提督「あぁもうっ! タシュケントは可愛いなぁ!!」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/16(月) 15:13:43.98 ID:KdVgMMqb0
提督「なぁタシュケント、最近調子はどうだ?」

提督「何か困っていることはないか?」

タシュケント「ううん、特にないよ?」

タシュケント「同志のおかげで、ここでの生活も慣れたし」

タシュケント「みんなとも上手くいっているよ!」

提督「おぉ! それは良かった!」

提督「お前はよく頑張っているよ・・・」

提督「執務は辛くないか? いつもいつも悪いな・・・」



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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/16(月) 15:15:01.14 ID:KdVgMMqb0
タシュケント「そんなことないよ! あたしは好きでやっているんだから!」

提督「あぁ・・・タシュケントは良い子だなぁ・・・?」

提督「よーしよしよし! 可愛い奴め!」ナデナデ

タシュケント「ど、同志・・・///」

提督「何か欲しいものはないのか? 買ってやるぞ?」

タシュケント「ほ、欲しいもの・・・? うーん・・・」

タシュケント「・・・同志のピロシキ///」ボソッ

提督「え?」

タシュケント「な、何でもないよ!///」

3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/16(月) 15:15:47.04 ID:KdVgMMqb0
タシュケント「不足しているものはないし、何だか悪いよ!」

提督「そんなことはないぞ? 遠慮する必要はないさ」

提督「あぁまったく・・・お前はどこまで優しい子なんだ・・・」

タシュケント「ど、同志の方が優しいよ!」

タシュケント「何から何までお世話になりっ放しだし、本当に感謝しているんだ!」ニコ

提督「タシュケント・・・」

提督「・・・・・・」

タシュケント「・・・? どうしたんだい?」

提督「・・・いや、何でもないよ?」

提督「さぁ、残りの執務はあと少しだ」

提督「一緒に頑張ろうか!」

タシュケント「うん!」

4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/16(月) 15:16:49.75 ID:KdVgMMqb0

―― 食堂 ――


タシュケント「あぁっ! 今日も同志は素敵だったなぁ!///」

響「本当に司令官にゾッコンだね・・・」

タシュケント「それは勿論だよ! ボルシチにして食べちゃいたいくらいに!」

響「司令官の身体は食用肉なのか・・・」

タシュケント「同志はね? いつも優しいんだよ?」

タシュケント「それにね? もう一目惚れだったからね!///」

タシュケント「あたしのペリメニが危うくハラショりそうだったよ///」モジモジ

響「ちはちはちは、すぱこいな」

5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/16(月) 15:17:20.47 ID:KdVgMMqb0
響「それにしても、本当に君は下ネタが多いなぁ・・・」

響「司令官に言っていたりしないよね?」

タシュケント「それが中々気づいてくれなくて・・・」

響「バレたら大変だよ」

タシュケント「あたしはこんなにも同志のことが好きなのに・・・」

タシュケント「は、早く気づいてくれないかな・・・?///」

響「そこは妙に乙女チックだね・・・」

響「それにしても、司令官も君には特に優しくしているようだね」

タシュケント「え? そうなのかい?」

6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/16(月) 15:17:48.59 ID:KdVgMMqb0
響「うん、私が知る限りでは」

響「司令官は他人に対して、少しだけ厳しい人だと思う」

タシュケント「そ、そうかなぁ・・・?」

響「まぁ、間違っていることをすれば誰だって注意を受けるからね」

響「何というか・・・つい熱が入ってしまう節があるようにも思えるんだ」

タシュケント「へぇー・・・」

タシュケント「あたしは同志のそういうところ、見たことないな」

響「司令官も最近丸くなったからね」

響「いつ頃だろう・・・? 丁度君がここに来てからかな?」

7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/16(月) 15:18:23.46 ID:KdVgMMqb0
タシュケント「あたしがここに来てから?」

響「うん、不思議なものだよね」

響「司令官も、君と一緒にいることが幸せなようなんだ」

タシュケント「それは嬉しいなぁ!///」

響「よく笑うようになったしね」

タシュケント「ん? 同志はあまり笑うような人ではなかったの?」

響「そうだね、よく考え事をしているようだったし」

響「ここの皆も少し怖がっていたくらいだからね」

タシュケント「うーん・・・考えられないや・・・」

8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/16(月) 15:18:54.49 ID:KdVgMMqb0
響「まぁ何にせよ、司令官と良い関係を築けているようで良かったよ」

響「ケッコンカッコカリも、そう遠くはないかな?」ニコ

タシュケント「で、出来るかなぁ・・・?///」

タシュケント「同志があたしにプロポーズかぁ・・・!///」

タシュケント「されたらどれ程幸せなことか・・・!///」モジモジ

響「正直、司令官と一番良好な関係にあるのは君だからね」

響「期待してみるのも良いかもしれない」

タシュケント「同志のサワークリーム、美味しいかなぁ・・・?///」

響「・・・人の話を聞こうか?」イラッ

響「・・・っと、もうこんな時間か」

響「タシュケント、君はまた執務に戻るんだね?」

タシュケント「うん、そうだよ!」

響「じゃあ、頑張ってね?」

タシュケント「うん! またね、ヴェールヌイ!」

9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/16(月) 15:19:32.76 ID:KdVgMMqb0

―― 執務室 ――


提督「・・・よし、ここはこれで調整して・・・と」カキカキ

タシュケント「同志、ロシアンティー淹れたよ!」

提督「おぉ、ありがとうなタシュケント?」

提督「お前の淹れてくれるこのお茶は」

提督「甘くて中々に美味しいから、すっかり気に入ってしまったよ!」

タシュケント「ありがとう同志!」

タシュケント「・・・良かったら」

タシュケント「あたしのバルチカも・・・飲んでみるかい・・・?///」

提督「ん? 何だそれは?」

タシュケント「じょ、冗談だよ!/// アハッ!///」

提督「???」

10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/16(月) 15:20:02.87 ID:KdVgMMqb0
提督「それにしても、温かいものだな・・・」

提督「こうして誰かにお茶を淹れてもらい、一息つくことは・・・」

タシュケント「きゅ、急にどうしたんだい?」

提督「いやはや・・・この年になると、妙にしみじみするんだ」

提督「特にタシュケント、お前は本当に良い子だ」

提督「お前と一緒にいると、嬉しいことばかりなんだ・・・」

タシュケント「ど、同志・・・?/// 何だか恥ずかしいよ・・・///」

タシュケント「それに、あたしは同志が思っているほど良い子でもないよ・・・?///」

提督「いやいや、そんなことはない」

11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/16(月) 15:20:36.30 ID:KdVgMMqb0
提督「世の中にはな? 当たり前のことを全く出来ない人間だっているんだ」

提督「常識も、礼儀も何も知らない奴だって・・・な?」

タシュケント「う、うん・・・」

提督「タシュケント、お前は自堕落な奴らのようになってはいかんぞ?」

提督「まぁ、なりようがないとは思うがな?」ニコ

タシュケント「同志? 急にそんなことを言って、どうしたんだい?」

提督「はは、説教臭くなってしまったかな?」

提督「俺も色々あってな・・・?」

タシュケント「う、うん・・・?」

12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/16(月) 15:21:28.64 ID:KdVgMMqb0
提督「それはそうと、タシュケントに聞きたいことがあったんだ」

タシュケント「聞きたいこと?」

提督「あぁ、タシュケントはピアノが得意なのか?」

タシュケント「うん! 趣味で弾いているんだけど」

タシュケント「もっと上手くなりたいと思っているんだ!」

提督「そうかそうか! 素敵じゃないか!」

提督「お前がピアノを弾く姿は、それはそれは美しいに違いない・・・」

タシュケント「えぇ〜? そ、そうかなぁ・・・?///」

13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/16(月) 15:21:59.16 ID:KdVgMMqb0
提督「良ければ俺に聞かせてはくれないか?」

タシュケント「えっ!? は、恥ずかしいよ・・・///」

提督「頼む! 是非とも聞いてみたいんだ!」

タシュケント「そ、そんなにあたしのフォルティッシモ(意味深)・・・聞きたい?///」

提督「あぁ! 勿論だとも!」

タシュケント「・・・わかった、良いよ!」

提督「おぉっ! それは楽しみだ!」

提督「もう少しで作業が終わるから、その後で頼むぞ?」

タシュケント「うん!」

14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/16(月) 15:22:32.45 ID:KdVgMMqb0

―― 娯楽室 ――


タシュケント「じゃあ、始めるね?」

提督「あぁ、聞かせてくれ」

タシュケント「何だか緊張するね!///」

提督「大丈夫だ、ほら? リラックスして・・・な?」

タシュケント「う、うん」

タシュケント「〜♪」

提督「・・・・・・」

提督「(・・・あぁ)」

提督「(実に美しい・・・)」

15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/16(月) 15:23:04.94 ID:KdVgMMqb0
提督「(そうだ・・・この可憐な姿、優雅な曲・・・)」

提督「(全てが完璧だ・・・)」

提督「(俺が求めているのは、これなんだ・・・)」

提督「(あぁタシュケント・・・お前は・・・本当に・・・)」

タシュケント「・・・ふぅ、こんな感じかな?」

タシュケント「ど、どうだったかな?」

提督「・・・・・・」

タシュケント「・・・同志?」

提督「・・・あぁ」

提督「本当に素晴らしかったよ、タシュケント・・・」

16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/16(月) 15:24:47.00 ID:KdVgMMqb0
提督「はは・・・自信があまりないと言ってはいたが」

提督「俺にとっては、どの演奏の中でも最高のものだったよ・・・」

提督「・・・・・・」

タシュケント「あ、ありがとう・・・」

タシュケント「・・・でも同志?」

タシュケント「どうしてそんな・・・悲しそうな顔をしているんだい・・・?」

提督「!!」ハッ

提督「き、気の所為だ! いやぁ! あまりにも感動してな!?」

提督「変な顔をしてしまったようだな! いやぁ悪い悪い!」

提督「とにかく、凄く上手かったぞタシュケント!」

タシュケント「ありがとう同志!」

タシュケント「・・・・・・」

タシュケント「(・・・・・・?)」





―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/16(月) 15:25:26.21 ID:KdVgMMqb0
タシュケント「」テクテク

タシュケント「(・・・・・・)」

タシュケント「(・・・何だか同志、最近変だなぁ)」

タシュケント「(あたしがピアノを披露してから・・・かな?)」

タシュケント「(あのときの悲しそうな顔は一体何だったんだろう・・・?)」

タシュケント「(・・・・・・)」

タシュケント「・・・?」

タシュケント「あれ? 何だろうこれ?」スッ

タシュケント「(写真・・・? あ・・・この人、同志だ・・・)」

タシュケント「(同志が落としたのかな?)」

18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/16(月) 15:25:53.04 ID:KdVgMMqb0
タシュケント「(横に写っているのは・・・?)」

タシュケント「(あれ? これもしかして、家族写真・・・?)」

タシュケント「(じゃあ、この人達は・・・)」

タシュケント「(奥さんと、娘さん?)」

タシュケント「・・・・・・」

タシュケント「(・・・同志、結婚していたんだ)」

タシュケント「(そっか、そうだよね・・・)」

タシュケント「(考えてみれば、同志くらいの年齢なら当たり前か・・・)」

19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/16(月) 15:26:24.93 ID:KdVgMMqb0
タシュケント「(はぁ・・・何で今まで気がつかなかったんだろう?)」

タシュケント「(浮かれ過ぎていたよ・・・)」

タシュケント「(寂しいな・・・悲しいな・・・)」

タシュケント「(あ・・・この子、娘さんかな? 何だか・・・)」

タシュケント「(あたしに似ているような・・・?)」

タシュケント「・・・?」

タシュケント「(・・・何だろう)」

タシュケント「(何か・・・モヤモヤする・・・)」

タシュケント「・・・・・・」

20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/16(月) 15:27:06.62 ID:KdVgMMqb0
響「え? 司令官の家族のこと・・・?」

タシュケント「うん、響は同志が既婚者だったことは知っていたのかい?」

響「うん、知っていたよ」

響「・・・その、今まで君に言わなかったのは」

響「ケッコンカッコカリと、結婚は違うことはわかっているとは思うけど・・・」

響「あんなに司令官に夢中な君を見ていたら、中々言えなかったんだ・・・」

タシュケント「・・・そっか」

タシュケント「でも・・・仕方ないよ・・・」

響「・・・・・・」

21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/16(月) 15:27:37.16 ID:KdVgMMqb0
響「・・・それで、司令官の家族についてだっけ?」

タシュケント「うん・・・何か知っていることがあったら」

タシュケント「教えてほしいな?」

響「そういう個人的なことは、あまり詮索しない方が・・・」

タシュケント「何でも良いんだ! ちょっとしたことでも良い!」

タシュケント「何だか・・・言葉では表せられないけど」

タシュケント「引っかかることがあって・・・」

響「うーん・・・」

22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/16(月) 15:28:12.06 ID:KdVgMMqb0
響「・・・君が来る、大分前のことだけど」

響「空母の人達が、司令官と一緒に酒を飲んだことがあってね?」

響「そのとき、司令官が自分の家族の愚痴を言っていたらしいんだ」

タシュケント「愚痴・・・?」

響「うん、どうやら司令官は家族のことで悩みを抱えているらしいんだ」

響「詳しくはわからないけど、奥さんと娘さんとも相当険悪な感じらしいんだ」

タシュケント「そ、そうなんだ・・・」

響「あとは・・・司令官の娘さんが、音楽が得意だかどうのこうの・・・ってくらいかな?」

タシュケント「音楽・・・?」

23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/16(月) 15:29:13.08 ID:KdVgMMqb0
響「うん、司令官はそのことに関して、特に声を荒げて不満を言っていたらしいんだ」

タシュケント「・・・・・・」

響「まぁ、あのとき司令官の愚痴を聞いた人たちも」

響「大分酔いがまわっていたらしいから、断片的にしか覚えていなかったんだって」

響「噂として広まったんだけど、特に皆気にするようなことはなかったんだ」

響「ただ、大変なんだな・・・って」

タシュケント「・・・・・・」

タシュケント「(・・・・・・)」

24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/16(月) 15:29:41.46 ID:KdVgMMqb0
タシュケント「・・・わかった、ありがとうヴェールヌイ」

響「いや、良いんだ」

響「でも、どうしてこんなことを聞いたの?」

タシュケント「あ、大したことじゃないから大丈夫だよ!」

タシュケント「じゃ、じゃまたね!」タッ

響「あ・・・」

響「・・・?」

25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/16(月) 15:30:29.42 ID:KdVgMMqb0
タシュケント「(・・・・・・)」

タシュケント「(・・・同志、可哀想だな)」

タシュケント「(俺にも色々ある、って言ったのは)」

タシュケント「(こういうことだったんだ・・・)」

タシュケント「(・・・でも)」

タシュケント「(そもそも、どうして同志はあたしにこんなに優しくしてくれるんだろう?)」

タシュケント「(それに・・・時折見せる、あの表情・・・)」

タシュケント「(そしてこの、あたしに似ている・・・同志の娘さん・・・)」

タシュケント「(何だろう・・・この気持ち・・・)」

タシュケント「(・・・・・・)」

タシュケント「(・・・・・・・・・)」

タシュケント「(・・・・・・まさか・・・ね?)」

26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/16(月) 15:31:02.01 ID:KdVgMMqb0

―― 執務室 ――


提督「・・・よし、ここまで終わったか」

提督「タシュケント、一息つくか?」

タシュケント「うん、そうだね」

タシュケント「・・・・・・」

タシュケント「・・・ねぇ同志」

提督「ん? どうした?」

タシュケント「あのね? 少し同志に聞きたいことがあるんだけど・・・」

タシュケント「良いかな・・・?」

提督「あぁ良いぞ、どうしたんだ?」

27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/16(月) 15:31:38.45 ID:KdVgMMqb0
タシュケント「・・・同志はさ」

タシュケント「その・・・あたしに何か隠していることはないかい?」

提督「ん? 何だいきなり」

タシュケント「ゴ、ゴメンね? でも少し気になることがあってね・・・?」

タシュケント「同志はその・・・あたしのことをどう思っているのかなぁ・・・って」

提督「どう・・・って、いやぁ、タシュケントは実に可愛い子だと思っているぞ?」

提督「気遣いも出来て、優しい子だよ、お前は・・・」

タシュケント「あ、ありがとう・・・」

タシュケント「・・・・・・」

タシュケント「同志・・・同志があたしを大切にしているということは充分理解しているよ?」

提督「な、何だ? 本当にいきなりどうしたんだ?」

タシュケント「でも・・・どうしてそこまであたしに拘るの?」

タシュケント「上官だから? 本当にそれだけなの?」

28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/16(月) 15:32:13.06 ID:KdVgMMqb0
提督「・・・他に理由があるとでも?」ギロッ

タシュケント「」ビクッ

提督「・・・なんだタシュケント、もしかして俺をからかっているのか?」

提督「やり取りが男の浮気を疑う女みたいだなぁ?」

提督「まったく・・・誰かが変な遊びでもお前に吹き込んだのか?」ハハッ

タシュケント「(同志・・・初めてあたしを睨んだ・・・)」

タシュケント「(これは・・・・・・)」

タシュケント「・・・わざわざ持ち歩いていたくらいの」

タシュケント「この写真・・・」スッ

提督「!!」

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