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【バンドリ】羽沢さんの懺悔室
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/06/07(木) 08:15:34.84 ID:rpOJnS4j0
「……バンドメンバーに、幼馴染がいるの」やがてポツリと友希那先輩の口から言葉が漏れる。「気付けばいつも隣にいてくれる……大切な幼馴染がいるの。何かあっても、きっとあの子がなんとかしてくれる。私は……そう、無意識のうちに、あの子を頼ってばかりいた」
「…………」
「きっと辛くたって、もどかしくって躓いたって、傍にいてくれる。なにがあったって、あの子は私の隣にいてくれる。助けてくれる。それに……ただ、私は甘えていた。そうなんだと気付ける記憶はいくつもあるのに、大事な場所を失いかけるまで、私はそれに気付けなかった。でも、気付けた……それで、気付いてしまった」
「…………」
「私の中にある……あの子に対するこの想いは……この正体は……なんだろう、と。かけがえのない大切な幼馴染。あの子に対する気持ちは『好き』だけど……この『好き』の正体は……なに?」
「…………」
「友達として、幼馴染として、バンドメンバーとして……なのか、それとも、それ以上を望んでしまう……『好き』なのか……。私は……私は、この『好き』が怖い。無視なんて出来ないほど……大きくなってしまったこの感情の正体が……怖い。考えるだけで苦しくて、切なくて、泣きそうになってしまう。あの時と同じくらいに……もしかしたらそれ以上に……どうしたらいいのか分からなくなってしまうの……」
「…………」
それからしばらく、言葉の続きを待ってみる。しかし友希那先輩は何も話さない。多分、胸の内に抱えた気持ちは今ので全部、なんだろう。
なら次は私が言葉を返す番……なんだけど、なんて言葉を返せばいいのか判断がつかない。
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