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僧侶「勇者様は勇者様です」
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786 :
◆8F4j1XSZNk
[saga]:2020/08/25(火) 23:06:43.82 ID:ALKaSVx60
*
それから日付は変わっていくものの船が再開する様子は無く、勇者達は荷泥棒の捜索を続けていた。
しかし有力な情報は手に入らず、思った以上に難航する羽目になっていた。
勇者が行く先々で人助けをするものだから尚の事だった。
お祓い師が暗記使いから聞いた話曰く、今までの旅の道中でもその調子だったらしい。
本人はその事についてこう言っていたらしい。
──勇者の紋章システムは僕たちに意図的に大陸中を旅させようとしている。
──この一大事の最中、前線ではなくここに僕たちがいる意味は恐らく……。
褐色肌の武闘家「国も種族も越えて、手を差し伸べられるような存在になるため……か」
勇者「ん? 何か言った?」
787 :
◆8F4j1XSZNk
[saga]:2020/08/25(火) 23:07:14.79 ID:ALKaSVx60
褐色肌の武闘家「……いや、何も」
褐色肌の武闘家「あのね、志としてはご立派だと思うんだけど」
武闘家は勇者を見て大きくため息をついた。
褐色肌の武闘家「一応契約を交わして仕事をしている最中なんだから、ちゃんと本命に集中したほうが良いと思うよ」
勇者の両手には荷物が抱えられており、その横を歩く老婆と談笑していた。
勇者「わ、分かっているよ?」
褐色肌の武闘家「確かにその荷物はお婆さんが持って帰るには大変そうだけれど……」
褐色肌の武闘家「次は寄り道無しでお願いね」
勇者「ははは……善処するよ」
港湾街暮らしの老婆「すまないねえ忙しい中」
788 :
◆8F4j1XSZNk
[saga]:2020/08/25(火) 23:07:53.44 ID:ALKaSVx60
勇者「ううん、良いんです」
勇者「これが僕たちの仕事なので」
褐色肌の武闘家「はあ……本当に程々にね」
勇者「分かっているって」
港湾街暮らしの老婆「家はここだから、もう大丈夫だよ」
老婆の家だという建物は何らかの店をやっているようで、周りと比べると幾分か豪勢な造りだった。
勇者「中まで運びますよ」
港湾街暮らしの老婆「ありがとうねえ」
港湾街暮らしの老婆「そうだ、お世話になったからねえ。冷たいお茶でも飲んで行きなさい」
勇者「あ、ありがとうございます」
789 :
◆8F4j1XSZNk
[saga]:2020/08/25(火) 23:13:59.14 ID:ALKaSVx60
褐色肌の武闘家「勇者……はあ。お言葉に甘えさせてもらいますね」
お店の中には煌びやかな宝石が並んでおり、普段光物にあまり興味がない武闘家でさえも目を奪われてしまった。
お茶と一緒に焼き菓子を振る舞ってもらい、十分に休憩ができた二人は情報集めに戻ることにした。
勇者「あ、お婆さん。この辺りで魚人族を見かけませんでしたか?」
港湾街暮らしの老婆「魚人族かい? それならこの家を出てすぐの道をずっと西の方に進むと彼らが集まっている場所があるねえ」
勇者「魚人族の集会所……!」
港湾街暮らしの老婆「彼もボウヤみたいに荷物持ちをしょっちゅう手伝ってくれたりしてね」
港湾街暮らしの老婆「とても良い人達だよ」
勇者「……その魚人族達が盗みを働いているという話を聞いたことは?」
港湾街暮らしの老婆「盗み? そんな馬鹿なことがあるものですか」
790 :
◆8F4j1XSZNk
[saga]:2020/08/25(火) 23:14:58.37 ID:ALKaSVx60
港湾街暮らしの老婆「私もだてに長くは生きていない。彼らがそんなことをしないという事ぐらい分かるさ」
港湾街暮らしの老婆「それに私は彼らとたまに仕事をしていてね。そんな事をしなくても儲かっていることぐらい分かるさ」
褐色肌の武闘家「仕事……?」
勇者「……なるほど分かりました。お茶、美味しかったです」
港湾街暮らしの老婆「はいはい。何やら忙しそうだけれでも気をつけて行きなさい」
褐色肌の武闘家「ありがとうね、お婆さん」
老婆の家を出て、教えてもらった道を進んだ。
港湾街の中心部からは少し外れた地区に目的の建物はあった。
魚人族が集いの場としているという酒場で、一見寂れているが看板などはよく掃除されており、ホコリ一つ見当たらない。
勇者「使われている形跡がある……空き家ではないね」
791 :
◆8F4j1XSZNk
[saga]:2020/08/25(火) 23:15:46.16 ID:ALKaSVx60
褐色肌の武闘家「どうする? 忍び込む?」
勇者「うーん……まだ黒と決まったわけじゃないしなあ」
入るか入るまいか、悩む二人の背後に迫る影に気が付いたときには遅かった。
二人は十数もの魚人族に囲まれてしまっていた。
魚人グループのリーダー「おう、人間のお二人さん。こんな所に何の用だ?」
褐色肌の武闘家「しまった……!」
褐色肌の武闘家(囲まれるとは不覚を取った……! この人数相手は骨が折れそうだね……)
慌てる武闘家に対して、勇者はいつも通りの冷静さだった。
勇者「この酒場はまだ開店前なの?」
褐色肌の武闘家「ゆ、勇者!? 何を呑気に……!」
792 :
◆8F4j1XSZNk
[saga]:2020/08/25(火) 23:16:24.52 ID:ALKaSVx60
太った魚人「これから準備って所だが、席についていてもらっても構わないよ」
勇者「それではそうさせてもらうかな」
褐色肌の武闘家「えっ? えっ!?」
武闘家の心配とは裏腹に二人は快く受け入れられた。
太った魚人「酒にするかい?」
勇者「いや、ちょっと探し物の最中だから遠慮させてもらうよ。酒場に来たのに申し訳ないんだけど……」
太った魚人「それらな最近手に入った珍しいお茶を淹れよう」
勇者「ありがとうございます」
褐色肌の武闘家「待って待って! 待ってってば!!」
魚人グループのリーダー「ん、どうした嬢ちゃん」
793 :
◆8F4j1XSZNk
[saga]:2020/08/25(火) 23:18:52.63 ID:ALKaSVx60
褐色肌の武闘家「えっ、いや、その……」
勇者「大丈夫だよ。お婆さんの言う事を全て鵜呑みにするわけじゃないけれど、そこまで警戒しなくても平気」
勇者「このご時世にこんな人が集まる街で問題を起こすのはリスクが高いし」
勇者「この酒場も住宅街の真ん中だけど、周囲の人から避けられている様子もない……」
褐色肌の武闘家「それはそうだけど……」
魚人グループのリーダー「何の話だ?」
勇者「すいません。中で詳しく話します」
そうして二人は席に着くと、魚人らに港湾倉庫で多発している窃盗事件について説明した。
魚人グループのリーダー「なるほど……それで犯人として自分たちが疑われていると」
勇者「まあ確かに、荷を運び出すのは警備が厳重な丘よりも海の方が幾分かは楽そうですけれども……」
794 :
◆8F4j1XSZNk
[saga]:2020/08/25(火) 23:19:30.28 ID:ALKaSVx60
魚人グループのリーダー「その容疑者たちの本拠地の真ん中でお茶を飲むとは肝が太いのかそれとも」
褐色肌の武闘家「おそらく後者の方だと思います……」
太った魚人「ほうら砂糖菓子だ。今日のお茶に良く合うはずだ」
褐色肌の武闘家「……もうなるようになれ」
武闘家は菓子を口に放り込んで咀嚼した。
それが想像以上に美味だったためか、次々と口へと運んで行った。
勇者も一つ食べると、魚人らにある書類を見せた。
勇者「今日の晩、貨物船が南部諸島連合国から来るらしいんですけれども、その積み荷は宝石、貴金属、鉱石類のようで」
勇者「盗むにはもってこいの品です」
魚人グループのリーダー「……その窃盗団とやらが来るとすれば今日という事か」
795 :
◆8F4j1XSZNk
[saga]:2020/08/25(火) 23:21:06.09 ID:ALKaSVx60
魚人グループのリーダー「その容疑者たちの本拠地の真ん中でお茶を飲むとは肝が太いのかそれとも」
褐色肌の武闘家「おそらく後者の方だと思います……」
太った魚人「ほうら砂糖菓子だ。今日のお茶に良く合うはずだ」
褐色肌の武闘家「……もうなるようになれ」
武闘家は菓子を口に放り込んで咀嚼した。
それが想像以上に美味だったためか、次々と口へと運んで行った。
勇者も一つ食べると、魚人らにある書類を見せた。
勇者「今日の晩、貨物船が南部諸島連合国から来るらしいんですけれども、その積み荷は宝石、貴金属、鉱石類のようで」
勇者「盗むにはもってこいの品です」
魚人グループのリーダー「……その窃盗団とやらが来るとすれば今日という事か」
796 :
◆8F4j1XSZNk
[saga]:2020/08/25(火) 23:21:38.84 ID:ALKaSVx60
魚人グループのリーダー「警邏側にも魚人やらがいるらしいからな」
勇者「それは……難しそうですね」
魚人グループのリーダー「とにかく今の港の中で自由に泳ぎ回る事は出来ない」
魚人グループのリーダー「正面から倉庫に忍び込めるような特技を持った奴は俺のグループにはいない」
褐色肌の武闘家「それならどうして荷は消えてしまったと……」
魚人グループのリーダー「さあな、見当もつかない」
太った魚人「俺たちが出来るとすれば港の外での強奪ぐらいか……」
魚人グループのリーダー「そうだな。だが荷は倉庫の中で消えているらしい」
勇者「港の、外か……」
勇者「もし積み荷が港の外で消えていたとしたら」
797 :
◆8F4j1XSZNk
[saga]:2020/08/25(火) 23:23:59.98 ID:ALKaSVx60
褐色肌の武闘家「でもそれだと管理係の人の証言と食い違うんじゃ……」
勇者「確かに……ううん、何か引っかかるな……」
勇者「……もし、そうだとすれば」
魚人グループのリーダー「何か気が付いたのか」
勇者「いや、可能性の一つってだけですよ」
勇者「一つお伺いしたいんですけども、良いですか」
魚人グループのリーダー「何だ」
勇者「実は先程、向こうの通りで商いをされているお婆さんと話しまして」
太った魚人「ああ、だからこの場所が分かったのか」
勇者「そうなんです。それで、あのお婆さん曰く、貴方がたとは仕事の付き合いのようですが」
798 :
◆8F4j1XSZNk
[saga]:2020/08/25(火) 23:24:30.07 ID:ALKaSVx60
勇者「一体どんなお仕事をされているんですか?」
魚人グループのリーダー「本業はここの経営だったり、運送業だったりとみんな様々だ」
魚人グループのリーダー「ただ、たまに実入りの良い仕事が必要になった時に、あの婆さんにお世話になるのさ」
褐色肌の武闘家「ご、合法な仕事ですよね?」
魚人グループのリーダー「当然だ」
魚人グループのリーダー「この辺りの海底で、とある石が採れるのを知っているか」
勇者「宝石類ですか?」
魚人グループのリーダー「いや、そういった価値はあまり無い」
魚人グループのリーダー「魔石だ。術師がその威力を増強するのによく用いるあれだ」
勇者「魔石が海底で?」
799 :
◆8F4j1XSZNk
[saga]:2020/08/25(火) 23:28:54.38 ID:ALKaSVx60
魚人グループのリーダー「ああ。地下資源に乏しい共和国だが、大砂漠や海底では魔石がそれなりに採れる」
魚人グループのリーダー「以前は需要が限られていたから売れたものでは無かったが、近年はその用途が広がったらしくてな」
魚人グループのリーダー「あの婆さんはその販売ルートを持っている。俺たちは手付かずの海底の石を手に入れる」
魚人グループのリーダー「そういう利害関係さ」
勇者「あのお婆さん、宝石商ですもんね」
褐色肌の武闘家「しかしそんなに儲かるならそちらを本業にしないんですか?」
太った魚人「はっはっは、それは流石に精神が持たないぜ」
太った魚人「高値で売れるような質の良い魔石は死の海の際にあるんだ」
勇者「死の海……」
共和国は広い国土に対して資源に乏しい国だ。
800 :
◆8F4j1XSZNk
[saga]:2020/08/25(火) 23:29:28.17 ID:ALKaSVx60
国の中央に大きく広がる砂漠は作物を実らせず。
死の海と呼ばれる南洋は魚の影も無い
大砂漠と死の海はとある一点を中心に広がっており、そこに近づく者には死が訪れるという。
太った魚人「文字通り命がけで潜っているからな。滅多なことじゃ行かないさ」
魚人グループのリーダー「まあこの間潜ったばかりだがな」
勇者「そうなんですか?」
太った魚人「酒場の二号店を出そうと思っていてね。その資金調達というわけだ」
太った魚人「その準備でここしばらくはここも閉めていたんだけれど、明日には再開できそうだ」
勇者「では今まさに忙しい盛りでしたか?」
魚人グループのリーダー「気にするな。どうやらそれどころじゃない状況のようだからな」
801 :
◆8F4j1XSZNk
[saga]:2020/08/25(火) 23:29:57.73 ID:ALKaSVx60
魚人グループのリーダー「他に聞いておきたい事はあるか? 力になれる事はなろう」
勇者「ううん……そうだなあ……」
勇者「お店で扱う食材や資材はどこから仕入れていますか?」
魚人グループのリーダー「うん? まさに今盗難被害にあっているあの倉庫を持っている商会だが……」
勇者「……前回の仕入れはいつですか?」
太った魚人「まさに今日、仕入れて来るところだけど……」
勇者「…………」
褐色肌の武闘家「勇者?」
勇者「……うん」
勇者「僕たちも今日はあの倉庫に行くので、仕入れの時もご一緒させてもらっていいですか?」
802 :
◆8F4j1XSZNk
[saga]:2020/08/25(火) 23:30:47.59 ID:ALKaSVx60
魚人グループのリーダー「それは構わないが、一体……」
勇者「実はですね……」
803 :
◆8F4j1XSZNk
[saga]:2020/08/25(火) 23:31:20.04 ID:ALKaSVx60
*
──一方辻斬りと猫又ら
辻斬り「猫又は今何本の妖刀を持っているんだい?」
猫又「……手の内は明かさない」
辻斬り「別に敵対している訳じゃないんだからさ……」
辻斬り「はい、そろそろこれ返すね」
辻斬りは腰に差していた刀を猫又に手渡した。
猫又が受け取ったそれは、徐々に泡のように消えてなくなってしまった。
辻斬り「ふー、しんどかった」
猫又「いい加減慣れなよね」
804 :
◆8F4j1XSZNk
[saga]:2020/08/25(火) 23:32:11.44 ID:ALKaSVx60
辻斬り「そうは言ってもねえ……」
辻斬りは妖刀への耐性を向上させるため、そしてトラウマを払しょくしていくためにも普段から腰に差すようにしている。
そして限界が来たところで猫又に預けて、という事を繰り返している。
辻斬り「しかし相変わらず便利な力だね。持てる数には限界は無いのかい」
猫又「私はこの姿になれるようになってから、ご主人様の妖刀を回収するのに必要な力が色々と備わった訳だから……」
猫又「そもそもご主人様の刀以外は持てないから、実質打たれた本数以上は無理なんじゃない」
猫又「あの暗器使いって人間の完全下位互換の力だね」
辻斬り「でも刀回収のために便利な能力が他にも備わっている訳でしょ? 猫又本来の力も残っているみたいだし」
辻斬り「そこまで複数の力が扱えるのは珍しいね」
猫又「大して役に立つようなものでもないけどね」
805 :
◆8F4j1XSZNk
[saga]:2020/08/25(火) 23:33:32.04 ID:ALKaSVx60
辻斬り「……一つ提案があるんだけど、良いかな」
猫又「何?」
辻斬り「お祓い師も交えて話したいから、彼らを探そうか」
猫又「……?」
辻斬りらは二人を探すために露店が密集している繁華街へと足を延ばした。
予想通り食べ歩きに精を出す狐神と、その横で財布の中を見て溜息をつくお祓い師の姿を発見した。
二人を捕まえて茶屋へと入ると、辻斬りはとある提案をした。
一同は驚き、特に猫又は心底嫌そうな顔をしたのだった。
お祓い師「しかし驚いたな。お前からあんな提案をされるとは」
辻斬り「これからは今まで以上の強敵と出会う事も増えるかもしれない。ベヒモスもその予兆だ」
806 :
◆8F4j1XSZNk
[saga]:2020/08/25(火) 23:34:01.14 ID:ALKaSVx60
辻斬り「出来る事はやっておきたいじゃないか」
お祓い師「まあ、な」
お祓い師「だが俺は“処置”をしただけだ。“発動”はしていない」
辻斬り「分かっているよ」
狐神「まあこればかりは急いでもどうにかなるものではあるまい」
狐神「気長に頑張るのじゃな」
猫又「ふう……まあ期待はしないで」
お祓い師「……さて、そろそろ行くとするか」
辻斬り「おや? 何か用事が?」
お祓い師「勇者に呼ばれてんだよ。この後全員で来てくれってな」
辻斬り「……と、言うと」
お祓い師「ああ、詳しくは聞いていないがある程度の目星はついたって事だろうな」
807 :
◆8F4j1XSZNk
[saga]:2020/08/25(火) 23:35:11.90 ID:ALKaSVx60
本日はここまでです。
>>785
スレが落ちない程度に頑張ります……。
808 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2020/08/26(水) 04:41:53.34 ID:9IJCgEhDO
>>807
是非頑張って下さい&更新乙です
809 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/12/24(金) 03:23:13.84 ID:ox6OiFVR0
未だ待ち続けてるんだ!書いてくれよ!
810 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/12/24(金) 21:02:54.72 ID:VnJFlRub0
あの世で続きやってるから見に行くといいよ
811 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2021/12/25(土) 04:23:51.66 ID:Ncef1LXsO
どうだかw
812 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2021/12/25(土) 15:49:46.12 ID:wf/n9Ir50
最近エタったスレ死体蹴りすんの流行ってんの?
晒し上げたりしないでそっとしとくのも優しさだぜw
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