【モバマス安価】P「大人アイドルがおかしくなった?」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/15(土) 00:01:13.93 ID:e0fa9pJv0
志希「うん」

P「なにを飲ませた」

志希「すごい、この情報だけであたしが犯人だって分かるだけじゃなく、その方法まで推測できるんだ」

P「最近のお前はやらかしたら自己申告してくるし、その全部が薬によるものだからな」

志希「にゃはは、それほどでも♪」

P「褒めてない! で? どんな薬を飲ませたんだ?」

志希「飲ませたんじゃないよ。社内に薬が漏れ出ちゃったんだよ」

P「なんてことをしてくれた」

志希「安心して、対象になってるのは大人アイドル+αだから。その匂いを嗅いだら、色々なことが身に起きちゃうの」

P「全然安心できないんだけど。色々って何が起きるんだよ」

志希「それは確かめてみないと分かんないけど。あ! ちょうど被害者がやって来た!」

P「え?」


ちひろ「……」

美城常務「……」


P「+αってあの2人か!?」ガーン

志希「うん。何故か薬の効果でおかしくなっちゃったんだ」

P「いつもの2人に見えるぞ」

志希「様子を見てれば分かるよ」


↓1、2 ちひろ&美城常務がどうなっているか

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1544799673
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 00:03:26.66 ID:XVvX3kVQ0
あすあすらんらんもドン引きなレベルの中二病を発症してる
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 00:05:48.74 ID:BN07BWU4o
肉塊になって弾け飛んだ
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/15(土) 00:18:19.92 ID:e0fa9pJv0
ちひろ「ふふ……いつ見てもカッコいいなー、この木刀……」

ちひろ「妖刀・鬼切丸……運命すら変えることができる、私の最強の武器……ふふ……」


P・志希「……」

P「なんだあれ」

志希「眼帯をつけてて両手に包帯巻いてるね」

P「修学旅行で買うような木刀も手に持って、惚れ惚れと眺めてるな。なんか飛鳥や蘭子みたいな匂いがするぞ」

志希「その2人がドン引きするレベルだと思うよ、あれは」

P「薬を嗅いだ結果、中二病を発症してしまったというわけか……」

P「ところで美城常務は?」

志希「あ、こっちに近づいてくるよ」

美城「……一ノ瀬志希。ようやく見つけたぞ」

志希「すごい怒ってる」ササッ

P「おい後ろに隠れるな。ちゃんと謝って…」

パァァァンッ

P・志希「!?」

P「……え?」

志希「……」

P「お、おい志希……何が起きたんだ……」

志希「……弾け飛んじゃった」

P「……何が……」

志希「常務」

P「……」

志希「スーツ、血で真っ赤でしょ。肉片もついてるし」

P「そ……そんな、バカな……! お前……これ、どうする…」


シュウウウウウ


P・志希「!?」

P(な、なんだ!? 周りに飛び散った肉塊や血が、常務の元いた場所に集まって……!?)
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/15(土) 00:41:46.83 ID:e0fa9pJv0

ビチビチビチ

美城「……ふぅ」

P(えええええ!? 元に戻った!? スーツについていた血も一滴残らず!!)

志希「これにはさすがの志希ちゃんもビックリ」

美城「すまない、驚かせてしまったな。私の身に起きているこの現象、そこにいるアイドルが原因だと踏んだのだが」

P「あ……え……」

美城「戸惑ってしまうのは分かるが、なるべく早く落ち着いて状況を飲み込んでほしい。今のは5分おきに起こる」

P「ご、5分おき……」

ちひろ「時空斬!!」ヒュンッ

美城「そこで木刀を振り回している千川ちひろも、一ノ瀬志希が原因ではないかと思い連れてきたのだが」

P「は、はい、そうです。どうやら一ノ瀬は開発していた薬品を、社内に漏らしてしまったようで」

P「ちょうど今、自己申告してきたところなんです」

美城「やはりか……」

P「おい志希、謝れ! いやその前に常務とちひろさんを治してやってくれ!」

志希「体が弾け飛ぶ感覚ってどんな感じ? 痛い?」

P「そんなこと聞いてる場合か!! 早く治す方法を教えろ!」

志希「ごめんなさい。んーと、たぶん男の人との粘膜接触で治るはず」

P「はあ?」

美城「そうか」グイッ

P「!!」

美城「すまない、君が起こした問題ではないというのは重々承知している」

美城「しかし、君の担当しているアイドルが起こしたのは事実だ。私のために唇を貸してくれ」

P「え……」

美城「頼む、早くしないとまた爆発する。今度は間近で血しぶきを浴びることになるぞ」

P「そ、そうですね……分かりました」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/15(土) 01:03:24.19 ID:e0fa9pJv0
P「志希、本当に粘膜接触で元に戻るんだな? 冗談じゃないんだな?」

志希「冗談ではないよ、本気」

P「よし……いきます常務」

美城「ああ」

チュッ

パァァァッ

P(うわっ! 常務が光った!?)

美城「……」

P「……ど、どうですか常務。治った感じはありますか?」

美城「これといった変化は見られない。そろそろ爆発の時間だ、それを過ぎてどうなるかだが」

美城「私はここで結果が出るまで待機している。今の内に千川ちひろも治してやれ」

P「え? は、はい……」

志希「常務、体が弾け飛ぶのって痛い?」

美城「君はもう少し態度というものを改めたらどうだ。多大な迷惑をかけたという自覚はないのか」

美城「会議中にいきなり爆発して私自身も動揺する中、狼狽える社員相手に咄嗟の機転をきかせ『一発ギャグ』だと苦しすぎる説明をしてきたんだ」

美城「会議室に戻ったらまた……いや、下手をすればこれからずっと奇妙なものを見る目で見られてしまうのだ。どうしてくれる」

志希「一発と爆発をかけてる! 上手い!」

P「いい加減にしろ志希。すみません常務、こいつの名前出せば納得してもらえないでしょうか」

美城「そうさせてもらう」

ちひろ「痛っ……やば……抑えてたもの、暴れ出しちゃった……!」

P「さて、次はちひろさんか」

グイッ

ちひろ「!?」

P「こうしないと戻らないんです、ごめんなさい!」

チュッ

パァァァッ
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/15(土) 01:20:27.89 ID:e0fa9pJv0
ちひろ「……あれ? 私、何をやって……」

P「よかった、元に戻ったみたいですね……」

ちひろ「へ? ちょ、ちょっと……なんで抱き寄せられてるんですか!?」ジタバタ

P「お、落ち着いて! 全て説明しますから!」

――――

ちひろ「そ、そんなことしてたんですね……お恥ずかしい姿を見せてしまいました……」

P「ちひろさんのせいじゃないので」

志希「ごめんなさい」

ちひろ「……」

ちひろ(そっか、治すためにキスを……プラマイして、ちょっとプラスかも)カァァ

P「どうしました? まさかまだ変に……」

ちひろ「いえ! すっかりいつも通りですよ! それより5分おきに爆発する常務はどこへ?」

P「治ったと分かったらすぐに会議室へ戻りました。志希、機を見計らってもう一度謝って来いよ?」

志希「うん」

P「さて……探すか……」スッ

ちひろ「探す? 誰をですか?」

P「志希の薬を嗅いでおかしくなった大人アイドルですよ。ちひろさんや常務みたいにヤバいことになってると思うので」

P「改めて、ご迷惑をおかけしてすみませんでした」ペコリ

志希「ごめんなさい」ペコリ

ちひろ「いえ……」

スタスタ

志希「待ってー、あたしもついてくー」タタタタッ

P「常務のとこ行ってこいよ」

志希「会議が終わるまでだから♪」

ちひろ(……これ以上は、誰もおかしくなってませんように)

ちひろ(包帯とか片づけてこよ)スタスタ
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/15(土) 01:24:33.77 ID:e0fa9pJv0

――――

P「営業に行ってる大人アイドルもいるのが幸いだな」

志希「だねー、キミの労力が最小限で済むよう祈ってるね」

P「俺はこういう問題を起こすのが今日限りであることを祈ってるよ」

志希「あ」


???「……」


志希「見て見て、あの人いつもよりおかしくない?」

P「……そうだな」


↓2 大人アイドル1人
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 01:25:40.79 ID:QvaAtZYVo
ユッキ
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 01:25:56.23 ID:KK++Y2i6O
しゅがは
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/12/15(土) 01:30:21.31 ID:p6HWY3cV0
むしろメリットになって元に戻ろうとしない人がいたら面白い
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 01:33:34.06 ID:+mOtbsWDO
わかるわ
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/15(土) 01:35:48.59 ID:e0fa9pJv0
心「……」スタスタ

P「いや、おかしいか? いつもと変わらないような気がするけど」

志希「絶対おかしい。あたしの嗅覚がそう言ってる」クンクン

P「匂いが違うのか」

志希「かなり。常務とちひろさんの匂いもいつもと違ったし」

志希「なんかねー、獣臭がするんだよ。微かにだけど」

P「全然気がつかなかったぞ」

志希「志希ちゃんじゃないと分かんないのかも」

志希「あっ! しゅがーはぁとがこっちに気づいたよ」

P「!」

志希「近づいてくる」


↓2 心がどうなっているか
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/12/15(土) 01:43:12.90 ID:p6HWY3cV0
安価下
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 01:43:21.04 ID:M8xYQZMrO
語尾の☆が☆☆★になる
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 01:47:12.65 ID:e0fa9pJv0
今日はここまでにします
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 02:30:54.28 ID:IlpBT1eRO
絡みがしつこそう
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/15(土) 13:15:41.23 ID:ryYIXGRno
ウザさ倍増や
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/12/15(土) 21:06:07.56 ID:e0fa9pJv0
心「おーっす☆☆★」

P「……」

心「どうしたどうしたー? はぁとの顔に何かついてる?」

P「いや……なんか……」

心「気になることがあるなら言えよ☆☆★ このこの☆☆★」グイグイ

P「うん、やっぱりおかしくなってるな」

志希「だから言ったじゃん」

心「何が何だか分かんないんだけど☆☆★」

P「自分で気づかないのか。ノリがいつもと違うぞ」

心「え?」

P「なんというか……若干未央っぽくなってるよな」

志希「語尾についてる☆が多い気がするねー」

P「☆?」

志希「こっちの話」

心「んー。そういえば、自分ってこんな感じだっけ? って思うかも」

P「実はな、かくかくしかじかこういう事があって」

心「なにそれプチバイオハザードじゃん」

P「だから、おかしくなってる大人アイドルを元に戻してる最中なんだよ」

心「ふーん……でも、はぁと特に困ってないしなー。キスまでして治すことなくない?」

心「プロデューサーがどうしてもって言うなら、してあげてもいいけど♡」ウインク

P「とりあえず違和感を具体的に話してくれないか? これから先困るかもしれないし」

心「流れを無視すんなし。えっと、なんとなーくだけど、ニックネームをつけたくなるかも」

P「ニックネーム?」

心「そう。すれ違った人とか、鳥とか、自販機とかに」

志希「手当たり次第じゃん」
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