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電脳公演 シンデレラネットワーク【デレマス×ロックマンエグゼ】
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1 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/20(金) 01:26:17.96 ID:nTjGT0Kz0
注意事項
正真正銘の初投稿です ミスがあっても生暖かい目で見てもらえると助かります。
キャラ、特にナビの口調がおかしいかもしれません。また、オリジナルのキャラが出ます。
書き溜めありです。
イメージとしてはデレマスのツアーイベです。そのため本来とは違う設定もあります。またツアーイベ形式ですがPやエグゼのキャラも出てきます。
以上の要素を受け付けないという方にはオススメ出来ません。
それでは始めさせていただきます。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1532017577
2 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/20(金) 01:30:29.96 ID:nTjGT0Kz0
私は池袋晶葉、秋原中に通う中学二年だ。
この町には凄腕のネットバトラーがいる。名前はあえて出すまいが彼の影響でネットバトルが盛んだ。
……今はナビの無い私には関係ないがな。
さて、私がこの町で何をしているかというと……
3 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/20(金) 01:31:31.66 ID:nTjGT0Kz0
P「……というわけで妙な連中がネットをうろついていることもあるから……」
彼はP、私のクラスの担任にして私を父から預かっている男だ……一応生活には不自由していない。ちなみに独身だ。
キーンコーンカーンコーン
P「それじゃあ今日のホームルームは終わり。気をつけて帰るように。」
はーい
先生さようならー
ライラ「さようならでございますー。」
4 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/20(金) 01:32:10.82 ID:nTjGT0Kz0
ライラ「アキハさん、ロボット部に向かいますですかー?」
晶葉「ああ、そうだな。泉も既にいるかもしれないしな。」
ライラ「わかりました。一緒に行きましょー。」
彼女はライラ、私の友人の一人だ。ロボット部には私と一緒がいいという理由で加入したらしい。
二人で他愛ない話をしているうちにロボット部の部室前に着いた。
5 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/20(金) 01:33:28.08 ID:nTjGT0Kz0
ガラッ
晶葉「よっと、泉は……やはり先に来てたか。」
泉「先っていっても5分ぐらいだけどね。さて、今日の活動を始めよっか。」
彼女は泉、私の一つ上の学年でロボット部の部長だ。クラスでの事はあまり知らない。
泉「晶葉ちゃんが頼んでたプログラムは作っておいたよ。後は晶葉ちゃんが組み立てれば完成だね。」
晶葉「ああ、ありがとう泉。」
泉「たまには先輩って呼んでくれてもいいんだけどな。」
晶葉「……善処しよう。」
6 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/20(金) 01:36:19.35 ID:nTjGT0Kz0
ガラッ
P「おっ、みんな集まってるな。」
ロボット部は私、ライラ、泉の三人の生徒と顧問のP(私が説得した)の計四人で活動している。泉がロボットのプログラム担当で私が回路や外装などいわゆる器担当だ。ライラとPは必要な時に私たちのサポートに回っている。
泉「P先生、お疲れ様です。」
P「ああ、お疲れ様。そういえば今日はいいニュースを持ってきたぞ。」
泉「何ですか?」
晶葉「勿体ぶらずに言ってくれ。」
P「なんと……みんなの作ったロボがロボコンクールの一次審査に合格したぞ。」
ライラ「わぁー。素晴らしいでございますねー」
晶葉「やったな泉!ライラ!」
泉「やったね、二人とも!」
P「二次審査についてはまた追って連絡が来るらしい。まずはおめでとう。さて、俺はこれから雑務に戻らないといけない。今日はみんなも適当に帰りなよ。」
泉「分かりました。」
ライラ「はーい。」
晶葉「ああ、わかった。ところで今日の晩御飯はどうするんだ?」
P「帰りにスーパーにでも寄るよ。ただいつもより少し遅れそうだから先にどこかに食べに行っててもいいが……」
晶葉「いや、待つさ。その間にこのロボを組み立ててしまえばいい。」
P「そっか。それじゃあまた後でな。」
晶葉「Pも仕事頑張れよ。」
ガラッ
ライラ「アキハさんはP先生と一緒に暮らしてるんでしたねー。」
晶葉「ああそうだ。特に不自由は無いな。」
泉「でも二人は親子じゃなかったよね?名字違ったし。」
晶葉「まあそうだが私の家族みたいなものだ。もちろん泉もライラもだぞ。」
ライラ「あらー。」
泉「ふふっ、嬉しいね。それじゃあ改めてロボコンクール優勝目指して頑張ろっか。」
ライラ「おー。」
晶葉「おうとも。私たちの才能を見せつけてやろう!」
7 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/20(金) 01:37:00.81 ID:nTjGT0Kz0
職員室
P「……さて、帰るか。晩はコロッケにするかな。」
ガラッ
………
???「本当にやるんですか?」
???「もちろんです。それはあの方も望んでいることですしアナタの願いを叶えることにも繋がっているんですよ。」
???「ですが……」
???「やらないならワタシが勝手にやるだけです。さあどうしますか?」
???「分かり……ました。その代わり私の指示には従って下さい。」
???「アナタが使命を果たす限りワタシは従いますよ。フフフ。」
8 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/20(金) 01:37:45.04 ID:nTjGT0Kz0
本日分はここまでです。
適宜更新します。
9 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/22(日) 01:32:57.82 ID:KSYX5eLL0
次の日
キーンコーンカーンコーン
P「それじゃあ気をつけて帰るように。」
はーい
ライラ「アキハさん、早速ロボット部へ向かいますか?」
晶葉「いや、宿題を出さないといけないから先に行っててくれ。」
ライラ「了解でございます。それではまた後でー。」
紗南「晶葉ちゃんも宿題出すの?」
晶葉「ああ、ロボ作りに熱中していてな。」
紗南「奇遇だね、あたしもゲームに熱中してて忘れちゃったんだ。」
晶葉「お互い自業自得だな。さて、化学の宿題だったな。三船先生の所に持っていくか。」
紗南「うん、おつかいクエストの開始だね。」
10 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/22(日) 01:33:55.45 ID:KSYX5eLL0
化学実験室
紗南が扉を叩く
紗南「失礼します、三船先生はいますか?」
………
晶葉「……返事が無いな。」
紗南「いないみたいだね。今日は帰っちゃう?」
晶葉「私はロボット部へ向かうからまだ学校に残るぞ。」
紗南「そういえばライラちゃんを待たせてたんだっけ。あたしはゲーセン行くから帰るね。また明日。」
晶葉「ああ、また明日な。」
晶葉(さて、みんなを待たせてるから早く行かないとな。)
11 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/22(日) 01:35:13.45 ID:KSYX5eLL0
ロボット部 部室前
……
晶葉(あれ、扉が開かないな。まだ誰も来てないのか?)
泉「おーい、誰かいなーい?」
晶葉「その声は泉か。」
泉「あっ、晶葉ちゃん。」
晶葉「なんだ、来てたのか。扉を開けてくれないか?」
泉「それが開かないんだ。」
ライラ「ライラさんもP先生もいますよー。」
P「どうやら扉に電子ロックがかけられたらしい。職員室から行けるメインサーバーで解除できるはずだ、行ってくれないか?」
晶葉「分かった。ただ、私はナビが無いが解除できるのか?」
P「管理している先生に頼めばいいから大丈夫さ。」
晶葉「なるほど。よし、行ってくるぞ。」
P「頼むぞ。」
12 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/22(日) 01:38:22.53 ID:KSYX5eLL0
職員室前
晶葉(扉のロックがかかっただけだ、すぐ解決できるだろう。が、時間を無駄に潰されるのは少し痛いな。)
晶葉(……ってここの扉も開かないじゃないか。全くどうなってるんだ。……とりあえず部室に戻るか。)
ロボット部 部室前
晶葉「……というわけで職員室も電子ロックがかかっていてな……」
P「……おかしいな……職員室の扉はこの時間帯電子ロックをかけてはいけないはずなんだが……何かあったのかもしれない。こういう時はネットポリスに連絡を……」
晶葉「……ジャミングされてるせいで連絡が取れないな。どうする?」
P「こうなったら晶葉、君だけが頼りだ。外に行って助けを呼んでくれ。」
晶葉「妙に落ち着いてるな。」
P「焦っても仕方無いしな。頼むぞ晶葉。」
泉「私からもお願いね。」
ライラ「お願いしますー。」
晶葉「ああ、私に任せろ。」
13 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/22(日) 01:40:33.40 ID:KSYX5eLL0
秋原町
晶葉(とは言っても平日のこの時間帯じゃほとんど人がいないな。まだジャミングは解けてないから連絡も取れない。弱ったな……)
晶葉(そうだ、駅なら流石に人がいるだろう。そこで助けを……)
と、次の瞬間私は男性にぶつかり尻もちをついていた
晶葉「すまない。」
???「いえいえ、こちらこそ注意力が足りなかったみたいです。……お急ぎのようですが何かあったのですか?」
晶葉「ああ、今学校でハッキング事件が起きていてな。私はナビを持ってないから助けを呼ぶことしかできないんだ。頼む、手を貸してくれないか?」
???「申し訳ありませんが私にも用事がありますので今すぐあなたに手を貸すことは出来ません。」
晶葉「そうか、なら……」
???「ですが私のナビならお貸し出来ます。確か学校の扉にはプラグイン端子があったはずです。そこからプラグインする事で今回の問題を解決できると思いますが……」
晶葉(見たところ周りに人はいないか。……見るからに怪しい男だが……仕方無い。)
晶葉「頼む、ナビを貸してくれ。」
???「分かりました。あなたのPETを貸してください。」
晶葉「ああ。」
???「………インストール完了、返すのは次に会うときで構いません。このナビは………マンです。オペレーティングに自信が無くてもなんとかなるでしょう。」
晶葉「分かった。ありがとう。返す時には私の発明品も贈ろう。」
???「……それでは用事がありますので私はこれで。解決できるといいですね。」
晶葉「天才の名に懸けて解決してみせるさ。」
晶葉(なぜだろう、最後に彼が微笑んだ気がする。)
14 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/22(日) 01:41:02.45 ID:KSYX5eLL0
ロボット部 部室前
晶葉「今戻ったぞ。」
P「おお、助けはどうだった?」
晶葉「……残念ながら人がいなかったから助けは呼べてない。」
泉「それってかなりまずいんじゃ……」
晶葉「だが助っ人を借りることは出来た。彼の力でみんなを助けてみせる!」
泉「助っ人って、いったい誰なの?」
晶葉(落ち着け晶葉、自分を信じろ。やれる、私はみんなを救える……)
晶葉「行くぞ!」
15 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/22(日) 01:42:04.63 ID:KSYX5eLL0
晶葉「プラグイン、レーザーマン.exeトランスミッション!」
16 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/22(日) 01:42:44.41 ID:KSYX5eLL0
本日はここまで
次回更新で第一話完結です
17 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/22(日) 02:56:13.48 ID:pboEo08Mo
レーザーマンはいかんでしょ
ナビカスOFFにされちゃう..ヤバイヤバイ
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/22(日) 03:16:58.51 ID:CE1JhV1Qo
レーザーマンが敵か味方かは時系列にもよると思うんだ、オペレーターは5終了以降なら更生させられてるから
(その頃にはレーザーマンは既にデリートされててもういないとか言われそうだけど)
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/22(日) 07:47:58.29 ID:kL8wrJJeo
デリートしてもバックアップあるから大丈夫大丈夫
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/22(日) 10:24:25.84 ID:DWEr8dXNO
拡散希望
あやめ速報、あやめ2ndへの掲載拒否を推奨します
創作活動に対する冒涜を行う酷いまとめサイトです
あやめ速報へのSS掲載を拒否し、掲載されてしまった貴方のSSを消すように訴え、あやめ速報を利用しないで下さい
このことを多くの方へ伝えて下さい
21 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/24(火) 00:00:29.12 ID:AkvKqbNoO
泉「レーザーマンだって!?」
ライラ「?どんなナビなのでございますかー?」
P「……かつて存在したネビュラという組織のトップのナビだと聞いたことがある。なぜこんなところに……」
晶葉「私の名前は晶葉だ。レーザーマン、よろしく頼むぞ。」
レーザーマン「了解した。さて、私はどうすればいい?」
晶葉「電子ロックの解除を頼む。」
レーザーマン「了解……ツタが大量に生えて邪魔だな……これは破壊しても大丈夫か?」
晶葉「どうだ?P?」
P「ツタが生えてるだなんて聞いたこともないな。解除プログラムに影響が無さそうなら破壊しても問題は無いだろう。」
晶葉「分かった。レーザーマン、ツタだけを薙ぎ払えるか?」
レーザーマン「もちろんだ……クロスレーザー!」
放たれたレーザーは辺りのツタを一掃した。
22 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/24(火) 00:01:23.81 ID:AkvKqbNoO
レーザーマン「さて、あとは解除プログラムを……解除完了だ。」
晶葉「ああ、助かったぞ。レーザーマン、プラグアウトだ。みんな、扉が開いたぞ。」
P「ありがとう晶葉。しかしレーザーマンなんてどこから借りてきたんだ?」
晶葉「見るからに怪しい……モノクルを着けた男から借りた。彼以外に人がいなくてな。」
泉(モノクルの男、レーザーマン……Dr.リーガルと特徴が一致している。ネビュラの崩壊と共に表舞台からは消えたんじゃ……)
P「……何はともあれみんな無事だな。」
ライラ「これからどうしますかー?」
P「今日はロボット部どころじゃないな。俺は職員室の電子ロックを解除しに行く。みんなは先に帰っていてくれ。」
晶葉「待て。折角だ、私にも手伝わせてくれ。」
P「……分かった。二人はどうする?」
泉「私はウェーブを亜子に貸してるので手を貸せそうにないです。」
ライラ「ライラさんはPETを修理に出しているので同じく助けることは出来ませんねー。」
P「了解。ライラはPETがないから大石はネットポリスへの通報を頼む。」
晶葉「外に出てもしばらくはジャミングの影響で電波を出せないから気をつけろよ。」
泉「うん、忠告ありがとう。また明日ね。」
ライラ「また明日でございますー。」
晶葉「うむ、また明日な。」
23 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/24(火) 00:02:07.80 ID:AkvKqbNoO
晶葉「さて、私たちも行くか。」
P「ああ……しかし非常事態とはいえ晶葉がナビを使うとはな。」
晶葉「臨機応変に動いてこそ天才だ……あいつの事を忘れたわけじゃないぞ。」
P「晶葉……成長したな。さあ、二人で学校を取り戻すぞ。」
晶葉「おうとも。」
職員室前
P「晶葉、準備はいいな?」
晶葉「ああ、いつでも大丈夫だ。」
P「よし。プラグイン、スピカ.exeトランスミッション!」
晶葉「プラグイン、レーザーマン.exeトランスミッション!」
24 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/24(火) 00:03:21.37 ID:AkvKqbNoO
レーザーマン「さて、どうすればいいんだ?」
晶葉「スピカと協力してこのエリアを正常化してくれ。」
レーザーマン「……この程度私一人でなんとかなるんだが……」
スピカ「へぇ、キミがレーザーマンかぁ。ボクはスピカ。よろしくねっ。」
レーザーマン「……私は馴れ合うつもりは無い……」
P(この反応からして本物だろう。だがなぜ晶葉の元に?)
スピカ「ちぇっ、つれないなぁ。まあいいや。P、どうする?」
P「とりあえずこのエリアにもツタが蔓延ってるからそれを除去しないと……」
晶葉「……もう終わったぞ。」
スピカ「速っ!」
レーザーマン「だから私だけで大丈夫だと言っただろう。さて、あとはロックを解除して……」
スピカ「! 危ないレーザーマン!」
その時解除プログラムからウイルスが飛び出してきた
レーザーマン「むっ。」
スピカ「ヴァルゴレイ!」
ウイルスは一撃でデリートされた
晶葉「P、助かったぞ。」
レーザーマン「……あの程度の敵……」
晶葉「レーザーマン!助けられたんだ。礼を言ったらどうだ?」
レーザーマン「むぅ……」
晶葉「…………」
レーザーマン「…………はぁ、今回は助かった……礼を言おう。」
スピカ「いいっていいって。お互い助けあっていこっ!」
レーザーマン「ああ、分かった……と、ロック解除したぞ。」
P「よし、スピカ、プラグアウトだ。」
晶葉「レーザーマンもプラグアウトだ。さて、中に入るか。」
P「待った、中に犯人がいるかもしれない。晶葉は外で待っていてくれ。」
晶葉「分かった。」
25 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/24(火) 00:03:49.37 ID:AkvKqbNoO
晶葉「そういえばレーザーマン、君の本来のオペレーターは誰なんだ?」
レーザーマン「……Dr.リーガル様
だ…………だが彼が今どこにいるかは私も把握していない。」
晶葉「そうか。君も大変なんだな。だが私の仲間とは仲良くして欲しいものだな。」
レーザーマン「……善処しよう。そういえばお前の事をどう呼べばいい?」
晶葉「そうだな……好きに呼べばいいと思うが。」
レーザーマン「そうか……」
P「晶葉ー、こっちに来てくれー!」
晶葉「分かった今行く。」
26 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/24(火) 00:04:55.54 ID:AkvKqbNoO
職員室
晶葉「犯人はいたか!?」
P「いや、もぬけの殻だ。だがメインサーバーはまだ異常を示している。いけるか?」
晶葉「うむ、大丈夫だ。」
P「行くぞ!プラグイン、スピカ.exeトランスミッション!」
晶葉「プラグイン、レーザーマン.exeトランスミッション!」
スピカ「さーて、このエリアもツタを……」
レーザーマン「終わったぞ。」
スピカ「だよねー……って何かいるねー。」
レーザーマン「今度はウイルス風情に遅れは取らんぞ。」
???「ダレがウイルスなのですか?」
レーザーマン「む、お前は……」
???「ワタシはプラントマン。」
プラントマン「アナタ達をここで始末する者です。」
レーザーマン「……ふん、こっちは二人、お前は一人。どう見ても勝ち目は無いだろう。」
プラントマン「それはどうでしょうか?」
レーザーマン「何?」
スピカ「ごめんよ……捕まっちゃった……」
レーザーマン「まあいい、お前さえ倒せばいいんだろう。」
プラントマン「おっと、動くとコイツをデリートしますよ。」
レーザーマン「……そうか……行くぞ……」
晶葉「待て、レーザーマン!スピカを見殺しにする気か?」
レーザーマン「………」
晶葉「おい、レーザーマン!」
レーザーマン「……消えろ。」
レーザーマンはレーザーを放った
27 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/24(火) 00:05:27.11 ID:AkvKqbNoO
……プラントマンではなくスピカを捉えていたツタに
プラントマン「何っ!?」
レーザーマン「……これで借りは返したぞ。」
スピカ「……うんっ、ありがとっ。さて、あいつをやっつけちゃおっか。」
レーザーマン「ああ、異存は無い。今度こそ行くぞ。スターブレイク……」
???「プラントマン、ここは目的も達成しましたしプラグアウトしましょう?」
プラントマン(確かにアレの回収には成功しました。それにあの技を食らえばただで済まないでしょう。)
プラントマン「チッ、やむを得ませんね。今度はこうはいきませんよ。」
28 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/24(火) 00:06:24.98 ID:AkvKqbNoO
レーザーマン「……逃げたか。」
スピカ「じゃあ早速サーバーを正常に……よしっ。」
晶葉「ふう、レーザーマンお疲れ様だな。」
P「スピカもお疲れ様。」
こうしてこの事件は幕を閉じた。被害者は特に出なかったがその後のネットポリスの調査でサーバーからプログラムが一つ抜かれていたことが判明した。また、プラントマンのオペレーターはわからなかったらしい。オペレーターはどこかで聞いた声だった気もするが……
そして何より私にレーザーマンを渡したあの男はDr.リーガルなのか?もし本物だとしたらあんな場所で何をしていたのか?レーザーマンを返そうにもどこにいるかレーザーマン自体もわかってないみたいだからな……まあ必要になったら取りに来るだろう。私の学校はわかっているはずだしな……ナビを持つのは……悪くないな。
29 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/24(火) 00:06:53.05 ID:AkvKqbNoO
???「で、どうだったー?アレは手に入ったかにゃー?」
???「はい、無事回収できました……これで私たちの目的に一歩近づけましたね。」
???「そうだねー。にゃははー、全部揃えればアレが……」
???「……すまない、こうなると彼女は止まらなくてね。あとは僕が上手くやっておくよ。」
???「分かりました。時が来たらまた呼んでください。」
???「約束しよう。キミにも新世界を見せると。」
???「ありがとうございます。」
………
???「あと二つかーにゅふふー。」
???「そんなに楽しみかい?」
???「そだよー。アレにはあたしの好奇心も刺激されちゃってねー。」
???「過去の遺産(レガシー)か。フフッ、なかなか面白い事になりそうじゃないか。」
30 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/24(火) 00:07:57.07 ID:AkvKqbNoO
科学省
???「遅れてすみません。祐一朗博士。」
裕一朗「別にこれくらいなら構わないです。さて、Dr.リーガル、レーザーマンの調子はどうでしょうか?」
リーガル「……今レーザーマンはとある少女に貸していまして……」
裕一朗「ふむ。」
リーガル「……彼女を見捨てることができず貸すことにしました。レーザーマンなら問題を起こすことは無いでしょう。」
祐一朗(Dr.リーガル、今のレーザーマンは彼のPETの残留データから悪の因子を抜き再構築したものだが……)
裕一朗「その少女は誰かわかってますか?」
リーガル「わかってはいますがレーザーマンを取り返すつもりはありません。私の分のレーザーマンはまた再構築すればいいですし。」
裕一朗「……何か問題が起きたら責任は取ってもらいますよ。」
リーガル「少なくとも彼女はそのようなことはしないでしょう。なぜでしょうか、そんな気がするのです。」
この事件、そして出会いを切っ掛けに私は大きな陰謀に巻き込まれていくのだが当時の私は知るよしもないのだった。
シンデレラネットワーク 第一話 完
31 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/24(火) 00:12:10.21 ID:AkvKqbNoO
本編第一話はこれで終わりです。
これはどうなってるの?という部分は以降の話で明らかになるかもしれませんし、ならないかもしれません。
初めての投稿だったので拙い部分もあったかと思いますがここまで読んでいただきありがとうございました。
二話以降は当スレに続けても大丈夫でしょうか?
よければ教えていただけると幸いです。
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/24(火) 00:20:06.52 ID:NWeUACgho
このスレで完結させて欲しい
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/24(火) 06:31:09.13 ID:8iHT5usno
まだまだ書ける余裕があるんだからたくさん書いちゃおう
34 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/24(火) 12:21:37.38 ID:/RiZyxRrO
アドバイスありがとうございます。
このスレでの完結を目指します。
本編は全六話を予定してますのでこれからもよろしくお願いします。
以下一話おまけです。
35 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/24(火) 12:22:55.50 ID:/RiZyxRrO
おまけ1
泉「おはよーさくら、亜子。」
さくら「おはよーイズミン。」
亜子「おはよーさん。ほい、ウェーブ返すで。」
ウェーブ「泉ちゃん、今戻ったよ。」
泉「お帰り、ウェーブ。それで今回はどうだったの?」
さくら「アコちゃんいつも失敗してるからねぇ。」
亜子「ふっふっふ、聞いて驚かんといてや。なんと今回は30000ゼニー回収出来たでー。」
さくら「すっごぉい。今回は何したのぉ?」
亜子「WWWが崩壊した後とある場所のセキュリティが解除されたしいんよ。それがどこかウェーブに調べてもらって、後は回収するだけやったな。」
泉「……それってちょっとマズいような……」
亜子「まあええやん。これで今日はパァーッとやろ。いずみも今日は部活休みやろ?」
泉「……そうだね。昨日の事件を受けて点検が入るから部活は休みだし。」
さくら「じゃあどこ行こっかぁ。カラオケ?それとも〜」
ガラッ
菜々「皆さんおはようございまーす!昨日は事件がありましたねー。犯人はまだ見つかってませんがそれはそれ、これはこれですっ!今日も一日頑張っていきましょー!」
泉「……安部先生、今日も朝からテンション高いなー。」
おまけ1 完
36 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/24(火) 12:23:41.12 ID:/RiZyxRrO
おまけ2
晶葉「そういえばライラもナビを持ってるんだったな。」
ライラ「はい、ライラさんもナビを持ってますよー。アイスマンさんです。」
アイスマン「アイスマンです。よろしくお願いします。」
レーザーマン「………」
晶葉「レーザーマン。返事してやったらどうだ?」
レーザーマン「………」
晶葉「おい、だんまりを決め込むなよ。」
紗南「おはよー晶葉ちゃん、ライラちゃん……その機械何?」
晶葉「これか?これはだな自動で教科書を捲るロボ、めくーるくんだ。」
紗南「へー、プラグイン端子も付いてるね。」
晶葉「昨日取り付けたんだ。」
紗南「何か入れてるの?」
晶葉「レーザーマンを試しに入れてみたが反応が無くてな……」
レーザーマン「………」
レーザーマン(私はなんでこんな所にいるんだ?こんな用途が微妙な機械の中だなんて……私が何をしたというんだ……)
おまけ 2 完
37 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/24(火) 12:26:23.71 ID:/RiZyxRrO
おまけは以上です。
おまけでは本編で触れられない所をネタを交えながら補完する予定です。
それでは第二話更新時にまたお会いしましょう。
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/24(火) 18:34:10.80 ID:8wyooKh3o
新人のリーガルくんで良かった
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/24(火) 20:04:23.10 ID:eA44zTXLO
乙
…え、アイスマン?1の氷川さんのナビがなぜここに…
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/25(水) 01:37:44.00 ID:zepTC0zJO
プラントマンも本来のオペレーターはアネッタだしパラレル的なヤツなんだろう
41 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/27(金) 15:26:21.67 ID:+8xLl8oU0
ここから第二話です
ネットバトルの形式はアニメ準拠にしてるつもりです
そのため
『エリアスチール』の効果が瞬間移動
バトルチップ全般にコードが無い
リアルタイムでのオペレート
などゲーム版との差違があります
42 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/27(金) 15:28:27.20 ID:+8xLl8oU0
放課後
晶葉(昨日の事件の影響で今日は部室が使えないな。家で機械いじりでもするか?)
紗南「晶葉ちゃん、ナビを持ったんだって?」
晶葉「ああ、そうだな。レーザーマンだ。」
彼の希望で既にPETに戻してある。
紗南「へぇ、レーザーマンかぁ。強そうだしかっこいいね。」
晶葉「うむ、昨日も……」
晶葉(……ってしまった、事件についてはあまり喋るなとPに釘を刺されていたな。まだ犯人が分かってないしな。)
紗南「? どうしたの?」
晶葉「いや、なんでもない。」
紗南「ならいいんだけどさ。でも晶葉ちゃんって今までナビ持ってなかったよね?」
晶葉(うっ、マズいな。入手経路を話そうにも昨日の事件については話せないし……)
紗南「まさか……」
晶葉「……」
43 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/27(金) 15:30:32.45 ID:+8xLl8oU0
紗南「まともにオペレーティング出来ないんじゃないの?」
晶葉「……へ?」
紗南「やっぱり。かっこいいナビを持っててもオペレーティング出来なきゃ宝の持ち腐れだよ!アイテムを手に入れても装備してないのと一緒だよ!」
晶葉「……確かにそうだな。」
紗南「それにバトルチップも全然持ってないでしょ?縛りプレイじゃないなら持ってないとキツいよ?」
晶葉「むぅ。だがどうすればいいのだ。一朝一夕で身に付く物じゃあ無いだろう。」
紗南「その言葉を待ってたよ!だからさ、あたしが色々と教えてあげるよ!今から大丈夫?予定とか無い?」
晶葉「あ、ああ、大丈夫だが……。」
紗南「よしっ、それじゃあ行こっか!」
紗南が私の手を掴む
晶葉「行くってどこに……」
紗南「よーし、しゅっぱーつ!」
晶葉「おい待て紗南……うわぁぁぁぁぁ!」
ライラ「お二人ともまた明日でございますー。」
私は紗南に引っ張られ学校の外へと出た
44 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/27(金) 15:34:53.27 ID:+8xLl8oU0
undefined
45 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/27(金) 15:39:34.91 ID:+8xLl8oU0
undefined
46 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/27(金) 15:50:02.48 ID:+8xLl8oU0
秋原町
晶葉「で、どこに行くんだ?」
紗南「この先のヒグレヤってお店だよ!そこでチュートリアル、もといオペレーティングの基礎を教えてあげる!」
晶葉「う、うむ。」
晶葉(紗南の奴張り切ってるな……かつて私がナビを持っていたのは5年ほど前……その頃は技術もバトルチップも持ち合わせてなかったな。あの時にそれがあれば……)
紗南「着いたよ!ここがヒグレヤ。バトルチップとかを取り扱ってるお店なんだ。中にはバトルスペースもあるけど……とりあえず中に入ろっか。」
晶葉「……ふむ、既に人が結構いるな。」
???「いらっしゃいでマス。」
晶葉「むっ……」
47 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/27(金) 15:50:50.28 ID:+8xLl8oU0
紗南「あっ、日暮さん!」
日暮「おお、紗南ちゃん。いらっしゃいでマス。そっちの子はお友達でマスか?」
紗南「うん、この子は晶葉ちゃん。久しぶりにナビを持ったんだって。」
晶葉「私は池袋晶葉だ。よろしく頼む。」
日暮「晶葉ちゃんでマスか。アッシはここの店長の日暮闇太郎でマス。こちらこそよろしくでマス。」
紗南「それで日暮さん、素人にもオススメのチップとか無い?」
晶葉「素人って……まあ事実ではあるが……」
日暮「そうでマスね……この辺りなら使い勝手がいいでマスが……」
レーザーマン「私はバトルチップに頼らずとも戦闘は出来るが……」
紗南「ダメだよー。確かにバトルチップが無くてもオペレーティング自体は出来るけど、技をメタられたら終わりだよ?」
晶葉「なるほど。その穴を埋めるのがバトルチップというわけだな。」
紗南「そのとーり!メタってくる相手の弱点を突く!これは重要な事だよ!」
48 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/27(金) 15:51:22.08 ID:+8xLl8oU0
晶葉「確かレーザーマンの技は溜めが必要だが高威力なレーザーだったな。」
日暮「ということは隙の少ないチップがいいでマスな……とりあえずはこの辺がいいでマショ。」
紗南「おー『キャノン』に『バルカン』、『ソード』かぁ。基礎中の基礎だね。」
日暮「後は補助チップを……よし、これだけあれば基本はバッチリでマス。」
晶葉「えーと、『リカバリー』に『エリアスチール』、『エスケープ』か。それぞれどんなチップなんだ?」
紗南「それは使って覚えよっ。」
晶葉「ああ、そうだな。ところで私はお金をほぼ持ってないのでこれだけのチップ買えそうに無いのだが……」
日暮「紗南ちゃんのお友達に高く売る気は無いでマス。初心者にならなおさらでマス。全部で500ゼニーでいいでマスよ。」
晶葉「それなら……辛うじてあるぞ。」
日暮「ありがとうでマス。じゃあこれがチップでマス。」
晶葉は『バトルチップ』を手に入れた!
49 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/27(金) 15:52:14.92 ID:+8xLl8oU0
日暮「他のチップはウイルスバスティングやお店で買うことでゲットできるでマス。もちろんここでも色々売ってるでマス。これからもヒグレヤをよろしくでマス。」
晶葉「うむ。」
紗南「じゃああたしからはこれをあげるね。」
晶葉は『チップフォルダ』を手に入れた!
晶葉「いいのか?……で、なんだこれは?」
紗南「これはね、バトルチップを入れておくケースだよ。デッキケースみたいなものだね。あると便利だよ。」
晶葉「ありがとう、紗南。」
紗南「いいっていいって。それで、晶葉ちゃんに対してチュートリアルしたいんだけどバトルスペース空いてる?」
日暮「ちょっと待つでマス……大丈夫でマス。3番のスペースを使うといいでマス。」
紗南「ありがとね、日暮さん。じゃ行こっか。」
晶葉「ああ。」
日暮「行ってらっしゃいでマス。」
50 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/27(金) 15:53:03.83 ID:+8xLl8oU0
バトルスペース
紗南「さて、バトルスペースでは色々出来るんだけど、今日は基礎の基礎からいくよ!」
晶葉「うむ、よろしく頼むぞ。」
紗南「まずはその機械にプラグインするんだ。」
晶葉「よし、プラグイン、レーザーマン.exeトランスミッション!」
紗南「無事プラグインできたね。じゃあチュートリアルプログラムを起動するよ!……ポチっとな。」
コレヨリチュートリアルプログラムヲジッコウシマス
晶葉「これで起動したのか。レーザーマン、何か変化はあるか?」
レーザーマン「今のところ特に何も起きてないな。」
紗南「これからだよ。まずはバトルチップに慣れてもらうために動かない的を用意したからチップを使って破壊してみてよ。」
晶葉「だそうだ。レーザーマン、レーザーは打つなよ?」
レーザーマン「了解だ。」
紗南「まずはキャノンからいってみよう!」
晶葉「わかった、バトルチップ『キャノン』スロットイン!」
レーザーマンの右腕にキャノンが出現した。
レーザーマン「むっ。」
晶葉「レーザーマン、感覚はどうだ?」
レーザーマン「……バトルチップを使われるのは初めてだからだろう、違和感があるな。」
晶葉「そうか。的を狙えるか?」
レーザーマン「あの程度……ふんっ!」
51 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/27(金) 15:54:11.69 ID:+8xLl8oU0
しかし レーザーマンのこうげきははずれた!
レーザーマン「むぅ……」
晶葉「ドンマイだ、レーザーマン。成功するには失敗も必要なものだ。もう一発いくぞ。」
レーザーマン「了解!……むんっ!」
…………
レーザーマン「…………」
晶葉「…………」
紗南「あちゃー全然当たらないねー。」
晶葉「こんなはずでは……」
レーザーマン「あの程度の的にかすりもしないとは……」
紗南「大丈夫だよ!あたしたちも最初はそんなものだったし。さあ、次はバルカンだね!」
晶葉「あ、ああ。レーザーマン、いけるか?」
レーザーマン「……問題ない。次こそは当ててみせる。」
52 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/27(金) 15:55:05.24 ID:+8xLl8oU0
晶葉「バトルチップ『バルカン』スロットイン!」
レーザーマンの右腕にバルカンが出現した
レーザーマン「……バトルチップにも少しは慣れたか……」
晶葉「キャノンとは何が違うんだ?」
紗南「こっちは連続で弾を発射するんだ。アタック+系と組み合わせると強いよ!かわりに撃ってるときは隙が出るけどね。」
晶葉「アタック?よく分からんが……レーザーマン、さっきと比べてどうだ?」
レーザーマン「そうだな、キャノンよりも軽いな。」
紗南「じゃあ早速撃ってみよっか。」
晶葉「レーザーマン、やってくれ。」
レーザーマン「了解。」
的に一発だけ当たった
晶葉「おお、ついに当てたな!」
紗南「やったね!二人とも!」
レーザーマン「バトルチップとやらを使うのにここまで手間取るとはな……」
紗南「まだまだ練習が必要だけど少しは上達したんじゃない?」
晶葉「だと嬉しいな。」
53 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/27(金) 15:56:19.23 ID:+8xLl8oU0
紗南「次は『ソード』と行きたいけど今日はここまでにしよっか。時間も遅いしさ。」
晶葉「そうだな。Pの奴も心配するだろう。」
紗南「次ロボット部はいつ休みなの?」
晶葉「明日は……土曜日だから休みだったな。」
紗南「じゃあ明日もやろっ!」
晶葉「ああ、そうだな。早く使いこなせるようにならないとな。」
紗南「焦りは禁物だけどね。それじゃあまた明日ー。」
晶葉「うむ、また明日な。」
こうして私たちの特訓が始まった
54 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/27(金) 15:58:27.74 ID:+8xLl8oU0
今日はここまでです
一文が多いとエラーを吐くんですね
次からは注意して書き込みます
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/27(金) 17:09:34.62 ID:8/3yKwdXo
興奮してきたな
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/27(金) 18:37:52.35 ID:IPvKXhGWO
乙
晶葉の過去も気になるな
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/27(金) 23:45:58.36 ID:mlS3raRPo
んでマス!
58 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/30(月) 00:51:04.77 ID:gtRzHq1s0
二日後
紗南「……うん、攻撃用バトルチップの使い方はだいたいOKだね。」
晶葉「ああ、我ながら頑張った方だと思うぞ。ただ、ソードはレーザーマンが素早く動けないから使いにくいな。」
紗南「そのための補助系のチップだよ!まずはソードをスロットインして……」
晶葉「わかった。バトルチップ『ソード』スロットイン!」
紗南「そのままエリアスチールを使ってみて!」
晶葉「うむ。バトルチップ『エリアスチール』スロットイン!」
レーザーマン「!」
レーザーマンは的の後ろに回り込んだ
晶葉「一瞬で移動したぞ!?」
紗南「これがエリアスチールだよ。一瞬で移動できるから相手の攻撃を避けたり範囲の狭い技を当てるために近づいたり出来るんだ。単体での効果は薄いから組み合わせて使うのが大事だね。」
晶葉「これならレーザーマンの弱点を補えるな。」
レーザーマン「確かに便利だな。」
紗南「リカバリーとエスケープの説明は……そうだね、実戦形式で学んだ方が分かりやすいと思うよ。」
晶葉「それぞれどんな効果なんだ?」
紗南「リカバリーはナビの体力を回復させる効果があって、エスケープはナビを戦闘から離脱させる効果があるんだ。エスケープは使えない場所もあるけど……使っていく内にわかると思うよ。」
晶葉「ふむ。確かPのパソコンからプラグイン出来たような……」
紗南「ここじゃウイルスは出ないしね。じゃあ今日はもう帰っちゃう?」
晶葉「……いや、もう少しチップに慣れてからの方がいいだろう。だから……稽古をつけてくれ!」
紗南「そっか……わかった、とことん付き合うよ!」
59 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/30(月) 00:52:38.17 ID:gtRzHq1s0
帰宅後
晶葉「P、ウイルスバスティングをさせてくれ!」
P「またいきなりどうしたんだ?」
晶葉「かくかくしかじかで……」
P「……なるほど、ふみふみぴにゃぴにゃというわけか。確かに実戦でないと分からないこともあるからな……よし、俺のパソコンを使うといい。」
晶葉「いいのか!?ありがとうP!」
P「その代わり程々にな。あまり外れたところに行くとヤバいのが出るからな。俺は部屋で授業の準備をしてるから何かあったら呼んでくれ。くれぐれも無理しないでくれよ?」
晶葉「ああ、危なくなったらエスケープ、だったな。」
P「基本的にはそれで問題はないな。まずはパソコンの電脳で慣れるといい。」
晶葉「わかった。それじゃあ早速……プラグイン、レーザーマン.exeトランスミッション!」
60 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/30(月) 00:55:30.04 ID:gtRzHq1s0
晶葉「ふぅ、ここらのウイルスは一通り倒したな。ツルハシ持ったのと砲台みたいなの、はんぺんみたいなのしかいなかったが……どうだ、レーザーマン?バトルチップを使った戦闘にも慣れたか?」
レーザーマン「かなりな。チップの攻撃をしっかり当てることも出来るようになったしな。」
晶葉「そうか。しかし敵を倒してもバトルチップは落とさないな。」
レーザーマン「データは落ちてるみたいだがな。ゼニーのデータも落ちてるぞ。」
晶葉「回収できそうか?」
レーザーマン「問題ない……よし、回収完了だ。」
晶葉「そろそろ引き上げるか……ん?レーザーマン、箱みたいなのが落ちてるが……あれはなんだ?」
レーザーマン「調べてみるか?」
晶葉「ああ、頼む。」
61 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/30(月) 00:56:57.80 ID:gtRzHq1s0
レーザーマン「了解……むっ、ウイルスの塊だな。」
晶葉「さっきまでとは違うウイルスだな。クモみたいなのと……なんだ?ロボットみたいだな。まあいい、いけるかレーザーマン?」
レーザーマン「当然だ。あの程度……ぐっ!」
晶葉「レーザーマン!……くそっ、なんだあのウイルスたち。避けた先に攻撃してくるぞ。ウイルスも連携するのか!」
レーザーマン「チッ、ウイルス風情が……ぐおっ!」
晶葉「レーザーマン!おい!しっかりしろ!」
晶葉(私はまた失ってしまうのか?……くそっ!……落ち着け、確か……)
紗南『エスケープは戦闘から離脱させる効果があるんだ……』
晶葉(そうだ!エスケープを使えば……えーと……あった!)
晶葉「行くぞレーザーマン!『エスケープ』スロットイン!」
レーザーマンは戦闘から離脱した
晶葉「今だ!レーザーマン!プラグアウトだ!」
62 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/30(月) 00:58:19.19 ID:gtRzHq1s0
晶葉「おいP!パソコンにヤバいウイルスいたけど大丈夫なのか!?」
P「ヤバいウイルス?どんなのだ?」
晶葉「クモみたいなのと右腕が銃のロボみたいなのだが……」
P「どれどれ……うわっ!クーモスとサーキラーかよ!二人ともよく無事だったな!しかしどこから入ったんだ……ウラにしか生息してないはずなんだが……」
晶葉「ウラ?」
P「……いや、何でもない。ウイルスは俺が処理しとくから晶葉はレーザーマンを回復してあげてくれ。」
晶葉「わかった。バトルチップ『リカバリー』スロットイン!……どうだ、レーザーマン?」
レーザーマン「……痛みが引いていくのを感じるな……しかしウイルス程度に手間取るとは……まだまだだな……」
P「あのウイルスたちは被害報告が多いウイルスだからな。むしろその程度で済んで良かったと思わないと。」
晶葉「そんなのを相手にしていたのか……」
P「丁度いい機会だ。ウイルスの種類について一つ授業をしよう。ウイルスが危なくないとは言わないけど特にヤバいヤツと初心者でも倒せるようなヤツがいたりするからな。」
晶葉「私たちが倒したツルハシ、砲台、はんぺんにも名前があるんだよな?」
P「もちろん。パソコンのウイルスをデリートしたら話すよ。プラグイン、スピカ.exeトランスミッション!」
63 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/30(月) 01:01:28.37 ID:gtRzHq1s0
P「まずはクーモスから方をつけるか。バトルチップ『イアイフォーム』スロットイン!……よし、あとはヴァルゴレイで……デリート完了だ。お疲れ様、スピカ。」
スピカ「慣れたら簡単だねっ!」
P「くれぐれも油断はするなよ。さて、プラグアウトさせて、と。さぁ、授業を始めよう。まずツルハシの名前はメットールで……」
晶葉「ふむふむ。」
………
P「で、このウサギみたいなヤツがラビリーでだな……」
晶葉「!?なんだこいつは!?すごくカワイイな!」
P「カワイイ見た目だけど油断しちゃダメだぞ。こいつは相手の動きを止める攻撃をしてくるんだ。こいつの攻撃力はさほどでもないが他のウイルスがいると話が変わるぞ。追撃をかわにしくくなるからな。さて、次はクエイカー。鉄球みたいなのを持っていて……」
晶葉(ラビリーかぁ。倒したくないな……)
………
P「……といったところで今日の授業は終わりだ。晩御飯を……ってもうこんな時間か。どこか食べに行くか?」
晶葉「そうだな……今日はカレーがいいな。」
P「了解。ならMaha一番にでも行くか。」
晶葉「うむ。」
64 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/07/30(月) 01:03:47.99 ID:gtRzHq1s0
本日はここまでです
次回で第二話本編完結予定です
紗南のナビはいったい誰なのか、予想しながらお待ちください
65 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/08/02(木) 04:34:59.64 ID:QxmIOAhI0
一週間後
紗南「流石だね晶葉ちゃん!一週間でオペレーティングの基本をマスターするなんてさっ!」
晶葉「うむ、私に不可能は無いっ!Pにも協力してもらったしな。」
紗南「へぇ、P先生もオペレーティング出来るんだ。」
晶葉「かなり上手かったな。ウイルスの事についても教えてくれたぞ。おかげで私も詳しくなれたんだ。」
紗南「なるほどね。それじゃあ最後のチュートリアルをしよっか。」
晶葉「最後って何するんだ?」
紗南「最後はね、あたしのナビとのネットバトルだよ!大丈夫?」
晶葉「私に不可能は無い!……と言いたいが流石に一週間で紗南と戦うのは厳しいと思うが……」
紗南「あたしも手加減はするよ。例えばバトルチップは晶葉ちゃんの持ってる物しか使わないとかさ。」
晶葉「それでもどうだか……」
66 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/08/02(木) 04:35:40.60 ID:QxmIOAhI0
レーザーマン「……ふん、お前らしくないな。」
晶葉「なんだと!」
レーザーマン「仲間を助けるためできないなりに奮闘してたお前はどこに行った!何でもまずは試すお前はどこに行った!!」
晶葉(!?なぜコイツがそこまで知っているんだ!?……いや、だがコイツの言う通りだ。ここでやらないでいつやるんだ!やれる、何故なら私は天才少女、池袋晶葉だからだ!)
晶葉「確かにそうだな。よし、その勝負受けた!」
紗南「よしっ!じゃあ始めよっか!プラグイン、ゲートマン.exeトランスミッション!」
晶葉「……ありがとうな、レーザーマン。」
レーザーマン「……ガラにもない事を言ったものだ。」
晶葉「お互いな……行くぞ!プラグイン、レーザーマン.exeトランスミッション!」
67 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/08/02(木) 04:37:03.30 ID:QxmIOAhI0
紗南「じゃあルールの説明をするよ。バトルチップはスロットイン出来るのは一枚につき一度だけ。最初は晶葉ちゃんから攻撃していい。あたしは晶葉ちゃんの持ってるチップの5種類しか使わない。」
晶葉「む?私が貰ったのは6種類だが……」
紗南「エスケープはネットバトル中には使えないんだ。あとはゲートマンの必殺技は使わない。これでいい?」
晶葉「ああ、構わない。」
紗南「じゃあネットバトルスタートだね。掛け声があるんだけど……やる?」
晶葉「折角だ、やっておくか。」
紗南「いいね。じゃああたしが『バトルオペレーションセット』って言うからそれに続いて晶葉ちゃんは『イン!』って言ってね。」
晶葉「了解だ。」
紗南「それじゃあ行くよ!バトルオペレーションセット」
晶・紗『イン!』
68 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/08/02(木) 04:37:46.33 ID:QxmIOAhI0
晶葉「さて、レーザーマン。まずはどう出る?」
レーザーマン「レーザーを撃つと隙が出るからな。まずはキャノン辺りだろう……というかこうやって話すと作戦がバレるぞ。」
晶葉「そりゃそうだな。まあいい、とりあえず『キャノン』スロットイン!」
レーザーマン「まずは一発だ!」
放たれた砲撃は寸分の狂いもなくゲートマンへと向かう
紗南「ゲートマン、任せたよ!」
ゲートマン「もちろん。リモートゲート!」
砲撃はゲートに阻まれた
晶葉「むぅ、そう簡単にはいかないか。」
紗南「今度はこっちから行くよ!ゲートマン!」
ゲートマン「任せろサナ!」
ゲートマンはゲートを開き兵士を五体呼び出した
晶葉「ここは……よし!『バルカン』スロットイン!」
兵士は全滅した
レーザーマン「なるほど、考えたな。」
紗南「敵が多いときは手数の多い武器。基本だね♪じゃあ次はこれで……と。」
69 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/08/02(木) 04:39:01.33 ID:QxmIOAhI0
ゲートマン「行くぞ!ゲートキャノン!」
砲撃がレーザーマンへと向かう
晶葉「避けろ!レーザーマン!」
レーザーマンは回避した
紗南「流石にかわしたか〜。」
晶葉「これぐらいはな。今度はこっちの番だ!」
晶葉(とはいえ近接攻撃をするのは得策では無いな。遠距離攻撃のチップは使いきったし……確かレーザーマンは……ならば)
晶葉「レーザーマン、レーザーの準備だ!」
レーザーマン「了解だ。」
レーザーマンはレーザーを放つ構えをした。
ゲートマン「ふっ、隙まみれだぞ。ゲートキャノン!」
紗南(妙だな、晶葉ちゃんが考えなしに隙を作るはず無いし……けどあのチップで反撃は無理だ……)
ゲートキャノンがレーザーマンに直撃し辺りが煙に包まれる
ゲートマン「やったか!?」
紗南「ゲートマン!それは禁句だよ!そういうときは決まって……」
70 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/08/02(木) 04:39:33.41 ID:QxmIOAhI0
しかし煙が晴れたときその先にレーザーマンはいなかった
紗南「レーザーマンが消えた!?いったいどこに?」
晶葉「ふっ、これが天才の答えだ!」
レーザーマンはゲートマンの後ろへと移動していた
71 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/08/02(木) 04:40:42.94 ID:QxmIOAhI0
……レーザーの準備を完了させた状態で
紗南「嘘っ!?」
晶葉「行け!レーザーマン!」
レーザーマン「クロスレーザー!」
レーザーはゲートマンにモロに当たった
ゲートマン「ぐはっ!」
紗南「ゲートマン!大丈夫!?」
ゲートマン「ぐっ、これ以上の戦闘は無理だな……すまないサナ。」
紗南「……わかった。お疲れ、ゲートマン。」
晶葉「やったなレーザーマン!」
レーザーマン「当然だ……と言うところだが今回はお前の作戦があってこそだ。」
紗南「その作戦ってのはなんなのさ?エリスチ使ったのはわかるけども。」
72 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/08/02(木) 04:41:12.89 ID:QxmIOAhI0
晶葉「ふふん、Pに教えてもらったんだ。『どうやらレーザーマンにはスーパーアーマーが付いている。覚えておくと何か役に立つんじゃないか?』とな。」
紗南「なるほど、スーパーアーマーなら構えが解けないのも納得だね。あえて隙を作り相手に隙を作らせそこを叩く、ってとこかな。」
晶葉「その通りだ。我ながら見事に決まったな。」
紗南「いやー久々に負けたよ。手加減していたとはいえまだまだだなー。またあたしたちも修行しないと。」
晶葉「いや、私たちも本気の紗南に勝った訳じゃないしな。次は本気の紗南たちに勝てるようもっと強くなってみせよう。」
紗南「うん。またネットバトルしよっ。」
晶葉「もちろんだとも。」
こうして一週間に渡る紗南によるチュートリアル、もとい修行は無事終わった。この一週間で強くなれたと思うし紗南を倒したことで自信も付いた。
だがレーザーマンが知らないはずの事を知っていたのはなぜだろうか?まさかとは思うが……そういえばあの時からPETは変えてなかったな……
73 :
◆C0dGp8Q6RU
[saga]:2018/08/02(木) 04:42:34.28 ID:QxmIOAhI0
???「にゃははー。紗南ちゃん負けちゃったんだー。」
紗南「……負けるとやっぱり悔しいね。」
???「たとえ手加減しててもねー。前に負けたのはあたしと戦ったときだっけ?」
紗南「……そうだね。でもどっちにも次は負けないよっ!」
???「じゃあー今からやっちゃう?」
紗南「……今日はちょっとパス。ゲートマンの修復をしなきゃ。」
???「そっかー。ざーんねーん。また今度ねー。いつ会えるかわからないけどー。」
紗南「うん。また今度ね。」
紗南(次は絶対に倒す!あたしは負けないっ!)
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