スイレン「ポケモンハイスクール!」

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1 : ◆7HdZn/25p6 [saga !orz]:2019/04/08(月) 21:25:54.29 ID:S9DknTDXo
スイレン「うぅ……遅刻遅刻〜!」タッタッタ

オシャマリ「アウ!」タッタッタ

ナギサ「ブイッ!」タッタッタ


アローラ!私、スイレン!

アローラポケモンハイスクールに通うコイキングよりピッチピチの16歳!


スイレン「Dr,リングマの占い番組、ギリギリまで見すぎた……!よく当たるって噂だから…」タッタッタ


今日から新学期!私もスクール2年生!

ポケモンバトルも友情も恋も……

ゼンリョクで頑張る!


スイレン「! あの曲がり角を曲がればスクールまで近道!」タッタッタ

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1554726353
2 : ◆7HdZn/25p6 [saga]:2019/04/08(月) 21:32:13.51 ID:S9DknTDX0
スイレン「オシャマリ!ナギサ!あの曲がり角を曲がっていざ、ショートカット!!」クルッ

オシャマリ「オッシャー!」クルッ

ナギサ「ブイッ!」

タッタッタ

「」ユラッ

スイレン「! ヒトカゲ……いや、人影!?」キキーッ

ゴツン☆

「うわっ!」ドサッ

スイレン「あうっ!」ドサッ
3 : ◆7HdZn/25p6 [saga]:2019/04/08(月) 21:40:30.37 ID:S9DknTDX0
スイレン「いたた……」

ナギサ「ブイ……?」

オシャマリ「オシャー…」

スイレン「わ、私は大丈夫!」


今週のあなたの運勢は


「いたた…」

スイレン「あっ……ご、ごめんなさい!大丈夫ですか!?」アセアセ


ラブ運は絶好調!!

曲がり角で運命の人に出会えるかも♪曲がり角を見かけたらとにかくレディーゴー!!


サトシ「大丈夫大丈夫!キミこそ怪我はない?」

スイレン「えっと……私は大丈夫!」

サトシ「あーっ!俺の朝ごはんのハギギシリパンが!」

ハギギシリパン「」ポロッ

スイレン「ご、ごめんなさい…弁償する…(アローラハイスクールの制服……でも、見たことない人…)」
4 : ◆7HdZn/25p6 [saga]:2019/04/08(月) 21:51:39.07 ID:S9DknTDX0
サトシ「いーよいーよ気にしないでー………って、いっ!?」ギョッ

スイレン「? どうしたの?」

サトシ「い、いや……その……スカートが捲れてパンツが…」

スイレン「!?」ベロン

スイレン「あわわわわ////」カクシカクシ

オシャマリ「シャマリー!」ガード

ナギサ「ブイー!」ガード

スイレン「……み、見た……?////」プルプル

サトシ「ん?って……よく見たらパンツじゃなくて水着か。キミ、制服の下に水着着てんの?」ハハハ

スイレン「う……////」プルプルプル

サトシ「?」

バチン

サトシ「いでっ!」

オシャマリ「ウア…」ヒェー

ナギサ「ブイブイ」

スイレン「最低!!」プンプン

サトシ「……曲がり角でぶつかった女の子からいきなりビンタくらうなんて……」ヒリヒリ


ラッキーポケモンは………


ヒョコッ

ピカチュウ「ピカチュウ!」


Dr,リングマ
5 : ◆7HdZn/25p6 [saga]:2019/04/08(月) 22:05:41.46 ID:S9DknTDX0
ポケモンハイスクール

カーンカンカカカン

ワイワイ

スイレン「………ハァ…」

「どうしたのよスイレーン?」

スイレン「!」

マオ「新学期早々ため息なんかついてー?そんなんじゃ、幸せがこうそくいどうで逃げちゃうよー?」

アマージョ「ッジョ!」

スイレン「マオちゃん……」


この子はマオちゃん!私のクラスメイトで、昔っからの幼馴染みの親友!

優しくって、料理が上手で……ちょっと泣き虫なところもあるけど、とってもいい子!


マオ「何か悩みがあるなら相談してよ?」

スイレン「うぅん、大丈夫!」ニコッ

スイレン(朝から知らない男の子にスカートの下見られた上にビンタしたなんて言えない、とてもじゃないけど……)ハァ

マオ、アマージョ「?」
6 : ◆7HdZn/25p6 [saga]:2019/04/08(月) 22:20:01.41 ID:S9DknTDX0
リーリエ「スイレン、マオの言うとおりです!悩みがあるなら遠慮せずに話してください!私たちは親友なんですから!」ニコッ

シロン「コーン!」

スイレン「リーリエ…ありがとう。でも、ホント大丈夫だから」ニコッ


この子はリーリエ!

成績優秀で一年生の時にはクラス委員長をやってた!運動はちょっぴり苦手だけど……美人で優しくて男子からはモテモテ!

でも……一つ上の学年にいるお兄さんがスクールの番長?で、男子はみんな恐がって手が出せないらしい

リーリエとはハイスクールからの友達!前は小中一貫のお嬢様系学校?に通ってたらしい


マオ「でもさー!2年でもみんな同じクラスになれて良かったね!」

スイレン「うん!これはもはや……運命!」

リーリエ「私……実は、マオやスイレンと同じクラスになれなかったらどうしようかと……昨晩はドキドキして眠れませんでした…」

マオ「もぅー!リーリエったら可愛いこと言うなぁ!」コノコノー

スイレン「私たち3人のキズナは不滅!」


私たち3人はいつも一緒!

仲良し無敵のアローラガールズ!
7 : ◆7HdZn/25p6 [saga]:2019/04/08(月) 22:34:38.80 ID:S9DknTDX0
ククイ「よーし!みんなー!席につけー!」ガラッ

ワイワイ

ククイ「まずはみんな……2年生に進級おめでとう!今年一年間みんなの担任を勤めさせてもらうククイだ!」

ククイ「俺とみんなで……今年一年、マジカルシャインみたいに輝く青春をおくろうぜ!よろしくなー!」

はーい!!

ワイワイ

マオ「やった!今年の担任もククイ博士だよ!」グッ

スイレン「安心安定のククイ博士!」

リーリエ「楽しい一年がおくれそうですね!」

シロン「コーン!」

ククイ「……んじゃ、まずはっと……」

リーリエ「は、はい……!あ、あの……!クラス委員長なら私がっ!」シュババッ

ククイ「………ん?悪いなリーリエー……それはまた後だ!」ハハハッ

アハハハハ

マオ「はやとちリーリエ!」ヒソヒソ

スイレン「うっかリーリエ!」ヒソヒソ

リーリエ「うぅ////」カァーッ

シロン「コン…/////」カァーッ

ククイ「今日は……なんと、このクラスに新しい仲間が増えるぞ!」ニッ

スイレン、マオ、リーリエ「!」
8 : ◆7HdZn/25p6 [saga]:2019/04/08(月) 22:53:46.30 ID:S9DknTDX0
リーリエ「新しい仲間……?転校生でしょうか?」

スイレン「この時期に……珍しい」ムゥ

マオ「男の子かな?女の子かな?」ワクワク

ククイ「よし!入ってきてくれ!」

ガラッ

ワイワイ

スイレン「!」

スイレン(う、うそ……あの男の子……)

ナギサ「ブイッ!」


そしてこれも…


サトシ「へへっ!アローラ!」

ピカチュウ「ピカァ!」

ククイ「今日からみんなのクラスメイトになるサトシとピカチュウだ!」

ククイ「サトシ!バクオングに負けないくらい元気に自己紹介してくれ!!」

サトシ「はい!」

サトシ「俺、マサラタウンのサトシ!こっちは相棒のピカチュウ!」

ピカチュウ「ピカッ!」ブイッ

サトシ「カントーのハイスクールから転校してきました!みんな、よろしくな!」ニッ

ピカチュウ「ピカァ!」

マオ「へぇー?なんか、元気な子だねー?」

リーリエ「あのピカチュウ……可愛いです!」キラキラ

スイレン「…………」スクッ

リーリエ「……へ?」

マオ「す、スイレン……?」

スイレン「あ、朝の……! ハギギシリの!!」ビシッ

サトシ「……へ?」


きっと運命だ……
9 : ◆7HdZn/25p6 [saga]:2019/04/08(月) 23:03:02.80 ID:S9DknTDX0
リーリエ「あ、あの……?スイレン?」

マオ「もしかして……知り合いなの?」

スイレン「……い、いやっ……!その…」ハッ

サトシ「あーっ!キミは!スカートの下に水着きてる!!」

スイレン「ちょ////」

ピカチュウ「ピカピ……」

ククイ「ん?なんだ?スイレンと知り合いなのか?」

サトシ「うん!朝曲がり角でぶつかってさ!それで……」

スイレン「や、やめて!!////」アワアワ

ククイ「はっはっは!そうか、知り合いか!丁度いいな!」

ククイ「サトシ、お前の席はスイレンの隣に決めた!」ビシッ

スイレン「ちょ!?」ビクッ

サトシ「はーい!いこうぜ!ピカチュウ!」タッタッタ

ピカチュウ「ピカァ!」タッタッタ



サトシ「アローラ!よろしくな!」ニッ

スイレン「………」プイッ

サトシ「……ハハハ…」

ピカチュウ「ピカァ」
10 : ◆7HdZn/25p6 [saga]:2019/04/08(月) 23:13:18.02 ID:S9DknTDX0
ワイワイ

サトシ「ピカチュウとは昔っからの相棒でさー!」

ピカチュウ「ピカー!」


マオ「転校生……すごい人気だねー!」オォー

アマージョ「ッジョ!」

スイレン「……………」

リーリエ「スイレン!私たちも転校生のところに行きましょう!」

スイレン「いかない」プイッ

マオ「もぅー!スイレンってばー」

リーリエ「スイレン……転校生の方と何があったかは知りませんが……これから私たちは一年間、クラスメイトなんです。そんなにムスッとしていては、楽しい一年がおくれませんよ?」

シロン「コーン」

スイレン「…………」


サトシ「それでさー!」

「よぉ、転校生!」

サトシ「!」

カキ「カントーのハイスクールから来たんだってな?」

マーマネ「あそこって確か、ポケモンバトルが強くって有名なとこだよねー?」

トゲデマル「マキュキュ!」
11 : ◆7HdZn/25p6 [saga]:2019/04/08(月) 23:26:52.72 ID:S9DknTDX0
サトシ「……んー……まぁ……」

ピカチュウ「ピカァ!」

マーマネ「やっぱり!」

カキ「マーマネ!俺たちにも運が向いてきたな!」

サトシ「運?」

ピカチュウ「ピカ?」

カキ「あー、すまんすまん!改めて自己紹介しよう、俺はカキだ!よろしくな!」

マーマネ「僕はマーマネ!こっちはトゲデマルだよ!」

トゲデマル「マキュキュ!」

サトシ「俺はサトシ!こっちはピカチュウ!よろしくな!カキ、マーマネ!」

ピカチュウ「ピカァ!」

カキ「……で、だな。サトシ……いきなりで悪いんだが、相談があるんだ……」コホン

サトシ「相談……?」

カキ「実は……俺、アローラのポケモンバトルで部長をやってるんだ!」ドヤッ

サトシ「え!?ポケモンバトル部!?しかも、部長だって!?すっげーなカキ!」キラキラ

カキ「ま、まぁな?////」テレッ

サトシ「アローラのポケモンバトル部って言ったら昔、すっげー強かったとこだろ!」

マーマネ「ま、昔の話だけどね」ボソッ

カキ「よ、よけいなことは言わなくていい!マーマネ!」

サトシ「つーか、アローラハイスクールにポケモンバトル部あったのかー!大会では見かけなかったから、もう無くなったのかと……」

カキ「…………」ズーン

サトシ「あ、あれ……?カキ?どうしたの?」

ピカチュウ「ピカピ…」
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