【安価】貴方が紡ぐ神和の物語【コンマ】

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102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/02(水) 17:49:32.70 ID:EQd1dZP/0
長距離疾走
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/02(水) 17:52:43.19 ID:ln2W1wd+0
体力・1500/1500 
気力・620/620 上昇
攻撃・324 
防御・150
速度・100

五月二日目が終わりました。

これより五月三日を始めます。

【五月三日目】
行動一回目:安価↓1
行動二回目:安価↓2
行動三回目:安価↓3

【鍛錬】身体能力を上げる。
【散歩】周囲を探索
【遠出】別の土地へ移動します。【一日の消費】
【会話】知り合った人間と会話が行えます。
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/02(水) 18:04:33.53 ID:ecidD40ZO
会話
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/02(水) 18:47:41.48 ID:vkX/cTW+O
遠出
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/02(水) 18:48:56.56 ID:HOHbwYPUo
探索
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/02(水) 19:42:18.76 ID:ln2W1wd+0
【会話】を行います。


・古部義三 友好度:――
・初女 友好度:――
・室生麝香丸 友好度:95
・リツ 友好度:95 好感度:92
・墓村塵ノ介 友好度:85
・焔 友好度:64 好感度:20
・以蔵 友好度:――
・白い女 友好度:26 好感度:02


安価↓2で決定。
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/02(水) 19:45:06.83 ID:nAgAAeTK0
ふみ
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/02(水) 19:54:05.43 ID:/kVdpO65o
白い女
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/02(水) 20:10:41.79 ID:ln2W1wd+0

「うむ………」

あの白い女に羽織を貸したままだった。
返してもらえぬか、今一度河原へと足を運ぶと。

「なーなななー、ななーなーなー」

鼻歌を歌いながら、再び河原で遊ぶ白い女。
しかも、今度は義孝の羽織を着たままだ。

「……おい、あんた」

「ん?あ、えっと………だれだっけ?」

面と向かって誰とは失礼な。
そうは思ったが、先日名乗っていなかった事を思い出す。

「俺は古部義孝。昨日あんたに羽織を貸したものだが」

「あー、これ。そーだ、おにーさん。ろーげつとあったことあるね」

「………ろーげつ?」

「うん、ろーげつのなまえ。おにーさんは、よしたか?」

「あぁ、俺は義孝だ」

「よーしたかー、よーしたかー」

リズムに乗せて、義孝の名前で歌う。

「……それよりも、あんた、また服が濡れてる」

「んー?べつにいいんだー。ろーげつはみずあびしてるだけだから」

「水浴び? 家は?」

「んー、いえはねー。あっち。にしにあるんだー」

そう言って、西の地を指した。
西の地は技術者が揃う土地だ。

絡繰機巧を作る技巧師、或いは主に仕える忍者、罪人を罰する処刑人も存在する。

「うーんとね、なんかだれかをつれてこいっていってたから、あそびながらだれにしようかかんがえてたんだー」

「何だ、勧誘か?」

「うん!!おにーさんはきのうみて、だめー、なひとだったから」

「……何処を基準に駄目と言われたんだろうか」

勝手に選定されて駄目とは、せめて何を以て駄目とされたのが気になるところだ。

「じぃー」

「………」

何故か、また見られている義孝。
白い女、ろうげつの判断は………。

補正〈覇砂羅+3〉
1〜3「だめだねー」
4〜6「う?なんかきのーとちがう?」
7〜9「あれ?だめじゃない?」
0???

コンマ↓1

111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/02(水) 20:11:37.13 ID:/62xvdxlo
はい
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/02(水) 20:19:30.27 ID:ln2W1wd+0


「う?きのーとなんかちがう?」
「だから、一体何を基準にして言ってるんだ?」
「うーんとね。つかれなさそーなからだをしてるしー」
「?」
「どーしよっかなー………でもなー」
「何だか良く分からないが、嫌ならやめた方が良いぞ」
「……うーん、そーだね!!うん、そーだそーだ!!」
そーだ、そーだ、と言いながら、ろうげつはその場から去って行く。



ろうげつ
友好度:27
好感度:05




113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/02(水) 22:09:52.33 ID:ln2W1wd+0
申し訳ない、今日はここまで。
明日は早く出来る予定。
【遠出】選択なので一応は選択する土地の詳細を置いていきます。


東の地
神州和総国を支える将軍様が住む和総城を中心とした地域。
他の地よりも技術力は低いが、警備も固い為に犯罪率も低い。
極めて標準的であるが、将軍様を敵にする者、邪神を信仰する者も多い。
その為、安全性は高いが危険度も高い地域として認知されている。
技術力:60
犯罪率:10
人口数:70
安全度:70
危険度:60



西の地
多くの技術者が集う文化地域。
機巧種を作る技巧師、主に仕える忍者の他、刀を鍛える刀匠や鬼を研究し新たな発展を望む研究者など居る。
噂ではあるが召喚術を軸にした陰陽師の末裔や、獣の細胞を取り入れた獣人なども存在する。
この地域は多くの鬼が出現する為に危険度が高く、稀に天から龍が見える事もある。
また、この地域には処刑場があり、処刑人を算出する家系である山田家がある。
技術力:80
犯罪率:70
人口数:70
安全度:50
危険度:75

北の地
武士や貴族と言った和総に根付く者らが多い地域。
北の地である為か唯一海辺が存在し、漁業率も極めて高い。
が、海岸から見える島は初めて鬼が誕生したとされる鬼ヶ島が存在。
海流が逆巻いてる為か現在の技術では鬼ヶ島への到達は不可能である為に、誰も鬼ヶ島へと行った事が無い。
技術力:50
犯罪率:30
人口数:50
安全度:60
危険度:30


南の地
多くの乞食や孤児、年老いた老人や盗賊などが多い地域。
老人を捨てる姥捨山や年中火山灰が積もる土地、盗賊の住み場ややくざが多い。
その為、滅多な用が無ければ誰も立ち入る事の無い、弱肉強食を体現した様な場所である。
荒れた人間が多い為か、鬼と言った怪物が少なく、鬼に襲われると言う危険性は無い。
技術力:10
犯罪率:90
人口数:80
安全度:10
危険度:90


こんな感じです。
明日には【遠出】で何れの地域に向かいますので、何処が良いか考えておいて下さい。
質問等あったら受け付けておりますので、気軽にご投稿ください。

114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/02(水) 22:13:36.91 ID:YXeS//fAO
乙ー
墓村さん家とはもうコミュできないとかはないですよね?
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/02(水) 22:27:04.05 ID:ln2W1wd+0
>>114
墓村家の剣術を覚えない事に決めただけで、普通に会話等の接触は可能です。
ただ、墓村家の客人である火男が鍛える炎を司る宝刀の入手が難しくなりました。

116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/02(水) 22:38:05.08 ID:TS0yGSU9O
なるほど理解しました…
ならばよし!自らが流派を生むなら他人の尾を使う必要なし!
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/02(水) 23:36:55.26 ID:ecidD40ZO
そのうちバトル安価要素出てくるんだろうか
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/02(水) 23:50:00.33 ID:ln2W1wd+0
>>117
バトル展開は考えているんですが…実の所迷っているんですよね。

二つ程バトル要素を考えておりまして、
・字の文+コンマ&安価判定での行動
・FateExtraの様なゲームシステム
のどちらかを考えておりまして。


字の文であった場合、細かい情報を明確に伝える事が出来たり、臨場感を出したり出来るんですが、何分字の文を書くに当たって長すぎるし書くにも時間が掛かる、その分ダレてしまうと言うデメリットが出来てしまいます。

Extraの様なゲームシステム、予め攻撃行動を選択する方法であれば簡単かつ早めに行えるのですが、しかしバトルが簡素になってしまいます。


未だバトルになりそうな展開では無いので、じっくり考える事が出来ますが、もし戦闘が始まった場合は上記の二つ、あるいはそれ以外になるやもしれません。
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/03(木) 00:13:12.33 ID:nBKMQ6d8O
簡素でいいよ
バトル描写に精出すと絶対エタる
バトルの様子は擬音とキャラの台詞で表現すればおk
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/03(木) 18:31:31.66 ID:8Qfn8Eat0
それじゃあ始めようと思います。
が、更新が遅いので気が付いたら確認する様な感じでお願いします。
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/03(木) 18:35:56.03 ID:8Qfn8Eat0

義孝は思う。世界を見てみたいと。色々な地へと赴き、体験をしたいと。

火炎一刀流の誘いを断ち切った時から、何となくその様な事ばかりを考えていた。

今、自分の身分を甘んじれば、それなりの地位に就けるだろう。

だが、義孝は北の地以外何も知らない。なのに、その地に定めるとは聊か総計ではないだろうか、と。

故に義孝は北の地から離れる事にした、見識を広め、自らの道を進みたいと思ったのだ。

だから、義孝の行動は早かった。自らの家に戻り、荷造りをすると、父親にこう言った。

「父上、紹介文を下され」

「義孝よ、この地を離れるのか?」

「自らがどれ程小さき存在か、知る為に自分は他の地に赴きたいと思いまする」

「………そうか、お前がそう決めたのならば、何も言うまい」

そう言い、古部義三は三つ、紹介文を取り出す。

「一つは十河家、変り者であり百騎隊の第六十二番に属する者、そして変態である」

「一つは鬼瓦家、修道者であり武術の達人であり被虐の性癖を持つ変態である」

「一つは武原家、唯一百騎隊の中では十八番に属する剣術の達人、変態である」

「さぁ、息子よ、一体どれを選ぶ?」


十河家:場所【南】
鬼瓦家:場所【西】
武原家:場所【東】

安価↓2


122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/03(木) 19:00:08.55 ID:42YAH/BvO
ふみ
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/03(木) 19:09:56.24 ID:9yejnO8fO
変態しかいないのか
3
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/03(木) 19:43:00.79 ID:G7aMlKHKO
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/03(木) 21:21:59.08 ID:lGUyfwL00
変態ばっかじゃないか

もしかして類友なんじゃなかろうかww
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/03(木) 21:41:54.60 ID:8Qfn8Eat0

武原家の当主、武原重国と出会います。
【五月三日】から【五月四日】へ移行します。

東の地。

穏やかな空気が流れる土地。

北の地は冷気と言った涼やかな地であったが、この地は春の芽吹きの様に晴れやかな日差しであった。

一日をかけて移動を行い、和総城の近く、家臣が住むとされる屋敷前へとやって来る。

「頼もう」

そう呼び掛けて、扉が開く。

「ようこそ、御客人さま」

と、女中の使用人が顔を出す。

頭を下げると、使用人が部屋へと通した。

「申し訳ありません、本来ならば旦那様との顔合わせもありましょうが……今は仕事で」

「いえ、こちらが押しかけて来た身です。当主・重国殿が帰ってくれば、自分から挨拶に向かいます故に」

「そうですか、では、今日は此方でお休み下さい」

そう言われて、客人の部屋に義孝は泊まる事になる。

「……ここが、東の地」

義孝は気合を入れて天を仰ぎ見た。



127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/03(木) 21:58:34.62 ID:8Qfn8Eat0
「ん?」

天を仰ぎ見た。
すると、天を舞う蛇が居た。

あれは一体と思った矢先。
鐘が鳴った。

辺りが騒ぎになる。
どうやら、警報の様だ。

「御客人、申し訳ないですが、緊急を要します故、急いで逃げる準備を」

「……一体何が?」

「龍です」

使用人は言った。
龍。
この地に人が住まうよりも先に存在した幻想の生物である。

「近づけば火で焼き殺されます。咆哮は建物を破壊し、とても恐ろしい生物です」

「そうか………」

しかし、何故か驚かなかった。

それ所か、龍とは別の闘気を感じ入れた。

「ッ」

体が動く。

「御客人!?」

使用人が呼ぶ。
しかし、止まらない。

高揚とするこの気配。
研ぎ澄まされた戦意、それを突き付けるかの様に。

気が付けば、和総城の曲輪へと顔を出している。
周囲には和総城を守る兵士が居るが、彼らに闘気は感じられない。

「美しく舞う龍よ。其方は美しく、可憐で、優美である」

そして、兵士の中心に、その男は居た。

白髪を掻き揚げた髪型。歳は五十を過ぎ顔に皺がある。

服は黒色の羽織、その腰に佇む小刀と刀。

「だがそれ故に、其方は凶暴であり無粋であり忌むべき敵であった」

刀を引き抜く。
その刀身は、白い霊気に包まれた。

揺らめく気は一太刀の様に鋭利さを宿し―――。

「せめて、我が剣の糧として、潔く、儚く、花の様に散るが良い」

―――一撃。

刀を振った。何百と言う飛距離差があると言うに、その刀の軌跡は龍を捉えた。
首を断ち、真っ逆さまに落ちる龍の最期を見る事無く、その男は龍を背にする。

「これぞ【辰墜】、竜殺しの剣である」

そして、その男と、義孝は目を合わせた。

「其方が、古部殿の息子か」

「貴方は………」

「儂か、儂は武原重国。其方の親父殿は、儂を変態だと言っていただろう」

「貴方が、武原重国………」

「うむ、まぁ。華やかさは無い戦場ではあるが」
「ようこそ、東の地。和総城を守護せし本陣へ」


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