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【ガルパン】みほ「お姉ちゃんが浮気してるかも知れない」
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48 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/11(木) 21:20:35.64 ID:AJO+abET0
まほ「この惚れ薬が無ければ結ばれることは無かっただろうからな」
49 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/11(木) 21:37:19.63 ID:AJO+abET0
数年前
カフェ
アッサム「貴方だったんですね……私を呼び出したのは」
まほ「アッサム……お前なら来てくれると思っていたよ」
まほ「……折角のカフェテリアなんだしコーヒーなりデザートなり好きに注文するといい」
まほ「ここに呼び出したのは私だ。好きなだけ奢るよ」
アッサム「……はぁ。分かりました。では折角ですし紅茶を一杯」
まほ「もったいないな。紅茶なら聖グロで飽きるほど飲んでいるだろう」
まほ「たまには紅茶以外にも飲めば良い」
まほ「いや……紅茶を飲むなら飲むで他にも頼んだらどうだ?」
まほ「このカフェはサンドイッチがとてと美味しいと聞いている」
アッサム「別に……長話をしに来たわけではありませんので」
まほ「だがお前が長話をする気がなくても今回に限っては話が長くなるだろう」
まほ「メールの内容を見れば分かるようにな」
50 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/11(木) 22:18:49.78 ID:AJO+abET0
アッサム「あのメールはなんなんですか!」
アッサム「私とダージリンについて秘密を握っているなどと言う根も葉もないホラ話を!」
アッサム「私はそのメールの送り主に文句を言いたかっただけです」
アッサム「宛先が不明なので誰からなのかは分かりませんでしたが」
アッサム「まさか黒森峰の隊長から送ってきたものだったなんて……」
アッサム「貴方は真面目な人だと思っていたのですが」
アッサム「こんな悪戯メールを送る限り」
アッサム「どうやらそのデータは間違いだったようですね」
まほ「私のデータを取っているのなら分かるはずだ」
まほ「これは悪戯メールなどではない」
まほ「ダージリンとアッサム。私は二人の秘密を握っている」
まほ「実際……アッサムにも心当たりはあるはずだ」
まほ「本来ならば宛先不明のメールでカフェに来るように言われたところで来る馬鹿はいない」
まほ「その大半が悪戯メールだと放置することだろう」
まほ「お前は賢い人間だからな。そんなお前がこんなメールに対して文句を言うためにここに来るなんてそれこそあり得ない」
まほ「ならば何故来たのか」
まほ「理由は簡単。本当に秘密を握っているのかどうかお前はそれを確かめに来た」
51 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/11(木) 22:27:22.04 ID:AJO+abET0
アッサム「…………馬鹿馬鹿しいですね。それならその秘密とやらを言ってみてくれませんが」
アッサム「もしその秘密が検討外れなら黒森峰本部に貴方がメールを送ったことを告げます」
まほ「検討外れか……その時点で秘密があると認めているように思えるが」
アッサム「…………」
52 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/11(木) 23:01:59.42 ID:AJO+abET0
まほ「とはいえ私はあくまでもお前たちの味方だ。ここでわざわざ相手を不愉快にさせる必要もないだろう」
まほ「先月……お前とダージリンが付き合うことになったそうだな」
アッサム「はい。言っておきますけど今も仲は良いですよ」
アッサム「ダージリンは少しお茶目なところもありますが魅力的な方です」
アッサム「紅茶は冷めても私たちの関係が冷めることはありませんよ」
まほ「それぐらい分かっているさ」
まほ「アッサムだって私が言いたいのはその事じゃないと本当は分かっているはずだ」
まほ「私はずっと不思議に思っていたんだ」
まほ「どうしてダージリンはオレンジペコではなくお前と付き合ったのかと」
まほ「私は戦車道において大切なのは仲間との連係プレーだと考えている」
まほ「だから各校がどのような仲間関係を築いているかある程度は調査しているんだ」
まほ「その中でもダージリンはオレンジペコに対して絶対の自信を置いているらしくてな」
まほ「一年生だというのに二年であるローズヒップやルクリリを抑えて次期隊長候補として上がっていると聞く」
アッサム「ローズヒップやルクリリの実力が劣るとは言いませんが」
アッサム「オレンジペコが優秀なのは事実です」
アッサム「彼女が次期隊長になったとしても不思議ではないでしょう」
アッサム「ダージリンが私と付き合うのとオレンジペコさんが優秀なのに何ら相関関係は認められないように見えますが」
アッサム「勿論……オレンジペコさんがダージリンさんと良く一緒にいたのは知っていますが」
アッサム「でも……ダージリンは私を選んで下さったのです」
アッサム「私に愛していると囁いてくれたのです」
まほ「だとすれば益々おかしな話だ」
53 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/11(木) 23:15:47.82 ID:AJO+abET0
まほ「これは一ヶ月前……お前とダージリンが付き合う前に私に送ってきたメールだ」ピッピ
まほ「このメールにはオレンジペコに告白すると書いている」
まほ「告白にぴったりの格言を考えてほしいと書いている辺り実にダージリンらしいな」
アッサム「なっ……嘘!」
アッサム「ちょっと見せてください」
アッサム(これはダージリンのアドレス!)
アッサム(まさか彼女がこんなメールを送っていたなんて)
まほ「なのにその日のうちにダージリンはオレンジペコではなくアッサムと付き合うことになった」
まほ「それは実に不思議な話だ」
54 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/11(木) 23:29:17.64 ID:AJO+abET0
まほ「それは実に不思議な話だ」
まほ「そこでお前のインターネットをハッキングし購入履歴を調べさせて貰った」
まほ「海外の薬草を多く購入しているみたいだな」
まほ「しかもそのどれもが媚薬効果のあるものばかりじゃないか」
まほ「そこで確信したよ。ダージリンは媚薬によってアッサムに好意を抱いたのだと」
アッサム「……認めましょう」
アッサム「ダージリンが悪いんです」
アッサム「私はずっと昔からダージリンのことが好きだったのに」
アッサム「ダージリンは私ではなくオレンジペコのことが好きだった!」
アッサム「折角勇気を出して告げた告白もこれからもお互い大切な親友でいましょうだなんて」
アッサム「そんな優しい言葉で破壊される」
アッサム「だから媚薬で私のものにしたんです」
アッサム「誰にもバレない完璧な作戦だったのですが」
アッサム「まさか……ダージリンと貴方が恋の悩みを打ち明けるほどに親しかったとは予想外だった」
まほ「ああ……そのことなんだが」
まほ「このメールは私が作ったものだ」
アッサム「……え? でもアドレスは同じ」
まほ「良く見れば分かるが、ここのdの文字がbになっている」
まほ「そもそもダージリンの方が格言は良く知っているんだ」
まほ「わざわざ私にアドバイスを乞うのも変な話だろ」
まほ「普段のお前なら気づくはずだがどうやら随分と動揺していたみたいだな」
アッサム「予め携帯を二端末用意するとは手の込んだことを……」
55 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/11(木) 23:43:32.65 ID:AJO+abET0
アッサム「それで? そこまでして貴方は一体何をしたいのですか?」
アッサム「単に私を糾弾したいのならこんな人の少ない喫茶店などには呼ばず学園艦に呼び出せばいい」
アッサム「見たところ……聖グロリアーナの生徒もいなければ黒森峰の生徒もいないようですし」
アッサム「貴方はオフレコで私と話したいことがあるのでは?」
まほ「さすがに察しがいいな」
まほ「小細工は終わりにしよう。ここからは単刀直入に言う」
まほ「みほを私のものにしたい」
アッサム「みほさんを……ですか?」
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/04/12(金) 02:57:28.13 ID:0sVaehSyo
インターネットをハッキングとは神かお姉ちゃん
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/04/12(金) 03:25:02.50 ID:WUUoIfTbO
みぽりんが幸せならそれでええ
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/04/12(金) 08:36:37.52 ID:O4il47kg0
エリみほじゃないカプ物は単純に嬉しい。
しかも一番好きな組み合わせ。
続き期待。
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/04/12(金) 09:01:14.42 ID:+ddMLEh+0
姉妹百合とか業が深すぎるんだよなぁ……
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/04/12(金) 11:27:09.19 ID:97n37HUx0
あれぇ…俺一応ヤンデレ風味純愛を読みに来たはずなのに何で本物のヤンデレ読んでんの?
続きはよ
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/04/12(金) 12:54:04.89 ID:fZya/p57O
頭がブッ飛んでるのは妹ではなく姉の方だったか
62 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/12(金) 20:41:41.96 ID:+7UZwaCjO
まほ「ああ……昔は良く私に甘えてきてくれたんだがな」
まほ「最近は反抗期なのか昔みたいに甘えて来なくなってしまった」
まほ「それで心配になって後を付けたり家に侵入したりしていたんだが」
まほ「それがみほにバレてしまったようで今は近づくだけで怖がられてしまう」
アッサム「あの……端的に言ってまほさんが悪いのでは?」
まほ「?」
アッサム(え……なんでそこで不思議そうな反応をするの!?)
63 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/12(金) 21:05:47.81 ID:2WZWTp9IO
まほ「とにかくこのままではみほと結婚できない」
まほ「そこでお前の媚薬でみほを嫁にしようと思ったんだ」
アッサム「そういうことでしたら媚薬を譲りはしますが……」
まほ「何か問題でも」
アッサム「媚薬の効果は最長でも10日。それ以上は効果が切れてしまいます」
まほ「だがお前とダージリンはまだ付き合っているではないか」
アッサム「あれは媚薬の後に部屋に行って犬に調教したからです」
まほ「……え?」
アッサム「媚薬の効果は一時的でそれも脳内にある恋愛ホルモンを一時的に増加させる程度の効果しか得られない」
アッサム「ですがその効果を利用して対象者の心を恋に堕とせば」
まほ「媚薬の効果が消えてもみほは私を愛したまま」
アッサム「そういうことです」
64 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/12(金) 21:28:10.95 ID:2WZWTp9IO
アッサム「私は手っ取り早いので調教という手段を取りましたが貴方はどうしますか」
まほ「調教だと? そんなみほの意思を曲げるようなことするわけないだろ!」
アッサム「いや貴方媚薬を使うんですよね?」
まほ「それがどうした?」
アッサム「い、いえ……もういいです」アタマヲカカエル
まほ「私は自分なりの方法でみほを堕とすことにするよ」
まほ「だからアッサムには媚薬の手配を頼みたい」
まほ「勿論謝礼も用意する」スッ
アッサム「こ、この額は……」
まほ「結婚費用の足しにでもすると良い。もっともこれは後払いだ」
まほ「媚薬が届き効果が実証されたと確認したのちそちらの口座に振り込ませてもらう」
アッサム「分かりました。協力させて頂きます」
65 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/12(金) 21:29:35.67 ID:2WZWTp9IO
大洗
みほ「はぁ……また盗聴機が仕掛けられてる」
みほ「黒森峰の時は毎日後ろを付けてきてたし」
みほ「クローゼットを開けたらお姉ちゃんがいたこともあったなぁ」
みほ「お姉ちゃん……私が心配なのは分かるけど」
みほ「さすがにちょっと怖いかも……」
みほ「そういえば明日はお姉ちゃんがこっちに来るって言ってたけど」
みほ「ちょっと憂鬱だなぁ」ハァー
みほ「ううん。逃げちゃダメだよね」
みほ「やっぱり迷惑だってちゃんと伝えないと」
みほ「お姉ちゃんは優しいし話せばちゃんと分かってくれるよね?」
66 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/12(金) 21:43:13.14 ID:2WZWTp9IO
大洗女子学園
麻子「西住さん……どうしたんだ? 顔色が悪いように見えるが」
みほ「あ……あはは今日はお姉ちゃんが休暇申請を出したみたいで」
みほ「ほら校門のところ見てよ」
まほ「みほ……」ハァハァ
麻子「校門からこちらを凝視しているな……」
みほ「お姉ちゃんが心配して迎えに来たのは分かるんだけど」
みほ「ちょっと過保護すぎかなぁって」
麻子「ちょっとどころじゃない気がするが」
麻子「相変わらず西住のお姉さんは西住さんのことが好きなんだな」
麻子「とはいえ……お姉さんからすれば西住さんとはあまり会えないんだ」
麻子「だからこういう行動を取るのも仕方のないことかもしれん」
麻子「何にしても家族は大事だ」
麻子「あまり邪険に扱っては可愛そうだぞ」
みほ「そうだよね……」
麻子「折角なんだし姉妹で帰ったらどうだ」
みほ「麻子さんは一緒に帰らないの」
麻子「私は沙織の生徒会の仕事が終わってから一緒に帰ることにするよ」
みほ「手伝いはしないんだね」
麻子「あれは沙織の仕事だからな」
麻子「というわけで西住さんは姉と帰るといい」
みほ「うん。じゃあそうさせてもらうね」
みほ(本当はお姉ちゃんと二人きりにはなりたくなかったんだけど)
みほ(でも……麻子さんだって気を利かせてくれたんだよね)
みほ(それに怖がってばかりじゃお姉ちゃんにだって悪いし)
67 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/12(金) 21:49:31.05 ID:2WZWTp9IO
まほ「みほ待っていたぞ。授業は終わったのか?」
みほ「うん……今帰るところだよ」
まほ「そうか。それなら一緒に帰ろう」ギュュ
みほ「ちょ、ちょっとお姉ちゃん……」
みほ「痛いよ。そんなに強く握らないで……」
まほ「ああ……すまない。あまりにもみほが可愛かったからな」ニコッ
みほ「……お姉ちゃん」ビクビク
まほ「それにこうして握らないとみほは迷子になってしまうかも知れない」
みほ「もう私は高校生だよ?」
みほ「だから迷子になんてならない」
まほ「でもみほは普段からおっちょこちょいなところがあるからな」
みほ「それは……そうだけど」
みほ「でもやっぱりこの歳になっても手を繋ぐのは」
まほ「ふふふ……恥ずかしがるみほも可愛いぞ」
みほ「…………うぅ」シュン
68 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/12(金) 22:13:53.95 ID:W0Mk7IJf0
みほルーム
まほ「ちゃんと一人暮らしは出来ているか?」
まほ「見たところコンビニ弁当の容器ばかりが目に付くが」
みほ「あ、あはは……お料理はやっぱり苦手で」
まほ「そうか……それなら今日は私が作ろう」
まほ(みほが料理を苦手としているのは既に知っていることだ)
まほ(だからこの流れも予想通り)
まほ(料理を作ることが出来ればこの媚薬を盛ることなど容易なことだ)
まほ(だがこれはあくまでも最終手段)
まほ(その前にみほの気持ちをハッキリさせておく手段があるな)
まほ「なあみほ……」
みほ「な、なに……お姉ちゃん」
まほ「みほは私のこと好きか?」
まほ「私はみほのことが好きだ。勿論姉としてではなく一人の女性として愛している」
まほ「だから返事が欲しい」
まほ(まあ当然好きだと返ってくるだろうがな)
まほ(私はずっと昔からみほの側にいたんだ)
まほ(みほの身長からスリーサイズ……好みのカレーの味付けだって知っている)
まほ(そんな私をみほが嫌いになるわけがない)フンス
みほ「やっぱりお姉ちゃんは私のことそういう目で見てたんだね」
みほ「毎日盗聴器とか監視カメラとか仕掛けて……」
みほ「前からお姉ちゃんが部屋に入る度に私物が無くなってからもしかしてとは思ってたけど」
みほ「お姉ちゃん……ごめんね」
まほ「?」
69 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/12(金) 23:24:41.54 ID:W0Mk7IJf0
みほ「私……お姉ちゃんのことそういう目で見てないんだ」
まほ「みほ……ど、どうしたんだ」
まほ「お前は私のこと好きじゃ……」
みほ「ごめんなさい。正直怖い……」
みほ(お姉ちゃんの悲しい顔見たくはないけど)
みほ(お姉ちゃんのストーカー行為を辞めさせるにはハッキリと伝えないとダメだよね)
みほ「だからもう過剰にベタベタするのは辞めて欲しいの」
みほ「やっぱり姉妹がすることじゃないと思うから」
まほ「そ、そんな」
みほ「だからその今日は別々にお風呂に入ろ?」
みほ「歯磨きもお姉ちゃん用のものがあるから」
まほ「……みほ」
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga sage]:2019/04/12(金) 23:42:15.06 ID:+ddMLEh+0
シスコンレズ怖い……
71 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/12(金) 23:56:58.10 ID:W0Mk7IJf0
まほ(そうか……かわいそうに)
まほ(今のみほはきっと反抗期真っ盛りで素直に甘えることが出来ないんだ)
まほ(仕方ない。ここはこの薬を使って素直に甘えるようにするか)ドロォ
まほ「分かったよ」
まほ「お前のためと思ってやった行為だったが」
まほ「どうやらそれが逆にお前を怖がらせていたみたいだな」
まほ「さっきの告白は気にしないでくれ」
まほ「ちゃんと断ってくれてありがとう」
まほ「おかげで私も踏ん切りがつけられるよ」
みほ「お姉ちゃんごめんね?」
みほ「こんなの勝手だって分かってるけど」
みほ「お姉ちゃんさえ良ければこれからも姉妹として仲良くしてくれるかな?」
みほ「恋人とかじゃなくて」
まほ「ああ……勿論だ」
まほ「さあ私の作った特製カレーだ。存分に味わって食べてくれ」ニヤリ
72 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/13(土) 00:47:10.65 ID:8Wb6sTIH0
みほ「うん……お姉ちゃんありがとう」モキュモキュ
みほ(てっきり襲われるんじゃないかって心配だったけど)
みほ(やっぱりお姉ちゃんは優しいから)
みほ(ちゃんとお話しして分かって貰えて良かっーー)
みほ「……ふぇ」ドクン
まほ(そろそろ媚薬が効き始めた頃だな)
まほ(さてまずは媚薬が効いているか反応で確かめてみるか)
みほ(ど、どうしてだろう)
みほ(突然身体が熱くなって頭が麻酔のように蕩けて)
みほ(幸せのシチューに浸っているような不思議な感覚)ドキドキ
まほ「どうかしたのか……顔が紅いように見えるが」
みほ「な、なんでもないよ」
まほ「いいから熱を測らせてみろ」ピタッ
みほ「えっ……額と額で!」
まほ「あ、あぁ……すまない」
まほ「あまりこういったベタベタしたことは駄目だったんだな」
みほ「え……あ」
73 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/13(土) 00:59:58.82 ID:8Wb6sTIH0
みほ(あ……お姉ちゃんが離れていく)
みほ(なに残念がってるんだろう)
みほ(これが普通のはずなのに)シュン
まほ(みほが残念そうな顔をしている)
まほ(この反応を見るにもっと熱を測って欲しかったといったところか)
まほ(やはりあの惚れ薬を用意して良かった)
まほ(そうじゃないとみほはいつまでも素直でいられなかっただろうからな)
まほ「どうしたんだ?」
みほ「ふぇ?」
まほ「いや……何だか落ち込んだように見えたが」
まほ「戦車道を頑張るのはいいが体調管理も大切な役目だ」
まほ「今日は安静にしておいた方がいいだろう」
まほ「それじゃ私は帰ることにするよ」
みほ「えっ……帰っちゃうの」
まほ「今日はお前に告白するために来たんだ」
まほ「フラれてしまった以上ここに長居する意味はない」
まほ「それにお前に言われた通り姉妹同士の距離感も考えなければならないだろうからな」
まほ「あまり一緒に居すぎるのも良くない」スタスタ
74 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/13(土) 01:00:50.92 ID:8Wb6sTIH0
みほ(あ……お姉ちゃんが行っちゃう)
みほ(私お姉ちゃんから離れるなんて嫌だよ……)
みほ(お姉ちゃんのことを考えるだけで胸がドキドキして)
みほ(もしかして今まで気づかなかったけど私……)
みほ(お姉ちゃんのこと好きなのかも……)
みほ「ま、待ってお姉ちゃん!」
まほ「……みほ?」
みほ「あ、あのね……さっきの告白のことなんだけど」
みほ「やっぱり私も……その……」ソワソワ
みほ「お姉ちゃんと恋人になりたい……かな」
まほ「……みほ」
みほ「う、うん」
まほ「無理をしないでいいんだ」
みほ「……え?」
まほ「みほは優しいからな……私を憐れんでそう言ってくれているんだろう」
まほ「だが私のことは気にしないでいい」
まほ「お前はお前の道を進むといい」
みほ「ち、違うの……そうじゃなくて……私」
みほ「私がお姉ちゃんのこと好きだから」
みほ「ごめんね……変だよね」
みほ「さっき断ったばっかりなのに……こんなこと言って」ポロポロ
まほ(泣いてるみほ可愛い)ハァハァ
75 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/13(土) 01:18:37.09 ID:8Wb6sTIH0
まほ「みほ……」ギュ
みほ「あっ……お姉ちゃん」
まほ「大丈夫だ。私はいつだってみほの味方だからな」
まほ「だからどんな時だってお前の意思を尊重する」
まほ「みほさえ良ければ私と恋人になろう」
みほ「お姉ちゃん……ありがとう。私のワガママ聞いてくれて」
まほ「ワガママを聞くのは姉の勤めだ」
まほ「それに私だって嬉しいんだ。みほが素直になってくれて」ナデナデ
みほ「えへへー」フニャリ
76 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/13(土) 13:27:27.52 ID:Ie6HrlfOO
黒森峰
まほ「さてみほを媚薬によって素直にさせたのは良かったが」
まほ「問題はどうやってみほの心を堕とすかだが」
まほ「アウグスティヌスいわく嫉妬せざる者には恋愛はしえずという」
まほ「ここは私がみほに対して浮気をしているような態度を取り勘違いさせる」
まほ「みほは引っこみ事案に見えて行動的な部分があるからな」
まほ「私が浮気をしていると疑念を抱けばすぐに私生活を調査するだろう」
まほ「勿論。私は実際には浮気をしない」
まほ「だが浮気に近しい行動を取りみほの心を揺さぶる」
まほ「やがてみほは嫉妬に耐えられず私に対して言及してくるだろう」
まほ「そこで私がみほの疑念を晴らし疑ったことを許容してあげれば」
まほ「大切な人を疑ったことによる罪と許容という名の甘い毒でみほの心は陥落する」
まほ「さてその為にもまず心苦しいがメールや電話の回数を減らそう」
まほ「今のように一分ごとにメールのやり取りをしていてはみほに浮気だと疑われないまま期限が来てしまうからな」
まほ「更にメールの内容も小梅やエリカなど他の人の話題に切り替える」
まほ「こうすることによってみほに嫉妬心を抱かせやすくするんだ」ポチポチ
まほ「さて後はわざと予定を作り不信を抱かせてと」
まほ「みほならその予定のある日に監視を行うはずだ」
まほ「とりあえずエリカと小梅に擬似デートという名目で一緒に出掛けることにするか」
まほ「早ければ二日目には詰問しにこちらに来ることだろう」
まほ「ああ……それと念のためこの二日間においては学園艦のセキュリティーを緩くしておくか」
まほ「せっかく黒森峰に駆けつけたくともセキュリティが厳しく潜入できないのでは意味がないからな」カタカタ
まほ「ふふ……みほ待っているからな」
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga sage]:2019/04/13(土) 13:32:18.52 ID:gbnDvCPA0
計画通り……!
78 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/13(土) 15:23:40.28 ID:Ie6HrlfOO
公園
まほ「さて予定日になったのはいいが……」
まほ「気配は二人分。あんこうチームは五人と聞くから残りは上手く気配を消しているみたいだ」
まほ「とはいえやはり私の予想通り、みほは来ているみたいだな」
エリカ「隊長! 遅れてしまい申し訳ありません!」
まほ「なに気にするな」
まほ「私が早めに来すぎただけだ」
まほ「それより今日の目的は分かっているな」
エリカ「はい。隊長のデートの練習ですよね?」
まほ「ああ……私は数日前からみほと付き合い始めた」
まほ「今週の土曜日にみほとデートをする約束をしているのだが」
まほ「姉として出来ればリードしてやりたい」
まほ「そこでその練習としてお前には付き合ってもらった」
エリカ「それはいいんですが私もデートとかしたことないですよ?」
まほ「でもお前は私と違って友達が多いじゃないか」
まほ「友達からオススメのデートスポットとか聞いているだろう」
エリカ「あの……お言葉ですがそれなら私ではなく隊長の友達に聞けばいいのでは」
まほ「…………私と違って友達が多いじゃないか」
エリカ「す、すみません」
まほ「それにエリカはお洒落だからな。服選びをするのにも頼りになる」
エリカ「分かりました! 任せてください!」
79 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/13(土) 15:35:14.27 ID:Ie6HrlfOO
ショッピングモール
まほ「この服装とか可愛らしくていいんじゃないか」
エリカ「うーん。確かに可愛いですけど隊長は可愛い系よりカッコいい系の服の方がいいと思うんですよね」
エリカ「だからこの辺りはどうです」ササッ
まほ「ふふっ……悪くないな」
まほ「さすがはエリカだ。お前を連れてきて良かったよ」
エリカ「隊長……私も隊長の役に立てて光栄です」キラキラ
まほ(みほ……見ているか?)
まほ(存分に嫉妬してくれ……お前が嫉妬した分……私への愛が深くなるんだからな」
まほ「よし……この服を購入しよう」
80 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/13(土) 16:00:43.26 ID:Ie6HrlfOO
まほ「次はランチだが……」
エリカ「ここがオススメですね。高級レストランで本格パスタやハンバーグ、隊長の好きなカレーだってあります」
まほ「いやそれはいいんだが……少々高い気がするが」
まほ(まずいな……これだけ高いとみほがお金を払えない可能性も出てくる)
まほ(今回の擬似デートはデートの練習という目的もあるが本当の目的はみほを嫉妬させることだ)
まほ(出来ればみほがいる状況で食事を取りたかったのだが)
エリカ「高いといっても高校生のお小遣いなら十分に払える金額です。大丈夫ですよ!」
エリカ(一度隊長とこの店に行ってみたかったのよね!)
エリカ(このチャンス逃してたまるものですか!)フンス
まほ(エリカはやけに真剣だな)
まほ(まあ仕方ない。二人で高級レストランに入った)
まほ(その事実だけでもみほを嫉妬させるには十分だろう)
まほ(それに店の内部が分からないことによって悪い方へ妄想が働けばみほの嫉妬もより強くなるだろうからな)
まほ(店に入ることが出来るのなら越したことはないし)
まほ(入れなければそれはそれで妄想で嫉妬心が強まるだろう)
まほ(どちらにせよ。ここはレストランに入るのが得策か……)
81 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/13(土) 16:52:32.78 ID:Ie6HrlfOO
まほ「そうだな……ではパスタを頼むことにしよう」
エリカ「え? カレーじゃないんですか!?」
まほ「カレーはみほと来るときに食べようと思ってな」
まほ「それまで楽しみは取っておくことにするよ」
エリカ「そうですか。私は別に好物ってわけじゃないですけど」
エリカ「ハンバーグを頼もうと思います」
エリカ「別に好物ってわけじゃないですけど……」
まほ「そうか」
まほ(あんこうチームの気配がするな)
まほ(お金が払えるかどうか心配だったがこの様子だとそれは杞憂だったようだ)
まほ(それなら見せつけるとするか)
まほ「エリカ……ケチャップが付いている」フキフキ
エリカ「え……ええっ!?」
まほ「どうかしたのか? 顔を赤くして」
エリカ「い、いえ……その……ありがとうございます」カァァ−
みほ「」メラメラ
まほ(背後から嫉妬のオーラを感じる作戦は成功だな)ニヤッ
82 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/13(土) 16:53:05.05 ID:Ie6HrlfOO
夜
まほ(結局エリカに付き合わされて色んな店を巡ってしまった)
まほ(とはいえやはり友達が多いだけのことはある)
まほ(私の知らない店も沢山あったな)
まほ(これだけエリカと回ればみほも嫉妬だらけで気が気ではないだろうな)
まほ(それを糾弾され誤解だと分かり私が許せばみほは墜ちるはずだ)
まほ(とにかく目的は達せられた事だし帰るとするか)
まほ「そろそろ夜も遅い寮の方に」
エリカ「待ってください。もう一つだけどうしても見せたいものがあるんです」
まほ「これは……」テクテク
エリカ「イルミネーションです。ここならみほともロマンチックな雰囲気を演出できますよ」
まほ「とても綺麗だ」
まほ「ここならみほも喜んでくれるだろう」
まほ「感謝するよ……エリカ」
エリカ「はい!」
エリカ(隊長に感謝されちゃったー)キラキラ
まほ(今度みほと一緒に行くとしよう)
83 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/13(土) 17:03:43.83 ID:Ie6HrlfOO
まほルーム
まほ「今頃みほたちは私の部屋の前で監視していることだろう」
まほ「とりあえず今日の擬似デートでみほを嫉妬させたはずだ」
まほ「明日ごろにはみほが問い詰めてくるだろう」
まほ「とにかく明日は小梅と結婚指輪を買いに行く約束をしているからな」
まほ「早めに寝るとするか」ネムネム
まほ「」スヤァ
みほ「今日はエリカさんと楽しそうだったね」
みほ「でもあれはお友達として付き合ってるだけだよね?」
みほ「私……信じてるから」
まほ「んんっ……あれ?」ゴシコシ
まほ「今……誰かが枕元にいたような……」
84 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/13(土) 17:04:42.46 ID:Ie6HrlfOO
まほ「そうか……みほが来ていたんだな」
まほ「待っていてくれ……もう少しでお前は私だけのものだ」
朝
小梅「あ、隊長! おはようございます」
まほ「すまない待たせてしまったな」
小梅「い、いえ……私が早く来すぎちゃっただけですから」
小梅「それで今日は結婚指輪と擬似デートでしたっけ」
まほ「そうだ。みほに指輪を渡したくてな」
まほ「それでみほが喜んでくれる指輪を一緒に見つけてほしいんだ」
小梅「みほさんが喜ぶ指輪」
小梅「正直……指輪とかあんまり詳しくないけど……」
小梅「やれるだけのことはやってみますね!」
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/04/13(土) 17:10:15.50 ID:gbnDvCPA0
黒森峰の子たちがみんないい子で和む(姉妹から目を反らしつつ)
86 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/13(土) 17:14:17.38 ID:Ie6HrlfOO
宝石店
小梅「凄いみんな綺麗な指輪ばかりですね」
まほ「学生で買えるといえば限られては来るが」
まほ「今回はみほの為にとお年玉を貯めていたんだ」エヘン
小梅「そこまで思われてるなんてみほさんも幸せ者だなぁ」
まほ「好きな人のためなら何だってするさ」
まほ「小梅も恋をすれば分かる」
まほ「それで指輪の話だが」
小梅「えーっとこの桜色の指輪はどうでしょうか」
まほ「桜色……そういえばみほは昔から桜が好きだったな」
小梅「はい。だからこの色が一番みほさんに似合ってるんじゃないかなって」
まほ「そうだな。ではこれにするよ……きっとみほも喜んでくれる」
まほ「小梅……今日はすまないな。用事に付き合わせてしまって」
小梅「そんな……むしろ隊長が私を頼りにしてくれて嬉しかったです」
小梅「でも本当に良かったんですか隊長の婚約指輪……私なんかが決めてしまっても」
まほ「私はこういったセンスに疎くてな。指輪も何を買っていいのか分からなかった」
小梅「そ、そうなんですね。だったら私隊長の役に立てーー」
みほ「まったー!」
小梅「みほさん!?」
87 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/13(土) 17:16:02.42 ID:Ie6HrlfOO
数分後
みほ「あ……ああ。そんな……」
みほ「お姉ちゃん……ごめんなさい」
みほ「私……私……信じなきゃいけないはずなのに……こんなことしちゃって」ポロポロ
まほ(計画通り)
まほ(みほは優しいからな。私の浮気を疑った自分を許せないのだろう)
まほ(今までの威勢は消えてすっかり落ち込んでしまっている)
まほ(ここで許しを与えればみほの心は陥落する……!)
まほ「良いんだ。きっとそれには私にも非がある」ナデナデ
まほ「お前をこれ以上ないくらい愛しているつもりだったんだが」
まほ「それを伝えることを怠っていたのかも知れないな」
まほ「だからここでしっかりと伝えることにする」
まほ「みほ……好きだ。結婚しよう」
みほ「お姉ちゃん……本当に私でいいの?」
まほ「お前以外考えられないよ」ギュッ
みほ「あ……お姉ちゃん」キュンキュン
みほ(お姉ちゃんは昔からそうだった)
みほ(黒森峰にいた頃も学校が廃校になりそうになったときもそして今も)
みほ(お姉ちゃんは私を助けてくれた)
みほ(やっぱり私……お姉ちゃんのこと)
みほ(だったらお姉ちゃんがしたように私もちゃんとこの気持ちを伝えなくちゃ)
みほ「私も……好き」
みほ「お姉ちゃんのこと大好き!」
まほ「みほ」ギュー
まほ(堕ちたな……)
まほ(これからお前は一生……私だけのものだ)
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/04/13(土) 17:17:16.16 ID:WYGIc1NE0
これが西住流…!
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/04/13(土) 17:58:26.26 ID:gbnDvCPA0
ダメだお姉ちゃんの顔が月で再生される
90 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/13(土) 18:36:17.76 ID:Ie6HrlfOO
結婚式
カルパッチョ「それではケーキ入刀の時間になります新郎新婦会場にお越しください」
みほ「わぁー凄い美味しそうなケーキ」
アンチョビ「当たり前だ。我らアンツィオが結婚式のお祝いにと全力を込めて作ったんだ美味しいに決まってる!」
アンチョビ「存分に味わって食べてくれよな!」
みほ「アンツィオの皆さんありがとうございます!」
まほ「ナイフだ。こういう場合一緒に持つらしいな」ギュッ
みほ「あ……えへへ……。お姉ちゃんの手……暖かい」
まほ「みほの手は柔らかいな。いつまでも触っていられる」
みほ「もうお姉ちゃんってば……」カァァー
まほ(もう決してみほを逃がさないようにと力強く手を握る)
まほ(みほの手を握るとその手は熱くドキドキと脈打ち恋に堕ちているのだと実感できる)
まほ(だから……私は願いを込めながらケーキにナイフを入刀した)
まほ(これからもずっとみほと一緒にいられるようにと願いを込めて)
完
91 :
レッドスター
◆kRM.QKBezY
[saga]:2019/04/13(土) 18:39:53.36 ID:Ie6HrlfOO
これにてこの物語は終了となります。
また途中、優花里さんの呼び方が逸見殿ではなくエリカさんとなったのとそれを修正した時に何故か「」の外に?マークがでてしまうという現象が起きました。
以後このようなことがないように勤めます。
それではここまで読んで下さった皆さんありがとうございました!
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/04/13(土) 18:49:02.69 ID:gbnDvCPA0
乙
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/04/13(土) 19:06:58.58 ID:klLHfayzO
乙
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/04/13(土) 22:29:20.23 ID:uvOxLESGO
乙見
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/04/14(日) 09:09:44.45 ID:8wi93PNTO
乙
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/04/14(日) 12:54:15.23 ID:+awA4Pb6o
お疲れ様
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/05/02(木) 14:09:14.66 ID:RHZ0+uaao
乙ー
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