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【モバマス安価】P「大人アイドルがおかしくなった?」
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20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/15(土) 21:28:39.26 ID:e0fa9pJv0
心「まさしくそれ☆☆★ あとは、いつもよりスキンシップをとりたくなる」
心「さっきまで営業に行ってたんだけど、一緒に仕事をしたアイドルの娘たちをやたら『ぎゅっ』てしたくなったし」
心「てか実際にしちゃったし☆☆★」
P「なるほど、未央っぽいな」
志希「それだけ?」
心「それだけ。困らないでしょ?」
P「……俺は困る」
心「!」
P「佐藤心というアイドルがぶれてしまうからな。外部からの力によって無理やりプラスされた個性なんて、本物の個性とは言えない」
P「だから、俺はすぐにでも元に戻ってほしいよ」
心「……プロデューサー……」
P「もっとも、心が今のままでいいと言うなら無理強いはしないけど」
心「……」
心「……だな。はぁとははぁとであって、未央ちゃんではないし」
心「ずっとこのままだったら、ファンのみんなもきっと戸惑っちゃうな」
P「ああ」
心「ようし、分かった! さっさと治して☆☆★ お願い☆☆★」
P「任せてくれ。こんな方法しかないのは申し訳ないが」
心「気にしないって。ちょっとドキドキするけど☆☆★」
心「さあ、誓いの口づけを」
P「何にも誓わないぞ」
チュッ
パァァァッ
心「ふぅ……これでいいの?」
志希「うん、オッケー♪」
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/15(土) 21:35:58.62 ID:e0fa9pJv0
心「あっ、ホントだ。そこにある自販機を見ても『飲み物出すマン』とか言いたくならない」
P「ネーミングセンスが壊滅的だな」
心「はぁともそう思う。それも薬のせいだったんだろーな」
心「じゃ、そろそろ次の仕事に行かなきゃなんで、またな☆ プロデューサーとのキッス、次にする時までずっと覚えとくぞ☆」
P(次
)
志希「改めてごめんなさい」
心「ま、若いうちはたくさん失敗しとけ☆」
P「」
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/15(土) 21:36:29.97 ID:e0fa9pJv0
途中送信しました
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/15(土) 21:59:52.52 ID:e0fa9pJv0
心「あっ、ホントだ。そこにある自販機を見ても『飲み物出すマン』とか言いたくならない」
P「ネーミングセンスが壊滅的だな」
心「はぁともそう思う。それも薬のせいだったんだろーな」
心「じゃ、そろそろ次の仕事に行かなきゃなんで、またな☆ プロデューサーとのキッス、次にする時までずっと覚えとくぞ☆」
P(次?)
志希「改めてごめんなさい」
心「いいって。若いうちはたくさん失敗しとけよ、成長に繋がるからさ☆」ウィンク
P(志希はそのケースに当てはまるのだろうか)
――――
P「比較的小さな変化でよかったな」
志希「ちょっと残念かも」ボソッ
P「は?」
志希「にゃんでもない」
P「しっかり聞こえたぞ。そういや今回の問題を引き起こした志希に対して、どんな処罰を下すか考えてなかったな」
志希「ああ! この微かな獣臭は、薬の効果でおかしくなった大人アイドルが近くにいる証拠だよ!?」
P「話を聞け!」
志希「ほらほら、いたよ! あの人だよ!」
P「全く……どこだ?」
↓2 大人アイドル1人
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/15(土) 22:00:34.84 ID:wUVNgnsEO
早苗さん
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/15(土) 22:00:36.99 ID:ne754sT7O
志乃さん
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/15(土) 22:00:37.24 ID:M8xYQZMrO
kskst
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/15(土) 22:06:40.62 ID:e0fa9pJv0
志希「あー、角を曲がっちゃった」
P「追いかけよう。誰だったんだ?」スタタタッ
志希「ワインの匂いが染みついてる人」スタタタッ
P「志乃さんか、了解」
P「いた! 志乃さーん! ちょっと待ってください!」
志乃「……」
↓2 志乃がどうなっているか コンマ一桁が偶数だと効果を気に入っている 奇数だと困っている
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/15(土) 22:07:59.48 ID:QvaAtZYVo
下戸に
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/15(土) 22:08:05.01 ID:kVT5l6+DO
逆の意味でおかしくなるアイドルとかも希望
千夏→唯のみしか害を与えない
美優→仁奈のみふひひ★
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/15(土) 22:08:31.57 ID:a2jUfPtaO
飲み物が全てノンアルコールになってる
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/15(土) 22:13:34.55 ID:e0fa9pJv0
安価は
>>30
でいいのでしょうか?
書き進めていきますが、何かあればレスしていただけると
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/15(土) 22:16:16.84 ID:Pav5Hsr3o
お酒を避けてる!?
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/15(土) 22:28:32.98 ID:e0fa9pJv0
志乃「……あら……私に何か用……?」クルッ
P「志乃さん!? 顔色が悪いですけど大丈夫ですか!?」
志乃「ええ……色々あってね……」
P「話してもらえませんか。実はこういうことがあって」カクカクシカジカ
志希「ごめんなさい」ペコリ
志乃「……そうだったの……私の身に起きていることは、志希ちゃんの薬のせいなのね……」
志乃「ふふ、安心したわ……てっきり、神様が私に罰を与えているのかと……絶望していたの……」
P「何が起きているんですか? よほどのことでしょう」
志乃「そうね、よほどのこと……飲み物がね……」
P「飲み物?」
志乃「飲み物……飲み物が全て……ノンアルコールになっているの……」
P「ど、どういうことですか」
志乃「例えば、このワイン……」スッ
志乃「グラスに注ぐわ」コポポ…
志乃「飲んでみて……」スッ
P「え。いや、まだ昼間ですから」
志乃「お願い」
P「……はい」
ゴクリ
P「……?」
志乃「どう?」
P「いや……これ、ただのブドウジュースですよね?」
志乃「いいえ、ワインよ。正しくは『ワインだったもの』」
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/15(土) 22:35:56.13 ID:M8xYQZMrO
これには酔乙女一同も真っ青
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/15(土) 22:35:58.16 ID:kVT5l6+DO
……すまんかった
あと、ウェルチのコンセプトがワインなる前のぶどうジュースだったな
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/15(土) 22:41:21.64 ID:e0fa9pJv0
P「???」
志乃「その証拠に……志希ちゃん、このワインをグラスに注いでくれるかしら……」スッ
志希「はーい」
コポポ…
志乃「プロデューサーさん……志希ちゃんからワインを受け取って、飲んでみて……」
P「は、はい」スッ
ゴクリ
P「!!」
P「ワ、ワインだ……」
志乃「手品じゃないわ……私が飲み物を注ぐと、ほんの少しのアルコールも除外してしまう……」
志乃「どういう仕組みかは分からない……魔法みたいね……」
P「そうか。だからそんなにフラフラしてたんですね」
志乃「お酒が飲めない辛さ、痛いほど味わっていたわ……」
P「というか平日の昼間から飲まないでくださいよ」
志乃「……」
志乃「はぁ……辛い……お酒が飲みたい……」
P(無視)
志乃「志希ちゃん……どうすればこの苦しみから解放されるのかしら……」
志希「あっという間に解決するよー。男の人と粘膜接触すればいいの」
志乃「……そうなの……」スッ
グイッ
P「!」
志乃「お願い、プロデューサーさん……私と口づけを……」
P「は、はい。もちろんですけど……」
P(弱々しくなってるせいか、大人の女の色気が……)ドキドキ
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/15(土) 22:44:03.83 ID:mKevKnRro
瞳子さんがファーストデビュー当時の姿に戻ってるのとか見たいな
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/15(土) 22:56:36.20 ID:e0fa9pJv0
志乃「ありがとう……」
チュッ
パァァァッ
P「……」
志乃「……」
P「……」
P(長くない?)
ムチュ
P「!?」
P(この人舌を入れてきた!! くっ、しっかり抱き着いてて離れない!!)グイグイ
P(弱ったふりしてまだこんな力が……!)
志乃「……」ギュウウウ
P「んー!! んー!!」ジタバタ
志希(わーお、子供は見ちゃいけないやつだー)
パッ
P「はぁ……! はぁ……!」
志乃「ふふ……ごちそうさま……」ペロリ
P「な、なんで舌を……」
志乃「きっと、酔っぱらってるせいね……」
P「あなた今ノンアルコールしか飲めないでしょう」
志乃「いいえ、志希ちゃんの言ったことが本当なら」コポポ…
ゴクリ
志乃「……はぁぁ……美味しい……♪ 呼吸のために、水中から顔を出したような感覚……」
志乃「復活したわ」フフ
志希「わー」パチパチパチ
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/15(土) 23:13:16.11 ID:e0fa9pJv0
志乃「ありがとう。あなたのおかげで、お酒のありがたみが改めて分かった」
志希「ううん、志希ちゃん悪いことしちゃったんだし、お礼言う必要はないよ?」
志乃「それでも言いたいの」クスッ
P「と……とにかく、戻ったのはよかったです。けど志乃さん、昼間からお酒は……」
志乃「今日はオフだから。大目にみてくれない?」
P「……分かりました」
志乃「ありがとう。じゃあ、私はこれで」
スタスタ
志希「ねーねー」
P「ん?」
志希「大人のキスってどんな感じなの?」
P「志希にも好きな人ができれば分かるよ。それより、今のは誰にも言わないでくれよ」ヒソヒソ
志希「あたしへの処罰を軽くしてくれるなら」
P「もう問題を起こさないなら考える」
志希「善処します♪ 取引成立だね」
P「してないだろ。善処じゃなく絶対にしないようにしろ」
志希「はーい」
P「気の抜ける返事だな……」
――――
志希「くんくん」スンスン
P「獣臭するか?」
志希「今のとこしないね」
P「そうか……。あれ? そういえば、そろそろ会議が終わる頃だな」
志希「!!」
P「志希、俺の手伝いはいいから謝って来い」
志希「くんかくんか! くんかくんかくんか!」スンスンスンスン
志希「いた! こっちから獣臭がするよ!」スタタタッ
P「お、おい! 逃げるための口実じゃないだろうな!」
↓2 大人アイドル1人
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/15(土) 23:14:00.42 ID:2mVpIYzSo
ksk
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/15(土) 23:14:10.08 ID:mKevKnRro
瞳子
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/15(土) 23:22:43.77 ID:e0fa9pJv0
瞳子「……」
志希「口実じゃないよ、あのアイドルだよ」
P「瞳子さんか。間違いないな?」
志希「志希ちゃんの嗅覚に狂いはない!」
P「じゃあ行こう」スタスタ
P「すみません、瞳子さん。何か困ってることありますか?」
↓2 瞳子がどうなっているか コンマ一桁、偶数が効果を気に入っている、奇数が困っている
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/15(土) 23:23:31.48 ID:lV6mmUMFo
ksk
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/15(土) 23:23:38.70 ID:pALeIhUTo
ファーストデビュー当時の姿に
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/15(土) 23:38:06.11 ID:M8xYQZMrO
やさしい
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/15(土) 23:39:25.86 ID:AnIxY2+Mo
いやこれ明らかに飛行機か別端末……
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/15(土) 23:40:52.28 ID:e0fa9pJv0
瞳子「……」クルッ
P「……」
P(あれ? 瞳子さんってこんな身長だっけ。少し低いような)
P(顔のパーツも、幼くなっているような気がするぞ)
瞳子「どうかしら」
P「え」
瞳子「この姿を見て、どう?」
P「可愛いです」
瞳子「ふふ、ありがとう」ニコッ
P「ええっと、これは……」
志希「肉体が若くなってるね。おそらく高校生くらいの年齢だよ」
P「ああ、だから幼く見えたのか」
瞳子「志希ちゃんが一緒にいるということは、この現象は……」
P「はい。実は……」カクカクシカジカ
瞳子「やっぱり」
志希「ごめんなさい」ペコリ
瞳子「気にしないで。さっき営業が終わって、もうお仕事はないの」
瞳子「お客さんを戸惑わせることはないわ」
P「でも志希が迷惑をかけたことには変わりないので……すみません」
瞳子「いいのよ。ちょっと楽しいし」
P「へ?」
瞳子「この姿、懐かしくて……ずっと鏡で見てたの」
瞳子「たぶん、私がちょうどファーストデビューした当時よ」
P「へえ、そうなんですか」
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/15(土) 23:59:21.10 ID:e0fa9pJv0
志希「こんなにキュートなのに人気出なかったの?」
瞳子「ええ。詳しくは話せないけど、上手くいかなかった」
瞳子「毎日が夢に満ち溢れていたけど、挫折してやめてしまう頃には、何にも期待できなくなっていて」
瞳子「あの時、スカウトしてくれたのがプロデューサーさんだったら。志希ちゃんたち346プロのアイドルが仲間だったら」
瞳子「どうなっていたのかしらね」
P「……」
志希「ねえねえ。この姿になって楽しいんだよね?」
瞳子「え? ええ……」
志希「じゃあさ、せっかくだし色んな服着てみれば? もっと楽しいんじゃない?」
瞳子「え……」
志希「いいよね?」
P「ああ。瞳子さんさえよければ、どんなものでも貸しますよ」
瞳子「……それなら、お言葉に甘えようかしら」
――――
瞳子「どう?」
P「すごくよく似合いますよ」
瞳子「あ、ありがとう……」ポッ
志希「じゃー次の服いってみよー」
瞳子「ええ」
――――
瞳子「……」
P「すごく可愛いです」
瞳子「ありがとう。だけど、可愛すぎない?」
P「そんなことないですよ」
瞳子「そう……姿は高校生だけど、中身は大人だから、こういう服に抵抗があるのかも」
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/16(日) 00:12:34.23 ID:lnE5QHKo0
P「まあ仕方ないですね」ハハ
瞳子「そうね」フフ
志希「次はこの服とかどう?」
瞳子「挑戦してみる♪」
P(ノってきたかな)
――――
瞳子「〜♪ 〜♪」
P(これは、一昔前に流行ったアイドルの曲か)
瞳子「……ふぅ」
志希「ぱちぱちぱちー」パチパチパチ
瞳子「あはは……思い切り歌っちゃった」
P「よかったですよ」パチパチパチ
瞳子「嬉しいわ♪」
瞳子「ねえ、お願いがあるんだけど……外に出てみてもいい?」
P「外ですか」
瞳子「ワガママよね。でも、もうちょっとだけ浸りたいの」
志希「うーん、残念だけど時間切れかも」
瞳子「え?」
志希「ちょっとずつだけど、中身も高校生に戻ってるんだよね。あと30分もすれば完全に高校生モードだよ」
P(言われてみれば、普段の瞳子さんとは思えないくらい無邪気に笑ってたな)
瞳子「そうなの……」
P「それじゃ意味ないですよね」
瞳子「ええ……仕方ないわね。この姿ともお別れ」
瞳子「そもそも、もう一度この姿になれるとは思ってもみなかったんだけど」
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/16(日) 00:24:43.15 ID:lnE5QHKo0
瞳子「ありがとう志希ちゃん。ほんのちょっとだったけど、楽しい時間を過ごせた」
志希「いえいえ♪」
P(得意げになるな、と言いたいけど、今回は見逃そう)
瞳子「確か元に戻るには、プロデューサーさんとキスをすればいいのよね?」
P「はい。本当にすみません」
瞳子「謝ることないわ」
瞳子「……」
P「瞳子さん?」
瞳子「ごめんなさい。最後にこの姿を、もう一度だけ目に焼きつけておきたくて」
瞳子「……ふふ」ニコッ
P(なにか思うことがあるんだな)
瞳子「それじゃ、お願いしようかしら」
P「はい。いきます」
瞳子「私のファーストキス、もらって」
P「え?」
瞳子「この頃の私は、男の人と一度も付き合ったことがなかったから」
瞳子「ということは、ここでキスをすると、私の人生の初キスは貴方になるのかしら?」
P「……」
瞳子「なんてね」クスクス
瞳子「お願いします」
P「あ、はい……」
P(なんかやりにくいな)
チュッ
パァァァッ
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/16(日) 00:38:01.58 ID:lnE5QHKo0
瞳子「……」
P(元の瞳子さんだ)
P(……ん?)
志希「完璧に元通りだよー」
瞳子「そ、そうね……」ギチギチ
瞳子「……キスする前に、服を着替えておくべきだったわ……」カァァ
P(ミニスカートが超ミニスカートになってる!!)
P「志希! 服を!」
志希「ほーい」スタタタッ
P「とりあえずタオルをどうぞ!」スッ
瞳子「ありがとう……」
P「いえ、俺も予測できてなかったので……」
――――
志希「失礼しましたー」
P「どうだった?」
志希「めっちゃ怒ってた」
P「だろうな」
志希「でも『今後は気をつけたまえ』って許してくれたよ」
P「本当に気をつけてくれよ? せめて常務は巻き込まないでくれ」
志希「むむっ!」ピクッ
P「どうした」
志希「変になったアイドルの反応! こっちから漂ってくる!」
P「まだいるんだな……」
志希「移動してるっぽいよ! 早く追いかけないと!」クンクン
↓2 大人アイドル1人
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 00:39:19.91 ID:k01e8Jqm0
日下部若葉(20)
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 00:40:07.14 ID:2T7Zq5IRO
ヘレン
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/16(日) 00:44:53.41 ID:lnE5QHKo0
――――
P「本当にこっちなのか?」
志希「うん、確実にこっち」クンクン
志希「あ! ほら、いたじゃん!」
ヘレン「……」
P「ヘレンさんか」
志希「だね」
P「変人がさらに変になるのか……」
志希「失礼な発言はやめたまえ」
P「モノマネやめろ。ひとまず話しかけよう」
↓2 ヘレンがどうなっているか コンマ一桁、偶数が効果を気に入っている、奇数が困っている
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 00:48:28.97 ID:kMcg7WXdo
言語が違う
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 00:48:44.27 ID:cRYRIiQ9O
4次元世界レベルに到達した
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 00:48:49.27 ID:k01e8Jqm0
森久保状態になてる
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 00:49:23.90 ID:k01e8Jqm0
森久保状態になてる
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 00:50:45.61 ID:lnE5QHKo0
今日はここまでにします
お付き合いありがとうございます
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 00:52:41.25 ID:kMcg7WXdo
おつー
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 04:54:15.63 ID:NpaIRTGVo
乙
四次元世界ってなんだよw
名状しがたい何かになってるのかw
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 13:24:26.37 ID:ewvu891yo
分身作れたりするんでしょ(適当)
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 20:10:03.20 ID:p7WShyVTO
4次元殺法?
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/16(日) 21:39:45.55 ID:lnE5QHKo0
ヘレン「何か用かしら?」
P・志希「!?」
P「あれ……い、いつの間に後ろに……!」
志希「瞬間移動?」
ヘレン「私に話しかけようとしてたでしょう。用があるの?」
P(何で知ってるんだ)
P「はい。実は……」
――――
ヘレン「……」
P「ということなんです」
志希「ごめんなさい」
P「体に変化はないですか? 薬のせいで異変が起きてると思ったんですけど」
ヘレン「その通りよ。今の私はよりスペシャル……新たな世界へ到達してるの」
P「は?」
ヘレン「言うなれば4次元の世界! 未知のベクトルを発見し、それを扱うことができてしまう!」
志希「おー、すごーい」
P「さっぱり意味が分からないんですけど」
ヘレン「詳しく説明するなら……さっき、私はあなたたちの後ろへ移動したでしょう?」
ヘレン「あれは4次元世界を移動した結果よ。4次元を知らない者が見れば、瞬間移動したように見えるだろうけど」
P「……」
ヘレン「ピンと来てないようね」
P「そりゃそうですよ」
ヘレン「それじゃあ、こんなのはどうかしら」
ヒュンッ
P(ヘレンさんが消えた!?)
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/16(日) 22:08:09.56 ID:lnE5QHKo0
ヘレン「ヘーイ! ここよ!」
P「え? うわ、また後ろに!」
志希「なんか手に持ってるね」
ヘレン「フフフ、これはプロデューサーのパンツよ」
P「!?」
P「そ、そういえば違和感が……嘘だろ!? どんな仕組みなんだ!」
ヘレン「言ったでしょう。これは4次元世界を移動した結果なの」
ヘレン「他にも色々できるわ! 例えば、こうすると!」スッ
ヘレン「あなたたちからすれば、左手を空に掲げただけに見えるでしょう」
P「は、はい……」
ヘレン「それだけじゃないの。プロデューサーのパンツ、どこにあるか分かる?」
志希「消えたね」
P「元にも戻ってない」
ヘレン「宇宙にあるわ」
P「宇宙!?」
ヘレン「4次元を移動して送ったのよ。どう?」
P「それが本当ならすごいですけど。っていうか返してください」
ヘレン「お手の物よ」スッ
P「うお!? 戻った! すごくあったかい!」
ヘレン「太陽の熱で温めたから当然よ。拝借したお詫び」
志希「ねーねー、何かを移動させることしできないの?」
ヘレン「いいえ、こんなこともできるわ。ヘーイ!」
P「……何をしたんです?」
ヘレン「……」
P「ヘレンさん?」
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/16(日) 22:25:25.95 ID:lnE5QHKo0
ヘレン「調子に乗ってしまった」
P「は?」
ヘレン「ちひろの肩を叩くつもりが、ヒップを思いきりスパンキングしてしまったわ。ミスよ」
P「何してるんですか!! いや、実際そうなったのかは分からないけど!」
ヘレン「間違いない。あとで謝らないと」
志希「にゃははは♪ おもしろーい♪」
ヘレン「今あなたたちに見せたとおり、上手くいく時は上手くいくのだけど」
ヘレン「ミスをする時はミスをするの。しかもそこそこの確率で」
P「ええ……危ないですね」
ヘレン「そうね。意識してない時に4次元世界を移動してしまったりするし……実のところ、困っているのよ」
P「あんなにノリノリで俺たちに披露してたのに」
ヘレン「反応がいいから、つい気分が良くなってしまったわ」
ヘレン「このままだと周囲の人間に迷惑をかけてしまう。だから元に戻りたい。できるかしら」
志希「簡単だよ。男の人と粘膜接触すれば治るよ」
ヘレン「そう! よかった! プロデューサー、お願いできる?」
P「もちろんです」
チュッ
パァァァッ
P「え?」
ヘレン「これでいいの?」
P「今キスしたんですか」
ヘレン「したわ、一瞬の隙をついて。でも……もうそんな芸当はできないみたいね」
ヘレン「すっかり元通りよ!」バーンッ
志希「よかったよかった」
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/16(日) 22:41:16.65 ID:lnE5QHKo0
ヘレン「4次元世界、良い体験をした! いずれは自力で辿りつけるように」
ヘレン「これからも突き進むわ!」ババーンッ
P(本当に到達しそうで怖いな)
ヘレン「その前に、ちひろに謝ってくる。また会いましょう!」
スタスタ
志希「またねー」ヒラヒラ
P「すごかったな。薬の効果で、あんな超能力みたいな事もできるようになるのか」
志希「みたいだね。興味湧いたなら、キミにも効くように開発して嗅がせるよ」
P「やめてくれ」
――――
P「まだ薬の効果が出てる人いるのか?」
志希「いるっぽい」
P「曖昧な……」
志希「微かにするんだよ、匂いが。何人かは予測できないなー」
志希「……むっ! 匂いが近づいてきた!」
P「マジか」
志希「しかも2人揃ってる。こっちこっち」スタタタッ
P「2人!? 嘘だろ……」
↓1、2 大人アイドル2人
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 22:42:03.83 ID:aFzEHNk8o
美里
69 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 22:42:08.27 ID:1rxO7/B80
美紗希
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 22:47:17.65 ID:yDzTdi4Go
不人気アイドル2名追加入りました。ほぼ同時にこの面子が投げられるとかありえなくない?
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 22:48:04.06 ID:0EF10sF5o
いつものでしょ
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/16(日) 22:51:49.41 ID:lnE5QHKo0
美里「〜〜」
美紗希「〜〜」
P「あの2人か。何か話してるみたいだけど」
志希「例によって近づかないと異変が分かんないね」
P「本当に2人なのか? どっちか1人じゃないんだよな?」
志希「うん」
P「大変そうだ。よし……」
↓1、2 美里&美紗希がどうなっているか コンマ一桁、偶数が効果を気に入っている、奇数が困っている
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 22:52:39.62 ID:mNWxO5DBo
不人気テロップがひっついてる
74 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 22:52:49.31 ID:LwbdMqIDo
移す価値なし
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 22:54:16.96 ID:qq4jp1ZAo
早耶が出せないからって他の不人気使うのか
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 22:54:59.88 ID:JhjSJCJ/O
荒らしの材料にされてるとはいえ流石に気の毒
77 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 22:55:15.05 ID:1rxO7/B80
えぇ……
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 22:55:34.57 ID:tTCYL955O
>>76
自分で叩くとこまでがテンプレだから
79 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 22:58:10.82 ID:tB9omu6i0
最近おとなしいと思ったらこれだよ……
80 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/16(日) 23:20:21.13 ID:lnE5QHKo0
美里「ん〜……」
美紗希「どうしようねー」
P「2人とも……って、ん? 美里、何だそれ」
美里「あ、プロデューサー。これ、私が前のライブの時に考えたグッズの内の1つなんですけど」
志希「……『不人気』?」
P「っていうテロップみたいなのがついてるな」
P「ん? これどうなってるんだ。文字が宙に浮いてるぞ」
美里「そうなんですよぉ。わけが分からなくて」
P「ふむ……ひとまず置いておこう」
P「そして美紗希は?」
美紗希「え?」
P「……何か異変は起きてないか」
美紗希「異変って、どういうどういうことぉ?」
P「志希」
志希「うん、間違いない。獣臭がする」クンクン
美紗希「えぇ!? 動物なんて触ってないけど!」ガーン
P「そうじゃないんだ。実はこういうことがあって」カクカクシカジカ
美里「志希ちゃんの開発した薬が」
美紗希「社内に漏れちゃったんだぁ」
志希「ごめんなさい」ペコリ
P「それで、効果が表れたアイドルは微かな獣臭がするらしくて。お前たち2人がそうなんだよ」
美里「なるほど〜。じゃあ、これって薬の効果なのかなぁ?」
志希「テロップが浮かぶって謎だね」
P「何か思い当たるふしはあるか?」
81 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/16(日) 23:42:03.30 ID:lnE5QHKo0
美里「思い当たるふし? う〜ん……あると言えばあるんだけど〜……」
P「教えてくれ」
美里「このグッズね〜。私が企画したグッズの中で、唯一売れ残っちゃったの。しかも結構多めに」アハハ…
美里「つまりそれって、人気がなかったってことだよね?」
P「まあ、そうだな」
美里「あ……ひょっとして、だからなのかなぁ〜。こういうテロップが浮かんだのって」
美里「私の中で、『どうして売れ残っちゃったんだろうなぁ』って気持ちがずっとあって……」
美里「それがこうして、具現化しちゃったのかも」
志希「自責の念みたいな?」
美里「たぶん」
P「そうか。ごめんな、俺が一緒に考えてやらないといけないのに、気持ちに気がつかなくて」
美里「ううん! プロデューサーはたくさんのアイドルをプロデュースしてるし、付きっきりになれないのは仕方ないから〜」
美里「それに私だって、アイドルの年数も重ねてきてるし。自分でどうにかする力も付けなきゃいけないもん♪」
P「美里……成長してるな」
美里「そんなことないよぉ」フフ
志希「でも、こういうテロップが浮かんでると気分が沈んじゃうでしょ? 早く治さなきゃ」
美里「沈んじゃうっていうか、改めて向き合う良い機会になったから。結果的によかったかも〜♪」
P(ポジティヴだな)
美里「治しては欲しいけどね〜。プロデューサーさんと……キス、するんだっけ?」
P「男なら誰でもいいぞ」
美里「えへへ、プロデューサーさんがいいなぁ」ニコッ
P「そ、そうか、分かった。じゃあいいか?」
美里「うん」
チュッ
パァァァッ
美里「……」
志希「無事に戻ったみたいだね。テロップ消えたよ」
82 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 23:46:02.37 ID:JhjSJCJ/O
なるほどそう落とし込んだか
83 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/16(日) 23:51:18.50 ID:RsbCEAZMO
上手い
よく頑張った
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/16(日) 23:59:53.20 ID:lnE5QHKo0
美里「うん……。このグッズの問題点、早速ちゃんと向き合わないとねぇ」
美里「どこがいけなかったのかなぁ」
P「美里、やっぱり俺も一緒に考えるよ。もしどうしても行き詰ることがあったら、いつでも話しかけてくれ」
美里「えっ。それは……」
P「俺はお前のプロデューサーだろ? 好きに頼ってくれると嬉しい」
美里「……はい。ありがとうございます♪」
志希「かっくいー!」
P「茶化すな!」
美里「うふふ♪」
P「さあ、次は美紗希だ。異変に気づいたか?」
美紗希「ずっと探してるけど、分かんないよー」
P「何かあるだろう、何か」
美紗希「うーん」
美里「ひょっとして〜、私と一緒にいたから、匂いがついちゃっただけなんじゃ……」
志希「あたしもそう思ったけど、違うよ。ちゃんと獣臭がする」
美紗希「やだなぁ、それ。人気の香水つけてるのにー」
志希「いっそのこと、もうキスしちゃえば? 効果確かめる必要ないでしょ」
P「まあな……」
美里「だけど、気になるよねぇ。どんな効果が現れてるのか」
美紗希「あたしも超気になってるから、見つけたいんだけどぉ……」
美紗希「あっ」
P「何か思いついたか?」
85 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/17(月) 00:11:12.33 ID:Ff1/hOeG0
美紗希「うーん……でもなぁ」
P「何でもいいから言ってくれ」
美紗希「うん。実はあたし、朝からずっと風邪っぽかったんだけどー」
美紗希「ついさっき、すっかり元気になっちゃったんだよねぇ」
美里「そういえば、ずっとダルそうだったね〜」
P「風邪っぽいのが元気になった……」
志希「ちょっと待ってて」スタタタッ
P「え? おい、どこ行くんだ!」
志希「数分で戻ってくる!」
――――
志希「お待たせー」スタタタッ
P「何を持ってきたんだ」
志希「薬品Aと薬品B」
美里「何をするのぉ?」
志希「まずAを美紗希に注入して、そのあとBを注入するの」
美紗希「え……」
P「その説明だけだと怖すぎる。詳しく話してくれ」
志希「この薬品Aは風邪を引かせる薬なんだー。で、Bが治療薬なの」
志希「あたしの推理が正しければ、これで真実が分かる」
美紗希「大丈夫ぅ? ただでさえ薬の効果でおかしくなってるのに、合わさって化学反応起きない?」
志希「……。始めよっか♪」
美紗希「ちょっと黙ったの何で!? ねえ!」
志希「へーきへーき、ほいプチュっと」プシュッ
美紗希「痛っ……くなかった! 冷たい!」
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/17(月) 00:23:38.12 ID:Ff1/hOeG0
P「おい、本当に大丈夫なのか?」
志希「安心して♪ あと1分で結果が分かるからねー」
美紗希「うう……怖いよぉ……」
美里「志希ちゃんを信じよう?」ナデナデ
志希「ひどいなー、そんなに信用ない?」
P「こういう時のお前は信用できると思うけど、万が一な」
志希「任せて」グッ
――――
志希「1分経過! どう?」
美紗希「え……?」
志希「風邪の症状出てるか教えて」
美紗希「……何ともないけど」
志希「そっかー」
美紗希「な、何? あたしどうなってるの?」
志希「ハッキリそうと判断はできないけどねー。おそらく、病気にならない体になってる」
美里「病気にならない体?」
P「マジか」
志希「現段階ではね。色んな病原菌を投入して試さないと、病気って一括りにはできないかな」
美紗希「絶対に嫌なんだけど!!」
志希「分かってるって。志希ちゃんそんな鬼畜じゃないし」ニャハハ♪
志希「……10万でどう?」
美紗希「いや」
志希「50」
美紗希「いや」
P「研究者魂を燃え上がらせるな」ペチ
志希「いたーい」
87 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/17(月) 00:40:08.12 ID:Ff1/hOeG0
志希「ほんの冗談なのに……」
P「にしては真剣な顔してたなぁ」
志希「……とにかくっ! 風邪を引かない体になってるんだよっ!」
美里「すごいね〜美紗希ちゃん! スーパーウーマンだよぉ!」
美紗希「まあ、そうかもだけど……早く治して欲しいかなぁ」
美里「えっ、何でぇ?」
美紗希「病気にならないってのは便利だけどぉ……人間味を感じないっていうか……気味が悪いし……」
P(考えてみればそうかもしれない)
志希「そうだね! そんな体、早く治しちゃった方がいいよ!」
志希「病原菌の可能性を無きものにする体だし! 病気を移す価値のない体だし!」
P(実験を断られたせいで怒ってる?)
美紗希「プロデューサーさんお願いっ。早くキスしてぇ?」ウルウル
P「言い方を考えろ言い方を! いくぞ」
美紗希「うん」
チュッ
パァァァッ
美紗希「……治ったみたい」ポー
P「!」
美里「美紗希ちゃん、顔が赤く……」
志希「あたしの注入した薬の成分が、まだ生きてたのかな? ほいっと」プシュッ
美紗希「つめたっ」
美紗希「……あ。頭がスッキリしていく」
志希「これで治ったよ」
美紗希「ありがとう……」
88 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/17(月) 00:52:54.79 ID:Ff1/hOeG0
今日はここまでにします
強引な繋げ方ですみません
そして、アイドルを貶したりするような安価は今後控えてくださると嬉しいです…
できるだけ精一杯考えて書き進めますが、
出来事が細かく描写されている安価など避けようのないものは、別の安価へと変更させていただきます
すみません
89 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/17(月) 00:54:52.16 ID:G6oiyzWVO
乙
90 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/17(月) 03:12:01.32 ID:0ra0YTzTo
乙うまい繫げ方だった
(早速ちゃんと〜が早坂ちゃんと〜に見えて美玲どこで出た?ってなった……)
91 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/17(月) 20:57:48.64 ID:Ff1/hOeG0
志希「いえいえ。元はと言えばあたしの不注意でこんなことになったんだし」
美紗希「でも結果的にー、朝から風邪っぽかったのを治してくれたでしょ?」
志希「それはお詫びとして受け取って」ニコッ
志希「……話は変わるけど、あとでラボに来てくれない? それで血液とか提供してくれたら…」
P「こら」
――――
志希「ちょっとくらいいいじゃん」
P「ダメだ。ちょっとじゃ済まなくなる可能性があるからな」
P「それより、薬でおかしくなってるアイドルは? まだいるか?」
志希「警察犬扱いされてるよねあたし」
P「仕方ないだろ、獣臭はお前にしか分からないんだし。こんなことになった原因でもあるんだぞ」
志希「分かってるって。まあレッスン休めるし、こっちのが面白そうだからいいけど」
P「レッスンにはちゃんと行け。時間になったら解放するから」
志希「えー」
P「えーじゃない。まだ1回も出てないだろ? 今度のライブは規模が大きいから、なるべく練習を…」
志希「あー! いたよ! 変になってるアイドルの匂いがする!」スタタタッ
P「志希、まだ話は終わってない!」
志希「ちゃんとライブには間に合わせるって♪ 早くしないとどっか行っちゃうよ?」
P「はぁ……ったく……」
↓2 大人アイドル1人
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/17(月) 21:01:51.15 ID:fyU3IYmRO
早苗さん
93 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/17(月) 21:02:21.43 ID:H+yRTOJoO
てんてー
94 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/17(月) 21:15:34.74 ID:Ff1/hOeG0
亜里沙「……」
P「亜里沙か」
志希「間違いない。獣臭が漂ってきてる」クンクン
P「話しかけよう」スッ
P「亜里沙」
亜里沙「!」
↓2 亜里沙がどうなっているか コンマ一桁、偶数が効果を気に入っている、奇数が困っている
95 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/17(月) 21:16:52.61 ID:cNy+jHVf0
精神が子供になっている
96 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/17(月) 21:17:00.82 ID:VsPOZxR/o
天帝になってる
97 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/17(月) 21:34:53.07 ID:Ff1/hOeG0
亜里沙「あ、プロデューサーくん」キラキラ
P「!!」
P(何だ……? 亜里沙から、とてつもないオーラを感じる)
P(そしてこの神々しさは一体)
志希「まぶちい」
亜里沙「どうしたの?」キラキラ
P「ああ、えっと……実は……」
――――
亜里沙「……そうなの」
P「それで、亜里沙も薬のせいでおかしくなってると志希が言ったから、こうして話しかけたんだけど」
P「火を見るよりも明らかだな。すごくオーラがある」
亜里沙「ええ、自分でも『今日のありさ先生は一味違う!』って思ってたの」
亜里沙「というか、こうなったのはついさっきの話なんだけど。志希ちゃんのおかげだったのね」フフ
P「おかげ?」
亜里沙「聞いて♪ ありさ先生ね、すっごい力が備わったんだよ」
亜里沙「出てきてー」
ウサコ「……」ヒョコッ
P「!?」
志希「それってウサコちゃん?」
亜里沙「そう! おいでウサコちゃん♪」
ウサコ「♪」タタタタッ
P「う、動いてる!?」
志希「足がついてるね。どういう仕組み?」
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/17(月) 21:41:55.76 ID:G6oiyzWVO
天帝といっても戦国路線じゃなくてそっちの方だったか
99 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/17(月) 22:02:25.68 ID:Ff1/hOeG0
亜里沙「よく分からないんだけど、命が宿ったの。可愛いでしょう?」ニコニコ
亜里沙「はいウサコちゃん、みんなにご挨拶して。よろしくお願いしますって」
ウサコ「!」ペコリ
P「ど、どうなってるんだ……これは亜里沙の力なのか?」
亜里沙「そうみたい。なんかね、頭で思い浮かべたことが具現化できちゃうんだ」
亜里沙「『ぬいぐるみが動いたらとても素敵だな』って思ったら、こうなったの。ウサコちゃんの他にも、杏ちゃんのウサギさんや、七海ちゃんのサバオリくんも動いてるのよ」
P「すごいな」
志希「サバオリくん気になる」
亜里沙「七海ちゃんが抱えてるから、あとで見にいってみて♪」
ウサコ「……!」シュバババ
P(めっちゃ機敏に動いてる……)
P「なあ亜里沙。その能力で困ってることってないよな」
亜里沙「ええ、むしろ楽しいかな。どうして?」
P「治した方がいいかなと思ったんだ。けどマイナス要素はなさそうだから……」
亜里沙「このままがいい! だって、ぬいぐるみに命を吹き込めば、子供たちがもっと喜んでくれると思うし」
亜里沙「今まで以上に楽しい番組を作っていけそうじゃない?」
P「そうだな」
志希「でも真面目な話、大騒ぎになると思うよ? あのぬいぐるみ、どうやって動いてるんだって話になって」
志希「研究してる人に解剖されちゃうかも」
亜里沙「……!」
志希「果てには亜里沙先生が原因だと発覚して、先生が研究対象になっちゃったり」
亜里沙「!!」
P「し、志希。物騒なことを言うな」
亜里沙「……いいえ。志希ちゃんの言うとおりかもしれない」
亜里沙「小さなぬいぐるみが自由に動いたら、素敵な番組が作れそうだけど……知名度も上がっちゃって、色んな人に見られるもの」
亜里沙「中には、志希ちゃんが言ったような人たちに注目されちゃうかも」
100 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/17(月) 22:18:58.58 ID:Ff1/hOeG0
志希「っていうか、さっき『頭で思い浮かべたことが具現化できる』って言ってたけど」
志希「ぬいぐるみ以外にも色々できるの?」
亜里沙「ええ。他には物体を動かせたり、テレポートさせたり。人にもできると思う」
亜里沙「あとは、何もない状態から色んなものを作り出せたりできるし」
P(ヘレンさんよりすごくないか)
志希「やばー! 創造主じゃん! 志希ちゃんをもう1人作れたりするの?」
亜里沙「できる……と思う。やったことはないけど、頭で『可能』だって思っちゃうの」
志希「やってやって!」ピョンピョン
P「亜里沙、絶対にやめてくれ。俺への負担がヤバい」
志希「でも実際に確認しないと本当か分かんないじゃん!」
P「ぬいぐるみに命を吹き込めるんだぞ。確かめなくても充分だろ」
亜里沙「プロデューサーくん……どう思う?」
P「え?」
亜里沙「この能力、消した方がいい? ありさ先生、研究対象にされちゃうかもしれない」
志希「今の話を聞いたら、それは大丈夫だと思うな。向かってくる敵がいたら消しちゃえばいいよ」
P「発想が怖いって」
志希「消すまでしなくたって、全人類に『ありさ先生は当たり前のことをしてる』みたいに洗脳しちゃえばオッケーじゃない?」
亜里沙「……」
志希「洗脳はできない?」
亜里沙「できるけど……」
P(できるのか!?)
亜里沙「だけど、やっぱり治すことにする」
志希「えーどうして? もったいない!」
亜里沙「人に酷いことをしてまで、番組を作ろうとは思えないから」
亜里沙「それにありさ先生自身、この力がちょっぴり怖くなってたんだ」
101 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/17(月) 22:37:50.09 ID:Ff1/hOeG0
志希「もったいない! もったいなすぎる!」
志希「ねーねー、その力って誰かに譲渡することできないの?」
亜里沙「できると思う」
志希「ホント!? じゃあ志希ちゃんに渡して!」
P「亜里沙、絶対にやめてくれ。世界が崩壊する」
志希「冗談だって♪ そんなチート使っちゃったらつまんなそうだしね」
P「……結局、治すのか?」
亜里沙「うん。お願いできる?」
P「もちろん」
亜里沙「ただ、その前にやりたいことがあるの」
P「?」
亜里沙「今日だけでいいから、子供アイドルの娘たちと遊びたい。たくさんのぬいぐるみに命を宿して」
P「ふふ、いいんじゃないか。みんなを楽しませてあげてくれ」
P「ただし色々と気をつけてくれよ?」
亜里沙「ええ♪ ありさ先生は、言われたことキチンと守ります♪」
志希「志希ちゃんも一緒にいい?」
P「ダメだ。お前はよからぬことを企みそうだし、やることがあるだろ」スタスタ
志希「引っ張んないでよー」ズザザザ
P「亜里沙、俺たちはやることがあるから、これで。元に戻りたくなったら言ってくれよ」
P「俺じゃなくても、事情を話して他の男の人に…」
亜里沙「ううん、プロデューサーくんのところに行く!」
P「そうか。分かった」
スタスタ
亜里沙「……2人きりになったら、ちょっとだけ悪用しちゃおうかな? なんて……」ボソッ
102 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/17(月) 22:46:25.60 ID:Ff1/hOeG0
――――
志希「獣臭を嗅いでたら気持ち悪くなってきた」
P「何か飲むか?」
志希「心配無用! ここに志希ちゃんの好きな匂いを染み込ませたハンカチがあるから、これで回復する」クンクン
P「どんな匂いなんだ」
志希「わー変態だー」
P「これで変態認定されるのか!」
志希「女の子が好きな匂いを聞くって、どんなパンツを穿いてるか聞いてるのと同じだよ?」
P「嘘つけ。……嘘だよな?」
志希「お? この匂いは、薬の被害者だね」クンクン
P「……まあいいや。どこだ?」
志希「こっちだよ」スタスタ
↓2 大人アイドル1人
103 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/17(月) 23:00:04.19 ID:esu9pQ3QO
美優さん
104 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/17(月) 23:00:22.36 ID:TPK5hWamO
みずきさん
105 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/17(月) 23:00:29.83 ID:cNy+jHVf0
楓さん
106 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/17(月) 23:16:15.41 ID:Ff1/hOeG0
瑞樹「……」
P「瑞樹さんもか」
志希「うん。微かに匂う」
瑞樹「……」スタスタ
志希「右折した。早く追わないとどっか行っちゃうよ」
P「だな。瑞樹さーん!」スタタタッ
P「あれ? いない。どこへ行った?」
志希「くんくん……あっち!」
P「よし!」スタタタッ
ドンッ
P「うわっ!?」
瑞樹「きゃっ!?」
P「み、瑞樹さん……すみません。不注意でぶつかってしまって……」
↓2 瑞樹がどうなっているか コンマ一桁、偶数が効果を気に入っている、奇数が困っている
107 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/17(月) 23:16:25.22 ID:rOLo/DdtO
五歳になる
108 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/17(月) 23:18:16.98 ID:d9IUl879O
みずきちゃん5歳
109 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/17(月) 23:33:54.87 ID:Ff1/hOeG0
瑞樹「うう……いたいよぉ……」
P「ん?」
志希「人違いじゃん。どうやったら子供と大人を間違えるの?」
P「いや、でも……あれ? 大人とぶつかった感触がしたんだけどな……」
瑞樹「ふえぇぇ……」グスッ
P「あ、ああ、ごめんね! 痛かったよね? どこか怪我した?」
瑞樹「……ふふ」
P「!」
瑞樹「ふふふふ……かかったわね、ぷろでゅーさー」
P「え」
瑞樹「わかんない? わたしよ、わたし」ニコッ
P「……瑞樹さん?」
志希「よく見ると面影があるね」
瑞樹「そう! かわしまみずき、5ちゃいよ!」ウインク
P「ええ!? ど、どういうことだ……。小さくなってるんですか?」
瑞樹「せいかい。りかいがはやいわね」
P「まあこれまでも色々あったので……」
瑞樹「?」
――――
瑞樹「……なるほどね。わたしがこの『ちから』をえたのは、しきちゃんのせいなのね」
P「はい」
志希「力ってどういうこと?」
瑞樹「ふふ、さっきぷろでゅーさーとぶつかったでしょ? あのとき、わたしは『おとなみずき』だったの」
瑞樹「で、たおれたしゅんかんに、この『こどもみずき』になったの」
P「大人と子供に、自由になれるんですか」
瑞樹「そのとおり!」
110 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/17(月) 23:56:45.27 ID:Ff1/hOeG0
志希「服はどうしてるの?」
瑞樹「としにあわせて、かわるわ。みてて」
ビュンッ
瑞樹「じゃーん! どう? いつもの瑞樹よ♪」
P「一瞬で変身するんですね」
志希「ゲームのフィールド上でのキャラ変更みたいにねー。どうなってるんだろ」
瑞樹「それは私にも分からないわ」
P「というか、よくその能力に気づきましたね。普通に過ごしてたら急に変わったんですか?」
瑞樹「30分くらい前に、両親から『子供の時のアルバムが出てきた』って写真が送られてきてね」
瑞樹「懐かしさに浸ってたら、5歳になってたわ。それで何やかんやあって状況を理解したのよ」
P「雑な説明……」
瑞樹「原因は晶葉ちゃんか志希ちゃんだって分かってたから、2人に事情を聞きにいく前に、少しだけ子供を楽しもうと思ったのね」
瑞樹「そしたらプロデューサーに見つかったから、驚かせてあげようって企んだわけ」
瑞樹「実際どうなの? 志希ちゃんが原因?」
志希「うん!」
瑞樹「いい返事ね」フフ
P「怒らないんですか」
瑞樹「だって、この能力楽しいから。子供になれば悪いことしても大抵許してもらえるし」
P「悪いことしたんですか!?」
瑞樹「ええ。瞳子ちゃんにおねだりしてジュースを買ってもらった」フフフ
P「大したことなかった」
瑞樹「ところで、この能力って治るの? しばらく治すつもりはないんだけど」
志希「男の人との粘膜接触で元通り」グッ
瑞樹「粘膜接触か……。プロデューサー、治したくなったらお願いできるかしら?」
P「いいですけど、瑞樹さんこれからロケで九州に行きますよね? 帰って来るの明後日じゃないですか」
111 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/18(火) 00:05:22.31 ID:Zx0p8mjO0
>>110
すみません、おかしな部分があったので修正して再アップします
112 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/18(火) 00:07:17.77 ID:Zx0p8mjO0
志希「服はどうしてるの?」
瑞樹「としにあわせて、かわるわ。みてて」
ビュンッ
瑞樹「じゃーん! どう? いつもの瑞樹よ♪」
P「一瞬で変身するんですね」
志希「ゲームのフィールド上でのキャラ変更みたいにねー。どうなってるんだろ」
瑞樹「それは私にも分からないわ」
P「というか、よくその能力に気づきましたね。普通に過ごしてたら急に変わったんですか?」
瑞樹「30分くらい前に、両親から『子供の時のアルバムが出てきた』って写真が送られてきてね」
瑞樹「懐かしさに浸ってたら、5歳になってたわ。それで何やかんやあって状況を理解したのよ」
P「雑な説明……」
瑞樹「原因は晶葉ちゃんか志希ちゃんだって分かってたから、2人に事情を聞きにいく前に、少しだけ子供を楽しもうと思ったのね」
瑞樹「そしたらプロデューサーに見つかったから、驚かせてあげようって企んだわけ」
瑞樹「実際志希ちゃんで予想は大当たりね」
志希「にゅふふー♪」
瑞樹「いい笑顔ね」ナデナデ
P「怒らないんですか」
瑞樹「だって、この能力楽しいから。子供になれば悪いことしても大抵許してもらえるし」
P「悪いことしたんですか!?」
瑞樹「ええ。瞳子ちゃんにおねだりしてジュースを買ってもらった」フフフ
P「大したことなかった」
瑞樹「ところで、この能力って治るの? しばらく治すつもりはないんだけど」
志希「男の人との粘膜接触で元通り」グッ
瑞樹「粘膜接触か……。プロデューサー、治したくなったらお願いできるかしら?」
P「いいですけど、瑞樹さんこれからロケで九州に行きますよね? 帰って来るの明後日じゃないですか」
113 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/18(火) 00:15:56.30 ID:Zx0p8mjO0
瑞樹「そうね、それまで子供状態を満喫させてもらう。といってもお菓子やジュースをおねだりすることくらいしかできないけど」
瑞樹「ま、お肌のぷにぷに感を楽めればいいわ♪」
P「やめた方がいいですよ。例えばその能力が、子供状態の時に無くなったらどうするんですか」
P「『私は川島瑞樹だ』って主張しても通りませんよ?」
瑞樹「そんなことある?」
P「志希の作った薬なのでありえます」
志希「ありえます!」
瑞樹「そうね。けど志希ちゃんの薬の効果だって言えば理解してくれるでしょ」
P「……だとしても。他に訳の分からない能力が追加される可能性もあるので」
瑞樹「……」
P「今すぐ元に戻しましょう」
瑞樹「分かった」
ビュンッ
P「!!」
瑞樹「ごめんなさい、そのまえにもうすこしだけあそばせて!」スタタタッ
P「そんな時間ないでしょう!」ガシッ
瑞樹「きゃっ」
P「捕まえましたよ」
瑞樹「どうするの?」
P「……」
瑞樹「5ちゃいのおんなのこに、きすしちゃうの?」ウルウル
瑞樹「えてきに、まずくない?」ウルウル
P「……大人に戻ってください」
瑞樹「すきあり!」シュバッ
P「あっ」
瑞樹「ほんのちょっとだけだから! すぐにもどるから!」スタタタッ
P「瑞樹さん! 待って!」
114 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/12/18(火) 00:28:47.90 ID:Zx0p8mjO0
志希「どうする? 捕まえる? アンテナを取りつけたからどこにいるか分かるよ」
P「いつの間に……。それなら、あと10分くらいして来なかったら捕まえに行くよ」
志希「優しい」
P「他にも薬の効果でおかしくなってる人がいるんだろ? そっちも優先させないと」
P「瑞樹さんみたいに、これから仕事に行く人も何人かいるしな」
志希「なるほど」
――――
志希「んー、いないねー」クンクン
P「本当か。もしかして瑞樹さんんで最後だったのかな」
志希「それもあるね。大人アイドル全員に薬が効くわけじゃないし」
P「そうなのか?」
志希「おかしくなる確率は70%だから」
P「高いな。願わくば、これ以上は被害者がいないことを祈…」
志希「あ、いるみたい」クンクン
P「……」
志希「向こうだよ」
P「案内してくれ」
↓2 大人アイドル1人
115 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/18(火) 00:30:25.56 ID:aBveq2d7o
kskst
116 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/18(火) 00:30:36.58 ID:3/c4H8C3O
礼子さん
117 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/18(火) 00:36:18.74 ID:Zx0p8mjO0
今日はここまでにします
お付き合いありがとうございます
大人アイドルはまだまだいますが、あと5回ほどで終わりたいと思います
118 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/18(火) 01:10:08.54 ID:O8Mo63NsO
時子さまでとって見せる
119 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/12/18(火) 02:03:54.84 ID:Qve65Wyko
乙でした
水木さんじゃなかったのか
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