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まる子、デスゲームをする 【後編】
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/01/10(木) 20:09:08.29 ID:cG1Gw/p70
【前編】まる子、デスゲームをするの巻
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1531218974/
………
まる子(藤木…あんただけは生きてちゃ行けないよ…)
?ザクッ??藤木「…え?…さ…くら??」ゴフッ
藤木「そん…な…僕が…あああ…」??まる子(たまちゃん…山根…城ヶ崎さん…お母さん…おじいちゃん…皆…ごめん…)??まる子(私もここまで…だよ…)バタンッ
『藤木、さくら、死亡!死亡!』
…………
………………
…………………………
まる子「んにゃ…?」
すみれ「まる子!いい加減起きなさい!!」
まる子「おか…さん?…あれ?皆は…?」
すみれ「何寝ぼけてるの、早くご飯食べちゃいなさい!」
まる子(何かの夢を見てた気がするんだけど…忘れちゃった)
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1547118547
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/01/10(木) 20:10:02.43 ID:cG1Gw/p70
【学校】
まる子「おはよ〜たまちゃん!」
たまえ「おはようまるちゃん!ギリギリセーフだったね!」
まる子「あっ、そうだ、日曜日おじいちゃんと映画に見に行くんだけどたまちゃんも行かない?」
たまえ「えっ?私も行っていいの?行く行く!」
『これまで築いてきた』
城ヶ崎「あっ、笹山さんいい匂い♪」
笹山「分かる?シャンプー変えてみたんだ!」
『平和な日常は』
大野「うし、今日の昼休みサッカーな!」
杉山「おうっ!やろうぜ!」
『一瞬にして』
かよ子「杉山くん…今日もかっこいいなぁ…」
冬田「大野くんも輝いてるわ…!」
『崩れさる』
先生「はーい、皆さん!席に着いてくださーい」
『さて…もう一度だ。』
グシャッ
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/01/10(木) 20:10:47.15 ID:cG1Gw/p70
何かが割れる音ともに教室中が真っ赤に染まる
はまじ「…え?」
丸尾「うわわああああっ!!!!」
かよ子「先生の…血…?」
「「キャアアアアア!!」」
「「何で!?何で先生が!!」」
「「早く!!!誰か先生呼んでこい!」」
「「ドアが開かねぇ!!?何でだよっ!」」
まる子「えぇぇっ…先生が…なんで!?なんで…?」
『〜〜♪♪』
教室中がパニック状態になっている中、スピーカーから軽快なBGMが流れてくる。
その音楽のリズムに乗りながら、先生の死骸から出てきたのは…
『ここまでは前とおなじだね。』
『やぁ皆、コジコジだよ。』
先生の返り血を浴び真っ赤に染まった謎の生物だった。
大野「ぬいぐるみが喋ってやがる…」
城ヶ崎「もう嫌っ…夢なら早く覚めてよ…!!」
『ガヤガヤうるさいな。ちゃんと聞いてよ。突然だけど皆には今から殺し合いをしてもらうよ。』
関口「はぁっ!?殺し合いだぁ!?何言ってんだよお前…!!」
花輪「殺し合いだなんて物騒だねベイベー…」
『ルールは簡単だよ。今から飛ばす場所で殺しあって4日間生き残るだけだよ。4日間以内に決着がつかないとこの先生みたいになっちゃうよ。』
『さて、説明は以上。早速君達を別々の場所に飛ばすね。ちゃんと殺し合えるために武器もプレゼントするよ』
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/01/10(木) 20:11:21.11 ID:cG1Gw/p70
『じゃ、行ってらっしゃーい』
杉山「なんだよこれ…ふざけんなよ…」
坂口「嫌だ…死にたくねぇよ!!」
全員白い光に包まれ、教室にはコジコジ以外誰もいなくなる。
『ふぅ。やれやれだね。同じ展開はもう見飽きたし、今回も面白いゲームになるといいな。アイテムも交換したり増やしてみたりしたし…2回もこの先生に化けたかいがあったね』
『おっと、こんな面白いゲームを独り占めにするのは良くないね。生放送の準備をしなきゃ。』
………
まる子「あれ…どこだろうここ…あたしゃさっきまで教室に…」
まる子が飛ばされた場所は見渡す限り砂しか無い砂漠。見覚えのあるようなないような腕時計がいつの間にか付けられており、足元には小さな箱が
まる子「腕時計…箱?何だろ…これ… 」
まる子が箱を開けるとそこには…
『つかいかた。このハンコを押すと、おてもやんが出てきて君を守ってくれるよ。最高3体まで。おてもやんが3体死んでしまうと、もう出てくることはないから気をつけてね。 レア度星4』
芋の形をしたハンコと、このハンコの使い方が書いてある紙が入っていた
まる子「おてもやん…?これって前におじいちゃんと作った…」
まる子「試しに押してみようかね…えいっ」
まる子が地面にハンコを押すと、不思議な色と共にからくり人形のような物で作られたおてもやんが出現する
おてもやん「アンタか?ウチを呼んだんわ…」
おてもやんはカタカタとゼンマイを巻く時のような音ともにまる子を持ち上げる。
まる子「うわぁ…ホントに出たよ…不思議だねぇ…」
おてもやん「さて、内容は大体分かっとるしとっとと全員殺しに行こかねぇ」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/01/10(木) 20:12:01.27 ID:cG1Gw/p70
『つかいかた。このガムを噛んで風船を膨らますと爆発を起こせるよ。噛めば噛むほど、膨らませれば膨らませるほど大きな爆発が起こせるよ。レア度星3』
小杉「んだよガムかぁ…まぁねぇよりマシか…」クチャクチャ
………
『つかいかた。この矢に刺さった相手は君の事を好きで好きでたまらなくなりどんな言う事でも聞いてくれるよ。異性同性関係なし。自分で解除可能。レア度星4』
城ヶ崎「へぇ…怖いけど…少し面白そうね…」
………
山田「あはははははっ、前とちがうじょー!」
『つかいかた。このコンタクトをすると視界に捉えてピントが合った物を爆破させる事ができるよ。でも使いすぎると反動が自分に来るから気をつけてね。レア度星5』
山田「何で皆が生きてるのか分からないけど、もう1回殺れるじょー!」
山田は前回の記憶が何故か残っているらしく、自分のアイテムの実験台になりそうな物を探しており
山田「おっ、あれは杉浦じゃないかい?」
山田の視線の先には、辺りを警戒している杉浦が立っており
山田「この目の能力…ためしてみるじょー!」キュゥゥゥゥン
杉浦「ん゙げっ」バァンッ!!!
アイテムの能力により、杉浦の顔面は爆破され首から上が木っ端微塵になってしまいその場に倒れる
『杉浦、死亡!死亡!!お疲れ様でした。』
山田「おぉ…強いじょー…かっこいいじょー!」
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/01/10(木) 20:12:33.60 ID:cG1Gw/p70
大野「うぉぉぉっ…ヤベぇ…んだよコレ…!!」
『つかいかた。この黒い包帯を巻くと、地獄の遥か地下で封印されていた黒龍に取り憑かれ、地獄の力を使う事が可能になるよ。詳細は使ってみてからのお楽しみ レア度星4』
大野「痛ってぇぇ…この包帯外そうとすると変な力のせいで右腕が締め付けられんだよな…」
………
『つかいかた。この種を人間に当てると白い薔薇が咲き血を吸い取る。種が無くなればすぐ補給されるので心配なし。レア度星2』
花輪「確かに僕に合う武器だが…血だなんて物騒だねベイベー…」
山根「花輪くん…」
花輪「oh…これは山根くんじゃないか…無事で何よりだよ…」
山根「君もアイテムを貰ったのかい?」
花輪「そうさ、君のはどんなアイテムだったんだい?」
山根「僕のは…」
『つかいかた。誰がどこにいるか分かるマップだよ。6時間に1度、誰か1人のアイテムを選べるよ。レア度星2』
花輪「戦闘向きじゃないが…十分役に立つね…」
山根「この近くには…野口がいるね。向かってみないかい?」
花輪「そうだね…クラスの全員と集まりたいし…」
………
『杉浦、死亡!死亡!お疲れ様でした。』
まる子「ええっ…とくちゃんが…!?」
おてもやん「さっさと歩き、ボサっとしてると杉浦とかいう童みたいになるで」
まる子(誰かがとくちゃんを…ホントに殺し合いが…)
若林「…さくら…か?その後ろにいるのは…」
まる子「若林!?誰かに会えてよか…」
おてもやん「まずは1人目やね…」
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/01/10(木) 20:13:04.94 ID:cG1Gw/p70
長山「えっと…」
『つかいかた。この薬を飲むと体の柔らかさを変えれるよ。腕を硬化させたり体を軟体化させる事が出来るよ。レア度星2』
長山「怪しい薬だけど…誰かが杉浦を殺したし…4日間以内に決着がつかないと全員死ぬんだし…仕方ないよな…」パクッ
………
青木「強え…一瞬で木が粉々だ…」
『つかいかた。箒で触れた者がチリになる。自分には影響はない。レア度星5』
青木「もしかして俺勝てんじゃね…?ふはは…」
前田「ふーん…いい箒じゃん。貰っておくよ」
青木「前田…!あれ?俺の箒は…」
『つかいかた。半径20m以内にいる者のアイテムを自分のものにする事ができる。レア度星3』
前田「ラッキーだったね…これから恐怖に怯えることもないよ」
青木「おい!!やめ…… 」
前田が箒を振ると、青木の体に当たりチリになってしまう
『青木、死亡!死亡!お疲れ様でした。』
前田「箒…ゲットだね…」
………
藤木「……この画面…何か知ってるぞ…」
『ファイナルコジコジー2!覚えていないだろうけど、久しぶり。』
藤木の腕時計には軽快なBGMとともにコジコジが現れており
藤木「何でだろう…なんで僕…これを…
」
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/01/10(木) 20:24:45.22 ID:Pv28x17e0
アイテム奪える奴が最強だろ
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/01/10(木) 20:34:33.26 ID:eGc6HuF1o
後編キター!
応援してるぞ。前回とアイテムが違うのか。期待
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2019/01/11(金) 03:01:08.83 ID:I/iOj4kyo
続き来たか…期待
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/01/11(金) 20:15:24.86 ID:snhl4Urg0
若林「っぶね…クソ…さくらぁっ!そっちがその気ならこっちだって容赦しねぇぞ!」
まる子「違うんだよ若林!ちょっとアンタもうやめなって!」
おてもやん「名前と顔が一致されんぽっと出キャラのくせに結構粘っとるな…」
若林「くっ…死にやが…」
若林がステッキのようなものをポケットから出すが、おてもやんはまる子の言うことなど耳を貸さず若林の腹を貫いてしまう
若林「あ…あぁ…」
まる子「若林!!アンタ…なんて事を…」
おてもやん「何の能力かも分からへんアイテムなんか出されたら警戒するに決まっとるやろ?」
若林「く……そ…」
『若林、死亡!死亡!お疲れ様でした。』
まる子「うぅ…若林…」
おてもやん「アイテムも破壊したし、ほな次行こか。」
【若林が死亡してから特に音沙汰も無くゲーム開始から早くも2時間が経過し…】
笹山(うぅ…怖いよぅ…誰かに会いたいよぉ…)
笹山「?…何か踏ん…きゃああっ!!」
笹山の足元には先程山田により生涯を終えた杉浦の死骸があり
笹山「うぅ…もうやだ…帰りたい…」
永沢「…誰かと思ったら笹山じゃないか…」
笹山「…!永沢くん…」
永沢「杉浦を殺ったのは恐らく山田だ。」
笹山「山田…くん?」
永沢「あぁ…僕はこの殺し合いが始まって、たまたま近くにいた杉浦と一緒に行動してたから…目の前で死んだ時は思わず腰が抜けて動けなかったよ…」
永沢「遠くの方で山田が笑いながらどこかへ行ったから恐らくこれはアイツの仕業だ。」
笹山「本当に皆殺し合いを…」
永沢「そうみたいだね…僕はするつもりは全くないけど…どうだい笹山、君さえ良ければ僕と一緒に行動しないかい?」
笹山「う…うん…1人じゃ心細かったから…良かったぁ…」
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/01/11(金) 20:15:53.14 ID:snhl4Urg0
花輪「どうだい山根くん、近くに誰かいたかい?」
山根「うん…前田が近くに…」
野口「クックック…にしてもそのマップ…本当に役に立つね」
山根「うん…早くこんなのを止めさせないと…!」
花輪「おっと、あれは前田くんじゃないかい?」
山根「あっ、お〜い前田!!」
前田「…!いいカモが来たね」
野口「花輪…危ない」
山根「え?…ぎゃ…っ…」
前田は3人の姿を確認すると、いちばん近くにいた山根を箒でチリにしてしまう。
野口はいち早く危険に気づいたのか花輪の膝に蹴りを入れ、箒が当たることを阻止し
野口「危なかったね…花輪…」
花輪「山根くんが…!…君が蹴ってくれなかったら僕も山根くんみたいに…」
前田「一気に3人殺る予定だったんだけどね…まぁいいよ。とっととアイテム回収して次行こうかな」
野口「させないよ」
野口は藁人形を取り出し、人形の右腕に釘を突き刺すと
前田「痛…っ!!良くもやってくれたね…」
『つかいかた。この藁人形を人に向けて釘を刺すと、実際にその人に大きな釘がささるよ。釘の種類は、刺さった箇所が燃える。相手を麻痺させる。痛覚が2倍になる。の3種類だよ。レア度星3』
前田「体が動かない…麻痺系の能力…?」
野口「今アンタを殺すことなんて簡単だけど、小物には興味が無いからね。ここで放っておくよ。」
前田「ぐぅぅっ…許さないよ!!覚えておきな野口!!!」
野口「行くよ花輪、山根のアイテムをちゃんと持ってな。」
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/01/11(金) 20:16:29.21 ID:snhl4Urg0
『山根、死亡!死亡!お疲れ様でした。』
かよ子「あぁ…誰かいないのかな…うぅ…杉山くん…助けて…」
かよ子は折りたたみナイフを持ちながら歩き
『つかいかた。ナイフを振ると小さな衝撃波が起こせるよ。切れ味は一振で大木を切れる程度だよ。レア度星1』?
…………
長山「よし、いい感じ。硬化をすれば対人でも怖くないぞ」
石原「お願い…長山くん…殺さないで…」
長山「アイテムは?」
石原「は…はい…」
『つかいかた。白いチョークで描いた丸の中に入れば攻撃を防げるよ。赤いチョークは描いたものが本物になるよ。青のチョークで落とし穴を作ることが出来るよ。レア度星2』
長山「ふーん…チョークか。攻撃を防げるって言うのがそそられるね、これは貰っておくよ」
長山「よし…早速使ってみようかな」
長山は青いチョークに円を書くと落とし穴が現れ、そこに石原を落とすと今度は赤いチョークで処刑で使うようなギロチンとタイマーを描き
長山「今から3分後にこのギロチンが作動して君の首をちょん切る。君の右足は折ってあるし、抜け出すのは困難かもね。ま、ファイトだよ」
石原「いや…待って…」
長山「じゃ、僕はもう行くよ。頑張ってね〜」
………
関口「いや〜…誰かに会えて良かったぜ…早く皆に合流しようぜ」
藤木「そ…そうだね…。」
藤木(クエスト、仲間を見つけよう…クリア!いざとなればコイツを盾にして上手く逃げれるかも…!報酬は『透明化』…!)
藤木(僕は笹山さんだけいればいいんだ…後の奴らは死のうがどうだっていい…)
藤木(今の僕は…最強だ…!)
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/01/11(金) 20:17:17.67 ID:snhl4Urg0
杉山「…お腹空いたなぁ…もう12時になるぜ…あれからもう4時間か…」
杉山は木に登りながら腕時計を見て
杉山「何で殺し合いなんて…誰がするかよ…」
『つかいかた。スコープ付きサッカーボール。スコープは半径1kmまで見渡すことが出来る。狙った場所は必ず当たるよ。威力は軽く蹴っただけで大木5本はなぎ倒せるよ。レア度星3』
…………
まる子「だから、殺しちゃダメなんだってば!分かった!?」
おてもやん「はいはい分かった分かった。人間はめんどくさいなぁ…友情っちゅーやつか?」
まる子「友情もあるけど…常識なの!」
おてもやん「でも殺さな生き残れんよ?」
おてもやん「あのコジコジとやらが言ってたやろ?4日間以内に2人以上生き残ったら全員死亡って」
まる子「それは……」
はまじ「さっきから誰と喋ってんだ…さくら…うおっ!」
まる子「はまじ!」
突然茂みからはまじが顔を出して、おてもやんの存在に気がついたのか地面に尻をついて驚く
おてもやん「あれは殺してええ?」
まる子「だめ!」
…………
はまじ「ふーん…そういうアイテムなのか。いいなそれ、よし…2人で一緒に行動しねぇか?」
まる子「うん…!その方がいいよ!」
おてもやん「コイツが五月蝿いから構わんけど、ウチはアンタを守る気ないで。」
はまじ「おう…別に守ってもらおうなんて思ってねぇしな」
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/01/11(金) 20:17:53.60 ID:snhl4Urg0
かよ子「何か音がする…誰かいるのかな…」
前田「よし…釘も抜いたし…血はどうにか止血出来たね…大分体も動くし、野口だけはどうにかして殺さないと…」
かよ子「…前田…さん?」
前田「!!??」
前田「なんだ、山田さんじゃないの。いい所であったね…」
前田は自分のアイテムの能力を発動させ、一瞬にしてかよ子のアイテムであるナイフを奪い取る
前田「動くんじゃないよ、この箒でアンタに触れればすぐチリになるんだからね」
かよ子「ひっっ…殺さないで…」
前田(適当にコイツを脅して仲間にすればいざと言う時盾にはなるね…野口のくせに私に逆らうのが悪いんだ…!)
前田「とりあえず着いてきな、逃げようとしたらすぐ殺すから。」
かよ子「は…はい…」
かよ子(うぅ…よりにもよって会ったのが前田さんなんて…ついてない…)
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/01/11(金) 20:18:20.85 ID:snhl4Urg0
………
『つかいかた。話したい人の名前をマイクに吹き込むと話すことができるよ。このイヤホンをつければ話したい人の声が聞こえるよ。レア度星2』
冬田「やっと決心がついたわ…試しに大野くんと話を…えっと、話したい人の名前を言うのね…!『大野くん!!!』」
ジジ…ジジ…
冬田「もしもし?大野…くん?」
大野『その声…冬田か!?お前大丈夫なのか!?』
冬田「本当に話せたわ…!ええ、私は大丈夫…!私のアイテムの能力で貴方に話しかけてるの…!」
大野「どこにいるんだ?目印みたいなのはねぇか!?」
冬田「えっと……砂漠…?」
大野「砂漠だな!待っとけ…!」
………
大野「頼むぜ黒龍ってやつ…砂漠まで乗せてってくれ…!」
大野が右腕をおさえながらそう言うと黒いオーラで覆われた大きな黒龍が現れて
大野「冬田って奴の所へ行きてぇんだ…!」
そう言うと黒龍は大野を乗せ、天高くまで舞い上がると体をうならせてあっという間に砂漠に着地する。
着地した衝撃により周りには爆風が起きて
大野「ふぅ…一瞬だったな…よう、冬田」
冬田「おお…のくん…?」
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/01/11(金) 20:18:57.03 ID:snhl4Urg0
………
小長谷「はァ…はあ…っ…」
山田「あはははは、死ぬじょー!」キュゥゥゥゥン
小長谷「ちょっ…待っ…! 」バァンッ
山田「やったじょー!また小長谷を殺しちゃったじょー!」
山田「あれれ、跡形もなくなったじょー。アイテム欲しかったのに…残念だじょ」
『小長谷、死亡!死亡!お疲れ様でした。』
………
たまえ「まるちゃん…皆…どこにいるの…?」
丸尾「ズバリ!!そこにいるのはほなみさんでしょう!!」
たまえ「丸尾くん…!良かった…誰かに会えて…!」
丸尾「ズバリ、私も安心したでしょう!」
たまえ「丸尾くんもアイテム貰ったの?」
丸尾「えぇ、確か私は…」
『つかいかた。このステッキから雷を出すことが出来るよ。電力は調整できるよ。レア度星3』
丸尾「ズバリ物騒でしょう…ほなみさんのは?」
ほなみ「私のは…」
『つかいかた。このスプレーをかけると相手に幻術を見せる事ができるよ。どんな幻術を見せたいかしっかりイメージをしてからスプレーしてね。レア度星3』
たまえ「ねぇ…何で皆…殺してるのかな…怖い」
丸尾「ズバリ…クラスの中にそんな事をする人がいたなんてショックでしょう。とりあえず、ここは2人でいる方がいいですね。」
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2019/01/11(金) 20:19:48.16 ID:snhl4Urg0
城ヶ崎「…近くに誰かいたの?ブー太郎。」
ブー太郎「いえ…近くには誰もいませんでしたブー。」
城ヶ崎「そう。ご苦労だったわね、あとでまたご褒美をあげるわ。」
ブー太郎「はっ、有り難き幸せだブー。」
城ヶ崎(ブヒブヒ言ってついてくる…この矢…本当に便利…♪もし私を殺そうとする人がいてもコイツが守ってくれるし…)
………
えびす「悪いな渡辺…俺は自分1人が生きる方に賭けるぜ」
渡辺「お…おい…ふざけんな……なんで裏切っ…」
えびす「…ふぅ…死んだか…お前の分まで生きてやるぜ、渡辺」
『つかいかた。この注射に入っている致死性のウイルスを人間の体内に打ち込めば、その人はどんなに強くても殺す事ができるよ。レア度星3』
『渡辺、死亡!死亡!お疲れ様でした。』
【時刻は午後1時】
山田「…あはははははっ…!藤木くん、関口くん、あそぶじょー!!」
藤木「うぇえっ!?山田…!??」
関口「おいっ!今の爆発ってやっぱりアイツじゃねぇか!?」
藤木「ど…どうするのさ!?」
関口「知るかよ!!とりあえずヤバそうだ!!逃げるぞ!!」
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2019/01/11(金) 20:20:18.28 ID:snhl4Urg0
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