【ラブライブ!】えりまきほの会

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125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/13(金) 04:13:31.68 ID:LsvZPwlHo
絶妙なリアリティが素敵
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/13(金) 06:29:27.68 ID:NzbxL+4yO
延々呑みながら駄弁ってる感が良い
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/13(金) 11:27:53.65 ID:MKipYVBSO
>>105
>あなた達の夜の営み方

はよ
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/14(土) 22:23:06.80 ID:lgbVC7cqO
期待
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/17(火) 01:36:20.02 ID:LEHqH57g0
穂乃果「そういえばね、梅酒の牛乳割り。知ってる? 美味しいんだよ?」

真姫「知ってる」

絵里「何度も聞いたわ」

穂乃果「そうだっけ。じゃあもっかい聞いてよ」

絵里「海未が好きなんでしょ」

穂乃果「今度はね、飲む梅酒」

真姫「飲めない梅酒がある?」

穂乃果「違う、飲むヨーグルト割りだった」

絵里「んー、なるほど」

真姫「どこ間違えてるのよ」

穂乃果「あれもね、いいんだよ」

130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/17(火) 01:37:44.98 ID:LEHqH57g0
絵里「でもビール頼んでからそんな話しないでよ」

穂乃果「よくよく考えたら梅酒いきたい気分だったんだよね」

真姫「もう来ちゃったわよ」

穂乃果「じゃあとりあえず乾杯しよ」

絵里「とりあえず」

真姫「とりあえずね」

穂乃果「絵里ちゃん婚約おめでとー!」

真姫「おめでと」

絵里「まだしてないっつの」

穂乃果「これから計画つめないとね。だいじょーぶ、こっちには西木野大先生がついてるから」

真姫「大船に乗ったつもりでいなさい、絵里」

絵里「その自信はどこからくるわけ?」

131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/17(火) 01:40:56.75 ID:LEHqH57g0
穂乃果「やっぱり6月がいいと思うんだよね。ほら、4,5,6で給料3ヶ月分の指輪」

絵里「いきなりお給料全額回せるわけないじゃないの」


穂乃果「いけるいける。じゃあローンにしよ。100回払いで」

真姫「黙ってそんな大金使われちゃ今後が心配になるわ」

穂乃果「じゃあ真姫ちゃんにボツくらったから給料3ヶ月分は無し」

絵里「真姫の言うことは素直に聞くのね」

穂乃果「真姫ちゃんが白って言ったらカラスも白だよ。知らないの? お医者さんは絶対だから」

真姫「タイタニックに乗ったつもりでいなさいよ」

絵里「やだぁ……降りたい……そもそも指輪って先に用意しておかないとダメ?」

穂乃果「そりゃそうだよ、おもむろに箱を取り出してパカって。されたいよね?」

絵里「後で一緒に選びにいくっていう手もあるわよ」

穂乃果「選んでくれたって気持ちが大事なんだよ。真姫ちゃん的には?」

真姫「五分五分」
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/17(火) 01:41:49.13 ID:LEHqH57g0
穂乃果「五分ときた」

真姫「絵里のセンスなら平気だと思うけれど、自分で選びたい気持ちもある」

穂乃果「乙女心はよくわかんないねぇ」

絵里「氷山見えてきちゃったわよ、この船沈むわ」

穂乃果「じゃあここの選択は絵里ちゃんに任せる方向で」

絵里「2人ともさっきから面白がってるだけでしょ?」

穂乃果「そんなことないそんなことない。私はいつでも2人の幸せを願ってるよ」

真姫「これも一種の愛よ」

穂乃果「そうそうそう、LOVE星人が私達に教えてくれたことだから。絵里ちゃんの失敗からその反省を私の時に活かしたいとか微塵も思ってないから」

絵里「失敗前提で話すのやめてくれる? いっつもこうやって私のこと実験台にしようとしてくるのよ。この悪行を許していいの真姫?」

真姫「これは穂乃果……ギルティよね」

穂乃果「ええ? 裏切り?」
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/17(火) 01:43:37.71 ID:LEHqH57g0
真姫「お医者さんは常に公平な立場なのよ」

穂乃果「待ってよ、私の周り敵しかいないじゃん」

絵里「時にはキツく当たる時もあるけれど、あなたの為なの。わかってちょうだい」

真姫「これもLOVEよ」

穂乃果「それそんな便利な言葉だっけ?」

真姫「もういっそ、穂乃果と絵里で一緒にやったら? 全部解決ね」

穂乃果「え? ダブポーズ?」

真姫「どこ略してんの」

絵里「何も解決してないし。それでもし片方だけダメだった時の空気考えなさいよ、どうするのよ」

穂乃果「土に還りたくなるね」

真姫「エリーはそういう後ろ向きな考えが悪いところよ。穂乃果を見習いなさい、やればできるの精神よ」

134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/17(火) 01:45:10.95 ID:LEHqH57g0
穂乃果「え、そうだね。やればできるよ」

絵里「ダブポーズ?」

穂乃果「それはやっぱやだなぁ」

絵里「変な略し方したのは穂乃果じゃないの」

穂乃果「そこじゃなくて、一緒にってとこ。会長絶対後でダメ出ししてくるじゃん。ここはこうした方が良かった、ああ言った方が良かったって」

絵里「しないわよ、私は褒めて伸ばすタイプなの」

穂乃果「あそこで間を取るのは良かったとか、あの言葉はグッときたとか言われるのも逆にやだよ」

絵里「何笑ってるのよ真姫」

穂乃果「元はと言えば真姫ちゃんが変なこと言うからこうなってんだよ」

真姫「いや……のんちゃんも褒めて伸ばしてるのねと思ったら」

穂乃果「ふふっ」

絵里「どこに笑うとこあった? ねえ?」
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/17(火) 01:47:38.52 ID:LEHqH57g0
穂乃果「そっか、のんちゃんも褒めて伸ばしてるんだ」

絵里「のんちゃんって言うのやめなさい」

真姫「良いと思うわよ、のんちゃん」

絵里「たまにしか呼ばないからね?」

穂乃果「いいよ嘘つかなくて、全部わかってるんだから」

真姫「のんちゃん、エリチって呼び合ってたら一日終わってるんでしょ?」

穂乃果「ヒューヒュー」

絵里「あのね、そこまで暇じゃないのよ」

穂乃果「そうは言っても半日くらいなら?」

絵里「…………付き合いたての頃ならまあ」

穂乃果「ヒューヒュー!」
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/17(火) 01:48:48.23 ID:LEHqH57g0
絵里「半日とか言うなら穂乃果のとこもそういうことやってるんでしょ?」

穂乃果「今更そんなアホなことしないよ、バカじゃないの?」

絵里「なんなのよ、私の周り敵しかいないじゃない」

穂乃果「仲間やね、エリチ」

絵里「引っぱたくわよ」

穂乃果「暴力反対!」

真姫「まああんな巨乳を好き勝手してるんじゃ敵は多いでしょうね」

穂乃果「あ、真姫ちゃんは巨乳が好きなんだ」

真姫「ちがっ」

絵里「墓穴掘ったわね真姫!」

真姫「何で嬉しそうなのよ!」

穂乃果「人の争いは醜いねぇ」
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/17(火) 01:49:42.21 ID:LEHqH57g0
絵里「これではっきりしたわ、真姫もこっち側よ」

穂乃果「そっかぁ、真姫ちゃんは巨乳を好き勝手したいのかぁ。皆に言っとこ」

真姫「やめなさい引っぱたくわよ」

穂乃果「2人ともすぐ暴力で解決しようとするよね! そういうのよくないよ!」

真姫「あなたは最低ですってバシーンといくわよ」

絵里「あれ腰入ってたわね」

穂乃果「それ私笑えないんだよ。いや怒んないでよ、真姫ちゃんの気持ちはわかるもん、おっぱいは皆好きだから」

真姫「とんでもない持論持ち出してきたわね」

穂乃果「だって銭湯とか温泉で綺麗な人いたら見ちゃうじゃん」

絵里「おっぱい?」

穂乃果「おっぱい」
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/17(火) 01:54:22.32 ID:LEHqH57g0
絵里「穂乃果ったら私の事そんな目で……」

穂乃果「自意識過剰は私無視するけれど」

絵里「待って、ごめんなさい」

穂乃果「巨乳は人生楽しそうでいいよね」

真姫「エリーは人生楽しいでしょ?」

絵里「これはまた私が責められる流れね」

真姫「巨乳税よ」

穂乃果「どうせ巨乳は巨乳の悩みがあるとか言うんでしょ、わかってるよ」

絵里「ならそこを汲み取りなさいよ」

穂乃果「あー、一度くらい私だって巨乳を好き勝手してみたいよ」
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/17(火) 01:54:54.57 ID:LEHqH57g0
絵里「私それ海未に言っておくわ」

穂乃果「待って、待って、ほんとにやめて。お金払うから。私ことりちゃんに刺される」

真姫「必死過ぎるでしょ」

穂乃果「おかしいな、おっぱいの話は誰も幸せにならないよ……」

絵里「もうおっぱいの話はやめましょう、それがいいわ」

真姫「そうね。じゃあ……」

穂乃果「……」

絵里「……」

真姫「……別に何もなかったわ」

穂乃果「それはおかしい」

絵里「『じゃあ』の責任を取りなさいよ」
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 01:59:15.88 ID:LEHqH57g0
続く
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 08:31:27.71 ID:y0/Dt39Jo
一向に前に進まない会話が妙に心地良い
ずっと続いて
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/17(火) 17:55:00.79 ID:iVg0Lmm0O
安心感あるわぁ
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/18(水) 00:59:20.75 ID:Jy2LHWIr0
真姫「わかったわよじゃあ、じゃあ、穂乃果はいつまで海未のこと海未ちゃんって呼ぶの?」

穂乃果「5秒待たされてそんなこと?」

真姫「何求めてるのよ、穂乃果の5秒に相応しいでしょ」

穂乃果「私に5秒くれたら100円は稼げるからね」

真姫「じゃあ、はい」

穂乃果「ごめん、今日は調子が悪いや」

真姫「すぐバレるウソつくのやめなさいよ」

穂乃果「5秒で小銭稼げるなら私働かなくていいしね」

絵里「でも穂乃果、確かに海未の呼び方は気になるわ」

穂乃果「何?そんなに変なの?」

絵里「変じゃないけれどね、10年先、20年先もそうなのかなって」

穂乃果「ん〜、でも海未ちゃんは海未ちゃんだし?」

真姫「呼び捨てはどう?」
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/18(水) 01:06:35.88 ID:Jy2LHWIr0
穂乃果「それはたまにはあるけれどね」

絵里「耳元で?」

穂乃果「いや耳元に限らなくていいよね?」

絵里「でも海未って耳弱いんでしょ?」

穂乃果「それはさ、あのさぁ……」

真姫「海未の性感帯どこだっけ?」

穂乃果「真姫ちゃんそんなに酔うほど飲んでないでしょ!」

真姫「違う、違うの。医学的興味なの」

穂乃果「前も言わされたからもう知ってんじゃん」

真姫「知らない。忘れちゃった」

穂乃果「それが社会で通用すると思わないでよ?」

絵里「学生が学生に言っても説得力ないわよ? ほら穂乃果、真姫の医学的興味を満たしてあげましょ」
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/18(水) 01:10:32.86 ID:Jy2LHWIr0
穂乃果「いやだから、海未ちゃんだよ? 海未ちゃんの性感帯そんなに気になるとこじゃないよね?」

真姫「気になる」

絵里「非常に気になるわ」

穂乃果「あのさ、これがね、2人とも知らない人だったら私もいいかもしれないよ?」

真姫「なら」

穂乃果「なら、じゃないよ。海未ちゃんだよ? 会うでしょたまに」

絵里「そりゃまあ」

真姫「この前私お茶したのよ」

穂乃果「どう思うの? 『あー、ここ穂乃果がゴニョゴニョしたんだろうなぁ』って考えるでしょ? やだよ私!」

真姫「考えないわ。実は私、何も考えずに生きてるの」

穂乃果「そんなんじゃお医者さんなれないよ」

絵里「これ教えてくれたらお医者さんなれるから」

真姫「そうなの、穂乃果」
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/18(水) 01:11:26.39 ID:Jy2LHWIr0
穂乃果「いやいやいや」

絵里「でも?」

穂乃果「言うわけないじゃん! 耳だよ!」

絵里「さすがよリーダー」

穂乃果「っつ〜……」

絵里「よく言ったわね」

穂乃果「なんで真姫ちゃんが毎回そんなウケるのかわかんないよ私……」

真姫「だって……海未にも……んふっ」

穂乃果「ほんとやめてほしい」

真姫「違うの、海未にも弱点があると思うと安心するのよ。海未もちゃんと地球人なのね」

穂乃果「名前からして地球感溢れてるじゃん」

絵里「でもフィジカル強いのは間違いないじゃない?」

穂乃果「別に無敵じゃないよ海未ちゃんだって」
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/18(水) 01:16:19.06 ID:Jy2LHWIr0
絵里「地震が怖いあたり、地震という概念が存在しない星からきた可能性が……?」

穂乃果「ないよね。星人仲間作ろうとしないで」

真姫「まあそんな海未でも、耳だけは鍛えられなかったということね」

穂乃果「そりゃ無理だよね」

絵里「私は耳強いわよ?」

穂乃果「何の自慢なの、いらないんだよその情報」

絵里「私ね、耳動くのよ」

真姫「知ってる」

穂乃果「やってていいよ、私お手洗い行ってくるから」

真姫「私も」

絵里「シッダウン」
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/18(水) 01:23:08.07 ID:Jy2LHWIr0
穂乃果「ごめん、前も見たからあんまり気になんない」

真姫「最初ならまだしもね」

絵里「そう言わずに」

穂乃果「っていうか普通にお花摘みたいんだけど」

真姫「私も」

絵里「あなた達は何故私を置いていくの?」

穂乃果「なら一緒に来たらよくない?」

絵里「私一緒にお手洗い行くのってキライなのよね」

真姫「じゃあ待ってなさいよ」

絵里「その間、私が寂しいとは思わない? 何するの私?」

真姫「虚空でも見つめてれば?」
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/18(水) 01:23:40.19 ID:Jy2LHWIr0
絵里「そんな時間の使い方ある?」

穂乃果「絵里ちゃんは耳ピクピクさせてればいいから」

絵里「3人いて2人でどっか行っちゃうのがおかしいでしょっていう話よ、どっちか残りましょ」

穂乃果「もー、めんどくさいなぁ」

絵里「2人は私とトイレ、どっちが大事なの!?」

穂乃果「トイレでしょ」

真姫「トイレよね」

絵里「言い切ったわね」

穂乃果「トイレ行けなくなったら困るもん」

絵里「わかったわ。じゃあこうしましょう。私にジャンケンで勝ったら行っていいわ」

穂乃果「はいさいしょはグッ、ジャンケンポン」
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/18(水) 01:27:38.53 ID:Jy2LHWIr0
真姫「……会長、持ってるわね」

穂乃果「絵里ちゃん無駄に強いよ……」

絵里「何も2人して負けなくても。そんなに私といたかったのね。嬉しいわ」

穂乃果「これが希ちゃんパワー? アゲマンだね」

真姫「いらないとこで使ったわね」

穂乃果「おかげで漏れそうなんだけど」

絵里「漏らせばいいじゃない」

穂乃果「それで解決すること、この世にないよ」

真姫「お菓子を食べればいいじゃないみたいに言われてもね」

穂乃果「もうよくない? 行っていい?」

絵里「私も行きたくなってきた」

真姫「エリーは荷物番」

絵里「ジャンケンやる?」

穂乃果「もういいよ、全部持ってこ。皆で行こ」

絵里「最初からこうしてれば良かったわね」

穂乃果「なんだかなぁ」
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 01:47:09.91 ID:Jy2LHWIr0
違うんですよ、この人たち無限に話し続けるんですよ
続く
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 01:52:16.68 ID:SQEgdWOSO
まきちゃん
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 06:05:00.41 ID:74D3JlIcO
無限に見ててやるぞ
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/18(水) 12:35:51.06 ID:ARMR0iEKO
キャラが勝手に喋る感覚すごくわかる

無限に書けるもんな
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/19(木) 01:23:41.86 ID:MNMDsUyt0
穂乃果「トイレが綺麗なのはポイント高いよね」

絵里「入れたら出るものね。そこまでちゃんと面倒みてくれないと」

真姫「食べ物屋でそんな話しなくても」

穂乃果「でもこれ大事なとこなんだよ。トイレでお店の良し悪し決まるから」

絵里「汚いところは行っちゃだめよ真姫」

穂乃果「まあお医者さんはそんなところはいかないよね」

真姫「それはわかんないわよ」

穂乃果「そう?」

絵里「でね、あだ名で呼ぶのはどう?」

穂乃果「帰ってきて突然何? 誰を? 海未ちゃん?」

絵里「そうよ、海未よ」

真姫「のんちゃんみたいに?」

穂乃果「それだとうんちゃんになっちゃうんだけど」
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/19(木) 01:24:15.30 ID:MNMDsUyt0
絵里「のんちゃんスタイルにしろとは言ってないわ」

穂乃果「だいたいあだ名なんていつ呼ぶの」

真姫「耳元で呼ぶ時じゃない?」

穂乃果「耳から離れなよ」

絵里「うみみは? どう?」

穂乃果「だから耳から離れなよ」

真姫「これはきっと海未という漢字から着想を得てるのよ」

絵里「耳ともかけてるの」

穂乃果「何上手いこと言ったみたいな顔してんの」

真姫「会長かしこい」

穂乃果「かわいい」

絵里「エリーチカ、はいハラショー」

穂乃果「ハラショー入りましたー」
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/19(木) 01:25:22.52 ID:MNMDsUyt0
絵里「やっぱりうみみっていいと思わない?」

穂乃果「あれ読み方間違われんの海未ちゃんキライなんだよね。結構気にしてるよ?」

真姫「絵里、ハラショー」

絵里「え? ハラ……あ」

穂乃果「あ! そうだ絵里ちゃん今ハラショー言ったよね!!」

絵里「いえ、言ってないけど」

穂乃果「言った言った、ハラショー入ったもん。忘れてたよ10ハラショーチャレンジ」

絵里「言いかけただけ」

穂乃果「その前。私忘れてるこのタイミングで言ってくるとかほんとやり方が小賢しいね」

絵里「忘れてる方が悪いじゃない! 私も忘れてたのに」

穂乃果「でかしたね真姫ちゃん」

絵里「やってくれたわね真姫」

158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/19(木) 01:26:49.01 ID:MNMDsUyt0
真姫「これで9回目ね」

穂乃果「ハラショーリーチじゃん、今日9割絵里ちゃん負担だね」

絵里「カウントがおかしいわよね」

真姫「あと一回言って気持ちよく10割負担しましょ」

絵里「私もう喋んないわ」

真姫「ずるいわよ、海未のあだ名考えるんだから」

穂乃果「言い出しっぺの法則だよ」

絵里「うみみ案でよくないかしら」

穂乃果「だからそれ嫌がるんだって」

真姫「Seaちゃんは?」

穂乃果「“海”のしー?」

真姫「そういうこと」

穂乃果「いつまでもちゃん付けで呼ぶのが良くないって話じゃなかった?」

159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/19(木) 01:27:34.93 ID:MNMDsUyt0
絵里「だからうみみ」

真姫「Seaうみみ」

穂乃果「足せばいいってもんじゃないよね」

絵里「言い出しといてなんだけど海未のあだ名、難しいわね」

穂乃果「時々呼び捨てで、だいたい皆園田さんか海未ちゃん呼びだからね」

真姫「そのうみ」

穂乃果「ヤンクミ感出てきちゃったよ」

絵里「要件としては呼びやすくて、愛嬌がある。これね」

穂乃果「そういうあだ名って言ったら、うみりんとかうみたんとかうみぽんとかこういうのでしょ?」

真姫「何よ、たくさん出てくるわね」

絵里「既にそう呼んだことがあると」

穂乃果「ん、ん〜? いや〜?」

真姫「何そのごまかし方」
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/19(木) 01:28:36.78 ID:MNMDsUyt0
穂乃果「いやなんか私のほうがしっくりこなかったんだよ。海未ちゃんに慣れすぎて口が拒否するの」

絵里「あぁ、なんだかわかるわ。自分のことじゃないけれど、凛がいつか花陽のことかよちんって呼ばなくなったら私違和感で死ぬ気がする」

穂乃果「あー」

真姫「確かに将来どうなるか気になるけれど、あれは死ぬまでああな気がするわ」

穂乃果「あの2人は……そうだね、ずっとあの感じでいてほしい」

絵里「世間に擦れずに生きてほしいわ」

穂乃果「凛ちゃんも花陽ちゃんもちょっと可愛がられ方尋常じゃなくない?」

絵里「しょうがないわ、可愛いんだもの」

穂乃果「まあそうなんだよね。あれは才能だね」

絵里「いや、真姫も大丈夫よ、私可愛がってるわよ」

真姫「別に何も言ってないんだけど」

穂乃果「や、大丈夫、私も可愛がってるから。安心して」

真姫「だから別に何も思ってないわよ」
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/19(木) 01:30:27.90 ID:MNMDsUyt0
絵里「今度いいとこ連れてってあげるわ」

穂乃果「いいね、回らないお寿司屋さん行こうよ」

絵里「お寿司は……お医者さんの担当ってことで」

真姫「ちょっと、連れてってよ絵里」

絵里「それは私が偉くなるまで待って」

穂乃果「絵里ちゃんならもうスイスイスイ〜ってすぐ出世するよ」

絵里「5年で社長になるから。それまで待ってて」

真姫「期待してる」

穂乃果「真姫ちゃんは最近どうなの? 凛ちゃんと花陽ちゃんとは」

真姫「凛と花陽? 初詣以来、直接あってないわね」

穂乃果「ダメだよそれ〜」

162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/19(木) 01:31:22.34 ID:MNMDsUyt0
真姫「なかなか予定合わないのよ。2人とも忙しそうだし」

絵里「一番忙しいの多分真姫でしょ?」

穂乃果「真姫ちゃんから誘わないとダメだよ」

真姫「そう……?」

穂乃果「あの2人だって真姫ちゃんが忙しそうだから、きっと遠慮してるんだよ。絵里ちゃん見習いなよ」

絵里「私穂乃果呼ぶために海未説得するからね」

真姫「んー……じゃあ私から誘ってみる」

穂乃果「なんかね、真姫ちゃんはほっといても1人で生きてきそうだから、私ちょっと心配なんだよ」

真姫「まあ1人のほうが楽な時も多いけど」

穂乃果「そういうのがダメ」

絵里「真姫もちょっと甘えてきなさいよ」

真姫「はぁ?」
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/19(木) 01:32:09.32 ID:MNMDsUyt0
穂乃果「一回さ、お姉ちゃんって呼んでみよ?」

絵里「お姉さまでもいいわよ?」

真姫「雪穂ちゃんと亜里沙ちゃんが泣くわよ」

穂乃果「ユッキーは最近生意気だからさぁ、私のこと荷物持ちとしか思ってないの」

絵里「亜里沙も最近私のことあんまり頼らなくなってきたから、お姉ちゃん寂しいわよ真姫」

真姫「知らないわよ、絶対言わないから」

穂乃果「こういうとこがね」

絵里「素直じゃないのよ」

真姫「絵里も穂乃果も、恋人にかまけてて忙しいんでしょ。ちょっとは相手してあげたら?」

穂乃果「こっち側の問題になっちゃう?」

絵里「じゃあ私長女、穂乃果が次女。で、三女が真姫」

真姫「じゃあの意味がわかんないんだけど」
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/19(木) 01:37:26.70 ID:MNMDsUyt0
穂乃果「いいじゃん、長女は褒めて伸ばしてくるよ。絵里お姉ちゃんちょっと褒めてみて」

真姫「やめなさいよ」

絵里「いいじゃない褒めさせてよ、真姫は服のセンスが良いわよね」

真姫「内容が全然ないじゃない」

絵里「いやいやまだよ、これからだから。今日の服なんて凄く似合ってるわよ? でもね他の人が着てもこんなに似合わないの、やっぱり真姫が着るからなのよね」

真姫「黙りなさいって」

絵里「もう……口ではキツく言う時があっても誰よりもあなたが優しい娘なのは私知ってるんだから。じゃなきゃあんな風に聞いた人皆がハッピーになれる素敵な曲弾けないもの」

真姫「いい、もういい」

絵里「勉強だってお医者さんになるためにとっても頑張ってるわよね。けれど真姫は弱音も吐かずに隠れて努力するタイプだから、私もあなたのこと、ちょっと心配なの。辛い時は1人で抱え込まないでお姉ちゃんのこと、頼って欲しいな」

真姫「…………お姉ちゃん」

穂乃果「真姫ちゃんが落ちた!」

真姫「今のは口が滑った」

絵里「さあ真姫、お姉ちゃんの胸においで!」

真姫「絶対しないから」

穂乃果「照れてる照れてる〜!」

真姫「もうやだ、ほんっとやだ」
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/19(木) 01:45:33.10 ID:MNMDsUyt0
真姫ちゃん誕生日おめでとうなのだ
続く
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/19(木) 02:04:57.83 ID:2LEnvfcsO
真姫ちゃんおめおめ
まだまだ続いて
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/19(木) 06:53:46.93 ID:cMEhK8njO
チョロい
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/19(木) 07:10:14.13 ID:Sj5NJ6woO
かわいい
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/19(木) 20:16:23.88 ID:SQhkKQf+o
何度誕生日迎えても変わらぬチョロさが愛おしいw
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/22(日) 18:00:14.81 ID:svpNneEGO
続きはまだか
171 :>>1 [sage]:2018/04/24(火) 01:02:17.56 ID:/cDEGBli0
生きてますエタらせるつもりはないです
明日あたり更新するつもりです
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/24(火) 11:09:55.30 ID:o9MIzHcNO
頼むぞ
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/24(火) 23:59:16.88 ID:isAD7ohq0
まってる!!!
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/25(水) 00:57:00.02 ID:EZSt5hQK0
絵里「顔が赤いわよ真姫? さあおいで」

真姫「お酒のせいだし、さあおいでの意味がわからないし」

穂乃果「こっちのお姉ちゃんの胸もあいてるよ!」

真姫「穂乃果はせめてそれらしいことしてから言いなさいよ!」

穂乃果「じゃあ私も褒める!」

絵里「やったりなさい穂乃果!」

穂乃果「真姫ちゃんはほんとオシャレだよね!」

真姫「そこ以外ないの!?」

穂乃果「まだまだこっからだから、ポケモンで言うとバッジ2つ目くらいのとこだから!」

真姫「ど、どれくらいなのそれは」

穂乃果「ええ? まあ最初の方だよ、序盤序盤」

絵里「なるほど、それで?」

真姫「もういいわよ……私が謝るから」
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/25(水) 00:58:40.48 ID:EZSt5hQK0
穂乃果「謝んないでよ、褒めさせてよ。真姫ちゃんさ、毎回会う度違う服着てるよね」

真姫「そんなことはない」

絵里「穂乃果、それはね、真姫の着こなしが上手だからそう思うのよ」

穂乃果「あ、なんだ、そういうこと。私、一度着た服捨ててるのかと思ってたよ」

真姫「なわけないでしょ。なんなの?」

穂乃果「いやお嬢様だし、それくらいするのかなと。ね?」

絵里「まあ真姫ならあり得ない話じゃないわね」

真姫「そんな余裕はありはしないわよ」

穂乃果「お嬢様の生活ってよくわかんないからさ。真姫ちゃん、うちの大学の学食来た時『へえ、私の家のリビングくらいね』って言ったもんね」

真姫「さっきから褒める気ある!?」

穂乃果「私今すごく頑張ってるよ!」

真姫「下手くそ過ぎるわよ!」
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/25(水) 01:05:43.04 ID:EZSt5hQK0
穂乃果「うわーん、妹が反抗期だよ〜」

絵里「大丈夫よ穂乃果、年中あんな感じだから」

真姫「うっさい」

穂乃果「妹が虐めてくるよ〜」

絵里「じゃあ穂乃果も私の胸においで」

穂乃果「や、それはいいや」

絵里「えー」

穂乃果「それよりお姉ちゃん、もっかいお手本見せてよ」

真姫「待って、これ以上絵里に何か言われたら私本気で身の危険を感じるんだけど」

絵里「別に口説いてるわけじゃないわよ」

真姫「のんちゃんはこうやって落としたんでしょ?」

絵里「あれはどろくさ〜くいったわよ?」

真姫「どうだか」

穂乃果「じゃあお姉ちゃん、次私褒めてよ」
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/25(水) 01:07:43.26 ID:EZSt5hQK0
絵里「穂乃果を?」

穂乃果「そそ」

絵里「穂乃果は穂乃果のままでいいと思うわ」

穂乃果「えー……見てよ真姫ちゃん、この扱いの差。穂乃果お姉ちゃんが可愛そうだとは思わない?」

真姫「別に」

穂乃果「もう私、誰も信じらんない……」

真姫「あーもう、うるさいわね。お姉ちゃんしっかりしなさい」

穂乃果「おぉ……おお……!」

絵里「私は? 私、ねえ私は?」

真姫「絵里もお姉ちゃんでいいから」

穂乃果「真姫ちゃ〜ん!」

絵里「真姫ー!」

真姫「うぇぇ、お酒臭いから離れて! 離れなさいっ!!」
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/25(水) 01:08:58.40 ID:EZSt5hQK0
穂乃果「……」

絵里「……」

真姫「はぁぁぁ……」

穂乃果「我々もそろそろ妹離れする時が来たんですかね?」

絵里「寂しいわね。真姫ったら昔は何するにしても私の真似ばっかりしてたのに」

穂乃果「寂しいね」

真姫「お酒飲みすぎて記憶がおかしくなってるわよ」

絵里「私はまだいけるわ」

穂乃果「今バッジ3個目くらいのとこだから」

真姫「私本気で忠告しておくけれど、たまには肝臓休ませたほうがいいわよ」

絵里「別に毎日飲み歩いてるわけじゃないからね?」

穂乃果「二日酔い嫌だしね」
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/25(水) 01:11:47.22 ID:EZSt5hQK0
絵里「もう絶対お酒飲まないって何度誓ったことか……」

穂乃果「絵里ちゃん3歩歩くと忘れるんだもん」

真姫「学習しなさい、学習を」

穂乃果「真姫ちゃんは二日酔いとかないでしょ」

真姫「なる程飲めないのよ」

絵里「その方がね、幸せかもしれないわ」

真姫「酔ってる人って皆楽しそうで私ちょっと羨ましいけど」

穂乃果「夜中に泣きながら寝ゲロの掃除するのが楽しいなら、そうだね」

真姫「地獄ね……」

絵里「でもそろそろ真姫もハタチになって1年でしょう?」

穂乃果「あ! 来月誕生日!?」

絵里「だからね、そろそろ自分が潰れる限界を知っておいた方がいいと思うのよ」

穂乃果「あー、外で記憶なくしたりしたら危ないかんねぇ」
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/25(水) 01:13:47.68 ID:EZSt5hQK0
つづく
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/25(水) 01:19:50.63 ID:9WqpMipnO
終わらないパーティー(飲み会)
まだまだ続きそうで嬉しい
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/25(水) 13:57:25.32 ID:tbOFoWxq0
限界知らせて何をする気だww
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/25(水) 19:48:34.29 ID:BMGMepBFO
俺もお姉ちゃんの胸に甘えたい
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/26(木) 01:16:07.62 ID:Vfj4b9ZW0
真姫「私自制心はある方よ」

絵里「自衛の為よ。穂乃果が言ったみたいに、外で記憶無くなるほど酔っ払って何かあってからだと遅いわよ?」

穂乃果「世の中、私は疑い深いって言ってる人ほど詐欺にあうからね」

真姫「んん……」

穂乃果「まあこんなこと言って、女の子潰してお持ち帰りするのがパイセンの十八番なんだけどね」

真姫「ちょっと離れましょうか、絵里」

絵里「待ちなさい待ちなさい」

穂乃果「やだ〜、絵里ちゃんエッチ〜」

絵里「もしそうなりそうだったら本気で引っぱたいていいから。グーでもいいけど、でもあんまり痛くしないで」

穂乃果「痛くなかったら意味ないじゃん」

絵里「私痛いのは嫌なの、ソフトなのが一番よ」

真姫「話が怪しくなってきたわ」

穂乃果「まあ今日は真姫ちゃん潰れるまでいこ」

絵里「朝までいくわよー」
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/26(木) 01:18:20.28 ID:Vfj4b9ZW0
真姫「いいの? 希もそろそろ帰ってきたんじゃない?」

絵里「希は今日ね、泊まりで行ったのよ」

穂乃果「追いコン?」

絵里「そうなの、私を置いて温泉行ったのよ」

穂乃果「泊まりで温泉? いいとこ行ってんねぇ」

真姫「着いていけばよかったじゃない」

穂乃果「それ面白いね、絵里ちゃん隣の部屋とっとけば良かったじゃん」

絵里「その手があったわ……」

穂乃果「プルル、私、エリーさん。今あなたの隣の部屋にいるの」

真姫「下手なホラー映画よりホラーね」

絵里「冗談よ。付き合いは大切にしてほしいし、いくらなんでも邪魔するつもりはないわ」

穂乃果「絵里ちゃんも好き勝手やってるもんねぇ」
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/26(木) 01:19:57.86 ID:Vfj4b9ZW0
絵里「お互いのプライベートは尊重するって方針でやってるから」

穂乃果「なんかオトナだね」

真姫「自分が飲みに行きたい言い訳でしょ」

絵里「邪推が過ぎるわよ。四六時中べったりしてても飽きがくるんだもの」

穂乃果「私はべったりしてたいけどな〜」

絵里「まあそこは人それぞれじゃない? よそはよそ、うちはうちってことで」

穂乃果「人それぞれって言うとそこで話終わるよね」

真姫「それは時と場合によるわ」

穂乃果「それもだよ。ほら、今終わった」

真姫「あら」

穂乃果「あら、て」

真姫「でも本当に話が終わるかどうかは場合によると思わない?」

穂乃果「そこは頑張って繋げようよ」
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/26(木) 01:21:13.35 ID:Vfj4b9ZW0
絵里「穂乃果ならずっと1人でも喋ってられるんじゃない?」

穂乃果「まあ……私壁と会話できるからね」

真姫「壁」

絵里「壁?」

真姫「精神状態が心配になるわね」

絵里「ごめんなさい穂乃果。あなた疲れてない? お姉ちゃんに甘える?」

穂乃果「いや壁はさすがに冗談だけど、なんかごめんね、いつも私ばっか喋って」

真姫「別にいいわよ、聞かせてよ」

絵里「私も穂乃果の話聞きたいわ」

穂乃果「そう? じゃあね」

絵里「最近どんなプレイした?」

穂乃果「あ、そういうのがいい? 私今海行きたいんだよね」

絵里「海未なら毎日会ってるでしょ」
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/26(木) 01:22:37.15 ID:Vfj4b9ZW0
穂乃果「人じゃなくて、場所ね。場所」

絵里「まだ春よ?」

穂乃果「別に泳ぐわけじゃなくて、なんかね潮風に当たりたいの。で、浜辺を歩いてる写真をなんかいい感じに加工して、インスタ映えを狙いたい」

真姫「髪痛むわよ」

穂乃果「それは確かにあるけど、でも潮の香りみたいなのよくない? 私あれ好きなんだよね」

絵里「あれって海藻とか微生物の死骸の匂いらしいわね」

穂乃果「ウソぉ!?」

真姫「へえ」

穂乃果「何てこと言ってくれんの絵里ちゃん」

絵里「じゃあ今の無し。聞かなかったことにして」

穂乃果「なんないよ。うわぁ……今度江ノ島行きたいとか思ってたのに……」

真姫「鎌倉?」

穂乃果「そう! なのに私の旅行計画おじゃんだよ」
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/26(木) 01:23:26.87 ID:Vfj4b9ZW0
絵里「なんだかごめんなさいね」

穂乃果「鎌倉住みたいと思ってた私の気持ち返して」

絵里「住めばいいじゃない。いいところだと思うわよ?」

穂乃果「磯の香りの正体聞かなかったら住みたかったけども」

真姫「穂乃果は東京離れたくないんじゃないの?」

穂乃果「私そんなの言ったことある?」

真姫「ごめん、勝手に私がそう思ってただけだったわ」

穂乃果「まあ真姫ちゃんがそう思うのも仕方ないね、私シティガールだから。都会が似合うでしょ?」

絵里「老後は田舎で過ごしてそうだけど」

穂乃果「ろ、老後……」

真姫「でも穂乃果は穂むら継がないと」

穂乃果「そうなんだよ、私は将来お饅頭を売るだけのババアになるからね」

絵里「妖怪お饅頭ババア?」
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/26(木) 01:24:27.45 ID:Vfj4b9ZW0
穂乃果「神田の看板ババアだよ」

真姫「ババアババアうるさいわよ」

穂乃果「そういう真姫ちゃんはどんなババアになる?」

真姫「私? 変な病気とかじゃなくてさっくり死にたいわね」

穂乃果「死に際? 悲しいこと言わないでよ」

絵里「老後よ、老後はどうしたいのよ」

真姫「まだそんなの考えたことないわよ」

穂乃果「なら今考えよっか」

真姫「まあ音楽にはしがみついてるんじゃないかしらね」

絵里「しがみつくなんて言い方したらだめよ真姫」

穂乃果「真姫ちゃんは生涯現役でしょ?」

真姫「どうかしらね……どこかで嫌にならなかったらいいんだけど」
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/26(木) 01:25:57.34 ID:Vfj4b9ZW0
終わらないパーティ(終わらない)
続く
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/26(木) 01:32:06.16 ID:eAlFwRfX0
更新おつおつ
終わらないで良いのよ
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/26(木) 02:30:05.23 ID:VxzzPVdIO
もっともっと話させて
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/26(木) 11:07:45.47 ID:U+ClOaZFO
潮の香り……知らなかった、そんなの
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/27(金) 00:53:19.90 ID:pKzHdPqb0
穂乃果「嫌になるってなーにー? 挫折でもする予定あるの?」

絵里「そんな後ろ向きな予定組んでる人初めてみたわ」

真姫「これからどうなるかなんて誰にもわからないでしょ。才能なんていつ枯れるか」

穂乃果「天才故の悩みってやつかな」

絵里「天才はいつも孤独なのね」

真姫「もうただの凡人よ」

絵里「あら、珍しく弱気じゃない」

穂乃果「ちょっと〜、調子狂うよ西木野大先生〜」

絵里「困るわよねぇ。やっぱりお姉ちゃんが必要なんじゃない?」

真姫「いい加減しつこいわよ」

絵里「うっ……」

穂乃果「大先生の新作は? 評判どう?」

真姫「まあ、ぼちぼち」
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/27(金) 00:57:33.13 ID:pKzHdPqb0
穂乃果「また粒あんだ。ネットで匿名っていうのやめれば?」

絵里「真姫に相応しい発表の場を用意しましょうよ」

真姫「いいわよ、変な色眼鏡で見られたくないし」

絵里「だから、後輩たちに使ってもらうっていうのは?」

真姫「そのまま渡すのはどうかしらね」

穂乃果「これ? マニー?」

真姫「そんなことより」

穂乃果「そ、そんなこと……」

真姫「きっと私、あれこれ言いたくなるから、ダメ」

絵里「真姫のお歌の練習、懐かしいわねぇ」

真姫「だいたいね、私が作ったの使っちゃったら、スクールアイドルじゃなくて本気でμ's研究会になるわよ?」

穂乃果「μ's研究会って……たまに聞くけど世間の声は厳しいよね」

絵里「結果が出ないんじゃ、まあ、仕方のないことのような気もするけど」
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/27(金) 01:02:11.06 ID:pKzHdPqb0
穂乃果「過程を見てよ、ついこの前の予選だって惜しかったじゃん」

絵里「ん〜……」

真姫「あれは周りが見る目なかったわね」

絵里「衣装も曲も自作が当たり前の時代だもの。オトノキがどうこうって言うよりは、全体のレベルが上がってるのよ」

真姫「喜ばしいことなのやら、どうなのやら」

穂乃果「複雑だぁ〜……」

絵里「スクールアイドルの素晴らしさが伝わった結果ね。伝説のμ'sのリーダーが言った通りになったのよ、責任持ちなさい」

穂乃果「じゃあちょっとOGとして差し入れでも持っていこっか。2人とも、よろしくね」

真姫「言い出しっぺは来なさい」

穂乃果「いやー私、あんまり行き過ぎると逆に心配されるから」

絵里「穂乃果センパイ、もしかして暇なんですか?」

穂乃果「暇じゃないよ! 暇な時もあるけどねっ!」

真姫「暇なんじゃない」
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/27(金) 01:03:55.69 ID:pKzHdPqb0
穂乃果「やー、今年はどうかなぁ」

絵里「4年生なんて内定貰ったらあと暇よ?」

穂乃果「あのね、2人は知らないかもしれないけどねぇ、あーこれ言っていいかな」

絵里「何?」

真姫「何よ」

穂乃果「実は私、卒論というものを書かないといけないらしいんですよ」

真姫「知ってた」

絵里「そりゃまあ書くでしょうね。書かないと卒業できないから」

穂乃果「あれ? 二人ともご存知?」

絵里「私こないだ提出したわよ」

穂乃果「もしかして知らないの私だけだった? 私卒業できるのかな」

真姫「一緒に大学生続ける?」

穂乃果「アリだね」
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/27(金) 01:10:30.52 ID:pKzHdPqb0
絵里「こらこらこら」

真姫「2人とも卑怯よ、常に学年が上だなんて」

穂乃果「おかげでお姉ちゃんぶってくるからね」

絵里「仕方ないでしょ、先に生まれちゃったんだもの」

穂乃果「でも言うてね、絵里ちゃんだって、もう1年大学生やっていいってなったらやるでしょ」

真姫「希と一緒に卒業できるわよ」

絵里「あら、それは……悩ましいわね。なんだかんだ言って楽しかったし」

穂乃果「もっかい皆でスキー行こうよ。あー、スキー行きたくなってきた」

絵里「行きたいわねぇ。あと真姫の別荘にも」

真姫「社会人になったら別料金」

絵里「ケチ……」

穂乃果「そうだ! まだ新歓巡りやってないよ絵里ちゃん!」

絵里「あ、そういえば!」
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/27(金) 01:18:34.10 ID:pKzHdPqb0
真姫「新入生じゃないでしょ」

穂乃果「えーイケるよ、正直わかんないもん。前にコンビニで年確されたから私まだ若いよ」

絵里「私もまだまだ若いわ、気持ちはいつだって新入生よ」

真姫「こんな落ち着いた新入生、いる?」

絵里「敬語でいったら実は年下でした、みたいなこといっぱいあるじゃない?」

穂乃果「最悪3浪、4浪したってことで」

真姫「そこまでして何しに行くの?」

穂乃果「そりゃあもちろん」

絵里「お酒とご飯をちょ〜っとだけ色んな所から頂くのよ」

穂乃果「そういうロシアの遊びなの」

真姫「おそロシア……絶対バレるわよ」

穂乃果「平気だよ、インカレでいっぱい人いるとことかあるからさ」
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/04/27(金) 01:21:30.03 ID:pKzHdPqb0
真姫「どうするの? 実は私μ'sのファンで、なんてことになったら」

穂乃果「そこはね、化粧と髪型変えとけば」

絵里「完全犯罪成立」

真姫「こんな個性強い人たちが気づかれないわけないじゃないの」

絵里「もしもの場合は私日本語わかんないフリするから」

真姫「最後の最後の奥の手出してきたわね……」

穂乃果「それずるいよね〜」

真姫「呆れた」

絵里「待ってよ、何もタダ飯タダ酒頂くだけのつもりじゃないわよ?」

真姫「サインでも書いてくの?」

絵里「ちゃんとテーブル盛り上げてから退散するのよ」

穂乃果「それをこの人、私にやれって言うんだけどね」

絵里「ファイトよ穂乃果。私は隣でニコニコしてるから」
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/27(金) 01:22:15.74 ID:pKzHdPqb0
ぶっちゃけことりちゃんがどこにいるかとにこちゃんが何してるかがよくわからないんですよね
続く
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/27(金) 01:25:48.73 ID:l4nsR3yM0
すっかり悪い先輩なエリチカさん
会話が続いてればことにこの話題も自然に湧いて出そう
おつおつ
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/27(金) 16:54:02.89 ID:kpmB/fccO
新歓バレても普通に歓迎されそう
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/28(土) 13:52:01.37 ID:nbLmZR0wo
真姫ちゃんも壁ニケーション得意だと思うの

??「ぬぁんでよっ」
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/28(土) 17:53:53.47 ID:PGULXLKSO
>>205
哀れですね
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/29(日) 10:15:51.43 ID:n8zec5PSO
>>205
哀れにゃ
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/04(金) 14:10:23.70 ID:comWSBiJO
まだなの?
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/06(日) 21:26:20.87 ID:foqrU3neO
待っているぞ
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 23:16:30.89 ID:WXYlhZX70
穂乃果「ニコニコ? 絵里ちゃんが」

真姫「気持ち悪いわよね」

絵里「ちょっと」

穂乃果「だってあの鉄の女と呼ばれた絵里ちゃんだよ?」

絵里「呼ばれたことないんだけど」

穂乃果「え? 絵里ちゃんて3歳のときに感情失ったんだよね?」

絵里「誰が言ってた?」

穂乃果「私の地元じゃそう言われてるの」

絵里「地元おんなじでしょうが」

穂乃果「ありゃ、偶然」

絵里「あることないこと言うんじゃないわよ?」

穂乃果「私が言うのはあることだけだよ〜」

真姫「他には?」
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 23:17:29.70 ID:WXYlhZX70
穂乃果「素手でクマ倒したことがあるって」

絵里「あー……あれは私が10歳の時だったわ」

真姫「武闘派なのね」

絵里「惚れ直しちゃった?」

真姫「惚れてる前提で話すのはやめましょう?」

絵里「惚れてないの?」

穂乃果「まあ冗談は置いといて」

絵里「置いといて」

穂乃果「絵里ちゃんなんかニコニコしてるだけでそれなりに絵になるんだからずるいよね」

絵里「にっこにっこにー♪」

真姫「テンション高いわね」

絵里「やっとエンジンかかってきたのよ」
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 23:19:14.98 ID:WXYlhZX70
穂乃果「真姫ちゃんもちょっとニコニコして」

真姫「にこにこにー」

穂乃果「だーめ、腰が入ってない」

真姫「腰?」

穂乃果「にこちゃんいたら引っぱたかれてるよ、あんた舐めてんの!? って」

絵里「思い出して真姫、こういう時のためのにっこにっこにーの練習だったのよ?」

真姫「それは違うと思うけど」

絵里「でもね真姫、コミュニケーション能力ってにっこにっこにーなのよ」

穂乃果「その心は?」

絵里「どれだけニコニコしながら『へえ、そうなんですか〜』って言えるかがコミュ力ってこと」

穂乃果「にゃるほど」

真姫「それは確かにあるでしょうね」

絵里「本当、くだらないわよね」
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 23:22:13.63 ID:WXYlhZX70
穂乃果「ありゃりゃ、言っちゃった」

絵里「穂乃果、大人になるってそういうことなのかも」

穂乃果「絵里ちゃんも真姫ちゃんも黙ってそこにいてくれるだけでお仕事終わりだと思うけどな」

絵里「穂乃果も口を開かなければ美人よ?」

穂乃果「え、そう? そうかな?」

絵里「ええ、もちろん」

穂乃果「じゃあ、ちょっと私お淑やかなお姉さん系を目指しちゃおうかな」

真姫「そうなったら今日はやけに静かねって聞くと思うけどね」

穂乃果「そしたら私はこう言うの。実は私、家燃えたんだよねって」

真姫「外で遊んでる場合じゃないでしょ」

穂乃果「そんな時はお酒飲んで忘れないと」

絵里「わかってるわね。私ライムハイ」

真姫「早いわね」
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 23:24:07.00 ID:WXYlhZX70
絵里「真姫が遅いの」

真姫「ロシア人の代謝と比べないでよ。穂乃果にはこれあげるわ」

穂乃果「いらないの?」

真姫「もういいわ」

穂乃果「真姫ちゃんと間接キッス〜」

真姫「コップこっち側向けて」

穂乃果「気にする?」

真姫「言われるとね」

絵里「シャイなんだから」

穂乃果「まあ言われると何か気になっちゃうよね」

絵里「そしたらトイレの」

穂乃果「またトイレ?」

絵里「トイレの紙」
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 23:25:11.56 ID:WXYlhZX70
穂乃果「トイペ?」

真姫「トイレットペーパー?」

穂乃果「言わない?」

真姫「言わない」

絵里「私も言わないけれど、トイペが三角に折ってあることあるじゃない?」

穂乃果「確かにやる人いるね」

絵里「私あれ見ると『あぁここ誰か触ったんだな』って思うからやめてほしいのよ」

真姫「絵里って潔癖だった?」

絵里「じゃないけれど、あれは気になるの」

穂乃果「えー、そんなこと言うと私まで次見た時気になってくるじゃん」

絵里「気持ちは共有しましょ」

穂乃果「やなもん押し付けてくれたね」

真姫「私も気になってきた」
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 23:26:54.49 ID:WXYlhZX70
穂乃果「うわ絵里ちゃんのせいだよ、これからはマイペーパー持参しないと」

絵里「マイペ?」

穂乃果「マイペだね。名前書いとかないと」

真姫「そんなこと言ったら……私もトイレの話だけど」

穂乃果「トイレの話そんな出てくる?」

真姫「手を洗う時、水なんて大概自動じゃない?」

絵里「たまーに蛇口ひねるのだと逆にビックリするわね」

真姫「で、フタも勝手に開くし自動で流してくれるようなのも最近あるわよね」

穂乃果「科学の進歩だね」

真姫「でも最後にドアだけ触らなきゃいけないの、なんとかならない?」

穂乃果「うわ、科学の敗北だ」

真姫「私、あれ気になるのよ。このドアは当然色んな人が触ったんだろうなと」

絵里「やだ、私も次から気になってくるじゃない」
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/06(日) 23:41:00.35 ID:XIxofANN0
どっちも気にしたことなかったゾ・・・
やっぱ可愛い子って色々気になるんだな
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 23:44:22.82 ID:WXYlhZX70
真姫「共有しましょ」

穂乃果「黙っておけば私何も気にせず生きていけたのに」

真姫「思考停止で生きていくよりいくらかマシよ」

絵里「さっきはどうだったかしら」

穂乃果「さっき? 私2リットルは出たよ」

絵里「それは聞いてない」

真姫「今体重計乗ってみたら?」

穂乃果「体重のことは考えたくないで〜す」

真姫「でも前会った時よりも痩せたんじゃない?」

穂乃果「色々考えすぎでストレスかな」

真姫「丁度いいくらいかもしれないわよ」

穂乃果「でも考えすぎて最近甘い物よく食べちゃうんだよねぇ」

絵里「脳には糖分。間違ってないわ」
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 23:47:34.52 ID:WXYlhZX70
穂乃果「それで、むしろね……けど痩せすぎより少しくらいお肉ついてる方が抱き心地いいよね。海未ちゃんはちょっと痩せすぎ」

真姫「たしか海未は体脂肪率と戦ってるんでしょ?」

絵里「私はBMIと戦争してるって聞いたけど。あと目を離したらすぐ腹筋割ろうとするんだったかしら?」

真姫「ストイックよね」

穂乃果「ストイックっていうかドMなだけだよ」

絵里「自分を痛めつけるのが好き」

穂乃果「それ。ドMだし、真面目だし、ウソが下手」

絵里「けれど穂乃果はそんな海未が好き」

真姫「お熱いこと」

穂乃果「生きるの大変じゃないかなーって私心配だよ」

絵里「正直者は馬鹿を見るものね」

真姫「得をするのは嘘つきだけ?」

絵里「一番声の大きい嘘つきよ」

穂乃果「2人も生きるの大変そうだね」
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/05/06(日) 23:48:53.98 ID:WXYlhZX70
絵里「私達も?」

穂乃果「トイレの紙とかドアとか変なとこ気にしてるし」

絵里「まあ生きづらいことは多いかもね」

真姫「かしらね」

穂乃果「夜中でもちゃんと信号守るでしょ?」

絵里「場合によるわ」

真姫「場合によるわね。海未なら?」

穂乃果「海未ちゃんは今渡っても絶対轢かれないでしょってタイミングでも気をつけして待ってんね」

絵里「いいこいいこってしてあげたい」

穂乃果「海未ちゃんは私のものだからダメでーす」

絵里「最近どんなプレイした?」

穂乃果「え〜」

真姫「さっきからもう絵里はそういう話がしたくてしょうがないのね」

絵里「そうなの。しょうがないのよ」
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/06(日) 23:50:41.97 ID:WXYlhZX70
まさかGW終わってもこっち終わらないとは思わなかった
続く
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/06(日) 23:55:11.94 ID:ZvPyZbvIO
まだまだ続け
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/06(日) 23:58:21.51 ID:XIxofANN0
ソルゲ組は意味がなくてもルールだからって遵守するタイプだよねぇ
続き待ってる
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/05/08(火) 00:08:14.57 ID:zTMLilQc0
穂乃果「気になっちゃう感じ?」

絵里「気になっちゃうわよ。参考にさせて」

穂乃果「いやいやまあ師匠の参考になるようなのはないよ」

絵里「そうは言っても?」

穂乃果「そうは言っても?」

絵里「もったいぶらないで」

穂乃果「いや〜、別に普通のことしかしてない…………と思うでしょ!?」

絵里「と思ったわ穂乃果!」

真姫「テンション……」

穂乃果「まあまあまあ、ちょっと来てよ2人とも」

絵里「何よ、なになに?」

穂乃果「実はちょっと私さ、ドエロい気分の日があって」

真姫「ドエロい気分」

絵里「わかる」

穂乃果「さすが師匠、話が早いね」
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