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モバP「ナチュラル同棲佐久間まゆ」
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77 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/22(金) 23:57:13.06 ID:HW8i8s9a0
モバP「(まゆが隣に越してきてから)」
モバP「(俺の生活は少しばかり制限されるようになった)」
モバP「(その中の一つが音だ)」
モバP「(それ以前にも隣の人は住んでいたのだが)」
モバP「(他人ではなく知り合い)」
モバP「(しかも自分の担当アイドルが住んでいるとなると)」
モバP「(一挙手一投足、あらゆる生活音が聞かれている可能性を考えてしまう)」
モバP「(別に聞かれたからどうというわけでもないはずなんだが....)」
モバP「....」
78 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/22(金) 23:57:41.61 ID:HW8i8s9a0
モバP「(なんとなく気恥ずかしい///)」
モバP「(全力全開大音量のおならをしたり)」
モバP「(アダルティなビデオを見たり)」
モバP「(テレビに向かって独り言を話すのをまゆに聞かれていたらと思うと)」
モバP「(恥ずかしい///)」
モバP「(そんなつまらないプライドと見栄によって俺の生活は少々窮屈になっている)」
モバP「(しかし....)」
モバP「(まゆの部屋からは騒音どころか生活音すら全く聞こえないな....)」
モバP「(本当に住んでんのか?)」
モバP「....」
79 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/22(金) 23:58:56.54 ID:HW8i8s9a0
モバP「おーい、まゆ、伊藤園(おーいお茶伊藤園のリズム)」
まゆ「なんですか?」ガラガラ
モバP「今回は突然呼びかけた俺が悪いがなるべく玄関から来てくれ」
まゆ「ベランダの方が近かったんです」
モバP「(ベランダの仕切りはピンピンしてるのにどうやって来たんだ....)」
モバP「ごめんな、いきなり呼びかけて」
まゆ「Pさんからの呼びかけなら常に大歓迎です」ニコ
80 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/23(土) 00:00:14.47 ID:Mj2YKQHC0
〜翌日〜
モバP「....」ガチャリ
まゆ「おはようございます」
モバP「おはよう」
まゆ「そういえばPさん」
モバP「ん?」
まゆ「午前3時22分頃に大きな寝返りを打ってました」
まゆ「起きるまでの寝返りの回数は14回だったのでちょっと少なめですね」
まゆ「寝返りは質の良い睡眠に繋がりますから、もう少し硬めのマットレスにした方がいいかもしれないです」
まゆ「柔らかすぎると寝返りがしづらいので」
モバP「そうか、じゃあ注文しとくわ」
81 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/23(土) 00:01:21.21 ID:Mj2YKQHC0
まゆ「あ、すみません、朝からいきなりこんな....」
まゆ「うっとおしいですよね....」
モバP「いやいや、俺の身体のこと気遣ってくれてるんだろ?」
モバP「何も悪いことないさ」
まゆ「それなら、よかったです///」
モバP「ただ、俺の寝返りの回数がわかるってことは寝てないんじゃないのか?」
モバP「前にも言ったが健康第一で
まゆ「いえ、夢の中でPさんが寝返りを打つ音が聞こえたので数えておいたんです」
モバP「....」
モバP「そうか、それならいいけどさ」
82 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/23(土) 00:02:14.62 ID:Mj2YKQHC0
モバP「!!!??!!?!?!?!?!?!?!?!?!??!?!?!?!?!?!?!?!?」
モバP「(会話の始めから終わりまで何一つわからなかったんだが!?!?!!?!?)」
モバP「(俺の寝返りの音そんなにデカいか!?)」
モバP「(寝てるからわかんねえよ!!!)」
モバP「(隣人の夢の中まで聞こえる音出してたら俺自身が起きるだろ!!!!)」
モバP「....」
モバP「(あと夢の中で数えてたってなんだよ!!!!)」
モバP「(睡眠管理アプリか何かか!?)」
モバP「(もはやそれは夢じゃないだろ!!!!!)」
モバP「(半分起きてるだろ!!!!!!)」
モバP「....」
モバP「(きっとこのマンションの壁が薄くて天井裏の壁がないんだな)」
モバP「(俺の寝返りがうるさいとかまゆが人知を超えた力を手にしているとかじゃないんだ)」
モバP「(気にしない気にしない)」
83 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/23(土) 00:02:44.64 ID:Mj2YKQHC0
ナ チ ュ ラ ル レ オ パ レ ス 佐 久 間 ま ゆ
84 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/23(土) 00:04:06.92 ID:Mj2YKQHC0
続きます
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/02/23(土) 00:29:12.36 ID:XHAOhpOt0
まゆかわいい
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/02/23(土) 09:13:16.71 ID:8G4sRnU9o
怖いわ!
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/02/23(土) 09:23:16.33 ID:T442v8OAo
まゆはかわいいなあ(お目目ぐるぐる)
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/02/23(土) 11:29:59.59 ID:gQiPHEu6o
頭にナチュラル、語尾に佐久間まゆをつければなんでも出来る説
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/02/23(土) 17:51:17.51 ID:h3mHP0zJO
ナチュラル万能説佐久間まゆ
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/02/23(土) 18:55:46.20 ID:IvRDV/80O
語感が非常に良い
91 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/23(土) 23:34:52.72 ID:Mj2YKQHC0
モバP「ふぅ....」
ちひろ「お疲れですか?」
モバP「いやー疲れてないときなんてありませんよ」アハハ
ちひろ「それもそうですね」クスリ
菜々「!」
菜々「....」ヒョコヒョコ
菜々「....」ジャー
菜々「....」トクトク
菜々「プロデューサー、お茶どうぞ!」コト
モバP「菜々さん、俺のことなんていいので自分の身体を労わってあげてください」ニッコリ
菜々「せっかく淹れたのになんてこと言うんですか!」プンスカ
92 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/23(土) 23:35:20.89 ID:Mj2YKQHC0
モバP「(ズズ)」
モバP「あぁ〜............」
モバP「働きたくねぇ................」
杏「プロデューサーも段々分かってきたみたいだね」ニヤリ
ちひろ「ろくでもないこと言わないでください!」
ちひろ「Pさんが抜けたらここ回らなくなっちゃいますよ!」
杏「(そんなに仕事押し付けてるから杏みたいなこと言うんじゃ....)」
菜々「まあまあ、そう言わずにもう少しだけ頑張りましょ?」
モバP「....」ジー
菜々「なんですか....?」ゾク
93 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/23(土) 23:36:21.45 ID:Mj2YKQHC0
モバP「....」ジー
モバP「なんか菜々さんってさ」
モバP「精神面は成熟しきってるから包容力が凄いけど」
モバP「見た目は小動物みたいで愛らしいですよね」
菜々「!?」
モバP「見た目は可愛らしいのに頭は良くて健気で」
菜々「い、いきなり何を」
モバP「....」
モバP「....」ナデナデ
菜々「ひゃっ///」ビクン
94 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/23(土) 23:36:47.56 ID:Mj2YKQHC0
モバP「....」ナデナデ
菜々「ちょっとPさん///」
モバP「あーこれこれこの感じ」ナデナデ
モバP「実家のワンコを思い出すなあ」サワサワ
杏「そこはウサギにしてあげて」
ちひろ「杏ちゃん、一応ウサミン星人ですよ」
ちひろ「というかPさん、あんまりやりすぎるとセクハラですよ」
モバP「この愛撫に性的な感情は一切ありません」ペタペタ
菜々「んっ///Pさん///そこはっ....ちょっと....///」トロン
ちひろ「菜々さんのリアクションが半分アウトなんですけど」
95 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/23(土) 23:37:17.64 ID:Mj2YKQHC0
モバP「そーれ高い高ーい!」ヒョイ
菜々「ひゃっ///」
モバP「癒しだ癒し!アニマルセラピーだ!」ナデナデ
杏「も〜うるさいなぁ、いつまでやって
まゆ「いいなぁ」ボソ
杏「!!?!?!?!?!?!?!?!??!?!!?!?!?!!!?!?!?!?!?」
まゆ「こんにちは杏ちゃん」ニッコリ
杏「いたんだ、まゆちゃん」アハハ
まゆ「今来たところです」
96 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/23(土) 23:37:58.78 ID:Mj2YKQHC0
まゆ「ところでこれ、いつからやってるんですか?」
杏「え、えー....」
杏「....」
杏「....1分前くらいかな?」メソラシー
まゆ「まゆ、5分前からこの机の下にいたんですけど」
杏「うん、ちょっと時計読み間違っちゃった!ごめんごめん!」
まゆ「いいなぁ」ボソ
杏「....」
まゆ「まゆ、Pさんにああいうこと全然してもらえないんです....」
まゆ「少しくらい触っても何も言わないのに....」
杏「(何されても受け入れるんじゃ....)」
97 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/23(土) 23:38:28.59 ID:Mj2YKQHC0
まゆ「いいなぁ」ボソ
杏「....」
杏「まゆちゃんはさ、スキがなさすぎるんじゃない?」
まゆ「まゆの好きは抱えきれないくらいありますよ?」
杏「その好きじゃなくて、隙間の隙」
まゆ「隙?」
杏「菜々ちゃんを見てごらんよ」
まゆ「?」ジー
98 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/23(土) 23:38:58.98 ID:Mj2YKQHC0
モバP「肩車だ〜!!!」
菜々「P、Pさん!いい加減に!」ヒョコヒョコ
モバP「はー軽い軽い!」
菜々「絶対落とさないでくださいよ!こんな高さから落とされたらナナ
モバP「あっ」ズデ
菜々「ぴぎゃ〜〜〜!!!!!」
杏「ね?」
まゆ「???」
99 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/23(土) 23:39:41.04 ID:Mj2YKQHC0
杏「菜々ちゃんが隙だらけだからこそ」
杏「プロデューサーもああやって恥も外聞もなく、ガールとして接することが出来るんだよ(適当)」
まゆ「なるほど....」メモメモ
杏「まゆちゃんはさ、年の割に大人っぽいっていうか」
杏「歴戦の猛者感があるから」
杏「プロデューサーもレディとして接しちゃうんじゃない?(適当)」
まゆ「ふむふむ....」
杏「あ、あとさっき『小動物みたいで愛らしい』とも言ってた」
まゆ「小動物....」
まゆ「杏ちゃんの意見、参考にさせてもらいます」シュバ
杏「消えた....」
杏「....」
杏「杏しーらない」グデー
100 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/24(日) 00:16:31.50 ID:xjn080/Q0
モバP「はースッキリした」テクテク
モバP「....」ガタ
モバP「よっこいせ....」ポス
モバP「(ん?机の下に何か....乃々か?)」チラ
まゆ「にゃぁん」ニコ
モバP「....」
モバP「すぅー」スー
モバP「はぁー」ハー
ちひろ「どうかしました?」
モバP「いえ、疲れからか幻覚を見てしまったようで」
まゆ「にゃぁん」ニコニコ
モバP「!!?!?!!??!?!?!?!?!?!!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」
ちひろ「えぇ....」
杏「あっ........」メソラシ
101 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/24(日) 00:17:03.52 ID:xjn080/Q0
まゆ「ごろごろ」スリスリ
モバP「ま、まゆ!?お前それ!?」
ちひろ「それみくちゃんのSSR衣装、アヴァンチュール・シャトじゃないですか!」
まゆ「にゃんにゃん」コテン
モバP「おまっ、その恰好であんまり動き回るなっ!」チラ
ちひろ「勝手に使っちゃダメなのに....」
まゆ「にゃ〜ん」ペシペシ
??「ここは私に任せなさい....!」
モバP「あ、あなたは―――っ!!!!」
102 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/24(日) 00:18:09.64 ID:xjn080/Q0
モバP「にゃんにゃんにゃん三人衆の一人」
モバP「高峯のあ!!!」
ちひろ「えぇ....(困惑)」
杏「みくちゃんじゃないんだ....」
のあ「まゆが何の理由もなくこんなことをするはずはない....」
のあ「私がにゃん・にゃん・にゃんで学んできた全てを賭けて」
のあ「まゆの心の深層を読み解くわ....」
ちひろ「そんなことしなくていいですから....」
モバP「お願いします....!」
まゆ「にゃんにゃん」ゴロゴロ
杏「なにこれ」
103 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/24(日) 00:18:38.85 ID:xjn080/Q0
のあ「....」ジー
まゆ「....」ペシ
のあ「....」ジー
のあ「ふっ....」クスリ
モバP「何かわかったんですか!?」
のあ「微かに感じる....でもまだ足りないわ....」
のあ「もっとまゆと同調を....」
まゆ「にゃぁにゃぁ」コテン
104 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/24(日) 00:19:57.67 ID:xjn080/Q0
のあ「....」
のあ「....」
のあ「この感情は........」
のあ「....空腹?」
モバP「く、空腹!?」
のあ「まゆの着ている衣装は猫を模したもの....」
のあ「猫といえば....」
のあ「........」
モバP「っ....」ゴクリ
杏「いつまでやんの」
ちひろ「気が済むまでじゃないですか」
105 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/24(日) 00:20:40.83 ID:xjn080/Q0
のあ「........ミルク」
のあ「まゆは....」
のあ「まゆは身を挺して........」
のあ「ミルクを欲しているのよ................!」
モバP「なるほど!!!!」
まゆ「うにゃ....」ショボン
杏「ダメだこりゃ」
ちひろ「仕事しよ」
106 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/24(日) 00:21:10.49 ID:xjn080/Q0
モバP「美味いか〜まゆ〜」
まゆ「....」ゴクゴク
まゆ「ありがとうございました」
まゆ「着替えてきます」
テクテク
ちひろ「結局なんだったんでしょうか」
モバP「ミルクが飲みたかったんですよ」
杏「(こいつ一回誰かにシバかれた方がいいな)」
107 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/24(日) 00:22:15.54 ID:xjn080/Q0
まゆ「....」テクテク
のあ「まゆ」
まゆ「....のあさん」
のあ「プロデューサーに触れてて欲しいなら、もっと策を練るべきよ」
まゆ「でも菜々さんみたいにすればPさんから触れ合ってくれると思って....」
のあ「あなたが欲しているそれは、愛情からくるものでしょう?」
のあ「あの作戦が上手くいったとして、それはあなたの求めるものではない....」
まゆ「....」
まゆ「それじゃあ、まゆはどうすれば....」
のあ「....」
108 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/24(日) 00:26:36.52 ID:xjn080/Q0
のあ「正解は誰にもわからない....それは私にも....」
のあ「まゆの自由にしたらいい....」
まゆ「....」
のあ「これは私からのお礼よ....」スッ
まゆ「お礼?」
のあ「妥協を知らないネコの装い....なかなか良かったわ....」
まゆ「?」
のあ「明日の空は、深い黒よ............」スタスタ
まゆ「....」ガサゴソ
まゆ「これは....」
109 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/24(日) 00:27:07.61 ID:xjn080/Q0
ナ チ ュ ラ ル ス キ ン シ ッ プ 佐 久 間 ま ゆ
110 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/24(日) 00:28:56.10 ID:xjn080/Q0
続きます
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/02/24(日) 00:31:51.26 ID:seyCVXC/O
乙
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/02/24(日) 01:00:44.79 ID:M3uBOpCDO
何を渡したんだ?
奈緒の十八番の相合い傘でもさせる気か?
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/02/24(日) 01:30:57.35 ID:gq16P2DMO
『のあさんが真剣な顔してゴロゴロにゃんにゃんしてるまゆを見ている』という文章に起こすとシュールすぎるシチュ
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/02/24(日) 10:59:31.33 ID:Yw+00QNlo
もはやナチュラルでも何でもねえ!(褒め言葉)
115 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/25(月) 23:02:20.19 ID:rJgB53Jo0
モバP「帰ってきたら突然部屋に炬燵が出現していた」
炬燵「(もぞもぞ)」
まゆ「炬燵ですよぉ」
モバP「もう猫はいいのか?」
まゆ「気が済みました」
モバP「(ミルクで....?)」
モバP「で、これは何だ」
まゆ「炬燵ですよぉ」
モバP「それは見ればわかる」
モバP「あと俺の部屋には明らかに不釣り合いな大きさだということもな」
まゆ「まゆからのプレゼントです」
モバP「プレゼントを貰うような予定はなかったが」
116 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/25(月) 23:05:56.65 ID:rJgB53Jo0
まゆ「Pさんは寒い時、ポケットに何を入れますか?」
モバP「ポケットに?そんなのカイロくらいしかないだろ」
まゆ「カ イ ロ」ニッコリ
モバP「(東京フレンドパークのアトラクション ボディ&ブレインで関○宏がやってる誘導尋問かよ)」
まゆ「そのカイロについてです」
まゆ「隣で寒そうにしている人がいて、自分がカイロを2つ持っているとしたらどうしますか?」
モバP「片方のポケットに1つずつ入れて使う」
まゆ「隣の人に渡しますよね」
モバP「いや俺は
まゆ「隣の部屋で寒がっているPさんがいたので」
まゆ「余っていた炬燵を差し上げたんです♪」
モバP「嘘つけ!こんなバカでかい炬燵、2つも持ってるわけないだろ!」
モバP「お前の部屋俺と同じ間取りだぞ!」
まゆ「まあまあまあまあ」
まゆ「まゆと一緒に日本式で冬を乗り切りましょう」
モバP「(一緒には確定事項なんだな)」
117 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/25(月) 23:07:47.72 ID:rJgB53Jo0
まゆ「(ぬくぬく)」
まゆ「どうですか?」
モバP「ん、これは、あれだな」
モバP「あったかいな」
まゆ「暖かいものをたくさん合わせてますから」ニコ
モバP「掛け布団の中にヒーターまでついてるからな」
モバP「淹れたての緑茶まで飲んで体の内側からも温めてるし」
まゆ「それだけじゃありませんよ?」
モバP「あとはー....敷布団とか?」
まゆ「2人で入っているからこんなに暖かいんです」ニコ
モバP「なるほど」
まゆ「....」
まゆ「///」テレ
モバP「(照れるくらいなら言わなきゃいいのに)」
118 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/25(月) 23:08:19.37 ID:rJgB53Jo0
モバP「(まあしかし)」
モバP「(いつもの突拍子もない襲来ではあったがこれはこれで悪くない)」
まゆ「この炬燵の良いところ、1つ見つけました」
モバP「なんだ?」
まゆ「炬燵で寝てしまうと、風邪をひきやすいのでよくないって言います」
モバP「よく母さんから言われたな」
モバP「でもこの心地よさには抗えないんだよなあ」
まゆ「よく見てください、これなら抗えるんです」
モバP「?」
モバP「別に普通の炬燵じゃないか」
119 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/25(月) 23:09:35.20 ID:rJgB53Jo0
まゆ「この部屋の寸法ほぼぴったりに炬燵がはまっているので」
まゆ「炬燵に下半身を入れて寝転がるスペースがないんです」
モバP「お前が考えなしに巨大炬燵を持ってくるからだろ....」
まゆ「Pさん、炬燵を精一杯楽しむために」
まゆ「まゆの部屋との壁を壊して、いっそのこと1部屋にしませんか?」
モバP「炬燵を口実に再同居の方向へ持って行こうとするんじゃない」
まゆ「残念です」ニコニコ
モバP「(天使のような微笑みから悪魔の提案、さすがまゆ)」
モバP「(さすまゆ)」
120 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/25(月) 23:10:17.35 ID:rJgB53Jo0
まゆ「そういえば」
まゆ「今日事務所でのあさんからこんなものを貰ったんです」スッ
モバP「これ、のあの出てる映画のチケットじゃないか」
まゆ「はい、映画の『ペア』チケットです」
モバP「....」
まゆ「Pさん、一緒に
モバP「ダーメ」
まゆ「....どうしてですか」
モバP「あのなあ、前も言ったけど」
121 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/25(月) 23:11:12.32 ID:rJgB53Jo0
モバP「まゆは一応芸能人、それもアイドルなんだぞ?」
モバP「男と2人で映画を見ているのがばれたらどうするんだ」
まゆ「で、でも、これは事務所の人から貰ったものですし」
まゆ「Pさんと観に行くのも不自然ではないと思うんです!」
モバP「そうは言ってもなあ、真実ってのは受け取り手次第でどうにでもなるんだ」
モバP「いくら根底にそういう事実があったところで、世間からどう思われるかはわからない」
まゆ「どうしてもこの映画が見たいんです!」
モバP「そんなに見たいなら他の奴と行ってきていいぞ?」
モバP「誰か一緒に行きたい奴がいたらオフもどうにか合わせるから」
まゆ「Pさんと行きたいんです!!!」
モバP「....」
122 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/25(月) 23:12:06.43 ID:rJgB53Jo0
モバP「(今日はやけに粘るな....)」
モバP「....」チラ
まゆ「....」プクー
モバP「(あんまりへそを曲げられて明日の撮影に影響が出ても困るし)」
モバP「(適当に誤魔化しておくか....)」
モバP「....」
モバP「(あときっぱり断るの怖い)」
123 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/25(月) 23:14:00.57 ID:rJgB53Jo0
まゆ「....」プクー
モバP「わかった、もしこの作品が公開されてる間に」
モバP「急遽時間をつぶさなきゃいけなくなって」
モバP「周りに映画館くらいしかないって時は」
モバP「2人で観に行こう」
モバP「映画館デートだ」
まゆ「デ、デート!?」
モバP「そうだ、俺が」
まゆ「Pさんが?」
モバP「まゆと」
まゆ「私と?」
モバP「デートする」
モバP「これでいいか?」
まゆ「Pさんとデート....映画館の暗闇....2人きり....」
まゆ「///」ポッ
モバP「(目先の欲に釣られて物事の本質を見失っているな、まゆ)」ニヤリ
モバP「(だが俺の提示した状況がそう易々と起こるはずはない)」
モバP「(結局のところ俺は、聞こえのいい言葉で体よく断ったというだけの話)」ニヤリ
モバP「(勝ったッ!恋愛頭脳戦完!)」
124 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/25(月) 23:16:28.44 ID:rJgB53Jo0
ナ チ ュ ラ ル お こ た 佐 久 間 ま ゆ
125 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/25(月) 23:16:56.28 ID:rJgB53Jo0
続きます
126 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/02/26(火) 10:01:56.07 ID:ppglgR6L0
ここまであれだけの行動力を見てこの判断ができるPは無能ですわ
おつ
127 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/27(水) 22:18:49.47 ID:v61TTnXaO
まゆ「突然降りだしましたね」
モバP「あぁ....」
まゆ「撮影はしばらく中断ですね」
モバP「あぁ....」
まゆ「今日は屋外でのロケでしたし、雨が上がらないと再開は難しそうです」
モバP「あぁ....」
まゆ「困りました、この辺りで時間をつぶせそうなところといえば....」
まゆ「映画館」
まゆ「くらいしかありません....」
モバP「....」
128 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/27(水) 22:22:51.82 ID:v61TTnXaO
モバP「(これも全てまゆの計算通りだっていうのか!?)」
モバP「(俺は出せる限りの知恵を絞りだして)」
モバP「(ようやくまゆから一本取れたと喜び)」
モバP「(昨日は久しぶりに勝利の美酒を酔うことが出来た)」
モバP「(俺が小躍りしてたのはまゆの手のひらの上だったのか!?)」
モバP「....」チラ
まゆ「....」ジー
モバP「行こうか」
まゆ「はい!」ニッコリ
129 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/27(水) 22:23:58.73 ID:v61TTnXaO
モバP「平日の午前、そこまでアクセスも良くない映画館だからか人はそこまでいないみたいだな」
まゆ「人がたくさんいたらPさんとのデートを世界にアピールできたんですけど....」
モバP「(んなことされたら俺の首がすっ飛ぶんだよなあ)」
モバP「なんか食べるか?」
まゆ「いえ、大丈夫です」
モバP「おけ」
まゆ「....」ニコニコ
モバP「?」
130 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/27(水) 22:25:25.78 ID:v61TTnXaO
モバP「ふー」ストン
モバP「(このスクリーンにはそこまでいないどころか俺らだけじゃないか....)」
まゆ「2人きり....」ボソ
モバP「あー、これどういう映画なんだ?」
まゆ「?」キョトン
モバP「いやキョトンじゃなくてさ」
131 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/27(水) 22:26:25.69 ID:v61TTnXaO
まゆ「のあさんからたまたま貰ったものなので、まゆもよく知らないんです」
モバP「この映画がどうしても見たかったんじゃ?」
まゆ「....」
まゆ「あ」
モバP「はぁ〜、別にいいよ、大体察しはついてたから」
まゆ「察しはついていたのにPさんの方から誘ってくれたんですね♪」
モバP「ん、まあな」
モバP「(行くつもりはなかったんだが)」
132 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/27(水) 22:27:25.06 ID:v61TTnXaO
パッ
モバP「始まるな」
まゆ「はい」ニコ
モバP「(大人しくしててくれよ)」
モバP「(ふむふむ、この映画は)」
モバP「(遠い未来の研究所で働く主人公ののあさんが)」
モバP「(その美貌をやっかむ同僚から事故を装って無理やり縄文時代にタイムスリップさせられてしまうも)」
モバP「(持ち前のカリスマ性で人心を掌握することで)」
モバP「(歴史をも動かす力を持つことになったから)」
モバP「(過去を歪めてタイムパラドックスを発生させ未来に復讐をしようと奮闘する、ってストーリーなのか)」
モバP「....」
モバP「(めちゃくちゃだけど結構面白いな)」
サワ
モバP「!!!??!?!?!!??!?!??!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!??!?!」
133 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/27(水) 22:28:23.55 ID:v61TTnXaO
モバP「(椅子の横に置いている俺の手に誰かが手を被せてきた!?)」
モバP「(誰かと言っても隣にはまゆしかいないんだが)」
モバP「(まさか、暗がりかつここには俺たち以外いないのをいいことにまゆがやりたい放題しようとしてるのか....?)」
モバP「(表情を伺ってみよう)」チラ
モバP「(薄暗い上にマスクをしているからまゆの表情ははっきりとはわからないが....)」
134 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/27(水) 22:29:48.63 ID:v61TTnXaO
まゆ「....」スン
モバP「(真顔か?)」
モバP「(真顔なのか?)」
まゆ「....」スン
モバP「(真顔だ)」
モバP「(ということはつまり、映画に没頭しすぎて無意識に手を置いてしまったというだけみたいだな)」
まゆ「....」スン
135 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/27(水) 22:30:45.00 ID:v61TTnXaO
モバP「(おぉ、ついに未来でも過去の歪みが形となって表れ始めたな)」
モバP「(一体どうなってしまうんだ....)」ゴクリ
スト
モバP「!!?!?!?!?!!?!?!?!?!?!??!!?!?!?!??!?!?!??!?!!?!??!」
モバP「(俺の肩の辺りに誰かが頭を預けてきた!?)」
モバP「(誰かと言っても(以下略))」
モバP「(まさか今度こそ、暗がりかつここには俺たち以外いないのをいいことにまゆがやりたい放題しようとしてるのか....?)」
モバP「(表情を伺ってみよう)」チラ
136 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/27(水) 22:32:14.80 ID:v61TTnXaO
まゆ「....」スン
モバP「....」ジー
まゆ「....」スーン
モバP「(めっちゃ真顔だ)」
モバP「(まあまゆも連日の仕事で疲労は溜まってるはずだし)」
モバP「(いくら若いといっても首や肩周りにそれが蓄積されていてもおかしくない)」
モバP「(映画に集中しすぎるあまり無意識に体が楽な体勢を求めてしまったのかもしれないな)」
モバP「....」
137 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/27(水) 22:33:00.93 ID:v61TTnXaO
モバP「(俺は少し厳しくしすぎているのかもしれないな)」
モバP「....」
ナデナデ
まゆ「!!?!?!?!?!!?!?!?!?!?!?!!!?!?!?!?!?!?!?!!??!!?!?!?!?」
まゆ「!!?!?!?!!!?!?!?!?!?!!??!?!?!?!?!?!?!?!?!?!!??!?!?!?」
まゆ「!!?!?!?!?!?!!!?!?!?!?!??!?!?!?!?!??!?!?!?!?!?!?!?!!」
138 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/27(水) 22:33:39.40 ID:v61TTnXaO
モバP「いやー設定がイロモノすぎて最初は期待してなかったけど」
モバP「正直すげー面白かったわ」
モバP「のあさんシュールギャグもいけるんだな」
モバP「?」
モバP「まゆ?」
まゆ「」
モバP「寝てたのか、やっぱり疲れてたのかもしれないな」
モバP「....」
モバP「....」ナデナデ
まゆ「」ビクン
モバP「ふっ、まゆでも寝てる時はビクッってするんだな」クスリ
まゆ「」
139 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/02/27(水) 22:34:43.29 ID:v61TTnXaO
続きます
140 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/02/27(水) 23:04:47.40 ID:mLFD+qQ5o
モバPに撫でられて達してしまったか……・
141 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/02/28(木) 01:03:02.52 ID:HFAqSTxAO
ジュンジュワ〜
142 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/02/28(木) 06:12:47.39 ID:yVdccZfDO
これは下着を取り替える必要がありますね
ついでに中までナニが入るかもしれませんけどね
143 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 02:12:36.64 ID:e43bRjgh0
モバP「おはよ」
まゆ「....」
まゆ「....おはようございます」フイッ
まゆ「....」テクテク
モバP「....」
モバP「おかしい」
モバP「どうもまゆの態度が冷たいというかよそよそしい気がする」
144 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 02:13:25.26 ID:e43bRjgh0
モバP「なんで?」
心「いや知らねーよ☆」
モバP「別に普段の俺への態度が好ましいわけではないし」
モバP「むしろ少しはアイドルとしての自覚を持って欲しいとも思っていたんだが」
モバP「担当アイドルとプロデューサーという関係的に不仲ってのはあまりよろしくない」
心「そりゃそうだ」
モバP「しかし原因がこれといって思いつかないんだよなあ」
心「なんか怒らせるようなことしたんじゃない?」
モバP「なんかってもなあ....」
145 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 02:14:00.47 ID:e43bRjgh0
モバP「てか昨日までは普通だったんだよ」
モバP「いつものように仕事に行って」
モバP「2人で映画観た後、部屋まで送って別れたときまでは普通だった気がする」
心「ん?」
モバP「でー今日会ったらあんな感じで」
心「ちょちょちょ」
心「昨日なんて?」
146 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 02:14:28.41 ID:e43bRjgh0
モバP「映画観た」
心「誰と?」
モバP「まゆと」
心「2人で?」
モバP「2人で」
心「....」ジー
モバP「?」
心「うん、プロデューサーんちの隣にまゆちゃんが引っ越して来たってのは知ってる」
心「それなら部屋まで送るのは普通」
モバP「うん」
147 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 02:15:06.28 ID:e43bRjgh0
心「一応」
心「まゆちゃんの年は16だし法的にはセーフだけど、ファンから何されても知らないからね?」
モバP「?」
モバP「何を勘違いしてるのかは知らんが」
モバP「そういう感情も関係も一切ない」
モバP「撮影が中断になって暇になったから」
モバP「まゆが観たいって言った映画に連れていっただけだ」
心「ふーん....」
心「....」
心「18歳未満の人に淫行させる行為は違法らしいぞ☆」
モバP「させるわけねーだろコラ、ぶっ飛ばすぞ佐藤」
148 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 02:15:48.23 ID:e43bRjgh0
心「どーして魅力的な18歳以上が周りにたくさんいるのに茨の道を進んでしまうのか....」
心「お姉さんは悲しい!」シクシク
モバP「....めんどくさ」
心「言ったな?今『この年増痛キャラめんどくさい』って言ったな?」
モバP「被害妄想も甚だしい」
心「この後暇だろ?付き合え☆」ガシィ
モバP「ついさっきアイドルとの2人行動を否定しといてお前から誘うのか」
心「はぁとは26歳だし〜」
モバP「論点をすり替えるな」
149 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 02:16:18.17 ID:e43bRjgh0
心「でねぇ、はぁと思うんだけど〜」
心「プロデューサーはさぁ、ついてるわけ〜?」
モバP「....」
心「あ、ついてるってのはチ
モバP「分からないから黙ってたんじゃないからな!」
心「あはははははは〜」
モバP「佐藤飲みすぎだぞ」
心「両手に花どころか、手足の指全部でも足りないくらいのおっきな花畑の中心にいるのにさぁ〜」
心「堅すぎるぞ〜プロデューサーは〜」フラフラ
モバP「....ったく、何言ってんだか」
150 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 02:17:00.30 ID:e43bRjgh0
モバP「ほら、帰るぞ」ガシィ
心「や〜んセクハラ」ケラケラ
モバP「家まで送ってってやるから、少しは歩く努力をしてくれ」
心「はぁとの家遠いもん〜」
モバP「じゃあそこのベンチで寝ろ」
心「....」
心「そうだ、プロデューサーんちがいい」ニヤリ
モバP「はぁ?何言ってんだ」
心「だってぇ、はぁとの家よりずっと近いじゃん☆」
モバP「そういう問題じゃ....」
まゆ「まゆの部屋はどうでしょう」ニッコリ
モバP「!!?!?!?!!?!?!??!!?!??!?!!?!?!!??!?!?!?!?!?」
151 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 02:17:48.67 ID:e43bRjgh0
モバP「まゆ!?どうしてここに!?」
まゆ「Pさんの帰りが遅いので迎えに来ちゃいました♪」
モバP「夜の8時に1人でうろつくなんて危ないことやめてくれ....」
心「さっきアイドルを路上に放置しようとしてた奴が何か言ってるな〜」ケラケラ
まゆ「さあ心さん帰りましょう」ニコニコ
心「まゆちゃんちで2次会だ〜」ヨタヨタ
まゆ「お〜」
モバP「絶対やめろよ」
152 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 02:19:17.44 ID:e43bRjgh0
モバP「(ん?)」
モバP「(そういえばまゆの態度いつも通りだ)」
モバP「(朝のは気のせいだったのか)」
まゆ「まゆ、明日は予定ないのでゆっくり寝られますよ」ニコ
心「助かるわ〜、ところで何飲む?」
モバP「(ついさっきまゆの年の話してたくせになんてこと言ってんだよ)」
モバP「いたいけな少女に絡むな」ポカ
心「いて〜、もっと担当を大切にしろ〜」
モバP「むしろ蝶よ花よと可愛がってやってるくらいだ」
心「これで可愛がってるつもりならその花枯れてるぞ☆」
153 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 02:19:52.39 ID:e43bRjgh0
モバP「ごめんなまゆ、巻き込んじゃって」
まゆ「いえ、大人の女性とのお泊り会ってなかなかないのでちょっと楽しみです」ニコ
モバP「(部屋についたら速攻寝そう、とは言えない)」
モバP「この埋め合わせはちゃんとするよ」
まゆ「埋め合わせ!?」
モバ「どうかしたか?」
まゆ「い、いえ、埋め合わせだなんてそんな///」
まゆ「昨日の映画だけでもう....」ゴニョゴニョ
モバP「?」
モバP「(まあよかった、嫌われたとか怒らせたとかじゃなさそうで)」ホッ
心「....」
心「....ふーん」ボソ
154 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 02:20:59.59 ID:e43bRjgh0
ナ チ ュ ラ ル 介 抱 佐 久 間 ま ゆ
155 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 02:22:15.26 ID:e43bRjgh0
まゆ「狭いところですがどうぞゆっくりしてください」ニコ
心「へ〜ここがまゆちゃんとプロデューサーの愛の巣か〜」
まゆ「そんな、愛の巣だなんて///」
心「....」
心「まゆちゃんはさ」
心「プロデューサーとどうなりたいの?」
まゆ「....」
156 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 02:23:20.38 ID:e43bRjgh0
まゆ「お水飲みますか?お酒の後に飲むお薬は持っていないので
心「だいじょぶだいじょぶ」
心「はぁとそんなに酔ってないから」ニコ
まゆ「....」
まゆ「そうですか」
心「で、どうなん?」
まゆ「....」ジロ
まゆ「まゆがPさんと深く関わろうとすること、そんなに気に入りませんか?」
心「....」
157 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 02:24:17.24 ID:e43bRjgh0
続きます
158 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/03/03(日) 09:10:12.64 ID:Mk0YF5HWo
乙
159 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 22:51:40.44 ID:e43bRjgh0
心「ぜ〜んぜん!」
まゆ「?」
心「はぁとは別にプロデューサーのこと好きじゃないもん」
心「ただの飲み友達」
まゆ「はぁ」
まゆ「だったらなぜあんなことを聞いたんですか?」
心「まゆちゃんが心配でさ」
まゆ「私が....?」
心「まゆちゃんがプロデューサーのことを好きな気持ちを否定するつもりはないよ」
心「アイドルではあるけど、その前に16歳の女の子なわけだし」
心「ただ、ね」
心「まゆちゃんがどうなりたいか、それ次第じゃずーっと苦しい思いをするんじゃないかって」
まゆ「....」
160 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 22:52:34.22 ID:e43bRjgh0
まゆ「まゆはまゆのために行動しているので、苦しむことはありません」
まゆ「むしろ毎日Pさんからたくさんの幸せを貰ってます」
心「今はそうかもしれないけど、この後もずっと叶わないかもしれない恋を続けていくつもり?」
心「あんなに近くにいる相手だからこそ尚更辛いかもしれないよ」
まゆ「....」
まゆ「さっきの質問にまだ答えていませんでした」
まゆ「Pさんとどうなりたいか」
まゆ「答えは」
まゆ「Pさんの望む通りのアイドルになって」
まゆ「トップに立つこと」
まゆ「それだけです」
心「....」
161 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 22:53:15.04 ID:e43bRjgh0
心「....そっか」
心「凄いね、まゆちゃんは」
まゆ「これが私の義務なので」ニコ
心「....」
心「ジャーキー食べる?」
まゆ「もう歯磨きしちゃいました」
心「おっけ、じゃあ寝よっか」
まゆ「もういいんですか?」
心「あんな覚悟見せられたら何も言うことないし」
心「あとクソ眠い」
まゆ「やっぱり酔ってるじゃないですか」
心「てへ☆」
162 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 22:54:15.67 ID:e43bRjgh0
まゆ「少し狭いかもしれませんけどベッドにどうぞ」
心「初めてのダブルベッドの使い道がプロデューサーとの同衾じゃなくてすまぬ」
まゆ「その時が来たらまた買い替えます」ニコニコ
心「さ、さっすがぁ....」
心「さっきはあんなこと言ってたけど」
心「もし何かあったらお姉さんに相談していいからさ」
まゆ「....」
心「はぁと、まゆちゃんよりちょ〜っとだけ長く生きてるし」
心「何より応援してるから」
まゆ「....」
163 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 22:54:47.13 ID:e43bRjgh0
まゆ「そういえば10歳差でしたね」
心「....具体的な年齢差出すのやめて、結構来るわ」
心「というか10歳?10歳ってやばいな?」
心「自分の歳もまゆちゃんの歳も知ってたけどいざ目の当たりにすると凄く離れてない?」
まゆ「....」
まゆ「ぐう」zzz
心「ちょ〜い、はぁとの心にバズーカ打ち込んどいてさっさと寝るんか〜い」
心「....」
心「切ない」
164 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 23:00:27.33 ID:e43bRjgh0
まゆ「冗談です」
心「お姉さんを軽く手玉に取るのやめろ?」
まゆ「....」
まゆ「これから先、Pさん」
まゆ「そしてまゆの気持ちがどうなるかはわかりません」
まゆ「でもきっと、後悔することはないって」
まゆ「思うんです、思ってます」
心「....」
まゆ「ただもしも、ほんの少しだけ不安になったり」
まゆ「悲しい気持ちになったりしたときは」
まゆ「頼る可能性がないこともないかもしれません」
心「ふふ」
心「なんかそういう顔見せられちゃうと益々年齢差感じちゃうな〜」
まゆ「まゆ、16歳ですから」
心「んぐぅ....」ジタバタ
165 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 23:01:27.21 ID:e43bRjgh0
ナ チ ュ ラ ル 入 眠 佐 久 間 ま ゆ
166 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 23:36:14.78 ID:e43bRjgh0
モバP「んん....」パチクリ
モバP「もう朝か....」
モバP「....」チラ
まゆ「zzz....」
モバP「....」
モバP「....」チラ
心「zzz....」
モバP「....」
モバP「ふぅ....」
モバP「....」
モバP「!!!?!!?!?!?!!!?!?!??!?!?!??!??!?!?!??!?!?!?!?!?!?!??!」
167 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 23:37:04.50 ID:e43bRjgh0
モバP「(なんで俺の隣にまゆと佐藤が寝てるんだ!?)」
モバP「(服は....)」チラ
モバP「(....着てるな)」
モバP「(ほっ)」
モバP「(いやほっじゃねーわ!)」
モバP「(俺は昨日こいつらを部屋まで送り届けた後自室に帰って)」
モバP「(間違いなく自分のベッドで寝たんだ)」
モバP「(壁が薄いからこいつらの話声は聞こえてきてたが)」
モバP「(どう転んでも一緒に寝るなんてありえないはず)」
モバP「(にもかかわらずこの始末)」
モバP「(どうなってんだ一体)」
168 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 23:37:36.91 ID:e43bRjgh0
モバP「....」
モバP「(事情は分からんがこの状況はマズい)」
モバP「(俺に非はないが、男性から女性に対する行為は疑わしいなら罰せられるというのが世の常)」
モバP「(朝から無駄な労力を割きたくないしさっさと出よう)」
心「おはよ」
モバP「おはよう!」ニッコリ
心「....」ジー
モバP「(ニッコリ)」
心「えーっと、とりあえず今日で事務所からさよならってことでいい?」
モバP「こういうことになるよなうん知ってた」
169 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 23:38:32.58 ID:e43bRjgh0
モバP「いやな?俺も朝今起きたんだが」
モバP「なぜかお前らが隣にいてビックリしたんだよ」
心「性犯罪者はみんなそう言う」
モバP「言わない」
モバP「そもそもなあ、こっちだって半分被害者みたいなもんだろ」
モバP「人の部屋に勝手に入ってきてよお、俺のプライベートはないのか?」
心「?」
心「よく見て」
モバP「?」
心「ここ、まゆちゃんの部屋」
モバP「....」
170 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 23:39:21.34 ID:e43bRjgh0
モバP「....」チラ
モバP「!!!!?!!?!?!?!?!?!?!!!?!?!?!?!?!?!??!?!?!?!?!?!!!!??」
モバP「え、え、てことは不法侵入者ってもしかして」
心「プロデューサーの方」
モバP「うーんこれは退職だな」
心「免職の間違いじゃない?」
モバP「で、でもなあ、本当に身に覚えがなくてなあ....」
心「覚えてないですんだら早苗さんはいらないんだよね」
171 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 23:40:21.70 ID:e43bRjgh0
まゆ「むにゃ....」パチクリ
まゆ「あ、Pさん心さん、おはようございます」
心「聞いてよまゆちゃん、この男はぁと達が寝てる間に勝手に入ってきて」
心「挙句の果てには同じベッドで寝てたんだってさ」
まゆ「まゆが連れてきました」ニコ
心「ん?」
まゆ「まゆが連れてきました」ニコニコ
心「」
モバP「はぁ....」
172 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 23:41:00.93 ID:e43bRjgh0
モバP「まゆ、俺が起きてるときはまだいいけど」
モバP「寝てるときに色々するのはやめてくれ」
モバP「寝起きの頭じゃ混乱を通り越して恐怖なんだよ」
まゆ「すみません....」シュン
心「ちょいちょいちょいちょい」
心「なんで?」
まゆ「昨日は心さんも同じベッドにいたので、いつもとは違う環境になってしまって」
まゆ「そのせいなのか少し寝つきが悪かったんです」
心「狭かったならごめんね」
173 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 23:42:22.25 ID:e43bRjgh0
まゆ「だから抱き枕代わりに寝ているPさんをこう」
まゆ「ちょちょっと連れてきました」
心「!!!?!?!?!?!?!?!?!?!??!??!?!?!?!?!??!!?!?!?!?!??!」
モバP「本当勘弁してくれよ、危うく失職と逮捕のコンボ食らうところだったんだぞ」
まゆ「今度からは気をつけますね」ニコニコ
心「??????????」
心「プロデューサーなんでそんなに普通なの??????」
モバP「え?」
モバP「だってこれがまゆの普通で俺の日常だし」
まゆ「うふふ///」
心「....」
心「(歳で勝ってるくらいで相談に乗れる相手じゃないのかもしれないわこの子)」
174 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 23:43:33.58 ID:e43bRjgh0
ナ チ ュ ラ ル 人 体 移 動 マ ジ ッ ク 佐 久 間 ま ゆ
175 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2019/03/03(日) 23:44:52.94 ID:e43bRjgh0
続きます
176 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/03/04(月) 00:37:51.07 ID:mw3zAenqo
乙
マジックというか不法侵入して無理やり運んできただけなのでは
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