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【ガルパン安価】我らアンツィオ3人娘
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41 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 00:00:50.91 ID:p//QqdER0
*ドラマCDネタ注意
アンチョビ「我が校の料理は私が持ち込んだものも多いから」
アンチョビ「歴史が足りない!」
ペパロニ「いきなりなんスか?」
アンチョビ「いやなあ」
アンチョビ「うちの建物は古い....もとい歴史があるじゃないか」
カルパッチョ「あの石柱とかその象徴みたいなものですからね」
ペパロニ「2万年前のやつだっけ?」
アンチョビ「それじゃ旧石器時代だぞ」
42 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 00:01:25.57 ID:p//QqdER0
カルパッチョ「それで、さっきの話とどういう関係が?」
アンチョビ「いやーせっかくの(一応)歴史を感じる建物だったら」
アンチョビ「料理ももうちょっとそっちに寄せたいと思ったんだ」
ペパロニ「今のままでも十分じゃないスか?」
アンチョビ「ディズ○ーランドに行ってカップ麺出されたら雰囲気壊れるだろ?」
カルパッチョ「現状がそこまで極端にミスマッチとは思いませんけど....」
43 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 00:02:12.57 ID:p//QqdER0
アンチョビ「料理まで一丸となって歴史あるイタリアの雰囲気を再現すれば」
アンチョビ「入学者ももっと増えてうちの財政ももう少し良くなるんじゃないか?」
アンチョビ「てことでペパロニ、古く見える新メニュー開発だ!」
ペパロニ「よくわかんないけど了解ッス!」
カルパッチョ「古いのか新しいのかややこしいです....」
44 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 00:02:46.00 ID:p//QqdER0
ペパロニ「図書館の本を参考にして古代ローマ時代の料理を再現したッス!」
アンチョビ「ふむふむ....」
アンチョビ「これは?」ユビサシ
ペパロニ「今と比べ物にならないくらい粗末なパンッス」
アンチョビ「なるほど....」モグモグ
アンチョビ「うん....」
カルパッチョ「こっちは?」
ペパロニ「今と比べ略)粗末なチーズッス」
カルパッチョ「へぇ....」パク
カルパッチョ「あぁ....」モグモグ
アンチョビ「....」
アンチョビ「やっぱり....」
アンチョビ「鉄板ナポリタンは最高だな!」
カルパッチョ「どう考えても時代を遡りすぎだったんじゃ....」
45 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 00:03:14.13 ID:p//QqdER0
話のネタ
>>46
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/21(月) 00:10:14.04 ID:ja94f5R40
水着について
47 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 00:20:34.43 ID:p//QqdER0
ペパロニ「姐さんって」
ペパロニ「水着結構たくさん持ってないスか?」
アンチョビ「そうか?」
カルパッチョ「姐さんのフィギュアって水着姿いくつかありますよね」
アンチョビ「フィギュア!?」
ペパロニ「ほらこの....」ガサゴソ
ペパロニ「黒の奴とか」スッ
アンチョビ「ちょっ!?」
アンチョビ「恥ずかしいから出すな!やめろ!」ジタバタ
48 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 00:21:06.88 ID:p//QqdER0
カルパッチョ「小さめの水着なのに堂々と決めポーズなんてして....」
カルパッチョ「意外と大胆なんですね....///」ポッ
アンチョビ「だぁ〜〜〜うるさい!!!」
ペパロニ「これなんて....」ガサゴソ
ペパロニ「ケツ丸見えじゃないっスか!」スッ
アンチョビ「んぎゃああああああ!!!!」
カルパッチョ「誘ってるんですか?」
アンチョビ「そんなわけないだろ!!!」
アンチョビ「フィギュアってこういうものなんだよ!」
49 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 00:23:50.71 ID:p//QqdER0
アンチョビ「というか2番目の奴はお前の方が凄い格好してるだろ!!!」
アンチョビ「カルパッチョだって人のこと言えないし!」
ペパロニ「何が凄いんスか?」ペカー
ペパロニ「あ、このでっかいのは浮輪ですから別に重くないんで凄くないッスよ」
カルパッチョ「私は見られるのもイケるので///」
アンチョビ「こういうやつらだった....」
【完】
50 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 00:24:19.23 ID:p//QqdER0
ネタ
>>51
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2018/05/21(月) 00:24:50.78 ID:ZXidMNgp0
アンチョビ、まほに一目ぼれ
52 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 00:40:06.87 ID:p//QqdER0
アンチョビ「....」キョロキョロ
アンチョビ「....」コソコソ
アンチョビ「....」ジー
アンチョビ「///」チュッ
アンチョビ「ふふっ」
アンチョビ「ふぅ....」ガサゴソ
テクテク
ペパロニ「!!!?!?!??!?!?!?!?!!??!!?!?!???」
53 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 00:40:33.92 ID:p//QqdER0
ペパロニ「カルパッチョぉ!!!!」ドタドタ
カルパッチョ「どうしたのそんなに慌てて」
ペパロニ「姐さんが!姐さんがぁ!!!」
カルパッチョ「姐さんが?」
ペパロニ「女の顔してた!!!!!」
カルパッチョ「!!!?!?!??!?!?!?!?!!??!!?!?!???」ブフーッ!
カルパッチョ「いきなり何言いだすのよあなた!」
54 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 00:41:02.20 ID:p//QqdER0
ペパロニ「さっき....私見ちまったんだ....」
ペパロニ「姐さんが微笑みながら....」
ペパロニ「誰かの写真にキスしてたんだ....」
カルパッチョ「えぇっ!?」
ペパロニ「あれは見間違いじゃあなかった....」
ペパロニ「少し照れながら胸ポケットから写真を取りだし....」
ペパロニ「周りを見回した後こっそり....」
カルパッチョ「あの姐さんがそんなことを....?」
ペパロニ「相手はどこのどいつだ....姐さんを誑かしやがって....」
カルパッチョ「....」
55 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 00:41:46.31 ID:p//QqdER0
カルパッチョ「写真に写ってるのは誰なのか見えなかったの?」
ペパロニ「光が反射して顔は見えなかったんだ....」
ペパロニ「髪型は短くて、制服?みたいなの着て」
ペパロニ「帽子みたいなのかぶってたな」
カルパッチョ「なるほど....」
ペパロニ「誰だか分かったのか!」
56 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 00:42:33.20 ID:p//QqdER0
カルパッチョ「それってもしかしてこの人じゃない?」スッ
ペパロニ「....」ジー
ペパロニ「禿げたおっさんじゃねえか!誰だよこれ!」
カルパッチョ「ドゥーチェことベニート・ムッソリーニよ」
ペパロニ「これにキスしてたら色んな意味でやべえだろ....」
カルパッチョ「でも、ショートカットだしかっちりした格好で帽子までかぶってるわよ?」
ペパロニ「ショートカット超えてるだろこれ!ショートっていうかノーカットじゃねーか!」
57 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 00:44:19.74 ID:p//QqdER0
カルパッチョ「冗談はさておき」
ペパロニ「はぁ....」
カルパッチョ「姐さんがそんなロマンチックでドラマチックなことするってことは....」
カルパッチョ「十中八九恋愛小説からの入れ知恵ね....」
ペパロニ「そんなのはどうでもいいんだよ!」
ペパロニ「問題は相手が誰か、だ!」
カルパッチョ「....」
カルパッチョ「こうなったら....」
ペパロニ「?」
58 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 00:52:55.79 ID:p//QqdER0
ペパロニ「姐さ〜ん!」バタバタ
アンチョビ「うん?なんだペパロニ」
ペパロニ「ちょっとマント貸してください!」
アンチョビ「はぁ?なんでだよ」
ペパロニ「オメガモンごっこしようと思って」
アンチョビ「小学生かお前は!」
ペパロニ「お願いしますよぉ!聖騎士型デジモンになりたいんスよぉ!」
アンチョビ「ったく....汚すなよ?」ヒョイ
ペパロニ「あざーす!」
59 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 00:53:29.11 ID:p//QqdER0
カルパッチョ「失礼します」ガサゴソ
アンチョビ「!?」
アンチョビ「カルパッチョ!?いきなり何してんだ!」
カルパッチョ「あ、あった」スッ
ペパロニ「これが姐さんを虜にした魔性の....」チラ
ペパロニ「?」
カルパッチョ「これって....」
ペパロニ「黒森峰の隊長じゃないッスかぁ!」
アンチョビ「それがどうかしたのか?」
60 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 00:53:57.39 ID:p//QqdER0
カルパッチョ「ということは....」
ペパロニ「姐さんが惚れたのは西住まほ!!?!?!?!?」
アンチョビ「....」
アンチョビ「はああああああああああああ!!?!?!?!?!?!??!」
61 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 00:59:05.27 ID:p//QqdER0
アンチョビ「なるほどな....」
カルパッチョ「この子がそう言い張るので....」
アンチョビ「はぁ....」
アンチョビ「これはな、前に2人で撮った写真だ」
ペパロニ「それに、姐さんが....チ、チッスを....」
アンチョビ「してないって言ってるだろ!」
ペパロニ「嘘ッス!姐さんは確かに写真に顔を近づけた後聖母のような微笑みを浮かべてたッス!」
アンチョビ「どこから見てたんだ?」
ペパロニ「後ろの方ッス!」
カルパッチョ「全然ちゃんと見てないじゃないの!」
アンチョビ「なるほどな....」
アンチョビ「謎は全て解けた!」バーン
62 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 01:10:41.60 ID:p//QqdER0
アンチョビ「あの時確かに私は、この写真を眺めていた」
ペパロニ「ッス!」
アンチョビ「そしたら私たちの後ろに、小さく何か不自然なものが映り込んでいることに気付いたんだ」
カルパッチョ「....それって」
アンチョビ「あぁ、私も少し怖くなってな」
アンチョビ「顔を近づけてよーく見てみたんだ....」
ペパロニ「....」
ペパロニ「ってことはあれって?」
アンチョビ「心霊写真かどうかを念入りに確認してただけだ!」バーン
ペパロニ「そ、そんなわけ....」
63 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 01:11:12.96 ID:p//QqdER0
アンチョビ「ほら、ここ見てみろ」スッ
ペパロニ「....あっ!」ジー
カルパッチョ「確かに何か白っぽい人の顔のようなものが....」ジー
アンチョビ「あぁ、これはおそらく....」
ペパロニ「....」ゴクリ
カルパッチョ「....」ゴクリ
64 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 01:12:12.22 ID:p//QqdER0
アンチョビ「ツーショットを取っている私たちをこっそり眺めている逸見エリカだな」
ペパロニ「えぇ....」
カルパッチョ「あ、だから顔を近づけた後笑ってたんですね」
アンチョビ「だってビビりながら確認したら嫉妬メラメラの逸見エリカだったんだぞ?」
アンチョビ「誰でも笑うだろ」
ペパロニ「そんな....めちゃくちゃなことだったんスか....」
65 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 01:12:48.44 ID:p//QqdER0
アンチョビ「だいたいな、ろくに考えもせず確認もとらないからそんな勘違いするんだ!」
ペパロニ「私、ノリと勢いで生きてるんで!」
カルパッチョ「すみませんでした姐さん、この子のはやとちりで....」
アンチョビ「いや、別にいいんだ」
アンチョビ「迷惑かけられたわけでもないしな」ニコニコ
ペパロニ「それでこそ姐さんッスぅ!」ギュッ
カルパッチョ「まったく、調子いいんだから....」
アンチョビ「....」ニコニコ
66 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 01:14:46.58 ID:p//QqdER0
テクテク
アンチョビ「....」
アンチョビ「まさかペパロニに見られてたとはな....」
アンチョビ「いくら小説のヒロインみたいなことやってみたかったとはいえ....」
アンチョビ「あんなところでするもんじゃないな....」
アンチョビ「....」ガサゴソ
アンチョビ「次からはもう少し人目のつかないところでしないとな....」クスクス
テクテク
【完】
67 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 01:15:14.13 ID:p//QqdER0
ネタ
>>68
68 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/21(月) 01:18:42.87 ID:VMr3LOk9o
予算が底をつきそう
69 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 01:44:15.62 ID:p//QqdER0
アンチョビ「やばいぞ....これはさすがに....」アセアセ
カルパッチョ「そうですね....」ガッカリ
ペパロニ「そッスか?」
アンチョビ「呑気か!」
アンチョビ「お前にはこの予算報告書が見えないのか!?」
ペパロニ「あーふむふむ」
ペパロニ「数字がいっぱいッス!」ペカー
アンチョビ「....カルパッチョ」
カルパッチョ「はい」
70 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 01:44:48.31 ID:p//QqdER0
カルパッチョ「あのねペパロニ」
ペパロニ「うん?」
カルパッチョ「簡単にいうとね、戦車の維持管理どころか」
カルパッチョ「おやつの回数を減らす、というかなくさなきゃいけないくらい予算に余裕がないの」
ペパロニ「それってつまり....」
ペパロニ「やばくないッスか」
アンチョビ「だからそう言ってるだろ!!!」
カルパッチョ「なんとか誤魔化してきたんだけどそれもそろそろ限界で....」
ペパロニ「これは....」
71 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 01:45:23.56 ID:p//QqdER0
ペパロニ「やばげッスね!」
アンチョビ「何かサクッとお金稼げる方法があればいいんだけどなあ....」
カルパッチョ「競馬や競艇は私たちの年齢ではできませんし....」
アンチョビ「いやできたとしてもやらないからな?」
アンチョビ「うーん....」
ペパロニ「ぽへ」ポケー
アンチョビ「....」ジー
72 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 01:45:52.29 ID:p//QqdER0
アンチョビ「お前って黙ってキリっとしてればかなりイケメンだよな」
ペパロニ「それほどでもないッスよ〜」エヘヘ
カルパッチョ「ペパロニにお金持ちのお嬢さんを口説かせて巨額のお金を貸してもらうってどうですか?」
アンチョビ「いやいや〜そりゃ無理だろう!いくら見た目が良くても中身空っぽだぞ!」アハハ
ペパロニ「も〜姐さん酷いッスよぉ〜」アハハ
カルパッチョ「ですよね〜」アハハ
73 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 01:46:55.52 ID:p//QqdER0
〜数日後〜
カルパッチョ「姐さん、サンダースが巨額の融資の話を持ちかけてきたんですけど....」
ペパロニ「ケイさんとちょっと喋ったら」
ペパロニ「なんかいけたッス」
アンチョビ「」
【完】
74 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/21(月) 01:47:23.20 ID:p//QqdER0
本日はここまでです
また来ます
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/21(月) 01:48:42.28 ID:VMr3LOk9o
乙
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/21(月) 19:29:42.78 ID:nLWdk8/qo
乙ー
77 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/24(木) 20:11:24.31 ID:P6mnkASS0
少し間が空きましたがよろしくお願いします
ネタ
>>78
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/24(木) 20:12:13.06 ID:A69fkP9Q0
風呂で体をどこから洗うか
79 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/24(木) 20:34:03.54 ID:P6mnkASS0
アンチョビ「風呂に入ったときどこから洗うか?」
ペパロニ「そうッス!」
アンチョビ「なんでお前にそんなこと教えなきゃいけないんだよ」
ペパロニ「姐さん、甘いッス!」
アンチョビ「はぁ?」
ペパロニ「これは」
ペパロニ「世の女子高生の大好きな心理テストってやつッスよ!」
アンチョビ「なにぃ!?」
ペパロニ「こんなことも知らないなんて姐さんって....ぷっ(笑)」クスクス
アンチョビ「なんだとぉ....!」
80 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/24(木) 20:34:30.13 ID:P6mnkASS0
カルパッチョ「それで、何がわかるんですか?」
ペパロニ「それはあとのお楽しみ〜」ニヤニヤ
アンチョビ「もったいぶりやがって....」
ペパロニ「じゃあまずカルパッチョ!」
カルパッチョ「私?私は....」
81 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/24(木) 20:35:05.59 ID:P6mnkASS0
カルパッチョ「頭ね」
ペパロニ「頭!ふむふむ....」
アンチョビ「なんでだ?」
カルパッチョ「なんというか....頭から洗うのが一番汚れが落ちる気がするので」
アンチョビ「あーまあ確かにな」
ペパロニ「全部洗った後頭洗ったらなんか上から落ちてきそうだな〜」
カルパッチョ「あまり考えたことなかったけど、そんな感じかしら」
ペパロニ「姐さんは?」
アンチョビ「私は....」
82 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/24(木) 20:35:33.59 ID:P6mnkASS0
アンチョビ「腕だな」
ペパロニ「なんでです?」
アンチョビ「なんでって言われても困るな....」
アンチョビ「第一お前は体を洗う時、真剣に順序を考えながらやるのか?」
ペパロニ「いわれてみればそうッスね」
アンチョビ「まあでも、スポンジ持ってない方の腕から洗ってるな」
カルパッチョ「なんとなくスポンジの近くにあるからなんでしょうか?」
アンチョビ「そういうことだろうな」
カルパッチョ「それで、ペパロニはどうなの?」
ペパロニ「私もあんまり考えたことないけど....」
83 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/24(木) 20:36:10.07 ID:P6mnkASS0
ペパロニ「やっぱ胸の下の方だな!」
アンチョビ「....」
カルパッチョ「....」
ペパロニ「いや〜夏場とかになると特にここが蒸れちゃうんスよ〜」
ペパロニ「姐さんもそんなことないッスか?」
アンチョビ「....」
ペパロニ「....」
ペパロニ「え?」
84 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/24(木) 20:36:37.20 ID:P6mnkASS0
カルパッチョ「それで、最初に洗う場所から何がわかるの?」
ペパロニ「....」
ペパロニ「?」ポケー
アンチョビ「は?」
ペパロニ「忘れたッス!」ペカー
アンチョビ「お前が言い出しっぺなんだから覚えとけよ!」
カルパッチョ「あなたが忘れたら誰もわからないじゃない....」
ペパロニ「まーまーこうしてお互いの秘密をさらけ出したところで」
ペパロニ「銭湯にでも行ってさっき言ったとこをみんなで洗いっこしましょう!」
アンチョビ「お前の胸の下なんか洗いたくないわ!」
【完】
85 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/24(木) 20:37:43.54 ID:P6mnkASS0
もっとぶっとんだのでもいいので気にせず好きなのをください
話のネタ
>>86
86 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/24(木) 20:41:23.98 ID:rInFtvc5O
リラックスする体勢
87 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/24(木) 20:55:28.20 ID:P6mnkASS0
アンチョビ「さーて今日も戦車道頑張」
〈右足〉〈左足〉
アンチョビ「....」ビク
アンチョビ「....」ジー
アンチョビ「うわぁCV33から人の足が2本出てる!!!!」
カルパッチョ「あ、姐さんこんにちは」
アンチョビ「お前戦車の中で犬上家やるな!!!」
カルパッチョ「いぬがみけ....?」
アンチョビ「足2本突き出してただろ!」
カルパッチョ「そんな技名があったんですね....」
アンチョビ「技名っていうかなんというか....」
88 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/24(木) 20:55:55.88 ID:P6mnkASS0
アンチョビ「あんなことしたら危ないだろ?」
カルパッチョ「いえ私、あの姿勢が一番リラックスできるんです」
アンチョビ「嘘つけ!頭に血が上ってリラックスどころじゃないだろ!」
カルパッチョ「あれを続けていると」
カルパッチョ「だんだん頭がぼんやりしてきてフワフワになって」
カルパッチョ「気持ちいいんです!」
アンチョビ「怖い!!!」
アンチョビ「それいつもやってるのか?何か悩み事あったら聞くぞ」
カルパッチョ「本当ですよ?」
アンチョビ「なおのこと心配になるわ」
89 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/24(木) 20:56:40.28 ID:P6mnkASS0
キュラキュラキュラキュラ
アンチョビ「ん?早いな、もう誰かが戦車動かし」
ペパロニ
〈戦車〉〈戦車〉
アンチョビ「うわぁ動いてる2台のCV33の間で体幹トレーニングするときのあの横向いて腕と足先で体支えるやつやって橋みたいになってる!!!!」
ペパロニ「あ、姐さんお先ッス」
アンチョビ「私があとからするみたいな言い方やめろ!」
アンチョビ「お前はサッカー選手か!!!」
ペパロニ「いやでも私この体勢が一番リラックスできるんスよ」
アンチョビ「嘘つけ!体幹トレのメニューなんだからきつくてそれどころじゃないだろ!」
ペパロニ「このいつ落ちて戦車に巻き込まれるかわからないスリルがいいんスよ!」
アンチョビ「スリルってリラックスの対極に位置する言葉だよな?」
アンチョビ「私がおかしいのか?」
90 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/24(木) 20:57:46.89 ID:P6mnkASS0
カルパッチョ「それで、姐さんはどういう体勢が一番リラックスできますか?」
アンチョビ「この流れで?私お前らみたいにパンチの効いた体勢知らないぞ?」
ペパロニ「別に私たちみたいに普通のでいいんスよ?」
アンチョビ「(普通とは)」
アンチョビ「そうだな....私はやっぱり....」
〈右足〉〈左足〉〈右足〉〈左足〉
アンチョビ「いや2人して犬上家すんな!!!」
【完】
91 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/24(木) 20:58:31.80 ID:P6mnkASS0
話のネタ
>>92
92 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/24(木) 21:00:32.25 ID:A69fkP9Q0
好きなラーメン
93 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/24(木) 21:33:18.12 ID:P6mnkASS0
ペパロニ「私、イタリア料理は極めた感があるんで新たな境地に挑戦したいッス」
カルパッチョ「あなたも言うようになったわね」
アンチョビ「まあ極めたかはさておき....」
アンチョビ「可能性を広げるってのはいいことだと思うぞ」
ペパロニ「姐さん!」
カルパッチョ「具体的にはどういうものに挑戦したいの?」
ペパロニ「私は鉄腕DA○Hを見て決めたッス」
ペパロニ「ラーメンを作ると!!!」バーン
アンチョビ「あの企画やってたの結構前だろ....」
ペパロニ「テレビ見ながら思ったことを昨日思い出したんス」ポケー
カルパッチョ「相変わらずね....」
94 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/24(木) 21:33:52.88 ID:P6mnkASS0
ペパロニ「問題は味なんスよねぇ....」
アンチョビ「(ラーメン自体は作れる自信あるんだな....)」
カルパッチョ「(まあこの子料理だけは本当に上手いですし....)」
アンチョビ「お前の好きな味にすればいいだろ?」
ペパロニ「私はもちろん油ギシギシの超濃厚とんこつラーメンがいいんスけど」
ペパロニ「豚の背脂に牛ラード、バターまでどっさり入れちゃうッス!」
アンチョビ「ォェ....」
カルパッチョ「ギシギシって料理に使う擬音じゃないでしょ」
ペパロニ「色んな層に食べてもらうにはちょっとパンチが強すぎる気もするんスよね〜」
アンチョビ「珍しく正論だな」
95 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/24(木) 21:34:19.96 ID:P6mnkASS0
ペパロニ「姐さんは何がいいと思いますか?」
アンチョビ「味噌だな」
アンチョビ「塩一択だろ!」
アンチョビ「あれこそラーメンの本当の味を楽しめる唯一無二の味だ!!!」バーン
アンチョビ「具材はなし!スープと麺のみで勝負だ!」
ペパロニ「なるほど....」メモメモ
カルパッチョ「(姐さん意外とこだわりが強いのね....)」
ペパロニ「カルパッチョは?」
カルパッチョ「私はやっぱり醤油ね」
カルパッチョ「ラーメンの基礎こそ醤油、醤油に非ずんばラーメンに非ず!」
ペパロニ「ふむふむ....」メモメモ
アンチョビ「(結構こだわりがあるんだな....)」
96 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/24(木) 21:34:48.92 ID:P6mnkASS0
ペパロニ「ってことでこれ試作品ッス」ヒョイ
カルパッチョ「結局何にしたの?」
ペパロニ「それは食べてのお楽しみッス!」ニッコリ
アンチョビ「ったく....」
アンチョビ「いただきます」
アンチョビ「....」ズズ
アンチョビ「なるほど....」
アンチョビ「1口目の最初からガツンと感じる背油の旨み....」
アンチョビ「しかし徐々に醤油と味噌のコクがいやわからん!!!!」
カルパッチョ「全部混ぜたのね....」
ペパロニ「『可能性を広げるのはいいこと』という姐さんのお言葉に従いました!」
アンチョビ「前衛的過ぎるだろ....」
【完】
97 :
◆bL5b7ovQmQ
[saga]:2018/05/24(木) 21:36:02.78 ID:P6mnkASS0
短いんですが本日はここまでです
近いうちにまた来ます
98 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/05/25(金) 17:38:27.08 ID:bwQ26bkLo
乙ー
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