【ラブライブ×サイコパス】凛「見てかよちん! 凛の色相イエローグリーンだって!」

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1 :リングマ ◆MgVjNaF4Y2 [saga]:2019/05/11(土) 09:21:09.59 ID:JZ7PuBSAO
・ラブライブとPSYCHO-PASSのクロスSS

・時間軸はラブライブ→劇場版後、
PSYCHO-PASS→アニメ2期

・細かい設定等、把握しきれてない部分があるのであしからず

・凛ちゃんの語尾にゃ率が激しいです

軽い感じで進めていきますのでよろしくです

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1557534069
2 :リングマ ◆MgVjNaF4Y2 [saga]:2019/05/11(土) 09:40:17.48 ID:JZ7PuBSAO
花陽「えぇっ!?」

凛「凛が好きなイエローが入ってるにゃ! 縁起がいいにゃ!」

花陽「ま、まずいよ凛ちゃん! その色相かなり濁っちゃってるよ!?」

凛「にゃ? にこちゃんがどうしたにゃ?」

花陽「にこっちゃってるじゃなくて濁っちゃってる! ふざけてる場合じゃないよ凛ちゃん!」

美佳「失礼します」ガラッ

凛「にゃ?」

花陽「!?」
3 :リングマ ◆MgVjNaF4Y2 [saga]:2019/05/11(土) 09:42:31.41 ID:JZ7PuBSAO
美佳「公安局です。こちらの方で微弱ですがエリアストレスの悪化を確認しました」

宜野座「この子か?」スチャ

『犯罪係数 オーバー140 執行対象です 執行モード ノンリーサル パラライザー』

凛「にゃ!? いきなり銃向けてきたにゃ!」

花陽「ピャッ・・・!」

美佳「間違いないようね。宜野座執行官、速やかにパラライザーで無力化を」

宜野座「いや、しかし・・・」

美佳「即時量刑、即時処刑がシュビラの鉄則でしょ? 何を躊躇っているの」
4 :リングマ ◆MgVjNaF4Y2 [saga]:2019/05/11(土) 09:45:32.37 ID:JZ7PuBSAO
花陽「ちょっ、ちょっと待ってくださいっ!」

美佳「?」

花陽「こ、この子に抵抗の意思はありませんので、どうか任意同行という形にしていただけないでしょうか・・・?」

宜野座「・・・」

美佳「犯罪係数が規定値を越えてるんだから、任意同行も何もないでしょう?」

花陽「で、ですけど・・・」

凛「え〜、かよちん、どこに行くかは知らないけど凛は行きたくないにゃ〜」

花陽「なんで凛ちゃんそんなに落ち着いてるのっ!?」

美佳「はぁ・・・。バカなことに付き合ってる暇はないんだけど?」カチャ

凛「にゃ!? この子も銃持ってるにゃ!」ビクッ

花陽「り、凛ちゃん!」
5 :リングマ ◆MgVjNaF4Y2 [saga]:2019/05/11(土) 09:47:54.48 ID:JZ7PuBSAO
宜野座「・・・待て」スッ

美佳「っ! なんのつもりよ執行官!」

宜野座「この子の言う通り、対象に抵抗の意思はない。無力化の必要はないだろう」

美佳「なに甘いこと言ってるのよ! 潜在犯にそんなこと・・・」

宜野座「星空凛さん、だったね? 君のサイコパスは現在野放しにできない状態にある。すまないが我々と共に来てもらえないか?」

凛「えー・・・、やだって言ったらどうなるにゃ?」

宜野座「その場合は、すまないがこの銃で君を裁くことになる」
6 :リングマ ◆MgVjNaF4Y2 [saga]:2019/05/11(土) 09:48:54.63 ID:JZ7PuBSAO
花陽「凛ちゃん・・・」

凛「んー、わかったにゃ。一緒に行くにゃ」

宜野座「そうか」

美佳「・・・」

凛「かよちん、よくわからないけどちょっと行ってくるにゃ!」

花陽「凛ちゃん、必ず帰ってきて・・・」

美佳 (ここまで濁って、帰って来れるわけないでしょ)
7 :リングマ ◆MgVjNaF4Y2 [saga]:2019/05/11(土) 09:51:45.60 ID:JZ7PuBSAO
───更正施設

凛「にゃー・・・、暇にゃー・・・」ゴロゴロ

職員「ちょっとあなた、もう少し真面目にしなさいよ。色相浄化する気あるの?」

凛「毎日同じことしてても飽きるにゃ〜。お姉さんこそ真面目に更正させる気あるの?」

職員「し、失礼ね! 私だって真面目にやってるわよ!」

凛「結果が出なければ意味ないにゃ〜」ゴロゴロ

職員「こ、この子はホントに・・・」イライラ
8 :リングマ ◆MgVjNaF4Y2 [saga]:2019/05/11(土) 09:52:48.84 ID:JZ7PuBSAO
凛「にゃ〜・・・」ゴロゴロ

職員「・・・真面目にやったら、今日の夕食はラーメンにしてあげるわ」

凛「ホントかにゃ!?」バッ

職員「お腹いっぱい食べたければ、ちゃんと真面目にやることね」

凛「わかったにゃ! 凛がんばるにゃ!」

職員「まったく・・・」クスッ

後輩職員「すみません、先輩」

職員「ん? どうしたの?」

後輩「星空さんに面会希望の方がいらしています」

凛「にゃ? お客さんかにゃ?」
9 :リングマ ◆MgVjNaF4Y2 [saga]:2019/05/11(土) 09:55:36.23 ID:JZ7PuBSAO
───面会室

朱「あなたが星空凛さんね?」

凛「そうだにゃ。凛が凛にゃ。お母さんとμ'sのみんな以外のお客さんは珍しいにゃ」

宜野座「・・・」

凛「あっ! あの時のお兄さんにゃ! 久しぶりにゃ!」

宜野座「こんな場所でも元気そうだな、君は」

凛「元気とかよちんへの愛が凛の取り柄にゃ」
10 :リングマ ◆MgVjNaF4Y2 [saga]:2019/05/11(土) 09:57:13.55 ID:JZ7PuBSAO
朱「挨拶が遅れたわね。私は常守朱。公安局の監視官よ」

宜野座「俺は宜野座伸元。執行官だ」

凛「凛になにか要にゃ?」

朱「単刀直入に言わせてもらうわ。あなた、執行官になるつもりはないかしら?」

凛「?」

宜野座「シュビラが君に執行官の適正ありと判断した。君にその意志があれば、君はここから出て我々と同じ職場で働くことになる」

凛「職場? 凛はまだ学生だにゃ」

朱「特例措置ということになるけど、ウチでは珍しいことではなくなってきているわ。恥ずかしい話だけど、人手不足が深刻でね」

凛「ブラックかにゃ?」

宜野座「まぁ、かなりブラックだな」
11 :リングマ ◆MgVjNaF4Y2 [saga]:2019/05/11(土) 09:59:54.80 ID:JZ7PuBSAO
凛「凛は教育過程が終わったらかよちんと同じお仕事をするって約束してるにゃ。職業適性が合わなきゃだけど」

朱「残念だけど、今のあなたのサイコパスでは、お友達と一緒に仕事をするのは難しいと思うわ」

凛「え〜・・・」

宜野座「実際のところ、色相が浄化してこの施設から出ることが出来たという事例はほとんどない。このままここにいても、君が友達と一緒になれる可能性はゼロに近い」

凛「でも、執行官になったらそれこそ誰にも会えなくなるんじゃないかにゃ? 缶詰状態のブラック企業なんでしょ?」

宜野座「確かに、俺たち執行官の拘束は厳しいな。監視官の同伴がなければ自由に外に出ることもままならない」

凛「それじゃあやっぱりイヤにゃ」
12 :リングマ ◆MgVjNaF4Y2 [saga]:2019/05/11(土) 10:00:59.43 ID:JZ7PuBSAO
宜野座「話は最後まで聞け。言った通り、監視官の同伴がなければ外に出ることは出来ない。だが逆に言えば、同伴があればある程度の自由がきくという訳だ」

凛「にゃ? お姉さんと一緒ならみんなに会えるのかにゃ!?」

朱「潜在犯である以上、無闇に一般市民に接触することは避けなければいけないわ」

凛「やっぱりダメなのかにゃ〜・・・」

朱「だけど、相手の方が会いたいと言うのであれば、それを妨げるつもりは私にはないわ」

凛「にゃ・・・」
13 :リングマ ◆MgVjNaF4Y2 [saga]:2019/05/11(土) 10:02:21.45 ID:JZ7PuBSAO
宜野座「要はこの面会室と同じだ。節度を保てば一般市民と潜在犯の接触は可能ということだ」

凛「・・・」

朱「選ぶのはあなたよ。ここで色相浄化に努めながらお友達と面会室の壁を挟みながら会い続けるか、執行官になってお友達に迫るかもしれない犯罪と戦うか」

凛「・・・」

朱「・・・」

凛「・・・わかったにゃ」
14 :リングマ ◆MgVjNaF4Y2 [saga]:2019/05/11(土) 10:03:36.31 ID:JZ7PuBSAO
宜野座「!」

凛「凛なるにゃ。執行官になって、かよちんや真姫ちゃんを守るにゃ!」

朱「・・・そう」ニコッ

宜野座「そうと決まれば、早速手続きが必要だな」

凛「手続き?」

朱「執行官としてのシュビラへの登録とか、諸々ね。早めに済ませるつもりだけど、もう少し待ってもらうことになるわ」

凛「ん、わかったにゃ。待ってるにゃ」

宜野座「常守、先に車に戻っていてくれ。少し彼女と話したいことがある」

朱「? わかりました」

ガチャ
15 :リングマ ◆MgVjNaF4Y2 [saga]:2019/05/11(土) 10:05:44.80 ID:JZ7PuBSAO
宜野座「・・・」

凛「凛に話ってなんにゃ?」

宜野座「君は確かスクールアイドルだったね?」

凛「そうにゃ。μ'sの一員にゃ。今はもう解散したけど」

宜野座「シュビラシステムが普及して以来、多くの市民に影響を及ぼすメディアの規制はかなり厳重になった」

凛「知ってるにゃ。芸能人とかアイドルとか、そういうのは本当に一部の人しかなれないってにこちゃんが言ってたにゃ」

宜野座「その通りだ。そういったものの職業適正は、省庁クラスの適正よりも厳しいものとされている」

凛「だけどにこちゃんはアイドルになるために頑張ってるにゃ。この間は中間考査でD判定が出たって喜んでたにゃ」

宜野座「D判定・・・。確かにすごいな。俺が学生の頃、その項目でE以外の判定は見たことがなかったからな」

凛「にこちゃんすごい天狗になってたにゃ」
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