【艦これ】龍驤「足りなかったもの」その5【安価】

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 22:41:58.67 ID:GLeGDFg/o
(フレデラィカ〜♪)
411 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/17(金) 22:50:49.45 ID:OLfn5cvEO
(もう大丈夫です!ありがとうございました!)


ライ(やっと着いたのね!白鶴さん、締めて大丈夫よ!)


白鶴「…それでは白鶴、まる。公開収録ここまでです。ツクオリフェス、最後まで盛り上がって下さいね!」


わぁぁぁぁ…!


白鶴「それでは続いてのバンドのお呼びしましょう!曲名は……」


ライ(白鶴さん、立派だったわよ!)


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
412 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 23:00:25.13 ID:NOz/9EsH0
バックステージで緊張から開放され崩れ落ちる翔鶴
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 23:05:40.67 ID:GpGoFNehO
>>412
受け止めるナカチャンさん
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 23:10:26.46 ID:teA4JBkdo
ナカチャンさんからのねぎらいとライバル認定が
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 23:12:11.75 ID:hzcNjlH9O
そういえば時間を埋めるためとはいえ白鶴、まる。の公開収録をしたんだしプレゼントコーナーはするべきなのかと責任者に相談する
416 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/17(金) 23:25:12.54 ID:OLfn5cvEO
ーー

ライ「凄かったわよ白鶴さん!!台本なんか無くってほとんどアドリブだったのに完璧だったわ!」


「ありがとうございます!お陰で助かりました!」


白鶴「ふぇぇぇ……」フラッ


ライ「危ないっ!」


ナカチャン「おっとと…!」ガシッ


ライ「ナカチャンさん!」


ナカチャン「後は私達に任せて。ここから先はナカチャンの仕事!」


アンコール…アンコール……


ナカチャン「聞こえる白鶴さん?このアンコールは白鶴さんのお陰なんだよ」


「ナカチャンさんお願いします!」


ナカチャン「ナカチャン、アンコールいっきまーーす!!」
417 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/17(金) 23:27:19.94 ID:OLfn5cvEO
「白鶴さんは大丈夫ですか?」


ライ「気を失ってるけど大丈夫。怪我はしてないから」


「それくらい全力でやってくれたんですね…」


ライ「アンコールはMCが要らないのよね?」


「はい、こちらで休んでいて下さい!」


ライ「最初はどうなるかと思ったけど大成功ね。流石は白鶴さんよ!」


白鶴「うぅん……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 23:28:06.43 ID:teA4JBkdo
ライちゃんが>>415
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 23:43:44.83 ID:hzcNjlH9O
ナカチャンさんの出番が終わっても鳴り止まないアンコール 皆んなが呼んでるよ?とライちゃんと白鶴さんに呼びかけるナカチャンさん
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/17(金) 23:45:47.93 ID:onlE5V6Lo
>>419
からのプレゼントコーナー
421 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 00:07:40.85 ID:UKkhMDVY0
アンコール……アンコール……


ライ「ナカチャンのステージが終わったのにまだアンコールが止まない…?」


「白鶴さんは出れますか!?」


ライ「え…まだ寝てるけど…」


「皆さん白鶴さんを待っているみたいなんです!」


ライ「どうして…?白鶴さんは歌ってないのよ?」


「皆さん分かってるんです。今日の盛り上がりは白鶴さんが居てこそだったんです!」


「あのMCは最高でした!」


「白鶴さん!!」
422 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 00:10:55.84 ID:UKkhMDVY0
「フェスのスケジュールに穴が開きそうなのを白鶴さんが埋めてくれたんです!」


「あのアドリブ収録は鳥肌ものでした!」


白鶴〜〜!
白鶴さーーん


ライ「ここまで声が…!」


白鶴「…皆が呼んでるのね」


ライ「白鶴さん!」


白鶴「…行きましょう。もう少し付き合ってくれる?」


ライ「もちろんよ!サポートはライに任せておいて!」


白鶴「うふふ…頼もしいわね。じゃあ行きましょう!」


ワァァァァァァァァァァァァァ…!!
423 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 00:15:50.77 ID:UKkhMDVY0
ーー

「「「お疲れ様でした!!」」」


「ツクオリフェスは皆さんのお陰で大成功でした!スタッフさんの協力があったお陰で……」


「白鶴さんもう飲んじゃったんですか?」


ライ「違うの、もう体力の限界みたいで」


白鶴「ぷしゅぅ……」


「最後のアンコールも凄かったですもんね。一番力入ってた感じしてましたから」


「それにあのプレゼント!今日の衣装をあげるなんて…中々ありませんよ」


ライ「あはは……」
424 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 00:22:50.33 ID:UKkhMDVY0
「本当にプレゼントするんですか?」


ライ「そうよ!応募してくれた人から抽選でプレゼントに代わりは無いわ!」


「それが人気の秘密なんでしょうね」


「白鶴さんは普段からこういう服を着て収録してるんですか?」


ライ「いつもは制服というか…髪型も違うというか……」


「制服?」


「ツインテも似合ってるのに?」


ライ「…まぁ色々あるのよ!」


「……ということで乾杯の音頭とさせてもらいました。それでは乾杯!」


「あ、乾杯……」


ライ「乾杯っ!!」
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 00:24:19.54 ID:6qoW/p8po
妹風の髪型かな?
426 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 00:26:43.01 ID:UKkhMDVY0
「白鶴さんは呑んでますか!」


ライ「残念ながら寝てるわね」


白鶴「ふが……」


「じゃあライさんは呑んでますか!?」


ライ「私はジュースよ!」


「飲めないんですか?」


ライ「飲めないというか…」


「まさか未成年なんですか!?」


「あの編集技術があって!?」


ザワザワザワザワ


ライ「え、あの……違うのよ…」
427 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 00:28:48.31 ID:UKkhMDVY0
ライ(プロデューサーは居ないの!?私の正体ってバラしてよかったっけ!?)


「ライさん!もっと詳しく話しを聞かせて下さい!」


「僕も聞きたいです!どつやって白鶴さんをコントロールしてるんですか!?」


「あのラジオはどこから台本でどこからアドリブなんですか?」


ライ「あの、えっとぉ……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 00:30:48.26 ID:WJKCy1Z50
事務所社長に扮した誰かが皆を制して白鶴たちを逃がす
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 00:31:48.22 ID:6qoW/p8po
なんとか艦娘であることはバレなかった
なおライちゃんは天才小学生で白鶴はんは某有名人の隠し子と言う事になった模様
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 00:34:49.95 ID:YaafDZqQO
巧みにスタッフの興味をずらしていって盛り上がりを損なわずにきりぬける
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 00:38:23.43 ID:DGT6Xg3lO
最終的に白鶴さんはナチュラルにエロい人でライちゃんは一滴でも飲むと某石像の如く虹色の放流を口から迸らせる程の下戸って事になった
432 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 00:42:44.15 ID:UKkhMDVY0
ライ「そ……そういえば電車が遅れたって何かあったの?」


「そういや何だったんだろう?」


「事故じゃないとは聞いたよ」


「メンバーの遅刻でも無いって」


ライ(今の隙に席を離れて……)コソコソ


「…………」
「…………」


ライ「ふぅ…なんとかなったわね」
433 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 00:47:10.38 ID:UKkhMDVY0
ーー

ライ「そろそろ帰った方がいいかもしれないけど…白鶴さんはまだ寝てるわね」


白鶴「ふごっ……」


ライ「帰りはタクシーかしら……」


ブブブブブ…


ライ「あ、ケイタイが…電源切るの忘れてたわ。フェス中に鳴らなくて良かったわ」


ライ「一体誰から……」


ライ「…………!!」


白鶴「うぅん……」
434 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 00:51:09.15 ID:UKkhMDVY0
ライ「白鶴さん、白鶴さん!」ユサユサ


白鶴「ごぉぉぉ…」


ライ「緊急通信よ!この辺りに深海棲艦が出たらしいの」ヒソヒソ


白鶴「……!!」ガバッ


ライ「最寄りの鎮守府の艦娘は出払ってて、ここまで来るのに時間がかかるって!」


白鶴「ここには…民間人が……」


ライ「行くわよ!フェスを楽しんだ人達が私達が守るのよ!」
435 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 00:55:28.10 ID:UKkhMDVY0
ライ「すいませんここで失礼します!」


「あ、白鶴さんが復活してる!」


「白鶴さん!せめて一杯くらい…」


白鶴「申し訳ありません、やることができましたので」


ライ「行くわよ!」


白鶴「早く行きましょう」


「用事ってなんなんだろ?」


「でもあの白鶴さんの顔…凛々しかったなぁ」


「いつもあんな顔をしてるのかなぁ…」
436 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 01:00:00.61 ID:UKkhMDVY0
ーー

ザザザッ


ライ「敵は水雷戦隊みたいよ。重巡や戦艦は居ないって」


白鶴「なら私の艦載機で半分は蹴散らすわね」


ライ「大丈夫?かなり疲れてたみたいだけど」


白鶴「それはそれ、これはこれよ」


ライ「流石は白鶴さんね!」


白鶴「ライちゃん、勝つ必要は無いわ。こちらは空母と駆逐艦。援護が来るまで粘りましょう」


ライ「そうね!民間人に被害は出させないわよ!」
437 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 01:04:03.30 ID:UKkhMDVY0
ナカチャン「アンコール会場はここですねーー!」


ライ「ナカチャンさん!?」


白鶴「どうしてここに?」


ナカチャン「電車が遅れたのは深海棲艦のせいなんだよー!」


ライ「そうだったの!?」


ナカチャン「あの電車は海沿いを走ってるの!それで深海棲艦の反応があったから発車を見合わせてたんだって!」


白鶴「そうですか…ナカチャンさんはそれを知ってここに残ったんですね」


ナカチャン「万が一来たらダメだって思ったからね!ここは鎮守府と鎮守府の間にあるから時間もかかるし!」


ライ「流石はナカチャン…!」
438 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 01:12:25.50 ID:UKkhMDVY0
ナカチャン「白鶴さん!MCお願いしまーす!」


白鶴「…そうね、張り切ってやるわ」


ライ「アンコールの後にアンコールってあるの?」


ナカチャン「じゃあ私達だけでカーテンコールってことにしようよ!」


白鶴「いいわね、それ」


ライ「じゃあ私はアシスタントよ!」


ナカチャン「もちろんセンターはナカチャン!」


白鶴「……出撃!」

ライ「はい!」

ナカチャン「行っきまーす!」



この日数万人が熱狂したツクオリフェス。その裏では人知れず頑張った人が居た。
その同じ日、多くの人に知られずに戦った艦娘が居た。彼女らの頑張りは誰も知らない。知るのは深海棲艦のみであった。

彼女らの戦いは続く。海上でも戦場と言う名のスタジオでも……
439 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 01:13:21.85 ID:UKkhMDVY0
物凄くキリが良いので白鶴編はこれで終わりです、遅くまでありがとうございました


コメントなどあればお願いします
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 01:28:54.41 ID:6qoW/p8po
ありがとうございました!
畳むタイミング鮮やかさよ
なかなか出れない不遇キャラから一気に色々な属性を得た翔鶴改め白鶴さん、このまま本編にも登場していけよ…!
441 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 18:10:27.85 ID:Q8l4aHIZ0
ーー足りないもの鎮守府、工廠


さみだれ「ピンクちゃーーん!」ゴォッ


弥生「オ"っ!!」ドガガッ


北上「出た〜さみだれ恐怖のタックル」


明石「全力ですからね…」


秋津洲「今日の弥生の飛んだ距離は新記録かも」


夕張「さみだれちゃん、まるで魚雷みたいな勢いですからね」


さみだれ「遊ぼ!遊ぼ!!」


弥生「ちょ……待って……」


さみだれ「早くして〜〜!」
442 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 18:13:52.00 ID:Q8l4aHIZ0
夕張「島風提督はまだ行方不明のままなんですよね?」


北上「あの吹雪が島風の死体を持ってたって事は何かあるんだろうけど、こっちには何も言わなかったし」


明石「接近禁止が関係しているんでしょうか…」


秋津洲「子どもより体裁を気にするなんてアホな親かも」


北上「それ以外にも何かあるかもよ?まぁ子ども一人預かるくらいどうにかなるし、様子見だね〜」


さみだれ「エクストリーム金太郎ごっこやろ!ピンクちゃん!」


弥生「わかったから…一旦離れて……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 18:16:13.85 ID:lHEEfF5PO
エクストリーム金太郎ごっこを楽しむさみだれ
付き合う弥生
アホなことしてるわねって眺めてる叢雲
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 18:18:13.71 ID:T46PM6NPo
シュール&バイオレンスな内容にドン引きする工廠組
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 18:26:59.42 ID:9SJCkemFo
>>443
446 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 18:32:49.74 ID:Q8l4aHIZ0
ーー


さみだれ「ぐはは!この森は全て燃やし尽くしてやる!」


弥生「お止め下さい金太郎さん…!」


叢雲「あれは何をやってるの?」


北上「エクストリーム金太郎ごっこだってさ」


叢雲「はぁ?」


秋津洲「巷で話題のお伽系物語かも」


叢雲「何よそれ、アホなことしてるわね」


夕張「子どもの遊びなんですから」


叢雲「せっかく弥生と話しがしたかったのに、これじゃ無理そうね」
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 18:35:34.47 ID:6qoW/p8po
おれのしってる金太郎とちがう……
448 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 18:37:44.13 ID:Q8l4aHIZ0
さみだれ「動物などいらぬ!この森には我だけがいればよい!」


弥生「このままではこの森が枯れてしまう…」


叢雲「とんでもない内容ね、金太郎が悪者じゃない」


北上「エクストリームだからね〜」


明石「奇想天外です…」


叢雲「また様子を見に来るわ。弥生を独占されたらたまったものじゃないのに」


秋津洲「お薬飲んでるかも?」


叢雲「捨てたわよ」


夕張「もう…霞ちゃんに怒られますよ?」


叢雲「私の安定剤は弥生なの。素人は黙ってて」


北上「黙ってられないから注意してるんだけどなぁ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 18:39:05.72 ID:9SJCkemFo
叢雲にもごっこに参加してと呼びかけるさみだれ
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 18:47:31.55 ID:6qoW/p8po
その霞も来て叢雲気まずい
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 18:51:30.48 ID:w0LP+k4C0
449+450
452 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 18:54:38.44 ID:Q8l4aHIZ0
さみだれ「はっ、しまった!役が一人足りない!」


北上「ならそこにいるポニテのお姉さんに頼んだら?」


叢雲「アンタね…」


さみだれ「メガネの艦娘ちゃん!こっち来て手伝って!」


弥生「叢雲…協力してくれない?」


叢雲「はぁ…………一回だけよ」


さみだれ「やったーー!」


秋津洲「以外と優しい所もあるかも」
453 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 19:05:30.64 ID:Q8l4aHIZ0
叢雲「で、私は何役なの?」


さみだれ「喋る木!」


叢雲「木…?」


弥生「森を破壊する金太郎を…こらしめる木…」


叢雲「木が喋るの?」


さみだれ「喋るの!」


叢雲「木が金太郎をこらしめるって……」


弥生「とにかくやってみよう…台詞は適当でいいから…」


さみだれ「それじゃあ再開ね!」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 19:06:30.59 ID:T46PM6NPo
思ったより役に大ハマリの叢雲
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 19:11:02.21 ID:w0LP+k4C0
意外にも熱中してしまう叢雲
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 19:12:02.54 ID:lHEEfF5PO
>>454
ごっこを見に観客もやってくる
457 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 19:15:31.88 ID:Q8l4aHIZ0
叢雲「…金太郎め、お前の存在を消してやる」


さみだれ「うぎゃーー!」


弥生「あぁ、金太郎さんが森の木に捕まった…」


明石「叢雲さんがさみだれちゃんを拘束してます…」


夕張「ひょっとして知ってたのかしら?」


北上「いや〜たまたまじゃない?」


秋津洲「ならちょうど展開通りかも」
458 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 19:21:40.71 ID:Q8l4aHIZ0
さみだれ「……」


叢雲「なに?さみだれが急にぐったりしたんだけど」


弥生「叢雲…そのまま上に掲げて…」


叢雲「さみだれを?……はい」スッ


さみだれ「破壊の限りを尽くし森の怒りを買った金太郎は、森の一部となり、全てが元通りになるまで死ぬこともできなくなりました……」


弥生「金太郎が壊した森は永遠に戻ることは無く、その森の奥からは金太郎の呻き声が聞こえるようになりました…」


さみだれ「おしまい……」


叢雲「……全く理解できないんだけど」


北上「エクストリームシリーズは理解しようとしちゃダメだよ〜」


明石「真面目に読むと脳が疲れます」
459 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 19:23:45.42 ID:Q8l4aHIZ0
さみだれ「メガネの艦娘ちゃんの木、中々良かったよ!」


叢雲「私である必要があった?」


弥生「うん…木っぽかった…」


叢雲「全く嬉しくない褒め言葉ね」


さみだれ「楽しかった!またやろうね!」


叢雲「はいはい…」


北上「じゃあそこまでにしといて〜これから色々作業するし」


夕張「さみだれちゃんもここから離れて下さいね」


さみだれ「え〜〜!」


叢雲「ワガママ言わないのよ」
460 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 19:25:42.11 ID:Q8l4aHIZ0
さみだれ「じゃあさみだれはどこに行けばいいの?」


弥生「それは…」


さみだれ「ここにはパパとママも居ないし…」


叢雲「……」


さみだれ「ねぇ、パパとママはどこに行ったの?いつ会えるの?」


明石「それは…」


さみだれ「早く会いたいな〜痴女のお姉ちゃんも疲れて寝ちゃってから起きてこないし」


秋津洲「かも……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 19:30:24.68 ID:9SJCkemFo
叢雲がいろいろ相手してくれる
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 19:35:41.07 ID:Y90+8s5UO
叢雲、島風の死を伝える
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 19:42:36.53 ID:K8dUsi+cO
島風の遺体と対面した島風提督と五月雨
464 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 19:46:53.80 ID:Q8l4aHIZ0
叢雲「……私の部屋に来なさい」


さみだれ「メガネちゃんの?」


叢雲「言っておくけど面白いものは無いわよ」


さみだれ「行ってみたい!ピンクちゃんも一緒に行こ!」


弥生「うん…」


北上「やっぱいいとこあんじゃん」


叢雲「……ここの連中なら誰でもこうするでしょ」


北上「まぁね」
465 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 19:49:36.48 ID:Q8l4aHIZ0
ーー

吹雪「司令官、ただいま戻りました」


男「お疲れ様、まずはゆっくりして」


ビスマルク「ソレはこっちで預かるわ」


吹雪「…お願いします」


神風「島風の遺体は丁寧に運んでくれたのね」


旗風「新しい傷は付いていませんね」
466 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 19:52:45.68 ID:Q8l4aHIZ0
吹雪「五月雨さんと島風提督さんは?」


男「向こうで大人しくしてるみたいだよ。島風君が死んだのがショックだったみたいだね」


吹雪「そうですよ…島風ちゃんは司令官が助けてあげたのに……」


男「自分の命をどう使うかまでは決められない。仕方なかったんだよ」


吹雪「…はい」


男「それより吹雪、偵察してきた結果はどうだった?」


吹雪「隅々まで調べましたがあの鎮守府は大丈夫そうです。危険はありません」


男「本当かい?」


吹雪「傀儡にされた呂500ちゃんを処分しなかったのも向こうの提督が甘いからですね」


男「そういうことか、ありがとう」
467 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 19:55:58.65 ID:Q8l4aHIZ0
男「ならさみだれちゃんを回収しても良さそうだね。敵意があるならそれを利用してくる恐れがあったけど、それも無いと分かった」


吹雪「親と子どもは一緒の方がいいですもんね!」


男「島風提督とあの提督が会えないのは少し手間がかかるね。接近禁止とは予想してなかったや」


吹雪「五月雨さん達が申請してそれが通ったみたいなんです。朝潮ちゃん関係で…」


男「そんなに隠したかったんだね。さみだれちゃんはいつか知ってしまうのに」


吹雪「それを先延ばしにしたかっただけなんでしょうか…」


男「加害者の気持ちは分からないよ」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 20:00:39.95 ID:296Ut2400
――あまりに人間的な行動ですね……
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 20:04:12.89 ID:lHEEfF5PO
さみだれが弥生へと同じくらい叢雲に懐く
二人と一緒にいてにこにこ、弥生と叢雲もなんだかんだで可愛がる
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/18(土) 20:04:39.50 ID:ksNFMuDDO
島風の遺体を前に整備士
さて…復活させる事は出来るけどこのまま彼等に返すのは気が進まないね、どうしたものかな吹雪
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 20:04:43.31 ID:T46PM6NPo
吹雪「なんとかなりませんか。あの提督はともかく、島風ちゃんは問題のある娘じゃなかったと聞きますけど…」
472 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 20:12:54.68 ID:Q8l4aHIZ0
男「加害者の気持ちは分からない。けど人間的な行動なんだろうね」


吹雪「辛い事から逃れたい、逃げたいという感情ですね」


ビスマルク「提督!準備できたわよ」


男「ありがとう。じゃあ作業に入ろうか」


吹雪「五月雨さん達に島風ちゃんを返すんですか?」


男「それはしない。これからやることは僕の自己満足だよ」


吹雪「……」


男「さぁ、島風君の記憶を掘り起こそう」
473 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 20:21:45.90 ID:Q8l4aHIZ0
吹雪(司令官の技術は凄まじいです。どこで身に付けたのは分かりませんが、全てを超越したような知識を身に付けています)


吹雪(私が知っているのは司令官が一度死んだ事。白血病だと言っていましたがそれ以上は知りません)


吹雪(私を救ってくれたのも司令官です。沈んでしまった私から記憶を取り出し、この体に入れてくれました)


吹雪(司令官は記憶をデータ化することができるんです)


吹雪(艦娘や深海棲艦にしかできないそうですか、それでも凄いことです。この技術を使ってビスマルクさんや神風さんもあの形にしてあげられたんです)


吹雪(深海棲艦の奇形だったビスマルクさん達から記憶を取り出して、司令官が作った傀儡…それにインストールする。その全てがとんでもない技術と知識の塊です)


吹雪(記憶を取り出すのもは死体からでもできます。腐っていたり時間が経ち過ぎたりすると難しいですが、状態が良ければできると言ってました)


吹雪(こんな技術を持っているから……司令官は命を狙われるんです)


吹雪(司令官はもう死んだことになっています。でも司令官はこうして生きてるんです!)


吹雪(私にできることは司令官を守ること。これが最善の方法か分かりませんが、これしか知らないんです)


吹雪(司令官は私が守る……!)
474 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 20:25:28.38 ID:Q8l4aHIZ0
ーー

男「島風君の記憶と体のデータは取れた。後はもう大丈夫だよ」


ビスマルク「死体は島風提督に返すのね」


男「うん、渡してあげて」


旗風「どうしてデータを取ったんですか…?」


神風「そうよ、あの提督には島風は返さないんでしょう?」


男「今は、ね」


吹雪「じゃあ…」


男「あの提督が心から反省した時、島風ちゃんを返してあげようと思うんだ」


ビスマルク「そういうことだったのね」


男「まぁ人手不足だから手伝って欲しいっていうのもあるけどね」


旗風「早霜さんも帰ってきませんでしたしね…」
475 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 20:28:14.36 ID:Q8l4aHIZ0
ビスマルク「あのソ連はまだ使えないわ。物覚えは悪いし不器用だし」


神風「出来損ないのスペアなだけはあるわね」


男「下手に治すとこっちに被害が出ちゃうからね。あれ以上良くできないんだ」


旗風「迷惑をかけないだけマシと思いましょう」


吹雪「司令官はこれから島風ちゃんを作るんですね?」


男「暫く離れられないから後はお願いしたよ吹雪」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 20:30:11.85 ID:lHEEfF5PO
>>469
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 20:39:19.53 ID:6qoW/p8po
しおんと島風提督と五月雨サイド
まだちょっと警戒している五月雨を今は凹んでるコイツ(島風提督)をなんとかすんのが先だろとたしなめる
大分吹っ切れてるようだ
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 20:49:29.09 ID:brjXEMnc0
せめて役に立てるよう頑張るタシュケント
479 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 20:54:36.48 ID:Q8l4aHIZ0
ーー

さみだれ「メガネちゃんの部屋面白かった!痴女より過激な下着もあった!」


弥生「あんなの見せて大丈夫だったのかな…?」


叢雲「下着を漁るコイツが悪いのよ」


さみだれ「ふんふふ〜ん!」


弥生「さみだれ、機嫌良いね…」


さみだれ「うん!ここすっごく楽しいもん!」


叢雲「ここが楽しい?変な事を言うのね」


さみだれ「変かな?だってピンクちゃんとメガネちゃんが居るもん!」


弥生「楽しいなら良かったね…」
480 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 20:57:13.25 ID:Q8l4aHIZ0
さみだれ「二人とも、手繋ご!」


叢雲「二人でってどういうことよ?」


弥生「さみだれを真ん中して…こうだよね」


さみだれ「うん!」


叢雲「これ……親子がやるみたいな…」


弥生「そうだね…」


さみだれ「わーい!楽しい楽しい!」


叢雲「子どもが居たらこんな感じなのかしら…」ボソッ


弥生「……ごめんなさい。弥生のせいで叢雲は…」


叢雲「…そうね。今まで気にしてなかったけど、これを体験すると少し複雑な気持ちになるわ」
481 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 21:00:16.34 ID:Q8l4aHIZ0
叢雲「私は母親にはなれない。その原因を作ったのは弥生よ」


弥生「ごめんなさい……」


叢雲「…責任取りなさいよ」


弥生「はい……一生掛けて…償います…」


叢雲「あら、覚悟できてたのね?」


弥生「ずっと…そのつもりでした……」


叢雲「ならそれを早く言いなさい。私が不安定なの知ってたでしょ?」


弥生「ごめんな…」


さみだれ「ちょっと!喧嘩しちゃダメ!」


叢雲「はいはい…分かったわよ」


さみだれ「ピンクちゃんもメガネちゃんも仲良くね!」


弥生「はい……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 21:04:58.43 ID:6qoW/p8po
話題がガンちゃんの艦娘の子の方は最近どんな感じですかという方向に
(ガンちゃんできるだけのろけないで……)
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/05/18(土) 21:07:45.96 ID:ksNFMuDDO
テレビを見ていると龍驤がまるで幽霊でも見たかのような反応を示す
例の浮気相手が新進気鋭の提督として取材されている
それを見たさみだれがあの人なんかやな感じすると拒否反応
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 21:09:05.88 ID:w0LP+k4C0
>>483
浮気相手なら既に死んでるよ

安価なら>>482
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 21:11:06.64 ID:s43/qVE70
大本営に潜入していたレ級が、八島の存在と、八島の加粒子砲はどこかから回収されたものであり、まだ解析中なので設計図が作られていないということを掴む
486 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 21:19:53.15 ID:Q8l4aHIZ0
叢雲「…そういえばガングートの双子の艦娘の方はどうなのよ?」


弥生「艦種がフリゲート艦で名前は…ごるしこふだったかな?」


叢雲「随分と物騒な名前ね」


弥生「少し検査したらしいんだけど、今の時点で火力が戦艦並みだって…」


叢雲「まだよちよち歩きなのに?」


弥生「それが凄いの…人間の子の方はまだハイハイもできないんだよ…?」


叢雲「…異常ねそれは」
487 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 21:22:14.68 ID:Q8l4aHIZ0
さみだれ「何の話してるの?」


弥生「貴女のお友達…」


さみだれ「私にお友達ができるの!?」


叢雲「ごるしこふよ。覚えておきなさい」


さみだれ「やったー!嬉しいな〜!」


叢雲「そういえばさみだれも本当は立つのがやっとくらいの年齢なのよね」


弥生「これが…現代艦の力……」
488 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 21:24:54.41 ID:Q8l4aHIZ0
北上「お二人さ〜ん、一旦工廠まで戻ってきて」


弥生「どうして…?」


北上「吹雪から連絡が来て、さみだれを回収したいってさ」


叢雲「大丈夫なの?」


北上「それがさ、島風提督達全員生きてたんだって」


弥生「良かった……!」


北上「向こうは忙しいらしいからこっちが送っていかないといけないっぽいんだよね。その辺話すから大至急工廠ね〜」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 21:31:43.61 ID:WJKCy1Z50
待ち合わせの海域に五月雨が居合わせ「島風はどうした?」と聞かれる
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 21:34:51.82 ID:Y90+8s5UO
整備士に会うならと提督、漣の事について手紙をしたためる
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 21:39:29.59 ID:9SJCkemFo
ピンクちゃんメガネちゃんと行きたいとさみだれが言うので、弥生と叢雲に加えて念の為白露型やアイオワにもついて行ってもらう
492 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 21:48:53.35 ID:PyIgcIdfO
ーー工廠


提督「吹雪が言うにはできるだけ艦娘は向こうに行く事は避けて欲しいそうだ」


龍驤「艦娘やと狙われる可能性があるのと、向こうさんの場所ば漏れるのが怖いそうや」


レ級「あたしはいいぜ」


潜水棲姫「私だと潜らないといけないからさみだれちゃんは運べないね…」


レ級「あたし一人だとキツイから時雨を連れて行くか?」


提督「そうするのがベストか」


龍驤「ほな時雨を呼んできて、準備が出来次第さみだれを送ったろ」
493 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 21:50:58.48 ID:PyIgcIdfO
漣「待ってくれ、私が行こう」


提督「重巡棲姫がか?」


漣「漣に関する手紙を送るんだろう?なら私が行った方が早いじゃないか」


龍驤「そうやね…その場で治療か何かしてくれるかもしれんしね」


漣「漣が帰ってくるに越したことは無い。その男がどうにかしてくれるなら直接会っておきたいんだ」
494 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 21:53:12.87 ID:PyIgcIdfO
龍驤「ほな向こうに行ってもらうのはレ級と時雨と重巡棲姫やね」


提督「吹雪にはそのように伝える。その間に準備をしていてくれ」


漣「了解した」


さみだれ「パパとママは向こうにいるの?」


弥生「そうだよ…」


叢雲「運んでる間大人しくしてなさいよ」


さみだれ「はぁ〜い」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 21:56:27.84 ID:T46PM6NPo
道中「なんで尻尾ないの?触りたかったのに」とレ級に言うさみだれ
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 21:56:28.71 ID:WJKCy1Z50
整備士のところに向かう途中次の攻撃のための偵察中の傀儡が
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 22:00:48.44 ID:lHEEfF5PO
痴女のお姉ちゃんも起きたかな〜おはなししたいな〜ってウキウキしてる
498 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 22:09:59.12 ID:PyIgcIdfO
ーー海上


駆逐水鬼「僕とレ級だけでも良かったのに、どうしても行きたかったんだね」


漣「その男と一度話したかったんだ。漣の体を治した時に何かあったかもしれないしな」


駆逐水鬼「あるかもしれないね」


さみだれ「ねぇレちゃーん、なんで尻尾ないの?」


レ級「なんでって言われてもな」


さみだれ「レ級って尻尾あるんでしょ?」


レ級「そもそもあたしは純粋なレ級じゃねぇんだよ」


さみだれ「んんん〜?」


レ級「多分さみだれには理解できないぜ」
499 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 22:12:12.15 ID:PyIgcIdfO
駆逐水鬼「今のレ級って深海棲艦じゃないよね?」


漣「艦娘でも無いな」


レ級「そんなのどうでもいいんだよ。あたしには暁がいる。それで十分だ」


さみだれ「尻尾……」


レ級「諦めろっての」


駆逐水鬼「あ…あれじゃないかな?」


漣「あそこがそうなのか」


レ級「思ったより早く着いたな。もう少しだぞさみだれ」


さみだれ「はぁ〜い……」


下1〜3高コンマ この後の展開やその他起こったことなどを
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 22:15:23.20 ID:WJKCy1Z50
さみだれがすぐには親に会えないと知ってふさぎ込む
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 22:16:11.96 ID:lHEEfF5PO
中に通される一行
さみだれは五月雨が迎えにやってくる
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 22:19:01.49 ID:6qoW/p8po
さみだれに抱き着き無事だったか変なことされなかったかと五月雨
さすがにムッとするレ級達に五月雨がおもむろに土下座額を床に擦り付けて礼を言う
503 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 22:30:05.16 ID:PyIgcIdfO
ーー

さみだれ「ママ!」


五月雨「元気にしてたか?」


さみだれ「うん!ピンクちゃんとメガネちゃんと仲良くなったよ!」


五月雨「それは良かったな」


駆逐水鬼「無事に送り届けたからね」


レ級「感謝しろよ?」


五月雨「当たり前だ、よく無事に送り届けてくれたな。感謝するぜ」


駆逐水鬼「僕達はさみだれを人質にとったりしないからね」


レ級「売り飛ばすこともしないぜ?」


五月雨「……悪かったよ」
504 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 22:34:28.27 ID:PyIgcIdfO
駆逐水鬼「へぇ、艦娘を一人自殺に追い込んでおいてそんな態度なんだ」


五月雨「……」


レ級「お前が原因じゃないのは知ってるぜ。でも止めなかったのは同罪だ」


駆逐水鬼「君は止めることができたはずだ。それをしなかったのなら同罪だよ」


五月雨「わかってるっての……」


さみだれ「ママをいじめちゃダメ!」バッ


レ級「…子どもに救われたな」


駆逐水鬼「朝潮の事、忘れちゃいけないよ」


五月雨「当たり前だろ……」
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 22:38:44.17 ID:PkspJqIIO
基本的に性格悪いよねこの子ら
506 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 22:40:23.21 ID:PyIgcIdfO
漣「この奥に整備士の男が居るというのか…」


吹雪「久しぶりです…といっても覚えて無いんですよね」


漣「あの頃の私は不安定だった。目覚めたりそうでなかったりな」


吹雪「司令官が漣さんの体の中に何かいるって言ってのは貴女だったんですね」


漣「そうだな」


吹雪「……精神のサルベージ」


漣「できそうか?」


吹雪「分かりません。司令官に聞くしかありません」


漣「私としてはなんとしても帰ってきて欲しいんだ」


吹雪「私もです。せっかく体が治ってこれからっていう時だったのに…」
507 : ◆I4lwDj9Dk4S2 [saga]:2019/05/18(土) 22:43:16.07 ID:PyIgcIdfO
漣「これは何をしてるんだ?」


吹雪「…言えません」


漣「私の口は堅いぞ」


吹雪「すいません…」


漣「そうか、無理にはいい」


吹雪「今…作業中ですから気をつけてくださいね」


「おっとと…!」


漣「おい、大丈夫か」


タシュケント「あいたた…」
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 22:44:07.70 ID:WJKCy1Z50
!?
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/18(土) 22:44:27.85 ID:Rl9MD9DJO
あっ…
297.19 KB Speed:0.4   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)