ギャル「はい、次は君ね♪」

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15 :saga :2018/07/06(金) 16:56:24.73 ID:4ZcduzH30

ー昼休みー


ギャル「あれ、根暗は?」


ヤンキー女「そう言えばいねぇな」


ビッチ「さっき、出てった」


ヤンキー女「う〜ん、ねぇ誰か根暗どこにいるか知らない?」


「根暗は学食だよ」


ヤンキー女「は?あいつ学食で昼飯食ってんの」


ギャル「生意気じゃん」


ビッチ「なに食べてるのかな」

16 :saga :2018/07/06(金) 16:57:01.00 ID:4ZcduzH30

ギャル「つーかビッチ、さっきアレやった時なにかあったの?」


ヤンキー女「あっ!そうだそれ聞こうと思ってたんだ」


ビッチ「うん、あのね」


ビッチ「根暗くんあの時」


ビッチ「勃起してた」


ヤンキー女「マジ!?キャハハwwww」


ギャル「まぁ童貞だからね〜根暗は、刺激強かったんじゃない?」


ヤンキー女「それなwwwwww」
17 :saga :2018/07/06(金) 16:57:27.52 ID:4ZcduzH30

ビッチ「でもね、すごいんだよ」


ビッチ「根暗くんの、かなりデカい」


ギャル「え、マジ」


ビッチ「デカくなったの、ズボンごしに私の股のところに入り込んできて
ちょっと感じちゃった」


ギャル「ちょ」


ヤンキー女「キャハハwwパねぇwwwwww」
18 :saga :2018/07/06(金) 16:58:01.26 ID:4ZcduzH30

ギャル「まぁぶっちゃけアレ対面座位だったよね」


ヤンキー女「ほぼセックスじゃねぇかwwww」


ビッチ「あ、思い出したらこーふんしてきた」


ヤンキー女「お前、マジかよ」


ギャル「それじゃあさ、放課後またあいつ捕まえようぜ」


ヤンキー女「ついでに脱がすか」


ビッチ「うん、生で見たい」


ヤンキー女「問題はどうやって人気のない場所に連れ込むかだな」


ギャル「学校でどっか使えそうな場所あったっけ?」


ビッチ「う〜ん……」


ヤンキー女「パッと思いつかねぇな」


ギャル「まぁいいや、あと2時間あるし考えとくわ」


ビッチ「おk」


ヤンキー女「キャハハwwww最高ジャン!」

19 :saga :2018/07/06(金) 16:58:45.07 ID:4ZcduzH30

ー放課後ー


根暗(帰ろ)ソソソ


ガシッ


根暗「!?」


ギャル「根暗く〜ん、もう帰るの?」


根暗「ぎゃ、ギャルさん……」


ギャル「う〜ん?なにその顔」


根暗「え、別に」


ギャル「あんたってすぐ目そらすよね」


根暗「え」


ギャル「ほら、目合わせないじゃん」


根暗「あ、えと……」


ヤンキー女「なにオドオドしてんの?ん?wwwwww」


根暗「くっ」


根暗(ほんとなんなんだこいつら)
20 :saga :2018/07/06(金) 16:59:22.43 ID:4ZcduzH30

根暗「あの、僕もう帰るから」


ギャル「え?」


ヤンキー女「ウケるwwwwなんかウチらに宣言してんだけどww」


ギャル「まぁまぁ、もうちょっといいじゃん。ゆっくりしていこうよ」


根暗「いしがしいから」ダッ


ギャル「よっと」


ギャルが雑に出した右足に根暗の足がかかる


根暗「うわっ」


根暗はバランスを崩し、無様に転倒してしまう


根暗「うぅっ……」


ギャル「うおっ、いった」


ヤンキー女「キャハハwwwwギャグ漫画かよwwwwww」

21 :saga :2018/07/06(金) 16:59:54.22 ID:4ZcduzH30

根暗「な、なにするんだよ!!」


ギャル「あ、怒った」


ヤンキー女「wwwwww」


根暗「君たちはいったいなんなの!?さっきから僕をバカにして」


ギャル「なんなんでしょう?」クスッ


ヤンキー女「お、やるか?」シュッシュッ


根暗「ふん」


根暗「ふざけんなよったく」

22 :saga :2018/07/06(金) 17:00:32.30 ID:4ZcduzH30

ギャル「どうしたの?そんなに怒んなくてもいいじゃん」


ヤンキー女「ガチでキレてんじゃん」


ギャル「こわ」


根暗は怒っていた


確かに自身の容姿は努力しようとも思えないほどひどい


周りを楽しませたりするどころか、関わった人ほとんどが嫌な気分になるような性格


勉強、運動の能力全てが芳しくない


しかし、それがなんだ


なぜ今日までまともに関わったことのないやつにここまで馬鹿にされなければならないのか


根暗はそれまで伏し目がちだった視線を上げ、ギャルとヤンキー女を睨みつける


その目にはハッキリと闘う意思が宿っていた


ヤンキー女「ちょ、な、なにマジになってんのよ」


ギャル「……」


根暗「……」


根暗のただならぬ雰囲気を感じ取ったのか


ギャルとヤンキー女の勢いが削がれていく
23 :saga :2018/07/06(金) 17:01:15.42 ID:4ZcduzH30

流れが変わった


根暗はそれを理解した


スポーツ中継の解説者がときおり使うこの言葉


それは得点のように目に見えない、しかし勝負の世界で最も重要であるとされる


主導権の獲得


今流れは完全にこの手の中にあるのだ


これでイケる、目の前の敵に勝てる


最後に一言


この悲しいバカ女どもに捨てゼリフを吐いて、すぐにこの場から離れるのだ


根暗はおもむろに1歩、2歩と歩みを進めた


ギャルとヤンキー女は反射的に半歩後ずさる


もう完全に勝った


根暗が勝利宣言を口にしようとしたその時、、、


ビッチ「……」


ビッチ「ねくら、くん」二ヘラ〜


悪魔が現れた
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/07/06(金) 18:35:44.99 ID:JZ7Db/kSO
20: ◆Jzh9fG75HA[sage]
2018/06/30(土) 11:52:47.75 ID:OmN9ZfLoO
>>14つまりss書いた上で自分が同じことされても何も感じないで素直に従うと言いたいんですね。それはその、何というか…すみません。返す言葉もないです。
あっ、自分がそんなことされるわけもない大作書いたから言ってるわけですね。何を書いたかは貼らないで下さいね。そんな大作の読者の夢が壊れますから。
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/10(火) 19:15:47.62 ID:i9S2HYDa0
はよはよ!
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