場はここですねーー!」


ライ「ナカチャンさん!?」


白鶴「どうしてここに?」


ナカチャン「電車が遅れたのは深海棲艦のせいなんだよー!」


ライ「そうだったの!?」


ナカチャン「あの電車は海沿いを走ってるの!それで深海棲艦の反応があったから発車を見合わせてたんだって!」


白鶴「そうですか…ナカチャンさんはそれを知ってここに残ったんですね」


ナカチャン「万が一来たらダメだって思ったからね!ここは鎮守府と鎮守府の間にあるから時間もかかるし!」


ライ「流石はナカチャン…!」
438 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 01:12:25.50 ID:UKkhMDVY0
ナカチャン「白鶴さん!MCお願いしまーす!」


白鶴「…そうね、張り切ってやるわ」


ライ「アンコールの後にアンコールってあるの?」


ナカチャン「じゃあ私達だけでカーテンコールってことにしようよ!」


白鶴「いいわね、それ」


ライ「じゃあ私はアシスタントよ!」


ナカチャン「もちろんセンターはナカチャン!」


白鶴「……出撃!」

ライ「はい!」

ナカチャン「行っきまーす!」



この日数万人が熱狂したツクオリフェス。その裏では人知れず頑張った人が居た。
その同じ日、多くの人に知られずに戦った艦娘が居た。彼女らの頑張りは誰も知らない。知るのは深海棲艦のみであった。

彼女らの戦いは続く。海上でも戦場と言う名のスタジオでも……
439 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 01:13:21.85 ID:UKkhMDVY0
物凄くキリが良いので白鶴編はこれで終わりです、遅くまでありがとうございました


コメントなどあればお願いします
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 01:28:54.41 ID:6qoW/p8po
ありがとうございました!
畳むタイミング鮮やかさよ
なかなか出れない不遇キャラから一気に色々な属性を得た翔鶴改め白鶴さん、このまま本編にも登場していけよ…!
441 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 18:10:27.85 ID:Q8l4aHIZ0
ーー足りないもの鎮守府、工廠


さみだれ「ピンクちゃーーん!」ゴォッ


弥生「オ"っ!!」ドガガッ


北上「出た〜さみだれ恐怖のタックル」


明石「全力ですからね…」


秋津洲「今日の弥生の飛んだ距離は新記録かも」


夕張「さみだれちゃん、まるで魚雷みたいな勢いですからね」


さみだれ「遊ぼ!遊ぼ!!」


弥生「ちょ……待って……」


さみだれ「早くして〜〜!」
442 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 18:13:52.00 ID:Q8l4aHIZ0
夕張「島風提督はまだ行方不明のままなんですよね?」


北上「あの吹雪が島風の死体を持ってたって事は何かあるんだろうけど、こっちには何も言わなかったし」


明石「接近禁止が関係しているんでしょうか…」


秋津洲「子どもより体裁を気にするなんてアホな親かも」


北上「それ以外にも何かあるかもよ?まぁ子ども一人預かるくらいどうにかなるし、様子見だね〜」


さみだれ「エクストリーム金太郎ごっこやろ!ピンクちゃん!」


弥生「わかったから…一旦離れて……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 18:16:13.85 ID:lHEEfF5PO
エクストリーム金太郎ごっこを楽しむさみだれ
付き合う弥生
アホなことしてるわねって眺めてる叢雲
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 18:18:13.71 ID:T46PM6NPo
シュール&バイオレンスな内容にドン引きする工廠組
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 18:26:59.42 ID:9SJCkemFo
>>443
446 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 18:32:49.74 ID:Q8l4aHIZ0
ーー


さみだれ「ぐはは!この森は全て燃やし尽くしてやる!」


弥生「お止め下さい金太郎さん…!」


叢雲「あれは何をやってるの?」


北上「エクストリーム金太郎ごっこだってさ」


叢雲「はぁ?」


秋津洲「巷で話題のお伽系物語かも」


叢雲「何よそれ、アホなことしてるわね」


夕張「子どもの遊びなんですから」


叢雲「せっかく弥生と話しがしたかったのに、これじゃ無理そうね」
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 18:35:34.47 ID:6qoW/p8po
おれのしってる金太郎とちがう……
448 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 18:37:44.13 ID:Q8l4aHIZ0
さみだれ「動物などいらぬ!この森には我だけがいればよい!」


弥生「このままではこの森が枯れてしまう…」


叢雲「とんでもない内容ね、金太郎が悪者じゃない」


北上「エクストリームだからね〜」


明石「奇想天外です…」


叢雲「また様子を見に来るわ。弥生を独占されたらたまったものじゃないのに」


秋津洲「お薬飲んでるかも?」


叢雲「捨てたわよ」


夕張「もう…霞ちゃんに怒られますよ?」


叢雲「私の安定剤は弥生なの。素人は黙ってて」


北上「黙ってられないから注意してるんだけどなぁ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 18:39:05.72 ID:9SJCkemFo
叢雲にもごっこに参加してと呼びかけるさみだれ
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 18:47:31.55 ID:6qoW/p8po
その霞も来て叢雲気まずい
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 18:51:30.48 ID:w0LP+k4C0
449+450
452 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 18:54:38.44 ID:Q8l4aHIZ0
さみだれ「はっ、しまった!役が一人足りない!」


北上「ならそこにいるポニテのお姉さんに頼んだら?」


叢雲「アンタね…」


さみだれ「メガネの艦娘ちゃん!こっち来て手伝って!」


弥生「叢雲…協力してくれない?」


叢雲「はぁ…………一回だけよ」


さみだれ「やったーー!」


秋津洲「以外と優しい所もあるかも」
453 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 19:05:30.64 ID:Q8l4aHIZ0
叢雲「で、私は何役なの?」


さみだれ「喋る木!」


叢雲「木…?」


弥生「森を破壊する金太郎を…こらしめる木…」


叢雲「木が喋るの?」


さみだれ「喋るの!」


叢雲「木が金太郎をこらしめるって……」


弥生「とにかくやってみよう…台詞は適当でいいから…」


さみだれ「それじゃあ再開ね!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 19:06:30.59 ID:T46PM6NPo
思ったより役に大ハマリの叢雲
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 19:11:02.21 ID:w0LP+k4C0
意外にも熱中してしまう叢雲
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 19:12:02.54 ID:lHEEfF5PO
>>454
ごっこを見に観客もやってくる
457 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 19:15:31.88 ID:Q8l4aHIZ0
叢雲「…金太郎め、お前の存在を消してやる」


さみだれ「うぎゃーー!」


弥生「あぁ、金太郎さんが森の木に捕まった…」


明石「叢雲さんがさみだれちゃんを拘束してます…」


夕張「ひょっとして知ってたのかしら?」


北上「いや〜たまたまじゃない?」


秋津洲「ならちょうど展開通りかも」
458 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 19:21:40.71 ID:Q8l4aHIZ0
さみだれ「……」


叢雲「なに?さみだれが急にぐったりしたんだけど」


弥生「叢雲…そのまま上に掲げて…」


叢雲「さみだれを?……はい」スッ


さみだれ「破壊の限りを尽くし森の怒りを買った金太郎は、森の一部となり、全てが元通りになるまで死ぬこともできなくなりました……」


弥生「金太郎が壊した森は永遠に戻ることは無く、その森の奥からは金太郎の呻き声が聞こえるようになりました…」


さみだれ「おしまい……」


叢雲「……全く理解できないんだけど」


北上「エクストリームシリーズは理解しようとしちゃダメだよ〜」


明石「真面目に読むと脳が疲れます」
459 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 19:23:45.42 ID:Q8l4aHIZ0
さみだれ「メガネの艦娘ちゃんの木、中々良かったよ!」


叢雲「私である必要があった?」


弥生「うん…木っぽかった…」


叢雲「全く嬉しくない褒め言葉ね」


さみだれ「楽しかった!またやろうね!」


叢雲「はいはい…」


北上「じゃあそこまでにしといて〜これから色々作業するし」


夕張「さみだれちゃんもここから離れて下さいね」


さみだれ「え〜〜!」


叢雲「ワガママ言わないのよ」
460 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 19:25:42.11 ID:Q8l4aHIZ0
さみだれ「じゃあさみだれはどこに行けばいいの?」


弥生「それは…」


さみだれ「ここにはパパとママも居ないし…」


叢雲「……」


さみだれ「ねぇ、パパとママはどこに行ったの?いつ会えるの?」


明石「それは…」


さみだれ「早く会いたいな〜痴女のお姉ちゃんも疲れて寝ちゃってから起きてこないし」


秋津洲「かも……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 19:30:24.68 ID:9SJCkemFo
叢雲がいろいろ相手してくれる
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 19:35:41.07 ID:Y90+8s5UO
叢雲、島風の死を伝える
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 19:42:36.53 ID:K8dUsi+cO
島風の遺体と対面した島風提督と五月雨
464 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 19:46:53.80 ID:Q8l4aHIZ0
叢雲「……私の部屋に来なさい」


さみだれ「メガネちゃんの?」


叢雲「言っておくけど面白いものは無いわよ」


さみだれ「行ってみたい!ピンクちゃんも一緒に行こ!」


弥生「うん…」


北上「やっぱいいとこあんじゃん」


叢雲「……ここの連中なら誰でもこうするでしょ」


北上「まぁね」
465 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 19:49:36.48 ID:Q8l4aHIZ0
ーー

吹雪「司令官、ただいま戻りました」


男「お疲れ様、まずはゆっくりして」


ビスマルク「ソレはこっちで預かるわ」


吹雪「…お願いします」


神風「島風の遺体は丁寧に運んでくれたのね」


旗風「新しい傷は付いていませんね」
466 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 19:52:45.68 ID:Q8l4aHIZ0
吹雪「五月雨さんと島風提督さんは?」


男「向こうで大人しくしてるみたいだよ。島風君が死んだのがショックだったみたいだね」


吹雪「そうですよ…島風ちゃんは司令官が助けてあげたのに……」


男「自分の命をどう使うかまでは決められない。仕方なかったんだよ」


吹雪「…はい」


男「それより吹雪、偵察してきた結果はどうだった?」


吹雪「隅々まで調べましたがあの鎮守府は大丈夫そうです。危険はありません」


男「本当かい?」


吹雪「傀儡にされた呂500ちゃんを処分しなかったのも向こうの提督が甘いからですね」


男「そういうことか、ありがとう」
467 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 19:55:58.65 ID:Q8l4aHIZ0
男「ならさみだれちゃんを回収しても良さそうだね。敵意があるならそれを利用してくる恐れがあったけど、それも無いと分かった」


吹雪「親と子どもは一緒の方がいいですもんね!」


男「島風提督とあの提督が会えないのは少し手間がかかるね。接近禁止とは予想してなかったや」


吹雪「五月雨さん達が申請してそれが通ったみたいなんです。朝潮ちゃん関係で…」


男「そんなに隠したかったんだね。さみだれちゃんはいつか知ってしまうのに」


吹雪「それを先延ばしにしたかっただけなんでしょうか…」


男「加害者の気持ちは分からないよ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 20:00:39.95 ID:296Ut2400
――あまりに人間的な行動ですね……
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