渋谷凛「すばらしきこのせかいの」桜庭ネク「すばらしきこのあいどる」

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42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/24(土) 06:51:17.40 ID:JoV/F5GxO
羽狛さん出ただけでこの安心感よ…
詮索はアレだけど、平行世界(≠アナザーデイ)に関係してくるのかね
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/24(土) 14:00:11.76 ID:bNGZapByo
まあリメイクされてもいまだにみんなガラケー使ってるすばせか時代とはそりゃ違うよね
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/24(土) 18:01:28.23 ID:2U1qgcKn0
THE CHIHIRO'S DAY 6

審判の間

ネク(…まさか、またここに来るとはな)

ネク(羽狛さんによると、どうやらここにゲームのシステムが隠されているらしい)

ネク「…それを停止すれば、このゲームは終わる」

凛「…ねぇ、ネク」

ネク「ん?」

凛「…私のこと、どう思ってるの?」

ネク「えっ、どうってそりゃ……って、どうした急に?」

凛「…まだ、私のこと信じてくれてるのかなって。あのこと、ずっと隠してたのに…」

ネク「…あれか」
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/24(土) 18:05:20.13 ID:2U1qgcKn0
ネク『…凛が、2018年から来た未来人!?』

羽狛『凛だけじゃない。志希、美玲、芳乃、まゆ、それに千川ちひろも、この2007年には存在していない』

羽狛『タイムトラベラー……まさか生きてるうちに、そんな存在と何人も出会えるとはな…』フッ

凛『…』

羽狛『…でも、タイムトラベルはそんな簡単に行っていいもんじゃない…それはお前も分かってるだろ?』

凛『…もちろん分かってる、別に過去を変えようとしてるわけじゃないから』

凛『私の目的はただ一つ……ネクを守ることだけ。それ以外は何も興味ないよ』

ネク『…』

羽狛『…まあ、分かってるんだったらいい。お前が悪い奴じゃないってことくらい、俺にも分かる』

羽狛『…さあ、そろそろ話を進めるか。それでな?』
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/24(土) 18:49:57.48 ID:2U1qgcKn0
ネク「…てか、どうして俺がお前を嫌うって思ったんだよ…」

凛「だって…ネクは隠し事が大嫌いって、プロデューサーが……」

ネク「…あのなぁ…」

ネク「…俺を助けるためだけに、わざわざ時間を超えてまで来てくれた奴のことを、俺がそれくらいで嫌うと思うか?」

ネク「それに、隠し事くらい誰にだってあるさ。…どうして黙ってたのかは知らねぇけど、俺はそんなんで友達やめるようなバカじゃねえよ」フッ

凛「ネク…」

ネク(俺はCATから……みんなから、『楽しむためには世界を広げろ!』って教わったんだ…)

ネク(もう…そんな些細なことで、俺は人を信じなくなったりしない…)
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/24(土) 18:52:01.48 ID:2U1qgcKn0
ネク「…さ、早く探し出して、とっとと終わらせようぜ。こんなの」

凛「…ふふっ、そうだね」

ネク「おっ、吹っ切れたか?」

凛「うん…私、ネクのこと勘違いしてたみたい。最初は凄く怖そうな人だなって思ったけど……この頃から、そんなことなかったんだって」

ネク「こ、怖い…?最初からって……酷くないか?」

凛「別に酷くないよ!そもそも、私と初めて会ったときのネク、本当に怖かったんだから!」

ネク「…は?」

ネク(会ったときって…お前、普通に自分から話しかけてきたじゃねえか…)


凛「…なーんて、今のネクに言っても分からないか」ボソッ
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/24(土) 19:53:31.65 ID:2U1qgcKn0
ネク「はぁ?……!?お、おいなんだこの箱…」

いかにもなボタンがある箱「」

凛「…いかにもな箱だね」

ネク「ああ……てか、なんだこのスイッチ?」スッ

凛「…押すんだったら、ちゃんとよく考えてから押して――」

ネク「あ…悪い」カチッ

凛「」
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/24(土) 19:55:16.70 ID:2U1qgcKn0
いかにもなボタンがある箱「…ボタンが押されたため、死神ゲームの全システムを停止します」

凛「って、ええっ!?」

ネク「これで…終わったのか?」

いかにもなボタンがある箱「…」

凛「み、みたいだね…」

ネク(…え、すげぇ呆気なかったな…)

ネク「…ん?」
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/24(土) 19:58:08.51 ID:2U1qgcKn0
いかにもなボタンがある箱「…時間転移システム、作動開始。移動先、2018年」ゴゴゴゴゴ

ネク「えっ……う、うおあっ!!」

ネク「ぐぐぐっ……き、急に…吸い込まれる…!!」ガシッ

凛「ネ、ク…ふぐっ…!!ダメっ…手が滑って…」グググッ

ネク凛「あっ」パッ

凛「…ね、ネクーー!!!」



ネク「うわぁぁぁぁぁっ!!!!」ゴゴゴゴゴ



CHAPTER END.
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/24(土) 22:52:29.78 ID:2U1qgcKn0
LAST CHIHIRO'S DAY

REMEMBER17前

ネク「…うっ」パチッ

ネク「ここは…AMX前か……ん?」ググッ

ネク(…『REMEMBER17』?あれ、ここってAMXじゃ……って、そんなことより…!)

ネク「凛!!おーい!どこに……あっ…」

ネク(そうだった……俺はさっき、よく分からない箱に吸い込まれて……気づいたら、見知らぬ街に……ん?)

ネク(待てよ…もし、あの箱が言ってたことが本当なら……ま、まさか!)ダッ



ネク(…巨大ビジョンには、アイドルの映像…駅周辺の広告の日付には2018年…)

ネク「他にも、見たことのない店やビル、トレンドだった服を来てるやつはほとんどいない…」



ネク「俺は……本当に時間を超えたんだ…!」
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/24(土) 23:10:23.01 ID:2U1qgcKn0
2007年、AMX前

凛「そんな…どうすれば…!」

凛(私のタイムマシンはまだチャージ中……まさか、ちひろさん…ネクごともう一度2018年に戻るなんて…!)

凛「このままじゃ…ネクはちひろさんに……」

凛(…いや、そんなことは私がさせない。必ず…ネクは私が守ってみせる!)

凛「…とにかく、まずは未来に行く方法を探さないと……頼れる人は…あ、あのおじさん!!」

ネク『…おじさんじゃない、羽狛さんだ……』

凛「…じゃなくて、羽狛さん!!」ダッ
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 00:35:29.21 ID:32n4Feu80
キャットストリート

凛「はぁ、はぁ…きっと、羽狛さんなら…!!」

「ん?あの走ってきてる子って…」ニャンタン

「確か、ネク君のパートナーだった…」ピポパポ

「おーい!!こっちだぞ、りーーん!!!!」スケボ-


凛「はぁ、はぁ……あっ!ビイト!!それに、シキとヨシュアも…みんな無事だったんだね…!」


ビイト「あったりめぇだ!!それより、お前は大丈夫なのかよ?ネクはどこに…」

凛「…ネクのことなんだけど…」

シキ「…えっ…まさか、ネクに何かあったの!?」

凛「…実はね」

54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 00:36:55.41 ID:32n4Feu80
ヨシュア「…ゲームマスターに、未来へ連れ去られた!?」

凛「うん…私も後を追おうとしたんだけど……ごめん」

シキ「…別に、凛ちゃんが悪いわけじゃないよ。今も、凛ちゃんはネクを助けるために必死になってくれてるわけだし」

凛「ありがとう、シキ……そういえば、どうしてみんなはここに…?」

ビイト「ああ、それのことなんだけどよぉ…」

ヨシュア「メールが届いたのさ、急いでワイルドキャットに来いってね」

シキ「私たちもパートナーが居なくなっちゃったから、とにかく従うしかなかったんだ…」

凛「…えっ、みんなもパートナーが?」

ビイト「ああ、今日起きたら、急に美玲がいなくなっててよ。俺めっちゃ焦ったんだぜ!?」

凛「…もしかしたら、志希や芳乃もみんな…」

ヨシュア「…未来に連れてかれた…いや、戻されたのかもね」

凛「…」

ビイト「…つか、そろそろ中入ろうぜ?もしかしたら、おっさん何か知ってるかもしれねぇしな」

ヨシュア「…そうだった。こんなところで、のんびりお話する暇は無いんだったね」

シキ「さ、行こう凛ちゃん!」

凛「…うん、分かった」
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 00:38:41.57 ID:32n4Feu80
2018年、346プロ前

ネク「…ここか」

ネク(ここに来い…メールにあった地図によると、印のあった場所はここだ)

ネク「ここって、確か芸能プロダクションだよな……ポスターに凛もいるし」

ネク(他にも、沢山のアイドルたちが……ゲームマスターは一体、何のために俺をここに?)

ネク「…分からないけど、もう引き返すことは出来ない…俺は進むしかない」

ネク(…凛やシキ達がいない今、俺はノイズを倒せない…ノイズに見つからないよう、慎重にいかないとな…)
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 00:45:43.93 ID:32n4Feu80
346プロ内部

イヤ--!!!サカナハイヤダニャ-!!! チョチョット!!サカナタベルッテスゴイロックナコトジャナイ? ソンナノシルカ-!!!

ワ-ワ-ギャ-ギャ-

ネク「…は?」

ネク(あれ?ノイズは……てか、うるさっ!?)

ネク(…入るとこ、間違えたか…?)

「ま、待ってよみく……あ、お帰り、ネクさん!!」

「く、来るにゃあ……あっ、Pチャン!いたなら早く言ってくれにゃ!!」

ネク「…ん?誰か俺を……Pチャン?」
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 00:49:56.89 ID:32n4Feu80
みく「…あ、あれ?Pチャン、なんかちっちゃくなった?」ギュッ

李衣菜「…?なんかいつもと違うような…って、あっ!もしかしてお客さん!?」

みく「…はっ!ご、ごごごめんなさい!そういえばちひろさん、そんなこと言ってたにゃ!」バッ

ネク「…ちひろ!?ちひろを知ってるのか!」ガシッ

李衣菜「わわっ!は、はい!もちろん知っております!!」

ネク「…ちひろはどこに!」

李衣菜「え、えっと…」

みく「じゅ、13階の事務所ですにゃ!」

ネク「13階……ありがとう、助かった!」ダッ

李衣菜「ま、待ってくだ…!!あ、行っちゃった…」
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 00:53:31.55 ID:32n4Feu80
みく「…なんか、すごい焦ってたけど…そんなに時間押してたのかにゃ?」

李衣菜「さぁ…どうなんだろう?…というか、ちひろさんはあの男の子と何について話すんだろう…スカウトとかかな?」

みく「でも、スカウトしたんだったら、私たちにも説明してくれるはずだにゃ…」

李衣菜「…だよね、それにあの男の子の姿…」

みく「…Pチャンにそっくりだったにゃ」

李衣菜「…」

みく「…」

李衣菜「…ねぇ、みく」

みく「…な、なんだにゃ…?」




李衣菜「…ちょっとだけ付けてみない?あの男の子のこと」
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 01:02:37.74 ID:32n4Feu80
2007年、ワイルドキャット

凛「…これって!?」

【突然だが、急用ができてしばらく渋谷を離れることになった。本当は俺も直接お前たちを助けたいが……すまないな。

ここに、2018年へのタイムマシンを置いておく。これを使ってネクの元に行け。

ネクのこと、よろしく頼むぜ。

羽狛早苗】

シキ「…タイムマシン……意外と、かなりちっちゃいんだね」

ビイト「…これを使えば、たいむすりっぷってやつが出来るのか!?」

凛「うん、きっと2018年の…ネクの元に行ける」
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 01:04:07.36 ID:32n4Feu80
ビイト「すっげぇ!!よし、じゃあ早速…」スッ

ヨシュア「待ってよ、ビイト。これの扱いは、凛ちゃんに任せた方がいい」ヒョイ

ヨシュア「…ビイトに扱わせて、壊れたりしたら嫌だからね」ボソッ

ビイト「んだとこのやろー!!!!」

ヨシュア「ふふっ……というわけだから、お願いね?君の反応からして、この装置には見覚えがあるっぽいし」

凛「うん、任せて」カチャ

ビイト「…おぉぉぉおい!俺を置いてくな!!」



凛(…ネク、今助けに行くからね…!)
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 01:05:18.25 ID:32n4Feu80
2018年 346プロ13階 事務所

「…うふふ、待ってましたよ。ネクさん」

「こうしてお会いするのは……あなたは初めてでしたね?」

ネク「…お前が千川ちひろか」

ちひろ「はい、私こそが今回のゲームマスター、及び渋谷の現コンポーザーです」

ちひろ「…ここに来てくれたということは…ついに、私と結ばれることを決めたということですよね!!」

ネク「…結ばれる…?俺はただ、お前のことを止めに来ただけだ」バッ

ネク「…さぁ、選べ…俺と戦うか、大人しく全てを吐くか!」

ちひろ「ひ、ひっ…!わ、分かりました!言います!全て言いますから!!」

ちひろ「…その代わり、にっ!!」ビシッ

ネク「…っ!?し、しまった!体の動きが!」プルプル

ちひろ「…話すのは、これが終わってからですけどね!!」チヒヒッ

ちひろ「うひひっ!…さぁ、まずは仮眠室へ…」ガシッ

ネク「あ…がっ…」





ちひろ「案内しますよ…!私のプロデューサーさ〜ん!」スリスリ
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 01:32:28.18 ID:32n4Feu80
ちひろ「…よいしょ、よいしょっと……ふう、これで準備は整いました!」ドサッ

ネク(…うっ、重い……離れろこのBBA!!)

ちひろ「ババアじゃありません!!…ついに、ついにこの時が来たんですね……ううっ」ポロポロ

ネク「…へ?」

ちひろ「ネクさんを手に入れようと早数年……水着、サンタコス、セーラー服…あなたの趣味嗜好を探るため、私はあらゆる手を使ってあなたに接触してきました…」

ちひろ「しかし、あなたはいつも凛ちゃん達のことばっかり…私がこれだけアタックしてるのに、何で何も気づいてくれないんですかねぇ!?鈍感なんてもんじゃないですよ、もう!」ボゴッ

ネク(痛っ……そんなの知るか!!だいたい何で俺にそんなこと言うんだよ!)

ちひろ「…そして、我慢の限界に達した私はとうとう決めました。こうなったら、ネクさんを襲って無理やり既成事実を作ってしまおうと…!」

ネク(…あーどうでもいいどうでもいい。早く俺から離れ……既成事実?)

ネク(ま、まさか…こいつがしたいことって……う、嘘だろ!?)

ちひろ「ふっふっふ…その様子だと気づいてなかったようですね……まあ、そういうところもネクさんらしいですが」

ちひろ「前に今のネクさんを襲おうとしたのですが、力負けしてしまって……そのため、まずは過去のあなたを…!」ヌガセヌガセ

ネク(う、嘘だろ……ま、まじかよこいつ!!!)

63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 01:33:24.26 ID:32n4Feu80
346プロ13階 廊下

みく「…おいおいおい、何ここでおっ始めようとしてんだあの人!?」コソコソ

李衣菜「ちょ、み、みく!キャラキャラ!」コソコソ

みく「あっ、まずいまずいにゃ……で、でも本当に李衣菜ちゃんの言う通りだったにゃ」キョロキョロ

李衣菜「結構、ふざけて言ったんだけどね…まさかとは思ったけど、本当にそうなるとは…」

みく「てか、どうするにゃ!?このままじゃあの子、ちひろさんにばっくりいかれちゃうにゃ!!」

李衣菜「う〜ん…でも、この仮眠室には鍵がかかってるし…鍵を持ってるのはちひろさんだけだし…」

みく「何より、ちひろさんに見つかったら終わりにゃ……あっ!」
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 01:35:41.05 ID:32n4Feu80
李衣菜「おっ、何か閃いた?」

みく「ちひろさんをこっちに誘き出して、その間に部屋の中に入れば…!」

李衣菜「…ちひろさんにバレることなく、あの子を助けられる!」

李衣菜「いいアイデアじゃん!!今のみく、中々ロックだったよ!」

みく「ふふん、当然だにゃ。じゃあ、早速…」スッ

李衣菜「…あれぇ、みくさん?どうして私がとーっても大事にしてるヘッドフォンを手に持ってるのかなぁ?そしてどうして思いっきりぶん投げる体勢になってるのかなぁ!!」ガシッ

みく「でかい音を出すならこれが一番にゃ!邪魔すんなー!!」

李衣菜「うおおぉぉぉ!それ高かったんだぞ!投げさせてたまるかー!!」
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 01:42:41.12 ID:32n4Feu80
ネク(だ…誰か……いないのか!!!)

ちひろ「おおっ…細っ…ちゃんとご飯食べてます?今にもポキって折れちゃいそうですけど…」ヌガセヌガセ

ちひろ「…まあ、気にすることはありませんよ!これから毎朝、私の愛情たっぷりご飯が食べれるんですからね〜!」

ちひろ「さ、そろそろズボンの方も……ん?」

...エエイニャ-!!! ア-!!!ワタシノタイセツナヘッドフォンガ-!!!

カチャンカチャン

ちひろ「…何の音でしょう…?」

ちひろ「少し見てくるので、ちょっと待っててくださいね」ガチャ
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 01:49:27.79 ID:32n4Feu80
ネク「…はっ!!…体が動く…た、助かったのか…?」ヘナヘナ

ネク(…あっぶねぇぇぇ!!!は、早くこんなところ抜け出して…ん?)


みく「…今だにゃ!」ガチャ

李衣菜「了解!」ガチャ

李衣菜「君!大丈夫!?…よかった、ギリセーフだったみたい…」

ネク「お前らは、さっきの…!」

みく「さ、早くついてくるにゃ!ちひろさんが戻る前に、急いで外に!!」グイッ

ネク「ああ、分かった!」ダッ

ネク(助かった……これであいつから逃れ――)ポンポン





ちひろ「…どこ、行くんです?」ニコォッ
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 01:54:13.33 ID:32n4Feu80
ネクみく李衣菜「!!?」

ちひろ「…まさか、こんな方法でネクさんを逃がせるとでも思ったんですか?」

ちひろ「…あなた達にずっと隠れられてるのも嫌でしたからね……早いとこ出てきてもらいましたよ」ビシッ

ネクみく李衣菜「…っ!?」プルプル

ちひろ「…私からネクさんを奪おうとしたこと…身をもって思い知らせてあげましょう…!!」チヒヒッ

みく「そ、そんにゃ…」

李衣菜「…ごめん…みく、それに君も…私たち、何も出来なくて…」

ネク「そ、そんなこと…!!」







「えー、そんなことはありませんのでしてー」
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 01:56:58.05 ID:32n4Feu80
ちひろ「…!その声は…」

美玲「…うおりゃぁぁぁっ!!!」ヒ ッ カ ク ゾ

ちひろ「ぎゃあああっ!!め、目がぁ!!!」ゴロゴロ

美玲「へっ!ざまぁみろってやつだなッ!!」

ネク「芳乃!美玲!それに…」

まゆ「ふふっ……リボンで人を縛るの、意外と楽しいもんですねぇ…」グッ

ちひろ「ふぐっ…ふごごっ!!!」バタバタ

志希「…ふふふ〜ん、ネークくーん♪はい!これ嗅いで!」グイッ

ネク「…あれ、体が動く…!?志希もまゆもいたのか!!みんな、どうしてここに…」スンスン

芳乃「私たちも、そなたと同じくこの時代に飛ばされていたのでしてー」

まゆ「…まあ、何故か私たちはシドニーにとばされていたんですけどね」

美玲「シドニーから渋谷に戻るまでに、大分かかっちまったからな……正直、もう絶対間に合わないと思ってたぜッ…」

志希「…でも、そこにいる二人のお陰でギリギリ滑り込みセ〜フ♪にゃははっ!!」


みく「…にゃ?」

李衣菜「…私たちのお陰で?」
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 02:01:41.37 ID:32n4Feu80
芳乃「…ええー、あなた達が行動を起こして時間を稼いでくれなければ、私たちはネクさんが食される前には、ここに来れなかったでしょー」

芳乃「あなた達は、ネクさんの運命を変えたのでしてー」パチパチ

みく「…えへへ〜、そこまで言われるとなんか照れるにゃ〜」

李衣菜「ま、これを計画したのは私で、みくはただ着いてきただけだけどね!」

みく「はぁ〜?誰のお陰で部屋の中、入れたと思ってんだにゃ!お前なんかただの無能にゃ!!」

李衣菜「な、なんだと〜!!」

バチバチバチバチ...

ネク「……」

芳乃「……」
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 02:04:40.48 ID:32n4Feu80
パリン!! ホメラレワイヤ-

ネク「…うおっ!?いきなり窓からワイヤーが……ワイヤー?」

まゆ「…ついに、到着したみたいですね。ネクさん!ここは私たちに任せてください!」

志希「ほらっ♪早く会いに行ってきなよっ!!」トン

ネク「え…?いや、会いに行くって誰に…」

美玲「そんなの、決まってんだろうがッ!」ガシッ

ネク「い、痛い痛い!!髪引っ張るなって…」

美玲「…ごちゃごちゃうるせえッ!!早く行けーーーッ!!!」ブン


ネク「ぬおぁぁぁぁぁぁっ!!!」ピュ-
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 02:09:40.41 ID:32n4Feu80
ネク(死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ!!これ落ちたらやばい高さだって!!)

ネク(13階から人落とすとか、あいつマジで言ってんのかよ!?)

ネク(うおぁぁぁ………あ?)ポスッ

ネク「この感触…どこかで…」


シキ「…よし、ビイト!準備OK?」

ビイト「おう!そっちこそ乗り遅れるなよ!!」マッシュアップ

シキ「ふふっ、よーし!にゃんタン!お願い!!」マッシュアップ

ゴゴゴゴゴ  ザザザザザ

ネク「うおっ!?す、すげえ…」

ネク(俺を乗せた巨大にゃんタンが波に乗ってサーフィンしてる……てか、速っ!)

ネク「…シキ!ビイト!どうやってここに!」

シキ「細かい話は後!スピード上げてくから、しっかり掴まっててね!」

ビイト「おい!前からノイズと死神の大群が!?」


ヨシュア「…ネク君行くよ!」マッシュアップ
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 02:12:27.65 ID:32n4Feu80
ネク「よ、ヨシュア!?お前、身体は大丈夫なのか?」

ヨシュア「…うん、3日前に比べて大分慣れた方だよ。今なら問題なく戦えるしね」

ヨシュア「僕も取り戻したいからね、コンポーザーの力を。あくまで君はついでみたいなものさ」

ヨシュア「…さぁ、行けるかい、ネク君?それとも、僕と共に戦うのがお気に召さないかな?」

ネク「…ふっ、当然だろ」マッシュアップ

ヨシュア「…ふふっ、じゃあ、お望み通り、早く終わりにしよう」

シキ「…ふふっ!」ニッ

ビイト「…へへっ!」ニッ


ネク「…ああ!!」ニッ
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 02:17:16.76 ID:32n4Feu80
ポークシティ 屋上

凛「はぁはぁ…周りの敵は、倒せたかな…」

凛(ネクの救出もうまく行ったみたいだし……これでようやく…)

ネク「おーい!凛!」ゴゴゴザザザ

凛「…ネク!!」

ネク「凛!よかった、無事で…」スタッ

凛「それはこっちの台詞だよ…!!」ギュッ

ネク「っ…」

凛「…もう二度と会えないかと思ったよ……ほんとによかった…ネクが無事に戻ってきてくれて…!」グッ

ネク「お、おい、抱きつくなって……それに、まだ終わってない」




ちひろ「…くそぉ…くそくそくそくそぉぉぉ!!!!」バサッバサッ
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 02:20:44.17 ID:32n4Feu80
ちひろ「…まさか、まだ私を追いかけてくるとは……本当にしつこい人ですね!!」ブン

まゆ美玲芳乃志希「うわぁっ!!(わー)(うにゃ〜♪)」バタッ

シキ「志希さん!!」

ビイト「美玲!!」

ヨシュア「芳乃君!!」

ネク凛「まゆ!!」

志希「いててて…ごめんなちゃ〜い♪」

芳乃「…けほーけほー…いくらわたくし達でも、時間稼ぎはこれが限界なのでしてー…」

美玲「ううっ、すまねえビイト…お前さえいれば、鬼にこん棒だったんだけどなッ…」


まゆ(…美玲ちゃん、ビイトさんの影響受けすぎじゃ……)
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 02:23:34.79 ID:32n4Feu80
ちひろ「もう、本当に怒りましたよ…今まではネクさんのお友達ということで、手を出さずにいましたが……慈悲の心もここまでです!!」

ちひろ「…私の邪魔をする奴は…誰であろうと消し去ります!!」グワッ

ネク(…行けるか、凛?)

凛(もちろん…みんなに、これ以上無理されられないからね)

ネク「…よし、シキ!ビイト!ヨシュア!芳乃達を連れて、早くどこかへ!!」

シキ「…うん、分かった!!さぁ、皆さん!早くこっちへ…」

ちひろ「…させませんよ!!」バチチチチチ

凛「ふん!」ライトニングル-ク

ネク「それ!」ブラックジュピタ-
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 02:25:11.89 ID:32n4Feu80
ちひろ「くぅ…!」

ビイト「へっ!ざまぁみやがれ!!」ダッ

ヨシュア「ネク君、凛ちゃん、あのおばさんのこと、任せたよ」ダッ

ネク「ああ、任せろ!!」



ちひろ(ノイズ)「……いいですよ、いくらネクさんだろうと容赦はしませんからねぇ!!」ゴゴゴゴ



凛「…来る!」バッ

ネク「…大丈夫、俺とお前なら……やれるさ!!」バッ



ちひろ「きぇぇぇぇぇっ!!!!!」ダッ
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 02:31:41.54 ID:32n4Feu80
ネク凛「…はぁっ!!」ビッグバン ビッグクランチ

ちひろ「ぐおあっ…!!こ…こんにゃろぉぉ!!」ババババ

ネク「凛!」

凛「うん!分かってるよ!!」ピチピチバリア

ちひろ「なっ…吸収した!?」

凛「…ネク、今!!」

ネク「ああ!!」バッ

ネク(…凛が気を引いてくれたお陰で、あいつは今俺に気づいていない!)

ネク「…喰らえっ!!」アングイス

ちひろ「…!?ぐわぁぁぁぁっ!!!」バタッ

ネク「…今だ!!」マッシュアップ

凛「…これでとどめだよ!!」マッシュアップ

ちひろ「…そん、な…この渋谷のコンポーザーの、この私が…!!」

ネク「…これで」


ネク凛「終わりだぁぁっ!!!」SYNC 300.0%



ちひろ「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ボゴ-ン!!
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 02:33:43.00 ID:32n4Feu80
ちひろ(人間)「うぅう〜ん………」バタッ

凛「…勝った、の?」

ネク「…ああ、俺たちの勝ちだ…!!」

凛「…やった…やったよネク!!」ギュッ

ネク「お、おい…だから抱きつくなって…」




凛「怖かったよ……初めて来た2007年の渋谷で、ずっと一人ぼっちでさ……」

ネク「凛…」
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 02:37:53.03 ID:32n4Feu80
凛「…だから私、ハチ公前でネクを見つけられたとき、本当に嬉しかったんだ」

凛「…私、ネクに会えて良かった。この7日間、ネクと一緒にいたお陰で、大切なことに気づけた気がする」

凛「…ありがとう、ネク」

ネク「…それは、こっちの台詞だ」

ネク「ありがとうな、凛」ギュッ

凛「ふふっ………えへへっ…」

ネク(…あれ?今こいつ、すげえ顔ニヤけてたような……まあ、そんなことどうでもいいか)
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 02:40:09.49 ID:32n4Feu80
「…二人共お熱い中悪いが…これで終わりじゃないだろ?」

ネク「…は、羽狛さん!?い、いつの間に…」バッ

羽狛「今来たところさ、シキたちを元の時代に帰して、ボロボロだったあいつらを看病してたんだ」

羽狛「…さあ、最後はお前だ。いつまでもこの時代にいさせるわけにはいかねぇからな」

ネク「…そうですか……」


羽狛(…ん?)チラッ

凛「……ううっ」


羽狛(………やれやれ)
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 02:41:42.80 ID:32n4Feu80
羽狛「…おっと!やらかしちまった!!」

羽狛「まだ、やることあったわ!早いとこ、こいつを運ばねぇと…」グッ

ちひろ「う〜〜ん……」ズシッ

羽狛「おおっ、重っ……こりゃあ、運ぶのに5時間はかかるかもなぁ!!」

凛(…羽狛さん、もしかして…)

ネク「そ、そんなに!?俺も手伝うよ、羽狛さん」

羽狛「大丈夫だ、大丈夫!!こいつにはもう、コンポーザーの力は無いんだ。普通の、おばさん、くらい…!俺に…だって、運べる…さ…!!」ヨロヨロ

ネク「……」
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 02:42:37.80 ID:32n4Feu80
羽狛「わ、悪いな、ネク。あと5時間、どっかで暇つぶしといてくれ」





羽狛「……もちろん、誰かさんと一緒でもいいんだぞ?」チラッ

凛「…!」
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 02:44:58.77 ID:32n4Feu80
凛(ありがとう…羽狛さん…!!)

凛「ね、ネク…」

ネク「ん?なんだ?」

凛「…私、お腹空いちゃってさ……もしよかったら、今から一緒に食べに行かない?」

ネク「えっ、でも…」

羽狛「いいじゃねえか!俺のことは気にしなくていいから、ラッキーだと思って、思いっきり楽しんでこい!!」バンバン

ネク「…痛っ…ははっ、ああ、分かった。一緒に行こうぜ」
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 02:46:13.61 ID:32n4Feu80
フフッ,ジャアドコニシヨッカ? ウ-ン...アッ,ラアメンドントカドウダ? ...エッ?ラ,ラアメンドン?

羽狛(…へっ…やっぱり、あいつらに悲しむ顔は似合わない)

羽狛(せっかく会えたんだ……少しくらい、楽しい思いもさせてやらねえとな)

羽狛(…渋谷凛、桜庭ネク……時を超えて芽生えた二人の友情、そして…)

ホラ,ハヤクコナイトオイテクゾ!! マ,マッテヨ プロデュ-サ-!!!...アッ  ハハハッ...エッ? 

羽狛(未来でも続く、『パートナー』の絆……)




羽狛(…必然だった偶然…か)
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 02:47:56.38 ID:32n4Feu80
The World Begins With You

…One More Time

―世界は再び、あなたと共に始まる―
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 02:50:45.27 ID:32n4Feu80
以上で終わりとなります。見ていただき、ありがとうございました。
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/25(日) 11:14:01.15 ID:NpIhJ3U30
おt…と言いたいけどもっと書いていいのよ?
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 12:04:00.81 ID:TEi/bE6wO
そうですか?じゃあ、後で追加入れます
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 15:04:05.65 ID:32n4Feu80
おまけ

アナザーデイズ ― すばらしき事務員のゼタうるせぇ日々。
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 15:46:15.14 ID:32n4Feu80
ちひろ「…ふっふっふ…あっはっはっは!!!」

ちひろ「ついに完成しました…スタドリとエナドリを使用した、平行世界移動装置!!」ババン

ちひろ「…これを使って、向こうのネクさんを手に入れられれば…!!」

ちひろ「うふふふふふ…!!」

ちひろ「…ひゃっはぁぁぁぁ!!!!」ポチッ
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/11/25(日) 15:47:08.98 ID:32n4Feu80
らあめんどん

ちひろ「ちひっ…無事、到着したようですね!!」

ちひろ「…さあ、早速ネクさんを…」ガシッ

「…来るのがゼタ遅ぇんだよ!!」ボゴッ

ちひろ「ぐはっ!!」バタッ

ちひろ「…な、何なんですかあなた!突然、知らない人の顔ぶん殴って!!」

「へっ、とぼけようと無駄だぜ、このヘクトパスカルが!!」

ちひろ「…へ、ヘクトパスカル??!?!!??!?!!?!」
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