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【Fate/Grand Order】ジャンヌ「カルデアの英雄が法具を習得するまで」【FGO】
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28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 20:39:47.08 ID:hp4Cwl/C0
モードレッド「あのな。初対面のクソどうでもいいアンタにだから話せることなんだけどよ」
モードレッド「今日、ぐだおとケンカしちまったんだ」
モードレッド「あいつ、生まれつき法具が打てなくてな。そのことを気にしてるみたいだったから励まそうと思ったんだけど」
モードレッド「ついカっとなっちまって、さ。酷いこと言っちまった」
モードレッド「それでその後、ギルガメッシュに法具のことを散々バカにされた挙句ボコボコにされて、しかもエレナちゃんが作ったメシも取られたってアストルフォが言ってた」
ジャンヌ「そんなことが・・・」
モードレッド「ボクはこんなだから昔からいろいろ悪いこともしてきたんだけど」
モードレッド「マジでやばいことをしでかしそうになったときは幼馴染のあいつがいつも止めてくれてたんだ」
モードレッド「あいつがいなかったら、今のオレはもっとどうしようもないバカになってたかもしれねえ。親殺したり、国滅ぼしたり・・・」
モードレッド「・・・ぐだおには感謝してるんだ。だから、早く元気になってほしくてよ」
モードレッド「だけど、こういうとき何あげたらいいかなんて分かんなくてよ・・・」
ジャンヌ「それでこのメダルですか・・・」
モードレッド「なんだよ!わりーかよ!!!」
ジャンヌ「ぐだおくんには素敵な友達がいるのですね。うらやましいです」
モードレッド「やめろよ!恥ずかしい!」
ジャンヌ「それとも彼女さんでしたか?」
モードレッド「テメーマジでぶっ殺すぞ///顔もなんか父上に似てるし、ムカツク!!!」
29 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 20:41:48.07 ID:hp4Cwl/C0
(モーさんの一人称がおかしいので
>>28
修正)
モードレッド「あのな。初対面のクソどうでもいいアンタにだから話せることなんだけどよ」
モードレッド「今日、ぐだおとケンカしちまったんだ」
モードレッド「あいつ、生まれつき法具が打てなくてな。そのことを気にしてるみたいだったから励まそうと思ったんだけど」
モードレッド「ついカっとなっちまって、さ。酷いこと言っちまった」
モードレッド「それでその後、ギルガメッシュに法具のことを散々バカにされた挙句ボコボコにされて、しかもエレナちゃんが作ったメシも取られたってアストルフォが言ってた」
ジャンヌ「そんなことが・・・」
モードレッド「オレはこんなだから昔からいろいろ悪いこともしてきたんだけど」
モードレッド「マジでやばいことをしでかしそうになったときは幼馴染のあいつがいつも止めてくれてたんだ」
モードレッド「あいつがいなかったら、今のオレはもっとどうしようもないバカになってたかもしれねえ。親殺したり、国滅ぼしたり・・・」
モードレッド「・・・ぐだおには感謝してるんだ。だから、早く元気になってほしくてよ」
モードレッド「だけど、こういうとき何あげたらいいかなんて分かんなくてよ・・・」
ジャンヌ「それでこのメダルですか・・・」
モードレッド「なんだよ!わりーかよ!!!」
ジャンヌ「ぐだおくんには素敵な友達がいるのですね。うらやましいです」
モードレッド「やめろよ!恥ずかしい!」
ジャンヌ「それとも彼女さんでしたか?」
モードレッド「テメーマジでぶっ殺すぞ///顔もなんか父上に似てるし、ムカツク!!!」
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/27(火) 20:43:48.13 ID:+rrCtaNIO
ただただ不快
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 20:45:08.34 ID:hp4Cwl/C0
ジャンヌ「ということがあったのです」
ぐだお「そっか。モーさんが・・・」
ジャンヌ「辛くても大切な友達のことは信じてあげなくてはもっとダメな人になってしまいます。裏切りは大きな罪ですよ」
ぐだお「はい・・・」
ジャンヌ「それから、明日すぐにモードレッドさんと仲直りすること」
ぐだお「ん?でもジャンヌ先生に聞いたって言うとモーさんが秘密にしたいことをしゃべったことになるんじゃ・・・」
ジャンヌ「私はいくら悪者扱いされてもかまいません。慣れていますから」
ぐだお「そうなんだ」
ジャンヌ「それから最後に・・・一人で抱え込もうとしないこと」
ぐだお「・・・」
ジャンヌ「あなたの周りにはきっと素晴らしいお友達がたくさんいます。私も何があってもぐだおくんの味方ですから」
ぐだお「あ、ありがとうジャンヌ先生」
ジャンヌ「はい。これでお説教の時間は終わりです。はいおハナをチーンしてください!」
ぐだお「チーン」
ジャンヌ「ぐだおくん。きっと辛いこともいっぱいあったでしょう。今日だけは私を実の姉だと思って甘えてもいいのですよ?」ナデナデ
ぐだお「えっ///やめときます!」
ジャンヌ「そうですか。ぐだおくんは強い子ですね・・・」シュン
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 20:47:26.27 ID:hp4Cwl/C0
ジャンヌ「多分、キリスト教徒でもないぐだおくんにこんなことを言ってもピンと来ないでしょうけれども」
ジャンヌ「あなたは将来きっと立派な英雄になります。魔力も腕力も幸運も平凡なのに、不屈の意志だけで強大な敵に立ち向かえる・・・そんな人になる」
ジャンヌ「そう主はおっしゃっています。覚信に近い予感があるのです」
ぐだお「えっ、ジャンヌ先生大丈夫?あぶない宗教とか嵌ってない?」
ジャンヌ「ですから、手始めにそのギルガメッシュくんを懲らしめてみるのはどうでしょう?」
ぐだお「わあ、意外と脳筋。まああいつにやられっぱなしはやっぱ悔しいし!」
ジャンヌ「何か法具ではなくとも得意な魔術は?」
ぐだお「ガンドかなあ・・・でもクソみたいな威力だし」
ジャンヌ「こらっ。クソなんて汚い言葉を使ってはいけませんよ!」
ぐだお「めんどくさい人だな!」
ジャンヌ「うん。ガンド、北欧の低級魔術ですが極めればきっと武器になることでしょう。単純な技ほど磨けば光るはずです!」
ぐだお「やる気出てきた!」
ジャンヌ「あとお勉強でもギルガメッシュくんに勝ってしまえば向かうところ敵なしです!さあ問題集をひらいて!」
ぐだお「ブレないな・・・」
ジャンヌ「では、さらにやる気が出るように。もしぐだおくんがギルガメッシュくんに勝ったら何でも言うこと聞いてあげます!」
ぐだお「なんでも?!」
ジャンヌ「わくわくザブーンでもいいですし、おいしいレストランに行くのだって!」
ぐだお「じゃあおっぱい揉ませてよ!」
ジャンヌ「調子に乗りすぎですよ、ぐだおくん///」グリグリ
ぐだお「いててて!!!」
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 20:52:04.96 ID:hp4Cwl/C0
レオニダス「何ィイイイイ?!我が筋肉部に体験入部したいだとォ?!?!?!?!」
ぐだお「声でか!」
レオニダス「遅刻ばかりの君が筋肉部の門(テルモピュライ)を叩くとは!」
ぐだお「あの、テルモピュライって結局、炎の門なんですか?校門なんですか?筋肉の門なんですか?」
レオニダス「テルモピュライとは古きギリシアの地名で、熱泉が湧き出ていたから炎の門とも呼ばれ当時アテネは」
ぐだお「長くなりそうならいいっす!」
レオニダス「しかして、何故君が筋肉部とはどんな心境の変化だね?かもしや筋肉の信託があったのか?!筋託があったのかね?!」
ぐだお「まあ何事も体力が大事かなって思って!」
レオニダス「うむ!全くその通りであるぞ。君には筋肉の才能があるやもしれん!さっそくトレーニングだ!」
ぐだお「頑張ります!」
レオニダス「まあ安心したまえ!みな私のことを脳筋だと思っているがこう見えて計算はできる男だ。無意味なオーバーワークはナンセンス。トレーニングメニューは無理のない量にしよう」
ぐだお「よかった」ホッ
レオニダス「では手始めに腕立て伏せ1250回行ってみよう!」
ぐだお「うーん!調整した形跡はあるけどやっぱり脳筋だった!」
レオニダス「千里の道も一歩から!最初の一回が大事だ!」
ぐだお「オッス!行けるところまでいくぞ!」
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 20:55:27.51 ID:hp4Cwl/C0
ぐだお「死ぬかと思った・・・こんなの続けるのは無理だろ!」ゼエゼエ
ぐだお「筋肉痛で生まれたてのバイコーンみたいにになってる。初日から心折れそう・・・」
ぐだお「いかんいかん!ジャンヌ先生と約束したんだ・・・!諦めないぞ・・・!」
それから・・・
ジャンヌ「ぐだおくーん。お勉強のお時間ですよ?」
ぐだお「グースカピー」
ジャンヌ「寝てますね。最近筋肉部とか言う怪しげな部活に通っていてお疲れなのでしょう」
ジャンヌ「すこやかな寝顔ですし、しばらく寝かせてあげましょうか・・・」
ジャンヌ「はっ?!いけません、私としたことが。心を鬼にしないとぐだおくんのためになりません!」
ジャンヌ「ぐだおくん!起きてください!」ユサユサ
ぐだお「うーん。あと1250時間・・・」
ジャンヌ「ウーウー。あっ、地震警報ですよ!急いで逃げないと瓦礫の下じきになってしまいます!」
ぐだお「うーん。筋肉、睡眠、超回復・・・」ムニャ
ジャンヌ「ダメです。全然起きる気配がありません!何かいい方法は・・・」
ジャンヌ「はっ・・・これは主の啓示!そんな方法があったとは」ピコーン
ジャンヌ「キンキンに冷えたサイダーを一気飲みさせるのですね!」
ぐだお「はっ!」
ジャンヌ「あ!起きました!」
ぐだお「なんか嫌な予感がして・・・」
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 21:18:25.78 ID:hp4Cwl/C0
次の日・学校
黒髭「むふふ。ぐだお殿〜。これを受け取るがいいですぞ」
ぐだお「ん?・・・ってこれ、マルタさんの水着写真?!」
黒髭「拙者の秘蔵コレクションを特別にプレゼントですぞ!水泳のとき命がけで撮ったものですぞ」
ぐだお「マルタさんやっぱりスタイルいいなあ///」
黒髭「ドゥフフ〜。犬耳ギャルとスケベ法師の写真もござりまするぞ。ささ、お納め下され」
ぐだお「でも、こんなのニトクリスちゃんとかにバレたら冥界送りにされちゃうし・・・」
黒髭「ふむ、そうであった。ぐだお殿は鈍感ピュア系主人公、まだ業を背負うには早い年頃であったか」
ぐだお「黒髭こそその見た目で中学生はやばいぞ?」
黒髭「では普通にクリティカルスターを進呈ですぞ」
ぐだお「ありがとう・・・でもなんでくれるの?」
黒髭「なあに。ちょっとした気まぐれにござるぞ」
マルタ「おいクソ髭。歯を食いしばりなさい」ドゴォ
黒髭「ンギモッヂイイ?!」ドヒューン
ぐだお「黒髭ーっ!?・・・っていつものことだった」
マルタ「ぐだおくん。あのようなお下劣毛ジラミの言葉に耳を貸してはなりませんよ。ほら。私からもクリティカルスターを」
ぐだお「マルタさんもくれるんだ。ありがとう!」
???「「「私たちを忘れてもらっては困るわ!」」」
ぐだお「あなたたちは・・・?!」
マタハリ「私のもどうぞ♪」
ステンノ「ほら、手を出しなさい」
マリー「あげる♪」
ぐだお「光弾女子会のみんな!」
マタハリ「光弾女子的にはガンド使いのぐだおくんには頑張ってほしいから」
ぐだお「ありがとう!」
カルナ「アサシンが二人もいる割に量が少ないな」
ぐだお「ちょっとカルナくん!」
ヘラクレス「ーーーーー!」
ぐだお「ヘラクレス君もくれるの?」
ヘラクレス「ーーーーー」ウンウン
静謐のハサン「私のもよかったら。永遠の忠誠の証です」
ぐだお「こんなにいっぱい?!みんなありがとう!」
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 21:25:08.10 ID:hp4Cwl/C0
ぐだおの家
ぐだお「ただいまー」
モードレッド「おらおらどした!早く追いついてこいよ!」
ジャンヌ「ぐぬぬ。後ろから亀の甲羅を投げるなんて卑怯ですよ!」
モードレッド「そういうゲームなんだよバーカ!」
ぐだお「なんかゲームやってるし!モーさんとジャンヌ先生って仲良かったの?」
モードレッド「別にこんなやつと仲良くなんてねーよ!!!」
ジャンヌ「いいえ、私とモーさんは仲良しです!」
モードレッド「あー!!!」
ぐだお「どうしたんだよ」
モードレッド「ぐだおと絶交してたの忘れてた!!!」
ぐだお「ええ・・・。もう次の日からケロッとしてたから、無かったことになってるのかと思ってたよ・・・」
モードレッド「まあそのなんだ、悪かったな。お前の気持ちも考えずにすぐキレたりして」
ぐだお「んーん。モーさんなりに元気づけようといろいろ考えてくれたのにふてくされてた俺が悪いんだよ。ごめん」
モードレッド「・・・///」
ぐだお「あはは・・・///」
モードレッド「・・・・だあああああ!!!こういうのマジで無理!!!」
ジャンヌ「うふふっ」
モードレッド「おい何笑ってんだ旗女!!!張り倒されてーのか!!!」
ジャンヌ(弟と妹が同時にできたような気分です・・・♪)
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 21:30:08.84 ID:hp4Cwl/C0
それからまた数日・公園
金時「おーう!ブラザーいつでもいいぜ?打ってこいよ」
ぐだお「本当にいいの金時?俺成長しすぎて心臓突き破るかもよ?」
金時「地獄の果てまで付き合うのが黄金に輝く魂の心意気ってもんよ。さあゴールデンな一発ぶちかましなァ!」
ぐだお「いくぞ!」
金時「南無八幡!」
ビュン
金時「いッ・・・たくない?」
ぐだお「どう?心臓もげてない?」
金時「っていうか、前とあんまかわってねーぞ!筋肉とガンドはやっぱ関係ねーんじゃねーか?」
ぐだお「だまされたあああああ!!!あのクソマッチョめ!」
金時「ははは!!!ご機嫌なバカだな!!!」
ぐだお「もう筋トレなんか1日200回かける2セットずつしかしない!」
金時「ちょっと筋肉に洗脳されてるぞ兄弟?!」
金時(まあ放出量自体は上がってるな。こいつぁゴールデンだぜ!)
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 21:34:47.39 ID:hp4Cwl/C0
それから数日
ぐだお「ふっ・・・ふっ・・・」
ぐだお(ロッキーのテーマを聞きながらランニング)
ぐだお(こんな効果的なトレーニング方法を思いつくなんてやっぱり俺天才かもしれない)
ぐだお「ん?」
カルナ「・・・」
ぐだお「カルナくんこんなところで何やってるの?」
カルナ「野良猫に餌を与えているところだ」
ぐだお「え!ダメだよ野良猫にエサあげちゃ!」
カルナ「何故だ?」
ぐだお「ずっとカルナくんに餌貰ってたら自分の力で生きられなくなっちゃうよ?!」
カルナ「そうだな・・・施しが必ずしもためにならないということか。心が痛むが強く生きてくれるように祈るか・・・」
ぐだお「カルナくん・・・」
カルナ「ところでぐだお。最近ガンドの訓練に精を出しているみたいだな」
ぐだお「うん、でも伸び悩んでてさ」
カルナ「なら、この黄金の鎧を着て撃ってみろ」
ぐだお「え、いいの?」
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 21:37:24.94 ID:hp4Cwl/C0
カルナ「おい、パーツを一つ付け忘れてるぞ」
ぐだお「その股間のファールカップみたいなのつけなきゃダメ?」
カルナ「急所を守らないと意味がないだろ」
ぐだお「カルナくんはなんでも真顔で言うから有無を言わさない凄味があるなあ・・・」
カルナ「それで一発撃ってみるといい。その鎧の凄さがわかる」
ぐだお「じゃあ、ソイヤ!」
ビュオン
ぐだお「なにこれ、魔力消費おもっ!」
カルナ「その鎧をつけている間はたとえるなら錘をつけて筋トレしてるのと同じだ」
ぐだお「筋トレでたとえるのやめてカルナくん!」
カルナ「最初はつらいだろうが魔力の制御をマスターするにはもってこいの練習方法だ」
ぐだお「すげえ!今まで筋トレしてたのがアホみたいだ!」
カルナ「筋トレも無意味ではない。己の心の迷いを支えるのは精神力。日々のたゆまぬ鍛錬も重要な要素だ」
ぐだお「その言い回しゆでたまごの時と似てるからいまいち信用できないけどありがとう!」
ぐだお「で、正直どうかな?俺のガンド」
カルナ「まだまだな。前はハエも殺せないようなヒョロヒョロ球だったが、今はギリギリ半開きのドアを閉めれるぐらいの威力には成長してるとは思う」
ぐだお「カルナくんは正直だなあ・・・正直すぎて泣きそう・・・」
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 21:47:33.79 ID:hp4Cwl/C0
また数日後
アストルフォ「えっほ、えっほ」
ぐだお「悪いなぁアストルフォ、ランニング付き合ってもらっちゃって」
アストルフォ「んーん。ボクだって強くなりたいもん!ぐだおがあんな目に合ってるのを見ちゃったんだから」
ぐだお「でも、こんな時間に一人でランニングするのは危ないからなるべく一緒に走ろうよ」
アストルフォ「え?危ない?」
ぐだお「どう見てもかわいい女の子にしか見えないんだし、ワゴン車にいきなり押し込まれるかもしれないぞ」
アストルフォ「もう!からかわないでよぉ///」
ぐだお「実際ちんちん生えてることを除けばただの美少女だしなぁ」
アストルフォ「じゃあ、もしも僕が襲われそうになったらちゃんと守ってよ!」
ぐだお「うん!」
キングハサン「首を出せ!」
アストルフォ「うわっ!オバケ?!」
ぐだお「出たな妖怪グミジジイ!こんな時のためにグミを常備してあるぜ。ほら」
キングハサン「・・・」モグモグ
アストルフォ「食べてる・・・」
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 21:52:07.56 ID:hp4Cwl/C0
キングハサン「汝、強かに己が刃を砥ぎ、何を成さんとするもの也や」
ぐだお「喋った!いや喋れんのかい!」
キングハサン「汝、強かに己が刃を砥ぎ、何を成さんとするもの也や」
ぐだお「もしかして俺に言ってるかんじ?!」
アストルフォ「そうだと思うよ!ちゃんと聞かなきゃ!」
キングハサン「彼の傲慢の王の心臓に必滅の一太刀を浴びせたくば、己の鼓動に耳を傾けよ」
キングハサン「貴様に足りぬのは貫く力のみにあらず。根源を見極める心の眼也」
キングハサン「汝の内なる血潮の拍動に、鐘の音に耳を傾けよ」
ぐだお「なんか重要なアドバイスされてるっぽいけど、具体的なことが何一つわかんねえ・・・」
アストルフォ「ボクも!」
キングハサン「グミの徒よ。存分に己の責務を果たすがよい」ジュワー
アストルフォ「消えた・・・」
ぐだお「グミの徒で全部台無しだよ・・・」
アストルフォ「多分ガンドをぶつける時のアドバイスだと思うんだけどなあ・・・」
ジャンヌ「それはおそらく、ガンドの命中率の話でしょう」
ぐだお「ジャンヌ先生?!」
ジャンヌ「一流の狙撃手は、自分の鼓動が平坦になった瞬間に引き金を引くという話を聞いたことがあります。そのことではないでしょうか」
ぐだお「なるほど!」
ジャンヌ「あのご老人のしゃべり方・・・いい古文の教材になりそうですね♪」
アストルフォ「ちょっと試しにガンド撃ってみなよぐだお!」
ぐだお「・・・そいや!」
バシュン
ぐだお「おお!なんかわかるようなわかんないような!」
アストルフォ「凄いや!これでまた一歩前進だね!」
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 21:53:20.05 ID:hp4Cwl/C0
ジャンヌ「二人とも、お夕飯の準備ができていますよ!帰って食べましょう」
アストルフォ「え?!僕も食べて行っていいの?やったー!!!」
ジャンヌ「今日はもう遅いですから泊って行っていきなさいとエレナお母様がおっしゃっていましたよ」
アストルフォ「ホント?ぐだお!一緒にお風呂入ろうよ!」
ぐだお「うん!」
ジャンヌ「えっ」
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 21:58:35.77 ID:hp4Cwl/C0
後日・公園
ぐだお「ソイヤ!」
バシュン!
カルナ「100メートル先の空き缶も安定して吹き飛ばせるようになったか」
ぐだお「やっぱり持つべきものは友達だなあ・・・」
カルナ「俺を友達だと思ってくれているのか?」
ぐだお「当たり前だろ!」
カルナ「お前は俺と違って友達が多いな」
ぐだお「アストルフォとは水泳の授業で一緒に便所で着替えたとき仲良くなったし」
ぐだお「黒ひげは覗きがバレたとき一緒に謝りに行ってマルタさんに便所サンダルで顔面踏まれたっけ」
ぐだお「静謐さんとヘラクレスくんとは調理実習で班になったとき一緒にオムライス作った」
ぐだお「最初から俺はギルガメッシュには友達の多さで勝ってたのかもな。ふふっ。あいつ多分エルキドゥくんしか友達いないし」
カルナ「それは全然勝っていることにはならないぞぐだお。相手が負けを認めない限り勝ったとは言えないからな」
ぐだお「カルナくんは本当容赦ないなぁ・・・」
カルナ「ぐだお。最後に一つだけ、究極のアドバイスをさせてくれ」
ぐだお「自分でハードルあげるんだ!聞かせて!」
カルナ「『真の英雄は目で殺す』」
ぐだお「・・・」
カルナ「・・・」
ぐだお(・・・いやどゆこと?)
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 22:02:48.14 ID:hp4Cwl/C0
そして
ぐだお「よし、そろそろガンドも仕上がってきたし、ギルガメッシュと決闘するか」
ジャンヌ「ついに決戦の日が来ましたね!」
ぐだお「あれ?先生無駄に真面目だから『危ないことはダメですよ!マリオカートにしなさい』とかいうと思ってたのに」
ジャンヌ「そう言いたいところなのですが、流石に色々手伝っているので引くに引けないのですよ」
ぐだお「よしじゃあ、果たし状を書こう!」
ジャンヌ「そういうと思って半紙と墨を用意しておきましたよ」
ぐだお「用意良すぎだよ!先生ちょっと楽しんでるでしょ!」
ジャンヌ「ではずずいッと行ってみましょう」
ぐだお「・・・」
ジャンヌ「ぐだおくん?」
ぐだお「"はたしじょう"ってどう書くんだっけ・・・」
ジャンヌ「まずは漢字のお勉強からしましょうか」
ぐだお「あはは・・・」
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 22:04:37.84 ID:hp4Cwl/C0
エルキドゥ「ギル、なんか変な手紙が届いてるよ」
ギルガメッシュ「フン!そろそろ頃合いとは思っていたが、意外と早く仕上げてきたな」
エルキドゥ「早く読みなよ」
ギルガメッシュ「どれ・・・」
ぐだお『今晩17時、駄菓子屋エミヤにて待つ。ツナマヨおにぎりの借りは返す。覚悟しろ。お前のケツの穴ににゲイボルグとカラドボルグをブチ込んだ後無限に複製した剣に復讐の炎を纏わせケツにブチ込んだ後、毒を塗った魔弾の座薬を』
ギルガメッシュ「長いわ!!!!!」
エルキドゥ「心がこもっているじゃないか」
ギルガメッシュ「あと我のアナル狙いすぎだ!」
エルキドゥ「お尻の穴にも鎧をつけた方がいいかもね金ぴか」
ギルガメッシュ「お前まで金ピカ呼ばわりか?!」
46 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 22:08:59.29 ID:hp4Cwl/C0
駄菓子屋エミヤ
ギルガメッシュ「よう。ノコノコ現れたな雑種」
ぐだお「いや。俺が呼んだんだよ。しかし先に来てるとは意外だな」
ギルガメッシュ「貴様、クラスの雑種どもからクリティカルスターをせびっていたな」
ぐだお「せびったんじゃなくて、みんながくれたんだ。お前とは違う」
ギルガメッシュ「スターを使っても文句は言わんぞ。それぐらいのハンデを与えてやるのが王の器というものよ」
ぐだお「スターは家の貯金箱に置いてきた。自分の力だけで勝てるからな」
ギルガメッシュ「ほう。後になって後悔しても知らんぞ?」
ぐだお「さっさとはじめようぜ。どこでもドアを出せよ」
ギルガメッシュ「言うようになったな。ぐだお」シュイン
ぐだお「いくぜ!」
ギルガメッシュ「ゲート・オブ・バビロン」
ぐだお「ガンド!」
ドシュン
ギルガメッシュ「ぐはっ」
ぐだお「よし命中!」
ギルガメッシュ「なかなかやるではないか、だがこの程度我が無尽蔵の財宝でいくらでも弾き返せるぞ!」
ズドドドドド
ぐだお「ぐっ」
ギルガメッシュ「フハハハハハハハ!!!」
ぐだお(やっぱり強い・・・ガンドが読まれ始めたら、どんどん防戦になってジリ貧だ・・・!)
47 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 22:11:13.37 ID:hp4Cwl/C0
一方その頃
ジャンヌ「今頃ぐだおくんはギルガメッシュくんと死闘を繰り広げているころでしょうか」
ジャンヌ「とても心配です。ぐだおくんが痛い思いをしていると胸が張り裂けそう」
ジャンヌ「やはり見に行くべきでしょうか・・・。主の啓示に耳を傾ければ結果もわかる」
ジャンヌ「いいえ。なりません。男の子にはやらねばならない時があるのです」
ジャンヌ「私はぐだおくんを信じます。自分が教えたことを守れないのでは教師失格ですね」
ジャンヌ「ぐだおくんは必ずけじめをつけて帰ってきます。それまで祈りながら待ちましょう」
ジャンヌ「どうか神のご加護があらんことを・・・」
48 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 22:15:16.41 ID:hp4Cwl/C0
駄菓子屋エミヤ
ぐだお「くっ・・・」
ギルガメッシュ「フハハハ!!!息切れか雑種ゥ!!!」
ぐだお「まだまだ!」
ギルガメッシュ「だがもう戯れは終わりだ」
ズガガガガ
ぐだお「何?!天の鎖?!」
ギルガメッシュ「手足を封じられればもう得意の屁も打てまい」
ぐだお「くそっ」
ギルガメッシュ「さあ。次の一撃で終わりだ。折角だ。一気に100本お見舞いして引導を渡してやろう!フハハハハ!」
ぐだお(落ち着け・・・あいつは今慢心しまくってる・・・むしろ今が最大のチャンスなんだ・・・!)
ぐだお(だけど両腕が動かせなければガンドは撃てない)
ぐだお(何か手はないか考えるんだ・・・)
ぐだお(はっ・・・そういえばカルナくんが言ってた)
ぐだお(真の英雄は目で殺す・・・!)
ぐだお(今までなんとなく指先からガンドを撃ってたけど、目からも撃てるかも!)
ぐだお(残りの魔力もわずか・・・ぶっつけ本番だけど、もうこれにかけるしかない!)
ギルガメッシュ「喰らえ!」
ぐだお「今だ!」
49 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 22:16:58.42 ID:hp4Cwl/C0
そして・・・
モードレッド「ふんふーん♪おーい。エミヤのニーチャンいるかー?当たりのガリガリ君30円で売ってくれー」
ぐだお「・・・」ピクピク
モードレッド「お!ぐだお!こんなところで寝てると風邪ひくぞ!」
ぐだお「寝てるんじゃなくて倒れてるんだよ・・・なんとなく雰囲気で察してよ・・・」
モードレッド「お前ついに金ピカとやったのか!!!タイマンでボコったのか?!」
ぐだお「俺・・・負けたよ」
モードレッド「いやあっちで金ピカ死んでるぞ」
ギルガメッシュ「・・・」シーン
ぐだお「俺勝ったんだ・・・」
モードレッド「やったなぐだお!!!いやー!お前が負けてたらオレが代わりにこのクソ野郎をブチのめそうと思ってたんだぞ」
ぐだお「そうなんだ」
モードレッド「せっかく金ピカくたばってるんだし、デコに肉書いとけよ!」
ぐだお「もう動けないよ・・・」
モードレッド「そうだ。もっといいこと思いついた!」ニヤニヤ
ぐだお「あ。変なこと企んでる顔だ」
モードレッド「こいつの鎧剥いで肥溜めに捨てようぜ!」ニヤニヤ
ぐだお「ええ・・・」
モードレッド「聖剣だって湖の乙女に返還されたっていうしな!」
ぐだお「肥溜めには乙女住んでないと思うけどね」
モードレッド「たしか藤太んちの畑に肥溜めあったよな。くっせー肥溜め!」
ぐだお「鎧剥ぐのは金ピカの自業自得だけど、藤太くんに迷惑かけるのはやめようよ・・・」
モードレッド「いやそうでもしないとオレの気が済まねえよ!エレナちゃんのツナマヨの恨み忘れたのかよ!」
ぐだお「俺はもう結構満足かも・・・あんまり悪いことしちゃダメだよモーさん・・・」
モードレッド「ぐだお・・・」
ぐだお「ごめんちょっと寝るわ・・・もう限界・・・」
モードレッド「・・・」
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 22:30:06.45 ID:hp4Cwl/C0
しばらくして
エミヤ「・・・」
ぐだお「・・・」スアスヤ
ギルガメッシュ「・・・」シーン
エミヤ「買い出しから戻ってみれば。店の前にぐだおと金ピカが倒れてる・・・」
エミヤ「なんでこいつらよりによってウチの前で・・・」
エミヤ「ギルガメッシュに至ってはなぜかフルチン・・・」
エミヤ「ん?果たし状・・・?」
エミヤ「なるほど。こいつらここで決闘して相打ちになってくたばってるのか。ぐだおがそこまでやるとはな・・・」
エミヤ「いや何で駄菓子屋の前でやろうと思ったんだこいつらは・・・どう考えて駄菓子屋の前で決闘はダサいだろ・・・」
エミヤ「体育館裏とか人気のない空き地とか、教会前とか、城とか、赤い橋とか、もっとあるだろ・・・」
エミヤ「まあいい。警察沙汰になる前に何とかしないとな。家まで運んでやるか」
エミヤ「おーい。ライダー。少し手伝ってくれ!」
メデューサ「・・・何ですか」
51 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 22:39:03.95 ID:hp4Cwl/C0
ぐだお「う〜ん、ムニャムニャ」
エレナ「ぐだお!朝よ!起きなさい!」
ぐだお「ハッ!かあさん!今何時?」
エレナ「7時40分よ!もうモードレッドちゃんもきてるわ」
ぐだお「もう!なんで起こしてくれなかったんだよ!学校に遅刻しちゃうよ!」
エレナ「体調が戻ってないなら休んでよくってよ」
ぐだお「そういえば俺昨日・・・」
エレナ「もう!エミヤさんが家まで運んで来てくれたのよ?自分が何したのかわかってる?ご近所で噂になってるのよ」
ぐだお「ごめん、母さん・・・」
エレナ「反省してるならいいのよ。学校から帰ってきたら一緒にエミヤさんちに菓子折り持っていくわよ」
ぐだお「わかった」
エレナ「ぐだお。あなたは自慢の息子よ。大好き。愛してるわ♪」
ぐだお「もうっ恥ずかしいから///」
モードレッド「ヒューヒュー!」
ぐだお「モーさんいたのかよ///」
52 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 22:40:27.99 ID:hp4Cwl/C0
モードレッド「ぐだお!這いつくばってでも学校行くぞ。お前が休んで金ぴかが来てたらカッコつかねーからな!」
ぐだお「うん!行く!」
エレナ「ぐだお、朝ご飯はちゃんと食べないとだめよ?」
ぐだお「もうそんな時間ないよ」
エレナ「お母さんせっかく用意したのに・・・」
ぐだお「わかったよ・・・」
エレナ「今日の朝ご飯はおせち料理よ!」
ぐだお「なんで母さんはいつもシーズンをガン無視するの?!」
エレナ「それがマハトマだからよ!」
モードレッド「やっぱおせちは栗きんとんだよな」モグモグ
ぐだお「あ!栗きんとん好きなのにもう全部食べてる!」
エレナ「エミヤさんちに行くんだから寄り道せずに帰ってくるのよ?」
ぐだお「わかった」モグモグ
モードレッド「んじゃそろそろ行くか」
ぐだお「いってきまーす!」
エレナ「車とバーサーカーに気を付けるのよ〜!」
53 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 22:42:52.10 ID:hp4Cwl/C0
ぐだお「おはよー」
モードレッド「ち〜っす」
アストルフォ「あ!ぐだおー!聞いたよ!昨日金ピカ倒したんだって?」
金時「ゴールデンだぜブラザー!」
ぐだお「みんなが特訓に付き合ってくれたおかげだよ。へへへ」
孔明「おい・・・授業始まってるぞ静かにしろ・・・!」
ぐだお「すみません」アセアセ
モードレッド「あ。ぐだお教科書見せてくれよ。後鉛筆と机と椅子も」
孔明「モードレッド。お前は隣のクラスだろ。何普通に授業受けようとしてんださっさと戻れ」
54 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 22:46:49.95 ID:hp4Cwl/C0
昼休み
ギルガメッシュ「よう雑種。昨日は世話になったな」プーン
金時「お早い登校だな英雄王〜!」
ぐだお「てかくっさ・・・」
アストルフォ「なにー?この匂い・・・」
モードレッド「お前、肥溜めに落ちたやつ拾って着てんのかよ!」ゲラゲラ
ぐだお「結局捨てたんだ」
ギルガメッシュ「フン!一度肥溜めに落ちたものに執着などせんわ!我は黄金以外を着るという発想がない故に他に服が無いのだ。次の資源回収の日まではひとまずこれで行こうと思う」
ぐだお「勘弁してよ・・・においは幻術じゃごまかせないんだから」
ギルガメッシュ「フン。ではお前の黄金の鎧をもらうぞ!」
ぐだお「俺の鎧?」
ギルガメッシュ「とぼけても無駄だ。お前が夜公園で着ているのを見たぞ」
ぐだお「ああ、あれだったらカルナくんのだからカルナくんに言ってよ」
カルナ「着るものがないならジャージを貸すぞ英雄王。体育の後だからこれも多少汗くさいが」
ギルガメッシュ「おのれサンシャインタイツ・・・!貴様の鎧、力づくで奪わせてもらうぞ!」
カルナ「戦いたいというなら是非もないが、クラス相性的にも俺が圧勝するとおもうぞ。本当にいいのか?」
ギルガメッシュ「おのれおのれ!5時間目までに命があると思うな!」
ズドドドドド
アストルフォ「がんばれカルナー!やっちゃえー!」
モードレッド「ぐだお。オレはカルナにクリティカルスター50個かけるからお前金ピカにかけろよ!」
ぐだお「何で俺があいつにかけなきゃいけないんだよ!」
モードレッド「さて、オレも飯にすっかな」
ぐだお「あれ今日はお弁当なんだ。アルトリアさんが作ったやつ?」
モードレッド「まあたまには食ってやってもいいかなって思っただけだ。今日だけだからな///」
ぐだお「へえ〜!」
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 22:51:07.83 ID:hp4Cwl/C0
その夜・ぐだおの部屋
ぐだお「はあ。エミヤさんち行ってけど、自虐的でネチネチした説教だったな・・・」
ピンポーン
ぐだお「あ、ジャンヌ先生来たのかな」
ドドドドドドド
ぐだお「なんかすごい勢いで階段上がってくる・・・!」
ガバ
ジャンヌ「ぐだおくん!」ガバ
ぐだお「ちょっと?!いきなりどうしたの?!」
ジャンヌ「ぐだおくん」ムギュー
ぐだお「くるしいよ先生///」
ジャンヌ「ああこの喜びの抱擁を我慢せずにいられましょうか・・・」
ぐだお「うぅ・・・///」
ジャンヌ「先生はあなたの成長が自分のことのようにうれしいですよ」
ぐだお「先生が喜んでくれて俺もうれしいよ・・・///」
ジャンヌ「・・・///」キュン
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 22:54:45.39 ID:hp4Cwl/C0
ジャンヌ「私がうれしいのはギルガメッシュくんへの復讐をやり遂げたことではありません。報復の応酬は悲劇しか生みませんから」
ぐだお「うん」
ジャンヌ「私が本当にうれしいのは、自分の運命を乗り越えたことです」
ぐだお「うん?」
ジャンヌ「ぐだおくんが駄菓子屋に向かった後、私は我慢できず啓示を求めた。ことの顛末を少しだけ覗き見しようと」
ジャンヌ「ですが、何も声は返ってこなかった・・・。因果が定まらず運命はすべてぐだおくんの頑張り次第だったというわけです」
ジャンヌ「ぐだおくんが勝ったとしても負けたとしても、褒めてあげるつもりでしたよ」
ぐだお「その話は置いといて!」
ジャンヌ「置いとくんですか?!まあ今は何でも許してあげたいお姉さんの気分なので!」
ぐだお「俺が勝ったら、その・・・何でも言うこと聞いてくれるんだよね?」
ジャンヌ「はい!」
ぐだお「おっぱい揉ませてくれるんだよね///」
ジャンヌ「えっと・・・その、そうだ!駅前においしいウナギ屋さんがあるらしいですよ!二人でいきましょう!ね?ね?」
ぐだお「俺頑張ったのに・・・先生が喜んでくれると思って頑張ったのに・・・」
ジャンヌ「ぐっ・・・それではまるで私が騙したみたいではないですか・・・」
ぐだお「頑張ったのに・・・」
ジャンヌ「わかりましたよ!私も腹をくくりましょう」
ぐだお「よっしゃー!!!!!!!」
ジャンヌ「ただし、少しだけですよ///あといらしいことも考えてはいけません///」
ぐだお「・・・えっと、じゃあ・・・///」
ジャンヌ「・・・どうぞ」
ムニュ
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 22:58:03.04 ID:hp4Cwl/C0
カルデアのぐだおの部屋
ぐだお「う〜ん、これしゅごい・・・」モミモミ
マシュ「あの・・・先輩///」
ぐだお「思ってた通りのやらか・・・」モミモミ
ロマン「・・・」
マシュ「先輩ったら///」
ぐだお「やらか・・・やらかくねーーー!!!」ガバ
ロマン「おはようぐだおくん・・・」
ぐだお「オッサンの胸やないかーい!!!」
58 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 22:59:40.26 ID:hp4Cwl/C0
ロマン「幸せな夢をぶち壊してごめんよぐだおくん。マシュからバイタルに微小な異常があると聞いて駆けつけてきたんだけど・・・」
ぐだお「は?夢?嘘ですよね?先生との約束は?」
マシュ「よっぽどいい夢を見てたみたいですね・・・」
ぐだお「そんなはずは・・・ロマン先生ちょっとそこに立っててください」
ロマン「え?こう?こんな感じでいいのかな?」
ぐだお「ソイヤ!!!!」
ドギューン
ロマン「ぐぇえええええええええええええ?!」
マシュ「?!」
ぐだお「ガンドが出る!ってことは夢じゃなかったんだ!」
ぐだお「こうしちゃいられない!ジャンヌ先生のおっぱい揉みに行かなきゃ!!!」ドッヒューン
マシュ「先輩?!あっ待ってください」
マシュ「ドクターロマン、凄まじいガンドのことはひとまず置いといて先輩を追いかけましょう!」
ロマン「・・・」ピクピク
マシュ「スタンしてる・・・!」
59 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 23:03:14.27 ID:hp4Cwl/C0
ジャンヌの部屋
ぐだお「じゃんぬうううううううう!!!!」
ジャンヌ「ひゃあぁああ!どうしたのですかマスター?!ジルみたいな奇声をあげて」
ぐだお「ぐだおくんって呼んでよお!」
ジャンヌ「・・・へ?」
ぐだお「おっぱい!おっぱい!」ガバ
ジャンヌ「ちょっと///やめてください!落ち着いて!」
ぐだお「おっぱい揉ませてくれるって言ったよね!!!」
ジャンヌ「どうしたのですか本当に!今朝見た夢ではあんなにかわいらしい少年だったのに・・・夢・・・」
ぐだお「ガンド撃てるようになったんだよ?!いつもフワッとした指示だけ出してほぼ何もしてなかった俺が、ようやくマスターっぽいことできるようになったんだよ!」
ジャンヌ「お願いですから落ち着いて!!!」
ぐだお「じゃんぬううううううう!!!」
ジャンヌ「お覚悟!ええい!!!」バチーン!
ぐだお「ぐええ!」
60 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[saga]:2018/03/27(火) 23:05:07.96 ID:hp4Cwl/C0
ジャンヌ「なるほど・・・そういうことだったのですね・・・」
ぐだお「喪失感が半端ない・・・」
ジャンヌ「でもよかったじゃないですか!ガンドが撃てるようになったんですから!ね?ほら元気出して!」
ぐだお「それとこれとは話が別だよ・・・。おっぱい・・・」
ジャンヌ「そ、そんなに私の胸を触りたいのですか・・・」
ぐだお「うん・・・」
ジャンヌ「仕方ないですね・・・でもご褒美はやるべきことをやった後ですよ?」
ぐだお「・・・!」
ジャンヌ「もしマスターがすべての特異点を修正して人理を修復することができたなら・・・」
ジャンヌ「そのときは・・・///」
おわり
61 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/27(火) 23:07:36.29 ID:hp4Cwl/C0
以上です!
聖杯に望むこと・・・?アストルフォと一緒にドラム缶風呂入りたい!
62 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/27(火) 23:49:30.86 ID:dGPTdLNgo
気持ち悪かった
63 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/03/28(水) 15:36:31.74 ID:5FLQ1zTsO
乙
これは人理修復しても第二部終わらせないと揉ませてくれないジャンヌ
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