【ガルパン×デレマス】エリカ「あんた本当に頭パッションね!」みほ「???」

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1 : ◆saI1ZNzQKuJn [saga]:2018/05/23(水) 01:04:11.58 ID:D1zmgiG40
注意
・ガルパンとデレマスのクロス?
・アイドルは名前しか出てこない
・スレタイの言葉も言わせたかったけど出てこない
・頭パッションなのはキャプテン
・作者の担当は日野茜

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1527005051
2 : ◆saI1ZNzQKuJn [saga]:2018/05/23(水) 01:04:47.26 ID:D1zmgiG40
沙織「あれ?みぽりん、何聴いてるの?イヤホンなんて珍しいね。」

みほ「これ?沙織さんも聴く?」

沙織「じゃあ片方拝借しちゃおうかな〜。あ、これ聴いたことある。何だっけ?アイドルのだよね?」

みほ「日野茜っていうアイドルの曲だよ。熱血乙女Aってタイトル。」
3 : ◆saI1ZNzQKuJn [saga]:2018/05/23(水) 01:06:09.43 ID:D1zmgiG40
沙織「日野茜って最近何かで聞いたな〜。何だっけ?それにしても応援歌なのかな?前向きな曲だね。」

みほ「うん。これを聴くと凄く元気が出るんだ。」

沙織「でも意外だなー。みぽりんの家で音楽関係のものってボコしか見たことないし。」
4 : ◆saI1ZNzQKuJn [saga]:2018/05/23(水) 01:07:31.72 ID:D1zmgiG40
みほ「これはね、実はエリカさんに貰ったんだ。」

沙織「え?エリカさん、って黒森峰の!?」

みほ「うん。中学の時にね。」
5 : ◆saI1ZNzQKuJn [saga]:2018/05/23(水) 01:08:12.13 ID:D1zmgiG40
〜回想〜

みほ「はぁ、隊長ってやっぱり大変だな……。私、やっぱり向いてないな……。」

エリカ「隊長、どうしたの?」

みほ「エ、エリカさん?どうしてここに?」

エリカ「あなたが寮に戻ってこないから探しに来たのよ。また会議室で作戦考えるのかと思って来たら、案の定だったわね。」
6 : ◆saI1ZNzQKuJn [saga]:2018/05/23(水) 01:08:52.96 ID:D1zmgiG40
みほ「あ、もうこんな時間……。ありがとう、エリカさん。」

エリカ「別に。隊長が消灯時間を守れないんじゃ皆に示しがつかないし、これも副隊長の仕事よ。」

みほ「そっか……。」

エリカ「……で、どうしたの?」

みほ「え?」
7 : ◆saI1ZNzQKuJn [saga]:2018/05/23(水) 01:11:08.12 ID:D1zmgiG40
エリカ「悩んでたんでしょ?聞いてあげるわ。帰りながらだけどね。」

みほ「……ありがとう!エリカさん!」

エリカ「はいはい。ほら、まず帰り支度しなさい。」
8 : ◆saI1ZNzQKuJn [saga]:2018/05/23(水) 01:11:59.09 ID:D1zmgiG40
エリカ「ふーん、隊長としてやっていけてるのか不安ってこと?」

みほ「うん……。エリカさんがフォローしてくれるからなんとかなってるけど、皆からは認められてないんじゃないかと思って……。」

エリカ「まぁ前隊長の後だなんて誰だって自信無くすわよね。でも大丈夫よ。あなただって副隊長をずっと続けてきたんだから、すぐに皆認めてくれるわ。」

みほ「そうなのかな……。」
9 : ◆saI1ZNzQKuJn [saga]:2018/05/23(水) 01:14:07.96 ID:D1zmgiG40
エリカ「ほら、部屋着いたわよ。バカなこと考えてないで寝なさい。」

みほ「うん……。」

エリカ「はぁ、しょうがないわね。ちょっと待ってなさい。」
10 : ◆saI1ZNzQKuJn [saga]:2018/05/23(水) 01:14:41.28 ID:D1zmgiG40
エリカ「ほら、これあげるわ。」

みほ「CD?あかね、ひの?」

エリカ「日野茜よ。このアイドルの名前。曲、聴いてみて。」

みほ「う、うん。でもどうして?」
11 : ◆saI1ZNzQKuJn [saga]:2018/05/23(水) 01:15:13.84 ID:D1zmgiG40
エリカ「いいから。命令よ。」

みほ「……私が隊長なのに?」

エリカ「これは副隊長としてじゃないからいいの!じゃあおやすみ。ちゃんと聴きなさいよ?」

みほ「うん、おやすみ。」
12 : ◆saI1ZNzQKuJn [saga]:2018/05/23(水) 01:16:09.94 ID:D1zmgiG40
みほ「エリカさん、急にどうしたんだろ?とりあえず聴いてみようかな。」

ゆーきゃん!どぅいっ!みーんなもきっと!同意!いぇーい!

みほ「これ……励ましてくれてる……?ん?メモが挟まってる……。」

『期待してるわ。』

みほ「……エリカさん、ありがとう。」

〜回想終わり〜
13 : ◆saI1ZNzQKuJn [saga]:2018/05/23(水) 01:17:19.67 ID:D1zmgiG40
みほ「ってことがあったの。」

沙織「へー、前会った人とは別人みたいだね。」

みほ「私が怒らせちゃったのが悪いの。だから嫌いにならないであげてほしいな。」

沙織「……でもやっぱり許せないよ。」

みほ「……そっか。ありがとう、沙織さん。でも私、エリカさんと仲直りしたいんだ。だからこの曲を聴いてたの。勇気を出すために。」
14 : ◆saI1ZNzQKuJn [saga]:2018/05/23(水) 01:17:53.48 ID:D1zmgiG40
沙織「今から何かするの?」

みほ「日野茜さんの新曲がね、明日発売されるの。それを送って、隊長になって頑張ってるエリカさんを応援してあげたいんだ。」

沙織「……そっか。いいと思うよ。頑張ってね!思うところはあるけど、私はみぽりんのこと応援してるよ!」

みほ「うん!ありがとう、沙織さん!」
15 : ◆saI1ZNzQKuJn [saga]:2018/05/23(水) 01:19:05.84 ID:D1zmgiG40
エリカ「はぁ、今日も疲れたわね。わかってはいたけど隊長は大変ね。」

エリカ「はぁ、私隊長向いてないのかな……って弱気になっちゃダメね!帰ってあの曲を……ってあの子にあげちゃったんだった。」

エリカ「ん?荷物……?あの子から?」

エリカ「これ……日野茜の新曲……そういえば今日発売日だったんだっけ?」
16 : ◆saI1ZNzQKuJn [saga]:2018/05/23(水) 01:19:39.50 ID:D1zmgiG40
エリカ「ん?手紙……?」

『You can do it!』

エリカ「……本当にバカね。ありがとう、みほ。」
17 : ◆saI1ZNzQKuJn [saga]:2018/05/23(水) 01:22:53.04 ID:D1zmgiG40
以上です。

日野茜の新曲、『みなぎれ!ボボボンバー』が収録されている
THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 17
本日発売!

というダイマは置いておいて
エリみほが書けて茜の宣伝もできるという素晴らしいSSを思いついたので書いてみました。
過去みほが悩んでいたことに今度はエリカが悩んでいて、それをお互いが助けるという構成は個人的に好みですね。
私自身仕事で悩んでいるときに熱血乙女Aを聴いて自分を奮い立たせてました。

次回はそろそろエリカハードかな……他のが早く書き終わりそうだったらそっちを先に投稿します。
では、読んでいただきありがとうございました。
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