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【艦これ】提督「ようこそ、第七鎮守府へ」
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107 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/15(水) 00:13:59.02 ID:ox0T0oFz0
>>105
ごめん!なんのゲーム言ってるかわからない!
でも
>>1
はHITMANを参考にしてるよ!ガバガバだね!
>>106
提督「…」(無言の腹パン)
ごめんねぇ今日投下できないねぇ
明日やるから許してお兄さん
108 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/15(水) 23:25:26.64 ID:ox0T0oFz0
更新するZ☆E
109 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/15(水) 23:26:06.16 ID:ox0T0oFz0
〇月〇日
本日付で、第五鎮守府の提督となった。この鎮守府に昔から所属する扶桑とかいう戦艦からこの鎮守府の艦娘についての話を聞いた。どいつもこいつも兵器としての自覚がなく、まるで女学校のようであった。それに、艦娘としての練度が低い連中ばかりのようだ。
面白くない。このままでは私は弱小鎮守府の提督として評価されてしまうだろう。まずはこの腑抜けた雰囲気を取り除くことから始めるべきか。
〇月△日
ここは最悪の職場だ。せっかく私が兵器としての心構えと言うやつを教えてやっているのに反抗する奴ばかりである。最悪、憲兵を使えば言う事を聞くが私の言う事は聞かないことに違いない。
気に食わない。結局、第五鎮守府の艦娘は大将の言いなりと言って差し支えないだろう。この憲兵どもは大将の飼い犬なのだから。
この第五鎮守府を帝国一の鎮守府とし、この私が元帥になるには、まず憲兵を懐柔することから始めるべきなのであろう。
110 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/15(水) 23:27:16.23 ID:ox0T0oFz0
〇月□日
やはり憲兵どもも人間であった。地位と金さえチラつかせれば、簡単に私に従順になった。中将としての立場も役に立つものである。
あとは艦娘であるが、ここ最近更に反抗的になってきている。最早最後の手段しかあるまい。
〇月?日
愉快である。あんなに反抗的であった艦娘は、今、私に逆らわず、従順に命令を遂行している。これならば、どんな状況下であろうと、命令違反などすることもないであろう。これまで行ってきた悪行は馬車ぐるまのように働くことで清算させてやろう。
さて、とうとう明日、第一鎮守府からアレが来る。一目見た時からアレには素質があると思っていた。どのようにしてあの勝気な表情を歪ませるか、考えるだけで心が躍る。
111 :
ちゃんと改行したんだけどな
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/15(水) 23:28:39.73 ID:ox0T0oFz0
提督「……はい」パタン
鈴谷「はいじゃないが」ポカ
提督「いて」
鈴谷「これ証拠になるやつじゃないの?」
提督「ああ。日記を見る限り、こいつがここに来たのが一週間前だ」
鈴谷「うげ。この日記最後の方に調教日記とか書いてあるんだけど」
提督「一週間分な。…はあ、もう充分だろ。撤収するぞ」
鈴谷「はーい。その子は?」
提督「一応連れて帰る」
鈴谷「わーおだいたーん」
提督「お前は置いて行くぞ」スタスタ
鈴谷「冗談だって!」スタスタ
112 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/15(水) 23:37:35.98 ID:ox0T0oFz0
〜二日後 本部 会議室〜
第一「失礼します」ガチャ
大将「おお、第一君!元気そうだな」
第一「はい」
大将「まあかけろ」
第一「失礼します」ストン
第一「それで、本日は緊急の会議だと伺っているのですが」
大将「それは俺も知らなくてな」
第一「え、そうなのですか?」
大将「ああ。今回は元帥の招集だ」
第一「ほお……」チラ
元帥「………」
大将「まあ大した用ではないであろうよ。気楽にしとけ」
第一「はい」
113 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/15(水) 23:38:29.16 ID:ox0T0oFz0
第四鎮守府提督(以下第四)「久方ぶりだな、第一」
第一「はい。第四中将の活躍は─」
第四「いい、いい。第一のお前に言われるとむず痒くて仕方がない」
第一「いえ、そんな…」
第四「謙遜するな。最少年での第一鎮守府提督だ。胸を張れ」
第一「はっ」
第四「…それで、会議はいつになったら始まるのやら。第二も第三ももういるというのに」
第一「…第七でしょう」
第四「はん。あの小僧がここに来る必要など─」
提督「いやー遅れましたすんません」ガチャ
大将「遅いぞ」
提督「申し訳ない。第七鎮守府から帝都までは遠くて遠くて」
大将「で、あれば少し早く出発し、こちらに一泊すればよかったであろう」
提督「いやーそれがですね。誰の仕業かは知りませんが第七鎮守府に来る書類は大体皆さんより遅く来るように妨害されているんですよね。困ったものです」
大将「ちっ…」
114 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/15(水) 23:39:25.92 ID:ox0T0oFz0
元帥「…それでは、会議を始める」
第二「第五提督がいないようですが」
元帥「今回はその第五提督のことについてだからな」
大将「はっはっはっ。それではまるで第五提督が何か問題を起こしたようではありませんか」
元帥「流石の慧眼だな」
大将「はっ…?今なんと」
元帥「第五提督には艦娘暴行罪、艦娘酷使罪の容疑がかけられている」
ザワ
第一「なんですと!?」
元帥「…先日、第五鎮守府の査察を行った」
大将「憲兵がですか?」
元帥「違う」
大将「では誰が」
元帥「…その時に先程のことが発覚した」
第二「…証拠は?」
元帥「おい」
職員「……」パサ
第三「この資料の写真は…?」
元帥「自白剤と赤く光る装置だ。第五提督はこれらを使い艦娘を洗脳していたらしい」
大将「そんなもので洗脳?馬鹿馬鹿しい」
提督「そうですね。それだけでは証拠にはなり得ないでしょう」
大将「…」ジロ
元帥「これは第五提督のものと思われる日記だ」
第二「ほう」
元帥「この中には実際に第五提督が艦娘に洗脳を施した旨が記録されている」
大将「筆跡は?」
元帥「第五提督のもので間違いないそうだ」
大将「それは本当に第五提督が自分の意思で書いた物なんですか!?誰かに書かされたとか…!」
115 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/15(水) 23:40:59.34 ID:ox0T0oFz0
元帥「一体誰に」
大将「それは…」チラ
提督「………」
元帥「兎も角、第五提督の第五鎮守府の提督としての任を解き、軍法会議を開く。異論は?」
大将「…第五鎮守府の艦娘はなんと?」
元帥「意識が戻った者から話を聞いたが、ここ最近の記憶がなく、体がとても重いとのことだ。この証言は有効に使われるだろう」
大将「それは本当のことなんですか。嘘を言っている可能性は」
元帥「彼女らに嘘をつくメリットがあるとは感じられない」
大将「くぅ…!」
第四(なぁ、なんで大将さんはあんなに第五提督を庇うんだ?)
第一(恐らく、第五提督を第五鎮守府の提督として推薦したのは大将なのでは)
第四(なるほどなぁ)
大将「…わかりました。艦娘酷使罪については納得しましょう。しかし、艦娘暴行罪の証拠は?」
元帥「実際に暴行の跡が見られる艦娘が保護された」
大将「深海棲艦の攻撃ではなく」
元帥「そうだ」
大将「…それは実際に見ないと納得出来ませんなぁ」ニヤ
第四「ええ、全く」
大将「おお!第四提督もそう思うか!」
第四「はい。ここで無罪が認められれば軍法会議も手早く終わることでしょう」
元帥「…はぁ。その艦娘の身柄は第七提督が引き取っている」
第一「なに?」
第一(ちっ。やはり第五鎮守府に査察…いや、潜入したのは…)
提督(うーわ、見られてーら。さすがにバレるよなぁそりゃ)
大将「何故第七が?」
元帥「彼が適任だと思ったまで」
大将「…ふん」
提督「…三日月」
三日月「はい。連れて参ります」
ガチャ
元帥「………」
大将「………」
第一「………」
ガチャ
三日月「連れて参りました」
116 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/15(水) 23:43:00.01 ID:ox0T0oFz0
長波「し…失礼、します…」
第一「長波…!?」
長波「…ヒッ」
第一「おい!どういうことだ!説明しろ!」ガタッ
提督「暴行を受けた艦娘が長波だと言うことだ」
第一「なんだと…!?…いや待て、そもそも、だったら俺の所に持ってこないか!そいつは俺のだ!」
長波「……ぅ…」
三日月「…大丈夫ですよ」ボソ
長波「…ぁ、あぁ……」
提督「うるさい、お前が責任を持って第五鎮守府に何らかの行動を起こせばこんなことにはらなかったんだ」
第一「なんだと!」
大将「まあ、落ち着け、第一提督。君の気持ちはよくわかる。が、ここは、な?」
第一「く…」ストン
大将「で?どこに傷跡があると言うんだ?見たところ無傷のようだが」
提督「まあ、こういう場合は服の下が相場でしょうな」
大将「だったら、早く見せないか」
長波「………ぅぅ」
大将「おい。早くしろ」
提督「……申し訳ありませんが、彼女はまだ、心に深い傷を負っている。元帥の報告書にはしっかりと暴行を受けたと記されているんです。それで納得してくれ──」
大将「納得できるか!第五提督に虚偽の罪を被せる気か!」
提督「いえ、そのような」
大将「うるさい!早く見せろ!」
第三(こいつ頭おかしいんじゃないのかしら)
大将「そもそも、艦娘に心の傷だぁ?兵器には勿体ない傷だな。ええ?」
長波「………」
提督「…はぁ」
大将「どうした」
提督「すまないな。長波。少しだけ耐えてくれるか?」
長波「…大丈夫、だ。ちょっと、怖い…けど…」
提督「ごめんなぁ…。俺がもっと偉かったらこんな目に会うことはないのに…」
長波「…提督が、悪い訳じゃない…」
第一「…は?」
提督「そうか、でも、俺はつらいよ、長波…。お前は艦娘である前に一人の女の子なのに…」ポロポロ
長波「…ありがとう。その気持ちだけで…じゅうぶ──」
大将「おい!いつまでそんな三文芝居を続ける気か!馬鹿馬鹿しい!何が一人の女の子か!艦娘風情が!身の程を弁えろ!」
長波「……ぅ」
提督「…三日月」
三日月「はい。録音しています」
117 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/15(水) 23:44:32.71 ID:ox0T0oFz0
大将「なに?」
提督「いやぁ最近知り合いの記者に頼まれていましてね。軍の関係者は艦娘の事をどう思っているのか興味があるようでして」
第三「あら。そんな音声が出回ってしまったら、非難轟々ね」
提督「仕方がないさ。これが大将殿の本音なのだから─」
大将「おい…何を言っている…?」
提督「しかし、世間は艦娘がこのような扱いを受けていると知ったらどうなるだろうか」
第三「艦娘たちは鎮守府の周りの街からしたら英雄的存在よ。海軍の印象は地に落ちるでしょうね」
元帥「それは困る。そのようになった場合、発言者には責任をもって軍を辞めて貰わなければ」
大将「…貴様ぁ!俺を脅しているのか!?」
提督「いえ、別に」
第三「…大将さん。そろそろ自分の立場を─」
大将「うるさい!そもそも!これは軍事会議なのだぞ!それを録音するなど、それこそ軍法会議物だ!」
提督「大将は元帥が配った資料すら見ていないと見える」
大将「なにぃ…?」
提督「最後のページ、一番下」
大将「『尚、この会議は第七鎮守府秘書艦が録音するものとする。』だぁ!?なんだ、この、…この、ふざけた項目は!」
提督「…元帥。そろそろ会議を終わりにしましょう」
元帥「そうだな。では、第五提督を艦娘暴行罪並びに艦娘酷使罪の容疑で軍法会議にかける。異論のある者は?」
元帥「…そうか。それでは会議を終わりにする。第五鎮守府の後釜は私が決めておこう」
大将「…!?そ、それなら私が!」
元帥「大将が推薦した者が今から軍法会議にかけられるのだぞ?お前には暫く人事に口を挟ませる気はない」
大将「ぐぅ…!」
元帥「それでは、失礼する」ガチャ
118 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/15(水) 23:45:54.40 ID:ox0T0oFz0
大将「………」ガチャ
提督「今にも死にそうな顔してたな」
第三「あんな醜態みせたらねぇ」
三日月「司令官、私たちも」
提督「ん、そうだな」
第一「待て」
提督「んだよ」
第一「長波を返してもらおう」
提督「ああ?どうする、長波」
長波「………」フルフル
提督「だ、そうだ」
大和「長波、貴方提督の言う事が─」
霧島(第三鎮守府秘書艦)「待ちなさい。嫌がってますよ」
大和「艦娘は兵器です。そのような意思は関係ありません」
霧島「はぁ…」
第一「おい、長波」
長波「………」ビクビク
大和「ながな─」スッ
三日月「………」ガシッ
大和「………」
三日月「………」
大和「三日月さん、この手はなんですか?」
三日月「………」
119 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/16(木) 00:01:01.25 ID:HzT9paLQ0
提督「はぁ…。長波はこんなにも怯えているんだ。この状態じゃろくに戦えもしないだろう」
第一「関係あるか。そんなこと」
提督「あるに決まってるだろ。頭を冷やせ」
第一「………」
提督「………」
第一「それは、俺のだ」
提督「はあ、埒が明かんな。…長波」
長波「………?」
提督「お前が決めろ。第一に戻るか、第七に来るか」
第一「そんな勝手なことが─」
提督「長波が一時的に第七鎮守府に身を寄せることについては元帥の許可をもらっている」ピラ
第一「…なに?」
長波「……」ギュ
提督「ん。第七に来るか?」
長波「……」コク
第一「待て待て!認められるか!」
提督「長波はお前を選ばなかったんだ。あんな所に長波を送ったお前をな」
第一「…な!」
提督「まあ確かにお前にとっちゃ理不尽なことかもしれんがな。第五提督…ああいや、第五中将の事を少し調べりゃ予想はつくだろ?要はお前の怠慢だ」
第一「………」ジロ
提督「長波は駆逐艦にすれば大人びてるが、精神はまだまだ子供だ」
第一「………」
提督「そもそもお前の鎮守府は駆逐艦が一人減ったくらいで、作戦に支障は出ないだろ?ん?」
第一「…確かにな、駆逐艦一隻減ったところで戦果は変わらん」
提督「そうか。じゃあ長波は俺が預かる」
第一「ふん」ジロ
長波「…!」ビク
第一「……行くぞ、大和」
大和「………」
三日月「………」
大和「………」ブン
第一「…」スタスタ
大和「………」ガチャ
120 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/16(木) 00:14:01.15 ID:HzT9paLQ0
提督「はあ」
三日月「お疲れ様です、司令官」
提督「ああ、ほんとに。第三もさんきゅーな」
第三「大したことはしてないわよ。それじゃ、私達は先に。行くわよ、霧島」
霧島「はい。失礼します、第七提督、三日月さん。金剛お姉様と榛名によろしくお伝えください」
提督「…ああ」ヒラヒラ
長波「…なんか、すまねえな。迷惑かけちまうようで…」
提督「あ?いいのいいの。気にすんな」
三日月「はい。悪いのは第五中将ですから」
提督「違いない」
長波「………」ポカーン
提督「どうした?」
長波「いや、仲いいんだな…いいんですね」
提督「別に敬語じゃなくていいぞ。…あ、第一だとそうだったのか?」
長波「ああ、…はい。あ、いや…」
提督「ははは。まあ慣れろ慣れろ。さて、俺らも帰るぞー」
三日月「そうですね」
提督「あ、長波ー」
長波「…え?あたし?」
提督「お前以外に長波がいるか」
三日月「ふふ。楽にしていいんですよ」
長波「あ、ああ」
提督「なんか食べたいものないか?」
長波「食べたいもの…?」
提督「おう。なんかお菓子とか」
長波「……おかし?」
提督「お菓子」
長波「………?」
提督「あれ、もしかしてお菓子、わからない?」
長波「お、おう」
提督「おいまじかよ、とんだブラック鎮守府だな、第一」
長波「?」
提督「三日月!喫茶店に行くぞ!」
三日月「はい!棚ぼたです!」
長波「???」
121 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/16(木) 00:14:46.71 ID:HzT9paLQ0
今日はここまでです。
読んでくれてありがとう
しかしこのスレはどこに向かっているんだ…
俺はほのぼのを書きたかっただけなのに…
122 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/05/16(木) 00:30:03.70 ID:SJBiW8bSO
乙!
123 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/05/16(木) 05:01:35.46 ID:R3IKqZT+0
長波様もだし大人びてるって言われてる如月や村雨も普通に
マセたクソガk お子様だもの。駆逐艦に手出したらもれなくロリコンやで!
124 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/05/16(木) 19:26:36.77 ID:c8gkT0EB0
乙
ロリコンでも有能ならば許されるんやで(適当)
125 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/05/16(木) 21:55:35.58 ID:IS/n7Xb4o
憲兵「慈悲はない」
126 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/16(木) 23:19:27.84 ID:HzT9paLQ0
なお第五提督は無能だった模様
投下していくやで
127 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/16(木) 23:20:24.72 ID:HzT9paLQ0
〜船上〜
長波「なんか、すまないな」
提督「ん?何が?」
長波「いや、さっきの…あーなんだっけか、き、きっ…」
三日月「喫茶店ですか?」
長波「あぁ。なんか美味いもん食べさせてもらったし」
提督「まあただのショートケーキだけどな」
三日月「ケーキも初めてだったんですか?」
長波「そうだな。初めて見たし食った」
提督「ほーん…」
長波「………」
三日月「………」
提督「……しかし、よかったのか?」
長波「何がだ?」
提督「第七鎮守府に来ることだよ。第一鎮守府には姉妹がいるんだろ?」
長波「ああ。……怖い、んだ」
提督「…?何がだ」
長波「提督だ…。あ、貴方じゃないぞ?」
提督「第一のことか?」
長波「ああ。……いや、どうだろうな。提督という存在がなんか…こう」
三日月「トラウマになってしまったのですか」
長波「多分…。…ぅぇ」
提督「ああ、悪い記憶思い出させちまったな。悪い」ポンポン
長波「うぷ…。い、いや、提督のせいじゃない」
三日月「そう言えば司令官は大丈夫なんですね」
長波「提督は、あたしを助けてくれた恩人だからな。本当に感謝してる」
提督「いい、いい。成り行きだしな」
長波「成り行き…?そう言えば提督はなんで第五鎮守府に来てたんだ?軍装でもなかったし…」
提督「…ん、まあそれはお前が落ち着いたら話すとしよう。そろそろ鎮守府に着く」
長波「わかった。…なんか、楽しみだな」
提督「そうか?」
長波「ああ。提督と三日月の話を聞いてる限り、そう思うぞ」
提督「ふーん?まあ普通だと思うけどな」
提督(気丈に振る舞ってはいるが、まだ少し体が震えてるな…。海に出すには時間がかかりそうだ)
128 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/16(木) 23:22:22.36 ID:HzT9paLQ0
〜第七鎮守府 夕方〜
提督「ただいま〜」
長月「おかえり。予想より短かったな」
提督「なんだ〜?俺がいない方が嬉しいのか〜?」ワシャワシャ
長月「そうは言っていないだろう…!ええい!頭を撫でるな!」
菊月「風呂が湧いているぞ。入るか?」
提督「おう。菊月も一緒に入ろうぜ」
菊月「バカを言うな…。ん、そいつは…?」
長波「え、えーっと」チラ
提督「ああ。こいつは長波だ。後で詳しく話すがしばらくはうちに所属になる。仲良くしてやってくれ」
長波「あー長波だ。よろしく…?」
菊月「菊月だ、共に往こう…」
長波「……?」
提督「大丈夫、歓迎してるよ。こいつは回りくどいセリフを言う癖があるからな」
長波「そ、そうなのか」
提督「ちなみにこっちが長月な」
長月「よろしく頼む」
長波「お、おう」
長波(この3人を見る限り…睦月型って真面目な奴の集まりなのか…?)
提督「二人とも、全員食堂に集まるように放送してくれ。長波の事を話さなければいけないからな」
長月「あいわかった」
菊月「承知した」
129 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/16(木) 23:23:49.21 ID:HzT9paLQ0
〜食堂〜
ザワザワ
提督「はーい皆さんせいちょーう。大事な話がありまーす」
皐月「大事な話!?」
睦月「司令官がとうとうリアルの結婚するのかにゃ!?」
如月「そんな!私を捨てるというの!?」
弥生「おいたわしや…」
ガングート「ほう。その女狐をここに呼び出せ。銃殺刑だ」
金剛「ノー!そんなんじゃぬるいネ!主砲の錆にしてくれマース!」
夕立「ええー!提督さんいなくなっちゃうぽい?」
春雨「そ、そんなぁ!」
龍驤「はよツッコミつれてこい」
龍鳳「あはは…」
長波(…楽しそうだな、こいつら)
提督「はいはい。やめやめ」パンパン
シーーーーン
提督「えー一時的ではあるが、ここ第七鎮守府の仲間に新たな艦娘が加わることになった」
提督「長波、こっちに」チョイチョイ
長波「あ、ああ…」スタスタ
長波「ゆ、夕雲型駆逐艦三番艦、長波だ。よろしくお願いしま…す?」
パチパチパチ
文月「よろしく〜」
瑞鳳「よろしくね〜」
那珂「はいはい!長波ちゃんに質問!」
長波「お、おう。なんだ?」
那珂「なんで長波ちゃんはここに来たの?」
長波「え……」
川内「こら、バカ那珂」
那珂「バカ那珂!?」
川内「あんたは昔から無神経なのよ」
那珂「那珂ちゃんまたなにかやっちゃった?」
提督「…長波、無理しなくていいぞ。ここの連中は優しい奴らだ。隠し事の一つや二つ、笑って許してくれるさ」
長波「………いや、大丈夫だ。これから仲間としてやっていくんだしな。打ち明けて方が気を遣わなくていいだろ?」
長波(…仲間、か。こんな気持ち初めてだな。第一は姉妹でさえも任務中だけの付き合いみたいな感じだったし…)
長波(ここに来てまた少ししか経ってないけど…こいつらからはまるで家族のような雰囲気すら感じる)
提督「そうか。お前が言うなら俺は止めんさ」
長波「サンキューな」
提督「別に礼を言われることじゃないんだがな」
長波「…実は───」
130 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/16(木) 23:26:51.27 ID:HzT9paLQ0
長波「─って訳であたしはここに来たんだが…」
榛名「ああ…なんということでしょう…」グス
熊野「大変だったのですね…」グス
神通「憲兵の方が助けに来てくださるまで…辛かったでしょう…」グス
長波「いや…あの中将は憲兵も買収してたな。なんなら憲兵は手伝ってた」
卯月「ぴょん?それじゃ誰に助けてもらったぴょん?」
長波「え?提督だけど…」
神風「なっ!司令官、また勝手に危ないことしたわね!」
提督「い、いや、川内たちも手伝ってくれたし…」
神通「…姉さん?」
川内「うひゃー!違うんだよ!提督がどうしてもって言うから!」
提督「てめっ!てめえノリノリだったじゃねえか!」
長波(提督が第五鎮守府に忍び込んだこと知らなかったのか…)
鳳翔「はぁ…。そういう事をする時は、まず皆と相談すると決めたはずでは?」
提督「いや、まあ、はい。返す言葉も無いというか…」
長波「あ、皆!そんなに提督を責めないでやってくれ
!」
神通「…はあ、仕方ありませんね。今回は長波さんに免じて許します」
提督「お、おお。ありがとう長波」
長波「いや…。で、でもあの時の提督はかっこよかったぞ!」
提督「ん、そうか?」
長波「ああ!あんなにデカい男二人を一瞬で倒しちまって…あれも、その、私を助けるために、やってくれたのだろう…?」ボソボソ
提督「うん?最後なんつった?」
望月(難聴系提督…実在していたのか…!)
長波「な、なんでもない!」
鈴谷「ほっほ〜ん。長波〜いい趣味してんね〜」カタクミ
長波「ちがっ!」
鈴谷「よいよい…。後で提督の趣味好みフェチスリーサイズ、全てを教えてあげよう」ボソボソ
長波「だから、そんなんじゃ─」
熊野「はいはい。変態的な言動はやめてくださいまし。ほら、長波さんから離れなさい」
鈴谷「うわっ!引っ張らないでって!あー長波ー!後でねー!」ズルズル
長波「あ、ああ…」
鳳翔「提督。長波さんの部屋はどうするのですか?」
提督「ん、まあその話はおいおいするとして。長波」
長波「ん?」
提督「まあ…そうだな。よし─」
提督「第七鎮守府へ、ようこそ」
131 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/16(木) 23:28:44.10 ID:HzT9paLQ0
ここで
>>1
華麗なミス
スレタイ回収しようと思ったのにぃ!
逆にしてしまった!
ちょっと仕切り直させて!
132 :
>>130訂正
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/16(木) 23:29:57.35 ID:HzT9paLQ0
長波「─って訳であたしはここに来たんだが…」
榛名「ああ…なんということでしょう…」グス
熊野「大変だったのですね…」グス
神通「憲兵の方が助けに来てくださるまで…辛かったでしょう…」グス
長波「いや…あの中将は憲兵も買収してたな。なんなら憲兵は手伝ってた」
卯月「ぴょん?それじゃ誰に助けてもらったぴょん?」
長波「え?提督だけど…」
神風「なっ!司令官、また勝手に危ないことしたわね!」
提督「い、いや、川内たちも手伝ってくれたし…」
神通「…姉さん?」
川内「うひゃー!違うんだよ!提督がどうしてもって言うから!」
提督「てめっ!てめえノリノリだったじゃねえか!」
長波(提督が第五鎮守府に忍び込んだこと知らなかったのか…)
鳳翔「はぁ…。そういう事をする時は、まず皆と相談すると決めたはずでは?」
提督「いや、まあ、はい。返す言葉も無いというか…」
長波「あ、皆!そんなに提督を責めないでやってくれ
!」
神通「…はあ、仕方ありませんね。今回は長波さんに免じて許します」
提督「お、おお。ありがとう長波」
長波「いや…。で、でもあの時の提督はかっこよかったぞ!」
提督「ん、そうか?」
長波「ああ!あんなにデカい男二人を一瞬で倒しちまって…あれも、その、私を助けるために、やってくれたのだろう…?」ボソボソ
提督「うん?最後なんつった?」
望月(難聴系提督…実在していたのか…!)
長波「な、なんでもない!」
鈴谷「ほっほ〜ん。長波〜いい趣味してんね〜」カタクミ
長波「ちがっ!」
鈴谷「よいよい…。後で提督の趣味好みフェチスリーサイズ、全てを教えてあげよう」ボソボソ
長波「だから、そんなんじゃ─」
熊野「はいはい。変態的な言動はやめてくださいまし。ほら、長波さんから離れなさい」
鈴谷「うわっ!引っ張らないでって!あー長波ー!後でねー!」ズルズル
長波「あ、ああ…」
鳳翔「提督。長波さんの部屋はどうするのですか?」
提督「ん、まあその話はおいおいするとして。長波」
長波「ん?」
提督「まあ…そうだな。よし─」
提督「ようこそ、第七鎮守府へ」
133 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/16(木) 23:31:37.40 ID:HzT9paLQ0
よし、セーフ
この長ったらしい100レスになる前置きが、このスレのプロローグだっのだよ…!
今日はほのぼのネタを1個投下したら寝ます
134 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/16(木) 23:32:43.25 ID:HzT9paLQ0
【ある日の夜】
〜第七鎮守府 娯楽室 夜〜
提督「すまんな、遅れた」
ガングート「本当にな。後三分遅れたら銃殺刑にするところだった」
リシュリュー「無理しなくていいのに」
グラーフ「何でもいい。早く始めるぞ」
サラトガ「Let’s play!」
アクィラ「よしよし♪起動しましたよ!」
ウォースパイト「…これ、どうやって使うのかしら?」
三日月「えっとですね。このボタンを押して起動してください」
ウォースパイト「なるほど…。ごめんなさいね。いつもゲームが始まるまではAdmiralがやってくれるの」
三日月「変に甘やかしますからね…」
ガングート「おい。誰か飲み物を」
グラーフ「コーヒーでいいか?」
ガングート「ウォッカだ」
リシュリュー「ワインよ」
ウォースパイト「紅茶を」
サラトガ「コーラ♪」
アクィラ「カプチーノ♪」
提督「7〇p」
三日月「手伝いますよ」
グラーフ「…めんどくさい。全員ビールでいいか」
三日月「えぇ…」
135 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/16(木) 23:33:44.26 ID:HzT9paLQ0
サラトガ「序盤は暇ですね…」
グラーフ「なにを言っている。この時間が楽しいんだろう」カチャカチャ
三日月「まあ序盤のアメリカはすることないですからね」
提督「正直このゲームの醍醐味って内政だろ」
ガングート「何を言っている。これは戦争をするゲームだぞ」
リシュリュー「ねえ。ドクトリン研究フランスだけ長くない?ねえ?」
ウォースパイト「…zzZ」
アクィラ「ありゃ。姫様落ちちゃいましたね」
グラーフ「イギリスは忙しい国だと思うのだが…」
提督「まあそいつプレイ時間300超えてるから」
三日月「…もっと出撃させて上げてくだいよ」
提督「正直すまんと思ってる」カチャカチャ
ガングート「それにしても貴様、やけにキーボードを触るな」
提督「…え?そんなことなくない?」
アクィラ「怪しいなぁ〜」
サラトガ「提督?秘密外交はダメ、ですよ?」
リシュリュー「リシュリューだったらいいわよ?」
ウォースパイト「禁輸禁輸」
提督「このタイミングで起きるなよ」
136 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/16(木) 23:34:45.32 ID:HzT9paLQ0
\大日本帝国が中華民国に宣戦布告/
\大日本帝国がry/
提督「いざ、全土併合」
グラーフ「おかえり。ファルケンハウゼン」
ガングート「おーおー」
アクィラ「よしよし♪ユーゴスラビアは貰うわね」
リシュリュー「我が国ながら研究長いわね…」
サラトガ「………」
ウォースパイト「Saratoga?」
サラトガ「は、はい?」
ウォースパイト「やけに静かね?」
サラトガ「そんなこと…ないんじゃないかしら?」
ウォースパイト「ふぅん…?私と貴方は?」
サラトガ「い、イチレンタクショウ?」
ウォースパイト「ならいいけれど」
ガングート「そう言えばミカヅキはどの国担当なんだ?」
三日月「満洲国です」
アクィラ「ええ…」
137 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/16(木) 23:35:48.95 ID:HzT9paLQ0
\アメリカ自由帝国がアメリカ合衆国に宣戦布告/
ガングート「…ん?」
グラーフ「……ん?」
リシュリュー「…ん?」
アクィラ「あら…?」
ウォースパイト「…!?wait!wait!Saratoga!?」
サラトガ「…だって、誘われたものですから」
\アメリカ自由帝国は大東亜共栄圏に加盟した/
ガングート「大東亜共栄圏(迫真)」
グラーフ「訳がわからない」
リシュリュー「もうこの時点で大東亜共栄圏成立ね」
アクィラ「私はアルバニアをもらうわねー」
三日月「マイペースですね」
サラトガ「よし、全土併合っと」
提督「サラトガー。中国戦線来てー」
サラトガ「はーい。今行きまーす」
ウォースパイト「これまずくないかしら?」
グラーフ「おい、チェンバレン。チェコよこせ」
アクィラ「よこせー♪」
リシュリュー「…ウォースパイト」
ウォースパイト「リシュリュー、貴女だけは…」
リシュリュー「背に腹は変えられないのよ」
\フランス・コミューンがコミンテルンに加盟/
ウォースパイト「Oh my God…」
138 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/16(木) 23:36:18.03 ID:HzT9paLQ0
グラーフ「おい、そろそろアシカ作戦するぞ」
アクィラ「見て見てグラーフ!アクィラが出来たわ!」
グラーフ「そうか。よかったな」
ウォースパイト「……もう、これしか」
提督「…!?ブッフォwwww」
サラトガ「提督!?どうされました!?」
三日月「サラトガさん。イギリスの勢力図を」
サラトガ「……。oh…red…」
グラーフ「ふむ…。三方面作戦か」
アクィラ「いや、まずくないかしら」
三日月「大丈夫ですよ。アクィラさん。大東亜共栄圏と枢軸陣営はズッ友ですから」ボソボソ
アクィラ「本当?よしよし♪それなら安心ね」ボソボソ
提督(こいつわかりづらく酔ってるな)
ガングート「いつのまにかコミンテルンが大所帯になっているな」
139 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/16(木) 23:36:50.78 ID:HzT9paLQ0
グラーフ「行くぞ。ガングート」
ガングート「ああ。来い!」
\独ソ戦だよ!/
ウォースパイト「いくわよ!リシュリュー!」
リシュリュー「何だかんだノリノリね…」
アクィラ「ひーん!弱小国にはつらいよー!」
グラーフ「貴様がリビアの開発とかしてるからだろ!」
アクィラ「あ、リビアに防衛隊配置するの忘れてたわ」
グラーフ「ばっ!スエズを確保するためには必要な土地だぞ!」
リシュリュー「…?いえ、防衛師団いるけど」
ウォースパイト「本当ですわね。でもこれ、イタリアの国旗じゃないわよね?」
グラーフ「…?どこだこの国は」
三日月「私です」
アクィラ「!?」
グラーフ「!?」
ウォースパイト「!?」
リシュリュー「!?」
提督「草」
140 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/16(木) 23:37:31.76 ID:HzT9paLQ0
三日月「ウラジオストク落ちました」
ガングート「あ」
ウォースパイト「ちょっと?何をやっているのかしら」
ガングート「そう言えば今回は中立条約を結んでいなかったな…」
提督「乗り込めー」
サラトガ「わー」
ガングート「おい!なんで満州にアメリカ戦車師団がいるんだ!」
提督「戦車作るのきついし」
グラーフ「Admiralよ、なんだその造船所の数は」
提督「軍需工場とか作らずに全部これに工場あてた」
リシュリュー「もう守る必要のある海はないのよ!?」
提督「超大和型の浪漫を知らんのか!」
三日月「これ4ですからね。いつまで2の感覚なんです?」
141 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/16(木) 23:39:11.06 ID:HzT9paLQ0
ウォースパイト「オランダに上陸よ!」
グラーフ「くっ!上陸地点を見誤ったか!」
アクィラ「?でも防衛師団あるじゃない」
リシュリュー「あら、本当ね」
グラーフ「…?私のではないぞ」
ガングート「これはどこの国だ…?」
三日月「私です」
グラーフ「貴様どこにでもいるな!」
ウォースパイト「あー…。中国大陸の沿岸部以外はミカヅキに渡したのね?」
提督「ここ人口ガッポガッポだからね」
サラトガ「提督、レンドリースです」
提督「サンキューサッラ」
ガングート「やめてくれないか(切実)」
142 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/16(木) 23:39:37.50 ID:HzT9paLQ0
ウォースパイト「相変わらずアメリカの工業力は桁外れね。ソ連、イギリス、フランスを同時に相手とるなんて」
リシュリュー「…ああ!またアメリカ艦隊だわ!」
サラトガ「ふふふ…」
提督「ファシストアメリカはやばい」
三日月「あ、ソ連の輸送船沈めました」
ガングート「何故満州が潜水艦を作ってるんだ!」
アクィラ「スエズ落ちました〜♪」
リシュリュー「ちょっと、ウォースパイト」
ウォースパイト「アフリカ戦線に手が回せないのよ…」
提督「シリア到着」
ガングート「何!?」
ウォースパイト「ちょっと、リシュリュー?」
リシュリュー「いやいや誰が日本陸軍がシリアに来ることを予想出来るのよ!」
提督「Foo↑」
ガングート「ちょ、待て!戦線が広すぎる!」
アクィラ「ソ連がそんなこと言うなんて相当よね」
143 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/16(木) 23:40:12.35 ID:HzT9paLQ0
グラーフ「パリは貰ったァ!」
提督「パリは燃えているか?」
三日月「戦略爆撃機で燃えてますね」
リシュリュー「この私が…降伏…?」
ガングート「何故満州が戦略爆撃機を持っているんだ!」
サラトガ「レンドリースを」
ウォースパイト「次からはアメリカ抜きでやりましょう」
サラトガ「!?」
提督「ほーれ、おじさんエディンバラに上陸しちゃうぞ〜」
ウォースパイト「あ」
グラーフ「これは勝負あったな」
144 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/16(木) 23:40:45.98 ID:HzT9paLQ0
ガングート「負けた…か…」
リシュリュー「私もファシストになれば良かったわ…」
ウォースパイト「……想像するだけで嫌ね…」
三日月「いや、今回のプレイも大概だったと思うんですけど…」
提督「サラトガ〜。いいプレイしてくれたな」ナデナデ
サラトガ「はい!お役に立てたのなら嬉しいです!」
ガングート「…もうあいつほぼ売国奴だろ」
ウォースパイト「私が来た頃にはもうAdmiralにべったりだったわね…」
リシュリュー「はぁ…いいわね…」
三日月「明日は休みですが、もうそろそろ寝ましょう」
グラーフ「そうだな。もう日が昇ってきた…」
アクィラ「あらほんと…」
提督「今から寝れるか!付いてこい!WOWsの時間だ!」
ウォースパイト「無理です。寝ます」
サラトガ「はーい♪」
アクィラ「よしよし♪イタリア艦なら任せてね」
グラーフ「実装されてないぞ」
アクィラ「」ガーン
ガングート「ソ連で海軍のゲームをするのはつまらん」
リシュリュー「軍艦が何か言ってるわよ…」
提督「ああああああああぁぁぁ魚雷があああ!」
サラトガ「提督ー!」
三日月「…おやすみなさい」
完
145 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/16(木) 23:41:43.26 ID:HzT9paLQ0
今日はこれまで
みんなもHoi4、買おう!
感想やネタをくれるとありがたいです。
では、おやすみなさい
146 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/05/17(金) 01:17:49.17 ID:RtfnvB5n0
おつつ
戦略シミュレーションストラテジーは苦手
147 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/05/17(金) 06:56:24.08 ID:ddP1sT0Do
乙
CiVならやってた
148 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/05/17(金) 07:04:56.60 ID:Uhcs/5WZ0
艦娘を街に繰り出して箱庭ゲームとかやってみたいなぁ。
駆逐艦と鈴谷辺りは多少工夫すれば制服のままでも違和感ないし
149 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/17(金) 19:20:49.23 ID:siHmG7EH0
今日の投下は多分23時くらい
多分今日の投下で主要キャラは出揃うんだけどネタが大体尽きたのよね
ネタ募集とかやってもいいかね?
150 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/05/17(金) 20:39:58.66 ID:kUotpekS0
ネタ募集てなんでもいいん?
151 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/17(金) 21:04:05.66 ID:nU2HpLZ/0
>>150
あんまり過激なものじゃなければ
152 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/05/17(金) 22:30:24.96 ID:PfdlgrFhO
他の鎮守府も巻き込んでカレー大会やろう
153 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/05/17(金) 22:58:34.84 ID:kUotpekS0
もうすぐ夏だしありきたりだけど肝試し(第一提督を驚かせたい)とか
154 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/05/17(金) 23:00:22.96 ID:Q20VmDblO
ネタ… お腹周りがヤバい艦娘をダイエットさせるとか
155 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/17(金) 23:33:13.66 ID:nU2HpLZ/0
みんなありがとうやで…
明日には投下できるように頑張る
今日は短めのやつ投下します
156 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/17(金) 23:35:21.00 ID:nU2HpLZ/0
【蛇足】
〜提督私室 夜〜
ガチャ
提督「お、風呂上がったか」
長波「…ん」ホカホカ
提督「………」
長波「………」ホカホカ
提督(えーっ!気まず!)
提督(落ち着け…。まずなんでこうなったのかを思い出すんだ…!)
157 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/17(金) 23:35:52.92 ID:nU2HpLZ/0
〜ちょっと前〜
鈴谷「それで〜?長波は部屋どうするの?」
長波「…部屋?」
提督「ああ。駆逐艦は何人かで一部屋なんだが…。第一でもそうだったろ?」
長波「いや?全員個室だったぞ?」
提督「…くっ、やはりかかっている金の差は大きいか…!」ガク
ガングート「そもそも何故私はこいつと相部屋なんだ?」
グラーフ「私に言うな」
長波「…つっても、うちは他人の部屋に行き来すること禁じられてたし、部屋には布団くらいしかないし。個室なんて面白いもんでもないぞ」
皐月「えー!テレビとかもなかったの!?」
長波「…てれび?」
木曾「この反応を見るに…テレビ自体知らねぇのか?」
卯月「第一鎮守府まじやべーっぴょん」
如月「まあ、あそこの提督は私たちのことを本当に兵器としか思ってないってよく聞くし…」
望月「うえー。そんな鎮守府抜け出しちまうよ…」
五月雨「でも、鎮守府内の秩序は凄いってよく聞きますよ?」
村雨「普通の生活から軍人として扱ってるからでしょうねぇ〜。それが良いかはともかく、ね」
春雨「て、提督、起きてくださーい」
提督「うう…。第一め、次会ったら許さん…」ムクリ
夕立「理不尽っぽい…」
提督「ふう…。さて、長波、どうする?お前の好きなとこでいいぞ?」
長波「で、でも私夕雲型だし、親交ないしな…」
卯月「そんなの気にしなくていいっぴょん!こっちくるぴょん!」
如月「うふふ〜おいで〜。長波ちゃん、髪綺麗だかいじりがいがあるわ〜」
皐月「こっちおいでよ!ボク達の部屋にはね、ゲームがあるよ!」
松風「ああ、でもこちらには来ない方がいい。朝早くに、やかましい人に起こされてしまう」
朝風「なんですって!?」
鈴谷「あ!じゃあ鈴谷たちの部屋は〜?」
熊野「貴女はいつから駆逐艦になったんですの?」ヤレヤレ
提督「はは、選り取りみどりだな。どうする?長波?」
長波「………」ギュ
提督「…お?」
158 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/17(金) 23:37:27.85 ID:nU2HpLZ/0
提督(まさか俺を選ぶなんて思わなんだ)
提督(しかし大丈夫か?憲兵とか来ないよな!?…いや、冷静に考えたらこの鎮守府担当の憲兵はもう買収してたわ。流石俺)
長波「………」ボー
提督(にしてもこういう時って何話せばいいんだ?…あ、そういやテレビ見たことないつってたな。えー今はヒトロクサンマル……)
提督「あ」
長波「ん?ど、どうしたんだ?」
提督「試合始まってるわ」ピッ
長波「試合?」
ワーーーー
長波「おお?なんか映像流れてんぞ」
提督「これがテレビだ」
長波「へー…」
提督「まあ映像を流す機械って認識でいいな」
長波「このテレビの中の奴らは何してんだ?」
提督「野球だ」
長波「やきゅう?」
提督「知らないか?お前が生まれる前からあるスポーツなんだけどな」
長波「ふーん?」
提督「ざっくり言えばボールを打って点を多く取った方が勝ちなゲームだ」
長波「…よくわかんね」
提督「なら隣に座れ。野球の何たるかを教えてやる」
長波「お、おう…」
159 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/17(金) 23:38:29.65 ID:nU2HpLZ/0
提督「春の大山!!!打つんだ!!!!」
長波(簡単なルールは教えてもらったが)
長波(正直提督の盛り上がりっぷりには引いた)
長波(リアクションを見る限りこの虎のチームが好きなのか?)
提督「ふう…俺は信じとったぞ…」
長波(だが…これはチャンス!)
長波「な、なあ提督?」
提督「ん?なんだ?」
長波「この野球っての面白そうだな!」
提督「おお!そう思うか!」
長波「お、おう」
提督「そうかそうか。じゃあ今度グローブ買おう!」
長波「え?」
提督「そんでもって試合しようか!大丈夫だ!ここにいる艦娘は大体野球好きだからな!三日に1回くらいは試合してるぞ!」
長波「へ、へー…」
提督「いやーどう野球にハマらせようかと思ったけど、長波は野球好きの素質があったか〜」
長波「…ん?でも野球すんのにはこのグラウンドってのが必要なんだろ?この島にそんなもん無かったと思うんだが…」
提督「ああ。地下にある」
長波「…え?」
提督「地下に作った。スタジアム」
長波「えぇ…」
160 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/17(金) 23:40:07.36 ID:nU2HpLZ/0
申し訳ないが今日はこれでおしまいなんじゃ
改めて、ネタをくれた人には感謝を
まだ募集してるからどしどしレスしてくれよな
161 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/05/17(金) 23:45:51.84 ID:kUotpekS0
おつおつ
162 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/05/18(土) 01:29:26.33 ID:VVbxNDLU0
銀魂やゴールデンカムイみたいな
ぶっ飛んだネタは普通に良い子達な艦娘達可哀想だし、でも
淡々とした話もアレだしで難しいなぁネタ作り
163 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/05/18(土) 01:37:48.78 ID:QyP2esN40
平和にスポーツに興じれば良いじゃない
ダウンヒルとか
164 :
◆sA2CpGLy66
[sage]:2019/05/19(日) 01:05:02.22 ID:Efk1DjHj0
今日は無理です
ごめんね
165 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/19(日) 23:05:02.32 ID:Efk1DjHj0
更新初めますい
ダウンヒルのどこが平和なんですかね…
166 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/19(日) 23:05:40.52 ID:Efk1DjHj0
【vs第一鎮守府 part2】
〜第七鎮守府 港〜
第一「…来たぞ」
提督「ああ。前の演習のリベンジに来るとは思っていたが、まさかこんなに早く来るとはな」
第一「前口上はいい。早く準備しろ」
提督「…いや、今日は演習の前に少し来て欲しい場所がある」
第一「なんだ、珍しく神妙な顔をして」
提督「こっちだ」スタスタ
第一「やけに強引だな…。まあいい、お前達も着いてこい」スタスタ
大和「はい」スタスタ
167 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/19(日) 23:06:44.80 ID:Efk1DjHj0
〜第七鎮守府 西地区中央広場〜
提督「ここだ」
第一「…来たのはいいがあの仮設キッチンのようなものはなんだ?それに…何故あいつがいるんだ」
第三「………」
提督「では皆さん!あちらを注目!」ビシ
第一「無視するな」
大和「…くす玉?」
春雨「」バッ
夕立「」バッ
提督「第一回!チキチキ!鎮守府対抗カレー大会ィー!」
第一「…は?」
提督「さあ!第一よ!出場艦娘は二人一組だ!迅速に選べ!」
第一「はぁ…。バカバカしい。こんな馬鹿げた催しなんざ知らん。早く演習の準備を…」
提督「だから貴様の鎮守府はいつまでも二流なのだ」
第一「…何?」
提督「いいか?戦争の基本は兵站だ」
第一「そんなもの今更貴様に言われるまでも─」
提督「まあ待て。そしてその兵站の軸となるものは食糧。つまり、戦争において最も重要なのは飯だ!」
提督「畢竟!飯が一番美味い鎮守府が最強って事だ!」
第一「………………」
武蔵「いや、それは無理が─」
第一「一理あるな」
武蔵「…なに!?」
卯月(ちょろすぎぴょん)
提督「そうだろうそうだろう!ははは!本番は30分後だ!それまでに作戦会議でもしていろ!」
第一「ふん。貴様に吠え面をかかせてやる」
武蔵「な、なあ提督よ。お前本当に第七の奴の言い分を信じているのか?」
第一「確かに気には食わんが、あいつの言っていることは筋が通っているだろ」
大和「そうよ武蔵。提督の言う事に間違いは無いわ」
武蔵「…はあ」
摩耶「諦めな…。こいつらは定期的にアホになるんだ…」
168 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/19(日) 23:09:42.65 ID:Efk1DjHj0
〜30分後〜
青葉「どうも!第三鎮守府所属の青葉です!今回のカレー大会の実況を担当するよ!」
青葉「ちなみに今回の大会にあたって第七さんは各鎮守府に招待状を送ったらしいけど第三以外には断られてるよ!」
提督「あのおっさんどもノリ悪いな」
卯月「こんな大会断るのが当たり前っぴょん」
青葉「それでは早速選手紹介と行きましょう!まずは第一鎮守府!」
青葉「大和ホテル、武蔵御殿の名は伊達じゃない!大和型コンビだぁー!」
大和「この大和、提督に勝利を!」
武蔵「大丈夫かこれは…」
青葉「さてお次は第七鎮守府!まずは─」
青葉「第七鎮守府唯一の潜水艦にして、今日が11連勤目!イムヤさん!」
イムヤ「だ、大丈夫よ。最近影が薄いとか言われても、気にしないんだから…。気に…しない…」
青葉「これは後で第七さんによるメンタルサポートが必要ですね…。そしてそんなイムヤさんの相方は、元潜水母艦、龍鳳さん!」
龍鳳「イムヤさん、頑張りましょう!」
イムヤ「私…提督に嫌われたのかな…」
龍鳳「い、イムヤさん!?」
青葉「最後は我らが第三鎮守府!出場者は─」
青葉「比叡、磯風ペアだぁー!」
169 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/05/20(月) 05:09:53.10 ID:nhPoYcM10
寝落ちかな
そのペアはいかんぞ第三‥
170 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/05/20(月) 06:44:25.22 ID:c/pykHVZO
だいたい比叡が飯まずって前提が間違ってるんだよな昭和天皇の御召艦なのに逆に一番美味しい料理がでるんだよ
171 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/20(月) 22:59:32.77 ID:60vJ7NQy0
これは綺麗な寝落ちだァ…すんません
続き投下します
172 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/20(月) 23:00:17.33 ID:60vJ7NQy0
第一「!?」
提督「はあ!?」
第三「……………」
第一「き、貴様!自分が何をやっているのかわかっているのか!?」
提督「そうだそうだ!こんなもん敗退行為じゃねえか!」
第三「うるさいわね!大和と武蔵っていうチートを具現化したような艦娘がいる以上、こちらの勝ちは無いわよ!」
第三「だからせめて…せめて、爪痕を残してみせるわ!」
第一「そんなことやるくらいなら参加するな!」
提督「てかなんだよ爪痕残すって、お前若手芸人かよ」
第三「ふん!」
第一「今回の大会の審査員は私たちであろう!?…最悪だ。あんな劇物を食わなければいけないのか…?」
第三「審査員…?………あっ」
提督「お前自分も食うこと忘れてたろ」
第三「い、いえそんなことはないわ…。ただ少し…ええ、人選を間違えたわね、訂正するわ」
第一「そうだな。それがいい」
提督「馬鹿め!選手の途中交代は認められないと規則で決まっている!」
第一「何故貴様はわざわざあいつらの料理を食わないという選択肢を自分で消したんだ!」
ギャーギャー
比叡「うーん。ここからだと司令たちの言っていることがよくわかりませんが…。まあ励ましてくれているのでしょう。頑張りましょうね、磯風」
磯風「ああ。戦場に居るような気持ちで臨もう」
比叡「おお!それはいいですね。比叡も気合い!入れて!行きます!」
磯風「ああ、その意気だ 」
〜観客席〜
春風「比叡さんと磯風さんは料理がお上手ではないのですか?」
榛名「え、ええ…。磯風さんの料理は実際に見たことがないので分かりかねますが…比叡姉様の料理は臭いの時点で大丈夫じゃないです」
金剛「…アー、ワタシ今日鎮守府近海の哨戒の任務があった気がシマース!」
三日月「そのような任務は金剛さんに出ていませんし、戦艦の方は鎮守府近海の哨戒なんてしませんよ」ガシッ
金剛「うう!ヅッキー後生デース!」
ジョンストン「コンゴーがそこまで怯えるなんて…」
蒼龍「まあ、霧島さんが何とかしてくれるんじゃない?」
龍驤「もう匙投げてるかもわからんな」
173 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/20(月) 23:02:02.21 ID:60vJ7NQy0
大和「比叡さんは御召艦の経験がある方です…。胸を借りるつもりで挑みましょう!」
武蔵「…?」
武蔵(こいつ比叡の料理スキル知らないのか?)
イムヤ「相手が大和だろうが武蔵だろうが、イムヤは提督に喜んでもらうカレーを作るわ!」メラメラ
龍鳳「た、立ち直り早いんですね…」
青葉「それではー…料理、スタート!」
174 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/20(月) 23:04:43.76 ID:60vJ7NQy0
〜料理中〜
第三「そう言えば、なんでこんなことやろうと思ったのかしら?」
提督「ん、資源に余裕を持たせたくてな。ほら、そろそろ大規模作戦が発令されるだろ?」
第一「なるほどな…。って、待て!お前にはその作戦のことは伝えられていないはずだ!」
提督「あ、口が滑った」
第一「この野郎…!どうせ今回も最終段階の作戦にだけ現れるつもりだろう!」
第三「貴方のハイエナっぷりには最早慣れてしまったわ」
提督「うるせーなー。資源の融通きかない代わりだろ?」
第一「資源の代わりが艦娘一人というのは納得がいかん!」
提督「いーじゃん、うち旧式ばっかだし」
第一「三年前ならそれで納得したかもしれんがな…」
提督「まーまー。どうせお前ら、深海棲艦も含めて最後の方グダグダになってるだろ?それを助けてるだけだよ」
第一「面の皮が厚すぎるんだ…」
第三「喧嘩は程々にね。あら、料理終わったみたいよ」
青葉「審査員のみなさーん!審査席へどーぞ!」
第三「はぁ…。行きたくないわね」ガタッ
第一「ほぼ貴様のせいだかな」ガタッ
提督「今日が俺の命日か…」
175 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/20(月) 23:06:03.10 ID:60vJ7NQy0
青葉「それでは、実食ターイム!まずは第一鎮守府ペア!」
大和「それでは…どうぞ!」
ジャン
第三「おお…」
提督「本格的ィ」
第一「無論だ。我が鎮守府の主力の実力思い知るがいい」
大和「ふふ…少し照れてしまいますね」
第三「それでは…ああ、やっぱり美味しいわね」
提督「そうだな。高級料亭みたいだぁ」
武蔵「そうだろうそうだろう」
第一「…ふむ。大和よ、この食材の切り方だが─」
大和「成程…それでは─」
アーダコーダ
第三「なんだかプチ反省会みたいなのが始まってるわよ」
提督「真面目か。しかし美味いなこれ…うちにも欲しいわ」
大和「お断りです」
提督「知ってるよォ。お前じゃなくて武蔵。どう?」
武蔵「フ、すまんな。私の心は第一にある」
提督「ありゃ。しょーがない。お前のとこのイタリア駆逐艦で許したる」
第三「リベッチオならあげないわよ。…そもそも貴方褐色なら誰でもいいわけ?」
176 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/20(月) 23:07:02.72 ID:60vJ7NQy0
青葉「それではお次は第七鎮守府ペア!」
イムヤ「イムヤ、頑張ったわよ!」
龍鳳「ど、どうぞ、召し上がってください!」
ジャン
提督「おう、いただきます」パク
第三「ふんふん…」
第一「………」
第三「…あの、あれよね」
第一「そうだな。料理が普通よりは上手い主婦のカレーだな」
第三「ええ。美味しいんだけど、それ以上でもないって言うか」
龍鳳「う、うう…」
提督「こういうのでいいんだよこういうので。変な趣向凝らすよりかはな」
龍鳳「ほ、本当ですか!?」
提督「ああ。イムヤも、美味しかったぞ」ナデナデ
イムヤ「! ええ、イムヤもっと頑張るわ!」
177 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/20(月) 23:08:02.13 ID:60vJ7NQy0
青葉「健気ですね…。それでは最後、ウッなんだが変な匂いがしますが第三鎮守府ペアです!」
比叡「気合い!入れて!作りました!」
磯風「自信作だ」
ジャン
提督「う、うおおおお!…?あれ、見た目普通だな」
第一「…ああ。変な匂いはするが、見た目はよくあるカレーだ」
提督「これは…?」
第一「もしかすると…?」
((普通のカレー?))
提督「………」コク
第一「………」コク
パクリ
提督「いやまっず!!!」
第一「」
第三「ふふふ霧島の協力で見た目だけは普通になるように特訓させぶふぉ」バタ
第一「見た目より味を改善させ……ヌッ(絶命)」バタ
提督「正直このオチは読めてた!」バタ
結局第一が勝った
178 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/20(月) 23:09:26.65 ID:60vJ7NQy0
【おまけ】
大和「そ、そんなまさか。あの比叡さんの料理が美味しくない訳が…」
武蔵「お、おい、大和。やめろ」
大和「…」パク
武蔵「あ」
大和「( ? ? ? )」
武蔵「遅かったか…」
179 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/20(月) 23:10:33.09 ID:60vJ7NQy0
短くてすまないが今日はおしまいなんじゃ
明日は肝試しと短編を予定しているんじゃ
それではお休みなんじゃ
180 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/05/21(火) 00:45:11.28 ID:MMO8jJ5V0
艦娘達は年相応の少女みたく遊ばせた方がむしろ調子
出そうだよね。軍人よりも魔法少女寄りというか
181 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/05/21(火) 07:19:57.17 ID:ETnIj7ggO
第一の艦娘とかお菓子の存在や娯楽などなんにも知らないんだから飴ちゃんでスパイに仕立てることできるんじゃ
182 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/05/22(水) 01:17:20.20 ID:Xwhq4l/j0
融通も利かないし視野も狭いがクズでは無い。
ものすごーく扱いが難しそう第一っちばーん鎮守府
183 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]:2019/05/22(水) 06:39:12.40 ID:m3VRy89jO
パインアメかミルキー、チェルシーがあれば第一の艦娘はイチコロだな
184 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/22(水) 23:21:01.36 ID:iTVDqKHx0
ごめんなさい、今日投下無理です
これも全部イベントってやつが悪いんだ
でも随時ネタは受付中だゾ
185 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/05/23(木) 00:25:17.14 ID:vxKLLmGm0
街に潜伏した深海棲艦を調査せよーとか。
186 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/24(金) 23:39:12.28 ID:WEd74JwM0
こんばんは、投下していきます
そう言えばこのスレまだ深海棲艦出てませんね
187 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/24(金) 23:40:23.18 ID:WEd74JwM0
【ドキドキ肝試し】
〜第七鎮守府 第二会議室〜
提督「ドキドキ!肝試し大会ィ〜!」
卯月「いえーい!」パチパチ
村雨「わー♪」パチパチ
五月雨「え、えっと…」
提督「今日の夜。第一に肝試しをさせます」
五月雨「…何でですか?」
提督「なんかむしゃくしゃする。具体的には三タテされたから」
五月雨「阪神打線のツケを払わせられる第一さん…」
卯月「三タテしたんだから許してやれぴょん」
提督「とにかく、今日はカレー大会をしたな?」
村雨「そうですね〜。大和さんのカレー美味しかったなぁ」
卯月「ぴょんぴょん。一応比叡たちのカレーは保存したぴょん」
五月雨「なんのために!?」
提督「で、もう夜が遅いということで今日第一はうちに一泊するんだが」
卯月「五月雨、執務室がある建物から客室がある建物までの道を思い出すぴょん」
五月雨「道ですか?うーん……途中に植木が左右に植えてある石畳の道がありますね」
提督「そうだ。そしてそこは夜になると陰気に満ちる道となるんだ…」
卯月「みちだけに」
提督「余計なことを言わんでよろしい」
村雨「じゃあその道でしかけるの?」
提督「そうだ。…ふふふ、楽しみだなぁ。あいつは昔から怖いのは嫌いなんだ」
五月雨「提督が良くない顔してます…」
提督「取り敢えず、夜になったら話があると執務室にあいつを呼び、そこで少し話してからあいつを解放する。その後お前らに連絡するからその道で落ち合おう」
卯月「了解っぴょん!」
村雨「はいはーい♪」
五月雨「いいのかなぁ…」
188 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/24(金) 23:40:59.24 ID:WEd74JwM0
〜夜 執務室前〜
バタン
第一「ったく、いきなり呼びだしたと思ったらなーにが『陽炎型駆逐艦一番エロい娘選手権』だ」
第一「あいつの挙動にはほとほと呆れるばかりよ…」スタスタ
第一「……黒潮ねぇ…」
大和「提督、お疲れ様です」
第一「お、おお。なんだ、待ってたのか?」ビクッ
大和「はい。大和は秘書艦ですから」
第一「こんな夜更けまで待つ必要はないんだがな…。まあいい、感謝する」
大和「勿体ないお言葉です」
第一「…戻るか」
大和「はい」
提督「…こちらホワイト、各員応答せよ」
卯月『ピンクぴょん!』
五月雨『ブルー、います』
村雨『オーカー…います…』
提督「どうしたオーカー。元気がないゾ」
村雨『当たり前でしょ!黄土色よ!?』
五月雨『お、オーカー姉さん。大声出すと』
村雨『オーカー姉さんってなに!?』
卯月『このコードネームは厳粛な会議の下決められたぴょん。異議は許さないぴょん』
村雨『惨すぎるわ…。私もピンクとか可愛い色がよかった』
卯月『残念ながらピンクはうーちゃんの物っぴょん。諦めるぴょん、オーカー』
提督「そうだぞ。俺は黄土色好きだぞ」
村雨『フォローのつもり!?』
卯月『ホワイトから連絡ってことはターゲットはもう移動したぴょん?』
提督「ああ、ターゲットは今部屋から出た。…む」
五月雨『どうしたんですか?てい…ホワイトさん』
提督「どうやら秘書艦も一緒らしい。くっ、リア充しやがって」
村雨『何言ってんだか。早くこっち来てくださいよ。あと三分以内に来たら今夜リア充させてあげる』
提督「今行く」バリーン
189 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/24(金) 23:42:46.50 ID:WEd74JwM0
〜小道〜
大和「………」
第一「………」
大和「……………」
第一「……………暗いな」
大和「そうですね」
第一「………」
大和「…?」
第一「…………大丈夫か?」
大和「はい。大和は大丈夫ですけど…?」
第一「………そうか。なら、いい」
大和「はい。…変な提督ですね」
第一「…………ああ」
大和「………?」
提督「ふふふ。あいつびびってやんの」
卯月「やり甲斐があるぴょんねぇ…」
五月雨「悪い顔してます…」
村雨「提督、大和さんはどうするの?」
提督「んー…大和ってなんか強そうじゃない?お化け」
五月雨「戦艦の方ですからね。お化けがなんぼのもんじゃい、って感じじゃないですか?」
提督「もう一回やって。そのなんぼのもんじゃいってやつ」
五月雨「え?え?」
提督「…………」ジー
五月雨「お、お化けがなんぼのもんじゃい!」
提督「……」
五月雨「………え、えーと」
提督「五月雨かわいい!」ガバ
五月雨「わわわわわ」
卯月「茶番はそこまでにするぴょん」
村雨「いいな〜村雨もがばってされたいな〜」
提督「よし。それでは五月雨と村雨に命ずる」
五月雨「は、はい!」
村雨「はいは〜い」
提督「大和を、やれ」
五月雨「え、ぇぇぇええええ」
村雨「提督〜?誤解されるようなこと言っちゃ、め!」
提督「はい」
村雨「大丈夫よ五月雨。大和さんを第一さんにバレないように拉致するだけよ」
五月雨「それもどうなんですか…?」
提督「つべこべ言わずさっさとやってこい。あと五秒経ってやんなかったら俺は明日からお前のパンツを被って生活する」
五月雨「なんですかその脅し!?」
190 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/24(金) 23:44:22.61 ID:WEd74JwM0
第一「…………」
大和「……………」
第一「……あの、やま─」
サッ
第一「!?」
大和「どうしました?提督?」
第一「い、今あそこに何かが…」ユビサシ
大和「んー………!?」ガバ
大和(口、封じられ!?)
第一「………お、おい大和」クルッ
第一「………大和?」
第一「おい、どこ行った大和」
第一「……………俺を、驚かそうってか?」
第一「………………」
第一「………これ以上続けると懲罰だぞ」
第一「………………………」
第一「……や、大和?」
第一「……………………………」
第一「…………まじ?」
191 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/24(金) 23:45:12.42 ID:WEd74JwM0
提督「うははは傑作だ」●REC
卯月(何が起きたか説明すると、まず五月雨が第一にしか見えない所で動き注意を引き、その隙に村雨が大和を拉致したぴょん)
卯月(あの戦艦を一人でやっちまう村雨、恐ろしい奴だっぴょん)
卯月(…………………)
提督「ふぅ。さてさて、一人になったことだしこれから仕掛けていくぞ、卯月」クルッ
シーーーーン
提督「……卯月?」
提督「おい、俺を驚かそうってか?」
提督「…………………」
提督「……これ以上続けたらお前のパンツ食べるぞ」
提督「……………………」
提督「…………卯月さん?」
提督「……………………………」
提督「…………………………マジか」
192 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/24(金) 23:47:32.21 ID:WEd74JwM0
村雨「うふふ。提督怖がってるわね」
五月雨「いいんですか…?こんなことしちゃって」
卯月「へーきぴょん」ヌッ
五月雨「うわ、いきなり出てこないで下さいよ」
卯月「パンツ一枚くらいくれてやるっぴょん」
五月雨「パンツ本当に被って食べるんだ…」
村雨「さーて。提督どうするのかしら」
193 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/24(金) 23:48:17.09 ID:WEd74JwM0
提督「どうするどうするひえーこわいよーよるこわいよーくらいのきらいなんだよーくっそあいつら明日めちゃめちゃにしてやるうー」
提督「…………………」
提督「喋り続けないと気が持たんな」
ガサッ
提督「うっほほほーい!」
提督「…なんだ、生首か…」
提督「…………………」
提督「ちょ」ダッ
提督「うわーん!作り物だってわかるけど怖いもんはこわーい!」
ドンッ
第一「うおおおおおお」
提督「ぬわあああああいああ」
第一「な、なんだ貴様か…」
提督「はあはあはあはあはあ…」
第一「な、何故ここに。………ごほん。まあこの際貴様でも構わん。貴様、大和を知らないか?」
提督「し、知らん」
第一「…そうか」
第一「……………ハッ」
第一「別に、これはあれだぞ!?」
提督「?」
第一「寂しいとか、そういう訳ではないぞ!?」
提督「…………やめとけよ、男のツンデレとか」
第一「うるさい!誤解するな!」
提督「……………」
第一「…………………」
ガサッ
提督「イクゥウウウウウウ」
第一「うおおおおおお!」
提督「…………」
第一「………………」
提督「…なあ」
第一「…なんだ」
提督「一回、俺の部屋行こ。ここから近いから」
第一「何故お、私が貴様の部屋に…」
提督「いやー最近美味そうな酒を買ってな」
第一「そ、そうか…」
第一「よし、行こう。あくまでも、酒を頂きにな」
提督「ああ。…………手、繋がない?」
第一「流石にそこまでせんわ!」
194 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/24(金) 23:49:23.95 ID:WEd74JwM0
卯月「ふふふ。びびってるぴょん」
村雨「それじゃあ仕掛けましょうか」
五月雨(何か嫌な予感するなぁ…)
卯月「ぴょーーん!」オバケコスプレ
提督「うぉぉぉぉぉぉぉぉ」
第一「うわあああああああ」
村雨「キャー!♪」コスプレ
提督「許してぇぇえええええ」
第一「もおおおおおおおおお!」
五月雨「う、うおー!」
提督「かわいい」
第一「…………」
五月雨「あ、あれ!?」
195 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/24(金) 23:50:10.28 ID:WEd74JwM0
提督「はあ、はあ…」
第一「…おい、どうなってるんだこの鎮守府は」
提督「もうやだぁ…」
第一「使えんな…」
ヒュウウウウウウ
提督「………モウイキソウ」
第一「情けない…」
提督「…………………」
第一「…………………」
卯月「ばあ」
第一「うわああああああああああああ」ダッ
提督「のおおおおおおおおおおおおお」ダッ
第一「もう嫌だあああああ」
提督「助けて三日月ーーーー!」
196 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/24(金) 23:51:04.72 ID:WEd74JwM0
〜艦娘寮 娯楽室〜
神風「はい。緑の2」
皐月「緑の4」
文月「えっとぉ、ごめんね、ドロフォー」
熊野「あらあら、望月さん、少し不味いのではなくて?」
望月「ふっふっふっ。ドロフォー重ねだ」
熊野「残念でしたわね!ドロフォー重ねは公式が認めていなくてよ!」
皐月「え?そうなの?」
神風「最近ネットで話題になってたわよ」
文月「そうなんだ〜」
望月「うるせーなー。ローカルルールだよローカルルール」
熊野「横暴な…」
三日月「…!」ガタッ
望月「どしたん?三日月」
三日月「司令官が呼んでる気がします」
皐月「えー…?」
文月「愛のぱわーだね〜」
三日月「行ってきます」シュパッ
神風「え、ここ五階…」
望月「気にしたら負けだ」
熊野「三日月さんに常識は通じなくてよ」
197 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/24(金) 23:51:58.84 ID:WEd74JwM0
卯月「ふっふっふ〜。次はどうしようかな〜ぴょん」
ダダダダダダ
卯月「…ぴょん?」
三日月「」ダダダダダダ
卯月「」
卯月「………な、なんで三日月が…ぴょん」
198 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/24(金) 23:53:05.08 ID:WEd74JwM0
提督「もう一歩も動けん」
第一「おいふざけるな。早くお前の部屋にだな」
ダダダダダダ
第一「!?お、おい、何か来てるぞ」
提督「…いや、この足音は……」
三日月「司令官!」
提督「三日月!」
三日月「…貴方が、司令官に?」チャキ
第一「おいおいおい違うぞ!違うからその物騒な物を下げろ!」
三日月「司令官?」
提督「ああ。本当だ、こいつも被害者だ」
三日月「そもそも司令官は元スパイですよね?そんな人がお化けに怯えていていいんですか?」
提督「そういう時は事前に準備が必要なんだよォ…」
三日月「まあいいです。それで、犯人は?」
提督「…………卯月、村雨、五月雨」
三日月「…………ほう」
卯月「うおおおおおい!司令官裏切ったぴょん!?」
卯月「どうするぴょん、村雨、五月雨」クルッ
コツゼン
卯月「…………………逃げ足速いぴょん」
結局全員捕まった
199 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/24(金) 23:53:47.43 ID:WEd74JwM0
今日の投下おしまい
明日も何か投下できるよう頑張ります
それてはおやすみなさい
200 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/05/25(土) 05:50:16.36 ID:7crHZXZw0
おつ
黒潮が好みかね‥?わかってるじゃないか
201 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/26(日) 19:50:09.87 ID:KkRY/0or0
黒潮いいよね…
書き溜めないけどやってくよ
今更だけどカレー大会は時系列関係ないよ
202 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/26(日) 19:59:11.39 ID:KkRY/0or0
〜第七鎮守府 提督私室 朝〜
チュンチュン
長波「」パチ
長波「ふわぁ〜あ〜…」
長波「朝か……」ノビー
長波「………」
長波「って!今何時だ!?」バッ
長波「マルナナマルマル…!?遅刻じゃ─」
提督「グゴー」
長波「………あ」
長波(忘れてた。あたしは今第七鎮守府にいるんだよな…)
提督「フォー」
長波(昨日は好きなだけ寝ろって言われたけど…)
長波(この時間まで寝てていいもんなのかね?)
提督「ヌオー」
長波「はあ…」
長波(暢気な朝だな…。第一だとマルゴーマルマルには起こされてたもんなぁ…)
提督「スピュー」
長波「…………」
長波「………………」スッ
長波「…………………」
長波「…………………!?」バッ
長波(うおおおお!今何しようとしたあたし!)
長波(そんなことしたら夕雲型の名が…!)
長波「…」チラ
提督「スユー」
長波「…………はぁ」
長波「おい、起きろー。朝だぞー」
203 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/26(日) 20:04:14.65 ID:KkRY/0or0
提督「ふわぁ〜あ」
長波「おはようさん」
提督「おう、おはよ。よく眠れたか?」
長波「ああ。…しかしいいのか?」
提督「何がだよ?」
長波「提督がこんな時間まで寝ててさ」
提督「いいんじゃないのか」
長波「いや、第一の提督はマルヨンマルマルには起きてたぞ」
提督「あいつが真面目過ぎるだけだ。…ふぅ、長波」
長波「なんだ?」
提督「お前は食堂行って朝飯食ってこい」
長波「提督は?」
提督「俺は執務室行かなきゃならん」
長波「…何でだ?」
提督「寝坊した事を謝らなきゃいけない」
長波「やっぱり駄目なんじゃねーか」
204 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/26(日) 20:10:59.12 ID:KkRY/0or0
〜第七鎮守府 北地区〜
長波「えーっと?食堂はここら辺らしいが…」
長波「しっかしでかいなー、この島」
長波「ん、あれか」
ガラガラ
長波「お、合ってるみたいだな」
望月「んあ、長波じゃん」
弥生「…」ペコリ
長波「ん、お前達は…望月と弥生だったか?」
望月「そうだよ。長波は今から飯?」
長波「ああ」
弥生「…………」ジッ
長波「な、なんだ?怒ってんのか?」
弥生「怒ってなんか…ないよ…」
望月「キレてんの?」
弥生「キレてないっすよ…」
205 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/26(日) 20:17:55.69 ID:KkRY/0or0
長波「そういや、ここはどんな感じで注文すんだ?」
望月「注文?ああ、ここは第一とかと違ってメニューは一つだよ」
長波「え、それ飽きないか?」
弥生「当番の人によって…メニューは違う……」
長波「ってことはここの食堂当番制なのか?」
望月「おう。お前も料理の練習しときなよ〜」
長波「料理ねぇ」
弥生「得意な料理とか…ある…?」
長波「まあ、炒飯とかか?」
望月「へえ〜それは楽しみにしとくよ」
長波「そんな大層なもんでもないけど…。今日の当番は?」
弥生「金剛さんと…榛名さん……」
長波「ふぅん。金剛ってことはブリティッシュな料理だったりするのか?」
望月「いや、焼き魚定食だった」
長波「そ、そうか…」
206 :
◆sA2CpGLy66
[saga]:2019/05/26(日) 20:23:26.96 ID:KkRY/0or0
長波「おーい、飯貰いに来たぞー」
榛名「は〜い。て、あら、長波さん」
長波「おう」
榛名「おはようございます。提督は?」
長波「寝坊したから秘書艦に謝りに行くって言ってたぞ」
榛名「あはは…。あ、すいません。今ご飯持って参りますね」パタパタ
長波「おう」
金剛「oh長波デース!おはようございマース!」
長波「おはよう。朝から元気だな」
金剛「ンッフフー」
長波「そう言えば今日の朝飯は焼き魚定食なんだっけ?」
金剛「そうデス!自信作ヨー」
長波「金剛のことだからイギリスの飯とか作るのかと思ったぞ」
金剛「アハハ、今日は榛名に任せましター!次にご期待くだサーイ!」
長波「ああ。期待しとくよ」
榛名「お待たせしました。どうぞ、ごゆっくり」
長波「さんきゅー」
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