花騎士 SS ナズナ「騎士団の日常です」 安価 コンマも?

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70 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/24(日) 14:00:59.95 ID:07swJqFU0
今日の夜に投下予定です
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/24(日) 14:03:09.20 ID:2iQHGFk3O
備えよう
72 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/24(日) 19:35:27.00 ID:07swJqFU0
団長「温泉に行きたいなぁ」

ホーリー「急にどうしたの?」

団長「いや。最近は討伐や会議に遠征。少し疲れた。だから温泉に行きたいと思ってだけだ」

ルドベキア「温泉かぁ。温まってリラックス出来ていいよね」

団長「でも皆も忙しいし少し落ち着いたら行くかな」

シャムサクララン「団長一人で、行くの?」

団長「そうだなー。のんびりとしたいし一人で行くかな」

ルドベキア「えー。みんなで行こうよー」

ホーリー「そうよ。それとも私達に労いはないの?」

団長「人数を考えろよ。無理だろ」

ホーリー「うっ。それはそうだけど」

シャムサクララン「だったら私と、行こ」

団長「いや、出来れば一人で」

シャムサクララン「団長が望むなら、混浴でもいいよ」

団長「ぶっ!?///」

ルドベキア「こ、混浴って///」

ホーリー「・・・団長のスケベ」

団長「ち、違う!俺はそんなの望んでないっ!」

シャムサクララン「そうなの?前に見た雑誌で、男の人は、嬉しいって感想が」

団長「た、確かに嬉しいかもしれんが///」

ホーリー「団長?」 ジトー

団長「と、兎に角。まだ何時行くのかわからないから、この話は終わり!」





73 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/24(日) 19:58:21.43 ID:07swJqFU0
その後

ホーリー「・・・むぅ」

ホーリー(やっぱり団長も混浴とかしてみたいのかなー?)

ポインセチア「ホーリーちゃん。どうしたの?」

ホーリー「ねえ。もしさ、団長から温泉に誘われたらどうする?」

ポインセチア「団長から?一緒に行くよ」

ホーリー「もし混浴の温泉だったら?」

ポインセチア「こ、混浴っ!?///うぅ・・・は、恥ずかしいけど団長なら別にいいかな。えへへ///」

ホーリー「そうかー。あぁあああああ!」 ガシガシ

ポインセチア「ほ、ホーリーちゃん?」

ホーリー(は、恥ずかしいけど団長には恩があるし・・・わ、私もスタイルは多分いいし。も、もし混浴でそんな空気になったら///)

ホーリー「ど、どうしたらいいのよ///」

ポインセチア「だ、大丈夫?」

ホーリー「だ、大丈夫よ。変な質問に答えてくれてありがとう」

ポインセチア「えへへ。ホーリーちゃんの為だもん」

74 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/24(日) 20:30:50.12 ID:07swJqFU0
ルドベキア「ねえ。アキ姉」

アキレア「どうしたんだ、ルドベキア?」

ルドベキア「温泉って好き?」

アキレア「温泉?ああ、好きだぜ」

ルドベキア「そうなんだ。じゃあ団長から誘われたらどうする?」

アキレア「団長から?」

ルドベキア「しかも混浴のお風呂だよ」

アキレア「はっ?・・・ここ、混浴!?///」

ルドベキア「うん」

アキレア「な、何言ってんだ。俺と団長が一緒に風呂に・・・は、恥ずかしいけどよ。裸の付き合いも大事かもしれないしな///」

ルドベキア「や、やっぱりそうかな。う、うーん」

アキレア「もしかして、そのよ。誘われたのか?」

ルドベキア「う、ううん。誘われてはないよ」

アキレア「じゃあ何で急にそんな事言うんだよ?」

ルドベキア「ちょ、ちょっとね」

アキレア「変なやつ」

ルドベキア(裸の付き合いかー。でも私の体って。で、でも団長も男だし///)

ルドベキア「うわぁ。どうしよう、ちくわ///」

ちくわ「わんっ?」
75 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/24(日) 20:45:13.09 ID:07swJqFU0
シャムサクララン「団長と、温泉」

ナズナ「しゃ、シャムサクラランさん。急に何ですか?」

シャムサクララン「うん。団長が温泉に行きたいって、言ってた」

ナズナ「そうなんですか。団長さまは最近忙しいですからのんびりしたいんですかね」

シャムサクララン「ねえ」

ナズナ「何ですか?」

シャムサクララン「ナズナは団長と一緒に、温泉に入れたら幸せ?」

ナズナ「私が団長さまと一緒に?・・・はうっ///」

シャムサクララン「私は団長と一緒に入ってみたいけど、ナズナはどうなの?」

ナズナ「わわわ、私と団長さまが一緒に///だ、団長さまも男の方ですから興味あるのはわかりますが・・・そ、その、順序は守ってもらわないと///」 グルグル

シャムサクララン「?」

ナズナ「な、何でもないです!///」

シャムサクララン「一緒には入りたくないの?」

ナズナ「うっ、うぅー。は、恥ずかしいですけど団長さまになら///」

シャムサクララン「私も、一緒に入りたい」

ナズナ「そ、そうなんですか。恥ずかしくないんですか?」

シャムサクララン「団長になら裸見られても、いいし」

ナズナ「///」

シャムサクララン「でも、団長を独り占めしたら、他の花騎士が幸せになれない」

ナズナ「・・・」

シャムサクララン「だからナズナにお願いがある」

ナズナ「はい?」

76 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/24(日) 20:56:48.58 ID:07swJqFU0
数日後

団長(最近花騎士達の視線がおかしい。顔を赤らめて逃げたり、何かその、熱っぽい視線まで感じる)

ナズナ「・・・」

団長「ナズナ」

ナズナ「な、何ですか?」

団長「最近皆の様子がおかしいと思うんだが気のせいかな?」

ナズナ「そ、そうですかね?」

団長「しかし騎士団全員に一日だけとはいえ休みを貰えるなんて、これで休みの日はゆっくり温泉に行けそうだな」

ナズナ「そそ、そうですね///」

団長「はぁ。一日害虫の事を忘れてのんびりしよう」

ナズナ「///」


そして

団長「・・・zzz」

ガチャ

シャムサクララン「団長、起きて」 ユサユサ

団長「・・・んぅ?あぁ?」 モゾモゾ

ムク

シャムサクララン「皆、待ってる。移動しないと」

団長「?・・・移動?」

シャムサクララン「うん」

団長「何だよ?今日は休み」

シャムサクララン「早く着替えて」

団長「本当に何なんだ?」
77 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/24(日) 21:09:32.61 ID:07swJqFU0
団長「・・・どうした?」

シャムサクララン「皆で温泉に行く」

団長「・・・皆で?」

ガチャ

ホーリー「お、遅いよ。団長///」

ルドベキア「ま、待ってたんだよ///」

ナズナ「さ、さあ。皆さん、行きましょう///」

シャムサクララン「団長、行こう」

団長「み、皆で温泉に行くのか?」

カトレア「当然でしょ///」

マンリョウ「この日を待ってました///は、恥ずかしいです///」

アネモネ「きょ、今日はよろしくね///」

エキナセア「よ、よろしく頼むぞ。団長///」

ナイトフロックス「///」

ハス「は、早く移動するぞ///」

団長「?」


ベルガモットバレー

女将「お待ちしておりました。本旅館の特大温泉を心ゆくまでお楽しみください」

団長「こ、こんな大団体で来てすいません」

女将「いえいえ。今日はゆっくりして体の疲れをおとりください」

団長「ありがとうございます」 ペコッ

団長「じゃあ早速温泉に入るから後でな」

ナズナ「は、はいっ///」
78 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/24(日) 21:26:38.86 ID:07swJqFU0
カポーン

団長「しかし本当に大きいな。花騎士達全員入れるんじゃ」

団長「こんな温泉を独り占めなんて贅沢だ。今日は思いっきりゆっくりするぞ」




ナズナ「だ、団長さまを見つけました///」

ホーリー「ほ、本当に入るんだね///」

ルドベキア「き、緊張してきた///」

スズラン「ふふふ。このチャンスは逃さないわ」

ハナショウブ「たっぷりと奉仕してあげないといけませんね♪」

シャムサクララン「タオル、巻かないとダメ?」 スッポンポン

ヒツジグサ「ダメです!///」



ギャアギャア

団長「何か騒がしいな・・・あれ、何であそこにも出入り口が?ま、まさか」

ガラッ!

シャムサクララン「団長。湯加減はどう?」

ホーリー「ま、待たせたわね///」

ルドベキア「せ、背中流そうか?///」

アキレア「よ、よう///」

ポインセチア「うぅ///お邪魔します///」

花騎士達「///」

ばいーん ぼいーん すとーん


団長「ぶふぉ!?///」 ブシャ

ナズナ「だ、団長さま!?鼻血が!」

団長「こ、ここは・・・混浴///ぐふっ」 バタン

ナズナ「だ、団長さま!?」


結局休めなかった



79 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/24(日) 21:28:06.53 ID:07swJqFU0
二時間も時間がかかりすいません

今日はここまで退院がまだ出来ない(泣)

次 団長「花嫁衣装の撮影ですか?」 

カメラある世界とは思えませんが気にしないでいただけたら

この話を聞いた花騎士

下1〜3
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/24(日) 21:29:27.02 ID:w6dFuc3k0
ローダンセ
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/24(日) 21:33:07.25 ID:Lnoleihd0
カウスリップ
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/24(日) 21:35:34.55 ID:KEE1mPgkO
おつおつ
安価はアネモネで
83 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/24(日) 21:39:40.22 ID:07swJqFU0
ローダンセ、カウスリップ、アネモネですね

しかし人気投票のキャラが安価されると思ったが色々なキャラ出て今更ながら意外です

・・・こんな投稿に時間がかかるSSの安価に付き合っていただきすいません

出来る限り頑張って書きますがこれからもよろしくです
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/24(日) 22:05:42.91 ID:Lnoleihd0
乙乙
85 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/25(月) 21:57:44.75 ID:zcCbaXe60
今日、明日は投下出来ません

なのでもう一個、お題を

ナズナ「団長さまは胸が大きい人が好きなんですか?///」 団長「ぶっ!?///」

この話を聞いてしまった花騎士

下1〜3



86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 21:58:08.75 ID:MwSevnkX0
ノヴァーリス
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 22:03:05.95 ID:MT0C5gaYo
フェンネル
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/25(月) 22:14:38.61 ID:NEeRr3Hv0
クロユリ
89 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/25(月) 22:17:16.90 ID:zcCbaXe60
ノヴァーリス、フェンネル、クロユリですね

お待ちを
90 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/26(火) 19:09:46.84 ID:KwxAfIFc0
時間できたので投下します
91 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/26(火) 19:23:26.22 ID:KwxAfIFc0
ナズナ「団長さまは胸が大きい人が好きなんですか?///」

団長「ぶふぉ!?」 ブー

団長「きゅ、急に何を言い出すんだ!?」 フキフキ

ナズナ「うぅ///で、でもこの前ご友人さん達と飲みに行った時」

団長「あの時・・・居たのか?」

ナズナ「はい」

団長「あー。なるほどな」




団長室前

フェンネル「・・・な、なんですって」 ワナワナ

ノヴァーリス「まあ///団長さんとナズナさんはなんてお話を///」

クロユリ「ふ、不埒な奴だ///」


フェンネル「くぅ。巨乳なんて、巨乳なんて」

ノヴァーリス「落ち着きましょう」 ぽよん

フェンネル「きぃいいいいいい!」

ノヴァーリス「ご、ご乱心ですわ」

クロユリ「ふん。報告は後でしておくか。バカバカしい」

スタスタ

フェンネル「こ、こうなったら」

ダッ

ノヴァーリス「あっ。行ってしまわれましたわ。でも団長さんが///」

タタタ
92 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/26(火) 19:41:33.33 ID:KwxAfIFc0
団長「あれはな。友人と今度釣りに行く話をしててな。他の奴が酔って話に割り込んできて」

ナズナ「じゃ、じゃあ大きいほうが良いっていうのは?」

団長「今度釣る獲物の話だ」

ナズナ「す、すいません」

団長「はあ。この話、他の花騎士にしてないよな?」

ナズナ「してませんよ」

団長「ならいい。正直話してたら地獄しか見えんぞ」

ナズナ「そ、そうですね。以後気をつけます」

団長「そうしてくれ」

団長「しかしフェンネル達はまだ戻らないのか」

ナズナ「少し遅いですね」

団長「まさか何か想定外の事が」

ナズナ「だったら・・・」

団長「他の花騎士にも害虫が出現した場所に」

ナズナ「了解です」
93 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/26(火) 19:53:29.17 ID:KwxAfIFc0
ナズナ「えーっと・・・あれ?」


フェンネル「・・・」 ブツブツ

ナズナ「フェンネルさん」

フェンネル「・・・ナズナ。何か用なの?」

ナズナ「戻ってたんですね」

フェンネル「ええ」

ナズナ「団長さまが心配してましたよ。早く報告を」 たぷん

フェンネル「ふんっ。何よ何よ・・・これ見よがしに」

ナズナ「な、何か?」

フェンネル「別に。後で報告するから待ってて」

ナズナ「は、はい」

スタスタ

フェンネル「バストアップ体操にサプリ、牛乳に他には」 ブツブツ

トリトニア「あれ?どうしたの、フェンネル?」

フェンネル「た、隊長!?」

トリトニア「熱心に何を読んでるのかなー?」 ヒョイ

フェンネル「だ、ダメです」

トリトニア「何々?おっぱいを大きくする・・・あっ、あはは。ごめん」

フェンネル「うぅ///」

トリトニア「うーん。そんなに気にしなくていいんじゃないかな」

フェンネル「いえ。こればかりは負ける訳にはいかないんですっ」

トリトニア「うーん。だったら私が聞いた噂があるけど」

フェンネル「な、何ですか?」

トリトニア「異性に揉んでもらうといいとか。なーんてね・・・あれ?」

フェンネル「つまり団長に・・・は、恥ずかしいけど」 ブツブツ
94 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/26(火) 20:25:03.16 ID:KwxAfIFc0
ノヴァーリス「ふう」

ロイヤルプリンセス「ノヴァーリス様。どうされたのですか?」

ノヴァーリス「いえ。少し考え事をしてただけですわ」

ロイヤルプリンセス「そうなのですか。もし何か私に何か出来ることがあれば言ってください」

ノヴァーリス「では聞きたいのですが殿方と言うのは胸が大きい方がお好きなのでしょうか?わたくしにはよくわからないのです」

ロイヤルプリンセス「・・・えっ?」

ノヴァーリス「急にこのような事を言って悪いのはわかりますが・・・ロイヤルプリンセス?」

ロイヤルプリンセス「そ、その。殿方が女性の胸に視線が行くと言うのは聞いたことがありますが///」

ノヴァーリス「そうなのですか。ですが団長さんは視線が」 ブツブツ

ロイヤルプリンセス「の、ノヴァーリス様?まさか団長さんが」

ノヴァーリス「ああ。あなたを感じるにはわたくしはどうすれば」 ハァ

ロイヤルプリンセス「団長さんも男ですが・・・ですが、胸を///わ、私のは///」 ブツブツ


95 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/26(火) 21:10:26.25 ID:KwxAfIFc0
クロユリ「・・・」 ジー

ゼラニウム「ど、どうしたの。クロユリ?」

クロユリ「い、いや。何でもない」

ゼラニウム「何でもないって。さっきから私の胸見てるけど、いくら同じ女の子でも恥ずかしいわ///」

クロユリ「す、すまん」

ゼラニウム「本当にどうしたの?悩みがあるなら聞くよ」

クロユリ「・・・いや。女の私から見てもお前の胸は凄いなと思っただけだ」

ゼラニウム「あ、あはは///何か恥ずかしいなぁ///でも大きいと大変なんだよ。肩はこるし、ブラも可愛いのないし」

クロユリ「そうか」

ゼラニウム「でも前に皆で海に行った時、団長さんが私の水着姿見て顔赤くしてそっぽ向いた時は意識してくれてるんだって嬉しかったけどね///」

クロユリ「・・・それはよかったな」

ゼラニウム「く、クロユリ。声が怖いよ」

クロユリ「くっ。あいつも男か。やはり女性らしい女が好みなのか」

ゼラニウム「団長さんがどうかしたの?」

クロユリ「あのバカは執務室で変な話をしてたんだぞ。信じられるか!」

ゼラニウム「団長さんも男だもんね。しょうがないと思うけど」

クロユリ「だからと言ってここは騎士団だ。花騎士に聞かれたら大変だとわかるだろ」

ゼラニウム「それはそうだね。でも団長さんも大きいのが・・・そうなんだー♪」

クロユリ「・・・っ!」 イライラ

ゼラニウム「でも団長さんは胸だけで女性を判断しないと思うなー」

クロユリ「なに?」

ゼラニウム「だって私達花騎士の事、皆の事を大事にしてくれるし。ね?」

クロユリ「・・・そうだな。あいつはお人好しのバカだ」 フッ

クロユリ「報告がまだだった。してくる」

ゼラニウム「うんっ」





96 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/26(火) 21:24:35.06 ID:KwxAfIFc0
コンコン

団長「どうぞ」

ガチャ

クロユリ「失礼するぞ」

ノヴァーリス「あら。クロユリさん」

クロユリ「ノヴァーリスもいたのか。団長。害虫の討伐は問題なく終わった」

団長「そうか。怪我人は?」

クロユリ「あの程度で怪我をする花騎士はこの騎士団にはいない」

団長「そうか。だったらよかったが」

ノヴァーリス「団長さんは心配のしすぎですわ。ですがわたくしや他の花騎士の事も大事にしていただきありがとうございます」

団長「いや。大事な仲間だし」

ノヴァーリス「ふふふ。わたくしたちを大事にしてくれる人でよかったと思いますわ。そんな貴方なのだからこそわたくしたちの胸を暖かくしてくださる。嬉しいですわ♪」 ギュ

団長「の、ノヴァーリス?」

ノヴァーリス「団長さんの事を考えますと心が震えますわ。わたくしは///」

クロユリ「んんっ!」

団長「っ!」 バッ

ノヴァーリス「あっ。も、申し訳ないですわ///わたくしったら///」

クロユリ「団長。この後の訓練に付き合え」

団長「えっ?でも」

クロユリ「い・い・な?」 ズイッ

団長「はいっ」

97 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/26(火) 21:41:34.63 ID:KwxAfIFc0
団長「うぅ。体中が痛い」

クロユリ「ふんっ。貴様が未熟なだけだ」

団長「くそっ。精進しないと」


ナズナ「みなさーん。ご飯ですよ!」


団長「飯食うか」

クロユリ「そうだな」


ワイワイ

ナズナ「それでですね」

団長「ふーん」

フェンネル「だ、団長」

団長「どうした、フェンネル?」

フェンネル「あ、あのね」

団長「うん」

フェンネル「・・・わ、私のおっぱいを・・・///」 ボソッ

団長「?」

フェンネル「だ、だから///」

団長「よく聞こえないんだが」

フェンネル「っ!だから私のおっぱいを揉みなさいって言ってるのよ!///」

団長「」 ポロッ

ナズナ「えっ?えぇえええええええ!?///」

クロユリ「お前は何を言ってるんだ!?」

ノヴァーリス「まあ///」

団長「お、お前は何を言ってるんだ!?///」

フェンネル「だ、だって団長は大っきいおっぱいが好きなんでしょ!///」

ざわっ

98 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/26(火) 21:56:57.52 ID:KwxAfIFc0
団長「バカッ!お前は食堂で何を///」


エノテラ「団長。そうなんですか?だったらエノテラのおっぱいもお願いします」

カタバミ「団長も大きいおっぱいが好きだったのかぁ!?」

トリカブト「団長。私はまだ成長期。だから私の揉んで」


ベロペロネ「ふーん。団長くん、お姉さんのおっぱいなんてどうかなー♪」

イベリス「団長さん♪私のは大きくて柔らかいですよ」

カトレア「バカじゃないの///」


団長「ナズナ。まさか」

ナズナ「ち、違います。私は話してません」

フェンネル「何話してるのよ?私だって揉んでもらったら大きくなるわ!そして巨乳の奴らを見返して」

団長「ち、違う!誤解だ!」


フェンネル「いいから揉むのよ!///」

団長「た、頼むから話を聞いてくれぇえええええ!」




99 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/26(火) 21:57:24.10 ID:KwxAfIFc0
ここまでです。ノヴァーリスの口調、難しい
100 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/27(水) 18:42:34.86 ID:q83Iaxoq0
ローダンセ、アネモネ、カウスリップのお題を19時過ぎから投下します。お待ちを
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 19:19:07.50 ID:siMZsXrL0
>>99
難しい? コテコテの
貴婦人口調でしょうに(--#)
102 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/27(水) 19:36:37.87 ID:q83Iaxoq0
団長「我が騎士団の特集の撮影ですか?」

「はい。こちらの騎士団はそれは素晴らしい戦果をあげ害虫を討伐しております。華麗で美しく、そんな花騎士達を次に出す特集に是非協力してほしいのです」

団長「と、言ってるがどうだ?」

アネモネ「ちょ、ちょっと恥ずかしいかな。でも私達でどんな特集を組むんですか?」 ←本日の副団長

「こちらの花嫁衣装特集です」

団長「花嫁衣装ですか」

「そうです。花騎士達のウエディングドレス姿を撮影して雑誌に」

団長「なるほど」

「報酬も出しますが、いかがでしょうか?」

団長「こればかりは花騎士達に聞いてみないとわかりませんが」

「そうですか」

アネモネ「ね、ねえ」

団長「んっ?」

アネモネ「この撮影、花嫁だけで撮影するんですか?」

「お望みなら花婿役を用意いたしますが」

アネモネ「・・・花婿///」 チラッ

団長「・・・何で俺を見るんだ」

アネモネ「わかってるでしょ///」

団長「・・・」

「なるほど。でしたら団長さんも撮影を。それなら引き受けてくれますね」

アネモネ「はい」

団長「おいっ」

アネモネ「ダメかな?」

団長「・・・はぁ。わかった」

「では予定日ですが」

バーン! 
103 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/27(水) 19:39:19.79 ID:q83Iaxoq0
>>101 その貴婦人口調が上手く書けてるか不安なんです
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 19:39:53.63 ID:ZGYvFs33o
よいぞー
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 19:41:58.35 ID:siMZsXrL0
>>103
無難にまとめてありますな(^^)
106 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/27(水) 20:01:47.74 ID:q83Iaxoq0
カウスリップ「ちょっと待ったー!」

団長「ノックしろ」

ローダンセ「ご、ごめんなさい」

アネモネ「お客さん来てるんだよ」

カウスリップ「あっ、めんご。って、そうじゃなーい!アタシもその撮影に参加させろー!」

団長「聞いてたのかよ」

ローダンセ「はい」

「ちょうどよかったです。数名程頼みたかったんですよ」

カウスリップ「マジ?だっちょ、アタシも参加するから楽しみにしててよね」

ローダンセ「わ、私もいいですか?」

「構いませんよ」

団長「・・・」

アネモネ「もう諦めたほうがいいと思うよ」

団長「確かに。この話を全員にすると面倒だ」

「ではこちらの3人にお願いしてよろしいですね」

団長「はい。当日はお願いします」 ペコッ

「はい。では私はこれで失礼します」

ガチャ バタン


団長「はあ」

カウスリップ「だっさん。爆乳FKのウエディングドレス見れるんだぞー。もっとテン(ション)アゲていけよー」

ローダンセ「迷惑でしたか?」

団長「そうじゃないが。いいか、この話は絶対に他の花騎士にはするなよ」

アネモネ「う、うん。でも」

カウスリップ「オッケー♪」

ローダンセ「はいっ」

アネモネ「・・・本が出来たらバレると思うんだけどな」 ボソッ

107 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/27(水) 20:02:24.71 ID:q83Iaxoq0
>>105 無難ですいません
108 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/27(水) 20:11:51.32 ID:q83Iaxoq0
当日

「ようこそ。お待ちしておりました」

アネモネ「えっと。今日はよろしくお願いします」

カウスリップ「よろー」

ローダンセ「よろしくお願いします」

団長「お願いします」

「では衣装室へ。ついたらお好きなのをお選びください」

カウスリップ「おー」

アネモネ「あなた。また後でね」


団長「ああ」

「団長さんはこちらへ」

団長「はい」



ザワザワ

団長「結構本格的ですね」

「この日の為に色々と用意させていただきましたので」

団長「ケーキまで」

「プロですから。お飲み物は?」

団長「いただきます」


数十分後

団長「時間かかるなぁ」

「結構な種類を用意しましたので」

ガチャ

カウスリップ「団長!爆乳新婦の到着だよ♪」

アネモネ「お、お待たせ///」

ローダンセ「に、似合ってますかね///」
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 20:12:21.73 ID:wuoesxHlo
一読者の意見などいちいち気にしない方がいいよ
>>1の書きたいようにすればいい
110 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/27(水) 20:25:56.63 ID:q83Iaxoq0
団長「・・・」

カウスリップ「あれ?だっさん。もしかしてアタシ達のウエディングドレスに見惚れてた?」←ピンクのドレス

アネモネ「そ、そうなの///」 ←白のドレス

ローダンセ「だ、団長?」 ←水色

団長「あっ、ああ。すまん・・・言葉が出なかった」

カウスリップ「ふふん♪アタシのドレス姿どう?めっちゃ似合ってるしょ?」

団長「・・・そ、そうだな。綺麗だ」 ボソッ

アネモネ「っ!///」

カウスリップ「聞いた聞いた?綺麗だって」

ローダンセ「えへへ///恥ずかしいけど嬉しいです」


「少ししたら撮影します」

団長「はい」

カウスリップ「うわー。ウエディングケーキまであるよ。撮影で使うのかな?」

アネモネ「どんな風に撮影するんだろ」

ローダンセ「き、緊張してきました」


「準備できました。撮影を開始します」

団長「はい」


「では最初は誰から撮影しますか?」

アネモネ「す、少し落ち着かせて」

ローダンセ「私もです」

カウスリップ「じゃあアタシから行くぞー♪」

111 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/27(水) 20:41:31.11 ID:q83Iaxoq0
カウスリップ「ほら。だっさん、早く」

団長「わ、わかった」

「うーん。では隣へ。まずは普通に撮影しますよ」

カシャカシャ

団長「・・・」

カウスリップ「ふふーん♪」 むにゅむにゅ

団長「お、おいっ。少し離れろ」

カウスリップ「えー。だっさん、本当は嬉しいくせに♪」

団長「お前な///」

カウスリップ「うりうり♪爆乳花嫁のおっぱいどうだぁ」

団長「っ///」

団長(た、ただでさえ胸が強調されてるドレスなのに)


「はい。オッケーです。でももう少し何かインパクトが欲しいですね」

カウスリップ「だったらだっさん」

団長「な、なんだ?」

カウスリップ「ハグして♪」

団長「えっ・・・はっ?」

カウスリップ「してくんないとアタシがおっぱいでむぎゅーってしちゃうぞ♪」

団長「わかったからやめてくれ」

ソッ

団長「お願いします」

「はい」

カシャカシャ

団長「・・・///」

カウスリップ「むぅ。だっさん、もっとギューってハグしてくれないと意味ないぞー」

ギュー

団長「お、おいっ」

カウスリップ「むふふ。爆乳花嫁のサービスだぞ♪」

ぎゅむ たぷっ

団長(や、柔らかいのが押し付けられて///)

「はい。オッケーです。お疲れ様でした」

団長「はっ、はい!」 バッ

カウスリップ「あっ。むー、だんちょのヘタレ」

112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 20:54:13.55 ID:wuoesxHlo
あら〜
113 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/27(水) 21:06:53.59 ID:q83Iaxoq0
団長「はぁ」

アネモネ「・・・」 ジー

ローダンセ「・・・団長」 ジトー

団長「な、何だよ?」

アネモネ「・・・いやらしい」 プイッ

ローダンセ「デレデレしすぎです」

団長「うっ」

「次の方」

ローダンセ「よしっ。私が行きます。団長、完璧な撮影にしますよ」

団長「へーい」


「では次の方の撮影は・・・そうですね。何かやってみたい事は?」

ローダンセ「やってみたい事ですか?じゃあケーキカットいいですか?」

「わかりました。こちらを」 スッ

ローダンセ「じゃあ団長。一緒に///」

団長「わ、わかった」

ギュッ

ローダンセ「わー。大きいケーキですね」

団長「そうだな。これ作るのも大変だろ」

ローダンセ「じゃあ切りましょう」

団長「ああ」

ローダンセ「あはは///これって初めての共同作業ですね。照れちゃいます///」

団長「っ。そ、そうだな///」

スッ

カシャカシャ

ローダンセ「私も結婚するならこんな式場でって考えちゃいます///」

団長「そ、そうか」

ローダンセ「むう。わかってて返事してますよね?」

団長「・・・ノーコメントだ」

ローダンセ「絶対に振り向かせてみせますからね」

団長「///」 プイッ

「はい。オッケーです」

団長「はい」

ローダンセ「団長」

団長「なん・・・」

チュッ

団長「っ!?///」

ローダンセ「えへへ///ほっぺですけど予約はしましたから///」

タタタ

114 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/27(水) 21:30:24.12 ID:q83Iaxoq0
団長「・・・」 ボー

カウスリップ「むー。だっさん、今のは何なの!?」

団長「べ、別に///」

カウスリップ「アタシにもキスさせろー!」

団長「やめろ。撮影してる人達もいるんだぞ!」

ローダンセ「///」

アネモネ「・・・」 ムスッ

アネモネ「団長。次は私の番だよ」

団長「ちょ、ちょっと休憩を」

アネモネ「早く」 グイッ

団長「お、おいっ」

「では最後の撮影ですが」

アネモネ「あなた。お願いがあるんだけどいいよね?」

団長「難易度によるが」

アネモネ「簡単だよ。お姫様抱っこしてほしい///」

団長「お、お姫様抱っこ?」

アネモネ「うん///」

団長「まあ、それくらいなら」

アネモネ「じゃあお願い」

団長「行くぞ・・・ほれっ」

アネモネ「っ///」

「じゃあ撮影しますよ」

カシャカシャ

アネモネ「お、重くないかな?」

団長「いや。むしろ軽いが」

アネモネ「う、うん///」

アネモネ「でもさっきのは許せないかな」 ギュウ

団長「俺が悪いのか?」

アネモネ「そうだよ。デレデレしてたでしょ」

団長「2人とも不意打ちだからしょうがないだろ」

アネモネ「じゃあ私がしてもいいよね///」

団長「何を?」

アネモネ「んっ///」

チュッ

カウスリップ ローダンセ「「あー!?」」
115 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/27(水) 21:45:45.88 ID:q83Iaxoq0
「お、オッケーです///」

アネモネ「しちゃったね///」

団長「おおお、お前。く、口に///」

アネモネ「絶対に負けないから///」

団長「っ///勘弁してくれ///」

アネモネ「あなたの事だから無理かな///」

団長「・・・あ〜、もう///」 ガリガリ

カウスリップ「団長!何で避けなかったの!?」

団長「いきなりは無理だろ!」

ローダンセ「こ、こうなったら私も///」

団長「借りたドレスの格好で暴れるな!」


「こ、これは凄い雑誌が出来ますね」

「そうだが。キスのシーンはNG」

「ですよね」

ギャアギャア


「ではお疲れ様でした。こちら少ないですが報酬になります」

団長「お疲れ様です」 ゲッソリ

アネモネ「今日はありがとうございました」

ローダンセ「また何かあったら言ってください」

カウスリップ「よーし。打ち上げにお酒飲みに行こ♪そしてだんちょ、話は終わってないぞ」

団長「まじかよ」

ローダンセ「そうですよ。アネモネさんもです」

アネモネ「うぅ。そうだよね」

116 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/27(水) 22:04:55.60 ID:q83Iaxoq0
数週間後

セルリア「だ、団長さん。これはどういう事ですか!?」

アンスリウム「何でこの雑誌に団長さまが出てるのよ!?」

イフェイオン「・・・説明して」 ゴゴゴ

コスモス「団長さんの新郎姿。うへへ」

エノテラ「許しません」

ハス「説明してもらうぞ」


団長「だぁああああ!結局バレるのかよ!」


アネモネ「やっぱりバレるよね」

カウスリップ「まあ発売するもんね」

ローダンセ「団長。頑張って逃げてください」

ポンポン

ローダンセ「?」 クルッ

カトレア「説明してくれるわね?」 ゴゴッ

サボテン「・・・ずるい」

ナンテン「抜け駆けよね」

アネモネ「え、えーっと」

ナズナ「時間はたっぷりありますよ」


コンコン

団長「は、はーい」

ガチャ

「どうもです」

団長「あっ。この間の」

「この度はありがとうございました。おかげで雑誌の売上過去最高記録ですよ」

団長「そ、そうですか」

「それでですね。第二弾をしたいんですが」

団長「・・・え゛っ?」

その後無茶苦茶揉めた

117 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/27(水) 22:05:47.63 ID:q83Iaxoq0
ここまで

次のお題が決まらないのでお待ち下さい

何かお題が思いついたら・・・いえ、何でも
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 22:06:15.61 ID:j+tgT9HJ0
乙乙
119 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/27(水) 22:18:47.77 ID:q83Iaxoq0
団長「昔、姉か妹が欲しかったなぁ」 ナズナ「そうなんですか」

姉、妹になろうとする花騎士

下1〜3 姉になるか妹になるかも。出来れば常識的に

例 トリカブト(妹) など
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 22:22:59.41 ID:rzTEgX+Zo
フリージア 妹
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 22:26:28.39 ID:j+tgT9HJ0
ワルナスビ 妹
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 22:33:02.52 ID:oF4MpsAvo
シュウメイギク 姉
123 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/27(水) 22:34:13.84 ID:q83Iaxoq0
フリージア、ワルナスビが妹でシュウメイギクが姉、ですね

お待ちを
124 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/28(木) 18:12:34.52 ID:mf6uk76R0
シュウメイギクで姉・・・苦戦中週末までお待ちを
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/29(金) 01:53:26.75 ID:YvJrTmjRO
シュウ様が姉……悪くはないけどどっちかと言うと母か義母の方が燃える
126 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/29(金) 12:35:01.25 ID:8d4DuWqz0
団長「ふぅ。今日の討伐も何とか無事に終わったな」

ナズナ「そうですね。帰りましょう」


ザワザワ

「おねえーちゃん、まってよ」

「ほら、はやく」

ナズナ「可愛い子供ですね」

団長「・・・」

ナズナ「団長さま?」

団長「・・・あぁ。何でもない」

ナズナ「?」


騎士団 食堂

団長「・・・」 カチャカチャ

ナズナ「団長さま。食べないんですか?」

団長「えっ?あっ・・・食うよ」 モグモグ

ナズナ「何かあったんですか?もし体の調子が悪いなら」

団長「いや。大丈夫だって。ただ昔の事を思い出しただけだ」

ナズナ「昔?」

団長「ああ。俺が子供の頃のな」

ナズナ「へー。一体どんな事を?」

団長「ああ。さっき見た子供達がいただろ」

ナズナ「はい」

団長「俺は一人っ子だったんだ。友達は姉や妹がいてな。それを羨ましく感じたのを思い出してな」

ナズナ「そうだったんですか」

団長「全く。もう何年前だか。バカなこと言ってないで飯食って遠征組のメンバー考えないとな」 ガタッ


花騎士達「・・・」
127 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/29(金) 13:18:05.46 ID:8d4DuWqz0
数時間後

フリージア「だだ、団長さん!」

団長「どうした?」

フリージア「団長さんは妹とかほしかったんですよね?」

団長「あ〜、聞こえてたか。子供の頃な」

フリージア「だ、だったら」

団長「?」

ワルナスビ「くくくっ。ムナールよ聞いたぞ!」

団長「・・・何をだ?」

ワルナスビ「ふふん。妹が欲しかったんだろう?ならば」

フリージア「ふしゅ〜。団長さん、私が妹になります!」

ワルナスビ「ちょ、ちょっと!?話を」

団長「フリージアが?」

フリージア「はいっ。私も昔お兄ちゃんが欲しかったんです」

団長「うーん」

ワルナスビ「む、無視しないで!」

団長「してないだろ」

ワルナスビ「くぅ。む、ムナールがどうしても妹が欲しいなら我も」

団長「・・・」

ワルナスビ「黙らないでよ!うぅ・・・あたしも妹になる///」

団長「・・・2人共、本気か?」

フリージア「本気ですっ!」

ワルナスビ「ふふふ。当然だ」

団長「わかった。じゃあ頼む」



128 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/29(金) 13:45:11.64 ID:8d4DuWqz0
フリージア「わきゅぅうううう!嬉しいです」

ワルナスビ「くくくっ。我に任せておけ、ムナール・・・じゃなかった。お、お兄ちゃん///」

フリージア「きゅいーん。お兄ちゃん♪」

団長「しかし」

ワルナスビ「どうしたの?」

団長「いや、素朴な疑問なんだが兄妹って普段何をするんだ?」

フリージア「えっ?うみゅ・・・わからないですっ」

ワルナスビ「そ、そういえばあたしも知らない」

団長「うーん。前途多難だな」

フリージア「んふ〜。わからないからお兄ちゃんは妹を甘やかせばいいと思います!」

ワルナスビ「そ、そうだ。ムナ・・・お兄ちゃんは妹の頭を撫でるのだ!」

団長「そうなのか?だったら」 ポフッ

フリージア「わきゅ!?」

ワルナスビ「ひゃわ!?」

団長「よーし、よしよし」 ワシャワシャ

フリージア「わきゅ。くすぐったいです♪」

ワルナスビ「う、うん。これは思ったより恥ずかしい///」

団長「うーん。なんか満たされる気分だ」 ナデナデ

ワルナスビ「うぅ///わ、我は使命を思い出した。さらばだ!///」

ダッ


団長「お、おーい」

フリージア「ふにゅううう。お兄ちゃん、もっと撫でてください♪」

団長「おっ、おう」

129 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/29(金) 14:14:14.47 ID:8d4DuWqz0
団長「・・・」 カリカリ

コンコン

団長「はーい」

ガチャ

フリージア「お兄ちゃん。おやつ持ってきました。休憩しましょう」

団長「そうだな」

フリージア「今日のおやつはケーキですよ」

団長「そうか。じゃあ食べるか」

フリージア「お兄ちゃん。あーん、ですぅ♪」

団長「・・・えっ?」

フリージア「兄妹なら普通ですよ」

団長「そ、そうなのか」

フリージア「はい。なので、あーんです」

団長「あ、あー」

パクッ

団長(こっ恥ずかしいな) モグモグ

フリージア「じゃあ次はお兄ちゃんの番です」

団長「お、俺の?」

フリージア「あ〜ん」

団長「はぁ。あーん」

パク

フリージア「うきゅうう。美味しいですっ♪」


団長「ごちそうさま」

フリージア「ごちそうさまです」

団長「仕事に戻るか。えーっと、この資料は」

フリージア「お兄ちゃん、お手伝いします」

団長「頼む」

フリージア「お手伝いが終わったら褒めてくださいね♪」

団長「わかった」
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/29(金) 14:14:59.74 ID:Th+E1I7JO
あら〜
お兄ちゃん呼びはいいですねぇ!
(お兄ちゃん呼びの花騎士ってアサガオ、オキザリス-団長じゃなくてカタバミをだけど-…あと誰かいたっけ)
131 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/29(金) 14:28:28.30 ID:8d4DuWqz0
団長「よしっ。これで終わりっと」

フリージア「じゃあ」 スッ

団長「?」

フリージア「ぷっく〜。褒めてくださいって言ったのに」 プンプン

団長「あっ。そうだったな。ありがとう」 ナデナデ

フリージア「わっきゅぅううう♪嬉しいです」

団長「しかし兄妹とは普段こんな感じなんだな」

フリージア「きっとそうですよ♪」

団長「しかしワルナスビは何処に行ったんだ?」

フリージア「むきゅぅうう。お兄ちゃん、今は私という妹がいるでしょ」

団長「ああ。そうだな」 ワシャワシャ

フリージア「ん〜♪もっとお願いします」


団長「さて、そろそろ夕飯か」

フリージア「食堂に行きましょう」


ザワザワ

団長「うーん。混んでるな」

フリージア「そうですね」

団長「しょうがない。適当に開いてる席を探すか」

フリージア「うぅ。お兄ちゃんの隣に座れそうにありません」

団長「しょうがないだろ」

フリージア「わきゅう。残念です」


団長「えーっと、何処に座るか」

ワルナスビ「ムナールよ。ここが開いてるぞ」

団長「おっ。ワルナスビだけか?」

ワルナスビ「我がスクワイアは密偵だ」

団長「何をだよ」
132 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/29(金) 14:49:06.69 ID:8d4DuWqz0
ワルナスビ「そ、それで・・・お兄ちゃん。兄妹でする事を色々と調べたんだけど」

団長「んっ?そんな事を調べてたのか」

ワルナスビ「う、うん。だから後で楽しみにしてて///」

団長「?顔が赤いぞ」

ワルナスビ「うっ。べ、別にどうでもいいでしょ///」

団長「はいはい。今日のデザートはアイスらしいぞ」

ワルナスビ「あ、アイス!・・・はっ!?こ、コーヒーの苦味を深く感じられていい」

団長「無理にブラックで飲まなくても」

ワルナスビ「ふふっ。我に無理なことなど」 ズズッ

ワルナスビ「うぇえ。苦い」

団長「全く。ミルクと砂糖だ」

ワルナスビ「うぅ。こ、こんな」

団長「はあ」 ナデナデ

ワルナスビ「だ、団長!何をするの?///」

団長「お前は世話のかかる妹だ」

ワルナスビ「む、むう。悪かったね///」 プイッ


団長「・・・」 ピラッ

ワルナスビ「お、お兄ちゃん。そろそろお風呂に入ったほうがいいよ」

団長「そうだな」


スタスタ

ワルナスビ「よ、よしっ///」



団長「は〜。いい湯だなぁ」

ガラッ

団長「・・・え゛?」

ワルナスビ「おおお、お兄ちゃん。一緒にお風呂入ろう///」

団長「ぶふぉ!?」

ワルナスビ「あ、あたしが背中を///」

団長「いくらなんでもこの歳で一緒に風呂に入る兄妹がいるかぁああああ!///」

133 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/29(金) 15:03:37.61 ID:8d4DuWqz0
ワルナスビ「うぅ。子供が一緒に入ってるって言ってたのに。ま、まさか怪盗である我を欺くとは・・・ふふふっ。許さないもん」 ブツブツ

団長「おーい。そろそろ寝る時間だぞ」

ワルナスビ「うぅ。こうなったら最後の手段。団・・・お兄ちゃん、一緒に寝よう」

団長「お前はまた」 ハァ

ワルナスビ「うっ。き、兄妹なら別におかしくないでしょ///」

団長「だから」

ワルナスビ「お、お兄ちゃんはあたしが嫌い?」

団長「っ!はあ・・・今日だけだぞ」

ワルナスビ「う、うんっ。ならば枕を持ってくる」


団長「さて。電気消すぞ」

ワルナスビ「うんっ」

カチャ

団長「お休み」

ワルナスビ「ム・・・お兄ちゃん」

団長「何だ?」

ワルナスビ「何かこうやって寝ると昔よくおじいちゃんと一緒に寝たの思い出すと思っただけ」

団長「俺はそんなに老けてるか?」

ワルナスビ「ち、違うよ。ただ・・・安心するの」

団長「そうか」

ワルナスビ「あたしもさ。妹とか欲しかったの」

団長「ラークスパーと一緒にいる時のお前はお姉ちゃんみたいだぞ」

ワルナスビ「ラークちゃんはあたしを慕ってくれるいい子だよ。本当に」

団長「それはお前の人望だろ。他にもキツネノボタンも慕ってるじゃないか」

ワルナスビ「あはは。そうだね」

団長「少しは誇れよ」

ワルナスビ「うん。団・・・お兄ちゃんも何時もありがとう///」

団長「どういたしまして」

ワルナスビ「・・・///お休み」

団長「お休み。ワルナスビ」



134 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/29(金) 15:16:36.41 ID:8d4DuWqz0
チュンチュン

団長「・・・う、うーん」 モゾッ

団長「朝か」

ワルナスビ「・・・むにゅ。くくっ、カーパスよ。今回も我の勝ちだ」

団長「どんな夢見てんだ?」

ワルナスビ「ふははは。諸君また会おう。次はもっと凄いお宝をいただく・・・むにゃ」

団長「起きろ」 ユサユサ

ワルナスビ「・・・むにゅ」 パチッ

団長「おはよ」

ワルナスビ「・・・だんちょぅ」

ワルナスビ「・・・!?何でムナールがここに?ももも、もしかして知らないうちに一線を」

団長「落ち着け。昨日一緒に寝てほしいって言ってきただろ」

ワルナスビ「・・・はっ。そ、そうだった。おはよう、お兄ちゃん」

団長「おはよう。皆が起きる前に部屋に戻っておけ」

ワルナスビ「そ、そうだね」



ガヤガヤ

フリージア「わきゅぅうう。お兄ちゃん、おはようございます」

団長「おはよう。朝から元気だな」

フリージア「はいっ」

ワルナスビ「くくくっ。いい朝だな。昨日の夜は素晴らしかった」

フリージア「また何かしたんですか?」

ワルナスビ「し、したと言うか・・・まっ、まあな」

フリージア「?」

ワルナスビ「それよりもムナ・・・お兄ちゃん、一緒にご飯を食べよう」

フリージア「あっ。私もお兄ちゃんと一緒に食べます」

団長「わかった」


アサガオ「うぅ。お兄ちゃんが取られた」

パープルパンジー「・・・団長さんはどうしようもない変態でしたか」

セルリア「だ、団長さんがお兄ちゃん・・・はうっ///」


ミズアオイ「お姉ちゃんなら私が」

トリトニア「ふふん♪お姉ちゃんなら私の出番だねぇ」

シュウメイギク「・・・ふむ」



135 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/29(金) 15:17:24.14 ID:8d4DuWqz0
ここまで。シュウメイギクはもう少しお待ちを

なんて呼ぶのがいいだろ?姉さん、姉貴・・・う、うーん
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/29(金) 16:07:13.02 ID:lWWQ4KS8O
おつおつ
個人的なイメージだと姉上か御姉様かなぁ
137 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/29(金) 18:18:47.56 ID:8d4DuWqz0
すいませんがこんなお題で書いて欲しいみたいなのありますかね?

色々と自分でも考えてはいるのですが正直キツイので

>>136 姉上に御姉様ですか。そういうのもあるんですね。参考になります
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/29(金) 18:31:38.81 ID:VzeKlIjmo
パッと思い付くのは
団長「性格が反転する薬?」クコ「あい」(まんま)

サクランボ「パパ!」クガイソウ「お父さん!」花騎士「」ジー(娘プレイ的な)

こんなのはどうじゃろ
趣味丸出しですまん
139 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/03/30(土) 20:01:53.22 ID:Gg1Pjbpt0
>>138

ありがとうございます

日曜か月曜には投下できると思います
140 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/04/01(月) 19:11:17.61 ID:72MwUMy30
申し訳ございません。完全に行き詰まってます。もう少しお待ち下さい
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/01(月) 19:19:01.07 ID:4iqiBUi4O
おつ
無理だけはしないでね
142 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/04/01(月) 21:19:09.96 ID:72MwUMy30
別のお題で安価だけとっておきます

サクランボ「パパ」 クガイソウ「お父さん」 ナズナ「お母さんは誰になるんでしょうね?」 花騎士達「!?」

 >>138  参考にしました

母親になろうとする花騎士 下1〜2 で
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/01(月) 22:18:02.13 ID:DAu6cnTg0
デンドロビウム
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/01(月) 22:34:03.81 ID:J/eY7AP10
タツナミソウ
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/04/01(月) 22:36:58.05 ID:GHxD3R3k0
ブラックバッカラ
146 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/04/02(火) 06:33:39.50 ID:Y3FrEusv0
デンドロビウムとタツナミソウですね。お待ちを
147 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/04/03(水) 06:33:26.94 ID:+95qsJeQ0
団長「・・・」 カリカリ

団長「はぁ。やっとで半分終わったか。最近は新種の害虫の報告や対策会議で・・・うーん」 ノビー

コンコン

団長「どうぞ」 カキカキ

シュウメイギク「失礼するぞよ、団長殿」

団長「シュウメイギク。何かあったのか?」

シュウメイギク「ここ数日、そなたは休んでおらぬように見えてな。全く、我らを頼らないとは不甲斐ない」

団長「あはは。花騎士も忙しいからな」

シュウメイギク「団長殿は何でも一人で抱え込もうとする悪い癖がある。何故皆を頼らぬ?」

団長「いや、それは・・・」

シュウメイギク「そなたは甘えると言う事を知らぬ様に見える」

団長「そんな歳でもないしな」

シュウメイギク「そのままでは倒れてしまおうぞ。わらわや他の花騎士達は信用できぬか?」

団長「そんな事はない」

シュウメイギク「ならば頼ってくれぬか?団長殿に何かあってからは遅いのでの」

団長「すまん」

シュウメイギク「・・・も、もしそなたがよければなのだがわらわが姉になってやるゆえ・・・///」

団長「えっ?」

シュウメイギク「す、すまぬ。今のは忘れてほしいぞ///わらわの気の迷いゆえ///」

団長(しゅ、シュウメイギクが姉?)

シュウメイギク「貸すがよい。わらわが手伝う」

団長「・・・」

団長「じゃ、じゃあ頼んでいいか?・・・姉上///」

シュウメイギク「っ!?」

団長「///」

シュウメイギク「ふふっ。そなたはわらわを惑わすのが上手いぞよ///任せるがよい」








148 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/04/03(水) 06:54:23.62 ID:+95qsJeQ0
団長「はあ。終わったー」 グテー

シュウメイギク「これこれ。行儀が悪いぞよ。疲れておるならわらわが膝をかそう」 ポンポン

団長「え゛?」

シュウメイギク「コリウスやガジュマルに昔はよくしてたゆえ。何、遠慮はいらぬぞ」

団長「いや・・・しかし///」

シュウメイギク「姉の言うことは少しは聞いてたも」

団長「じゃ、じゃあ少しだけ失礼します。姉上///」 ポスッ

シュウメイギク「ふふっ。ゆっくり休んで皆に元気な姿を見せるのも努めゆえ」

団長「・・・そうだな」

シュウメイギク「ふふふ。そなたは本当に優しい弟ぞ」 ナデナデ

団長「///」

団長(は、恥ずかしい///・・・でも)

シュウメイギク「〜♪」

団長(落ち着くな。・・・ダメだ、眠い) ウトウト

シュウメイギク「団長殿?」

団長「・・・zzz」

シュウメイギク「わらわはまだ怖いのです。この思いを伝えるのが。わらわも親友の様な鬼となるのかもしれぬ。すまぬ」

団長「・・・zzz」




団長「・・・んぅ?」 パチッ

シュウメイギク「起きたかえ?」

団長「あれ・・・俺は?」

シュウメイギク「疲れて寝てたぞよ」

団長「そうか。俺はシュウメイ・・・姉上の膝をかりて」 ムクッ

シュウメイギク「よく眠れたかの?」

団長「あっ、ああ。体が軽くなった」

シュウメイギク「それはよかったぞ」

団長「うーん。あっ、この報告書届けてくる」

シュウメイギク「その前に」 スッ

団長「しゅ、シュウメイギク?」

シュウメイギク「少しはきちんと服装を整えよ。これでよいぞ」

団長「す、すまん。じゃあすぐ戻るから」

ガチャ バタン

149 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/04/03(水) 07:11:18.74 ID:+95qsJeQ0
ガチャ

団長「ふう。ただいま」

シュウメイギク「ふむ。よく戻ったぞ」

団長「さて。お茶にするか」

シュウメイギク「そうするかえ。今お茶を淹れるので待っておれ」

団長「俺が淹れるから姉上は休んでてくれ。茶菓子も買ってきたから」

シュウメイギク「それは桜餅かえ?ふふっ、春が来たのよな」

団長「そうだな。今度、皆でお花見に行こうか?」

シュウメイギク「それは喜ぶ。楽しみが増えるぞよ」

団長「だな」 カチャカチャ


モグモグ

シュウメイギク「ふむ。これは美味ぞ」

団長「流石有名な和菓子の店だ」

シュウメイギク「全く。少し遅いと思ったら、まさか並んで買ったのたも?」

団長「そんなに並んでないけどな」

シュウメイギク「・・・」 ジー

団長「そ、それにこれは手伝ってくれた姉上に対する礼です」

シュウメイギク「ふふっ。それならば怒らん。すまぬな」

団長「俺がしたかったから気にしないでいい。さて、執務に戻るか」

シュウメイギク「うむ。わらわも手伝うぞ」



団長「ふぅ。これで今日の業務も終わりっと」

シュウメイギク「さて。そろそろ夕餉の時刻ぞ」

団長「じゃあ食堂に行こう、姉上」

シュウメイギク「うむ」
150 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/04/03(水) 07:24:11.43 ID:+95qsJeQ0
それから

シュウメイギク「・・・」 ボー

シュウメイギク(団長殿がわらわを頼ってくれてから数日。姉というのも悪くわなかったぞ)

シュウメイギク(しかしそなたがわらわに甘えなくなって少し寂しく感じるぞえ。これはいかぬ。全く、団長殿には困ったものゆえ)


団長「シュウメイギク?」

シュウメイギク「むっ。すまぬ、少し考え事をしてたゆえ」

団長「・・・」 ジー

シュウメイギク「だ、団長殿?」

団長「少し休憩にしよう」

シュウメイギク「う、うむ」

団長「だから」 ポンポン

シュウメイギク「?」

団長「姉上は疲れてるみたいだし。ほれ」

シュウメイギク「な、何を言っておるぞ///それにわらわは疲れてはおらぬ」

団長「姉上も少しは弟に甘えろ」

シュウメイギク「う、うぬ///では失礼するぞ///」 スッ

団長「どうぞ」

シュウメイギク「はぁ。この様に膝枕をされたのは何時ぶりかえ」

団長「男の膝だから硬いかもしれないけどな」

シュウメイギク「ふふ。そのような事はないぞ。逞しく感じるゆえ」

団長「数日間、お世話になったからな。お返しだ」

シュウメイギク「本当に団長殿は困った男ぞよ」

団長「いいから」 ナデナデ

シュウメイギク「こ、これっ///」

団長「いいから少し休んでくれ・・・ね、姉さん///」

シュウメイギク「!?///」

団長「や、やっぱり姉上は柄じゃない///」

シュウメイギク「本当にそなたは。わらわを惑わせるのが上手な男ぞよ///」
151 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/04/03(水) 07:35:02.58 ID:+95qsJeQ0
それからも

シュウメイギク「団長殿。王室御用達の果物を持ってきたゆえ。後で食べようぞ」

団長「わかった。残ったらそれでタルトでも作ろうか?」

シュウメイギク「うむ。そなたのタルトは美味ゆえ嬉しく思うぞ」

団長「じゃあ後で。姉上」


トリトニア「!?」

ナズナ「へ?」


シュウメイギク「こ、これっ///」

団長「あっ、いけねえ。姉さんだったな」

シュウメイギク「〜っ///はよ、仕事をするぞえ///」

団長「ああ」




ナンテン「だ、団長さんのお姉さん」 プルプル

コリウス「シュウメイギク様もお喜びみたいですが」

レッドチューリップ「ど、どんなプレイなのかしら?」

ホワイトチューリップ「何を言ってるんですか!?バカ姉///」



フリージア「ま、待ってください。お兄ちゃん」

ワルナスビ「ムナール!じゃなかった。お兄ちゃん、説明しろー!」






152 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/04/03(水) 07:36:08.57 ID:+95qsJeQ0
>>122

待たせてしまい、更にこんな出来ですいません。

次のお題行きます
153 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/04/03(水) 07:58:41.32 ID:+95qsJeQ0
団長「〜♪」

ガチャ

サクランボ「ただいまー。パパ♪」

クガイソウ「今戻ったよ、お父さん」

団長「お帰り。討伐の結果の報告は?」

クガイソウ「皆、怪我はないよ」

サクランボ「皆さん、大丈夫です」

団長「そうか。だが報告書に詳しく書かないといけないから後で執務室に」

クガイソウ「うん」

サクランボ「はーい」


ナズナ「・・・」

アブラナ「どうしたのよ?」

ナズナ「いえ。サクランボさんもクガイソウさんも団長さまの事を父親の様に慕ってますよね」

アブラナ「そうね。あいつ、少し甘やかしすぎじゃないの?」

ナズナ「サクランボさんは過去の事があるし、クガイソウさんは親の騎士団から異動ですから」

アブラナ「それはそうだけど」

ナズナ「でも団長さまがお父さんならお母さんは誰になるんでしょうね?」



花騎士達「!?」


ナズナ「あ、あれ?」

花騎士達「・・・」

154 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/04/03(水) 08:40:06.51 ID:+95qsJeQ0
タツナミソウ(しかしお母さんね。あたしはよく姉御って言われるるけどお母さんは流石に無理だよなー)

スタスタ ピタッ

タツナミソウ「んっ?」


クガイソウ「・・・」


タツナミソウ「あれは?何してんだ?」 ソロー


クガイソウ「ぐす・・・うぅ、お家に帰りたいよぅ」


タツナミソウ(ホームシックかぁ。まだ子供だししょうがねえけどよ。よーし)


タツナミソウ「ホームシック?」 ヒョコ

クガイソウ「っ!?」

タツナミソウ「あっ。驚かせて悪い」

クガイソウ「べ、別にいい」 ゴシゴシ

タツナミソウ「なあ。やっぱり親のいる騎士団に戻りたいの?」

クガイソウ「べ、別にそんな事はないもん」

タツナミソウ「あたしもさ。たまにロータスレイクに居る家族の事心配なんだよねー」

クガイソウ「そうなんだ」

タツナミソウ「弟はちゃんと母ちゃんの言うこと聞いてるか。母ちゃんは元気かなー、って」

クガイソウ「・・・」

タツナミソウ「それでさ。心配で手紙を送ったんだけどさ、なんて返事が来たと思う?」

クガイソウ「わからない」

タツナミソウ「私達の心配はいいからアンタはちゃんと仕事してるんだろうねぇ?団長さんに迷惑掛けてないか?って」

タツナミソウ「後は小言ばかりだったんだぞー。信じられる?」

クガイソウ「ふふっ」 クスクス

タツナミソウ「母ちゃん。それはねえよ、って思ったけど安心したんだ」

クガイソウ「そうなの?」

タツナミソウ「うん。これだけ小言を書くんだ。まだ元気だって事がわかる」

クガイソウ「・・・」

タツナミソウ「だ、だからよ。不安なら手紙出してみるなり団長に頼んで少し帰国したらいいじゃん」

クガイソウ「・・・うん。でも、もう少し頑張る」

タツナミソウ「そうか」

クガイソウ「うん。私も立派な花騎士になりたいから」

タツナミソウ「そうか。よーし、頑張らないとな」 ワシャワシャ

クガイソウ「・・・お母さんみたい」

タツナミソウ「・・・へ?」

クガイソウ「あっ。な、なんでもない」

タツナミソウ「な、なあ。クガイソウがよければなんだけど」

クガイソウ「?」



155 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/04/03(水) 08:54:30.09 ID:+95qsJeQ0
団長「・・・」 カリカリ

タツナミソウ「ほいっ。団長、次は何をすればいいんだ?」

団長「うーん。これくらいにして少し休憩するか」

タツナミソウ「おっ。じゃあお菓子でも持って」

コンコン

団長「おっと。どうぞ」

ガチャ

クガイソウ「ただいま」

団長「ああ。報告書、届けてくれたか?」

クガイソウ「うん。問題なかったよ、お父さん」

タツナミソウ「ほら、手を洗ってこい。お菓子用意するからさ」

クガイソウ「うん。お母さん」

団長「・・・えっ?」

バタン

団長「えっ。今のは?」

タツナミソウ「あっ、ああ。まあ、ちょっと色々あってさー。あたしがお母さんになったんだよねー」

団長「そうか。クガイソウもまだ子供だから寂しいもんな。助かる」

タツナミソウ「い、いやー。それ程でもないけどさ。団長がお父さんであたしがお母さんじゃん。こ、これってさ///」

団長「?」

タツナミソウ「だー!言わせるなよ、恥ずかしいじゃん///」 バシバシ

団長「いてて。何だよ?」

ガチャ

クガイソウ「洗ってきたよ」

タツナミソウ「よーし。じゃあ食べようぜ。団長は飲み物用意して」

団長「あっ、ああ」





156 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/04/03(水) 09:13:52.99 ID:+95qsJeQ0
タツナミソウ「はあ。しかし最近また忙しいよなー」

クガイソウ「そうだね」

団長「少しずつ暖かくなったからな。害虫も活発になってるし、しょうがない」

タツナミソウ「だからってなー。団長、部下にご褒美とかあってもいいんじゃない?」

団長「褒美か・・・一日だけなら休暇あげれるが」

クガイソウ「本当?」

団長「ああ。どうする実家に帰省したいなら申請すれば」

クガイソウ「ううん。お父さん達には手紙書いたから」

団長「そうなのか?」

クガイソウ「うん。皆元気だって返事も来たから」

団長「うーん。じゃあ何が」

クガイソウ「えーっと・・・少し考えさせて」

団長「わかった」

タツナミソウ「うーん。あたしは海に行きたいけどまだ寒いしなー」


クガイソウ「ごちそうさまでした」

団長「さて、仕事するぞ」

タツナミソウ「わかってるって」

クガイソウ「お父さん。あたしは何を手伝えばいい?」

団長「そうだな。じゃあこの書類を纏めるの手伝ってくれ」

クガイソウ「うん」

タツナミソウ「少しは整理整頓しとけよ」

団長「うっ。この方が楽なんだよ」

タツナミソウ「全く。実家の弟みたいだなー」

クガイソウ「お父さん。お母さんに怒れれてる」

団長「くぅ。はいはい、ちゃんと整頓します」





157 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/04/03(水) 09:15:15.00 ID:+95qsJeQ0
>>154  クガイソウ「うん。私も立派な花騎士になりたいから」  誤字

正しくは クガイソウ「うん。あたしも立派な花騎士になりたいから」

です。すいません

158 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/04/03(水) 09:16:24.59 ID:+95qsJeQ0
>>156 クガイソウ「お父さん。お母さんに怒れれてる」 誤字

正しくは クガイソウ「お父さん。お母さんに怒れてる」

です

159 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/04/03(水) 09:33:13.02 ID:+95qsJeQ0
タツナミソウ「よしっ。今日はこれで終わりにしようぜ」

クガイソウ「疲れた」

団長「そうだな。2人ともお疲れ様。食堂に行くか」

クガイソウ「うん」

タツナミソウ「今日はなんだろうなー?」

団長「そうだなー」



食堂

ザワザワ

団長「空いてる席は」

クガイソウ「あっ。あそこちょうど3席空いてる」

タツナミソウ「よしっ。クガイソウ、あそこ確保して。あたし達はご飯持ってくるから」

団長「飲み物もいるよな。クガイソウ、お茶でいいか?」

クガイソウ「お茶でいいよ、お父さん。じゃあ確保しておくね、お母さん」



ピシッ


ナズナ「えっ?」

カトレア「・・・どういう事よ」



団長「よしっ。同じ定食にしたがいいよな?」

タツナミソウ「おっ。今日は魚の餡かけかぁ。絶対に美味しいよなぁ」

クガイソウ「うん。いい匂いがする」

タツナミソウ「お茶も持ってきたし。じゃあ」

団長 タツナミソウ クガイソウ 「「「いただきます」」」



ナンテン「な、何よ。あの空気」



クガイソウ「あっ。今度お休みがもらえるならお父さんとお母さんとあたしの3人で何処かに行きたい」

タツナミソウ「おっ。嬉しいこと言ってくれるねぇ♪何処に行こうかな?」

団長「そうだな・・・あれ?」

クガイソウ「何処に行くか後で皆で決めよう。あたしも何か候補を探しておくから」

タツナミソウ「じゃああたし達も候補を絞るか。団長も決めておいてよ」

団長「・・・ああ。そうだな」

団長(この空気を壊すのは野暮だな)


カランコエ「むう」

アイビー「ま、まるで家族じゃない」 ヒクッ

ホーリー「・・・ふーん」

160 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/04/03(水) 09:35:55.98 ID:+95qsJeQ0
休憩。短いですが次はサクランボとデンドロビウムを書くと思いますが・・・

うーん。もう少し話を長くするべきでしょうか?

意見があったら書いてください
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/03(水) 09:50:21.21 ID:HSoclWhho
おつおつ
個人的には長すぎず短すぎずでちょうどいいと思うな
162 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/04/03(水) 11:03:51.05 ID:+95qsJeQ0
タツナミソウがクガイソウのお母さん役になってから数日後


サクランボ「・・・」 ボー

デンドロビウム「あら?どうしました?」

サクランボ「あっ。デンドロビウムさん」

デンドロビウム「何か悩み事ですか?」

サクランボ「い、いえ。そんな事は」

デンドロビウム「嘘はダメですよ。団長さん達の事ですね」

サクランボ「・・・はい」

デンドロビウム「やっぱり。クガイソウさんが羨ましいですか?」

サクランボ「はい。私もちゃんとお相手してくれるんですがクガイソウちゃんはママの代わりがいて、少し羨ましいんです」

デンドロビウム「・・・」

サクランボ「もうそんな年じゃないってわかってるんですけど、見てたら羨ましく感じちゃうんです」

サクランボ「えへへ。団長さんは優しいのに私がこんな感じじゃダメですよね?しっかりしないと」

デンドロビウム「サクランボさん。私と一緒に団長さんに会いに行きましょう」

サクランボ「えっ?」

デンドロビウム「さあ。行きましょう」

サクランボ「で、でもパ・・・団長さんはお仕事中ですよ」

デンドロビウム「関係ありませんよ」 ゴゴゴ

サクランボ「ひうっ」 ビクッ

デンドロビウム「団長さんにはお仕置きが必要ですから」

サクランボ「あ、あの。酷いことはしないでくださいね」



163 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/04/03(水) 11:16:21.75 ID:+95qsJeQ0
ガチャ

デンドロビウム「団長さん」

団長「デンドロビウムか。今日は休みじゃあ?」

デンドロビウム「正座しなさい」

団長「・・・えっ?」

デンドロビウム「正座を」

団長「いや。意味が」

デンドロビウム「正座」 ギロッ

団長「・・・は、はいっ」 スッ

サクランボ「あわわっ」

デンドロビウム「団長さん。あなたは何をやってるんですか」

団長「えっ?話が見えないんですが」

デンドロビウム「最近はクガイソウさん達とよくいますね」

団長「は、はいっ」

デンドロビウム「サクランボさんを蔑ろにしてませんか?」

団長「し、してませんが」

デンドロビウム「・・・さっき園庭で寂しそうにしてたんですが」

団長「えっ?」

サクランボ「うぅ」

デンドロビウム「で、何か言い分は?」

団長「そ、そうだったのか。確かにサクランボを構う時間が短くなってた。すまん」

サクランボ「う、ううん。パパ・・・団長さんも忙しかったし気にしてません」

団長「でも悪かったのは確かだし。明日は休みだったよな。何処か行くか?」

サクランボ「い、いいんですか?」

団長「ああ」

サクランボ「わー♪パパ、ありがとう。あっ、私ったらはしたないです///」
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/03(水) 11:26:19.28 ID:HSoclWhho
あぁ^〜パパになるぅ〜
165 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/04/03(水) 11:32:45.90 ID:+95qsJeQ0
デンドロビウム「よかったですね」

サクランボ「はいっ♪」

デンドロビウム「団長さんも少しは休まないとダメですよ」

団長「休んでるが」

デンドロビウム「嘘はダメです。最近また害虫討伐の遠征や対策などであまり寝てないですよね?」

団長「うっ」

デンドロビウム「なので明日の休みは私もお付き合いします」

団長「わ、わかりました」

デンドロビウム「あなたに何かあったら悲しむのは花騎士達なんですよ」

団長「反省します」

デンドロビウム「よろしいです」

サクランボ「ふふっ。デンドロビウムさん、ママみたいです」

デンドロビウム「えっ?」

サクランボ「あっ。ご、ごめんなさい。ママって厳しくても優しいってイメージだったんです」

デンドロビウム「そうですか。では私がサクランボさんのママになりましょうか?なんて・・・」

サクランボ「い、いいんですか?」

デンドロビウム「・・・えっ?」

サクランボ「あっ。やっぱり何でもないです」

デンドロビウム「わ、私でいいならママの代わりになりましょう」

サクランボ「は、はいっ。よろしくお願いします、ママ♪」

デンドロビウム「っ!?」 ズキューン

団長「お、おーい」

デンドロビウム「で、では何をするか決めましょうか」

サクランボ「はいっ♪」

デンドロビウム(な、何でしょうか。この気持は)
166 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/04/03(水) 12:52:13.36 ID:+95qsJeQ0
次の日

団長「・・・zzz」

コンコン

団長「・・・んぅ。誰だ?」 モゾモゾ

ガチャ

デンドロビウム「団長さん。おはようございます」

サクランボ「おはよう、パパ」

団長「おはよう。どうしたんだ?」

デンドロビウム「今日はピクニックに行く約束ですよ」

団長「そうだったか。でもまだ早いぞ」

デンドロビウム「これからお弁当を作りますから」

サクランボ「パパの好きなもの作るね♪」

デンドロビウム「サクランボさん。調理場に行きますよ」

サクランボ「はい。ママ」


団長「・・・」 ポリポリ

デンドロビウム「団長さん。二度寝はダメですよ」

団長「わかってる」



トントン

サクランボ「ママ。味付けはこれでいいですか?」

デンドロビウム「んっ。そうですね、これでいいですよ」

サクランボ「はい」


団長「・・・」

団長(本当に親子に見えてくる。不思議だなー)


サクランボ「・・・パパ?」

団長(しかし何だか不思議な気分)

サクランボ「パパったら!」

団長「な、何だ?」

サクランボ「パパは何か食べたいのありますか?」

団長「そうだな。唐揚げとか食べたいが」

サクランボ「唐揚げですね。よーし、頑張って作りますから楽しみにしててください♪」

団長「ああ」

167 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/04/03(水) 13:11:05.56 ID:+95qsJeQ0
朝食後

デンドロビウム「じゃあ行きましょう」

サクランボ「パパ。早く」

団長「はいはい」

サクランボ「手を繋いでもいいですか?」

団長「わかった」 ギュ

サクランボ「反対の手はママと繋いじゃいます」

デンドロビウム「いいですよ♪」 ギュ

サクランボ「じゃあ行ってきます」

団長「行ってくる」

デンドロビウム「後のことはよろしくお願いしますね」


バタン


ナズナ「な、何ですか。あれじゃ本当に親子ですよ。いや、でも団長さまはまだ若いし」

ベロニカ「何でかしら。あの幸せな空気を無性に壊してあげたいわ」

セルリア「団長さんと夫婦。団長さんと」 ブツブツ

ブラックバッカラ「デンドロビウムのヤツ。いい思いしやがるな」

カトレア「・・・」 イライラ


タツナミソウ「よーし。次はあたし達がお父さんと出かけるぞ」

クガイソウ「うん」


ナンテン「させないわよ」

ナイトフロックス「私だって」 ブツブツ


その後、クガイソウとサクランボのお母さん役になろうと他の花騎士達も奮闘したもよう









168 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/04/03(水) 13:12:31.66 ID:+95qsJeQ0
ここまでですね。次のお題が決まらないのでお待ちを

何かお題があったら書いてもいいんですよ(汗)

では。来週末には退院できそう。やっとで花騎士が出来ます
169 : ◆i87l2l04yU [saga]:2019/04/03(水) 13:20:50.94 ID:+95qsJeQ0
次のお題 エノテラ「団長と既成事実を作るにはどうすればいいですかね?」

この話を聞いた花騎士

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