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ほむら「エヴァンゲリオンVS魔法少女 最後の戦い」
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52 :
◆wulQI63fj2
[saga]:2019/03/18(月) 20:32:24.64 ID:urkHNFqn0
おっほ、話には聞いてたけど大変なことに!
形はどうあれ皆さんレス感謝です。ちゃんと事情も把握してますし全てのレスに目を通してます
理由はどうあれ人で賑わうのは良いことなので結果オーライな感じで、みなさんも軽くゆるく読んでいってください
というわけで投下します
手直ししながらなので投下間隔はまちまち。投下中に見かけたら気軽にレスどうぞ
53 :
◆wulQI63fj2
[saga]:2019/03/18(月) 20:34:11.53 ID:urkHNFqn0
――第3新東京市。
ビル街の一角にて。
ほむら「そういうわけで箱根に到着したわけです」
キュゥべえ「やけに機嫌が良いね。……というか佐倉杏子は?」
ほむら「さっき街の外で別れたでしょう。当面は別行動。今頃は自分のセーフキャンプで潜伏しているはずよ、るんるん」
キュゥべえ「そういえばそうだったね。……で、気持ち悪いくらい機嫌が良いけどなんで?」
ほむら「箱根と言ったら温泉でしょう。わくわくするのは当然よ」
キュゥべえ「今では第3新東京市が位置する日本の次期首都候補だよ。温泉はせめて外周部の旧市街に行かないとないんじゃないかな」
ほむら「しまった!」
キュゥべえ「……」
ほむら「……冗談に決まっているでしょう。それにしても……第3新東京市、ね」
ほむらはキュゥべえと会話しながら、ぐるりと身を翻した。
辺りには、東京の名に恥じない立派な高層ビルが建ち並んでいる。
かつての東京のように、東京タワーやスカイツリーのような一際目立つ建造物こそないが、
地下に存在するジオフロント――巨大な居住空間に光を取り入れるための集光システムビルと呼ばれる建物郡など、独自の建造物が目に留まる。
まさに科学の街、だ。
ほむらは皮肉げな笑みを浮かべた。
54 :
◆wulQI63fj2
[saga]:2019/03/18(月) 20:36:19.32 ID:urkHNFqn0
キュゥべえ「なにか思うところでもあるの?」
ほむら「いえ、ね。これが東京だと思うと不思議な気分になるわ」
キュゥべえ「そういうものかな」
ほむら「本来の日本の首都である東京都は、セカンドインパクトの影響によるドサクサに紛れて投下され『た新型爆弾』で壊滅したでしょう?」
キュゥべえ「そうだね。そして国連本部と共に長野の第二東京へ遷都された。ここはその次に遷都予定の大都市さ」
ほむら「それで、その実態は?」
キュゥべえ「見ての通りの首都だよ。ただし――」
キュゥべえ「襲い来る使徒迎撃用の要塞都市。それがこの街の本質だけどね」
ほむら「物騒な話ね……テッポーとか、そういう武器まであるのでしょう? 野蛮。こわい」
キュゥべえ「武器を持っていて野蛮でこわい人間ならボクのそばにもいるけど」
ほむら「人付き合いは考えたほうがいいわよ」
キュゥべえ「ダメだこの子……」
55 :
◆wulQI63fj2
[saga]:2019/03/18(月) 20:39:48.25 ID:urkHNFqn0
キュゥべえの言葉にほむらは肩をすくめてみせる。そして次の角を右に曲がった。
街の外周部へと続く道を歩きながら、隣を歩くキュゥべえに目を向ける。
先ほどまでとは違い、魔法を用いた“念話”で話しかけた。
『尾行されているわ』
《どうやらそのようだね。それも複数いるみたいだ》
『引越し初日でこの歓迎方法は斬新ね。私は食べ物を買いに出かけただけなのだけれど』
ほむらは心で軽口を述べながら車道を見た。
一台の車が通り過ぎるのをなんとはなしに見送る振りをして、背後に視線を向ける。
スーツ姿の男が二名、それに黒服姿の男が一名、道の脇や電信柱の影に隠れている。
ほむらは息を吐き、ふたたび歩き出す。
『引っ越し初日で浮かれている女子中学生――なんて具合に騙されてはくれないようね』
《さっきのスキップしながらやってたるんるんってそういう意味だったんだ……》
『馬鹿をやれよ、を実践したのよ。無駄な努力に終わったようだけれど』
《向こうも仕事だからね》
『昼間からご苦労なことね。それで、尾行する理由は?』
《心当たりはないの?》
『少なくとも私には無い。あるとすればここに越してくる理由を作った無能、もとい美国織莉子の仕事ね』
《もしかすると中学校へ強引に転入するよう仕向けたのがまずかったのかもしれないね》
『どういうこと?』
《君が転入する中学校の2年A組には巨大人型兵器エヴァンゲリオンのパイロットが在籍しているからね。そこに割り込むのは無理があったのかもしれない》
『本来ならありえないイレギュラーということね。彼らにとって私は得体の知れない存在で、さらにパイロットの少年少女はしっかりと厳重に管理されている、と』
56 :
◆wulQI63fj2
[saga]:2019/03/18(月) 20:41:09.80 ID:urkHNFqn0
だけど、と言ったのはキュゥべえだ。
彼は小さな身体でほむらの隣を歩きながら、言葉を続ける。
《これで下手に動けなくなったね》
『いざとなれば尾行を振り切ってもいいのだけれど』
《ほむら、キミに良いことを教えてあげようか》
『そういうのいらないです』
《じゃあ教えないでおくね》
ほむらは照りつける日光を遮るように右手を空に翳した。
そしてさも暑さに参ったような振りをして軽くよろめき、キュゥべえに蹴りをぶち込む。
『あらごめんなさいついうっかり』
《いやわざとだよね》
『二発目、行きます』
《分かりました喋ります》
キュゥべえがやれやれと首を振る。
歩きながら、その白い前足を後ろの方へと軽く振って、
《――尾行はそれ以外にもあるよ》
『……』
57 :
◆wulQI63fj2
[saga]:2019/03/18(月) 20:42:05.11 ID:urkHNFqn0
発せられた言葉に対し、ほむらはかすかに眉をひそめた。
感じる視線は三つ。これに違いはない。
だが街中で本当に自分を尾行する気配がそれだけかと言われれば、確かに断言することはできない。
第3新東京市には使徒と呼ばれる怪獣が現れる。
そしてエヴァンゲリオンというロボットがそれを倒すために街に出撃する。
ビルは倒壊し地面が砕けるような戦場に度々陥りなりながら、それでもこの街は人で溢れかえっていた。
第3新東京市は内から見るほど広くなく、人口密集地でもある。
並大抵の魔法少女では、その中にある特定の気配を見つけ出すことは至難の業と言ってもいい。
しかし、ほむらはセカンド・インパクト後の『地獄』を生き抜いている。
マギカ・レコードに所属する魔法少女の中でもその戦闘力はトップクラスだ。
そのほむらでさえ気付けない気配があるということは、はっきり言って異常なことであった。
もちろん、魔法を使えばそれらを感じ取る感覚を強化することは容易い。
しかし移動初日で魔法を使用しすぎるのも考えものだ。
『内訳は?』
《知りたい?》
蹴りを入れるために足をわずかに後ろに下げると、キュゥべえが慌てて答えた。
《内訳は私服姿の男女と老人の三人かな》
『……他の連中と同じ組織?』
《連携している素振りは見受けられないね。スーツや黒服は私服の三人の尾行に気が付いていないみたいだ》
『最低でも二つの組織にマークされているわけね』
《そうなるね》
『しかも純粋な――人間としての練度は私よりも上。さすがに厄介ね』
《さらにそのバックに潜んでいるのは高確率でNERV……この街の支配者だ。不審な行動を取ればすべてがご破産になりかねない》
58 :
◆wulQI63fj2
[saga]:2019/03/18(月) 20:43:01.52 ID:urkHNFqn0
得体の知れないものに尾行されているのなら撒けばいい。
だがそれがこの街全体を管理する相手となると話は別だ。
ほむらがここで尾行を撒けば、余計にマークされるだけである。
『面倒ね』
《これじゃあNERVへの侵入なんて夢のまた夢だね》
『じっくりやるだけよ。でも、この分だとこの街に忍び込んでいる杏子との接触は極力控えるべきでしょうね』
《それがいいね。さすがに危険が多すぎる。せめて監視が外れないことには……》
同じ魔法少女である佐倉杏子の姿を思い浮かべ、ほむらは肩をすくめた。
今優先すべきはこの状況をどう打破するか、だ。
手っ取り早いのは自宅に戻ってしまうことだろう。
しかし考えながら歩いていたたせいで、すでに自宅とは距離が空いてしまっている。
この状況で帰宅すれば、引っ越し早々にふらふらと街を出歩く怪しい少女に思われることだろう。
『さっさとコンビニに入っていればよかったわ』
《考えながら動くのはキミの悪い癖だよね》
うるさい、と唇だけを動かしてほむらはため息を吐いた。
そこでほむらは、
「いよっ、素敵なお嬢さん。こんなところでどうしたんだい?」
耳を打つ声に目を見開いた。
後ろを振り向くと、そこには先程までいなかったはずの人影が立っている。
年齢は三十前後、無精髭に愛嬌のある顔が印象的な男性だ。
ほむらは軽く深呼吸した後で、目を細めて彼と向かい合った。
(……気配がまったく無かったのは、私の気のせいではないはず)
かすかな警戒心を胸に抱きながら、声を出す。
59 :
◆wulQI63fj2
[saga]:2019/03/18(月) 20:46:36.08 ID:urkHNFqn0
ほむら「あの、誰ですか? なんですか?」
??「ん、ああ俺かい? 俺は加持リョウジ。この辺りは俺の仕事場の近くでね」
――加持リョウジ。
わざわざ新たに覚える必要の無い名前だ。
ほむらは内心の動揺を隠しながら、
それでもごく普通の字女子中学生としての動揺や困惑の意志を表情として浮かべた。
ほむら「……はあ、それで?」
加持「夕方、都市の外周部をきれいな女の子が一人で徘徊しているのを目撃してしまうとね」
加持「男ってのは、どうしても目が離せなくなってしまう生き物なんだよ」
ほむら「警察呼びますよ」
そう言うと、目の前の男性はおどけるように肩を揺らして笑った。
60 :
◆wulQI63fj2
[saga]:2019/03/18(月) 20:48:13.59 ID:urkHNFqn0
加持「振られちゃったか。でもこの辺りはなにかと物騒だ、早めに帰った方がいいぞ? チンピラとかホームレスとかも多いしな」
ほむら「そうなんですか? まだ越してきたばかりで慣れていなくて」
加持「ああ、つまり迷子ってやつかな?」
ほむら「……帰り道くらいは分かります」
キュゥべえ《迷子だってさ》
ほむら『蹴るわよ。――蹴ったわ』
キュゥべえ《いたっ! 即行動しないでほしいなぁ……》
加持「おおっと! 急に倒れそうになったけど大丈夫か? まるで見えないボールを蹴るような勢いだったが……」
ほむら「ええ、ちょっと疲れているだけです」
ほむら「物騒という話が本当なら怖いですし、それではもう帰りますね」
加持「そうするといい。俺もまだこれから仕事があるしな……」
ほむら「お世話になりました。それでは失礼します」
加持「うん」
61 :
◆wulQI63fj2
[saga]:2019/03/18(月) 20:49:04.24 ID:urkHNFqn0
そう言って、ほむらは一度頭を下げた後で彼に背を向ける。
ごくごく自然に、普通に、平常心で。
そのまま元きた道を戻ればすべて終わる。
「――なあ、お嬢さん。名前を聞いてもいいかな?」
しまった、とほむらは唇を噛んだ。
周囲で監視している人間に気付かれぬよう、細心の注意を払って後ろにいる加持へと振り返る。
その上で尋ねた。
「なぜですか?」
「俺はこのあたりの警備員をやっていてね。もしもなにかあったら困るから、その保険みたいなもんだ」
「……なるほど、分かりました」
数回の呼吸の後に、ほむらは正直に自分の名を打ち明けた。
「……暁美ほむらです」
「暁美ほむらちゃんね。ありがとう、じゃあ早く帰るんだぞ?」
「はい」
もう一度頭を下げ、今度こそほむらは帰路に就く。
背中に貼り付けるように突き刺さる視線は、ほむらが角を曲がるまで剥がされることはなかった。
62 :
◆wulQI63fj2
[saga]:2019/03/18(月) 20:50:52.59 ID:urkHNFqn0
高層マンションの一室にて。
ろくに家具も揃えられていない部屋に入ると、ほむらは大きく息を吐いた。
魔法を用いて簡単に部屋の様子を探ってみたが、監視カメラの類は確認できない。
集音マイクの存在もだ。
ほむら「盗聴や盗撮をカモフラージュするための家具がないのだから、そこまで強引な真似はできないということかしら」
キュゥべえ「何もない部屋にカメラを置くわけにもいかないしね。ダンボールの中は分からないけれど」
ほむら「それには不可視型の破れやすい結界を張ってあるわ。結界が健在ということは、触られてはいないということでしょう」
念のために雨戸を閉めて鍵を閉め、魔法を部屋全体に伝わらせることでで部屋の防音性を高める。
それから、リビングに置かれたダンボールの中からクッションとシーツを取り出した。
シーツを敷いてクッションの一つを頭に置き、もう一つを抱えたまま寝転ぶ。
照明用のリモコンを頭の横に置き、人心地つく。
すると隣で毛づくろいをしていたキュゥべえがそばに擦り寄ってきた。
キュゥべえ「それにしても驚いたよ」
ほむら「ええ。まさかこんなことになるなんて」
キュゥべえ「加持リョウジ。彼は間違いなくNERV、もしくはそれに関係する組織の人間だろうね」
ほむら「私とキュゥべえに気付かれない腕前は確かね。でもそれ以上に……」
63 :
◆wulQI63fj2
[saga]:2019/03/18(月) 20:51:23.07 ID:urkHNFqn0
加持リョウジ。
その名前にほむらは心当たりがあった。
ほむら「……こうして会うのは、もう十三、四年ぶりかしら」
キュゥべえ「懐かしいね。まだ小さかった彼が死にかけていたところを、君たちが助けてあげたのだろう?」
ほむら「ええ。やさぐれて、廃人になりかけていたところをね」
記憶に残る光景を思い出して、ほむらは苦笑を浮かべた。
遠い昔の話で、同時によくある話でもあった。
助けた人間が生きていたことへの驚きはある。生きていたことは素直に喜んでいいかもしれない。
しかしそれだけだ。
キュゥべえ「でも彼は覚えていなかったようだね」
ほむら「私は治療して、それから生きる術を教えただけよ。杏子はなにかと絡んでいたけれど」
キュゥべえ「そういえばそうか。でも……」
ほむら「なに?」
キュゥべえ「いや、考えてみると、意外とあっという間だったね」
ほむら「……本当ね。あの地獄のような日々をよく生き残れたものだわ」
64 :
◆wulQI63fj2
[saga]:2019/03/18(月) 20:53:36.02 ID:urkHNFqn0
十五年前。
セカンドインパクトが起きた世界は、まさに地獄と呼ぶに相応しい状況へと様変わりした。
家を失くした人、親を失くした子、故郷が海に沈んだ者、倒壊する建物に圧し潰された者。
その後の暴動や食糧難、テロや紛争で傷付いた人々などを含めればきりがない。
それは日本とて例外ではない。
七十億もいた人類の半数が息絶えるのには、そう時間はかからなかった。
世界が危機に陥れば不安は増大し、不安が募れば魔獣が生まれる。
魔獣は呪いを撒き散らし、世界は滅亡に近付いていく。
この世界が。
『彼女』が守り、導き出した世界が、滅びの道を辿ろうとしているのだ。
ならばどうするか。
暁美ほむらは、どうしたか。
人を助け、魔獣を狩り、呪いを浄化し、そしてまた人を助けたのだ。
明日死ぬかもしれない病人を火の中から運び出し。
足を失って歩けない少女を瓦礫の中から救い出し。
絶望に苦しむ避難所の人々を狙う魔獣を狩り尽くし。
余命幾ばくかの重傷者を煤けた病院へと連れて行く。
日本を離れて海外の紛争地域へ身を投じ。
必要とあれば他の未熟な魔法少女を助け、指導し、協力して魔獣を狩り――仲間の死を見届けてから、また次の戦地へ赴く。
一人を助ける間に十人が死ぬ。
十人が死ぬ間に一人を助ける。
今日を生かし明日に死なせる。
そんな終わることのない戦いの日々を、ほむらは生き抜いてきた。
65 :
◆wulQI63fj2
[saga]:2019/03/18(月) 20:54:59.00 ID:urkHNFqn0
焼け石に水だ、と誰かが言った。
確かにそうかもしれない。
けれど、千度繰り返せば焼け石だってただの石になる。
生憎と、繰り返すことは慣れていた。
十五年――長い日々の回想から意識を現在に移したほむらは、すぐそばでこちらの顔を眺めるキュゥべえを見た。
それに気付いたキュゥべえが、でも、と声を上げる。
「今度は生き残ることができない」
「……」
「少なくとも、美国織莉子の予知によれば、このままだと世界は滅亡する」
半ば確定された未来なんだ、と彼は言った。
「……気に入らないわ」
「なにがだい?」
「そんな未来が」
それ以上は触れず、ほむらは目を閉じた。
照明を消し、真っ暗になった部屋の中で、静かに息を吐く。
キュゥべえもなにかを察したのか、ほむらの隣に身を伏せてそれ以上何かを告げようとはしなかった。
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