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【グリモア】瑠璃川春乃「秋穂ちゃんの霊的な日常」【私立グリモワール魔法学園】
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1 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/09(月) 00:07:29.78 ID:bQC9QZhf0
このスレはAndroid/IOSアプリ【グリモア〜私立グリモワール魔法学園〜】のssです。
今回は以下の要素を含みます。
・キャラ崩壊注意
・ノエルはそれなりにツッコミ
・さらちゃんはかわいい
・秋穂はいつも通り
・ありすありあり(合言葉)
過去作はこちら(上から新しい順)↓
【グリモア】南智花「帰ってきましたよ、転校生さん!」【私立グリモワール魔法学園】(エイプリルフールネタ)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522519469/
岸田夏海「意地でも間に合わせる!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1520790425/
【グリモア】仲月さら「転校生さんはロリコンなんですか?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1514746440/
【グリモア】双美心「裏表グリモワール魔法学園」【私立グリモワール魔法学園】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1511887473/
【グリモア】イヴ「捨てノエル?」【私立グリモワール魔法学園】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1507823219/
【グリモア】皇絢香「結局どうしよう」【私立グリモワール魔法学園】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1507734476/
【グリモア】エミリア「ドーナツこわい」【私立グリモワール魔法学園】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1507649595
【グリモア】霧塚萌木「やっぱり一番は」【私立グリモワール魔法学園】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1507562486/
【グリモア】水瀬薫子「絶対にやりません」【私立グリモワール魔法学園】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1507466605/
【グリモア】風子「新しい転校生・・・6歳?」結希「完成よ、転校生くん」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1492357132/
【グリモア】風子「新しい転校生・・・6歳?」卯衣「約束を果たしましょう」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1482596025/
【グリモア】風子「新しい転校生・・・6歳?」智花「今は5歳です!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1475338315/
【グリモア】風子「新しい転校生・・・6歳?」【私立グリモワール魔法学園】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470317511/
【グリモア】如月天「いや、そういうやつじゃないから」【私立グリモワール魔法学園】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470227466/
【グリモア】瑠璃川秋穂「みんなで遊びたいね」【私立グリモワール魔法学園】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470144800/
【グリモア】南条恋「じゃから違うといっておろうに」【私立グリモワール魔法学園】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470058509/
【グリモア】神凪怜「よくわからないが」【私立グリモワール魔法学園】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469972268/
【グリモア】越水ソフィア「ノーサンキューです」【私立グリモワール魔法学園】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469881366/
【グリモア】冬樹ノエル「いい子なんだけどなぁ」【私立グリモワール魔法学園】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469796630/
【グリモア】守谷月詠「転校生をギャフンと言わせてやるんだから!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469708811/
【グリモア】氷川紗妃「転校生さんが記憶喪失!?」【私立グリモワール魔法学園】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1467606239/
結希「出来たわ、転校生君」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1467123430/
【グリモア】立華卯衣「転校生くんと同棲する」【私立グリモワール魔法学園】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1466350149/
【グリモア】南智花「転校生さん!」【私立グリモワール魔法学園】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1461492750/
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1523200049
2 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/09(月) 00:10:44.88 ID:bQC9QZhf0
第壱話「だいだらぼっち」
私の妹の名前は秋穂。ちょっと霊感の強いナイス美少女だ。
秋穂「おはよう、さらちゃん、ノエルちゃん!」
ノエル「秋穂ちゃん、おっはよー!」
さら「おはようございますぅ!」
シロー「わんっ!」
今日は同じ散歩部の部員たちと風飛のデパートまで買い出しに行くようだ。
さら「それじゃあ、いきましょお!えっと、何に乗るんでしたっけ?」
ノエル「バスだよ、バス!」
秋穂「バスかー。あ、そういえば昨日は先輩がジェンニちゃんと」
ノエル「ちょっとまって、バスから何を連想したの?」
秋穂「いっしょにバスで上野の動物園まで行ったって・・・・・・どうしたの、ノエルちゃん?」
ノエル「いや、ごめん・・・・・・自分の頭のピンクさを今自覚してるとこだから」
さら「ひかわさんみたいですね!」
ノエル「氷川先輩をそういう人扱いしないであげて!」
氷川紗妃。あいつはアタシが秋穂をちょっと見守ってたくらいで説教してきた女。風紀委員は理不尽だ。
3 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/09(月) 00:13:30.57 ID:bQC9QZhf0
自由「ちょっとまってください。これ妖怪絵日記の方じゃないっすか?」
望「細かいことはいいんだよ」
自由「いやいやいや、霊的な日常と妖怪絵日記はまた別でしょ!霊的ってタイトルをつけるなら壱話はすっきーでしょうが!」
純「えー、そこ拘るところなの?」
自由「拘りますよ!某手強いシミュレーションで「封印の剣」ってタイトルなのに「烈火の剣」の話を進めてるようなもんっすよ!」
純「あー、そりゃ全然違うわ」
望「いや、そっちはそもそも世代が違うだろ?親世代と子世代だし」
望「例えるならドラゴンボールZって言ってるのに無印ドラゴンボールの方をやるみたいなもんだろ?」
自由「そうっす!それっす!」
絢香(何言ってるか全然わかんない。すっごく楽)
4 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/09(月) 00:14:30.03 ID:bQC9QZhf0
〜デパート〜
ノエル「よし!それじゃあ目的のものを買いに行こう!」
さら「はいぃ!えっと、何を買いに来たんでしたっけ?」
秋穂「散歩部部員募集のためのおっきい筆と布だよ」
ノエル「あとは、それをつける棒と紐だね」
さら「そうでしたぁ!」
それくらいならお姉ちゃんが買って来るのに!もっとお姉ちゃんを頼っていいんだからね!
ノエル「で、誰が字を書く?」
秋穂「デザインも考えないとね」
さら「おっきい筆も欲しいですねぇ」
三人「・・・・・・」
秋穂「恋ちゃんに頼もうか」
ノエル「他力本願!?」
さら「素人がやるよりプロに任せた方がいいと思いますよぉ」
ノエル「ていうか、向こうも部員は募集するだろうから無理じゃない?」
秋穂「それもそっか」
さら「どうしましょぉ」
お姉ちゃんが!お姉ちゃんがやるから!デザインも文字も両方できるから!
5 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/09(月) 00:25:49.26 ID:bQC9QZhf0
秋穂「えっと、布、布・・・・・・」←一時的に分かれた
転校生「あれ、秋穂。おはよう」
おいい!アタシの秋穂に何気軽に話しかけてんのよ!ナンパか?ナンパのつもりか?ああ?
秋穂「あ、おはようございます、先輩!」
転校生「珍しいね、こんなところに来るなんて。一人?」
秋穂「えっと、さらちゃんとノエルちゃんもいっしょです」
転校生「そっかそっか」
秋穂「先輩は・・・・・・」
転校生「僕はありすと来たんだけど・・・・・・いやー、布のこととかよくわからなくてさ」
秋穂「プロがいた!」
転校生「え?」
6 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/09(月) 00:28:17.12 ID:bQC9QZhf0
転校生「なるほど、部員募集ののぼりをね」
秋穂「あれ、のぼりって言うんですね」
転校生「ほら、こいのぼりって言うだろ?」
秋穂「あー、なるほどー」
転校生「ていうか、そういうのって作ってくれるメーカーとかあるんじゃないのかな?」
秋穂「さらちゃんが思いついたのが昨日だったんで・・・・・・」
転校生「そういや部活勧誘は明後日か・・・・・・」
秋穂「そういえば、ありすちゃんはどこにいるんですか?」
転校生「あっちの方で・・・・・・」
転校生「横断幕用の布見てる」
秋穂「発想が一緒!」
7 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/09(月) 00:30:47.36 ID:bQC9QZhf0
転校生「横断幕に刺繍するって言ってたけど、間に合うのかな」
秋穂「あー、そうですね・・・・・・さすがにそれだとこっちのお手伝いしてもらうわけにはいきませんよね」
転校生「んー、春乃さんはそういうのできないの?」
よく言った!お姉ちゃんがんばるから!
秋穂「おねえちゃんは散歩部に入ってないので」
転校生「さっきまで誰に頼もうとしてたんだっけ?」
秋穂「ありすちゃんと恋ちゃんです!」
転校生「なるほど、それで春乃さんじゃダメな理由は?」
秋穂「おねえちゃんは散歩部じゃないから・・・・・・」
転校生「うーん、これ僕がおかしいのかな?」
8 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/09(月) 00:37:05.77 ID:bQC9QZhf0
秋穂「あっ、そうだ!先輩はそういうのできたりしないんですか?」
転校生「え、僕?いやいやいや、やったことないって」
嘘だな。
秋穂「まっさかー」
転校生「僕のことをなんだと思ってるの?」
転校生「いや、まあ、ちょーっと転校前に友達の手伝いをしたことはある・・・・・・その程度だよ」
やっぱりね。
秋穂「ちなみに、どんなことを?」
転校生「字を書いた」
秋穂「やってるじゃないですか!」
転校生「示す偏だけ」
秋穂「『祝』ですか?」
転校生「『神』だよ」
こいつは何を書いたんだ。
9 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/09(月) 00:40:02.76 ID:bQC9QZhf0
ありす「ぉまたせ・・・・・・した」
クレプリ「よーう少年、待たせたな!」
転校生「おっ、目的の布は買えた?」ヨイショ
秋穂(先輩、自然に荷物を持ってる・・・・・・)
ありす「ぁい。かぇ、ました」
クレプリ「お、そっちにいるのは瑠璃川の妹の方じゃねぇか」
秋穂「あ、おはよう、ありすちゃん」
ありす「ぉはょ・・・・・・ざぃ、ます」
転校生「秋穂も布を買いに来たんだって。のぼり用の布とかってわかる?」
ありす「ぁっち、ぇす」
クレプリ「案内するさね」
秋穂「あ、ありがとう!」
10 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/09(月) 00:42:48.46 ID:bQC9QZhf0
ノエル「秋穂ちゃーん、買えたー?ってあれ?お兄さんにありすちゃん?」
秋穂「うん、買えたよー」
さら「おはようございますぅ!」
転校生「や、ノエルとさら。おはよう」
ありす「ぉはよぅ、ござい・・・・・・ぁす」
クレプリ「おはようさね」
ノエル「二人は何を買いに来たの?」
転校生「横断幕用の布と糸かな」
ありす「ぃっぱぃ、かぇました」
クレプリ「あとは部員を引き止めるようのお菓子とかも買うつもりさね」
ノエル「お菓子!その手があったか!」
さら「ノエルちゃん、わたしたち、部室がありません!」
ノエル「神は死んだ!」
秋穂「配ればいいんじゃないのかな?」
ノエル「その手があったか!」
本格的に塾の広告みたいになってきたわね。
転校生「それじゃ、いい時間だし、お昼にしよっか。よかったら、一緒にどう?」
秋穂「ぜ、ぜひ!おねがいします!」
ノエル「えー、お兄さんがご馳走してくれるのー?なら行ってあげてもいいかなー?」
さら「ありすちゃん、いっしょに食べましょお!」
ありす「ぁぃ」
転校生「ノエルはいらないっと」
ノエル「あー、ウソウソ!冗談だから!おいてかないでー!」
まああいつならそれくらいは出すんだろうけど。あれ、もあっと?
転校生<(よかったら、一緒にどうですか?)
ま、気付いてるか。アタシは遠目で見守ってるからいいわよ。
11 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/09(月) 00:48:15.15 ID:bQC9QZhf0
ノエル「そういえば、なんで横断幕?」モグモグ
クレプリ「昨日思いついたんさね」モグモグ
さら「わたしといっしょですね!」モグモグ
ノエル「類友だね、類友!」
ありす「ゃ、ぁたし、のぇるちゃ・・・・・たぃに、せっきょくてきじゃな・・・・・・」
ノエル「あれ、今アタシ友達扱いされてなくなかった?」
秋穂「次があるって」
さら「また一からがんばりましょお」
ノエル「やっぱりそうだよね!?」
ありす「ぁ、ぇと、そうぃ・・・・・とじゃ、な・・・・・・」
転校生「ありす、口汚れてるよ」フキフキ
ありす「んっ」
クレプリ「少年、ありすをそこまで子ども扱いしないでやってくれ」
転校生「あっ、ついジェンニにやる癖で。ごめん」
ノエル「アタシとしてはさりげなくありすちゃんが膝の上に座ってることに疑問を覚えるんだけどなぁ」
クレプリ「これはデフォさね」
秋穂「いいなぁ・・・・・・」
秋穂がしてほしいなら、お姉ちゃんいつでもやってあげるわよ!
12 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/09(月) 00:50:19.42 ID:bQC9QZhf0
転校生「さて、お腹もいっぱいになったし、早いところ戻ろうか」
ノエル「えー、もう帰っちゃうの?」
転校生「だって今からデザイン決めて、下書きとかも済ませないといけないだろう?」
秋穂「プロだ・・・・・・!」
さら「転校生さん、プロですね!」
ノエル「さっすがお兄さん!」
転校生「君たちはもうちょっと計画性ってものを持とうね」
クレプリ「ありす、次のバスの時間どうなってるさね」
ありす「ぇっと・・・・・・ぁと、10分・・・・・・」
クレプリ「微妙に長いな・・・・・・」
転校生「あー、それに関しては気にしなくていいよ」
クレプリ「え?」
転校生「ちょっと待ってね・・・・・・もしもし、結希?今から帰るから、3分後にあれ起動で」
さら「あれ、ですか?」
ノエル「あれって?」
転校生「なんか僕を呼びだす装置を作ったって話。このデバイスの半径1m以内にいれば一緒に帰れるよ」
ノエル「え、それ狭くない?って、ありすちゃんが抱っこされてる!さらちゃんもう背中に登ってる!」
秋穂「わ、わたし、こっちで!」
ノエル「秋穂ちゃんも抱きついて・・・・・・あ、アタシも!」
クレプリ「これはたからみたらヤバいやつさね」
転校生「それじゃあ、3、2、1」
転校生「あ、春乃さんのこと忘r」
シュン
13 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/09(月) 00:52:18.74 ID:bQC9QZhf0
・・・・・・あれ?アタシ、おいていかれた?いや、そりゃそうなるはずだけど。
クレプリ「おー、すげえな・・・・・・あれ?」
クレプリ「えっ!?お、オレっち、おいていかれたのか!?はたから見てたから!?」
まったく、仕方ないわね。
春乃「アタシが持って帰ってあげるわ」
クレプリ「あ、瑠璃川の姉の方。来てたのか?」
春乃「来てたわよ。・・・・・・もしもし、転校生?あの人形はアタシが預かったから。また取りに来て」
春乃「それじゃ、アタシたちはバスに乗って帰るわよ」
クレプリ「おう!」
14 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/09(月) 00:54:32.94 ID:bQC9QZhf0
―翌日―
さら「それじゃあ、転校生さん!」
秋穂「よろしくおねがいします!」
ノエル「この布に、おっきく『いっしょにおさんぽしませんか?散歩部』って!」
転校生「えぇ、マジで僕がやるのか・・・・・・まあいいか」
転校生(なんか、謎のいかがわしさを感じるのは気のせいだろうか)
兎ノ助(JCとお散歩できるのか!?)
転校生(帰れ)
15 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/09(月) 00:57:19.64 ID:bQC9QZhf0
転校生「しっかしまあ、こんなでっかい筆とかよく調達したもんだよ」
秋穂「学園長が貸してくれたんです」
転校生「あー、備品か。ここ、書道部とかあったっけ?」
ノエル「ゲームの方で言われてないからなんとも・・・・・・」
転校生「まあいいか。んじゃ、散歩部っぽく書けばいいんだね」
さら「はいぃ!おねがいします!」
ノエル「お兄さんのセンスに任せるよ!」
秋穂「先輩のなら大丈夫です!」
転校生(そういわれるとますますプレッシャーが・・・・・・)
転校生(しっかしまあ、相変わらずこの筆は書きにくいな。布の予備とか買ってないだろうし、失敗は出来ないぞ)
転校生「いくぜ!おらあああああっ!!!!」
16 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/09(月) 01:06:15.38 ID:bQC9QZhf0
『一緒に御散歩しませんか?散歩部』
転校生「・・・・・・ミスった!可愛さが足りない!」
ノエル「おさんぽの「お」ってこう書くんだ・・・・・・」
なにやってるのよ、あいつ!それじゃあ秋穂の可愛さに釣り合わないじゃないの!まあそもそも秋穂の可愛さに釣り合う存在なんてこの世に存在しないわけだけれど。
秋穂「それじゃあ、これを棒につけて・・・・・・完成っ!」
さら「わーい!」
ノエル「これで当日いっぱい勧誘できるね!お兄さん、ありがとう!」
転校生「いやいや、これくらいなら・・・・・・」
17 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/09(月) 01:07:38.22 ID:bQC9QZhf0
秋穂「あ、先輩・・・・・・?」
ムサシ「あ、やべ、つい」
ノエル「で、でも横断幕とありすちゃんをキャッチ出来てる!すごい!」
ありす「ぁぅ・・・・・・てんこ、さ・・・・・・?」
さら「転校生さん、すごいですぅ!」
秋穂(私も、言ったら乗せてもらえないかなあ)ドキドキ
ムサシ「いやー、なんとかなるもんだねー。・・・・・・それで、どうやって戻るんだろ?」
ノエル「え?」
秋穂「さあ・・・・・・?」
18 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/09(月) 01:09:31.73 ID:bQC9QZhf0
転校生「いやー、戻れてよかった。下手すりゃそのまま討伐対象だよ」
薫子「本当焦りましたよ。一時はどうなることかと」
虎千代「ああ、それで、そのあと変わりはないか?」
転校生「割と自在にムサシになったりならなかったりできるようになりました」
チトセ「相変わらず人間やめてるわね」
転校生「よく言われるよ。まあ、運よく学外の人に見られてなくてよかった」
チトセ「次からは『そういう魔法です』でいいんじゃない?」
転校生「そうか!これでクエストで僕も戦える!」
聖奈「やめてくれ。後処理に追われるのはこちらなんだ」
転校生「こう、うまく制御すれば、身体の一部だけムサシ化とか・・・・・・」
チトセ「試す前に地形が変わりそうだからやめてちょうだい」
19 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/09(月) 01:14:58.00 ID:bQC9QZhf0
第壱話終わり。第弐話は「メリーさん」です。明日明後日ぐらいに更新します。
一応六話までやる予定。最近霊的な日常の方に更新があったので書きたくなりました。
妖怪絵日記の主人公とさらちゃんは中の人つながり。
ていうか、結局秋穂の霊感が強いナイス美少女っぷりが発揮されてねぇや。ちょっとはるのんにオシオキされてきます。
1レス目の過去作一覧、そろそろ行数が足りなくなりそうな数になってきた。1レスじゃ納まらない。
グリモア以外も含めたら足りねぇ。
そういや、さらっとネタバレしてるけど大丈夫・・・・・・だよね?
ありすありあり(合言葉)
20 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/09(月) 14:19:48.20 ID:v2aK8AMFO
あああああああああああああああっ!?!?!?
ありすが!?ありすがきたよ!?ワンダーなありすだよ!?
絶対領域が!生足が!太ももが!見えてる!見えてるよ!
あ、ありす、ありす!
ありす!ありす!ありす!ありす!ありす!
ありすぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!
神はいたんだ!神はここにいたんだ!主よ!
万歳!復活祭万歳!イースター万歳!
ありすありあり(合言葉)
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/09(月) 14:44:16.28 ID:eBLcS/PJO
いつものやつ出しておきますねー
それにしても4年目にしてとうとう倒れたか
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/09(月) 18:48:03.44 ID:MHsL1Au10
流石にアレはキツかったんだろうなって
23 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/10(火) 02:08:00.71 ID:CniWkCee0
第弐話「メリーさん」
『もしもし、私メリーさん。今風飛の駅前にいるの』
『もしもし、私メリーさん。今学生街のコンビニ前にいるの』
『もしもし、私メリーさん。今女子寮の前にいるの』
『もしもし、私メリーさん。今』
ノエル「あ な た の 後 ろ に い る の」
さら・秋穂「きゃあああーっ!」
今日も今日とて秋穂は可愛いわぁ。有名な怪談にもあんなにおびえちゃって、大丈夫よ!お姉ちゃんが守ってあげるからね!
寧々「ど、どうなるの!?その後、どうなっちゃうの!?」
ノエル「メリーさんは人間に捨てられて恨みを持った人形。自分を捨てた人間の元に行ったら、やることは一つだよね」
秋穂「そ、それって、こ、ころ・・・・・・」
ノエル「そう、メリーさんが狙ってるのは・・・・・・」
ノエル「 お 前 の 命 だ 」
全員「きゃあああーっ!」
ジェンニ「ぼく、おにんぎょう、だいじにします」ガタガタ
寧々「ネネも、今日帰ったらきれいにしてあげないと・・・・・・」
ありす「ん・・・・・・めりーさ、かゎぃそ、ぇす」
ノエル「えー、そういう感想ー?でもありすちゃんだし、しょうがないか」
クレプリ「まあな。ありすは今まで捨てた人形とか一個もないし、恨まれる心配はないさね」
24 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/10(火) 02:09:12.36 ID:CniWkCee0
―その日の夜―
prrrrrrrr prrrrrrrr
ピッ
『もしもし、私メリーさん。今風飛の駅前にいるの』
『もしもし、私メリーさん。今学生街のコンビニ前にいるの』
『もしもし、私メリーさん。今女子寮の前にいるの』
『もしもし、私メリーさん。今』
「あ な た の 後 ろ に い る さ ね」
ありす「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?!?!?!?!?!?!?」
25 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/10(火) 02:11:03.44 ID:CniWkCee0
私は今、秋穂ちゃんのお部屋の前に来ております。朝はゆっくり寝かせてあげたい!だけれど、今日は学校がある日。ここは心を鬼にして、起こしてあげないと。
春乃「あ・き・ほ・ちゃ〜ん、朝ですよー」
秋穂「すぅー・・・・・・すぅー・・・・・・zzz」
きゃわわっ!きゃわわっ!規則正しく寝息を立てる秋穂ちゃんきゃわわっ!
春乃「あーきーほ、起きてちょうだい」
秋穂「やだぁ・・・・・・あと5ふん・・・・・・」
秋穂ちゃん可愛いよぉ、でもダメダメ!ここで甘やかしちゃったら、秋穂がダメになっちゃう!
春乃「もう・・・・・・転校生がそこまで来てるわよ」
秋穂「ええっ、先輩が!?」ガバッ
春乃「おはよう、秋穂」
秋穂「おはよう、おねえちゃん。えっと、先輩が来てるって・・・・・・」
春乃「冗談よ。ほら、顔洗いましょ?それともおねえちゃんがぺろぺろして・・・・・・」
「ありすーーーー!!!死ぬなーーーー!!!」
26 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/10(火) 02:12:16.41 ID:CniWkCee0
秋穂「あれ、先輩の声・・・・・・って、あ、ありすちゃん!?」
春乃「なに!?転校生!なにがあった!」
転校生「あ、秋穂、は、春乃さん!あ、ありすが、ベッド近くで倒れてる姿が見つかって・・・・・・」
秋穂「ありすちゃんは、大丈夫なんですか!?」
転校生「大丈夫、だと思うけど・・・・・・脈はあったし、呼吸も正常だった。ただ、強く頭を打ったのか・・・・・・今はまだ気を失っている」
春乃「寝落ちしたんじゃないの?」
転校生「服はパジャマに着替え終わっていて、寝る準備はできていたみたいなんだ。寝落ちとかじゃない」
転校生「何か作業をした後もなかった。ただ、デバイスの電源が付きっぱなしで、非通知の電話がかかってきてたみたいだ」
秋穂「非通知・・・・・・ありすちゃん・・・・・・夜・・・・・・はっ!」
転校生「とりあえず、僕は一度病院に行って来る。経過が分かり次第、報告するよ」
春乃「授業はどうするの?」
転校生「つかささんと梓とクエストに行ったことにした。こういう時は頼らないと」
27 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/10(火) 02:13:20.01 ID:CniWkCee0
つかさ「どうしたっ!この程度かっ!」
梓「ひいぃ〜っ!先輩、人使い荒いッスー!!!」
つかさ「どうした、服部!その程度で満足か!?」
梓「満足も何も・・・・・・」
タイコンデロガ「ぐおおおおおおおおおおおっ!!」
梓「先輩、よりにもよって討伐対象にこんな強いのが出るクエスト選ばないでくださいよ〜!!!!」
28 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/10(火) 02:15:49.72 ID:CniWkCee0
さら「ありすちゃん、大丈夫でしょうか・・・・・・」
ノエル「心配だね・・・・・・」
秋穂「・・・・・・みんな。わたし、犯人がわかっちゃったかも」
ノエル「えっ?」
さら「は、犯人ですか?」
真剣な顔してる秋穂も超プリティーッ!それはともかく、犯人、ねぇ。
秋穂「そう。ありすちゃんはただ倒れてたんじゃないの。誰かに襲撃されて倒れてたんだよ!」
ノエル「そ、そうだったの!?」
さら「あれ?でも傷とかは特にないって・・・・・・」
秋穂「まずはわたしの推理を聞いて」
29 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/10(火) 02:16:48.28 ID:CniWkCee0
秋穂「昨日の夜してた、怪談の話は覚えてるよね?」
ノエル「うん。いっぱい話したよね」
秋穂「その中の、メリーさんって覚えてる?」
さら「はい!電話をかけてくるお人形のお話ですぅ!」
秋穂「それでね、あのときありすちゃんのお人形が、『ありすに恨みを持っている人形なんていない』って言ってたけど・・・・・・」
秋穂「実は、1人だけいるの。ありすちゃんに恨みを持ったお人形が」
さら・ノエル「な、なんだってー!?」
楠木に恨みを持った人形?あの子は好かれはすれど恨まれるようなことは無いと思うけど・・・・・・ううん、最後まで聞かないと。
30 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/10(火) 02:19:52.53 ID:CniWkCee0
秋穂「そう。そのお人形はずばり、クレイジープリンセス!」
ノエル「ええっ!?ど、どういうこと!?」
秋穂「ほら、前の部活動勧誘ののぼりの材料を買いに、デパートまで行ったの覚えてる?」
さら「はいぃ!とっても楽しかったですぅ!」
秋穂「また行きたいね!って、それはともかく。あの時、わたしたちはクレイジープリンセスを置き去りにして帰っちゃったでしょ?」
ノエル「そ、そっか!置き去りにされたことを恨んで、今回の犯行を!」
さら「悲しい事件だったんですね・・・・・・」
いや、楠木のデバイスは楠木が使っていたんだから、あの人形がそれをやるのは無理でしょ。いや、待てよ。なにかしらケータイなりなんなりを使えさえすればなんとかなるか・・・・・・?
秋穂「そして、クレイジープリンセスが恨みを持っていたことを知っているのは一人しかいないの!おねえちゃん!」
春乃「な・あ・に?」
秋穂「あなたがはんにんですね!」
春乃「・・・・・・え?」
31 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/10(火) 02:22:09.35 ID:CniWkCee0
転校生『確かその時間は、僕と電話で話していたよ。ジェンニが中々食べようとしてくれない野菜があって、どうしようかって相談してたんだ』
春乃「ってことで、これがアタシの昨日のアリバイよ」
秋穂「う〜、イイ線行ってると思ったんだけどなぁ・・・・・・」
春乃「大丈夫よ、秋穂。もしかしたら他に共犯者がいるかもしれないし・・・・・・」
転校生『あっ、そうそう。事情はいえないんだけど、クレプリがやってないってことは断言できるよ。庇ってるとか、そんなことじゃなくて』
秋穂「そんなっ!じゃあ、いったい誰がメリーさんの電話を?」
ノエル「も、もしかして、ほ、本物・・・・・・?」
さら「そ、そんなはずないですぅ!だってありすちゃんは、いっつもお人形の事大事にしてて・・・・・・!」
転校生『あー、大丈夫大丈夫。どうせ誰かの悪戯だから。もうだいたい見当はついてるし』
転校生(あとはどこにいるかってだけで)
32 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/10(火) 02:23:10.88 ID:CniWkCee0
転校生(ていうか、心の魔法を使えば逆探知できるんじゃないかな?)
転校生(ちょっと頼んでみるか・・・・・・)
転校生「ごめん、ちょっと一回切るね。・・・・・・さて、じゃあ心に」
prrrrrrrr
転校生(ん?非通知の電話?)
転校生「・・・・・・・・・・・・もしもし」
『もしもし、私メリーさん。今』
転校生「夏海。何やってるんだ」
『あ、バレた?いやー、最近ちょっとネタがなくってさー。ちょっと時季外れの心霊特集でも組めないかって思ってとりあえずあんたに連絡したんだけど・・・・・・』
転校生「・・・・・・とりあえず?ってことは、僕が最初?」
『そうよ。だって怜にかけたら本気にしそうだし、智花はすぐ近くにいるし、部長は看破されそうだし』
転校生「いや、わかった。それならいいんだ」
転校生「・・・・・・夏海じゃない。非通知、悪戯好き、メリーさん・・・・・・いや、初音じゃないな。初音は心霊系苦手だし」
33 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/10(火) 02:25:07.00 ID:CniWkCee0
転校生「うーん、夏海でも初音でもないとなると、あの人かな。あれ、また電話だ」
転校生「もしもし、私メリーさん」
『もしもし、私メリーさ・・・・・・えっ?』
転校生「今あなたの半径50m以内にいます」
『えっ、嘘!?う、嘘よね!?』
転校生「ちなみに魔導兵器開発局前です」
『えっ、ま、マジ!?ちょ、ちょっと待って!』
転校生「ビンゴ。茉理さん。成人してるのに子供みたいなイタズラやめてくださいよ」
『あ、え、え〜と、な、ナンノコトカナー?』
転校生「大方作業があらかた片付いて暇だったとかなんでしょうけど」
茉理『いや〜ん、転校生君ってば、そんなことまでわかっちゃうの?えっち』
転校生「うわっ」
茉理『ガチで引くのはやめて。本気で傷つくから』
転校生「まったく。ありすにかけたのも茉理さんですよね?前に初音を怖がらせたいとか言ってたし、予行演習のつもりでやったんでしょうけど」
茉理『どこまでお見通しなのよー、もー』
転校生「まあ幸いありすに何も異常が無かったからいいものの、こういうの苦手な子なんですから相手はちゃんと選んでください。月詠とか焔とか」
茉理『いやー、この前ちょこっとホラー小説の表紙見せたら怖がってたのがかわいくて・・・・・・ごめんごめん、後で謝りに行くから』
転校生「まあとにかく、あんまりひどいと僕もオシオキしますからね」
茉理『ごめんなさい、反省しています。もう二度とやりませんから許してください』
転校生「態度変わり過ぎだろ」
34 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/10(火) 02:26:16.25 ID:CniWkCee0
転校生「ってことで、茉理さんのいたずらでした。ありすも驚いて気を失っただけみたいですし、何事もなくてよかったです」
鳴子「へぇ、なるほど。しかし怪談大会か、是非とも参加させてもらいたかったね」
夏海「部長が言ったら全員ギャン泣きするじゃないですか!」
転校生「鳴子さんの怪談は勘弁してください」
鳴子「おや、君はそういう系は苦手だったかい?そこまでじゃなかったと記憶してるんだけど」
転校生「話云々よりも語り手がうまいんで、肝が冷えすぎるんですよ。やるならまた、夏でお願いします」
鳴子「おや、これは催促かな?」
夏海「て、転校生〜!どうすんのよ!部長がやる気になったじゃないの!」
転校生「まあその時は、僕もなにかしらネタは持ってくるんで・・・・・・夏海も参加するんだよ?」
夏海「い、いやっ!イヤよ!」
鳴子「部長命令だよ、夏海」
夏海「お、横暴だー!」
prrrrrrrr
転校生「おっと失礼、電話だ。もしもし?」
『私、メリーさん。今文化部棟の前にいるの』
転校生「えっ?だ、誰?」
夏海「な、なに、なんなの!?」
prrrrrrrr
『私、メリーさん。今、報道部の前にいるの』
転校生「だ、誰だっ!で、電源を切れば・・・・・・!」
夏海「何!?どうしたっていうのよ!」
『私、メリーさん。今』
梓「あ な た の う し ろ に い る の」
ギャアアアアアアアアアーーーーーッ!!!!
鳴子「無茶なオーダーを出された恨みってとこかな。ちゃんちゃん♪」
35 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/10(火) 02:29:23.45 ID:CniWkCee0
第弐話、メリーさん。秋穂が霊力を全く発揮して無い件について。
ありすかわいいよね!やっぱりありすってかわいいわ!結婚したい!
ところで、どうしてこう給料前にSSRを出してくるのかな?お金が足りないんですけど?食費を削るしかないんですけど?
鏡風というか、カードの中に枠があって、そのなかにありすがいるっていうのが童話感でてていいよね。
転校生君の看病イベントか・・・・・・智花の料理が追い打ちにならなければいいが。
ありすありあり(合言葉)
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/04/10(火) 23:06:43.33 ID:+nVR+U0l0
食費を削ったらアカン
37 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/11(水) 00:12:22.62 ID:PpFLhtvG0
転校生が倒れて真っ先に駆けつけてきたありすは天使
ありすありあり(合言葉)
38 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/13(金) 01:48:06.98 ID:XesDhAsg0
第参話「吸血鬼」
アイラ「くっくっく、なんのことかわからんが、妾とやりあおうというのか」
秋穂「やってみせます!アイラちゃんを倒して、止めて見せる!」
ノエル「サポートは任せて!秋穂ちゃんのサポ役、このノエルちゃんがいるから!」
さら「ふれー!ふれー!」
秋穂には手を出すなと言われた。だからこの戦い、私が手を出すわけにはいかない・・・・・・!
39 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/13(金) 01:48:56.07 ID:XesDhAsg0
事の発端は昨日の午後。秋穂アルバム用の写真が重文に溜まったから、いつも通り転校生と作業をしようとしていたときのこと。
春乃「・・・・・・あいつ、遅いわね」
春乃「急な用事があるっていうなら、連絡ぐらい来るはず。・・・・・・なにか不測の事態が?」
春乃「いや、もう少し待ってみるか」
・・・・・・
春乃「おかしい。『遅い』じゃなくて、もはや『来ない』」
春乃「ってことは、確実に何かが起こっている」
春乃「・・・・・・遊佐に聞くか」
40 :
◆GiMcqKsVbQ
[saga]:2018/04/13(金) 01:49:37.07 ID:XesDhAsg0
鳴子『転校生君かい?彼なら、貧血で倒れて保健室で休んでいるよ』
春乃「そうなのね、わかったわ」
春乃「仕方ない、回復するまで待って、その間に、見舞いにでも行ってあげましょうか」
・・・・・・
春乃「転校生、大丈夫?・・・・・・って、秋穂。来てたのね」
秋穂「おねえちゃん。先輩がベンチでぐったりしてたところを、たまたま通りがかったありすちゃんが見つけて、連絡もらって・・・・・・」
春乃「そうだったのね。にしても、貧血なんて珍しいわね。いつもは有り余るぐらい元気だっていうのに」
秋穂「それなんだけど・・・・・・わたし、今回のことにはちょっと心当たりがあるの」
春乃「心当たり?」
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