NARUTOに異物が紛れ込みました Part.4

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585 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/09(月) 21:45:49.99 ID:0V2JXYHCo
イベント【生き延びた小南】



チョウズメ「……何故かわからないのですが、婚約を押し付けられましたごめんなさい」

ハナビ「チョウズメさんはもっとキッパリ断ってもよかったのに!」

紅「土との平和がかかっていたのはわかるけど」

フウ「紅もヒナタもカリカリしちゃ駄目っすよ! お腹に響くから」

ヒナタ「大戦が始まるのに出られないのにみんなに申し訳ないかな」

フウの言葉に紅とヒナタはお腹を軽くさすった

まだ見た目はあまり分からないが、2人の腹には新たな命が宿っている

チョウズメ「僕はみんなには戦いに出て欲しくないけどね」

フウ「駄目っす。チョウズメはあっしたちを宝石箱に入れたいわけじゃないっすよね?」

チョウズメ「……分かってるよ? でもやっぱりね」

チョウズメは正座させられながら、四人の前に座っていた

勝手に嫁が、しかもこの四人はチョウズメを挟まないで交流を豆にしていた

だからこそ何だかんだこの関係を受け入れられているのに、全くの他人がこの間に入ってくることに心配している
586 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/09(月) 21:55:57.23 ID:0V2JXYHCo
小南「……あの」

主に黒ツチがここに入ってくる心配やチョウズメが戦争で無理をしないかなどという話が続いていた

そんな所にやっと動けるようになった小南が声をかけてきた

フウ「……あっ、そうっすよ。チョウズメ、この暁の人が目を覚ましたっすよ」

暁の外套を身に纏わず、フウの服を着ている

ハナビは小さすぎるし、ヒナタや紅の服では胸元がスカスカだったのかもしれない

紅「動けるようになったとはいえ、激しい動きは駄目よ。あと数日は安静にしてなさい」

小南「あ、ありがとうございます」



小南はオビトの戦いのあとに目覚めた時、木の葉の忍びに囲まれていて、しかも裏切ったイタチや鬼鮫が近くにいて、殺されると思って暴れた

だが傷もまだ完全に治ってないし、紙になる前に鬼鮫の鮫肌でチャクラを持っていかれて動けなくなっていた所で説明をされた

暁の天敵、氷遁木遁仙人のチョウズメに助けられたのだと言われた

初めは報復をされるのだろうと思っていたが、フウという人懐っこい人が友達になることをせがんできたので、友になったところいろんなことを教えてくれた

起きた日の夜、やっとオビトに弥彦や長門の墓が暴かれたであろうこと、一人だけ遺されてしまったことを思い出して何日も泣いた

そうして小南は今は少しだけ整理がついている

長門も弥彦もいないので自暴自棄になっているとも言えるだろう
587 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/09(月) 22:05:39.08 ID:0V2JXYHCo
小南「あなたには感謝しています。ですがあの時に殺されてもよかった……もう彼らは居ないのだから」

チョウズメは小南の深すぎる悲しみを忍宗で受け止めていた

あのペインともう一人の大事な人を失くし、自分だけ置いてかれたせいでまだ完全には気持ちが追いついていないのだろう

昔の自分のように悲しみ切れていないとわかる


チョウズメ「……僕は君に死なれると困る。なんで輪廻眼を持っていた彼が暁のリーダーをしていたのか。なんで痛みを与える選択をしたのか……それよりも、ペインの本体の人の名前と、あなたの大切だった仲間のもう一人の名前を教えてよ」

チョウズメはペイン、それに小南から読み取った情報により、もし自分のここにいる大切な人が死んでしまっていたらきっとチョウズメはペインみたいになっていたのかもしれないと思っている

他者を犠牲にして使う死者蘇生の術、穢土転生よりも更に高度な術の開発を他人を犠牲にして行ったり、殺したのが他里だったら一人で戦争しかけ、ビンゴブックに乗っていただろうと思っている

だからこそ、自分が堕ちた先に見えたペインの話を聞きたい

小南「死んだ仲間がいないから悲しんでいるのに、その仲間の話をしろだなんて鬼畜ね。でもいいわ。ペインの本体、長門と弥彦の話をしてあげる」

小南は長門の両親が木の葉の忍びによって殺されたところから話し始めた
588 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/09(月) 22:19:08.13 ID:0V2JXYHCo
自来也に生き方を教えて貰ったこと

それから少しして長門が輪廻眼に目覚めたこと

そして自来也が消えたあと、組織を作り、平和を目指していたこと

そして半蔵とダンゾウによって弥彦が死んだこと

チョウズメ(まーたダンゾウが出てくるのね。うちは事件、それに木ノ葉崩しも疑惑があって、ペイン襲撃の時は暗部を下げて、長門さんが考えを変えたのはダンゾウによるもの。しかもうちはの鬱憤が溜まったのはダンゾウがそう仕向けたこと……暁よりもダンゾウの方が悪じゃないの?)

木の葉のダンゾウの評価は外道であるが、木の葉のためならなんでもする男というものになっている

だがダンゾウがやったことが巡り巡って木の葉を痛めつけている気がしないでもない

チョウズメは一度ダンゾウとサシで話してみたいと思った

そこから暁のことを話し、長門が死に、小南もオビトに殺されたかけたところまで話した

小南「……なによ、私たちは結局大人に振り回されて、暁もマダラに振り回されて……あはは、もう、いや」

小南は一から話したことによって、全てを理解し、涙を零し始めた




(別に通常コンマは恋愛フラグではない)
コンマ
下1
66〜  チョウズメ(輪廻眼持ち)に泣きつく
33〜65 フウに泣きつく
〜32  この木遁の家から出ていく
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 22:20:13.70 ID:wr3I6UbXo
590 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 22:23:45.98 ID:j+JqFzzVO
オビト「\(^o^)/」
カブト「/(^o^)\」

591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 22:24:12.20 ID:340p9wiD0
コナンは何歳くらいだろ
592 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/09(月) 22:36:00.51 ID:0V2JXYHCo
イベントが続きます
小南たちはカカシよりも少し年上くらいなので30前半くらいじゃないですかね
小南の場合紙化がありましたし肉体年齢は低そうですが




小南は涙で溢れた目でチョウズメを見た時、何故かチョウズメの目に輪廻眼が見えた

それを理解した時、小南はチョウズメの肩を抱き、そして長門、弥彦に置いてかれ、本当に孤独になってしまったことに涙を本気で流した

チョウズメ「……」

チョウズメはまだ愛した存在が死ぬということを体験したことは無い(ヒナタのことは知らない)

故に小南のことを真に理解することは出来ないが、肩を貸し、頭を撫でることくらいならできる



小南「……私と長門で木の葉を襲撃したというのに、随分と優しいのね」

小南は一時泣いたあと、目元を抑えて、近くの椅子に座った

チョウズメ「君たちが彼女たちを殺していたら、きっと魂諸共殺していただろうけどね」

小南「……え? あっ、なんでもないです」

小南は確かペインが横にいるヒナタを殺したはずだと思い、ヒナタを見たが、ヒナタは黙っているようにとジェスチャーをしているので黙った

チョウズメ「木の葉で死んだ人も一応長門さんが生き返らせたらしいし、長門さんはナルトに託したんですよね? どうします? 長門さんと弥彦さんの元に行くか、長門さんが信じたナルトがどんな風に世界を変えるのか見てみますか?」

小南は木の葉を襲撃したので、木の葉で暮らすのはきついが、それでもこの世界を生きて、世界がどうなるのかを見ること自体はできる

元暁が仲間に一人増えたところでもうさほど問題ではない

小南「弥彦が託した長門が信じた彼が作り出す世界……」



前判定がチョウズメだったので
補正+20
(通常コンマは恋愛ではない)
コンマ
下1
80〜  貴方のそばで世界を見る
50〜79 世界を見るためにこの近く生きる
20〜49 世界を見るために世界を回る
〜20  長門と弥彦の場所にいく
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 22:36:35.04 ID:/CiJnz0X0
はいな
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 22:39:49.13 ID:K5p0ExwN0
595 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/09(月) 22:46:29.36 ID:0V2JXYHCo
小南「弥彦や長門が求めた世界になるのかを見極めることにする。傷が治ったら出ていきたいのですがいいですか?」

チョウズメ「元暁だから下手したら殺されるかもよ?」

小南「それでもこの足で世界を回って見極めたいので」

チョウズメは小南の決意が固そうなのが手に取るようにわかる

チョウズメはほかの人に目を向けて説得できるか聞くが無理なようだ

チョウズメ「現状のあなたの処遇は捕虜ですから、本来なら勝手に出すのはいけないことになってます。ですがあなたの存在を知っているのは綱手さんだけですので、何とかします」

チョウズメはもし逃げられたとしても、どうせオビトに殺されるか、チョウズメが見つけられると思っているので、特に制限をかけずに解放することにした

もう彼女が過激な暁のような行動をすることは無いと対話した結果理解した

小南はそのあとすぐに布団に入っていった
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 22:48:50.72 ID:Pl0WxxG/0
補正なかったら小南死んでたのか?
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 22:54:47.75 ID:340p9wiD0
お墓に行くだけでは?
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 23:10:11.11 ID:Pl0WxxG/0
そういうことか
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/09(月) 23:59:39.59 ID:xNcp3FmE0
オフトゥンには勝てなかったよ
600 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/10(火) 07:06:08.60 ID:JQ23dQOeo
今回は完璧にオフトゥンに負けてしまった


小南は20以下で墓に二人の遺体があれば死んでました
まあオビトに盗まれてるんですけどね

今日は夜に強制の予定があるのでやれるか分かりません
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/10(火) 10:05:20.07 ID:TUTUAPw+0
小南の自殺判定だったんか

リアル優先やで、お休みするとかの決定事項は一言欲しいかも?
602 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/10(火) 10:59:31.90 ID:OK018oyso
寝落ちは許してくだせえ

忘れてなければ言います
今日は夜に連絡できるかすらわからんので先に言っておきます


木遁の家を出たら5割で自殺(長門弥彦の遺体がなくても)
フウだと2割で自殺(なお遺体は盗まれているのでしない)
チョウズメだと補正でしません

あと戦争中にコンマで小南が参戦する可能性があります
長門や弥彦の求めていた戦争ではないはずですので
603 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/10(火) 12:29:05.38 ID:yRAjMq0BO
戦力が減ってる分、長門は原作より前線に投入されそうなもんだが…
原作で別天神が見事に刺さって全く被害出さずに封印できたのが奇跡としかいいようがない
604 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/10(火) 21:22:48.76 ID:wcs3LKEyO
書き始めが11時とかになって確実に寝落ち確定なので本日はないです

次回は家族の描写してカブトオビト描写して亀島かな
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/10(火) 21:26:01.25 ID:I+hLNHbz0
はいなー
お疲れ様ー
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/10(火) 21:29:23.30 ID:CmF/qziyo
おつおつー
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/10(火) 22:24:59.66 ID:4DNqAtR80
お疲れ様ー
608 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/11(水) 21:34:08.67 ID:2vc34unOo
チョウズメ「……って言うことがあったの」

フウ「やっぱり土影っすか」

ヒナタ「ハナビもそんな感じだったよね? チョウズメくんへの思い」

ハナビ「そ、そんなことないよ! 私はもっと時間をかけて好きになったもん!」

紅「ほら暴れないの」

ハナビ「ごめんなさい……」

サスケとイタチを綱手のところに連れて行ったり、小南があと数日で木の葉から旅立つ

チョウズメたちはそんなもの関係ないとばかりに、新しく木遁で建てられた木の葉の家で夕食を食べていた

ハナビ「……私はヒナタお姉様や紅さんの代わりに戦争に出たいです」

チョウズメ「だめ」

ヒナタ「まだアカデミー生でしょ?」

紅「そういう気持ちは嬉しいけど、忍者になってからね?」

ハナビはずっと考えていたことを告げたが、すげなく斬り捨てられた

チョウズメはフウやヒナタが戦いに出たいと言ったら止める権利はない

彼女たちが生き生きとしているのが好きなのであって、宝石箱に放り込みたいんわけじゃないからだ

だがハナビはまだ生徒であり忍者ではない

不貞腐れるハナビをチョウズメは膝に乗せて、頭を優しく撫でるとすぐにハナビには笑顔が戻った


戦争がある、大戦があるというのに、狙われているフウも戦いの真っ只中に放り込まれるであろうチョウズメも気負うことなく話している
609 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/11(水) 21:38:44.75 ID:2vc34unOo
今回はたまたま紅とヒナタが妊娠しているので、大戦に出ること自体ない

この場で戦うのはチョウズメとフウだけだ

そしてチョウズメやフウ、もしヒナタや紅が戦ったとしても、皆は互いを信じている

故にいつも通りに過ごせている


こんな風に彼女たちも彼女たちで話し合い、仲を深めているからこそ今の関係に落ち着けているのだ

いきなり嫁が1人増えると言われて、チョウズメを土下座させていたのはやはり不安だったのだろう


そのあと何となく皆で風呂に入り、そして未だ付き合っていることにはなっていないハナビまでも寝室に入っていった


チョウズメ「……いや、それは駄目。アカデミーを卒業したらね?」

ハナビ「差別だああ!」

チョウズメ「約束でしょ?」

ハナビ「むぅ」

ハナビはやっぱり少しだけむくれていた
610 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/11(水) 22:12:50.89 ID:2vc34unOo
そんな風に日常を謳歌している時、仮面の男、オビトはある存在と対峙していた

オビト「貴様、それをどこで手に入れた!」

カブト「色々とね……安心していい、これは誰にも話していない。まあ五影たちは君があのうちはマダラだとは思ってないかもしれないけど」

カブトがその場で穢土転生体をいくつも見せた

長門、サソリ、大蛇丸、角都

それに遺伝子情報を手に入れられたり、屍鬼封尽によって封印されていない影たち


オビトにとってそれらは別段問題なかった

しかしある一体の穢土転生体を見た時にオビトの反応が変わった

それを穢土転生されて、意識を持たれるとオビトとしても困る人物であり、色々と面倒になるコマであった
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/11(水) 22:18:03.69 ID:qG+GisGO0
穢土転生で甦る大蛇丸ってある意味珍しいな
612 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/11(水) 22:37:30.64 ID:2vc34unOo
オビト「……それを俺に見せているのに交渉と口にするか」

カブトはどう見ても脅しているのだが、それでも交渉と言って続ける

カブト「僕は別に脅しているわけじゃない。でも僕はもっともっと高みへと行かないといけない。大蛇丸様が崇高であり、それを超えなければいけない。高みに行くにはサスケくん、それに突然変異種であるチョウズメの肉体が必要なんだ。それなら君と手を組んだ方がいいだろう?」

オビト「サスケは現状鬼鮫とイタチがついている。そしてチョウズメは柱間だ」

カブト「……柱間、彼は多分柱間細胞に適合しているんだろうね。ヤマト辺りからうまく摂取したんだろう。サスケくんだってイタチと鬼鮫がいるけど、この人達をぶつければ分断くらいできるだろう?」

カブトはチョウズメ=柱間と認識するわけもなく、柱間細胞を会得した存在だと解釈した

オビト「どうだかな」

オビトはイタチの須佐能乎を見たことがないので、どんな力を宿しているのかわからない

そして天照は穢土転生すらも燃やし尽くすだろうと頭の中で考えている

オビト「それよりもその裏切り者、自分の師を穢土転生として使役する気なのか?」

カブト「そうですよ? ぞくぞくするでしょ? 不死身の大蛇丸様を僕が、この僕が使役する!」

オビト「……」

カブトは大蛇丸が復活出来ないのなら魂が封印されたのではないかと思っていたが、一応穢土転生をしてみた

そしてら出来てしまった

今のカブトは大蛇丸に褒め称えられるほどの術者になることしか考えていない



カブトはどこまで頑張った?
コンマ
下1
67〜  マダラが強化されている
34〜66 上+長門強化
〜33  上+全体的に強化されている
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/11(水) 22:39:11.28 ID:HnwD/o0NO
チェスト
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/11(水) 22:39:31.20 ID:s8rvqH66o
うす
615 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/11(水) 22:47:16.29 ID:2vc34unOo
カブト「それにただ僕が穢土転生したと思っていないかい?」

オビト「なに?」

カブト「本来ならもっと多くの有能な穢土転生体を増やすはずだった。でもなかなかどうして遺伝子情報物質を集めるのが大変なんだよ」

オビト「それで?」

オビトはまだ厄介なことを増やしてくるのかと嘆息しているが、それを表には決して出さない

カブト「だから特に優秀だと思った穢土転生体は強化しておいたんだ。例えばこれ(マダラ)には色々と細工をした。それにこの長門は元々足が弱いみたいだね。そこを補強し、機動力を確保している」

行動自体を完璧に縛っているようで、動かない長門の外套をカブトはあげた

すると長門は昔に足を燃やしてしまい、素の足はボロボロだった

それなのに露出された足は綺麗であり、とても筋肉質な足をしている

オビト「他には?」

カブト「サソリが操る傀儡の代わりの穢土転生体を無茶な改造をしたり……まあ他にもあるけどネタバレばかりじゃつまらないじゃないか。ただ言っておく。僕の大蛇丸様に変なことをしようとしたら、すぐさまこれを動かして君の作戦を壊す」

オビト「……ならばこちらにも譲歩してもらおう」

カブトとオビトの話し合いはそのあとも何時間も続いていった
616 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/11(水) 22:56:17.79 ID:2vc34unOo
ダンゾウ「……ワシの火影になる計画もほぼ頓挫した。コハルやホムラ(御意見番の二人)にも大人しくしろと釘を刺されてしまった」

ダンゾウは一人で考えていた

この忍連合軍は連合軍側が勝つであろうと

まず負けてしまった場合、自分が火影だとか言ってられなくなるので勝ってもらわなければ困る

そして勝てば綱手やその場で活躍するであろうはたけカカシなどが次期火影になることもほぼ確定だろう

ダンゾウ「ワシの評判は控えめに言って最低だろう。そんなワシが連合軍に参加などできるわけがない」

根の忍の仮面を外させ、木の葉の忍びとして戦わせることは出来るが、それをすれば綱手の、表の忍びの功績になってしまう

ダンゾウ「イザナギで……いや、流石に無理じゃ」

自分の都合の良いふうに現実を変えることのできるイザナギだが、それは局所的にしか使えず、今の状況を打開するものでもない
617 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/11(水) 22:58:58.31 ID:2vc34unOo
ダンゾウ「別天神による幻術を使ったとしてももう遅い。やるのならばワシが五影会談に出て、決定権のあったであろうミフネを瞳術に嵌めるくらいだろう」

いくら気が付かれることなく瞳術にハメられるとはいえ、ただの瞳術なのだ

連合軍全てに幻術を掛けられる訳では無い

ダンゾウ「……チョウズメはいつの間にか木遁を会得していたという。このワシですら、柱間の細胞は抑え込むのがいっぱいだというのに。流石我が息子だ」

ダンゾウは暗部による報告書に目を通しながらそんなことを言い出した
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/11(水) 22:59:45.25 ID:s8rvqH66o
なん、だと
619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/11(水) 23:03:50.01 ID:HnwD/o0NO
>流石我が息子だ
は?は?
620 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/11(水) 23:06:01.12 ID:qG+GisGO0
ついにぼけたのか?
621 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/11(水) 23:08:29.83 ID:2vc34unOo
別にチョウズメとダンゾウは血の繋がった真の家族という訳では無い

ただチョウズメが秋道との縁を切り、秋道の家族の枠から外れた時、ダンゾウが勝手に養子縁組を組んでいた

なので今のチョウズメは公的資料では志村を名乗ることも出来たりする



木の葉では子供の両親が死んで、その代わりに親しい別の家族がその子供を引き取るということが良くある

例えばイルカなんかは16年前の九尾襲撃の時に両親が死んで、親はヒルゼンということになっていた


戦時ではよく使われていた制度だが、このご時世あまり使われていないし、まずその子供の同意が必要なものだ

ならばどうやってその書類を無理やり通したか?

ダンゾウ「別天神!」

ダンゾウは柱間細胞を移植しているため、一日に何度かは別天神が使えるだけのクールタイムに抑えることが出来る

それを駆使して無理やり書類を通したまでのこと


ヒルゼンが気に入っていたからこそ、自分もその子を手に入れたいとか思っていたが故の行動だったが、まさかその子が木遁を使えるとは思わなかった

ダンゾウ「あの時のワシの判断に間違いはなかった」

ダンゾウは思考がそれつつ、自画自賛をしていく
622 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/11(水) 23:14:03.76 ID:+rwSHRHOo
小せえ別天神の使い方してんなお前
623 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/11(水) 23:14:20.64 ID:HnwD/o0NO
まじかよこのじじい
624 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/11(水) 23:15:20.62 ID:7mHopGLWO
ある意味手遅れだった
625 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/11(水) 23:17:14.80 ID:2vc34unOo
ダンゾウ「無理やり根を使ってかき乱せば、ワシが木の葉のトップになる可能性はある。じゃが、それは連合軍解体後の弱体を意味し、下手をすれば木の葉は潰える」

いくら連合軍と言ったって、共通の敵がいるからこそである

暫定うちはマダラを倒してしまったらきっと少し前の里の関係に戻るとダンゾウは予想している


まさか霧隠れのトップが結婚したいが故にチョウズメと仲良くしようとして、木の葉と国交を結んだこと

チョウズメのある意味純粋な瞳に感化され、昔の自分を思い出し、チョウズメを溺愛していること

そして風影である我愛羅とはまず友好が結ばれており、我愛羅が死ぬまでは関係は安泰であること

波の国は鳴門大橋の件があり非常に友好的

滝隠れはまず滝隠れの人柱力と木の葉の忍びが結婚したことによって、さらなる国交が結ばれていること

これらを半分以下しか理解していないダンゾウには読み切れなかった

ダンゾウ「不安要素はイタチ、そしてイタチの話を聞き、襲撃してくる可能性のあるサスケ。我が息子チョウズメは木ノ葉崩しにワシが関与したことを知れば激怒するであろう。大蛇丸はきっとどこかで復活するときを待っている、あやつに暴露されること。まずあの暁のトップの輪廻眼の小僧がああなったのはワシが関わっていること。綱手が仙人モードで強すぎて辛いこと」

ダンゾウはあらゆる要素を加味して考えついた



コンマ
下1
10以下でレボリューションダンゾウ
626 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/11(水) 23:18:00.96 ID:HnwD/o0NO
はい
627 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/11(水) 23:28:32.48 ID:2vc34unOo
ダンゾウ「ワシは稀代の火影になれる器なのは代わりない! だが、そう、ワシには氷遁と木遁の遺伝子を継ぎ、写輪眼を除き木の葉一の幻術使いから生まれる子、その遺伝子を継ぎ日向の血筋を継ぐ最強の子を守らねばならぬ!」

ダンゾウはサイへの命令書を書き換え、サスケ暗殺は取り下げ、表の忍びとして活動をとりあえず続けさせることにした

ダンゾウ「決して日よったわけではない! ただ木の葉の未来のためにワシは時を待つことにしたのだ! それに滝隠れの強きくノ一とも子ができるはずじゃし、あの日向ネジをも上回るほどの才を持つ日向ハナビもチョウズメの子を孕むやもしれぬ」

ダンゾウはこの大戦が終わるまでは木の葉を裏から守り、未来の木の葉の戦力になり得る存在の守護をすることに決めた

そうと決まれば相談だ

ダンゾウ「ヤマト!」

ヤマト「……なんですか?」

ヤマトは暗部に無理やり呼び出され、またダンゾウの前に立っていた

ダンゾウ「やはりチョウズメにはもう少し孕み袋になる女を増やすべきではないか? 木遁じゃぞ!木遁! それに氷遁に仙人の才だ!」

ヤマト「彼がキレるのでやめた方が」

ダンゾウ「しかしだなぁ、土影のように無理やり……待て、土影の孫娘という蟲をどうにかせねば。あやつの子を一人として木の葉から出すわけには行かぬ! ヤマト、調整してこい!」

ヤマト「ふ、ふふ。わ、わかりました」

ヤマトのストレスはさらに溜まり続ける
628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/11(水) 23:35:36.66 ID:7mHopGLWO
ストレスでヤマトが早死にしそう(小並感)
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/11(水) 23:43:00.32 ID:s8rvqH66o
もう00出してダンゾウ楽にしてやろう
630 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/11(水) 23:55:09.36 ID:2vc34unOo
(亀島前のナルトとの会話イベントまで1/1)


チョウズメ「人柱力、ナルトやフウの護衛ですか?」

綱手「ああ。まず聞いておくが、イタチたちと行動を共にする訳では無いだろう?」

チョウズメ「そうですね。僕がいてもさほど効率が上がらないから来るなって言われました」

綱手はその言葉を聞いてから、ある紙を渡した

綱手「雲隠れの所有する移動島、いや亀の上に島があるんだが、そこにナルトとフウ、ついでにヤマトを連れて行ってこい」

チョウズメ「ここでナルトたちを隠すんですか?」

綱手「いや、どうせナルトやお前はピンチになったら出てきてしまうだろ? その島には人柱力が力を制御する施設があるそうだ。そこでひとまず修行をさせて、戦争の状況を見極めてから、お前達を呼び出す」

チョウズメ「ヤマトさんをつける理由は?」

綱手「ナルトが尾獣チャクラに意識を持っていかれても、それを封じ込める手立てを持っているからだ。チョウズメが行く理由は単純に守るべき存在を最も強い人間に守ってもらうためであり、チョウズメも標的だから、いきなりの奇襲で殺させないためだ」

チョウズメは考える

自分がいればピンチな場面を打開できることは沢山あるだろう

だがそれをしてしまえば柱間と同じであり、それをするなら五影会談の時にオビトを殺せばよかったことになる

親しい人たちを失わせずに、それでいて一致団結し続けなければいけないと思わせないといけない

チョウズメ(それなら一時的に戦場を離れられるこれは都合がいいのかな?)

チョウズメはこんな打算的な考えの結果人が多少なりとも死ぬであろうことに気落ちする

これでは何のために忍宗を会得できたのか分からないではないか

だがまず対話をしようとする気概を皆に持ってもらわなければ、忍宗による平和へはいかない

チョウズメ「分かりました。受けます。出発はいつですか?」

綱手「明日の朝から出発することになっている。短時間なら黄泉比良坂で木の葉にお前の嫁やハナビに会いに来ていいからよろしく頼む」

チョウズメ「はい!」



チョウズメはまた一時的に木の葉を離れることになるので、挨拶をしようと考えた



コンマ
下1
1 紅に会いにいく(判定なし)
2 ナルトに会いにいく(判定なし)
4 ヒナタに会いにいく(判定なし)
5 シノに会いにいく(低難易度判定)
6 いのに会いにいく(低難易度判定)
7 チョウジに会いにいく(低難易度判定)
8 シカマルに会いにいく(低難易度判定)
9 ハナビに会いにいく(判定なし)
10 綱手に会いにいく(低難易度判定)
11 アスマに会いにいく(低難易度判定)
12 フウに会いにいく(低難易度判定)
14 自由安価(人物によってはコンマ判定)
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/11(水) 23:57:01.42 ID:+rwSHRHOo
8
632 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/11(水) 23:59:40.19 ID:2vc34unOo
シカマルが忙しくて見つからなかった可能性
コンマ
下1
10以下で会えない
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/12(木) 00:00:55.99 ID:bHNGZcS/o
あい
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/12(木) 00:01:38.22 ID:GXv7Wb+Yo
全部ゾロ目やん
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/12(木) 00:02:13.26 ID:bHNGZcS/o
>>634
君もな
636 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/12(木) 00:09:03.40 ID:FI1vOWB4o
シカマルの99ゾロ目は考えてなかった


本日はここまでにします
シカマルのこのタイミングのゾロ目は全く考えてなかったので多分時間かかりますし


あとなぜ戦争に早く行かないの?と思っている人がいるかもしれませんが、敵が少しは強化されたけどイタチと鬼鮫とチョウズメがいるせいで話にならないから考えているせいです


イタチがガチで攻略するならみたらしアンコたちがカブトを捜索してカブトとオビトが遭遇している場面に近いものがこの作品でもなる
アンコたちから情報を貰うためにイタチ達が行く→その時点で穢土転生終了になるし、逆にアンコに1度も合流しない理由を考えているので遅延してます
637 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/12(木) 00:14:51.14 ID:bHNGZcS/o
乙ー
オオノキ00といい今回といいすまんな
638 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/12(木) 00:18:35.10 ID:FI1vOWB4o
別に面白いからいいですけどね
単純に時間がかかるだけですし

オビトにもっと死ぬ気で頑張ってもらわないと……
639 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/12(木) 00:20:09.56 ID:4/V7Zk3oO
オビト白髪だけじゃなくてしわしわになりそう
おつー
640 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/12(木) 03:30:15.53 ID:UxrI+TT70

オビトは犠牲になったのだ…
641 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/12(木) 22:07:46.49 ID:TNQSQEFEo
99ゾロ


チョウズメ「……誰かいないかなー?」

チョウズメは宛もなく歩いていた

アスマなどには連絡を既にしているし、シノにも不在になることを告げている

ちょうど忍具屋からテマリとともに出てきたシカマルと出会った

チョウズメ「シカマルおはよう!」

シカマル「……すまねえ、チョウズメに用があるからまたな」

テマリ「あたしもちょうど帰るところだったから別に。じゃあな」

シカマルとテマリは軽く手を振って別れたが、チョウズメには小さい愛を感じた

チョウズメ「なんか用があったの?」

シカマル「ああ、めんどくせえけどやっておいた方がいいことがな。着いてきてくれ」

チョウズメ「うん」

チョウズメはシカマルのあとをついて行った

シカマルが面倒と言っていた割にホットしていたことが少しだけきになった
642 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/12(木) 22:15:29.60 ID:TNQSQEFEo
チョウズメが連れてこられたところは彼自身一度しか来たことの無い場所だった

シカマルの鹿の森にある、猪鹿蝶が秘密の特訓をするためにあえて森がくり抜かれている場所だった

機密や連携を見られないために猪鹿蝶はここで訓練を昔からしていた

チョウズメは一度だけ尾行をして見に来たことがあったが、チョウザに物凄く怒られてからはここには来ていなかった

チョウズメ「僕がここに入っていいの?」

シカマル「……やっぱりか」

シカマルはチョウズメの言葉に耳を貸さずにため息をついてそのまま進み、岩場に腰をかけた

シカマル「チョウズメ、俺たちはもう大人になったよな」

チョウズメ「まだ20歳にもなってないけどね」

シカマル「大戦の時なら20になれた若者の忍びは圧倒的に少なかったそうだがな」

チョウズメ「アカデミーでそんなこと言ってたね」

チョウズメは黄泉比良坂で空間に穴を開け、煎餅と煮出しておいたお茶をその場に持ってくる

シカマル「……昔から思ってたけど、ハチャメチャな感じがさらに増してるな」

チョウズメ「そうかな?」

シカマル「ああ、お前は昔から全然変わらねえわ……いや、昔は嫁を複数持とうとかは思ってなかったな。ただ友達が欲しいだったか」

チョウズメ「そうだね。今ではたくさんの友達が出来たから嬉しいね」

シカマル「そうだな」

シカマルはお茶を啜って、僅かに聞こえている風の音が止んでから話し始めた
643 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/12(木) 22:20:55.12 ID:TNQSQEFEo
シカマル「チョウズメ、俺たちは大人になった。もう俺とチョウジといので猪鹿蝶だ。親父たちは確かに猪鹿蝶だが、俺たちは既にその名を継いでいる」

チョウズメ「知ってるよ」

シカマル「いいや分かってない。俺達も正直すまねえと思ってたんだ」

チョウズメは謝られることなんてないので頭を傾げる

シカマル「俺たち、親世代も含めてチョウザさんがチョウズメを無視していたことを俺たちは放置していた」

チョウズメ「それはしょうがないよ。チョウズメさんが言ってたんでしょ?」

シカマルはチョウズメが父親をさん付けしている事に顔を歪ませる


チョウズメはもう父親の件は追うのをやめていた

自分が父親になった時に、自分がそんな父親にならず、嫁たちを守らねばならないのに、そんな弱みを持ち続けることを自らよしとしなかったからだ

シカクやいのいちという父親を知った

ヒルゼンというお義父さんを手に入れた

そして娘を必死に守るヒアシを知った

そんな人達に負けない父親になるためにチョウズメは未練を捨てていた
644 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/12(木) 22:22:34.81 ID:TNQSQEFEo
✕ チョウズメ「それはしょうがないよ。チョウズメさんが言ってたんでしょ?」
○ チョウズメ「それはしょうがないよ。チョウザさんが言ってたんでしょ?」
645 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/12(木) 22:29:21.21 ID:TNQSQEFEo
シカマル「言っていたが、それを良しとしないことだって実際はできた。他の家と猪鹿蝶の繋がりは違うから」

チョウズメ「シカマルが自分を責める必要は無い」

シカマル「……やっぱりお前は無駄に強すぎる。昔に聞いたが、チョウズメが秋道の術を覚えたのは認めてもらうため、それにチョウジが羨ましかったからだったよな?」

シカマルはチョウジからチョウズメが三年間の間秘境に行っていた時に聞いていた

父親に認めてもらうこと、それと猪鹿蝶のような親しい人をチョウズメは欲しいと昔は思っていた

今ではちゃんと自分にも繋がりがあるのでそこまで極端に思っていない

チョウズメ「そうだよ。僕はチョウジが羨ましかった」

その言葉に聞くとシカマルは不器用に笑ってから、先程と同じ言葉を並べる

シカマル「俺たちはもう大人になった。猪鹿蝶だって継いでいる」

チョウズメ「うん」

シカマル「俺、いの、チョウジの猪鹿蝶に蝶が二人居てもいいんじゃないかって思っている」

チョウズメ「え?」

チョウズメはシカマルがイタズラを成功させて嬉しそうな顔をアホズラで見ながら疑問符を浮かべる
646 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/12(木) 22:38:54.04 ID:TNQSQEFEo
シカマル「俺たちは元々三人のフォーメーションで訓練をしてきた。だがな、それとは別に、チョウジが影分身をして、ある奴の動きをできるだけ再現した四人フォーメーションでも特訓してきた」

チョウズメは固まる

父親を追わなくなった

だが昔に憧れたそれが手に入りそうになっているのだ

シカマル「チョウズメ、今のお前に俺たちの力が必要かはわかんねえ。だけど俺たちはお前と一緒に戦いたい。猪鹿蝶として、お前をもう一人の蝶として勧誘したい」

チョウズメ「……すー、はー。ダメだよ勝手に決めちゃ」

遥か昔に三人の連携を見たからこそ、チョウズメは親しい人を作ることを望んだ

自分もあんな風に心の底から仲良くし会える人たちを作りたいと

いの「別にシカマルだけじゃないわよ。シカマルも言ってたでしょ? 私たちは三人で猪鹿蝶だけど、私たちの世代は四人でも猪鹿蝶なのよ」

チョウジ「チョウズメの術の再現は出来なかったけど、チョウズメがやりそうな動きの反復練習は僕達やってるんだよ? それにずるいじゃないか! 僕が言うって言ったのに!」

シカマル「めんどくさがり屋の俺が影分身で二人を呼んでやったんだ。ありがたく思えよ? チョウジが遅いのが悪い」

チョウジ「何を!?」

チョウジとシカマルがふざけあおうとしたが、いのが間に立った
647 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/12(木) 22:53:24.95 ID:TNQSQEFEo
いの「そういうのはあとで焼肉屋でやる! ねえ、チョウズメ。昔に私の家に来てあなたはお話をしませんか?って言ってきたわよね? なら今度はわたしが誘ってあげる。猪鹿蝶のもう一人の蝶になってみない?」

チョウジ「ああ!いのまで! チョウズメ、父ちゃんのことは考えなくていいよ。僕は既に秋道を継いでるんだから何をしたって僕が責任を取る!」

シカマル「どうすんだ?」

いのが、チョウジが、そしてシカマルがチョウズメに向けて手を差し出す

シカマルの手の上には三人がしている耳飾りが置かれていた

チョウズメ「いいの?」

チョウズメがサスケと仲良くなれたきっかけはある意味この三人がいたからだ

そんな三人の間に入っていいのかと手を引きそうになるが

チョウジ「もう大丈夫だから!」

チョウジはチョウズメの手を取り、シカマルの手の上には引っ張って置いた

チョウジ「これからは僕達が猪鹿蝶だ!」

いの「チョウザさんが変なことを言ってきたって、この誓いは変わらないわよ」

シカマル「まあ、なんだ? 共に戦うことを強制しているわけじゃない。だけど覚えておいてくれ。俺たちは何があっても仲間だ」

チョウズメ「……あ、ありがとう」

チョウズメは三人の手を強く握りしめた



コンマ
下1
66〜  陰の素質が解放された
33〜65 蝶チョウジモードが使えるようになった
〜32  特に何も無い
648 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/12(木) 22:55:07.37 ID:GXv7Wb+Yo
はい
649 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/12(木) 22:59:36.84 ID:RDiO6s4tO
チョウズメはどこまでいくんだろうか
650 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/12(木) 23:03:51.88 ID:TNQSQEFEo
99ですしもう今更って感じだからね?

この時点よりチョウズメとチョウジは自由に蝶チョウジモードが使えるようになりました




チョウズメは昼に猪鹿蝶の通過儀礼という事で焼肉Qで奢ることになった

その時初めてチョウズメとチョウジは肉の取り合いをして、店がぶっ壊れ、チョウズメによる建て替えが行われたとか行われなかったとか

チョウズメ「最後の一枚!」

チョウジ「その肉は僕のものだ!」

チョウズメ「チョウジが教えたんだよ? 最後の一枚ほど美味しいものはないって」

チョウジ「授業料として僕に譲るべき!」

チョウズメ「だが、断る」

チョウジ「……」

チョウズメ「……」

チョウズメ/チョウジ「部分倍加の術!」

馬鹿みたいな理由で兄弟喧嘩をしたのもこの時が初めてだった
651 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/12(木) 23:06:21.89 ID:aBr0QMmO0
今までにない最高の笑顔で喧嘩してそう
652 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/12(木) 23:19:20.42 ID:TNQSQEFEo
チョウズメは店に迷惑をかけた結果、ヒナタと紅にめちゃくちゃ怒られた日から次の日

チョウズメ「夜になったら顔を出すから」

ヒナタ「チョウズメくんが里の外に出ても、簡単に会えるから安心だね」

紅「そのいない間に色々とやらかすんだけどね? 無茶はダメよ?」

ハナビ「チョウズメさん! 多分大戦が終わるくらいにアカデミーを卒業出来るの! 約束!」

チョウズメ「無茶はしないよ。みんなを置いて死にたくないし。分かってるよ」

チョウズメはヒナタと紅を優しく抱きしめて、ハナビは強めに抱きしめてから、木の葉をあとにした
653 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/12(木) 23:20:29.49 ID:TNQSQEFEo
ナルト「チョウズメと任務って……あれ?ほとんどやったことない?」

チョウズメ「サスケの時くらいだね」

ナルト「……なあなあ、サスケは本当に帰ってくるんだよな?」

チョウズメ「今はカブトが何かを企ててるってナルトたちが報告したでしょ? だからそのカブトを止めるためにイタチさんとかと動いてるよ」

ナルト「……よっし! 速攻で九尾の力をコントロールして、大戦を終わらせるってばよ!」

チョウズメ「そうだね」

フウ「いやー、九尾の子は元気っすねぇ。相応大変だろうたけど、ナルトくんならきっとできるっすよ」

ナルト「おう!」

チョウズメとフウ、それにナルトとヤマトは雲隠れが操舵する船に乗っていた

そしてナルトにはこれから人柱力を守る戦いが始まること、それを勝利するにはきっと尾獣をコントロールした力が必要なこと

そしてナルトは力をコントロール出来なければこれから行く楽園?から出られないことを初めから説明されていた


本来のナルトならサスケのことで焦って戦争に速攻で出張っただろう

だがサスケが戻ってくる気であり、気が緩んでいたからこそナルトはその条件に渋々承諾した

なによりナルトは仲間を信じている

ナルト(綱手のばあちゃんがいればなんとかなるってばよ)

純粋な仙人モードによる体術戦ではナルトは綱手には勝てない

その強い綱手がいれば、なんとかなるのでは?
と思っていたりしている

あと単純にチョウズメからは逃げられないと分かっているので大人しくしている
654 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/12(木) 23:29:54.41 ID:nOEDYlni0
そういやビーはどうしてるんだろ、鬼鮫来ないし普通にエーに見つかったかな
655 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/12(木) 23:30:52.16 ID:TNQSQEFEo
ヤマト「なんで鍋にフライパン、その他たくさんの調理器具を持ってきているんだい?」

ヤマトはチョウズメとナルトというストレス源がいるが、ダンゾウというボケ始めたジジイから離れられたおかげで顔の血色が良くなっている

ナルト「料理をするものにとっては全部必需品だってばよ!」

ヤマト「僕達は料理人じゃなくて忍びだけどね」

チョウズメ「僕は時空間忍術で取り出すし当たり前だよね」

フウ「美味しいものを食べて力をつけて、それで本気で特訓する方がやる気も全然違うっすからね」

ナルト「それ!」

ヤマト「いつから忍びには料理が必須スキルになったんだろうか」

ヤマトがボヤきながら、この旅から逃亡したガイに対して恨みつらみを呪詛する

ガイ『もちろんいい……え? 船での移動だと!? 船に入って追走ではダメなのか!?……くそっ! カカシが呼んでいる。ヤマト! 俺は行くが任務を頼んだ!』

ガイは吐きそうな顔になりながら、逃げるようにヤマトから逃げたなんてこともあった

雲隠れ「そういえば言ってなかったんすけど、この海域にはやべえのが一体だけいるんすよね」

ヤマト「やばいのとは?」

雲隠れの男が説明している時、その後から巨大な吸盤のついた足が浮上してきた

ナルト/チョウズメ「イカ(食材)だァ!」

二人の料理忍者の前に巨大な食材がやってきた
656 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/12(木) 23:43:16.88 ID:TNQSQEFEo
普通に捕まって亀島で休暇中ですね
連絡を割と密に取っているのがこの世界の連合軍なので、速攻で見つかりました




ナルトによる仙法大玉螺旋連弾によってダメージを負ったイカは、チョウズメの氷遁によって冷凍保存されることになった

描写? 言葉通りである


ビー「俺のイカした登場は以下(いか)略ってか? ばかやろう!コノヤロウ!」

イカの冷凍保存が終わるとともに、牛顔にタコ足の巨大な化け物、八尾が尾獣化して現れた

フウ「……おお! あっし以外の尾獣化は初めて見たっすよ。挨拶するっすよ重明!」

重明『承知!』

フウ「尾獣化!」

フウはテンションが上がって尾獣化して八尾に突撃した

だが忘れていないだろうか?

元々人柱力とは平気であり、故にビーが攻撃をしてしまったのはしょうがないことだろう

そしてそれが遊びだと思ったフウが応戦してしまったのは仕方がない

チョウズメ「……ナルトの修行に来たの。尾獣化で戦いたいなら僕が相手になるから」

フウ「緊縛はやめるっすよ」

ビー「……痛えじゃねえか、馬鹿野郎コノヤロウ!」

あまり遊んでいる時間が無いので、少し待っても決着のつかなかった遊びの戦いにチョウズメは木龍の術と超部分倍加の術で無理やり終わらせた


尾獣化した二人の戦いが終わったことによって、ここにいるメンバーは亀島に上陸することが出来た

ちなみにナルトが誰かの予言か知らないが、行き先は楽園と言われていたらしいが、実際は死の森も真っ青な場所だった
657 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/12(木) 23:51:58.23 ID:TNQSQEFEo
もっと書きたいけど眠いのでこれまで


次回からやっと本格的に戦争編に入れる
そしてプロットとかもう完全に捨てた
イタチとかいう公式チートは殺さないと駄目ですね 十拳剣とかいうチョウズメ以上のチート

あと予告ですがBORUTO編はやらないです
戦争が無事終わればそのあとの日常を描写して終わる気です
飽きた訳では無い 私がBORUTOに興味がないだけです

これが終わったらシンフォギアかこのすばやるんだ……
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/12(木) 23:54:49.06 ID:bHNGZcS/o
乙ー
シンフォギア見たいかも
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/12(木) 23:55:21.81 ID:MaiOKwKb0
乙でした
BORUTOで何気に面白かったのは、ナルトが下忍のまま火影になった事実が判明したことww
というか、未だに下忍のままだったww
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/12(木) 23:55:38.07 ID:aBr0QMmO0
乙乙
ボルトはわても興味ないというか見てないからわかんない

おう、ガンダムやるんだよ!
661 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/13(金) 00:01:06.53 ID:M5tqnADYo
ガンダムはガンダムのあの方がやって下さいますし?
書けるレベルがこの二つくらいなので


中忍から上忍には上忍の推薦と実績があればなれる
だけど下忍から中忍は中忍試験通らないといけませんからね
まじであのまま火影になったんですねナルト

木の葉最強のふたりがどちらも下忍(ナルトが下忍ならサスケもきっとそうかな?)とか笑えますね
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/13(金) 02:54:54.19 ID:SAaPodOG0
エタリそうな題材なのにこんなに続けてるのはすごい
663 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/13(金) 08:00:22.62 ID:e0474CdO0
その理論でいくと柱間マダラに至っては下忍にすらなっていない…?(屁理屈)
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/13(金) 17:50:54.45 ID:CcNOVoy00
公式チート……
つまりうちはイタチはシドルファス・オルランドゥだったのか
665 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/13(金) 18:07:20.17 ID:Q7uoqBEq0
雷神シドはSRPG初心者のために用意されたデウス・エクス・マキナ的お助けキャラだから…
666 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/13(金) 19:10:55.25 ID:CcNOVoy00
SRPG初心者じゃまずシドのところにまでたどり着くのが難しいのでは(ウィーグラフ)
667 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/13(金) 21:06:51.84 ID:M5tqnADYo
すみません
飲みではなく色々ゴタゴタしているので更新を始めるとしても遅くから
下手したらこれ以降の宣言なしで今日の更新はないかもしれません
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/13(金) 21:14:07.74 ID:MZHW7yVOo
了解なのよー
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/13(金) 21:18:41.94 ID:Q7uoqBEq0
了解しただに
670 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/13(金) 21:41:44.30 ID:CcNOVoy00
りょーかいです
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/14(土) 01:26:40.67 ID:H/r8lXn70
大した奴だ
672 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/14(土) 21:13:39.02 ID:42/2psneO
明日の夕方くらいからは確実にできます
家に帰ることが出来るので
今日は同じく不明です

更新出来なくてすみません
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/14(土) 21:14:11.97 ID:cIR5Xa5co
ええんやで
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/14(土) 22:01:54.58 ID:DaW05qRs0
焦る必要は全くない
675 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/15(日) 20:54:19.07 ID:w2/G63QAo
帰れなかったのかな、心配や
676 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/15(日) 22:12:03.03 ID:wI3racQYo
葬式などの手伝いを受けるんじゃなかった
土日の方が更新頻度が下がるとかわけわかめ

本日は多分気力的に無理
677 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/15(日) 22:13:55.09 ID:w2/G63QAo
乙、ゆっくり休んでください
678 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/16(月) 21:30:08.46 ID:Vi5Wxvzao
あらすじ
亀島に着く前のイカをナルトとチョウズメで倒して、冷凍保存
ビーが尾獣化して登場したのにイカは既に死んでいて、そのビーと遊ぶためかフウが尾獣化したがチョウズメが無理やりとめた


チョウズメとナルトが倒したイカは後で食べる分を残して、黄泉比良坂で氷の世界に穴を開けてそこに冷凍保存することになった

ナルトは初めてまじかで空間に穴を開けるというのを見たが、その氷の世界の冷蔵能力に驚いていた

亀島まで連れてきた雲の忍びは顔をひくつかせていたが……



モトイ「お、俺が今回の世話役のモトイだ。宿場に案内する、着いてきてくれ!」

ビー「……俺の登場奪うとかぜってえ許さねえぞばかやろう……」

ビーはイカに突撃という派手な登場を奪われ、尾獣化したフウとの遊び(戦い)を無理やり収められたせいで若干テンションが下がっていた

そんなビーをチラ見してから、モトイという男がチョウズメやフウ、ナルトとヤマト、あとは雲の人達を案内し始めた
679 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/16(月) 21:42:32.85 ID:Vi5Wxvzao
ビー「ストップだアリクイちゃん!」

ナルト曰く楽園と言われていたこの亀島は確かに、動物達の楽園だった

様々な巨大な動物がひしめき合い、そのと頂点に位置しているのが八尾の人柱力キラービー

チョウズメ「猿山とこの島、どっちがトップになるのが難しいんだろう?」

ビー「猿山? お前もしかして猿猴王か?」

ビーがラップ調じゃない口調でチョウズメに話しかけてきた

チョウズメ「はい、猿猴王の猿魔から譲っていただきました」

ビー「それならあとでキングちゃん(ゴリラ)に挨拶してやれyoー。俺はキングちゃんから聞いたからな」

ビシッとどこかを指さしたあと、さっさとキラービーは歩き出した

チョウズメがキラービーと少し話していた間、ナルトはモトイからこの島こそ、ビーが尾獣の力をコントロールするために修行した地であることの説明をしていた



チョウズメたちは宿場につくと、ナルトとヤマトは一人部屋、チョウズメとフウは同じ部屋に案内された

どうやらこの2人が夫婦であることは綱手より伝わっていたようだ

綱手「いいか、チョウズメからフウを離そうとするなよ! いいか、絶対だからな!」

フウが暁の手に落ちる=チョウズメが闇落ちだと綱手は確信しているので、絶対にフウをチョウズメから離さないように綱手より厳命されていたりする



ナルトはチョウズメと友達
友達の奥さんでありフウとナルトは友達ではないけど話したりする仲
そしてナルトはフウが尾獣化できることを同中にて聞かされている

コンマ
下1
30以上のフウとチョウズメの元に尾獣のコントロールの指南の手伝いを依頼してくる
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/16(月) 21:44:24.15 ID:1EQ6x1Y00
えい
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/16(月) 21:45:01.74 ID:1EQ6x1Y00
すまぬ
682 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/16(月) 21:56:07.27 ID:Vi5Wxvzao
習得にブーストが掛からないだけですから



ナルトはチョウズメと友達だ

ナルト「だからこそ、俺はチョウズメには力を借りたくないってばよ!」

闘いで力を借りることだってあるだろうが、修行までも手伝ってもらうのはもうよそうとナルトは思った

結局サスケのこともチョウズメが解決してしまった

風遁修行の時のように、駄目だと思ったら聞きに行くことにして、ナルトはもう一人の尾獣をコントロールしている人柱力、ビーの元へと向かった


チョウズメ「……あれ?」

フウ「どうやら八尾の人、ビーっていう怪しい人の方に行ったっぽいっすね」

チョウズメ「みたいだね。でもあの人見た目だけ怪しいけどそこまでじゃないかな?」

フウ「無理っす。なんかすごい怪しいっすよあの人。きっといきなり」

何故かフウは先程から、ビーが苦手なのか、いつものようにフレンドリーにならず、1歩引いていた

チョウズメ「キングちゃんっていうゴリラに挨拶に行くけどフウも行く?」

フウ「久しぶりのチョウズメ独占っすからね。行く!」

チョウズメは猿魔を呼び出して、金剛如意になってもらい、仙人モードでの感知で敵の襲撃を警戒しつつ、そのゴリラに会いにいく
683 : ◆.5dCvMNp2o [saga]:2018/04/16(月) 22:06:32.40 ID:Vi5Wxvzao
キングちゃん「グオオオオ!」

チョウズメ「こんにちは!」

キングちゃん「ウホッ、ウホウホ」

チョウズメ「はい、僕が猿魔を倒して猿猴王の名を継いだチョウズメです」

猿魔「そろそろまた奪い返すがな」

キングちゃん「ウホホホホ、ウホッウホウホ」

チョウズメ「勝負ですか? いいですけど、仙人モードは切りたくないんですよね。このままでもいい?」

キングちゃん「ウホッ!」

猿魔「当たり前だよな! 使わなかったら手加減になっちまう」


チョウズメたちはビーに言われたところに行くと、胸に傷のあるゴリラがいた

そのゴリラとチョウズメと猿魔は普通に話している

フウ「……いやいや、猿山で暮らしたけど、猿語は分からないっすから! もしかしてコントロールミスして、猿化してないっすよね!?」

フウも仙人モードになってみるが、やはりゴリラの言っていることはわからなかった

フウは溜息をつきながら、ゴリラとチョウズメの相撲取りを眺めていた


コンマ
下1
50が原作闇ナルトの闇の度合い
多ければ多いほど闇が深く、低ければ低いほど闇が弱い
ゾロ目は……
684 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/16(月) 22:09:16.81 ID:uaZGeT6R0
この眼は闇がよく見える
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