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「ラブライブ×イナイレ〜11人の女神の奇跡〜」前半
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542 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/06(日) 12:25:19.81 ID:lVGD7lpRO
凛「希ちゃん絵里ちゃんお帰…」ワシッ
凛「………へ?」
希「ワシワシー!!!!」ワシワシ
凛「な、なんでなんで!?」ジタバタ
希「試合が終わったらワシワシって言ったやん?」ワシワシ
凛「にゃーー!!ごめんにゃ!ごめんにゃぁ!!」ジタバタ
ツバサあんじゅ「…………」
エレナ「ツバサ、やることがあるだろう?」
ツバサ「!ええ、その通りよ」
コホン
ツバサ「音の木坂の皆さん」
ツバサ「今からこのあいだの練習試合の件について説明したいと思います」
「「「「「……」」」」」」 ゴクリ
543 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/06(日) 12:26:17.84 ID:lVGD7lpRO
ツバサ「………西木野さんはいるわよね?」
穂乃果「は、はい! もちろん」
真姫「私が……関係あるの?」
ツバサ「あなた、家が厳しくてサッカーできなかったらしいわね」
穂乃果「そうだったの!?」
にこ(家の事情ってそういうこと……)
ツバサ「あら?知らなかったの?」
穂乃果「は、はい…ってあれ?」
穂乃果「……じゃあなんで」
ツバサ「【ファイアトルネード】が使えるのか……」
凛「そうにゃそうにゃ!」
ツバサ「彼女の近所にあるお爺さんが住んでいて、その人に教わっていたらしいわ」
真姫(そんなに前の話をどうして……!?)
ツバサ「問題はそのおじいさんよ」
穂乃果「その人が……なにか?」
ツバサ「………」
544 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/06(日) 12:27:07.45 ID:lVGD7lpRO
ツバサ「かつて炎のストライカーと呼ばれた……サッカー界では有名な人だったの」
にこ「炎のストライカー……」
ツバサ「そんな人に教えられていた西木野さんはうちの監督にマークされていたという訳」
真姫「あのお爺さん……そんなに有名な人だったんだ……」
穂乃果「つまりあの試合は……」
ツバサ「ええ、音乃木坂に入学した西木野さんの実力を見ておくため」
ツバサ「絢瀬さんという予想外の人もいたけどね」
ツバサ「流石に海外までは調べてなかったみたい」
絵里「……」
穂乃果「でもあの試合……真姫ちゃんは途中から……」
穂乃果「!」
穂乃果「そうか!」
545 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/06(日) 12:28:15.95 ID:lVGD7lpRO
ツバサ「……試合開始にいなかった西木野さんを引きずり出すため……監督に言われたの」
「何人かは潰しても構わないから西木野真姫を引き摺り出せ」
「命令違反は退部とする」
真姫「!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ツバサ「メンバーは全員揃ってる?」
穂乃果「はい!」
ツバサ「……そう」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「あれはそういう………」
穂乃果「つまり私たちは」
希「真姫ちゃんを炙り出すために痛めつけられた……」
にこ「私たちがやられている様を真姫なら見過ごせないと踏んでの作戦ね」
凛「真姫ちゃん優しいからね〜」
ツバサ「これが、私たちが監督から下された命令よ」
ツバサ「こんな話、試合前にするべきではないと思ったから……」
ツバサ「せっかく優勝したのにこんな空気にさせてしまって……ごめんなさい」
「「「「「「「…………」」」」」」」
546 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/06(日) 12:29:06.21 ID:lVGD7lpRO
真姫「じ、じゃあ……!」バッ
真姫「私のせいでみんなが……?」
ツバサ「ッ……」
真姫「そんな……」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「うわぁ!!」ドサッ
ヒフミ「きゃぁ!!」ドサッ
凛「うぐっ…!」ドサッ
花陽「キャァ!!」ドサッ
ことり「あぁぁ…!!」ドサッ
海未「ぐぁ…!!」ドサッ
絵理「うあぁ……!」ドサッ
にこ「うっ……!!」ドサッ
希「いっ……!!」ガクッ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
547 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/06(日) 12:29:46.37 ID:lVGD7lpRO
真姫「私のせい……」
真姫(どうしよう、みんなになんて言えば……いや、そもそも……)
真姫(私はこのチームに居られるの?)
真姫「……ぅ」バッ
真姫(……気持ち悪い)
548 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/06(日) 12:31:01.10 ID:lVGD7lpRO
バシィ!
真姫「うぐっ!」ゴホォ!
にこ「……」フン!
真姫「に、にこちゃん?」ゴホッ
凛「にゃー!」バシィ!
真姫「ヴェェ!?」ゴホォ
ことり「てやー!」バシッ
絵里「はっ!」バシィ
希「とう!」ベシッ
花陽「え、えい!」ペチッ
海未「せい!」ドゴォ!
真姫「ゴハァ!!」ガクッ
穂乃果「真ー姫ちゃん!」
穂乃果「真姫ちゃんが責任を感じることはないんだよ」ムイーー!
真姫「ふぉ、ふぉのか!?」ムイーー
穂乃果「ね、みんな!」パッ
真姫「い、痛い……」ヒリヒリ
花陽「そうだよ!」
にこ「真姫が迷惑かけるなんて今に始まったことじゃないでしょ」
凛「そうにゃ!」
真姫「そこは同意して欲しくなかったけど……」
真姫「………ありがと」
真姫(気分悪い時に叩かれなければもっと良かったんだけど)うっぷ
549 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/06(日) 12:31:43.98 ID:lVGD7lpRO
ツバサ「………私たちは保身のためにあなたたちを傷つけた」
ツバサ「……本当に」
ツバサ「ごめんなさい」ペコリ
エレナ「すまなかった」ペコッ
あんじゅ「……ごめんなさい」ペコリ
ツバサ「何か要望があればきかせてもらうわ」
一同「……」
穂乃果「ねえみんな」
ごにょごにょ
穂乃果「いいかな?」
みんな コクリ
ツバサあんじゅエレナ「?」
550 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/06(日) 12:32:40.31 ID:lVGD7lpRO
数日後
MF2「くらえちんちくりん!」ズザザ!
にこ「誰がちんちくりんよ!」パッ
DF1「てい!」ガッ
にこ「っち……!」
MF2「いいぞ!ちんちくりん!」
にこDF1「紛らわしいわ!」
DF1 「お願いします!」ドッ
MF1「お任せを」トッ
海未「またあなたですか…」ハァ
MF1「こっちのセリフです……よ!」ダッ
ザッ ザザザッ クルッ!
551 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/06(日) 12:33:26.97 ID:lVGD7lpRO
海未「っく…!体重移動した瞬間に…!!」
MF1「そういうことには敏感なんです」
花陽「てやぁ!」ガッ
MF1「ッ!」ザザッ
花陽「よし!」トッ
MF1(ここしかないというタイミングに入ってくる……いいディフェンスです)
花陽「真姫ちゃん!」ドッ
真姫「はぁ!!」ドキュゥゥゥ!!
GK「………!」ガシッ!
真姫「やるわね」
GK「そっちこそ……」
ツバサ「………本当にこんなことで良かったの?」
穂乃果「はい!」
552 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/06(日) 12:34:22.53 ID:lVGD7lpRO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「じゃあ、私たちと練習試合してください!」
ツバサ「……そんなことでいいの?」
穂乃果「はい!」
穂乃果「勝ち負けじゃなく、ただ純粋に楽しくサッカーをやりたいなって!」
穂乃果「もちろん、綺羅さん達の都合が合えばですが……」
ツバサ「そんなの……」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ツバサ「こっちからお願いしたいぐらいよ」ボソッ
亜里沙「ほっ!」トッ
絵理「亜里沙!」ザッ
亜里沙「うぅ……!」キョロキョロ
亜里沙「お願いします!」ドッ
エレナ「任せろ」トッ
エレナ「はぁぁ!」ドキュッ!
穂乃果「そこからシュート!?」
553 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/06(日) 12:35:18.76 ID:lVGD7lpRO
ダダダッ!
ツバサ「ふぐっ……!」トッ
エレナ「さすがだな」ニヤニヤ
ツバサ(絶対わざといつもよりぎりぎりのとこに出したわね……!!)
花陽「あの速度と正確性を両立したパス……すごいです!」
ツバサ「……いくわよ!」
あんじゅ「ええ!」
エレナ「ああ」
554 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/06(日) 12:36:20.90 ID:lVGD7lpRO
ピューーーーーーイ!!!
ドシュドシュドシュドシュドシュ
ツバサ「こうていペンギン……!!」ドキュッ
ドシュゥゥゥゥ!!!
エレナあんじゅ「二号ぉぉ!!」ドキュ!!
ゴォォォォォオ!!!!
穂乃果「はぁぁぁ!!!」バッ
穂乃果【マジン・ザ・ハンド!】
ドギュルルルルルル!!!
バチィ!
穂乃果「うわぁ!」ドサッ
ドシュルルルルル……!
希「やっぱりさすがやね、あんちゃん」
あんじゅ「……その呼び方どうにかならない?希」
ピーーーーーーー
チームツバサ2-1チーム穂乃果
555 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/06(日) 14:47:33.66 ID:lVGD7lpRO
公園のベンチ
ツバサ「ココアでよかったかしら?」
穂乃果「わざわざすいません」
ツバサ「いいのよ」ストッ
カシュッ
ゴクゴク
穂乃果ツバサ プハー
穂乃果「さすがUTX高校ですね、皆さんレベル高かったです!」
ツバサ「あら?あなた達はそれに勝ってるんだから嫌味になっちゃうわよ?」
穂乃果「い、いえ!そういうことじゃなくて……」アワアワ
ツバサ「ふふ、冗談よ」
ツバサ「……楽しかった?」
穂乃果「はい!すっごく楽しかったです!」
ツバサ「次は本戦ね」
穂乃果「綺羅さん達の分も頑張ります!」
ツバサ「………?」
穂乃果「………?」
ツバサ「もしかして……知らないの?高坂さん」
穂乃果「……なにをですか?」
ツバサ「前年度優勝校は無条件で本戦に行けるのよ」
穂乃果「そ、そうなんですか!?」
穂乃果「知らなかった……」ズズッ
ツバサ「………」
556 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/06(日) 14:48:55.54 ID:lVGD7lpRO
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
MF3「え!?自分たち、本戦行けるんっすか!?」
ツバサ「え、ええ、大会要項に書いてあるでしょ?」
MF1 「確かに書いてます……」
「「「…………」」」
MF1 「ま、まあ私は知っていましたけど!?」
MF3「嘘つくんじゃないっすよ!!」
MF3「一緒にシリアスな感じで涙流したじゃないっすか!!」
MF1 「わすれましたー」
MF3「そんな!?自分たちの青春の一ページがぁぁ!!」
DF1 「………」
MF2「お、どうした?アイスちゃん」ニヤニヤ
DF1「う、うるさい!自分だって静かに頭撫でてくれてたくせに!」
MF2「そりゃ泣いてるやつからかうほど性格悪くないからな」
MF2「第1、大会要項なんてまず全部目を通すだろ」
MF3.1「う………」ギクッ
DF1 「な、なにらしくないことしてるんですか!」
MF2 「目を通さなかったお前がバカなんだよ!」
MF1.3「うぐっ……!」グサグサッ
GK「……」知ってた人
DF2「………」知らなかったけど知ってた空気出す人
エレナ「知らない奴なんて居たんだな」
あんじゅ「私たちが入ってからはずっと優勝してたしね〜」
ツバサ「はぁ……」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
557 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/06(日) 14:49:38.58 ID:lVGD7lpRO
ツバサ(案外知らない子の方が多いのかしら)
ツバサ「と、言うわけで」
ツバサ「同地区が戦うには決勝まで勝ち上がらなくてはいけない」
ツバサ「決勝で会いましょう!」スッ
穂乃果「は、はい!」ガシッ
ツバサ「それじゃあ行くわね」ガタッ
穂乃果「はい!今日は本当にありがとうございました!」
ツバサ「ふふ、こちらこそ」
558 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/06(日) 14:50:59.76 ID:lVGD7lpRO
あんじゅ「………」テクテク
エレナ「……お前、胸揉まれたんだってな」
あんじゅ「ぶふぅ…!!」
あんじゅ「な、なんで知って……!」
エレナ「当たってたのか、勘だったんだが」
あんじゅ「それどんな可能性よ……」
あんじゅ「………」
あんじゅ「ほんと……うまい人なのよ、希って」クルクル
エレナ「………」
エレナ「フィンガーテクがか?」
あんじゅ「ちっがうわよ!!」バッ
あんじゅ「多分……私に気を使わせないようにああいうことしたんだと思うの」
あんじゅ「お陰で壁みたいなのも無くなって仲良くなれたし」
希「くっしゅん!」ズズッ
希「ん〜?誰か噂してるんかな?」
あんじゅ「だからうまい人って言ったのよ」クルクル
エレナ「………」
エレナ「やっぱりフィンガー……」
あんじゅ「やめなさい」
559 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/06(日) 14:52:38.39 ID:lVGD7lpRO
絵里「あら?亜里沙どうしてこっちに来てるの?」
亜里沙「へ?」
絵里「親戚のおばさんの家はあっちでしょう?」
亜里沙「なに言ってるのお姉ちゃん!」
亜里沙「亜里沙もお姉ちゃんと一緒に住むんだよ!」ババン!
絵里「な、なんですってーー!?」
亜里沙「おばさんも言ってたでしょ?」
亜里沙「お姉ちゃんのとこに行くことになったって」
絵里「……バレたら怒られるの私なんだけど……」
亜里沙「だ、大丈夫!おばさんにはごまかしてもらうように言ったから!」
絵里「でも……」
亜里沙「それともお姉ちゃんは……」
亜里沙「亜里沙と一緒に暮らすの……嫌?」ウルウル
絵里「さあ亜里沙!今日はパーティよ!いっぱいご馳走作りましょ!!」
亜里沙「やったぁ!お姉ちゃん大好き!」ギュッ
絵里「こーら、歩きにくいでしょー?」
亜里沙「えへへー♪」ギュッ
絵里「……もう」ギュッ
560 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/06(日) 14:53:15.71 ID:lVGD7lpRO
凛「打ち上げは!?」
監督「カットだ」
凛「ラーメン食べ放題は!?」
監督「カットだ」
監督「が……」
凛「!」
監督「食べたことにはなってる」
凛「うあぁぁぁぁ!!!」
にこ(鬼か)
561 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/06(日) 14:54:35.58 ID:lVGD7lpRO
ツバサ「……」テクテク
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最初の練習試合後
ツバサ(ほんっと胸糞悪い試合だったわ……)
ツバサ(音の木坂の皆さんには悪いことしちゃったわね……あら?)
亜里沙「っく……!」ハァハァ
ツバサ(……あのセンス……)
ツバサ「……いいわね」
ザッザッ
ツバサ「あなた……」
ツバサ「私たちの助っ人にならない?」
ツバサ(きっと優勝への戦力になってくれる)
ツバサ「へえ、あなたって絢瀬さんの妹さんなのね」
亜里沙「はい……」
ツバサ「それはいいとして……」
ツバサ「あなたの家からUTXまで遠いわね……」
亜里沙「確かに少し厳しいですね……」
ツバサ「……ウチくる?」
亜里沙「い、いいんですか!?」
ツバサ「ええ、部屋は余ってるしね」
亜里沙「ありがとうございます綺羅さん!」
ツバサ「……ツバサよ」
亜里沙「へ?」
ツバサ「ツバサでいいわ、亜里沙」
亜里沙「は、はい!ツバサさん!」
562 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/06(日) 14:56:06.25 ID:lVGD7lpRO
亜里沙「だから亜里沙は……お姉ちゃんに負けたくないんです」
ツバサ「ねえ亜里沙」
亜里沙「はい?」
ツバサ「お姉さんは嫌いなの?」
亜里沙「……嫌いではないですけど……」
亜里沙「今まで……お姉ちゃんの後を追いかけて来たんです」
亜里沙「でも今まで背中しか見えなかったお姉ちゃんにやっと勝てるかも!って思ってたところに……」
ツバサ「それは……嫉妬?」
亜里沙「なんですかね……よくわかりません」
亜里沙「でも、今お姉ちゃんと会っても、前みたいに笑顔で話せないと思います」
亜里沙「この……モヤモヤを取り除かないと……」
亜里沙「それには……強くなるしかないんです!」
プルルルル
亜里沙「……お姉ちゃん」
ツバサ「出ないの?」
亜里沙「はい、お姉ちゃんより強くなるまで出ないことにしました!」
亜里沙「あ、そうだ!聞いてくださいよ、この前お姉ちゃんが……」
ツバサ(暇があればお姉さんの話ばかり………これで好きじゃなかったのしたらどうなのよってレベルだけど……)
ツバサ(話を聞く限りではすごく仲の良かった姉妹……)
ツバサ(……このまま亀裂が広がるのはなんだか……見たくないわね)
ツバサ(……全く、面倒な子を拾っちゃったわね)フフ
亜里沙「ツバサさん?」
ツバサ「明日もガンガン行くわよ!」
亜里沙「はい!」
563 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/06(日) 14:57:07.14 ID:lVGD7lpRO
ドゴォォァォォォ!!!!
亜里沙「………で」ハァハァ
亜里沙「できた……!!」ハァハァ
ツバサ「ええ!」
亜里沙「できましたぁ!!」
亜里沙「……ぁ?」フラッ
ドサッ
ツバサ「亜里沙…?」
ツバサ「亜里沙!!」ダッ
564 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/06(日) 14:58:22.80 ID:lVGD7lpRO
医者「全身の筋肉が炎症を起こしています」
ツバサ「筋肉痛……みたいなものですか?」
医者「それの強化版といったところです………が」
ツバサ「が?」
医者「一度のアクションでこれほどのダメージということを考えると……」
医者「連続ではやめておいた方がいいでしょう」
亜里沙「……もし、してしまうとどうなるんですか?」
医者「……あまりいいたくありませんが、二度とサッカーできなくなる可能性がかなり高いです」
亜里沙ツバサ「!!」
医師「足の……ここ、わかりますか?」
医師「ここを損傷すると歩けなくなる上、二度と回復しません」
医者「間を置けば大丈夫ですが、する前は一度検査をした後でお願いします」
医者「手遅れにならないよう」
亜里沙「……はい」
ツバサ「……ありがとうございました」
565 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/06(日) 14:59:10.16 ID:lVGD7lpRO
テクテク
ツバサ「……亜里沙」
亜里沙「……こうなったら……!」
ツバサ「どうするつもり?」
亜里沙「一度しか打てないなら、その威力を上げるためのトレーニングを今まで以上に頑張ります!」
ツバサ「……ええ、それがいいわ」
ツバサ(お姉さんに勝つためにここまで……)
ツバサ(今の練習量でさえ、並大抵のものじゃないのに……)
亜里沙「やるぞー!おー!」
ツバサ(………)
ツバサ(絶対に亜里沙が壊れないよう気をつけるわ、絢瀬さん)
566 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/06(日) 15:00:34.30 ID:lVGD7lpRO
亜里沙「……ツバサさん、もう寝ましたか?」
ツバサ「……起きてるわよ」
亜里沙「なんだか緊張して眠れなくて……」エヘヘ
ツバサ「……いよいよ明日だものね」
亜里沙「はい!絶対お姉ちゃんに……」
ツバサ「……」
ツバサ(お姉さんは亜里沙がこんな感情を抱いてるとは知らない……)
ツバサ(変なことにならなければいいけど……)
ツバサ(まあ無理さえしなければ何も起こらないでしょ)
ツバサ「亜里沙」
亜里沙「はい?」
ツバサ「あの技……わかってるわね」
亜里沙「……はい」
ツバサ「そう……」
ツバサ(まあいくら勝ちたいと言っても、体を壊すほどじゃないでしょうし……)
ツバサ(大丈夫……よね?)
亜里沙「ツバサさん?」
ツバサ「………もう寝なさい、明日は大事な日でしょ?」
亜里沙「は、はい!そうですよね!」
亜里沙「おやすみなさい!」
ツバサ「おやすみ」
567 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/06(日) 15:01:10.49 ID:lVGD7lpRO
ツバサ「無事仲直りできてよかったわね」
亜里沙「元はと言えば、亜里沙が勝手に始めたんですけど……」
亜里沙「あんなにモヤモヤしてたのが全部なくなって」
亜里沙「すごくスッキリしました!」
ツバサ「………ねえ亜里沙」
亜里沙「はい?」
ツバサ「あなたはあなたの居るべき場所に帰るべきよ」
亜里沙「それって……」
568 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/06(日) 15:02:46.26 ID:lVGD7lpRO
亜里沙「……今日までお世話になりました!」
ツバサ「寂しくなるわね」
亜里沙「うぅ……」ウルッ
亜里沙「……ツバサさんは、お姉ちゃんの次に尊敬する人です!」
ツバサ「それは嬉しいわね」
亜里沙「えへへ」
ツバサ「そっちでも元気でいるのよ」
亜里沙「他の皆さんには……申し訳ないですが……」
亜里沙「お別れ会まで開いてもらって……助っ人なのに」
ツバサ「何言ってるのよ、みんな恨んでるように見えた?」
亜里沙「い、いえ!だから尚更心苦しいというか……」
ツバサ「あなたはあなたで……ハラショーなサッカープレイヤーになってきなさい!」
亜里沙「ツバサさん……!」ウルッ
ツバサ「短い間だったけど……」
ツバサ「ありがとう亜里沙」ギュッ
亜里沙「ツ……ツバサさぁん…!」ギュゥッ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ツバサ「………!」ツゥーー
ゴシゴシ
ツバサ「…………」
ツバサ「楽しかったわ、亜里沙」ニコッ
569 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/06(日) 15:07:05.55 ID:lVGD7lpRO
ラブライブss イナイレパロ 技募集
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1518886800/
ここの
>>204
をお読みいただけるとありがたいです
というか必読していただきたい……
570 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/06(日) 15:14:48.06 ID:lVGD7lpRO
あちらにも書きましたが一応こちらにも
前半はこれで終わりです
見てくださりありがとうございましたm(_ _)m
続編は未定です
571 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/09(水) 00:54:16.37 ID:8NYoMYhTO
このまま放置もあれなので小話でも
部室
MF2(しまった……コンタクトつけ忘れた……)
MF2(朝バタバタしてたからな〜……)
MF2「まあメガネ持ってきてるからいいか」スチャッ
ウィーン
DF1「いっちばーん!」スタッ!
MF2「お、早いな二番」
DF1「げ……」
MF2「おい」
DF1「というか今日メガネなんですか?」
MF2「ああ、コンタクト忘れたんだ」
DF1「ププ、先輩メガネかけると勉強出来そうな感じですね」
MF2「あ?」スクッ
DF1「ヒッ……!」ビクッ
MF2「………!」ピーン
DF1「………?」
MF2「おいちんちくりん、勝負しようぜ」
DF1「勝負ですか?」
MF2「次の期末テストどっちがいい点取れるかだ」
572 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/09(水) 00:56:29.31 ID:8NYoMYhTO
DF1「え〜?先輩聞いてました?」
DF1「メガネかけて頭良くなれるのは見た目だけ……」
MF2「いいから答えろ……!!」ギリリリ
DF1「ああああ痛い痛い痛い!!!」ギリリリ
DF1「やる!やりますから!」
MF2「負けた方は勝った方のいう事なんでも一つ聞く、でどうだ?」ギリリリ
DF1「わか……わかりましたぁ!!」ギリリリ
MF2「よし」パッ
DF1「ゴホッゴホッ」ヨロロ
MF2「約束忘れんなよ」
DF1「……そっちこそ、後からやっぱりやめますなんてなしですよ」
MF2「当たり前だ」
DF(絶対吠え面かかせてやる……!!)
MF2「………」
DF1「………」
MF2「………」
DF1「………」
MF2「なに聞いてもらうかな〜」ピラッ
98点
DF1「学年トップなんて聞いてないですよぉ!!」ピラッ
52点
ついでですがDF2の大阪の子、三年生にしていてください
MF2がDF2に先輩相手の対応で書いてしまったのでもう3年生でいきます
573 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/21(月) 02:21:59.96 ID:6NXpl/+7O
MF3「〜〜♪」カキカキ
MF1「おや、何を描いているのですか?」
MF3「漫画っすよ!今度送ってみようかと思って」
MF1「へぇ、サッカー漫画……」ペラッ
MF1「……!これは設定資料ですね、見てもいいですか?」
MF3「どうぞ〜」カキカキ
MF3(……?何か忘れてる気が…)
MF1「どれどれ……」
MF1(……チームに3人のすごく強い人がいて……)ペラッ
MF1(一年生は引っ込み思案なキーパーとわんぱくなディフェンダー……)ペラッ
MF1(二年生は少し荒れてるミッドフィルダー……)
MF1(もしかしてこれ……)
MF1「私たちのこと題材にしてます?」
MF3「あ、気づきました?」
MF1「これだけにていれば気づきますよ」
MF1(……!つまり私と彼女のものもあるということ……)
MF3(……まてよ?)
MF1(いったい……)ペラッ
MF3(何か思い出せそうっす……)
MF1(三年生は小柄な大阪人……)
MF3「あ……!」
MF1(そして……)ペラッ
MF1(………)
MF3「みちゃだめっす!!」バシッ
MF1「………」
MF3「………み、みました?」はぁ……はぁ……
MF1「二つほど、お聞きしても?」
MF3「は、はい……」
MF1「その……」
574 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/21(月) 02:23:59.87 ID:6NXpl/+7O
MF1「言葉遣いは丁寧だが小狡い三年生とは……」
MF1「私ですか?」ジロッ
MF3「………」ダラダラ
MF1「まあそれはいいです」
MF1「問題は……」
MF1「チームの人気者、オタクでありながら練習は誰よりもハードに頑張る完璧超人文句なしの三年生、とは……」
MF1「誰のことでしょうかね?」
MF3「………!」ガサガサッ
MF3「……っ…!」ガタガタガタン!
MF3「しょ、証拠はもうどこにもないっす!いったいなんのことを言ってるのかもさっぱり……」
MF1「……」スッ
ボイスレコーダー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
MF1『私たちのこと題材にしてます?』
MF3『あ、気づきました?』
MF1『これだけにていれば気づきますよ』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
MF1「……」スッ
【スマホにとられた設定資料】
MF1「……なにか?」
MF3「〜〜!!」ワナワナ
MF3「そういうところが小狡いって言ってるんすよ!!」
MF1「………」
575 :
◆GVk5EaqDnY
:2018/05/21(月) 02:24:56.52 ID:6NXpl/+7O
MF3「見せたければ見せればいいじゃないっすか!そんなことでジブンが……」
MF1「あ、エレナさー……!」ガシッ
MF3「………」
MF1「……」
MF3「………」
MF1「……」
MF3「……」
MF1「……ツバ……」ガシッ
MF3「………」
MF3「すいませんでした」ドゲザー
一応二話目ですね
576 :
◆GVk5EaqDnY
:2019/04/07(日) 22:43:20.70 ID:AbMD8LyIO
後半です
「ラブライブ×イナイレ〜11人の女神の奇跡〜」後半
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