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【ガルパン】カルパッチョ「ドゥーチェ、哺乳瓶の時間ですよー」
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19 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/17(水) 22:03:14.94 ID:c4K+2Zmg0
次の日
カルパッチョ「ドゥーチェ、哺乳瓶の時間ですよー」
アンチョビ「きゃっきゃっ」
ペパロニ「ミルクもいいっすけどドゥーチェはウチらより年上なんですからちゃんとご飯も食べないとダメっすよ」
ペパロニ「というわけで鉄板ナポリタンっす!」
アンチョビ「だぁたぁ!」キャッキャ
カルパッチョ「ペパロニのナポリタン。食べたそうにはしているみたいですけど」
ペパロニ「フォークの使い方がわかんねーみたいっすね」
ペパロニ「仕方ない。私がドゥーチェに食べさせてやるっす」
ペパロニ「ほらドゥーチェ、お口開けて下さい」
アンチョビ「あーん」
ペパロニ「お、ちゃんと口を開けて偉いぞー」
アンチョビ「ばーぶ」
ペパロニ「おお美味いっすか……! 姐さんがそういってくれるなら作った甲斐があったっす!」
カルパッチョ「あ、お口にオリーブが着いてますよ」フキフキ
カルパッチョ「さてと今日もオムツを取り替えましょうね」シメシメ
20 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/17(水) 22:08:06.12 ID:c4K+2Zmg0
ペパロニ「なんかドゥーチェのおむつを変えるのって変な気分になるっすね」
ペパロニ「親戚の赤ちゃんの面倒を見るのとはなんか違うっつーか」
カルパッチョ「やはり同じような年代のお世話をしているっていうのがあるのかも知れません」
カルパッチョ「でもこのドゥーチェもいつものドゥーチェとは違った魅力がありますね」ハァハァ
ペパロニ「それはそうなんすけど……カルパッチョ息が荒い」
カルパッチョ「だってこんなに可愛いんですし……き、キスとかしちゃっても……」
ペパロニ「ダメに決まってるっす! いくら可愛いからってドゥーチェにそんなこと」アワアワ
カルパッチョ「冗談ですよ。さすがに私もそこまで節操なしじゃありませんから」
ペパロニ「本当っすか? 目がマジだった気がするけど」
21 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/17(水) 22:41:01.31 ID:c4K+2Zmg0
ペパロニ「とにかくこのままだとドゥーチェの貞操が色んな意味で心配っす」
カルパッチョ「そうですね。さすがにこのままにしておくことは出来ませんし」
カルパッチョ「問題はドゥーチェを赤ん坊にしたのが誰かという点ですが」
ペパロニ「あの癖っ毛どっかで見た気がするんすよねぇ」
ペパロニ「もしかしたら大学選抜の時や全国大会に出場していたかも知れないっす」
カルパッチョ「だとしたら映像で確認して見ましょう」
22 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/17(水) 23:01:04.91 ID:c4K+2Zmg0
映像室
カルパッチョ「ここでよくドゥーチェと一緒に試合の研究をしてましたから」
ペパロニ「あーそういえばこんな場所あったっすね」
ペパロニ「ここ良く眠れるんっすよねー」
カルパッチョ「もうペパロニったら次はペパロニが隊長なんですからちゃんと学園艦に何があるか確認しておいて下さい」
ペパロニ「えーそこら辺はカルパッチョに任せるっすよ」
カルパッチョ「も、もう……」
カルパッチョ「それじゃ早速映像を確認しますね」
アンツィオVS大洗
カルパッチョ「あ、あっ……たかちゃん……たかちゃんが写ってる!」
カルパッチョ「たかちゃんがんばれーたかちゃーん!」
カルパッチョ「ずっと見てるからね! これからも一生一緒だから」
ペパロニ「またいつもの発作っすか……あっ!」
カルパッチョ「ペパロニ悪いけどたかちゃんは私のものだから……」
ペパロニ「違うっすよ! ほら見てください」
秋山『』
ペパロニ「こいつが犯人っすよ!」
23 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/17(水) 23:20:31.09 ID:c4K+2Zmg0
カルパッチョ「そ、そうでしょうか?」
カルパッチョ「身長とか明らかに違う気がしますけど」
ペパロニ「でもこのくせっ毛は間違いないっす!」
ペパロニ「今すぐ大洗に行くっす!!」
カルパッチョ「確かに言われてみればこの人だった気がします!」
ペパロニ「ドゥーチェを赤ちゃんにしやがって!」
ペパロニ「取っ捕まえてやるー!」
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/04/17(水) 23:24:00.97 ID:tX0nY/zRo
>>18
ドゥーチェ元に戻ってるやん
25 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/17(水) 23:46:13.64 ID:c4K+2Zmg0
※レス18 アンチョビ→カルパッチョに修正
カルパッチョ「ショックなのは分かりますが今は泣き止む方法を見つけないと」
ペパロニ「ウチが赤ん坊の世話した時は哺乳瓶あげれば何とかなりましたけど
カルパッチョ「今泣いているのもお腹が空いているということでしょうか?」
カルパッチョ「確か調理場には子持ちの方のために哺乳瓶がいくつか置いているはず」
ペパロニ「すぐに持ってくるっす」ドタバタ
カルパッチョ(何とかこの場はこれで収まるとしても)
カルパッチョ(他にもぐずりだした時のガラガラやおしゃぶり、それにオムツだって筆ようになるわ)
カルパッチョ(ミルクを飲んだらそういうのもしたくなるだろうし)
ペパロニ「哺乳瓶持ってきたっす」
カルパッチョ「ありがとう。さ、哺乳瓶の用意が出来ましたよ」
アンチョビ「きゃっきゃっ!」チュパチュパ
カルパッチョ(私のあげた哺乳瓶に吸い付いてる)
カルパッチョ(か、可愛い……)ドキドキ
カルパッチョ「あ、それとペパロニ……オムツとガラガラも買って来てくれませんか?」
ペパロニ「了解ってオムツ!?」
カルパッチョ「今のドゥーチェは完全に赤ちゃんですから」
カルパッチョ「排泄のお世話もする必要があるかも知れません」
カルパッチョ「とにかくドゥーチェの下着を汚すわけにはいきませんし」
ペパロニ「あー何か頭いたくなってきた」
カルパッチョ「あはは……私も同じような気持ちです」
ペパロニ「そのわりにカルパッチョは楽しんでいるように見えるんっすけど」
カルパッチョ「え、ええっ……そんなことはない……ですよ?」
ペパロニ「まあどうでもいいけど、とりあえずオムツとガラガラっすね? 了解っす」トタトタ
カルパッチョ「…………」
カルパッチョ「ドゥーチェ」ゾクゾク
26 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/17(水) 23:47:44.37 ID:c4K+2Zmg0
優花里「西住殿ー! 今日も一緒に帰りましょう」
みほ「あ、優花里さん……」
優花里「どうかしたんですか? 何故か元気がないように見えますけど」
みほ「うん……お姉ちゃんと小梅さんからね連絡があったんだけど」
優花里「西住殿の姉上殿と友人の方ですね。お二人から連絡があるのは良いことなのでは?」
みほ「それはそうなんだけど……内容がね」
優花里「内容?」
みほ「ママになってほしいってしつこくメールしてくるんだ」
優花里「?」
優花里「えっとすみません西住殿。少し頭が追い付かなくて」
優花里「姉上殿と友人からはどんなメールが?」
みほ「だからね……お姉ちゃんたちは私をママにしたいみたいなの」ケイタイミセル
優花里「確かにメールではそんな内容が書かれてますね」ドンビキー
みほ「お姉ちゃんは昔からこうだから仕方ないとして赤星さんまで」
優花里「姉上殿は何をやってるのでしょうか……」
27 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/17(水) 23:51:26.08 ID:c4K+2Zmg0
バラララララ
優花里「ん? 今ヘリの音が聞こえたような」
バラララララ バララララララ!
優花里「ちょ! ヘリがこっちに近づいて来て」
ペパロニ「とぉー」シュタ
カルパッチョ「やー」シュタ
アンチョビ「たぁ」シュタ
みほ「ヘリから人が出てきた」
優花里「あの高さから飛び降りたのに骨折しないんですね」
ペパロニ「姐さんが大変な目に合ったのに骨折なんてしてられるかよ!」
カルパッチョ「そうです! 早くドゥーチェを元に戻して下さい」
アンチョビ「おぎゃー!おぎゃー!」
みほ「え……ええっと?」
優花里「とりあえずカオスな事態ということは分かりましたが」
優花里「あの……何か私たちにご用でしょうか」
28 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/17(水) 23:56:24.05 ID:c4K+2Zmg0
ペパロニ「おい秋山優花里しらばくれても無駄だぞ」
ペパロニ「証拠はあがってるんだ!」デデーン
カルパッチョ「貴方がドゥーチェを赤ちゃんにした犯人ですね?」
みほ「え? 優花里さんそんなことしてたの?」ドンビキー
優花里「しませんしません! 何だか良く分からないですけど誤解です!!」
優花里「大体どうして私がアンチョビ殿を赤ん坊にする必要があるんですか!?」
優花里「するならアンチョビ殿ではなく西住殿を赤ん坊にします!」
みほ「え?」
優花里「西住殿を赤ん坊にして何も出来ない状態から私の従順なペットに調教するんです」
優花里「今日だってあわよくば西住殿の部屋にあがりこんで貞操を奪う準備を……あ」
みほ「」
29 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/18(木) 21:20:04.56 ID:/JE7M3990
ペパロニ「うわぁ……コイツやばいっす!! すげぇ変態犯罪野郎っすよ!!!」
カルパッチョ「大好きな人を赤ん坊にして調教するだなんて」
カルパッチョ「正直発想として如何なものかと……」
カルパッチョ「でも確かに彼女がアンチョビさんを赤ん坊にする動機はありませんね」
カルパッチョ「それにあのくせっ毛の方はエンドロールに載らないと嘆いていました」
カルパッチョ「秋山さんはあんこうチームの装填主ですしエンドロールに載らないということはないと思います」
ペパロニ「あーそれもそうっすね」
ペパロニ「そんじゃ邪魔したっす」
バララララララー!
優花里「…………」
みほ「…………」
優花里「あ、あの……西住殿? 今言ったことはぜーんぶその場しのぎのデタラメですよ?」
みほ「そ、そうなんだ……良かった」
みほ「じゃあね秋山さん……私おうちに帰るから」
優花里「ちょ、なんか呼び方変わってません!? というか一緒に帰る約束では?」
みほ「え……ええっとちょっと用事思い出しちゃって」タタタッ
優花里「絶対避けてるじゃないですか! というか待って下さいぃ西住殿ぉ〜」タッタッタ
30 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/19(金) 18:02:02.84 ID:FBlrsBbKO
映像室
カルパッチョ「秋山さんは犯人じゃなかったみたいですね」
ペパロニ「犯人じゃなくても変態だったっすけどね」
カルパッチョ「それじゃ気を取り治して映像を……」
アンチョビ「おぎゃー! おぎゃー!」ジョバー
カルパッチョ「ふふっ……ドゥーチェってばまたお漏らししたんですね」
カルパッチョ「大丈夫ですよ。すぐにオムツを取り替えますから」ペリベリペリ
カルパッチョ「どうですか? これでスッキリしましたか?」
アンチョビ「きゃっきゃっ!」
カルパッチョ「ああっ……ドゥーチェ可愛い!」
ペパロニ「なんつーか大分と母親が板についてきましたね」
カルパッチョ「元々誰かのお世話をするのは好きでしたから」
カルパッチョ「保育士とかそういうのも悪くないのかも知れませんね」
ペパロニ「それじゃ映像再開するっすよ」
31 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/19(金) 18:38:00.67 ID:m4WpsM/20
大洗VS黒森峰
小梅「あのときはありがとう」
ペパロニ「ああっ! コイツっす! 今度こそ間違いないっす!」
カルパッチョ「テロップに名前は表示されてませんがどうやら黒森峰の生徒のようですね」
ペパロニ「チッチッチ。カルパッチョは甘いっすねー」
ペパロニ「確かに一見すると黒森峰の試合に出てるんで黒森峰の生徒に見えるかも知れないっすけど」
ペパロニ「私の目は誤魔化されないっすよ」
ペパロニ「このテロップの表示を見るっす」
カルパッチョ「これは……プラウダの生徒になっていますね」
カルパッチョ「ペパロニさすがです!!」
カルパッチョ「つまりこの生徒はプラウダのスパイだったということですね!」
ペパロニ「そういうことっす」
カルパッチョ「そうと決まれば善は急げね。プラウダへ行っちゃいましょう!」
32 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/19(金) 19:38:03.60 ID:m4WpsM/20
カチューシャ「ノンナ……なんだか最近ね私」
カチューシャ「身長が縮んでいるみたいなの」
カチューシャ「何か心当たりあるかしら」
ノンナ「さぁ……私にはさっぱり」
ノンナ「確かに最近アッサムと呼ばれる客人から成長逆行薬を買いましたが」
ノンナ「それとカチューシャの身長とはまったく関係がありません」
カチューシャ「いや関係があるでしょそれ!」
カチューシャ「っていうかなんてもの買ってるのよ!」プンスカ
ブロロロロロロ!
ペパロニ「てい」シュタ
カルパッチョ「えいっ」シュタ
アンチョビ「おぎゃー! おぎゃー!」シュタ
カルパッチョ「よしよしドゥーチェ。大丈夫ですからね」ナデナデ
アンチョビ「きゃっきゃっ!」
カチューシャ「え……何? なんなのこのカオスな光景は」
33 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/19(金) 19:50:51.15 ID:m4WpsM/20
ノンナ「あれはアンツィオの隊長と副隊長二人のようですが」
ノンナ「隊長の方は幼児退行を起こしているようですね」
ペパロニ「しらばくれても無駄っす! ドゥーチェを赤ん坊にしたのはプラウダの生徒だって証拠はあがってるんっすよ!!」
ノンナ「はい?」
カチューシャ「ノンナ……何やってるの」ドンビキー
ノンナ「いえ……それは本当に見覚えがないのですが」
カチューシャ「それはって何!? やっぱり私の身長が縮んでるのはノンナのせいなんじゃない!」
ノンナ「う……」オロオロ
ペパロニ「どうせドゥーチェを赤ん坊にしたのもコイツですよ!!!!」
カルパッチョ「証拠もあります。ほらここのテロップにプラウダの生徒と」
カチューシャ「確かにプラウダの生徒って書かれてるけど」
カチューシャ「この娘プラウダの生徒じゃないわよ」
ペパロニ「仲間を庇おうとしても無駄っすよ!!」
ペパロニ「そんな嘘で騙されないっす!!!」
カルパッチョ「責任の追求は問いません。私はただ……ドゥーチェを治す方法を知りたいだけなんです」
カチューシャ「そんなこと言われても知らないんだから仕方ないじゃない」プンスカ
ペパロニ「やいやい! 映像は上がってるんだー」
小梅『あの時はありがとう』
ペパロニ「ほらここにしっかりと」
カチューシャ「それは……そうだけど」
???「…………」
???「ちょっとその映像見せて貰える?」
カルパッチョ「はい構いませんよ……って貴方は……」
34 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/19(金) 20:00:00.56 ID:m4WpsM/20
黒森峰
まほ「みほからメールの返信が来ない何故だ」ポチポチ
小梅「私のメールにも返信が来ないです」
小梅「ちょっと赤ちゃんプレイさせてくれるよう頼んだだけなのに!」
まほ「みほも随分と冷たくなってしまった」
まほ「最初はあんなになついていたのに」
まほ「赤ちゃんプレイが趣味だと分かった途端にゴミを見るような目で見られるようになってしまった」
小梅「私もみほさんは大切なお友達だと思っていたのに」
小梅「哺乳瓶を持って襲って以来距離を置かれるようになってしまいました」
小梅「一体どうして私たちに対してよそよそしくなってしまったのでしょうか」
まほ「きっと反抗期なのだろうな。だから本当は私たちのママになりたいのに素直になれないでいるんだ」
小梅「なるほど!! それなら素直にする必要がありますね!!!」ジャキ
35 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/19(金) 20:12:38.55 ID:m4WpsM/20
まほ「私も同じことを考えていたところだ」
まほ「この母性薬を使ってみほをママにすればいい」
小梅「でもどうやってこの薬をみほさんに投入しましょうか」
まほ「私にいい考えがある」
小梅「いい考えとは?」
まほ「小梅がまずみほに襲い掛かり羽交い締めにする」
まほ「そして私がその間に腕に注射をするんだ」
小梅「なるほど! それならみほさんが抵抗しても注射を打つことが出来ますね!」
小梅「さすがです隊長!」
まほ「ふふっ……伊達に黒森峰の隊長をやっていないよ」
まほ「そうと決まればヘリの手配をしよう。善は急げというしな」
直下「隊長! エリカさんが帰ってきましたよ」
まほ&小梅「エリカママが!?」
36 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/19(金) 20:13:20.66 ID:m4WpsM/20
屋上
まほ「エリカ! ずっと視察に行っていて寂しかったんだ」
まほ「今すぐ赤ちゃんプレイの準備をしてくれ」
小梅「エリカさん! 今日は子宮型赤ちゃんプレイの準備を所望します!!!」
小梅「ずっと甘えることが出来なかったから胎児になりたいんです!!!」
まほ「小梅だけずるいぞ。私だって赤ん坊だけではなくその……胎児になりたい」カァー
小梅「だったら私たちは双子です」
まほ「はっ……! その手があったか!」
まほ「二人でエリカの胎児になるんだな」
小梅「はい! 一緒に胎児になって甘えてやりましょう!!!」
まほ「小梅……私は良い部下を持ったな」ジーン
まほ「というわけだ。今日も一日ママとしてよろしく頼……」
エリカ「…………はぁ」アキレル
カルパッチョ「…………」
ペパロニ「…………」
まほ「ごほん……まさかアンツィオの生徒が来ていたとはな」
まほ「それで私たち黒森峰に何か用だろうか」
エリカ「もういいです。無理に格好付けなくとも」ハァー
エリカ「それよりどうしてアンツィオの皆さんがここに来たのか分かっていますよね」
まほ「そ、それは」
ペパロニ「このくせっ毛間違いないっす! コイツが犯人っす!」
カルパッチョ「私もこの小梅さんという方が部屋から出ていくのを見ました」
まほ「何てやつだ小梅!! 安斉を赤ん坊にするなんて」
まほ「同じ黒森峰の仲間として見損なったぞ!!!!」
小梅「ええっ!?」
37 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/19(金) 20:25:12.07 ID:m4WpsM/20
undefined
38 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/19(金) 20:26:07.64 ID:m4WpsM/20
まほ「アンツィオの皆さん。これは全て小梅がやったことなんだ!!!!!」
まほ「私は悪くない!!」
まほ「小梅ならどうしたって構わない!」
まほ「だから私のことは見逃してもらえないだろうか!!!」
小梅「隊長酷いです! そもそも隊長がエリカママがいないから寂しいって言い始めて」
小梅「それでじゃあ母性の高そうなアンチョビさんをママにしようってことになったんじゃないですかっ!!!」
まほ「ま、待て……あまり大声で言うな。ブラックサンダーをあげるから」
小梅「そんなので説得されると思ってるんですか!」
小梅「私の怒りがサンダーしますよ!!!」
エリカ「はぁ……二人とも悪いってことでいいかしら」
エリカ「ほらアンツィオのみんなに迷惑かけてるんだから謝りなさい!」グググ
小梅「うわーん。ちゃんと謝るから耳をつねらないでー」
まほ「エリカママごめんなさーい!」
エリカ「謝るのは私じゃなくアンツィオの人たちでしょう」
まほ&小梅「アンツィオの皆さんごめんなさーい」キャービーン
39 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/19(金) 20:27:06.60 ID:m4WpsM/20
カルパッチョ「い、いえ謝って下さるのは別に良いのですが」
カルパッチョ「ドゥーチェがこのままだと困ってしまいます」
カルパッチョ「それでどうすればドゥーチェを元の状態に戻せるのでしょうか」
まほ「ああ……それなら問題ない」
まほ「この母性薬の効果は長くても10日だ」
まほ「それを過ぎれば効果は自然と切れて元の状態に戻る」
カルパッチョ「このピンク色の液体が母性薬?」
小梅「そうです。本来この薬は対象をママに変える働きがあるのですが」
小梅「アンチョビさんは元々母性が高かったようで注射を打つことで母性が裏返ったみたいですよ?」
エリカ「はぁ……なんて恐ろしいものを作ってるのよ」
エリカ「とにかく隊長もこの薬を処分して下さい!」
エリカ「他人をママにするとか怖すぎるでしょ」
まほ「これはエリカがいない間代わりのママが必要だったので急遽作らせたものだ」
まほ「ママが帰ってきたなら必要ないさ」ギュー
小梅「アンチョビさんやみほさんをママにするのもいいけど」
小梅「やっぱり黒森峰のママはエリカさんですから」ギュー
エリカ「はぁ……どうしてこうなったんだか」
エリカ「まったく二人ともどうしようもない甘えん坊ね」ナデナデ
エリカ「これからは勝手に他人をママにしちゃダメよ?」
まほ&小梅「「はーい」」
エリカ「ふふっ、それじゃ今日は久しぶりに二人の大好物を作ってあげる」
まほ「私はカレーがいいな」
小梅「私の大好物は何なんでしょうか!!! とりあえずチキンライスでお願いします!!」
エリカ「はいはい」
ペパロニ「なんかよくわかんねーけどハッピーエンドみたいで良かったっす」
カルパッチョ「やっぱり実の母親に甘えるのが一番ってことですね!」
アンチョビ「ばぁぶ!」
40 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/19(金) 20:35:03.51 ID:m4WpsM/20
倉庫
小梅「やっぱりエリカママの手料理は最高でしたね」
まほ「ああ……さすがはエリカだ。ご飯だけではなくガラガラやオムツの取り替えだってしてくれる」
まほ「エリカが私たちのママでいてくれる以上もうこの薬に用はないな」
まほ「ママに言われた通り処分することにし……あれ?」
小梅「どうかされましたか」
まほ「いや……数が足りない気がしてな」
小梅「それってバレたらまたエリカママに怒られるんじゃ」
まほ「こんな言葉を知っているか?」
まほ「バレなければ問題ない」
小梅「第21代大統領ニーチェの言葉ですね」ペコーン
41 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/19(金) 20:35:54.80 ID:m4WpsM/20
数日後
アンチョビ「うー……頭がくらくらする」
ペパロニ「ドゥーチェ戻ったんっすね!」ギュー
アンチョビ「わわっ……どうしたんだペパロニ。そんなに抱きついてきて」ナデナデ
アンチョビ「何かあったのか? どうしてか分からないがここ数日の記憶があんまりなくて」
ペパロニ「覚えてないんすか? ドゥーチェは赤ん坊にされてたんすよ」
アンチョビ「はぁ? いやいや薬で赤ん坊になんてならないだろ」
ペパロニ「そりゃ見た目は変わんなかったすけど心は完璧に赤ちゃんでした!」
アンチョビ「おい待てそっちの方がよほどまずくないか?」
アンチョビ「あ、あれパンツがぐっしょり……これって」
ペパロニ「勿論オムツっすよ」
アンチョビ「うあぁぁああぁぁ……なんて恥ずかしい状態で私はいるんだぁぁぁ」
アンチョビ「もういっそ殺してくれぇぇぇえぇ」
ペパロニ「落ち着いてくださいドゥーチェ。見られたのは精々、大洗とプラウダと黒森峰ぐらいっすから」
アンチョビ「滅茶苦茶いるじゃないか! というかなんでそんなに見られてるんだ!」
ペパロニ「それは犯人探しに手間取っちゃいまして……すんません」
アンチョビ「はぁ……もういいよ。見られちゃったもんは仕方ないしなぁ」
アンチョビ「とりあえずお風呂の用意をしてくれないか」
アンチョビ「さすがに身体を綺麗にしたいからな」
ペパロニ「了解っす」
アンチョビ「あ、それとカルパッチョはどこに行ったんだ?」
ペパロニ「カルパッチョなら何でも用事があるってことで大洗に行ったみたいっすよ」
42 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/19(金) 20:53:00.36 ID:m4WpsM/20
大洗
カエサル「さてと今日も半額セールのお総菜が買えたな」
カエサル「とはいえ日も大分と暗くなってしまったな」
カエサル「これだから買い出し当番は嫌なんだよなぁ」
カルパッチョ「たかちゃん見ぃーつけた」
カエサル「うわっびっくりした! ってひなちゃん!?」
カエサル「どうしてひなちゃんがこんなところに?」
カルパッチョ「ふふっ……実はねたかちゃんを赤ちゃんにしに来たの」
カエサル「……はい?」
カルパッチョ「大丈夫よ。何も分からなくてもいいの」
カルパッチョ「だって何も出来ない何も分からないのが赤ちゃんだから」グググ
カエサル「え……ちょ……ひなちゃん近いってば」
カルパッチョ「さ、私がたかちゃんを何も出来ないようにしてあげる」プスッ
カエサル「うっ……注射!?」
カエサル(あれ? なんだろう。急にひなちゃんを甘やかしたくなってきた)
カルパッチョ「たかちゃーん」ギュー
カエサル「ひなちゃん……私でよければ沢山甘えていいんだよ」ナデナデ
カルパッチョ「ありがとう。でも言ったよね?」
カルパッチョ「ーー私はたかちゃんを赤ちゃんにしに来たって」プスッ
カエサル「うっ……」バタリ
カエサル「おぎゃー! おぎゃー!」
カルパッチョ「ああ! 赤ちゃんになった。たかちゃんも可愛いわ!」
カルパッチョ「さ、お家に帰りましょう?」
カルパッチョ「たっぷり甘やかして」
カルパッチョ「何も出来ないようにしてあげるから」ズルズル
オギャー ズルズル オギャー ズルズル
オギャー ズルズル オギャー ズル……ズル
完
43 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/19(金) 20:54:00.01 ID:m4WpsM/20
これにてこのssは終わりです! ここまで読んでくださりありがとうございます。
それではHTML依頼出しときます!!
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/04/19(金) 22:36:06.35 ID:BSqaMxid0
乙
続き待ってる。
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/04/21(日) 02:11:54.92 ID:SOptuZFho
乙ー
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