幼女幽霊「呪いが勝つのか、幽霊が勝つのか実験だよ実験!!」DQN幽霊「!?」

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334 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 02:19:11.27 ID:1HoW9zBeo
霊能少女「……不自然だと思わない?なぜか、アナタと会話している間だけ、神彁混が襲ってこない」

幼女幽霊「……?」


幼女幽霊「い、言われてみればそうだけど……それがどうしたんだ?警戒でもしてるんじゃないの?」


霊能少女(……それはない。前に手合わせしたことがあるワタシだからこそ分かる。この神彁混は……前回と比べて、何かおかしい)






神彁混「…………」






霊能少女(もう一分は経った。それでも奴は襲ってこない)

霊能少女(相手が自分に危害を加える存在というのは認識しているはず。なら、なぜ攻撃してこない?)

霊能少女(……神彁混の行動を辿れば、何かヒントがあるはず。まず、最初は上空からの攻撃、先に向こうから仕掛けてきた。そして次はワタシとの攻防、これも変化はなかった)

霊能少女(一度、戦闘は中断……問題はここからだ。少しの間、奴は攻撃してこなかった)

霊能少女(そこまで気にすることはないかもしれない間……でも、殺し合いの最中にある間としては、明らかに不自然だ。わざわざ目の前で敵同士が作戦会議をするのを見過ごすやつがどこにいる)


霊能少女(……ん?敵同士……)
335 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 02:20:14.22 ID:1HoW9zBeo
霊能少女「……ちょっと作戦がある。協力してくれる?」

幼女幽霊「作戦?何をする気なんだ?」

霊能少女「次はアナタが突っ込んで。私が援護するから」

幼女幽霊「は、はぁっ!?や、やだよ!!!!あんな化け物に特攻しろって!?」


霊能少女「……大丈夫、ワタシの思惑が正しければ……」


幼女幽霊「な、なんだよ。それって……もし外れてたらどうすんだよ」

霊能少女「その時はアナタ自身で対処して、これでも足付きの幽霊でしょ」

幼女幽霊「て、てめえ!!!!人のことを何だと思ってやがる!!!!!」

霊能少女「もうアナタは人じゃなくて幽霊、漫才をしている暇はない」

霊能少女「大丈夫、これでもアナタを信用している。アナタの実力はワタシが身を以って体験しているから」

霊能少女「お願い」


幼女幽霊「っ……」

幼女幽霊「……ほ、ほんとに大丈夫なんだろうな?」
336 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 02:23:06.59 ID:1HoW9zBeo
霊能少女「ワタシを信用して」


幼女幽霊「……お前以上に信用出来ない相手も中々いないけど、いいよ。乗ってやる」グッ


ボンッ


長髪白装束娘「」ボドッ

スッ

長髪白装束娘「勘違いするなよ。別にお前に頼まれたからやるんじゃない」

長髪白装束娘「こっちも……ちょっと気になってることがあるしな。それを確かめたいだけだ」


長髪白装束娘(……この違和感の正体が知りたい。この神彁混に感じる……既視感の正体を)

長髪白装束娘(もしかしたら私は……こいつと……どこかで――!!)


ダッ


長髪白装束娘「ていやああああああああああああああああああああ!!!!!!」ブンッ






神彁混「…………」スッ
337 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 02:24:07.53 ID:1HoW9zBeo
ゴツンッ



神彁混「…………」



長髪白装束娘「!?」

長髪白装束娘(えっ!?うそっ!?当たった!?絶対に避けると思ったのに!!)

長髪白装束娘(な、舐めてるのかこいつ……じゃあこれならどうだ!!念力で最大まで強化したサイキックキック!!!!)ブンッ



ドゴォ!!!!!!



神彁混「…………」



長髪白装束娘(チッ……効いてないか)

長髪白装束娘(……ん?なんでこいつ、反撃してこないんだ?それに、防御も回避もしない)

長髪白装束娘(ど、どうなってる?まるで私が見えていないみたいな……でも攻撃をする一瞬、こっちを見た気がしたし……)



神彁混「…………」
338 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 02:25:30.07 ID:1HoW9zBeo
霊能少女「ッッ!!!!」チャキッ




バンッ!!!!!!!




神彁混「…………」スッ

影『』ズズズッ




ドンッ!!!!!




影『』シュゥゥ





霊能少女「……やはり、ワタシの攻撃にだけ反応するか」


霊能少女(確信した。こいつは……なぜか、あの霊に一切の抵抗をしない)

霊能少女(決して、見えていないわけではない。その証拠に、奴は明らかにあの霊に関与している時間だけ、行動が消極的になっている)

霊能少女(ワタシがあの幽霊と話していた時、そして横から念力で飛ばされても、あの幽霊の方に奴は殺意を向けていなかった)

霊能少女(そして今の一方的な攻撃……これは……間違いない)


霊能少女(一体……何がどうなっている?なぜあの霊との時間だけ……それとも、幽霊に危害を加えるわけではないのか?)
339 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 02:27:11.93 ID:1HoW9zBeo
霊能少女(敵はあくまで生きている人間だけ……いや、それだけでは説明出来ない。例え幽霊であっても、神彁混の前ではこの世界の住民。つまり生者と同じく殺戮の対象のはず)

霊能少女(ワタシと同じように、あの幽霊も神彁混に対して恐怖を感じていたし、影はあの病院を浸食しようとしていた)

霊能少女(となると……あの霊が特別なのか?……ダメだ、判断材料が少な過ぎる。もう考えるのはよそう)

霊能少女(でも、理由はともあれ……これは使える)




長髪白装束娘「」スッ

幼女幽霊「……どういうことだ、これ」


霊能少女「……理由は分からない。でも、確かなことは……神彁混は、アナタには危害を加えないということ」

霊能少女「今、こうやって言葉を交わせるのもアナタと一緒だから。最初の攻撃も、ワタシを狙っていた。奴はずっと……ワタシだけを見ていた」


幼女幽霊「あいつ、幽霊が見えないんじゃないのか?それとも、私がもう死んでいるから興味を持っていないとか」
340 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 02:28:16.15 ID:1HoW9zBeo
霊能少女「そのどれらでもないと思う。ただ一つ言えるのは……ワタシよりも、アナタの方が真実に近付いてると思う。何か心当たりはない?」




幼女幽霊「…………」

幼女幽霊「知らないよ。そんなの」




霊能少女「……そう。ならいい」

霊能少女「とにかく、これは好機。これで確かな勝機が出てきた」

霊能少女「……これをアナタに渡しておく」スッ


拳銃『』


幼女幽霊「!?」

幼女幽霊「なっ……!わ、私に撃てって言うのか!?」
341 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 02:29:44.72 ID:1HoW9zBeo
霊能少女「それが一番成功率が高い。神彁混はもうワタシに最大の警戒を向けている。そんな針の糸を潜るような危険を冒すより、アナタが撃った方が成功率は高いはず」

幼女幽霊「で、でも!実銃なんて撃ったことないぞ私!」

霊能少女「ゲームは得意でしょ?それと同じ。真っすぐ銃身を向ければ、そこに銃弾は当たる。そう難しいことじゃない」

幼女幽霊「簡単に言ってくれんなオイ……」



霊能少女「……じゃあ一応、確認しておく」

霊能少女「アナタは撃てる覚悟がある?」



幼女幽霊「覚悟って……どういうことだよ」



霊能少女「そのままの意味。一年前のあの日、アナタは自分を消滅させようとした相手でも情けをかけた」

霊能少女「神彁混に……その甘さを捨てることが出来る?」
342 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 02:30:58.68 ID:1HoW9zBeo
幼女幽霊「……」

幼女幽霊「……んなことでイチイチ確認取るなら、自分で撃てよ。私はやりたくないぞ」


霊能少女「……それもそうか。分かった。死魂弾はワタシが撃つ。無理を言って申し訳なかった」

霊能少女「もう一発しか残ってない。これで決めないと」チャキッ


幼女幽霊「んで作戦はどうすんの」


霊能少女「以前、ワタシと戦った時に出した、あの分裂と増殖を繰り返す技。今でも出来る?」


幼女幽霊「それなら問題ないけど」


霊能少女「良かった。じゃあアナタはアレを使って神彁混を攪乱して」

霊能少女「それに紛れて、ワタシが至近距離で死魂弾を撃つ」


幼女幽霊「大丈夫なのか?それ。いくら数が多いって言っても、本命がお前って分かってたら意味ないだろ。その銃だけ警戒すればいいんだから」
343 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 02:32:10.66 ID:1HoW9zBeo
霊能少女「それでいい。ワタシだけに集中すれば、その分アナタの攻撃で隙を作り易くなる」

霊能少女「アナタは全力を出して、神彁混の動きを一瞬止めてほしい」

霊能少女「そこでケリをつける」


幼女幽霊「……いいのかそれで。渾身の念力でもちょっと吹っ飛ばすので精一杯だったんだぞ。いくら向こうが攻撃してこないって言っても、力の差は歴然……」


霊能少女「なに?自信ないの?」


幼女幽霊「このっ……!!そういうことじゃないだろうが!私なんか頼りにしていいのかって言ってんだよ!信じられるのは自分の力だけってお前も言ってただろ!」


霊能少女「さっきも言ったけど、ワタシはアナタを信用している。アナタなら……きっと成し遂げると確信している」

霊能少女「これが理由だけど、納得した?」


幼女幽霊「ぐっ……」

幼女幽霊「だ、だから……お前は何でそういう恥ずかしいこと真顔で言えるんだよ……こっちまで恥ずかしいじゃん」クルッ




スッ
344 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 02:33:07.49 ID:1HoW9zBeo
長髪白装束娘「……私も、全力でやる。だからお前も決めろよ。任せたからな」

霊能少女「……ありがとう。こちらも任せた」

長髪白装束娘「……ふん」シュンッ








神彁混「…………」

神彁混「…………」クルッ




長髪白装束娘「そりゃあああああああああああ!!!!!!」グッ




神彁混「…………」ドンッ




長髪白装束娘(くっそ!やっぱこの肉体の攻撃は効かないか!よし次!)
345 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 02:34:47.27 ID:1HoW9zBeo
長髪白装束娘「」ヌルッ

長髪白装束娘「」ズルッ

長髪白装束娘「」ズサッ



長髪白装束娘(物量で押し潰す!!!!!!)






ギチギチ……ギチギチ……


神彁混「…………」グググッ


ギチギチ……ギチギチ……






霊能少女「なるほど、神彁混を丸ごと増殖体で覆ったのか。これならワタシも動きやすくて助かる」

長髪白装束娘「へっ、どうよ。いい作戦だろ」ヌルッ

霊能少女「……ところで、今出てきたアナタはオリジナル?それとも分裂した個体?」

長髪白装束娘「あ?本体なんてないよ。私達は意識を共有してるから、みんな本物。お前も知ってんだろ」

長髪白装束娘「まあ多少は性格に差異が出来るけどな。魂を分割してるから、感情が偏る個体も出てくるし」

長髪白装束娘「私は基本的に普段に近い性格だけど」
346 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 02:35:49.22 ID:1HoW9zBeo
霊能少女「そう。で、これからどうするの?」

長髪白装束娘「ん、神彁混にどれぐらい近付けばいいんだ?」

霊能少女「影の防御は即座には出せないはず。一瞬、意識を向ける必要がある。そうなると、弾速から計算して……」

霊能少女「……半径1メートル以内。これなら影は反応出来ない」

長髪白装束娘「あっそ。ならそこまで近付けるように圧縮するか」グッ






長髪白装束娘「「「「「 」」」」」ギュー

神彁混「…………」





347 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 02:37:24.19 ID:1HoW9zBeo
長髪白装束娘「どうだ、150人分のおしくらまんじゅうは。いくらあいつでも簡単には動けまい」

霊能少女「……凄い光景。あと何人分は出せる?」

長髪白装束娘「まあ最大でこの倍は余裕だな。以前と比べて、私の能力もパワーアップしてるし」

霊能少女「……今のアナタを敵に回さなくて良かった」

長髪白装束娘「そりゃこっちのセリフだっての」






神彁混「…………」ギュー

神彁混「…………」ピクッ






長髪白装束娘「さ、これぐらいでいいだろ。合図をしたらあそこの一点にだけ絡みついてる私達を消す」スッ

長髪白装束娘「お前は近付いて、そこを撃て。一応念のために三体分の私を護衛に付かせといてやるから」ピッ


長髪白装束娘「」ヌルッ

長髪白装束娘「」ズサッ

長髪白装束娘「」バタッ


霊能少女「……何かこれだけの数がいると気持ち悪」


長髪白装束娘「おい、次そんなこと言ったらお前にそいつら絡まして――」
348 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 02:38:30.62 ID:1HoW9zBeo
グシャアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!








幼女幽霊「!?」クルッ

霊能少女「!?」バッ








神彁混「…………」グググッ

長髪白装束娘「「「「「 」」」」」ググッ








長髪白装束娘「なっ……あいつ動き始めたぞ!抵抗しないんじゃなかったのか!?」

長髪白装束娘「んっ!!!!し、しかもなんつう怪力だ……!!このままだと抑えきれんぞ……!!」ググッ
349 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 02:40:10.98 ID:1HoW9zBeo
霊能少女「くっ、もう行くしかないか」チャキッ

霊能少女「増殖体でワタシの援護をして。一気に決める」ダッ


長髪白装束娘「分かった……!!!!」グッ




霊能少女(やはり限度があるのか?危害は加えないというだけで、敵に協力するようなら最低限の反抗はするのか)

霊能少女(それとも……あの技は魂を分割して肉体を分裂、増殖させる。つまり一体一体の身体は魂が薄くなっているということ。それが引っ掛かったのか)

霊能少女(どちらにしても絶対の信頼はおけない。やはり保険程度に考えないと)






神彁混「…………」グググッ






長髪白装束娘「!!!!!!」

長髪白装束娘「おい!!!!気を付けろ!!!!あいつ何かしてくるぞ!!!!!」
350 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 02:41:59.04 ID:1HoW9zBeo
霊能少女「!?」








神彁混「…………」パッ








シュババババババババババババババ!!!!!!!!!!!!!








霊能少女(ッッ!?)

霊能少女(影を針のように周囲に伸ばしてきた!?)

霊能少女(避け――)






バッ

グサッ!!!!!!
351 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 02:44:11.10 ID:1HoW9zBeo
長髪白装束娘「「「ゴハッ!?」」」シュゥゥ


霊能少女「……!!」

霊能少女(た、盾になって庇ってくれたの……?)






神彁混「…………」






長髪白装束娘「……クソが。い、今の攻撃で神彁混の周囲にいた私達が全滅した。とんでもない技を出してきやがったな」

長髪白装束娘「幸い、あのメスガキを守ることには成功したけど……ヤバいな。またあの攻撃が来たら」

長髪白装束娘「……よし」






(おい、聞こえるか)


霊能少女(これは……念波?)
352 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 02:46:10.08 ID:1HoW9zBeo
(あぁ、そうだ。いいか、次にあの攻撃をされたらさすがの私でもヤバい。だからその前に速攻で終わらせる)

(作戦に変更はない。お前はただ射程距離内で撃て。私が全力でサポートする)


霊能少女(……了解)ダッ






長髪白装束娘「さて……やるか」グッ






神彁混「…………」スッ






霊能少女(くっ、こっちに気付かれたか。どうする)






神彁混「………...」グググッ


シュンッ

ガシッ


神彁混「…………」チラッ


長髪白装束娘「「「ぐおおおおおお……」」」ガチガチ
353 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 02:47:36.02 ID:1HoW9zBeo
長髪白装束娘「髪で四肢を拘束……!!」




神彁混「…………」ブンッ

長髪白装束娘「うわっ!?」バッ




ヒュンヒュン


ドンッ!!!!!!!!!




長髪白装束娘「う、うわぁ……やっぱダメか。ヨーヨーみたいに振り回されて地面に叩きつけられた……あぁはなりたくないな。すまん私」

長髪白装束娘「くっ、じゃあこれで!!!!」グッ




長髪白装束娘「」ガシッ

長髪白装束娘「」ガシッ


神彁混「…………」ググッ



影『』シュンッ



長髪白装束娘「」グサッ
354 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 02:48:44.14 ID:1HoW9zBeo
長髪白装束娘「チッ!やっぱり問題はあの影だ!あいつが纏っている影を何とかしないと囲むことさえ出来ない!!!!」

長髪白装束娘「ん?待てよ。あの影は病院で現れたモノと同じ。つまり、対処法も変わらないはずだ」

長髪白装束娘「……なら、前と同じ手を使うか。出し惜しみはなしだ。全力全開、増殖体を全て使い切る!!!!」グッ






ズズズズズズッ……






神彁混「…………」キョロッ


長髪白装束娘「「「「「 」」」」」ズサササササ


神彁混「…………」グッ






長髪白装束娘「今だぁ!!!!!!!!!!」ググッ
355 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 02:50:36.27 ID:1HoW9zBeo






ズドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!






長髪白装束娘「よ、よし……成功だ。あぁ、もうストックが0になったなこれ。私が最後の残機だ」スゥ

幼女幽霊「でも、手ごたえは感じた……間違いなく、今の攻撃は通じた」






パラッ……パラッ…






神彁混「…………」グラッ

神彁混「…………」グタッ







幼女幽霊「!!!!」

幼女幽霊「あ、あの神彁混が膝を付いてる!やった!!これなら……!」






霊能少女(捉えた)

霊能少女「これで……終わり!」チャキッ





バンッ!!!!!!!!!!!!
356 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 02:51:50.10 ID:1HoW9zBeo
神彁混「…………」グッ






幼女幽霊(影の防御も間に合わない!!!!やった!!勝った!!!!!)






ドンッ




神彁混「…………」バサッ






霊能少女「!?」

幼女幽霊「!?」




霊能少女(なっ……翼を使って飛んだ!?あの一瞬で――)

霊能少女(まずい、弾はもうない。どうする――)グッ
357 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 02:54:00.09 ID:1HoW9zBeo
幼女幽霊(最後の一発が外れた!?こ、これじゃあ……)

幼女幽霊(ど、どうする……このままだと待っているのは確実な死。あいつを無力化出来ないとなると、もう逃げるしか選択肢はない)

幼女幽霊(これまでの道を、光もまともにない暗闇の山道の中を逃げ切るなんて……無理だ。絶対に)

幼女幽霊(……いや、私だけだったら出来るかも。なぜか私はあの神彁混に襲われないし。でも、あのメスガキは……)


幼女幽霊(かっ……考えろ!!まだ何か……思考がフル回転してる今のうちに、打開策を考えないと……!!)


幼女幽霊(……!!!!)


幼女幽霊(そ、そうだ。あの弾丸は私の力を与えたもの。半分はあいつのが混じってるけど、もしかしたら操れるかもしれない)

幼女幽霊(弾はまだ宙にある。間に合え――!)グッ
358 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 02:56:06.94 ID:1HoW9zBeo
ギュインッ




霊能少女「!?」

霊能少女(た、弾が戻って――)






キュウウウン!!!!!!!!






神彁混「…………」






幼女幽霊「いっけええええええええええええええ!!!!!!!!!」






神彁混「…………」チラッ






幼女幽霊「ッ!?」

幼女幽霊(な、なんだ。今、一瞬こっちを――)






ズドンッ!!!!!!
359 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 02:58:32.27 ID:1HoW9zBeo
神彁混「…………」グラッ






霊能少女「当たっ……」

幼女幽霊「た……?」






神彁混「…………」フラッ

神彁混「…………」フラッフラッ

神彁混「…………ァ」






『アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』






幼女幽霊(っ!?な、なんつう声だ!?さっきまでずっと無言だったのに!!!!)

霊能少女(ぐっ!?これは……断末魔、か。もう幾度も聞いたのと同じ……最後の足掻きか)
360 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 02:59:32.79 ID:1HoW9zBeo
神彁混「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」キュイイン

神彁混「アアアアアアアアアアアアアアッッッッッ!!!!!!!!!!!」グググッ

神彁混「アアッ!!!!!!!!!!!!」シュンッ






幼女幽霊「……」ゴクリ

幼女幽霊「き、消えた……終わったのか」




霊能少女「……」フラッ




幼女幽霊「お、おい!!!!大丈夫か!!!!」バッ




霊能少女「ハァッ……ハァッ……」

霊能少女(な、何とかなった。これで……あの神彁混は消滅した)

霊能少女(一歩前進……ってところか)
361 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 03:02:15.81 ID:1HoW9zBeo
幼女幽霊「ど、どうした!急に倒れて!?」

霊能少女「んっ……何でもない。あの雄叫びを間近で聞いたから、三半規管がちょっと麻痺しただけ。すぐ治る」

幼女幽霊「そ、そうか……終わったんだな、これで」

幼女幽霊「あの神彁混はどうなったんだ?封印って聞いてたけど、どこかに吸い込まれたように消えたけど」


霊能少女「……死に還った、ってやつかな。あいつは生と死の狭間の存在。だから死ぬこともないし、生きているわけでもない」

霊能少女「そのバランスを崩すには0に戻すしかない。だからアナタの力が必要だった」

霊能少女「封印式を刻印した銃弾に、この二つの力。ワタシでもどこに消えたのかは分からない。試験的に試作品を神彁混の肉片の一部に撃った時も、先程と同じような現象が起きて消えた」

霊能少女「正確に言うと封印ではないのかもしれない。ただ、それを観測する術はワタシ達にはない」


幼女幽霊「そ、そうか……」
362 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 03:03:50.49 ID:1HoW9zBeo
霊能少女「……よし、行こう。ここに長居をする理由はない。撤収する」スタッ

幼女幽霊「もう動けるのかよ。お前も大概人間離れしてんな」























『…………』ジー
363 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 03:04:58.66 ID:1HoW9zBeo
………………………………………………………………
………………………………............



霊能少女「ここまで来たらいいか。追手はもう来ない」

霊能少女「……ありがと。今回は本当に助かった。アナタの協力なしでは成し遂げられなかった」


幼女幽霊「あぁ……まったく、こっちとしては本当にいい迷惑だった。もう二度とやりたくねぇ」

幼女幽霊「これで手に入るのが金だけとか本当に納得いかんわ……」


霊能少女「約束の小切手だけど……アナタって銀行に行けるの?これを換金しなくては現金は手に入らない」


幼女幽霊「はぁっ!?無理だぞ!私はあの貞子みたいな肉体しか出せないんだから!あんな格好でハロウィンの日以外でうろついたら職質されるわ!」


霊能少女「そう、じゃあこちらから手を回して、後日届くようにしておく。安心して、もうワタシはアナタ達には関わらないから」

霊能少女「じゃあ、ここで。アナタとはもう二度と会うことはないと思う」
364 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 03:07:37.58 ID:1HoW9zBeo
霊能少女「アナタのことは二度と忘れない。今までワタシが祓ってきた幽霊とは違う、アナタほどの力なら、その魂が闇に染まることもないだろう」

霊能少女「こんなことに巻き込んで本当に申し訳なかった。謝罪する」



幼女幽霊「……」

幼女幽霊「……なぁ、お前ってまだこんなこと続けるの?」

幼女幽霊「今回だって何度も死にかけたじゃん。最後は私があの銃弾の軌道を修正しなかったら終わりだったし、私と戦った時さえも、一歩間違えば危なかったはず」

幼女幽霊「……別に、お前がどうなろうと私はどうでもいいけど、そんなことを続けてたら本当に死ぬぞ」



霊能少女「……どうでもいい。そんなことは」



幼女幽霊「どうでもいい?」
365 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 03:09:32.18 ID:1HoW9zBeo
霊能少女「そう。例え、自分の命を投げ捨てるようなことになっても、その過程で一人でも多くの命を救えるのなら、ワタシは喜んでその命を捧げる」

霊能少女「この眼帯を受け継いだ時のように、ワタシが死んでもその信念は死なない。ワタシ達はそうやって怪異と戦い続けてきた。先人達の骸を乗り越えて、今、私はこうやって生きている」

霊能少女「だから……何も恐れるモノはない。例えそれが、死であろうとも」


幼女幽霊「……じゃあ、お前以外の人はどうなんだ。家族や友達とか……お前が死んで困る人がいるんじゃないの」


霊能少女「……家族、か。もう両親は既に他界している。私の唯一の血縁者は……妹だけ」

霊能少女「あの子なら……きっと、ワタシが死んでもそんなに悲しまないと思う。友と呼べる存在も……一人だけ、そう呼べるかもしれない人はいるけど、歩みを止めるつもりはない」

霊能少女「それに、まだやり残したことがある」


幼女幽霊「……復讐ってやつか」


霊能少女「うん、これだけは譲れない。この心臓が動いているうちは……辞めるつもりはない」
366 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 03:12:09.96 ID:1HoW9zBeo
幼女幽霊「……最後にひとつ、聞いておきたい。お前って誰の為に戦ってるんだ」


霊能少女「……?質問の意図がよく分からないんだけど」


幼女幽霊「だから、お前が戦い続ける理由だよ。お前の場合、その復讐ってもんは結局、後付けされた理由に過ぎないように聞こえた。その根本にある物じゃない」

幼女幽霊「なんでお前は……幽霊や怪物と戦ってるんだ?一体誰の為に?それを私は知りたい」


霊能少女「…………」

霊能少女「……答えを挙げるとするなら……全て人間の為。突然、大きな力で惨めに踏みにじられる命があるという事実を知ってしまったら……黙ってジッとしていられない。ワタシにそれを祓うことが出来る力があるとしたら猶更」

霊能少女「これが、ワタシが戦う理由」


幼女幽霊「……嘘だろ。それ」
367 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 03:13:58.03 ID:1HoW9zBeo
霊能少女「……なぜ?ウソだと言えるの?」


幼女幽霊「さあ、私にもよく分からん。でも、それはお前の本心じゃないなって、直感で感じただけ」

幼女幽霊「もういいよ、勝手にやってろ。私は警告したからな」

幼女幽霊「……じゃあな」フワッ


霊能少女「……そう、警告は感謝する。ありがとう。そして、さようなら」




シュンッ




霊能少女「…………」

霊能少女「……何の為に、戦っている、か」
368 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 03:16:25.86 ID:1HoW9zBeo
霊能少女(あぁ、そうか……)



霊能少女(どうして、あの幽霊をあそこまで信用することが出来たのか、やっと分かった)



霊能少女(似ていたんだ……あの子と。生意気な口調や、性格が)



霊能少女(……もう後戻りは出来ない。そう、“本番”はここから)



369 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 03:17:48.08 ID:1HoW9zBeo
…………………………………………………………
…………………………………………



DQN幽霊「せんぱああああああああい!!!!!!よく戻ってきてくれたっスううううううううう!!!!!」ダキッ

幼女幽霊「あーもう!抱き着くなうざい!!離れろ!!」グイッ

DQN幽霊「それで、何があったんスか?カニカマは封印出来たんスか?」

幼女幽霊「あぁ、それがだな……」






幼女幽霊「ってことになった。まあ結果的に言えば成功だな。後日報酬が届くみたいだし」

DQN幽霊「そんなことが……でも、色々謎が残る結末っスね」

幼女幽霊「まあ……確かにな」

DQN幽霊「どうしてカニカマは先輩だけを襲わなかったんスかねぇ……やっぱり幽霊は死んでるからどうでもよかったみたいな?」

幼女幽霊「その線はないと思う。お前も、あの肉片を見た時に感じただろ。生死は関係ない。恐らく、この世界の住人ってだけで、神彁混の殺戮対象なんだと思う。でも、なぜか私だけは例外だった……」

DQN幽霊「謎っスねぇ……」



幼女幽霊「…………」
370 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 03:19:05.63 ID:1HoW9zBeo
幼女幽霊「……ひとつだけ、心当たりがあるんだけどな。あんまり考えたくないけど」


DQN幽霊「え?マジっスか?」


幼女幽霊「あぁ……私だけが特別な理由。ってなると……あの一年前の出来事が原因かもしれない」


DQN幽霊「一年前っつーと……もしかして、先輩がオーブと合体したあれっスか」


幼女幽霊「うん……よく考えてみたらさ、オーブちゃんって諸説はあるけど、魂的なものってのは確かじゃん」

幼女幽霊「つまり、“死”そのものなんだよね。それが……私の命を繋いだ。つまり、死と生が混じり合ってしまった……」

幼女幽霊「……あんまり考えたくないけど、もしかしたら私って……神彁混に近い存在になっちゃってるのかもしれないな」



DQN幽霊「……!?」

DQN幽霊「ち、違うっスよ!!!!先輩は……そんな化け物じゃないっス!!」
371 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 03:20:15.62 ID:1HoW9zBeo
DQN幽霊「ちょっと馬鹿っスけど……俺をいつも守ってくれて、頼りになる優しい先輩っスよ!!!!」

幼女幽霊「……恥ずかしいこと言ってんじゃねえよ。あと馬鹿ってなんだコラ」ブンッ


DQN幽霊「いてっ!?」ボコッ


幼女幽霊「……まあ、あくまでも可能性の話だからな。それにもう……私とは関係ない話だ」

幼女幽霊「…………」


DQN幽霊「ど、どうしたんスか先輩?深刻な顔して」




幼女幽霊「いや……もしかしたらさ、私って……神彁混に殺されたんじゃないかなって」




DQN幽霊「!?」

DQN幽霊「えっ!?ど、どういうことっスか!?いきなりっ!?」
372 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 03:21:58.47 ID:1HoW9zBeo
幼女幽霊「病院で初めてあの影と対峙した時……どこか見覚えがあったんだ。これと似たような気配を感じたことがあるって」

幼女幽霊「神彁混を直接視た時も、同じような既視感を感じた」

幼女幽霊「でも、私が幽霊になってからじゃない。小さい頃はずっと病院でお爺ちゃんと一緒だったし、そんなやつは一度も来なかった」

幼女幽霊「ってなると……生前になる。もう十年以上も前だから、覚えていなくても無理はない」

幼女幽霊「そして、神彁混と出会ったタイミングってなると……死の瞬間しかない。あまりに突然で、奴の姿を覚える暇もなく死んじゃったのかもしれない」


DQN幽霊「で、でも……先輩って、家族と一緒に交通事故で死んじゃったんスよね?」


幼女幽霊「……そう。でも、あの事故には……気になる点が一つあった」
373 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 03:24:46.22 ID:1HoW9zBeo
幼女幽霊「私達はお父さんの運転する車に乗っていて、その車が横転して崖に落ちたと記事には書いてあった」

幼女幽霊「……でも、不思議なことに、車体の上に、謎の傷があったんだよね。まるで爪でこじ開けたような……巨大な傷が」


DQN幽霊「……!!」


幼女幽霊「あの時はそんな気にすることでもなかった。原因は不明だったけど、事故の衝撃で出来た傷だって記事にも書いてあったし」

幼女幽霊「……もし、あの巨大な傷の正体が、この既視感の正体が全て繋がっていたとしたら…………」



DQN幽霊「……ん?」



幼女幽霊「……まあ、もしそうだとしても、別に嫌なことでもないけどね」

幼女幽霊「お父さんとお母さん、そして私自身の敵討ちをしたことになるんだから。まあちょっとは気が晴れるってもんだよ。あんま実感ないけど」

幼女幽霊「私が何の躊躇いもなく、あの銃弾を神彁混に当てられたのも……そのせいかもね」


DQN幽霊「……ちょっと待ってください。それっておかしくないっスか?」
374 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 03:27:29.20 ID:1HoW9zBeo
DQN幽霊「だ、だって……あの化け物が産まれたのは一年前の集団自殺のはずっスよね。先輩が死んだあの事故が起きたのは十年前……計算がおかしいっスよ」


幼女幽霊「そう、問題はここだ。多分これがあいつが語らなかった真実の正体」


幼女幽霊(あいつが言っていた行方不明者と不審死の数。確かに異常な数だけど、急増したというわけじゃない。そりゃそうだ。そんな突然に人が死んだら、いくら何でも騒ぎになるのは確実)

幼女幽霊(……この世界は何十年も前から、人が消えている。その数に疑問を持たないほどに)

幼女幽霊(そして、あのメモ。40年前の『1978年』に起こった集団自殺に付けられていた○、他の年には付いてなかったのに、この年にだけ……あの年にだけ、何かが起きた)

幼女幽霊(……あいつの言った通り、関わらなくて正解かもな。これは……)








幼女幽霊「つまり、神彁混は――」








おわり……?
375 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 03:28:09.03 ID:1HoW9zBeo








…………………………………………………………………
…………………………………………







376 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 03:30:04.42 ID:1HoW9zBeo
霊能少女「……」ピッ




プルルルルルルルル……

プルルルルルルルル……


ガチャッ




霊能少女「久しぶり、元気にしている?」


『…………』


霊能少女「待って、切らないでほしい。今日は重要な要件がある」


『……何の用だ』


霊能少女「父と母を殺した犯人の正体が分かった。そして、その死の真相も」


『……は?』









つづく
377 : ◆gqUZq6saY8cj [saga]:2018/10/19(金) 03:36:51.39 ID:1HoW9zBeo
終わりです
これにて幼女幽霊編は完結になります
話の筋としては霊能少女がメイン、幼女幽霊がサイドストーリー、屍男が裏ルートみたいな感じになると思います
次は一年ぶりに屍男の話になるんですけど…また長期間書けない状況になると色々困るので、書き溜めを進めてスレを立てようと思ういます
ただそうなると結構時間がかかるかもしれないです…ごめんなさい
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/19(金) 05:30:37.78 ID:+0dVEA9co
私まつわ
おつおつ
妹がでるかと思ったがそんなことはなかったぜ
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/19(金) 18:46:32.55 ID:QI7FhviJ0

よかった
また気長に待ってるわ
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/19(金) 19:58:49.84 ID:o6ddXIwJ0

影の王子とメリーさんの対決も楽しみ
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/24(水) 20:01:08.68 ID:nQY+hw7vO
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/10/31(水) 23:15:07.30 ID:wQX7qM6H0
素晴らしい作品をありがとう!!久しぶりにワクワクした。
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/11(日) 11:35:02.13 ID:VPAedUom0
いつまでもまってるぜぇ
でも幼女幽霊が無くなっちゃうのは悲しいなぁ
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