五十嵐響子「紐帯」

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57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/05(土) 20:28:45.66 ID:k1wvg8uj0
「僕だって」

 声が震えるのを押しとどめようとして、中々収まらなかった。

「響子のことが好きだ」
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/05(土) 20:29:35.66 ID:k1wvg8uj0
「ずっと好きだったんだ」

 どうしてか、泣いてしまいそうになっている。

 言葉にして初めて理解できることがあった。

 不安で、恐ろしくて、寄る辺を失ってしまったような心地がした。

 彼女も同じようなことを感じていたのだろうか。そんなことを思った。
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/05(土) 20:30:14.33 ID:k1wvg8uj0
「P、さん」

 呆けた表情をして、彼女が僕を見つめていた。

 目があってしまう。

 そうして綺麗な顔をくしゃくしゃにゆがめて、恐らく彼女も僕の痛みを悟った。

 なにかを言おうと口を開いて、なにも話せなかった。

 彼女の瞳が、またしても潤う。


 本当に好きだった。
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/05(土) 20:31:18.80 ID:k1wvg8uj0
 ずっと痛かった。

 その視線や、線の細い輪郭や、愛らしい声さえ。

 それとまったく同じだけ、愛おしい。
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/05(土) 20:31:56.08 ID:k1wvg8uj0
 この感情を、なんというのだろう。

 お互いに相手を想っていることが判明した今、どうしてこんなに苦しいのだろうか。
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/05(土) 20:32:35.44 ID:k1wvg8uj0
 僕と彼女には立場がある。

 彼女がアイドルとして、僕がプロデューサーとしていなければ、そもそも出会うことも想いあうこともなかった。

 時に呪わしく感じられるそれが、しかし二人にとっての紐帯に他ならなかった。
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/05(土) 20:33:04.46 ID:k1wvg8uj0
「でも、響子には未来がある」

 静かに、言い含めるように伝えた。
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/05(土) 20:33:56.86 ID:k1wvg8uj0
 僕と彼女はもう、昨日までの関係に戻ることはできない。

 なにも知らないふりをして笑いあうことは生涯叶わない。

 お互いに抱えているものの中身を知ってしまった今、最も憂慮すべきことは、彼女のこれからの活動だった。


 この苦しみによって、無垢な笑顔を曇らせてしまわないだろうか。

 華々しい未来に、影が差してしまわないだろうか。

 当たり前のように享受できていた日常が、「つぎ」の瞬間には立ち消えてしまわないだろうか。

 いつ訪れるとも知れない「つぎ」が、怖かった。
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/05(土) 20:34:39.34 ID:k1wvg8uj0
 彼女のことが、なによりも大切だった。

 それ以上に恐ろしいのは、彼女の輝きが減じられてしまうことだった。

 彼女の誇りに、これまでに欠かすことなく続けてきた努力や、背負い続けてきた夢に、傷を付けたくない。


 いつまでも、彼女の支えでありたかった。

 それでも彼女のことが、心の底から好きだった。
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/05(土) 20:35:08.02 ID:k1wvg8uj0
 一体、僕はどうすればよかったのだろう。
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/05(土) 20:35:40.79 ID:k1wvg8uj0
 ふと、握りしめられている方の手に、温かな圧力を感じる。

 彼女は自らのその柔らかな手指に、僅かに力を籠めていた。
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/05(土) 20:36:27.28 ID:k1wvg8uj0
「車に乗って、息抜きをするのが好きでした」

 涙の滲んだ声が聞こえる。

「私のために気を回して、それを全然鼻にかけることもしないで、Pさんは笑っていてくれました」

「とても、嬉しかったです」
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/05(土) 20:37:23.95 ID:k1wvg8uj0
「人気の出なかった私を、未熟だった私を見捨てることもしないでくれました」

「ずっと一緒に頑張ってくれました、頑張っているところを見ていてくれました」

「とても、嬉しかったです」

 彼女の手の温かみが、ひかりのように優しく包んでくれている。
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/05(土) 20:38:53.67 ID:k1wvg8uj0
「正直に言うと、苦しいです」

「人をこれほど好きになるのも、その人に好きと言ってもらえるのも、すべて」


「でも私はこの苦しみさえ、愛おしく思います」

 あなたとだから、耐えることのできる痛みです。

 まぶたを赤く腫らしながら、彼女は小さく微笑んだ。
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/05(土) 20:39:52.47 ID:k1wvg8uj0
 僕は彼女になにごとかを伝えたくて仕方がなかった。

 うまくまとまらない言葉を、なんとかして。

 それでも口を開いてしまうと、ぼろぼろに泣いてしまう予感があった。


「私はこれからもアイドルを続けます。叶えたい夢も、歌いたい歌も、まだまだたくさんあります」

「でも、どれも私一人ではどうにもできないことが多くて、」
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/05(土) 20:40:38.10 ID:k1wvg8uj0
「やっぱり、私のプロデューサーは、あなたでなければ、だめみたいです」

 困ったように、嬉しそうに、笑い声を零した。

 とうとう我慢することができなくて、僕は少しだけ泣いてしまう。
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/05(土) 20:41:24.54 ID:k1wvg8uj0
 視界がぼやけている僕の手を優しく取って、温め続けてくれる。

「Pさんも、苦しいですか」

 優しい声が降る。

「ああ」

 やっとの思いでそう答えると、ゆっくりと彼女は頷いた。
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/05(土) 20:42:10.12 ID:k1wvg8uj0
「よろしければ、私と一緒に耐えていただけませんか」


 壊れものに触れるようにそっと、彼女が囁いた。

 小さな家事のやり取りに。受け取った言葉の温かさに。

 僕は本当に彼女に救われてばかりだった。僅かでも、彼女に報いたかった。
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/05(土) 20:42:54.28 ID:k1wvg8uj0
「どうか、任せてほしい」

 僕が頷くと、彼女の頬に朱が差した。

 照れたように、愛らしくはにかんでいる。
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/05(土) 20:43:43.27 ID:k1wvg8uj0
 二人で負ったこの痛みが、いつまでも消えることなく二人だけのものであればいい。

 そればかりを祈った。
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/05(土) 20:44:20.22 ID:k1wvg8uj0
 やがて彼女は日本を代表するアイドルとして、海外でも何度かライブツアーを敢行できる程度には大きな存在になった。

 そうしてトップアイドルと呼ばれるようになり、一時代を牽引する一人になった。

 屈託のない笑顔を浮かべて、多くの憧れを集めた。


 どれだけ人気が出ようと、彼女は家事を続けることをやめなかった。

 いつになっても変わらず、細やかな心遣いが伺えた。

 それは分け隔てることなく、僕にも向けられていた。
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/05(土) 20:45:20.56 ID:k1wvg8uj0
 あの夜を越えても、まるでなにもなかったように、僕と彼女はいた。

 そう振舞おうと決めたわけではなく、あくまで自然に過ごすことにした結果、以前と比べて大した変化が生まれなかっただけだった。

 共に仕事をこなし、難題に向きあい、冗談を交わした。

 なんでもない瞬間に視線がぶつかることは、少しだけ増えた。


 息抜きも、依然として続いていた。

 彼女の仕事がいよいよ忙しくなったおかげで、もうめっきりと頻度は落ち込んでしまったけど、それでも僅かな隙間を縫うようにして。

 そうして今年も、もう何度目か数えることもやめてしまった春が再び訪れた。
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/05/05(土) 20:47:22.61 ID:k1wvg8uj0
 普段ならもうとっくに上がっている筈なのに、と思った矢先のことだった。
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 20:48:53.88 ID:k1wvg8uj0
 ラジオの収録を終えてスタジオから彼女が出てきたのは、午後の十時を少し回った頃だった。

 スタッフ用の出口から歩いてきた彼女がこちらに気付いて、少し駆け足気味にやってくる。

「Pさん?」

「お疲れさま」

 元々スタジオから直帰というスケジュールだったせいか、彼女は驚いているようだった。

「なにかトラブルでもありましたか?」

 僕は首を横に振った。 

「そういうわけじゃないんだ」

 要領を得ることができず、彼女が首を傾げる。
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 20:49:53.72 ID:k1wvg8uj0
「もう少し遅いかもしれないけど、これから桜を見に行かないか?」

 そう誘うと彼女は、あっとした表情を浮かべて、すぐに笑顔に変わっていった。

 そうして、柔らかく頷いてくれる。


 久々の息抜きに選んだのは、花見だった。
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 20:51:03.55 ID:k1wvg8uj0
「軽いものを食べたので、大丈夫です」

 夕食になにを摂ったかを尋ねると、彼女は気まずそうに笑った。

 スケジュールが押していたせいで、ろくろく食べることができなかったらしい。

 結局、そのまま車を走らせることになった。
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 20:51:32.33 ID:k1wvg8uj0
 目的の場所には、日付が変わる少し前に辿り着いた。
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 20:52:27.15 ID:k1wvg8uj0
 訪れてみると、桜はもう殆どが散ってしまっていた。

 黒々とした幹には薄桃の花弁に交じって、緑の葉が目立ち始めている。

 振り落ちた花弁に彩られた遊歩道を並んで歩いた。
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 20:53:20.44 ID:k1wvg8uj0
 今年は開花が例年より少し早かった、とか。

 今年の桜は、これはこれで綺麗だ、とか。

 そういえばいつかの年は信じられないくらい満開に咲いていて凄かった、とか。

 たしかその年は全国のライブツアーに出演した、とか。


 桜の記憶が枝葉を伸ばして、どちらともなく思い出を話しあった。
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 20:54:25.72 ID:k1wvg8uj0
 彼女がアイドルを引退し、女優に転身することを表明して、業界は少なからず揺れた。

 会見の席で、未だに人気が衰えていないのにどうしてそう決断したのかと記者から問われて、彼女は小さく笑った。

 小さく笑って、決めていたことなのだと答えた。


 彼女は三十歳に差し掛かろうとしていた。

 産まれてからアイドルに至るまでの年月と殆ど同じだけ、彼女はステージに立ち、夢を配り歩いた。
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 20:56:07.73 ID:k1wvg8uj0
 人気に衰えがないとはいえ、今の彼女はもう昔のようには振舞えない。

 それは彼女自身が一番わかっていることだった。

 彼女はひとたび完成したその姿から、緩やかな下り坂を歩くようにして、綺麗に失っていった。

 その都度、今の自分にできることを考えて、最後の瞬間まで美しくあった。
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 20:56:56.96 ID:k1wvg8uj0
 焦ることも、恐れることもしなかった。

 実際僕に対して引退を考えていると打ち明けてくれた時も、晴れやかな表情をしていた。

 彼女は最終的に、自分というアイドルの在り方に満足していたようだった。


 どれだけ労っても、労いきれない。
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 20:58:02.28 ID:k1wvg8uj0
「楽しかったです」

 彼女はそれだけ呟いた。

 浮かべる笑みには、どこかかげりがある。

「楽しかった」

 僕はそう言葉を返した。

 僕と彼女は、世界の最果てにあるような小さなベンチに隣りあって座った。

 ナトリウムランプの灯りが、空間を暖かく染めている。

 時計を見ると、ちょうど日付が変わった瞬間だった。
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 20:59:39.66 ID:k1wvg8uj0
 彼女は僕に、これからの展望を聞かせてくれた。

 彼女はいつだって多くの夢を抱えている。

 舞台や映画に立つ機会を増やしたいこと。いつかは指導する立場にもなってみたいこと。

 皆にひかりを振りまける存在でありたいこと。誰しもに勇気を与えられるようになりたいこと。


 今の彼女なら、なんだって叶えられる。
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 21:00:58.75 ID:k1wvg8uj0
「Pさんは、まだうちの会社に?」

「うん、そのつもり」

「また、プロデューサーさんですか?」

「いいや」

 小さくかぶりを振る。

「少しだけど昇進することになった。事務所仕事が増えるらしい」

「そうですか」

 彼女はくすぐったそうに笑った。
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 21:02:04.72 ID:k1wvg8uj0
 彼女はプロダクションを離れるわけではなく、同じ会社の中にある違う部署に籍を置くことになる。

 ただ、建物の中ですれ違うことはあっても、ろくろく話すことさえ叶わなくなる。

 活躍する場所も、働き方も、働く時間帯さえずれてしまう。
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 21:03:42.24 ID:k1wvg8uj0
「つぎは、もう少し見頃に来ようか」

 僕はそう提案した。
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 21:05:16.20 ID:k1wvg8uj0
 咲き残っている夜桜に見惚れていた彼女が、こちらへ振り向いた。

 赤みがかった髪に、花弁が一枚乗っている。


「つぎ、ですか」

 言葉をなぞるように、彼女は繰り返した。

「うん」
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 21:06:20.57 ID:k1wvg8uj0
 それから暫く間があった。

 降りしきる桜だけが、僕たちの周りを舞っていた。


「はい」

 ごく短い返事と共に、大人びた表情がほころんでいく。

 彼女の表情に、いつかの面影があった。
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 21:06:58.96 ID:k1wvg8uj0
 それから実に十年振りくらいに、彼女が涙を零す姿を見た。
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 21:09:06.50 ID:k1wvg8uj0
 車を停めている場所までの帰り道を歩きながら、ふと彼女が僕の顔を覗き込んだ。

 高揚する心を、なんとか押しとどめようとしているようだった。

「指切り、しませんか」

 愛らしくはにかみながら、彼女が小指を立てて、僕の前に差し出してくる。

「うん、なにを?」

 僕は、人懐こい笑みを浮かべる彼女に尋ねた。
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 21:10:34.47 ID:k1wvg8uj0
「つぎも、そのつぎも、これから先ずっと、一緒に来ましょう」


 ささやかで、彼女らしい約束だった。

 温かな感情が、ふくふくと沸いてくる。

「いいよ」

 僕も手を差し出して、静かに指を絡ませた。

「ずっと、ずっと、約束しよう」
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 21:11:19.09 ID:k1wvg8uj0
 僕たちは桜の樹の下で、子供のように永遠を願った。
100 : ◆K5gei8GTyk [saga]:2018/05/05(土) 21:12:54.19 ID:k1wvg8uj0
 以上になります。
 読んでくださり、ありがとうございました。
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/05(土) 21:22:04.66 ID:YY79dx2DO


ってか生殺しかよおぉぉぉぉぉぉ!!
いや、これはこれで悪くないと言うか雰囲気は好きだけどさぁ……
このなんとも言えないお預けくらった感がもう、ね……

とりま乙、良いもん読ませてもらった
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/05(土) 23:25:25.46 ID:YxE11fTn0
いいSSだった
響子ちゃんかわいいからね、毎年桜観にいくしかないね
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/06(日) 00:39:33.63 ID:9oPJH5+bo
いい響子ちゃんでした
好き
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/06(日) 02:59:22.20 ID:torC2Etto
タイトルが読めない
ググったけどよくわからない
赤い糸的なものか?
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/06(日) 05:10:40.01 ID:TBdRFYWHo
乙乙
こういう文体すき
素敵な響子ちゃんをありがとうございます
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/06(日) 21:28:44.77 ID:ymlkGjAs0
>>104ちゅうたい
帯のごとく紐のごとくしかと結ばれた厚い絆
そんな意をこめたタイトルと思われるよ
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