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【安価】提督「ラジオ!」
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1 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/18(水) 20:56:27.53 ID:qW2fdqSSo
ピッピッピッ
ポーン
千歳「皆さんこんばんは。鎮守府ラジオのお時間です」
大淀「このラジオはリスナーの皆さんにより艦娘を身近に感じてもらうため艦娘二人のお話を淡々と流していく番組です」
千歳「記念すべき第一回目のお相手は鎮守府の秘書艦、千歳と」
大淀「いつも提督のお側に。任務娘の大淀でお送りします」
千歳「......」
大淀「......」
千歳「......あの」
大淀「はい?どうかされましたか?」
千歳「いえその、私、提督にいきなり連れてこられてまだ状況が飲み込めてないんですが......」
大淀「今読まれた原稿の通りですよ」
千歳「え......もしかしてこれって本当にラジオなんですか?」
大淀「そうですね。全国放送されているラジオです」
千歳「や、やだ......そういうことは先に言ってくださいよぉ」
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1531914987
2 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/18(水) 20:57:22.00 ID:qW2fdqSSo
大淀「とりあえず現状がよくわかっていない千歳さんとラジオの前の皆さんのために少しこのラジオについて説明させていただきます」
千歳「......お願いします」
大淀「先ほども少しお話ししましたが、このラジオは不定期に行われるもので毎回違う艦娘二人によるお話を淡々と流していく番組、だそうです」
千歳「あ、では今日は私と大淀さんでやるんですね」
大淀「そうなりますね。またこの番組では普通のお便りのコーナーのみしかありませんから今日はお互いに頑張ってお話ししましょう」
千歳「......えっ!?あの、ラジオでよくある音楽のコーナーとか企画みたいなコーナーは?」
大淀「一切ありません」
千歳「......なんだか嫌な予感がしますね」
大淀「そんなこと言わないでください。もう軽く放送事故になりかけてるんですから」
千歳「本当にこんな調子で大丈夫かしら......」
大淀「まあ始めていきましょう。やっていくうちに分かりますよ......多分」
千歳「多分、ですか......ふふっ」
大淀「千歳さん?」
千歳「大淀さんも意外と不安なんですね。少し安心しました」
大淀「......と、とにかく記念すべき最初のお便り、千歳さん、お願いします」
千歳「はい、分かりました!......それでは最初のお便りです」
↓1
名前欄にペンネーム
本文に何かお便りを
3 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 20:58:34.47 ID:63uHZD3nO
クラウドドラゴン
妹たちにすぐ脱ぐとお説教をされますがこの暑い夏を抜かずに過ごすにはどうしたらいいでしょうか
4 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/18(水) 21:30:23.26 ID:qW2fdqSSo
千歳「えーと、ペンネーム”クラウドドラゴン”さんからのお便りです......って、あら?雲の......龍?」
大淀「......あの、その人ってもしかしなくても」
千歳「ま、まあたまたま名前が被ってしまったのかもしれませんし......とにかく内容を読みますね?」
大淀「あ、はい。お願いします」
千歳「えっと......『妹たちにすぐ脱ぐとお説教をされますがこの暑い夏を脱がずに過ごすにはどうしたらいいでしょうか』」
大淀「......妹たち、ですか」
千歳「......あの、やっぱりこれって」
大淀「......ええ、そうですね」
千歳「やだ......じゃあこの放送、鎮守府の皆さんも聞いてるのね......千代田も聞いてるのかしら」
大淀「しかしまさか最初のお便りが身内からとは......」
千歳「そうですね......えっと、それでこの......クラウドドラゴンさんなんですけど」
大淀「確かに今年の夏は例年に比べてもかなり暑い夏ですからね」
千歳「大淀さんも最近は水着で仕事されてますよね」
大淀「ま、まぁそうですね......厚着ですとこの時期は効率が落ちますから。そういえば千歳さんの水着姿は見たことがありませんね」
千歳「え?そ、それは......その......」
大淀「なにか理由でも?」
千歳「......その、サイズがなくて......胸が......こぼれて」
大淀「......」
千歳「ご、ごめんなさい!」
大淀「い、いえ......」
5 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/18(水) 21:31:04.89 ID:qW2fdqSSo
千歳「と、とにかく暑さ対策を考えましょうか!ね?」
大淀「そうですね......とはいえうんり......ではなくクラウドドラゴンさんは元からかなり薄着な方ですからこの他で対策ということになりますが......」
千歳「やはり冷房とかでしょうか?」
大淀「そうなりそうですね......予算がまた厳しそうですが」
千歳「あっ......部屋の外の提督が胃が痛そうな顔してる......」
大淀「あとは......そうですね。最近ではひんやりグッズなるものが色々ありますのでこれらも試してみるのも良いかもしれませんね」
千歳「......提督がそれだっ、みたいな顔してますね」
大淀「......ですが根本的な解決にはやはり冷房だと思いますので、クラウドドラゴンさんはしっかりお願いするべきだと思いますよ」
千歳「そうね。それに私も暑いのは苦手ですから......大淀さん、一緒にお願いしにいきませんか?」
大淀「えぇ、喜んで」ニコッ
千歳「ふふっ......っと、こんな感じで良かったのかしら?」
大淀「ええ、恐らく大丈夫かと。ですのでそろそろ、次のお便りにいきましょうか」
千歳「次のお便りは大淀さんが?」
大淀「ええ、選ばせていただきます......では、こちらのお便りを」
↓2
名前欄にペンネーム
本文に何かお便りを
6 :
キソー
[sage]:2018/07/18(水) 21:31:51.35 ID:Iv+fLRa0O
ねえちゃんたちが甘やかしてくるが逆になんとかしたい
7 :
駆逐王
[sage]:2018/07/18(水) 21:32:25.33 ID:2Gr12YuaO
料理で他の駆逐艦を圧倒する美味しさのものを作りたいがアイデアが浮かばない
8 :
不幸
[sage]:2018/07/18(水) 21:32:44.36 ID:sNxsfSYwo
この手紙を採用しないと不幸になります
9 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/18(水) 22:02:38.64 ID:qW2fdqSSo
大淀「ペンネーム”駆逐王”さんからのお便りです」
千歳「......名前の感じ、また私たちの鎮守府からかしら?」
大淀「どうでしょう......『料理で他の駆逐艦を圧倒する美味しさのものを作りたいがアイデアが浮かばない』だそうです」
千歳「料理、ですか」
大淀「千歳さんは料理はお得意ですか?」
千歳「得意......といえるほどではないですね。大淀さんは?」
大淀「一応カレーなどの簡単なものなら作れますよ」
千歳「あっ、そういえば前にカツレツを作ってましたよね?」
大淀「あら、見られてたんですか」
千歳「ふふっ、すみません。とてもいい匂いがしていたのでつい。でも、あれだけ上手でしたら何かアドバイス出来るんじゃないですか?」
大淀「......アドバイス、ですか」フム
千歳「何かコツとかないんですか?」
大淀「......そうですね。強いて言うなら近道はない、ということでしょうか」
千歳「え?」
10 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/18(水) 22:03:20.77 ID:qW2fdqSSo
大淀「よくテレビなどで料理のお得技、秘技などがありますがあれらはすべて、基礎ができること前提ですからね。圧倒する美味しさを目指すのならばまず、基本を大切にするべきではないでしょうか」
千歳「......」
大淀「......あ、す、すみません。真面目過ぎましたか?」
千歳「いえ、とても参考になります。流石ですね」
大淀「そんな、私もまだまだ練習中の身ですから」
千歳「でも、確かにそうだと思います。よく言われることですが大切だからこそ、言われているわけですから」
大淀「えぇ、ですので駆逐王さん。いきなりステップアップを目指すのではなくコツコツ努力することが、大事だと思いますよ」
千歳「......ふふっ」
大淀「千歳さん?」
千歳「あっ、ごめんなさい。なんだかこのお便りを読み返したら可愛らしいなー、って」
大淀「え?」
千歳「こんな風に勝ちたい、周りを驚かせたいって......うふふ♪」
大淀「......ふふっ、確かにそうですね」
千歳「料理が得意ではない私からのアドバイスは......焦らなくていいの。ゆっくり行きましょう、です」
大淀「私達からのアドバイスも揃いましたしそろそろ次のお便りにいきましょうか」
千歳「そうね。ではお次のお便りです」
↓2
名前欄にペンネーム
本文に何かお便りを
11 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 22:03:47.31 ID:4hjw6h9WO
踏み台
12 :
もふもふ
[sage]:2018/07/18(水) 22:04:04.87 ID:ibpnxfSRo
同僚の友達と今度の休日にお出かけする事になったのですが余り外に出たことがないためお勧めの観光スポットがあれば教えてください。
13 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/18(水) 22:35:51.16 ID:qW2fdqSSo
千歳「ペンネーム”もふもふ”さんからのお便りです」
千歳「『同僚の友達と今度の休日にお出かけする事になったのですが余り外に出たことがないためお勧めの観光スポットがあれば教えてください』......だそうです」
大淀「観光スポットですか......何処に御住まいなのか分からないので何ともいえませんが......」
千歳「参考になるか分かりませんが私たちがよく行くような場所をあげましょうか」
大淀「そうですね。とはいったものの......恥ずかしながら私もあまり詳しくないので......千歳さんはどうですか?」
千歳「私はよく千代田......あ、妹と遊びに行きますね。よくどこかきれいな景色のところへ行きます」
大淀「あら、いいですね」
千歳「うふふ、そこで飲むお酒は最高なんです」
大淀「......な、なるほど」
千歳「そうだ、大淀さんも今度こられます?」
大淀「そうですね......機会があれば是非よろしくお願いします」
千歳「もふもふさんもどうでしょう。どこか近くの綺麗な景色が見れる場所に行ってみては?おすすめです」
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/18(水) 22:36:43.76 ID:qW2fdqSSo
大淀「ちなみに最近だとどちらに行かれたんですか?」
千歳「え?そうね......最近は近くの丘でしたり港近くの砂浜、ですね」
大淀「なるほど、あそこでしたらいい景色が見れそうですね」
千歳「ええ、ですのでついついお酒が進んで提督も私もかなり酔ってしまって。あのときは二人きりでしたから大変......」
大淀「......あの、千歳さん?」
千歳「え?」
大淀「提督と、ですか?千代田さんとではなく......」
千歳「......あっ!ご、ごめんなさい!今のはなしでお願いします!」
大淀「もう流れてしまってるので遅いかと......」
千歳「う......嫌な胸騒ぎが......千代田、怒ってそうだなぁ」
大淀「ま、まぁとにかくもふもふさん。近くの綺麗な景色が見れる場所を巡るのと普段とは違ったものが見れて楽しいですから是非、同僚の方と行ってみてくださいね」
大淀「それでは次のお便りにいきましょうか。千歳さん、大丈夫ですか?」
千歳「ん、は、はい」
大淀「では本日最後のお便りです」
↓1
名前欄にペンネーム
本文に何かお便りを
15 :
かわいいね
[sage]:2018/07/18(水) 22:38:02.41 ID:7BHmLcIkO
お前の方がかわいいよとか言われなくするにはどうしたらいい?
16 :
みんなのアイドル
[sage]:2018/07/18(水) 22:38:03.96 ID:tPXBc7aIO
ラジオで歌いたーい!
17 :
生意気な違法建築
[sage]:2018/07/18(水) 22:38:44.73 ID:iJSEyaf/0
本当は上司のことが好きでたまらないのについ憎まれ口ばかり叩いてしまいます どうしたら素直になれるでしょうか?
18 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/18(水) 23:20:38.92 ID:qW2fdqSSo
大淀「ペンネーム”かわいいね”さんからです」
大淀「『お前の方がかわいいよとか言われなくするにはどうしたらいい?』ですか......ふむ」
千歳「うーん、からかわれて困っとるってことかしら?」
大淀「そのような感じだと思います」
千歳「でもかわいいよと言われなくてすむ方法ですか......」
大淀「やはり格好良い女性になる、とかでしょうか」
千歳「あ、確かにクールな女性にはなかなか可愛いねとは言いづらいかもしれませんね」
大淀「えぇ。ですが......クールに取り繕うというのはどうなんでしょうか?」
千歳「......無理にやろうとするとそれはそれでかわいいねと言われちゃいそうね」
大淀「そうですよね......」
千歳「それにお便りの文字の感じ、小さい子のようですし......クールに取り繕うのは無理そうね」
19 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/18(水) 23:21:09.38 ID:qW2fdqSSo
大淀「そうなるとどうするのがいいんでしょうか?」
千歳「からかわれなくなる方法......は、やっぱり難しいわね」
大淀「えぇ、そうですね......」
千歳「でもかわいいねさん!そんなときにぴったりの方法がありますよ!」
大淀「えっ?ほ、本当ですか?」
千歳「はい!......お酒を飲んで酔ってしまえば気にならなくなりますよ♪」
大淀「......何の解決にもなっていませんね」
千歳「でも気にしないのは大切だと思いますよ。からかわれるってことは多分、反応を見て楽しんでるんだと思いますし」
大淀「......ふむ、それは確かにそうですね」
千歳「そうですね!」
大淀「......でも子供のお便り相手に、お酒はどうかと」
千歳「......ごめんなさい」
20 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/18(水) 23:21:50.66 ID:qW2fdqSSo
大淀「さて、そろそろお時間のようですね」
千歳「あら?もうですか」
大淀「ええ、何とかなったようで良かったです」
千歳「そうね。それに意外とやってみると楽しかったですね♪」
大淀「うふふっ、そうですね。なんだか終わるのが名残惜しいです」
千歳「次回からは私たちはリスナーですからね。気は楽ですけど......少し残念な気持ちもありますね」
大淀「そういえば次回の担当の方はどなたなんでしょうか?」
千歳「そういえば......ふふっ、楽しみです!」
大淀「皆さんも是非、次回の鎮守府ラジオ、お楽しみにしていてください」
千歳「それでは、ここまでのお付き合いありがとうございました。本日のお相手は千歳と」
大淀「大淀が、お送りしました」
プツンっ
↓1,2
次回の登場艦娘
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 23:22:45.87 ID:iJSEyaf/0
山城
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 23:23:52.54 ID:f4uzZcW7O
瑞鶴
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 23:24:09.18 ID:tPXBc7aIO
なかちゃん
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/18(水) 23:24:33.18 ID:qW2fdqSSo
把握
次回のラジオは山城と瑞鶴のコンビがお送りします
もしよろしければお付き合いください
25 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 23:30:47.41 ID:iJSEyaf/0
おつおつ 取っておいてなんだが不幸艦(改二運ステ14)と幸運艦(改二運ステ50)のコラボとかワクワクしてきたww
26 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/18(水) 23:56:04.97 ID:28hRkhcxo
おつおー
27 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/20(金) 19:47:47.27 ID:3ROpk1wko
訂正
>>19
千歳「そうですね!」
↓
千歳「そうですよね!」
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/20(金) 19:48:28.51 ID:3ROpk1wko
ピッピッピッ
ポーン
瑞鶴「みなさん、こんばんは!鎮守府ラジオの時間だよ!」
山城「このラジオはリスナーの皆さんにより艦娘を身近に感じてもらうため私達のお話を淡々と流していく番組です」
瑞鶴「第二回目のお相手は、幸運の女神がついてる瑞鶴と!」
山城「不幸なんかじゃありません!山城でお送りします」
瑞鶴「うん!というわけで二回目の担当は私達になったわけだけど......なに?山城さん?どうかした?」
山城「......この組み合わせ、この始まりの台本......悪意を感じるわ」ズーン
瑞鶴「ま、まあ組み合わせはたまたまみたいだから。そんなことよりほら!二回目で抜擢されるなんてスゴいことじゃない!喜びましょうよ!」
山城「あぁそうね。選ばれたと聞いたときは驚いたわ。それに......姉さまも喜んでくれて......ふふ、ふふふふ」
瑞鶴「あ、あはは......じゃあ扶桑さんのためにも頑張らなきゃね!」
山城「姉様のため......そうね!姉様、山城、頑張ります!」
瑞鶴「よし!じゃあ早速、始めましょうか!山城さん、お願いね!」
山城「えぇっと......これね。では最初のお便りです」
↓1
名前欄にペンネーム
本文に何かお便りを
29 :
レンジで沈
[sage]:2018/07/20(金) 19:51:56.54 ID:oFp99T0b0
機械に詳しいと人が寄ってくるんですね。。。もう少し私は機械に詳しくなれたらと思います
30 :
しょっつる
[sage]:2018/07/20(金) 19:52:31.22 ID:u2TwcUNNO
最近妹……ではなく瑞鶴が提督とデートをしている姿を見ました
あれは何をしてたのか説明しなさい
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/20(金) 20:22:12.02 ID:3ROpk1wko
山城「”レンジで沈”さんからのお便りです......なんだか不吉な名前ね。沈む、だなんて」
瑞鶴「まぁまぁ、ペンネームだから気にしなくても。でもどこかで聞いたことあるような......ラバウル基地、だったかな?」
山城「私は知らないけど......お便りの内容は『機械に詳しいと人が寄ってくるんですね。。。もう少し私は機械に詳しくなれたらと思います』......そうなの?」
瑞鶴「機械、と言えば明石さんだけど」
山城「あぁ、そう言われると確かによく人に頼られてるわね」
瑞鶴「そうね、やっぱり日々使う艤装はもちろんだけど最近だと冷房とかね」
山城「私達の鎮守府は、冷房が少ないし......今年は特に暑いし......不幸だわ」
瑞鶴「あ、でも前回の放送のあと、千歳さんたちがお願いしに行ったんでしょ?」
山城「そういえば前回の放送ではそんな話があったわね」
瑞鶴「あ、山城さんも聞いてたんだ」
山城「多分私達の鎮守府の全員が聞いていたんじゃない?お便りを出してた子もいたみたいだし」
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/20(金) 20:23:13.03 ID:3ROpk1wko
瑞鶴「それもそっか......っと、話がそれちゃったね。えっとそれで......」
山城「機械を詳しくなれたら、ということらしいわね」
瑞鶴「機械に詳しく......うーん、でもどうなんだろ?」
山城「え?」
瑞鶴「多分前置き的に皆から頼られたいってことでしょ?」
山城「多分......そうね」
瑞鶴「それなら機械に拘らず、何でもいいから人に頼られるくらい得意なことを作ればいいんじゃないかな?」
山城「......言われてみればそうね。何でも得意なことがあれば頼られることはあるわね」
瑞鶴「でしょ?」
山城「まあレンジで沈さんは機械が得意だからもっと詳しくなりたいと言ってるのかもしれないけれど......」
瑞鶴「もし違うなら視野を広げるのも大切かもしれないわね。きっと人に誇れるようなことが見つかると思うから!」
山城「ふふ......そうね。いい考えだと思うわ」
瑞鶴「というわけでレンジで沈さん!頑張ってね!」
山城「......私も艦隊でもっと頼られるように得意なことを見つけた方がいいのかしら......?欠陥戦艦と言われないためにも......」ボソッ
瑞鶴「だ、大丈夫ですよ山城さん!それよりほら!次のお便りにいきますよ!」
↓1
名前欄にペンネーム
本文に何かお便りを
33 :
たもんさん
[sage]:2018/07/20(金) 20:23:17.79 ID:quVqnFxy0
昔から好きな人がいるんだけど最近提督もカッコよく見えてきて…どうしたらいいですか?
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/20(金) 20:33:00.96 ID:tRXzJgh6O
どの艦娘も正体隠す気ねえな
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/20(金) 20:58:21.23 ID:3ROpk1wko
瑞鶴「続いては”たもん”さんからのお便りです!」
山城「たもん......と聞くとあれね多聞丸提督を思い出すわね。鎮守府の方かしら?」
瑞鶴「うーん、どうだろ?えっと、それで内容は......」
山城「瑞鶴さん?」
瑞鶴「いやその......えっとこれ、本当にいいのかな?」
山城「そ、そんなに不味い内容なの?」
瑞鶴「......まあ読むね。”昔から好きな人がいるんだけど最近提督もカッコよく見えてきて…どうしたらいいですか?”......だって」
山城「......」
瑞鶴「提督ってことはどこかの鎮守府の方なんだと思うけど......ど、どうかな山城さん?」
山城「え!?わ、私は姉様がいるからこういうことは......瑞鶴さんの方が得意では?」
瑞鶴「えっ、えぇ!?わ、私もこういうことは経験ないし......」
山城「......」
瑞鶴「......」
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/20(金) 20:59:12.94 ID:3ROpk1wko
山城「......どうしましょうか、これ」
瑞鶴「んー......とりあえず想像してみよっか。そうすれば何かいいアドバイスが思い付くかもだし!」
山城「想像?」
瑞鶴「そうそう。山城さんだったら扶桑さんが好き......だけどもし提督のことも気になり出しちゃったらって」
山城「そ、そんなあり得ないこと想像できないわ」
瑞鶴「そこを何とかならないかな?」
山城「そ、それは......まぁ確かに提督は悪い人じゃないし......というよりはいい人だとは思いますけど......」
瑞鶴「うーん難しいか、まぁそうだよね。私もあんまり想像出来ないし、そもそも山城さんって扶桑さん一筋って感じだしね」
山城「顔もまぁ......それなりにいい方だし、優しいですし......」フツブツ
瑞鶴「......あ、あれ?」
山城「私達のことを考えて姉様と一緒に色々やらせてくれるし......」ブツブツ
瑞鶴「や、山城さん?」
山城「え?」
瑞鶴「......もしかして山城さん、意外と提督さんのこと、好きなの?」
山城「っ!?......ち、違います!そもそも私には姉様が!」バンバン
瑞鶴「ご、ごめん!冗談だから!」
山城「......」ハーハー
瑞鶴「と、とにかくたもんさん。私達じゃ力になれそうにないわ。ごめんね」
山城「......そうね。ただ......」
瑞鶴「山城さん?」
山城「......自分の気持ちに素直になることが大切だと思うわ」
瑞鶴「......山城さん」
山城「な、なによ?」
瑞鶴「......ううん、なんでも!さ、山城さん、そろそろ次、いこっ!」
山城「?......まあいいわ。それでは次のお便りです」
↓1
名前欄にペンネーム
本文に何かお便りを
37 :
何にでも挑戦したいお年頃
[sage]:2018/07/20(金) 20:59:19.64 ID:63fbVNkJO
この前ちょ〜っと飲み過ぎちゃって姉様に怒られてしまいました〜
誰にもばれずにお酒を飲む方法を教えてくださ〜い
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/20(金) 21:32:05.04 ID:3ROpk1wko
山城「”何でも挑戦したいお年頃”さん......どこかで聞いたことがある気がする名前ね」
瑞鶴「となるとまた鎮守府の方かな?」
山城「一応このラジオ、一般の方への艦娘を知ってもらうための番組よね?」
瑞鶴「ま、まぁ聞いてる人が言ってだけでありがたいことだしいいんじゃないかな?」
山城「そうかしら......まあとりあえずお便りね。”この前ちょ〜っと飲み過ぎちゃって姉様に怒られてしまいました〜。誰にもばれずにお酒を飲む方法を教えてくださ〜い”」
瑞鶴「......これ教えちゃダメなんじゃない?」
山城「そうね......」
瑞鶴「でもお酒かぁ......私達の鎮守府でも結構呑んでる人多いけど......そういえば山城さんは呑むの?」
山城「私は姉様が呑む時に付き合う程度ね」
瑞鶴「へぇー、じゃああんまりなんだ」
山城「そこまで呑む方ではないと思うわね......瑞鶴さんもそんな感じよね?」
瑞鶴「うん、そんな感じかなぁ。こういうお話はやっぱり前回の方が良かったかもね」
山城「前回......ああ、そうね。千歳さんならよく呑んでいるから」
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/20(金) 21:33:15.65 ID:3ROpk1wko
瑞鶴「うん、まぁでもあれだよね。あまり呑まない私達からするとさ、隠れて呑んでても限度超えちゃったら匂いで分かるよね」
山城「確かに......そう考えると隠れるのは無理......というより無意味ね」
瑞鶴「そうそう!だから何でも挑戦したいお年頃さん、もし怒られたくないならお酒はほどほどにね!」
山城「それに姉様に怒ってもらえるのはとてもありがたいことですから。ちゃんと聞いた方がいいと思います」
瑞鶴「......うん、そうかも。私もよく翔鶴姉に怒られるけど私のことをよく考えてくれてだし、多分何でも挑戦したいお年頃さんのお姉さんも同じ何じゃないかな?」
山城「......そういえば私達、両方とも妹だったわね」
瑞鶴「あ、言われてみれば......」
山城「ふふっ、最初は組み合わせに文句を言ってしまったけど......不思議な繋がりがあるものね」
瑞鶴「結構私達、いい感じだしね♪さ、そろそろ最後のお便りにいきましょうか」
↓1
名前欄にペンネーム
本文に何かお便りを
40 :
芸術的な違法建築
[sage]:2018/07/20(金) 21:34:05.13 ID:rqqdYU0+0
最近妹が恋をしているみたい どうやって応援してあげればいいかしら?
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/20(金) 22:19:56.15 ID:3ROpk1wko
瑞鶴「最後のお便りはこれ!”芸術的な違法建築”さんから!」
瑞鶴「”最近妹が恋をしているみたい どうやって応援してあげればいいかしら?”......だって」
山城「なんだかよく恋愛の相談がくるわね」
瑞鶴「前回はそんなことなかったはずなんだけど......」
山城「偶然ってことよね......はぁ、不幸だわ」
瑞鶴「うーん、私は相談は得意じゃないけどこういう恋バナとか好きだけどなぁ......まぁそれはそれとして、お便りに戻りましょうか」
山城「ええ、それでこのお便りだけど......妹の恋を応援してあげたいだなんてきっと素晴らしい人だわ」
瑞鶴「妹思いのいいお姉さん、って感じよね。ま、いいお姉さんだったら翔鶴姉も負けないけどね!」
山城「そ、それだったら姉様が絶対一番です!」
瑞鶴「むっ」
山城「むっ」
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/20(金) 22:20:58.18 ID:3ROpk1wko
瑞鶴「......」
山城「......」
瑞鶴「......ふふっ」
山城「......ふふふ」
瑞鶴「本当に気が合うわね、私達」
山城「えぇ......どこか似ているのかも知れないわね......それで瑞鶴さん」
瑞鶴「ん?山城さん、なに?」
山城「もし瑞鶴さんが応援されるとしたらどんな風に応援されたいのかしら?」
瑞鶴「え?私?うーん......やっぱり陰ながら、かな」
山城「陰から?」
瑞鶴「うん、自分の恋路だしやっぱり人の力じゃなくて自分の力が大切だと思うからね」
山城「......確かに」
瑞鶴「山城さんはどう?」
山城「え?で、ですから私は姉様が......」
瑞鶴「まぁまぁ、想像だけでいいから」
山城「......」
瑞鶴「どう?」
山城「......そうね。私も似たような感じかしら」
瑞鶴「山城さんも?」
山城「えぇ、私はこんな性格ですから......支えてくれる人がいる、それが一番かな、と」
瑞鶴「支えてくれる、かぁ......うん、私もそんなイメージかな。その言葉がぴったりかも」
山城「そうかしら?」
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/20(金) 22:22:57.69 ID:3ROpk1wko
瑞鶴「うん。ほら、さっき山城さんが言ってたでしょ?『自分の気持ちに素直になることが大切だ』って」
山城「ええ、言ったけど......」
瑞鶴「この時ってすごく勇気がいると思うんだよね。だからさ、こういうときに支えてくれる人がいるのが、大切なんじゃないかなって」
山城「......そうね、私も先ほど想像したとき、そんな光景が見えたわ」
瑞鶴「え?そうなの?......それで?」
山城「え、な、なに?それでって......」
瑞鶴「想像での素直になれない相手!誰か見えたってことよね?」
山城「いっ、いないわよ!?そ......そもそも!そんなことまで想像してないですから!」
瑞鶴「うーん......そっか、残念」
山城「も、もうそろそろこのお便りもおしまいでいいんじゃない?そろそろ時間ですよね?」
瑞鶴「あ、ホントだ。早いなぁ、もうおしまいか」
山城「そうね......姉様、ちゃんと聞いててくれたかしら?」
瑞鶴「翔鶴姉も聞いててくれたかな?帰ったら感想聞かなくっちゃね!」
山城「ふふ......それでは終わりにしましょう」
瑞鶴「よし!それじゃあ皆さん、ここまでのお付き合い、ありがとうございました!本日のお相手は瑞鶴と!」
山城「山城でお送りしました。次回も是非、お楽しみに」
プツンっ
↓1,2
次回登場の艦娘
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/20(金) 22:23:01.47 ID:quVqnFxy0
陽炎
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/20(金) 22:23:03.91 ID:1XoYIA34o
なかちゃん
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/20(金) 22:24:30.87 ID:3ROpk1wko
陽炎那珂把握
今日はここまで
この作品はあと2、3回やっておしまいの予定です
もしよろしければお付き合いください
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/20(金) 22:28:44.85 ID:DGE0BRFbO
おつ
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/20(金) 22:54:54.59 ID:ZCdq7FrMo
おつー
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/22(日) 22:21:22.22 ID:ST7eMVK0o
ピッピッピッ
ポーン
那珂「はぁーい!みんなー!こんばんはー!艦娘ラジオの時間だよー!!」
陽炎「この番組はリスナーの皆に私達のことをよく知ってもらおうって番組よ!」
那珂「今日のお相手は!ついにラジオデビュー!艦隊のアイドル、那珂ちゃんとー?」
陽炎「いよいよ私の出番!艦隊のお姉さん!陽炎よ!よろしくね!」
那珂「よぉし!陽炎ちゃん、今日は張り切ってがんばろー!」
陽炎「そうですね、那珂さん!」
那珂「あ、陽炎ちゃん!ストーップ!」
陽炎「え?」
那珂「さんはなし!せっかくのラジオなんだから!固いのはダメダメ!那珂ちゃん、って呼んでね!きゃはっ♪」
陽炎「え、でも......ま、いいか。じゃあ改めて......よろしくね、那珂ちゃん!」
那珂「うん、よっろしくー!というわけで陽炎ちゃん、早速あれ、いってみよー!♪」
陽炎「はいはい、お便りですね。では最初のお便りはこちら!」
↓1
名前欄にペンネーム
本文に何かお便りを
50 :
新米憲兵
[sage]:2018/07/22(日) 22:26:03.51 ID:1rN9ThNN0
憲兵の先輩から憲兵の主な仕事はセクハラした提督を捕まえることと教わりましたがほんとでしょうか
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/22(日) 23:15:07.86 ID:ST7eMVK0o
陽炎「最初のお便りは”新米憲兵”さんから!お便り、さーんきゅっ!」
那珂「新しい憲兵さんから?......もしかして那珂ちゃんへのファンレターかな?」
陽炎「ん?んー、違うみたい。『憲兵の先輩から憲兵の主な仕事はセクハラした提督を捕まえることと教わりましたがほんとでしょうか』だって。仕事のこと」
那珂「そっか、お仕事のことかぁ。やっぱり憲兵さん、大変なんだねー。いつもありがとー!おつかれさまっ!」
陽炎「えっとそれで内容はセクハラのことみたいだけど......まあ確かに艦娘ばかりのところに男性の司令のところが多いからね」
那珂「そうだねー。那珂ちゃんたちの鎮守府もそうだもんね」
陽炎「でもどうなんだろ?私達はセクハラなんて話、なかったよね?」
那珂「ええっとぉ、聞いたことないかなー?那珂ちゃんのファンの皆の話からも聞いたことないよ」
陽炎「やっぱりそうよね!そうなると......新米憲兵さん、多分その先輩にからかわれてるんじゃない?」
那珂「でも本当にセクハラしてる提督がいるなら!那珂ちゃんはアイドルだからもちろんだけど、皆もおさわりはダメなんだよー?那珂ちゃんとの約束だよ?」
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/22(日) 23:17:04.83 ID:ST7eMVK0o
那珂「でも憲兵さんのお仕事かー。いつも何をやってるんだろー?」
陽炎「うーん、お仕事かぁ......あっ!思い出した!」
那珂「陽炎ちゃん?思い出したってなーにー?」
陽炎「最近の憲兵さんの仕事!私達の鎮守府じゃないんだけど......噂で逆セクハラを取り締まってるって!」
那珂「逆セクハラ?」
陽炎「そうそう!女性側からの男性へのセクハラなんだって!」
那珂「へぇー、そんなのもあるんだ!あ、もしかしてこのお便りのセクハラってそっちのことかもねっ!」
陽炎「ん、確かにそうかも......まああれね。どちらもセクハラにならないように交流はほどほどにね!ってことかな?憲兵さんのお仕事を増やさないためにもね」
那珂「そうだね!......あっ!でも那珂ちゃんとの握手はオッケーだからねー!」
陽炎「あはは......さっ、そろそろ次にいきますか!那珂ちゃん、次よろしく!」
那珂「はぁーい!それじゃあ、那珂ちゃんはー......これっ!」
↓1
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本文に何かお便りを
53 :
セーラームーン
[sage]:2018/07/22(日) 23:17:11.29 ID:rvgMUK4PO
胸が大きくなる方法を教えてください
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/22(日) 23:58:46.26 ID:ST7eMVK0o
那珂「えっとぉ、”セーラームーン”さんからのお便りですっ!セーラームーンさん、ありがとー!」
那珂「内容は『胸が大きくなる方法を教えてください』だって!」
陽炎「......む、むね?」
那珂「そう!何か知ってるかなー?」
陽炎「ちょ、し、知らないから!そもそも私のもそんなに......」
那珂「か、陽炎ちゃん!スマイルスマーイル!」
陽炎「え、あ、ご、ごめん!」
那珂「んーん!大丈夫大丈夫!それより陽炎ちゃん、胸、気になってるの?」
陽炎「そ、それは......って、那珂ちゃんは?」
那珂「那珂ちゃん?那珂ちゃんはそんなに気にしてないよ!」
陽炎「え、そ、そうなの?」
那珂「もっちろん!だって那珂ちゃんはもう可愛いから!きゃはっ♪」
陽炎「な、なるほど......」
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/22(日) 23:59:25.85 ID:ST7eMVK0o
那珂「でも那珂ちゃんももっと魅力的になるために色々やってるよ!」
陽炎「い、色々ってなに?」
那珂「やっぱりマッサージとかバランスのいい食事とかかなー?」
陽炎「あ......私と一緒......というより食事は間宮さんで一緒だから」
那珂「それもそっかぁ......そうなると......うーん」
陽炎「......セーラームーンさん、ごめん。私たちじゃ力になれなそう」
那珂「そうだねー。でも那珂ちゃんも諦めないからセーラームーンさんも諦めちゃダメだよ!」
陽炎「私も頑張るから!......さて、それじゃあ次のお便りにいきますね」
那珂「はいはーい!」
陽炎「えっと......じゃあこれ!」
↓1
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本文に何かお便りを
56 :
対空番長
[sage]:2018/07/23(月) 00:10:45.02 ID:fcVU+r2aO
姉貴達が私の普段着に何かとケチつけてきやがるだっ やれスカートが短いだヘソ出しがなんだって煩くて仕方ねーんだ どうしたら良いか教えてくれっ
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/23(月) 00:11:45.67 ID:KRZAlGaIo
お便り把握
切り悪いけど一旦ここまで
次回はこの続きから
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/23(月) 00:19:51.27 ID:tj6LAv0no
おつこ
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/23(月) 22:11:39.57 ID:KRZAlGaIo
陽炎「”対空番長”さんからのお便り!」
陽炎「『姉貴達が私の普段着に何かとケチつけてきやがるんだっ。やれスカートが短いだヘソ出しがなんだって煩くて仕方ねーんだ。どうしたら良いか教えてくれっ』......え、いいお姉さんじゃない」
那珂「えっ、そうかなー?那珂ちゃんはもっと自由にさせてあげてもいいと思うけど?やっぱり可愛い格好したいしね!」
陽炎「でも、やっぱり姉としては色々と......」
那珂「あ、そっか。陽炎ちゃんはお姉さんだもんね!共感するところ、多い感じかな?」
陽炎「まぁ、そうかな。服のこととかしらぬ......妹で苦労してるし、注意したくなる気持ちは分かるから」
那珂「那珂ちゃんは逆によく注意されるからなー。もっと自由にさせてほしいっていう対空番長さんの気持ち、よぉく分かるよぉ」
陽炎「......那珂ちゃんがいつも注意されてるのはなんか違う気が」
那珂「えっ、そう?」
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/23(月) 22:12:41.12 ID:KRZAlGaIo
陽炎「......ま、それはいいとして。とりあえず私から言えるのは対空番長さんのことを考えてお姉さんたちも言ってるわけだし分かってあげてほしいってことね」
那珂「えー?じゃあ注意されるのはどうにもならないの?やだなー......」
陽炎「嫌だと思うならちゃんと直さないと」
那珂「陽炎ちゃん厳しい......くすん。でも何もかもダメって言われるのもあれかなー、なんて那珂ちゃんは思うけどなー」
陽炎「ん......まぁ......それもそうか。一方的に押し付けるのがダメってことかな」
那珂「そうそう!」
陽炎「うん......確かにそうかも。もぅ、いいお姉さんって難しいなぁ。でも、妹たちのためだもんね。頑張らないと!」
那珂「対空番長さんのお姉さんも、陽炎ちゃんと一緒にがんばろー!オー!」
陽炎「ふふっ。さて、じゃあそろそろ次のお便りにいきましょうか」
那珂「そうだねー、それじゃあ本日最後のお便りだよ♪」
↓1
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本文に何かお便りを
61 :
ぬい
[sage]:2018/07/23(月) 22:13:00.61 ID:vz2auEd9O
姉が最近一緒に寝てくれなくなりました
こちらには何も落ち度は無いはずなのにどうして?
62 :
駆逐王
[sage]:2018/07/23(月) 22:13:18.19 ID:FzFleZ4jO
この間姉の陽炎に料理を振る舞ったら逃げられたのだがなぜか教えてほしい
63 :
フフ怖
[sage]:2018/07/23(月) 22:13:20.26 ID:rkpG2ewrO
なんでこんなに胸がデカくなるんだろう
64 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/23(月) 23:09:00.83 ID:KRZAlGaIo
那珂「”ぬい”さんからのお便りをいただきましたー!ありがとー!」
陽炎「......ん?ぬい?」
那珂「『姉が最近一緒に寝てくれなくなりました。こちらには何も落ち度は無いはずなのにどうして?』だって!」
陽炎「......なにしてんのあの子」
那珂「あれ?陽炎ちゃん、誰からかわかったの?」
陽炎「まぁ多分......」
那珂「そうなると......あ、そっか!へぇー!一緒に寝てたんだぁ。仲いいね♪」
陽炎「ま、まぁ......今はお互い一人で寝てるけど」
那珂「そっかぁ。でもいきなり一緒に寝てくれなくなるのはどうなのかなー?」
陽炎「それはいつかはそうなることだし......今までがおかしかったというか......」
那珂「でもー、一緒に寝てほしいって思ってる間は一緒に寝てあげてもいいんじゃないかな?」
陽炎「だーめ!」
65 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/23(月) 23:09:41.81 ID:KRZAlGaIo
那珂「えー?なんでー?」
陽炎「何でって......恥ずかしいし」
那珂「一緒に寝るのが?」
陽炎「それもそうだけど......あの子、一緒に寝るだけって言ってるのに抱きついてきて。寂しくないようにしています、なんて言って......」
那珂「ふむふむ」
陽炎「まあ私も抱きつかれるのが嫌なわけじゃないけど......とにかく!恥ずかしいからやっぱ一緒に寝るのはなし!」
那珂「そっかぁ......やっぱり仲いいんだね♪」
陽炎「そ、そう?」
那珂「つまりー、抱きつかれてドキドキしちゃって眠れないってことだよね!」
陽炎「ちょ、な、なんか違うわよ!そういうことじゃないからっ!」
那珂「えー?そうかなー?」
陽炎「なんなのー!?もーっ!」
66 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/07/23(月) 23:10:22.71 ID:KRZAlGaIo
那珂「はぁーい!というわけでお便りのコーナーでしたー!みんなー!お便りありがとー!」
陽炎「はぁ......何だか最後だけでどっと疲れちゃった」
那珂「ところで陽炎ちゃん。那珂ちゃんはいつ歌えばいいのかな?」
陽炎「え?歌?」
那珂「ほら!ラジオといえば歌のコーナー!那珂ちゃん、いつでも歌えるよ!お便り終わったしそろそろ?」
陽炎「今日のラジオはこれで終わりだけど......」
那珂「え?な、那珂ちゃんの生歌のコーナーは!?」
陽炎「多分......ないかなー?」
那珂「ええー!?」
陽炎「あ、ほら!もう放送時間が......えっと、今日もラジオを聞いてくれてありがとね!本日のお相手は陽炎と!」
那珂「うぅ......艦隊のアイドル!那珂ちゃんでした!今度は絶対!那珂ちゃん歌うからねっ!......あ、そうだっ!今ここでエンディングソングを那珂ちゃんがうた......」
プツンっ
↓1,2
次回登場の艦娘
67 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/07/23(月) 23:10:26.45 ID:Q38Qw7Hc0
阿賀野
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