他の閲覧方法【
専用ブラウザ
ガラケー版リーダー
スマホ版リーダー
BBS2ch
DAT
】
↓
VIP Service
SS速報VIP
更新
検索
全部
最新50
【安価】完璧男子と魔法系女子
Check
Tweet
1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/21(火) 19:37:51.92 ID:8d4DzVmC0
やぁ諸君!女だよ!
私は今気になってる人がいるの!
...あ、恋情じゃないよ!興味興味!
男くんっていうんだけど、隙が全くないの!
でも悪い人じゃなくて、普通に話せるんだ
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1534847871
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/21(火) 19:43:46.14 ID:8d4DzVmC0
女「男くん」
男「何?」
女「好きな食べ物教えて」
男「鯖の味噌煮」
女「ふーん、ありがと。ところで、この式分かる?」
男「これはここをこうしてここをくっ付ければ良いよ」
女「うひゃー」
当たり障りのない返答、完璧な頭脳
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/21(火) 19:49:52.01 ID:8d4DzVmC0
将来も期待されてて、アタックしてる女子もいる
断ってるみたいだけどね
私も本当にこいつが完璧なのか知りたかったからお姉ちゃんに頼んだの
女「姉様ぁー!」
姉「女普段そんな呼び方しないっしょ」
彼女が私の自慢の姉
異世界で勇者やってるんだって!
痛い子じゃないよ!本当だよ!
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/21(火) 19:55:40.68 ID:8d4DzVmC0
女「マジックアイテム貸してよ」
姉「...どんな?」
女「人の心が読めるやつ!」
姉「止めた方がいいよ」
女「なんで!?」
姉「そういうラブコメの波動放ってるやつはお前みたいな脳内お花畑が使うとろくなことにならない」
女「分かんないじゃん」
姉「何人に使うつもりだ?大人数に使うとなんやかんやでナイフで刺されたりするよ」
女「一人だからさ。ね、良いでしょ?」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/21(火) 20:00:52.46 ID:8d4DzVmC0
姉「はぁー...いいよ。このコンタクト付けて」
女「うん」
姉「濡らしたりしなくても付くよ」
女「あ、そうなの?」スッ
試しに姉の心を覗いてみよう!
...あれ?もやがかかってる
姉「あっはっはー!やっぱり私の心覗こうとしたー!」
女「うぇ!?」
姉「そんな低級術式が私に効くわけないじゃん」
女「ぐぬぬ」
6 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/21(火) 20:07:21.69 ID:8d4DzVmC0
姉「別に見ようと思わなければ見えないから安心していいよ」
女「ぬーん」
姉「遂にお前もそんな時期か」
女「これ只の興味だよ?」
姉「まじ?」
女「うん」
姉「あーヤバいよそれ。純度100%の好奇心が一番悲惨な結果を呼ぶの」
女「大丈夫大丈夫」
姉「最悪打ち消しも出来るから...でもまぁ、慎重に行動しろよ」
姉「おやすみ」
7 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/21(火) 20:34:20.69 ID:8d4DzVmC0
〜翌日・学校・休み時間〜
女「男くん男くん」
男「なんだい」
女「苦手な事とかある?」
男「うーん...」
女(最初からお前の当たり障りのない返答に興味なんかない!)
女(さぁ見せてみろお前の心!)
女はコンタクトを起動した
8 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/21(火) 20:36:12.31 ID:8d4DzVmC0
>>9
...男の考えていること
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/21(火) 20:38:14.41 ID:Ma0APMzr0
心を覗かれることは嫌い
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/21(火) 20:39:14.72 ID:0aqzetPF0
女のこと。なんでそんなこと聞いてくるんだろうとか自分に気があるのだろうか色々と真面目に考えている
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/21(火) 20:46:22.70 ID:8d4DzVmC0
男(心を覗かれるのは嫌いだな)
女「__ッ!?」
男「驚いたよ。まさか心を覗きにくるとは」
男「でも、少し雑なやり方だね」
男「だから、君は魔法を使えない」
男「恐らくは君の近親者にいるんだろう?」
女「...全部正解」
男「では、この人を連れて明日家に来てくれ。丁度休日だ」
12 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/21(火) 21:04:47.89 ID:8d4DzVmC0
〜家〜
女「だっておwwwwwww」
姉「思ってたより平和な決着で良かった」
女「よくない...良くないよっ!」
女「絶対一本取ってやる...つまり早朝にこっそりヤツの家に忍び込む」
姉「親とかいるでしょ」
女「あの年で一人暮らしだぁ...!」
姉「分かったから空腹のハイエナみたいなオーラを出すのを止めて」
女「決行は朝四時」
姉「めんど」
女「ごめん姉ちゃん...私、負けられないの」
姉「敗北を知れ」
女「やなこった」
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/21(火) 21:19:13.16 ID:8d4DzVmC0
〜早朝・男の家〜
女「でかい家」ボソ
姉「思ったよりはな」ボソ
地元の名家といったような詫び寂びを感じさせる家...
女「...ここが寝室か...」ボソ
姉「で、どうするの?」ボソ
女「起きるまで待つ」ボソ
姉「はー...」
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/21(火) 21:22:47.80 ID:8d4DzVmC0
〜数時間後〜
男「...」パチ
女(起きた)
姉(本当に...!本当に!無駄な時間だった!)
女「おっはよー♪元気?」
男「
>>15
」
15 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/21(火) 21:25:25.72 ID:0aqzetPF0
うん。おはよう
16 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/21(火) 21:46:00.55 ID:8d4DzVmC0
男「うん。おはよう」
男「...そこの貴女が、魔法使いですか」
姉「勇者だよ」
男「これはこれは。今、お茶を淹れてこよう」スタスタ
男は何処かに行った
女「私の...作戦は...?」
姉「無駄。なにもかもね」
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/21(火) 22:04:47.82 ID:8d4DzVmC0
男「紅茶です。どうぞ」
女「ど、どうも」
姉「頂くわ」コク
姉「それで、私に何の話?」
男「魔法とか、異世界の事について聞きたかったんです」
姉「でも、貴方も魔法が使えるんでしょう?」
男「死んだ祖父が魔導書を持っていましてね、『解除』」
虚空から本が現れた
私も、本当に魔法を使っているのは初めて見た
男「こちらが魔導書です。いつもはこうして隠し持っているのですが」
姉「...んーー...マジか」
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/21(火) 22:23:19.99 ID:8d4DzVmC0
姉「その魔導書、ヤバいよ」
男「ヤバい、とは一体?」
姉「私の行った異世界では伝説になってた魔導書《蒼山の書》」
姉「貴方が持っているのはそれね」
男「それはいい」
姉「最後のページの魔法、解読出来た?」
男「...いえ。あれは言語学の本があっても分かりませんでした」
姉「そう」
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/21(火) 22:43:28.66 ID:8d4DzVmC0
男「解読、出来ます?」
姉「やってみない事には」
男「手伝っていただけますか?」
姉「私も興味があるわ。喜んで」
二人は魔導書の解読を始めた
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/21(火) 22:51:19.81 ID:8d4DzVmC0
女「ぶーぶー」
男「おや」
姉「じゃあ女にも魔導書(紙切れ)あげる」
女「えー」
姉「それ使って遊んでなさい」
女(しょうがない、唱えてみよう)
女「
>>2
1!」
>>22
...効果
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/21(火) 23:03:54.20 ID:OIOXTLObo
アバダケタブラ
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/21(火) 23:06:47.61 ID:0aqzetPF0
何もなかった…と思ったら女が起こを異性として意識する
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/21(火) 23:07:27.15 ID:0aqzetPF0
>>22
は「女が男を」が正しいです
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/22(水) 19:26:56.42 ID:I0l7zZkz0
女「アバダケタブりゃっ!」
姉「...ふふっ」
男「......」
女(盛大に噛んだーっ!!)
女(おーけーおーけー、ワンモアワンモア)スーハー
女「アバダケタブラ!!」ピュイーン
男「...え?」
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/22(水) 19:40:50.08 ID:I0l7zZkz0
男「姉さん、まさか本物の魔法を唱えさせたんですか?」
姉「あぁ、私達やその所有物に危険はないよ」
女「...で、これどんな魔法?」
姉「秘密だ」
男「私達、というのには女も含まれていますか?」
女「へ?」
姉「この子の事心配してくれてるの?」
男「...いえ、僕は生徒会長なので、生徒に被害が及ぶのは避けたいと」
姉「ふーん、果たして本当かなー?」ニヤッ
姉が意地悪な表情で見てくる
女「ま、まさかー...そんなんあるわけないよ」
女(まずい、大変ドキドキしている。おかしいな、こんな奴...)
女(こんな奴...)ジーッ
男「からかわないで貰えますか」
女(...は!気を取られていた)
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/22(水) 19:49:21.33 ID:I0l7zZkz0
その後も私はずっと心ここにあらずと言った感じでいた
つまりどういう事かというと、男くんと姉はスムーズに魔導書の解読を進めた
男「うーん、難しいですね」
姉「地名や人名と思われる固有名詞が多すぎるね」
男「実は、この魔法の正体に大体の予想がついてたりしません?」
姉「ややっ、気付かれちゃった?」
男「教えて貰えますか」
姉「良いよ」
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/22(水) 20:02:21.07 ID:I0l7zZkz0
姉「予想がついてると言っても、ここには二つ魔法がある」
姉「そしてその片方について少しだけ知ってるだけなんだけど」
男「お願いします」
姉「えっとね。多分異世界に転移する魔法だね」
男「異世界?そういえばさっきも言ってましたね」
姉「私はなんかよくわかんない神に勇者に選ばれて、異世界に飛ばされたんだ」
姉「そこに飛べる魔法だね」
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/22(水) 20:36:10.58 ID:I0l7zZkz0
姉「明日は休み?」
男「はい、というか夏休みですよ」
姉「じゃあ貴方も異世界に来たら?」
男「良いですね」
姉「詠唱は覚えてる?」
男「はい。『うぇるかむとぅーあんだーわーるど』ですね...あっ」
姉「詠唱しやがったぁぁ!?」
男「...」ピシュン
女「うぇ!?」ピシュン
姉「は!?女まで消えやがった!」
姉「キチンと解読してから使わせるべきじゃーん...」
姉「...神さまー、異世界に飛ばしてー?」
姉「...」ピシュン
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/22(水) 20:39:44.25 ID:I0l7zZkz0
異世界の内どの場所に降り立つかの判定を行います
>>30
が男・女ペアの降り立つ場所
>>31
が姉の降り立つ場所
です
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/22(水) 20:40:47.98 ID:Z+vXDJ4eO
温泉
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/22(水) 20:41:33.96 ID:3647Sdt70
王宮の中
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/22(水) 21:08:11.72 ID:I0l7zZkz0
〜異世界・温泉〜
男「...どうしようかな」
女「うわーっ!濡れる濡れるっ!?」バッチャバッチャ
男「うーん...」
え!?ここどこ!?まさか異世界!?
なんで温泉!?
てかアイツなんで湯の中に直立したまま考え事してんの!?
男「よし」チャプチャプ
女「びちょびちょじゃん...」
男「ひとまず落ち着くべきだ」
女「そ、そうね」
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/22(水) 21:20:48.97 ID:I0l7zZkz0
ここは...岩場?
灰色の岩でゴツゴツしてて足元が悪い
男「空気が薄いな..下りた方がいいかな」
女「町があるかもね」
男「ここは恐らく姉さんが来たのと同じ異世界」
男「僕たちを探しに来ている可能性が高いだろう」
男「出来るだけ人の多い所に行くべきだ」
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/22(水) 21:30:16.82 ID:I0l7zZkz0
〜異世界・王宮〜
姉「やっぱり位置はロードされるのね」
姉「どうしよう、とりあえず探すしかないよね」
???「あっ、姉さん!」
姉「王子じゃん」
王子「ご無沙汰してます」
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/22(水) 21:56:36.03 ID:I0l7zZkz0
王子「どのようなご用件で?」
姉「私の妹とその友達を探しに来たの」
王子「という事は、そのお二方は迷い混んで来てしまったと」
姉「ま、そうなるね」
王子「兵を手配しましょうか」
姉「うんにゃ、個人的に探すからいいよ」
王子「左様ですか、ご武運を」
姉「そんな物々しくしなくてもいーよ」
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/22(水) 22:06:26.28 ID:I0l7zZkz0
〜城下町・酒場〜
姉「ここらで私に似たアホと、執事みたいな雰囲気の奴見なかった?」
マスター「知らないな」
姉「やっぱりか」
マスター「何か飲んでくかい?」
姉「じゃあお茶でいいよ」
マスター「つれない奴だな本当に」
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/22(水) 22:12:04.79 ID:I0l7zZkz0
〜城下町・掲示板〜
姉「ここに書いとくか」
▼私はここに『一日目 城下町に滞在』と書いた
姉「さて、宿で寝よう」
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/22(水) 22:15:47.85 ID:I0l7zZkz0
〜男女サイド・麓の町〜
男「運が良いな。本当に町があった」
女「ここに姉いるかな」
男「多分いないと思うが、探してみよう」
女「どこ探したらいいだろうね」
男「この町の中でだと...
>>39
かな」
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/22(水) 22:16:46.06 ID:3647Sdt70
酒場
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/22(水) 22:27:32.50 ID:I0l7zZkz0
男「やはり酒場かな」
女「鉄板だね」
〜酒場〜
とてもうるさい。
豪快だが、不快ではない
女「賑わってるね」
男「山の近くに好んで住むような奴らだ。うるさいに決まっている」
男「物知りそうな奴はいないし、マスターに話を聞こう」
女「マスターさん!」
マスター「ん?何だお前...あ!勇者さん!?」
女「いや、勇者は私の姉です」
男「その勇者さんの行方を知りたいのです」
マスター「お、彼氏さん?」
女「なっ」
男「知り合いですよ。勿論、勇者さんとも」
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/22(水) 22:48:03.08 ID:I0l7zZkz0
マスター「勇者の居場所と言っても...」
女「?」
マスター「だいぶ前に王宮で消滅したとかって話は聞いたな」
マスター「役に立たないだろ?こんな意味不明な情報」
男「いや、大変参考になりました」
男「王宮に向かうにはどうしたらいいですか?」
マスター「東の街道を真っ直ぐ進めばいい」
男「ありがとうございました。さぁ行くぞ」ガシッ
女「わっ!?」
女(う、腕掴まれた///)
女「あ、ああ、ありがとうございましたっ!」
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/22(水) 23:04:42.01 ID:I0l7zZkz0
〜東の街道〜
男「早い所王宮に行こう」
女「せっかちだなあ」
男「王宮は何らかのキーポイントかもしれない」
女「...あの、一つ良いですか」
男「どうかしたのか?」
女「お腹すきました」
男「あー...成る程」
男「僕が魔法で出すよ。あの魔導書、戦闘よりも旅に使える魔法の方が多く載ってるんだ」
女「調理されて出てくるの?」
男「分からない。本当にその時による。どっちかと言うと食べられる物が出るように祈った方がいい」
女「えぇ...」
男「引かないでくれ」
男「『いーといっと』」ボム
食事が出現した!
男「これは...
>>43
だね」
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/22(水) 23:06:06.44 ID:PmsZ264F0
草野球チーム
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/22(水) 23:06:48.29 ID:PmsZ264F0
予測変換め…訂正できるなら「くさや」で
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/22(水) 23:07:26.54 ID:fUeyP46gO
女さんの好物だね
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/23(木) 09:12:29.94 ID:JAqGZh6Ho
くさや生える
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/23(木) 19:41:23.09 ID:DAGV6N1f0
男「これは...くさやだね」
女「うっ...臭い」
男「さぁどうぞ。食物は最も食べやすい状態で出現するんだ」
男「もちろん、骨は無いよ」
女「何かまた別の出せない?」
男「やめた方が良い。魔翌力(と僕は読んでいる)には限界がある」
男「いつ危険に遭遇するか分からないからね」
男「例えば、君にどこからか豪速球が飛んできたとしよう」
男「治療するための魔翌力がなければ様々な悪影響が考えられる...最悪死ぬ」
女「例えがよく分からないけど、とりあえず食べるよ」バリバリバリ
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/23(木) 19:54:10.74 ID:DAGV6N1f0
〜街道・森林地帯〜
男「街道にもこんなに緑のある場所が存在するんだね」
女「...」
男「そろそろ空も薄暗くなってきた。嫌な予感がするね」
女「...」
男「女さん?そんなに押し黙ってどうかしたんですか?」
女「私絶対口臭いわ...」ボソ
男「なるほど。そんな事ですか」
女「...!」ムッ
男「僕は気にしませんよそんな事」
女「...そう?」
男「はい。臭いなんて一時的なものですからね」
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/23(木) 20:02:04.11 ID:DAGV6N1f0
男「普通街道を作るときは、森林なんて避けるものだと思わないかい?」
女「確かに」
男「じゃあなんでここに道があるのか?」
男「それはここを通らないと大きな遠回りになるか」
男「それともこの森林にも、街道を利用するような知的生命体がいるのか」
女「知的生命体って事は友好的でしょ?ここを街道に通すぐらいだし」
男「恐らくはね」
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/23(木) 20:10:51.72 ID:DAGV6N1f0
男「さて、そろそろ寝ようか」
女「どうやって?」
男「寝具を用意してそのまま」
女「えー...」
男「どうかしたのかい」
女「虫とかに刺されそう」
男「...『ベッド招来』」ゴト
ベッドが出現した
そのベッドは真っ白で...
真っ白で...とても魅力的な...
思わず...入っ...て...
女「...」スースー
男(寝たか)
男「やっぱり精神力が足りてないね」
男(僕は枕を用意して寝た)
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/23(木) 21:24:06.04 ID:DAGV6N1f0
〜明朝・宿・姉サイド〜
姉「ほんじゃ今日も頑張っていきましょー」
姉「とっとと宿から出ましょー」
姉「その前に顔を洗いましょー」
姉「歯も磨きましょー」
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/23(木) 21:28:28.23 ID:DAGV6N1f0
神「待て」
姉「...え?神じゃん」
神「警告させて貰おう」
神「お前の妹と知り合いが迷いこんで来ているようだが」
神「謎の男がもう一人迷いこんで来ている」
姉「警告、って事は危険な奴って事だね?」
神「うむ。気を付けた方が良いぞ」
姉「りょーかーい」
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/23(木) 21:36:06.40 ID:DAGV6N1f0
姉「現在地は世界中央区、王都城下町」
姉「東西南北どっちに行こうかな」
姉「棒倒しで決めよう」
姉「『解除』」シャキーン
▼姉は レイピア を 取り出した
▼姉は レイピア を 地につきたてた!
姉「どっちに倒れるかなー♪」
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/23(木) 21:37:50.96 ID:DAGV6N1f0
>>55
どの方角に倒れた?
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/23(木) 21:42:39.95 ID:x/xe9Nty0
妹達と出会う方向(この場合は西?)
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/23(木) 21:50:44.41 ID:DAGV6N1f0
▼レイピア は 西 に 倒れた!
姉「西だっ!」
姉「西というと、山に向かう方面だね」
姉「『収納』」
▼レイピア は 消滅した!
姉「森林地帯を通るのが正規ルートのはず」
姉「もし妹達がいるなら正規ルートを通っていくべきだね」
姉「レッツゴー!」
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/23(木) 22:02:54.65 ID:DAGV6N1f0
〜森林・男女サイド〜
男「んっ...もう朝か」
男「そろそろ起こしますか」
男「『ベッド退散』」ピシューン
男(冒涜的なベッドは消えた)
女「むぎゃ!」ドシャッ
男「おはよう」
女「私は...いつの間に...?」
男「とても疲れていたんじゃないかな?」
女「そうかな?ところで、めっちゃ背中汚れてるね」
男「そうだな、天然敷き布団の弱点だろう」
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/08/23(木) 22:17:30.06 ID:DAGV6N1f0
女「じゃあ、出発しよっか」
男「...ん、いや、待って下さい」
男「誰かこっちに向かって来てます」
女「姉かな!?」
男「さぁどうでしょう」
その影は段々と近付いてくる
姿を確認するまでそう時間はかかってない
男「あれは...
>>59
」
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/23(木) 22:20:09.79 ID:u5f6ow0IO
師匠
57.73 KB
Speed:0
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
↑
VIP Service
SS速報VIP
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
続きを読む
名前:
E-mail
(省略可)
:
書き込み後にスレをトップに移動しません
特殊変換を無効
本文を赤くします
本文を蒼くします
本文をピンクにします
本文を緑にします
本文を紫にします
256ビットSSL暗号化送信っぽいです
最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!
(http://fsmから始まる
ひらめアップローダ
からの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)
スポンサードリンク
Check
Tweet
荒巻@中の人 ★
VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By
http://www.toshinari.net/
@Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)