鞠莉「run for money 逃走中」

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:01:51.95 ID:/yRqdqwI0
舞台は静岡県沼津市、伊豆・三津シーパラダイス。
そこに集められたのは、18人の逃走者たち――――。

千歌「...どうしてこうなっちゃったのぉぉぉぉぉぉぉ!?」

鞠莉「ごめん、パパが...」

――――――――

鞠莉パパ「前回のクイズ$マリオネアに引き続き、貯まりに貯まった小原家の資金を使って、みんなで逃走中で遊びましょう!!」

――――――――

鞠莉「って...」

凛「鞠莉ちゃんのお父さんって本当お金持ちだにゃ〜」

ダイヤ「言葉を失いますわ...」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1521662511
2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:02:44.37 ID:/yRqdqwI0
【ルール説明】
・制限時間90分間の間ハンターに捕まらずに逃げ切ると賞金108万円
・賞金は1秒につき200円ずつ上昇
・ただし途中で自首することも可能(自首した場合は成立した時点での金額を獲得できる)
・ハンターに捕まると賞金は0

果南「マジかぁ...」

【オープニングゲーム】
・18人の逃走者がA〜Rまでのアルファベットが描かれたひもを順に引っ張る
・ひもを引く順番はくじで決定
・A〜Rまでのどれか一つがハズレ
・ハズレを引いた場合は即ハンター3体解放、ゲームスタート
・アタリを引いた人はその場からすぐに逃げることが可能
・17人がハズレを引かなかったら全員60秒の猶予が与えられ、その間に逃げることが可能

穂乃果「うっわ、ハンターだ...」

18人の目の前には、ボックスに入れられた3体のハンター。
今まさに、ゲームが始まろうとしている――――。

海未「くじですね...いよっ!」

善子「だいたい私、いつもこういうのって良いの引かないのよ...」

真姫「本当鞠莉のお父さんってとんでもないお金持ってるわよね...ほっ!」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:03:32.22 ID:/yRqdqwI0
【くじの結果】
1花丸
2曜
3希
4にこ
5絵里
6千歌
7果南
8花陽
9真姫
10ルビィ
11穂乃果
12ダイヤ
13鞠莉
14梨子
15ことり
16凛
17善子
18海未

花丸「やったずら〜♪」

善子「..................................................................」

ルビィ「よしよし、善子ちゃん!」

善子「ヨハネよぉ!」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:04:25.46 ID:/yRqdqwI0
花丸「じゃあ、早速引くずら!マルは...Q!」スッ


花丸「...セーフ!」

千歌「花丸ちゃんもう逃げていいんだよ〜」

花丸「そうなの!?行ってきま〜す!」スタスタ

曜「次は私だね!直感でEにする!」スッ


曜「おぉぉ...!じゃあ、行ってくるね!」

希「次はウチやんな!スピリチュアルで答えがわかるんや!にしし〜...Bやな!」スッ


希「ほら!じゃあな〜」スタスタ

続いてにこがD、絵里がP、千歌がKを引いて全員セーフ。

果南「かなり確率が上がって来たね...これはLだね!」スッ


果南「やったぁ〜♪」スタスタ

花陽「じゃあ...花陽はONIGIRIのOにしますっ!」スッ


花陽「やりました!」スタスタ
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:05:26.93 ID:/yRqdqwI0
さらに真姫がH、ルビィがRを引きセーフ。
まだゲームは始まってすらいない。
このあと逃走者にどのような試練が待ち受けているのか――――。

穂乃果「11人目、穂乃果はGにする!」スッ

確率は、8分の1――――。


穂乃果「大丈夫だよね!」スタスタ

ダイヤ「いよいよ私の出番ですわね...ここは黒澤家として、何としてでもアタリを引きますわ!ミューズのM、これに限ります!」スッ


ハンター「...」ガチャッ

ダイヤ「なっ...!?」

善子「ひぃっ!」

【START】

ゲームが、始まった――――。
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:06:32.84 ID:/yRqdqwI0
【90:00 0円】

梨子「ちょっ、ちょっとダイヤさん!!」

ダイヤ「ごめんなさぁぁいですわぁ!!」

曜「え?ハンター放出!?」

花丸「いよいよ始まったずら...!」

ことり「うわぁ〜!追いかけてきてるよ〜!」スタスタ

ダイヤ「...なんとか逃げ切りましたわ。ことりさん頑張ってください...」

梨子「あっぶなぁ〜」

善子「あ、焦ったわ...」

ことり「待って、やばいよ〜!うわぁぁぁ!!」

ハンター「...」ガシッ

ことり「う、嘘...!」

南 ことり 確保
残り 17人

ことり「うわぁ〜!捕まっちゃったよ...」


にこ「な、何よ...メール?」プルルル


【89:50 2,000円】

にこ「...嘘ぉ!ことり捕まったの!?早すぎるわよ!」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:07:41.82 ID:/yRqdqwI0
曜「怖いねぇ〜」

花陽「あ...曜ちゃん!」

曜「花陽ちゃん!ねえねえ、花陽ちゃんは108万円ゲットしたら何に使う?」

花陽「花陽は...たくさんおにぎりを食べたいですっ!曜ちゃんは?」

曜「私は...たくさん洋服を買いたいな〜。あっはは!私ってすぐ貰ったおこづかい全額使っちゃって...いやぁ〜だらしないね、私」


ルビィ「あ、電話...」プルルル

希『もしもし、ルビィちゃん?』

ルビィ「はい、ルビィです!」

希『今日はお互い頑張ろうな〜』

ルビィ「はい!」

希『ルビィちゃんはお金貰ったら何に使うん?』

ルビィ「ルビィは...全国のアイドルショップ巡りしたいですっ!」

希『ルビィちゃんは本当アイドル好きなんやね〜』

ルビィ「希ちゃんは何に使いますか?」

希『うちは108万円もあったら何に使ったらいいかわかんないから、とりあえず貯金かな〜』

ルビィ「さ、さすがです...」

希『じゃ、切るよ!がんばルビィ、やね〜』

ルビィ「はい!」ピッ


果南「私は毎日ジョギングしてるから走るのは得意だよ、逃げられるかな?」

自慢の足でハンターから逃げ切る自信にあふれた果南。

果南「でも、ハンターがどこから来るかわからないんだよねぇ〜」

ハンターは、いつどこから来るかわからない――――。
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:08:45.10 ID:/yRqdqwI0
【85:00 60,000円】

絵里「うわ、ハンタ...あ、見間違えたわ!...ふぅ」

真姫「ちょっと絵里!急に大きい声出さないでちょうだい」

絵里「あ、真姫!ごめん...」

その真姫と絵里の近くに、ハンター――――。

千歌「あ...うわっ、ハンターだ!」スタスタ

ハンター「...」スタスタ

千歌「やばいやばい!追ってきてる!」


狙われたのは、近くにいた千歌だ――――。

ハンター「...」スタスタ

千歌「うわぁぁぁ...あれ?あ、よかった〜」

見事、ハンターを振り切ったようだ――――。


【83:00 84,000円】

梨子「私、一回逃走中ってやってみたかったんだよね〜」

穂乃果「あれ?あ、梨子ちゃんだ!」

梨子「穂乃果ちゃん!さっきすぐそこを千歌ちゃんがハンターに追いかけられてたよ〜」

穂乃果「見たよ!あれがAqoursのリーダーなんだよね、かっこいいなぁ〜」

梨子「逃げ切ってたもん!本当、かっこいいんだよ〜」

穂乃果「ところで梨子ちゃんって...逃走中やってみたかったんだ!」

梨子「うん!何か、テレビでよく見て面白そうだな〜って思って...」

穂乃果「じゃあ、穂乃果と一緒にミッションやろうよ!」

梨子「うん、わかった!」
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:09:53.75 ID:/yRqdqwI0
【82:30 90,000円】

善子「...あら!?」プルルル

メールだ――――。

〜MISSION 1〜
【イルカの海エリアに5つのハンターボックスを設置。残り70分になると、ハンターが5体放出される。阻止するには、ハンターボックス横の『ラブライブ!』に関するクイズに3問正解しなければならない。】

善子「5体!?嘘でしょ!?行かなきゃ!」

鞠莉「Oh...my God...!行くしかないわね...と思ったけど、やめとこうかしら...」

凛「やばいにゃ〜!でも、凛は捕まりたくないから行かない!」


善子「今私がいるのが自然飼育場...ここね!」


梨子「じゃあ穂乃果ちゃん、また後で!私ミッション行くね」

穂乃果「うん、がんばろうね!」

ミッションに向かった梨子――――。

梨子「イズリバからイルカの海、遠いなぁ...あれ、鞠莉さん?」

鞠莉「あら?梨子!」

梨子「鞠莉さん、ミッション行きます?」

鞠莉「私?行かないでおくわ」

梨子「わかりました!じゃあ私はミッション行きますね!」

鞠莉「がんばれ、梨子!」

梨子「はい!」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/03/22(木) 05:11:06.46 ID:/yRqdqwI0
にこ「こうなったら行くしかないじゃない!遠いけど...ダイヤは行くのかしら?」プルルル

ダイヤ『あ、電話ですわ...』

にこ「もしもし、ダイヤ?」

ダイヤ『はい、私です...にこさん?』

にこ「ダイヤはミッション行くの?」

ダイヤ『私は...クイズは苦手ですので、今回は誰かに任せますわ』

にこ「そ、そう...私は行くわ!」

ダイヤ『頑張ってください!』ピッ

ダイヤ「あのμ`sと話せる日が来るなんて、思ってもいませんでしたわ...!」

憧れのμ`sと話せてゲームそっちのけの、ダイヤ――――。
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:12:01.36 ID:/yRqdqwI0
【80:00 120,000円】

善子「こっちの方向で合ってるのかしら...」

ミッションに行こうとする善子の近くに、ハンター――――。

善子「100,000円超えた...ん?」

ハンター「...!」スタスタ

善子「う、嘘でしょ!?」スタスタ

ハンター「...」スタスタ

善子「待って捕まる!!!!」スタスタ

ハンター「...」

善子「はぁ、はぁ...危なかったわ...」

見失った善子の近くに真姫と、絵里――――。


真姫「絵里...私はミッション行かないわよ」

絵里「そうね...うわぁ!」

真姫「だから絵里!大きい声は...」

絵里「そうじゃないのよ、本当にハンターいたの!あっち!」ユビサシ

ハンター「...!」スタスタ

見つかった――――。

真姫「うわぁ、やばい気づかれた!」スタスタ

絵里「あ、ちょっと真姫待って!」

真姫「やばいわ!」

ハンター「...」スタスタ

真姫「うわぁ!」


絵里「ふぅ、ハンターからなんとか逃げられたわ...あら、真姫?」


真姫「ちょっと!!うわぁぁぁぁ!」

ハンター「...」ガシッ

真姫「惜しかったわ...」

西木野 真姫 確保
残り 16人

絵里「真姫はどうなったのかしら...」プルルル

絵里「メール...まさかね」


海未「真姫確保...!ことりに続いて...」
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:13:03.84 ID:/yRqdqwI0
【77:00 156,000円】

善子「地図通りだと、ここら辺にハンターボックスが...あったわ!」

ハンターボックスに辿り着いた――――。

善子「怖いわね...これね!」

〜QUIZ 1〜
高海千歌→QTNAT、AZALEA→ちつちりいち
とするとき、【BEIULQEちたなちすになも】は何になるか。

善子「えっと...どうしよう。クイズ苦手なのよ...!誰かいないかしら...」

ミッションを成功させるには、クイズに正解しなければならない――――。

善子「そうだ、電話ね!リリー!」プルルル

梨子『もしもし、よっちゃん?』

善子「クイズの場所着いたわ!」

梨子『私も今向かってるよ〜』

善子「リリーも来るの!?」

梨子『うん!ずっと何もしないの退屈だし!』

善子「暢気ね、あんたは...それで、クイズなんだけど...今から言うね」

梨子『は〜い』

善子「高海千歌がQTNAT」

梨子『えーっと、千歌ちゃんはQTNATね』

善子「それで、AZALEAが、ちつちりいち...」

梨子『膣なんだってぇ!?』ガタッ!

善子「ち・が・う・わ・よ!!漢字にするなぁ!!!!今度は“ちつちりいち”が平仮名ね。漢字じゃないわよ!漢字じゃないからね!!」

梨子『はいはい!それで、アゼリアは英語で“AZALEA”でいい?』

善子「そうね。それで問題は...」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:14:59.54 ID:/yRqdqwI0
梨子『まだ問題じゃなかったの?』

善子「まだ前フリというか、例ね。問題は“BEIULQEちたなちすになも”は何になるか?」

梨子『え〜っと、BEIULQEの部分が英語かな?』

善子「そうね。英語というかアルファベットかしら」

梨子『それで、“ちたなちすになも”が平仮名なんだね?』

善子「そうね、最初の2つの法則にしたがって、それは何になるかっていう問題」

梨子『最初の2つって、膣なんとかね!』パァァッ

善子「言いたいだけでしょ!一緒に考えなさいよ!」

梨子『え〜っと...もうすぐそこ着くから一旦電話切るね』

善子「は〜い!」ガチャ


梨子「よっちゃ〜ん!」

善子「あ、リリー!」

梨子「これね!ここに来る間に少し考えてたんだけど...」

善子「膣なんとかについて?」

梨子「それもそうだけど...じゃなくて!!これ、平仮名の数とアルファベットの数が一致してるね」

善子「あ、本当だ!」

梨子「しかも、AZALEAの“A”は決まって“ち”だったり、たかみちかの“か”が決まって“T”になってるね」

善子「“ち”についてはたかみちかもAZALEAも同じAね」

梨子「答えがわかったら、このキーボードで答えを入力するのね!」

善子「私、今寒くて手がかじかんでて、キーボード打てないのよ...。リリー、代わりに打ってくれる?」

梨子「わかったわ...あら?」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/22(木) 05:15:04.83 ID:92RLio7no
何やってんだかわからん
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:15:55.10 ID:/yRqdqwI0
善子「どうしたの?」

梨子「Aのところにある平仮名、“ち”だ...」

善子「あ、本当だ...まさか!リリー、QTNATを順番に読んで!」

梨子「た...か...み...ち...か...!?」

善子「じゃあ逆に“ちつちりいち”もお願い!」

梨子「膣...」

善子「いいから黙って読め」

梨子「ごめんねよっちゃん.............................AZALEAだ!」

善子「いい線来てるわねこれ!本題行くわ!同じ要領で“BEIULQEちたなちすになも”もお願い!」

梨子「こいになりたい...“ち”はAでしょ?え〜っと...私、いつもローマ字打ちだから、平仮名からアルファベットに直すの大変なんだよねぇ...」

善子「それ、わかるわ...あ、待ってリリー!」

梨子「よっちゃん!?」

善子「“こいになりたい”と来て、そこから平仮名8文字をアルファベットにするんでしょ?」

梨子「うん、そうみたい」

善子「あれしかないじゃない!」

梨子「...はっ!」ピカーン

善子・梨子「AQUARIUM!!」

梨子「恋になりたいAQUARIUM...っと、これでよし!」カタカタッターンッ!!

マシン「正解!!」ピンポンピンポーン!!

梨子「やった!あと2問ね!」

善子「...やばっ、あと4分しかない!」

梨子「え、嘘!?急がなきゃ!」
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:16:49.49 ID:/yRqdqwI0
〜QUIZ 2〜
綺羅ツバサ→07 39 18 26˝ 11、統堂英玲奈→20 03 20˝ 03 04 42 21
とするとき、【05 20 25 07 11˝ 06】は何になるか。

梨子「なるほどねぇ...」

2問目を解こうとしている梨子と善子の近くに、ハンター――――。

善子「数字が2つずつまとまてるわね...」

梨子「一部には点がついてるね...」

ハンター「...」キョロキョロ

善子「どっかで見たことあるわね、この表記...」

梨子「何だっけ...あ!東経とか北緯とか!こんなの使われてなかったっけ?」

善子「地図によく書いてあるやつ?」

梨子「そうそう!...あら?やばっ」

善子「!?」

梨子「ハンターだ!」

善子「嘘ぉ!?」ビクッ

ハンター「...!」ダッ

見つかった――――。

梨子「待って見つかった!」

善子「嘘でしょ!今クイズで時間ないのに!」

梨子「うわぁ私狙われてる!」スタスタ

善子「ひぃぃっ!」

狙われたのは、梨子だ――――。

ハンター「...」ジロジロ

梨子「待って!今クイズが...あれ?」ヒィヒィ

見事ハンターを、振り切ったようだ――――。
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:17:55.26 ID:/yRqdqwI0
【73:00 204,000円】

善子「もぅっ!急に現れるからびっくりするじゃない!」

ハンターは、いつどこから現れるかわからない――――。

善子「リリーどっか行っちゃった...大丈夫だったのかしら?メール無いってことは平気だったのね?」


果南「みんなミッション行ってくれてるかな?私は安全のために動かないでおくよ♪」

しかし、果南のすぐ近くにハンター――――。

果南「お金はどうしよっかな?鞠莉てば、本当お金持ち家系だよね〜」

ハンター「...」キョロキョロ

果南「暇だなぁ...あれ?ひゃぁっ!」

ハンター「...!」スタスタ

見つかった――――。

果南「嫌ぁぁぁっ!」スタスタ

ハンター「...」スタスタ

果南「毎朝ジョギングしてる私をなめないでよね!」

ハンター「...」スタスタ

果南「えっ...!待って速すぎる!きゃぁぁぁっっ!!」

ハンター「...」ガシッ

果南「う、嘘でしょぉ〜?」

松浦 果南 確保
残り 15人

鞠莉「あら?」プルルル


曜「え...果南ちゃん確保!?毎日走ってたじゃん!」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:18:53.94 ID:/yRqdqwI0
〜牢獄〜

ことり「果南ちゃん確保...一番逃げ切りそうな人が...」

果南「あっはは!急に来たからびっくりしたよ〜」

真姫「果南...意外だわ」


善子「どうしよう...あと3分で2問!リリーどっか行っちゃったし...1人でやるしかないのね」

〜QUIZ 2〜
綺羅ツバサ→07 39 18 26˝ 11、統堂英玲奈→20 03 20˝ 03 04 42 21
とするとき、【05 20 25 07 11˝ 06】は何になるか。

善子「問題はこれね...東経...北緯...?地理は苦手なのよね...」

にこ「お〜い!」

善子「あら...にこ?」

にこ「さぁ、クイズやるわよ!にこに任せなさい!」

善子「クイズはこれよ」

にこ「ふむ...なるほど...」

善子「もしかして...わかったの?」

にこ「こういう暗号パズルってだいたい文字数が一致してたりするのよ」

善子「そういえば、さっきのもそうだったわ...」

にこ「この問題は...やっぱり一致してるわね!」

善子「本当だ!ってことは、同じ文字のところは同じ数字が...来てるわ!」

にこ「“と”は20で、“う”が03ね!」

善子「つまり、点は濁点を意味するのね!東経とか北緯とか関係なかったのね!よかった〜!」

にこ「あんたもしかして...地図読めないの?」

善子「う、うん...」

にこ「もうちょっと勉強しなさいよ〜!まぁいいわ、例と見比べると、2文字目が“と”で5文字目が“ざ”になるわね!」

善子「数字は何なのかしら...」

にこ「そうね、よくあるのは何かの順番かしら?」

善子「順番?」

にこ「例えばABCの順に1、2、3って...」

善子「“う”が3つめに来るのは...」

にこ「ひらがなの五十音順とか?」

善子「...!」ハッ!?
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:19:57.90 ID:/yRqdqwI0
にこ「善子?どうしたのよ...」

善子「あいうえおの順で1、2、3、4、5...」

にこ「かきくけこ...あっ!本当ね!やるじゃない!」

善子「お...あかさたな...かきく...」

にこ「わかったわ!」

善子「私も!答えは“音ノ木坂”ね!早速打ち込みましょ...ごめんにこ、私寒くて手がかじかんでて...」

にこ「もぉ〜仕方ないわね...私が打ち込むわ!」カタカタ

マシン「正解!!」ピンポンピンポーン‼

善子「ふっ...当然ね!」

にこ「善子...あんた、にこがいなかったらクリアできなかったじゃない!」

善子「だからヨハネよぉ!」

マシン「...」スッ

にこ「うわっ!?」

善子「何これ、カード...?」

にこ「2枚あるわね、音ノ木坂カード、浦の星カード...?」

善子「何に使うのかしら...次の問題?」

にこ「わからないわ...」

善子「とりあえず、持っておいた方が良さそうだから貰っておきましょ!」

にこ「にこは音ノ木坂カード貰うわね!」

善子「えぇ〜、私音ノ木坂カード欲しい!」

にこ「しょうがないわね、はい!じゃあ、にこが浦の星カード貰うわね」

善子「ありがと!」

2人の元に突然降りてきた2枚のカード。
そのカードが意味することとは、一体何なのか――――。


にこ「時間無いから最終問題行くわよ!」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:21:16.69 ID:/yRqdqwI0
〜QUIZ 3〜
だからヨハネよ!→4* 2 9 888 6 5555 888 ####
がんばルビィ!→2* 000 6* 999 66* 1111111 ####
とするとき、【22 3333 22 4* 888 ####】は何になるか。

善子「この例...悪意しかないわね!」カッ!

にこ「だからヨハネよって...恥ずかし」ププッ

善子「な...っ!まあいいわ、この米印みたいなのとハッシュタグみたいなの、どっかで見たわね...」

にこ「え〜っと...電卓?電話?」

善子「あ...電話!」

にこ「この番号入れて掛けてみる?」

善子「大丈夫?変なところに掛かっちゃわない?」

にこ「う〜ん...大丈夫でしょ!一回やってみましょ!」

善子「わかったわ!...といっても、逃走中用に配られたガラケーしか無いのよねぇ、本当不便だわ...!」

にこ「仕方ないじゃない、ゲームなんだし!」

善子「じゃあ入れるわね...」ポチポチ

にこ「入れた?」

善子「...あれ?」

にこ「どうしたのよ?」

善子「掛からない...」

にこ「やっぱりね...!こんな電話番号あるはずないもの」

善子「あっ...あああああああああああ!!!!」

にこ「ちょっ、善子!?」

善子「画面、メールのままだった!」

にこ「はぁぁ!?」

善子「ご、ごめん...」

にこ「ちょっと!あと20秒でハンター放出されるのよ!」

善子「嘘でしょ!?......あれ?」

にこ「今度は何!?」

善子「これ、答えだ...ほら」チラッ

にこ「あら?あっ...!ナイスミスよ善子!急いで打ち込むわ!」カタカタ

善子「だ〜か〜ら!ヨハネ!ナイスミスって、何か嬉しくないわね...」

マシン「正解!!」ピンポンピンポーン‼

にこ「あ、危なかった...!」

善子「あと5秒遅かったら、すぐそこのボックスからハンター飛び出てたのね!?恐ろしいわ...!」

にこ「あと5秒だったの!?ゾッとするわね...」ガクガク

ハンターボックス「...」カチッ

善子・にこ「ひゃぁっ!?..............え?」


善子「ボックスにロックが掛かっただけね!にこってば、これぐらいでビビるの?」

にこ「ふんっ、何よ!善子だってビビッてたじゃない!」プンスカ

善子「そ、それは...し、知らないわ!それじゃあ私行くから!」

にこ「ふん、がんばりなさい!」スタスタ

善子「そっちもね!」スタスタ
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:22:31.69 ID:/yRqdqwI0
【70:00 240,000円】

凛「うわっ!メール...!」プルルル

穂乃果「えっと...梨子ちゃん、善子ちゃん、にこちゃんの活躍により、ハンター5体の放出を阻止...!」

希「やったな〜!」

ダイヤ「ありがとうございます...!」

善子「ひぃ〜、怖かったわ...」

しかし、その希の近くにハンターだ――――。


曜「あれ、絵里ちゃん!」

絵里「あら、曜?」

曜「初めまして〜」

絵里「こちらこそ!沼津、いい所ね」

曜「ありがとう!ここ以外で他に沼津のどんな所行った?」

絵里「そうね、ここに来る途中μ`sの9人ですぐ近くのスイーツ屋さん行ったわ」

曜「あ、松月さんだね!あそこのスイーツ本当おいしいよね!」

絵里「穂乃果と凛がおいしいって騒いでたわ、あはは」

曜「あはは!」


穂乃果「ぶぇ〜っくしょい!」

凛「ぶぇっくしゅ!」ズルズル

花陽「凛ちゃん大丈夫?風邪?」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:23:32.02 ID:/yRqdqwI0
凛「あっ、か〜よちん!?そんなことはないよ。いつだって元気にゃ〜」

花陽「よかったね、ミッション成功出来て!」

凛「ね!だって、5体追加は相当大きいもんね...」


希「しっかしミッションクリアなんて、善子ちゃんってほんま不思議な力持ってるんやね!」

しかし希は、すぐ後ろにいるハンターに、気づいていない――――。

ハンター「...」キョロキョロ

希「この逃走中ゲームが終わったら、スピリチュアルゲームで決着やね!...あら?」

ハンター「...!」

見つかった――――。

希「うわっ!」

ハンター「...」スタスタ

希「全っ然気づかんかったぁ!」

ハンター「...」ダッ

希「待って、速い!」

ハンター「...」バッ

希「あかん、捕まる!」

ハンター「...!」ガシッ

希「あちゃ〜...」

ハンターは、いつどこから現れるかわからない――――。

東條 希 確保
残り 14人

善子「ん?」プルルル


絵里「希、確保...!」

曜「希ちゃん!?」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:24:47.53 ID:/yRqdqwI0
〜牢獄〜

真姫「希まで...」

果南「お疲れ様!」

希「ハンター怖いわ!」


【65:00 300,000円】

曜「ところで、まだ行ったのは松月さんだけ?」

絵里「そうね!朝沼津着いて、少し松月さんで休憩してから、そのままここに来たわ」

曜「じゃあ、このゲームが終わったら他にもいろんな所行ってみてね!」

絵里「そうね、案内してくれるかしら?」

曜「いいよ〜、じゃあ、この水族館も少し案内するね!」

絵里「ありがとう!」

曜「内浦には水族館が2つあるんだよ〜」

絵里「え、ここ以外にもあるの!?」

曜「そう!それで、ここのマスコットキャラクターがうちっちーね!」

絵里「うちっちー...どんなキャラなのかしら?」

曜「目の前にいるのが...あれ?」

絵里「あ、あの子?」

曜「うちっちーだ!ちょうどいい所に!」

うちっちー「...」ブンブン

絵里「可愛いわね!握手してもらいましょ!」

うちっちー「...」ギュー

絵里「やった、ハグもしてもらえたわ!」キラキラ

曜「よかったね!」

うちっちー「...」スッ

絵里「あら?うちっちー、何か持ってるわね...」
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:25:52.87 ID:/yRqdqwI0
曜「これは...カード?」

うちっちー「...」スッ

絵里「あ、くれるのね!」

曜「何に使うんだろう...?まぁいいや、貰っとこうよ!」

絵里「これは、音ノ木坂カード...?」

曜「私のは浦の星カードだ...」

うちっちー「...」ブンブン

曜「あ、またねうちっちー!」

絵里「またね〜!」


曜「絵里ちゃんは音ノ木坂の生徒だから、音ノ木坂カードなんだね!」

絵里「そうね、とりあえず持っておきましょう!いいこと起きるかもしれないし」

曜「そうだね!それじゃ、そろそろ別行動しよっか!」

絵里「またね〜」

曜「は〜い」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:26:54.18 ID:/yRqdqwI0
ルビィ「そうだ、お姉ちゃんに電話しよ!」

ダイヤ『!?びっくりしましたわ...』プルルル

ルビィ「もしもし!」

ダイヤ『もしもし?なんだ、ルビィでしたの...?ミッションだと思いましたわ...』

ルビィ「お姉ちゃん、次のミッションは何だと思う?」

ダイヤ『そうですわね。ハンターを減らす何かが来ればいいですわね...』

ルビィ「そうだね!お姉ちゃん、次のミッションは行くの?」

ダイヤ『行きませんわよ、恐ろしいですもの...』

ルビィ「そっか、頑張ろうね!」

ダイヤ『がんばルビィ、ですものね!』

ルビィ「じゃあ、切るね!」ピッ

ダイヤ『は〜い!』ガチャッ


ダイヤ「ルビィが逃げ切ってくれたら、私にもお金分けてほしいですわね...」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:32:00.71 ID:/yRqdqwI0
【60:00 360,000円】

花丸「マルもそろそろ動くずら...あれ?」

ルビィ「あ、花丸ちゃん!」

花丸「ルビィちゃん!ねぇねぇ、あそこの売店でくらげアイス食べていこうよ!」

ルビィ「いいね、ルビィも食べたい!」

しかし、売店の裏に潜んでいたのは、ハンターだ――――。

ハンター「...」


花丸「すいませーん、くらげアイス2つくださ〜い!」

店員「かしこまりました、2つで700円で〜す」

ルビィ「は〜い」スッ

店員「300円のおつりと、こちら、くらげソフトですね〜」スッ

花丸「おぉ、おいしそうずら〜!」

店員「あと、こちら、浦の星カードでございます〜」

ルビィ「え、浦の星カード...?」

店員「無料でお配りしておりますので、よかったらどうぞ!」

花丸「あ、ありがとうございます〜」

ルビィ「ねぇねぇ、あそこ座って食べようよ!」

花丸「うん!」
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:33:00.17 ID:/yRqdqwI0
花丸「いただきま〜す!」パクッ

ルビィ「すごい、コリコリしてて美味しい!」

花丸「本当だね!」


ハンター「...」キョロキョロ

花丸「ふぅ、極楽極楽〜」

ゲームを忘れてくつろぐ2人のすぐ後ろに迫り来る、ハンター――――。

ハンター「...」ジロジロ

ルビィ「花丸ちゃん、食べるの早いねぇ〜」

ハンター「...」

奇跡的にも、気づかれなかった。
次々に逃走者たちに渡されていく、謎のカード。
このカードが、今後のゲームの展開を大きく左右する――――。
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:34:03.75 ID:/yRqdqwI0
【58:00 384,000円】

海未「ことりが捕まるの、非常に早かったですね...」

鞠莉「あら?海未じゃない!」

海未「あ、鞠莉!すごいですね、鞠莉のお父さんって...」

鞠莉「パパお金持ちなのよ〜」

海未「真姫の家族もすごいんですよ」

鞠莉「まぁ〜、そうなのね!じゃあ、西木野プレゼンツで逃走中第2弾みたいなのを...」

海未「あっはは...私は、もう大丈夫です...」

鞠莉「あら、ごめんなさいね!パパが急に変な企画しちゃったせいで...」

海未「いえいえ、大丈夫ですよ。こういうのもたまには楽しいですし」

鞠莉「μ`sのみんなが沼津に来てくれて、本当嬉しいわ...あら?」

海未「あ、このボックスは...」

鞠莉「さっきのミッションのときのね!」

海未「なるほど...画面に何か書いてありませんか?」

マシン「ボタンを押してください」

鞠莉「う〜ん...少し怪しいけど押してみましょ!」ポチッ

マシン「...」ガタッ

海未「これは...カード?」

鞠莉「浦の星カードと音ノ木坂カードだって!」

海未「私は音ノ木坂ですね」

鞠莉「じゃあ私は浦の星ね!」

善子、にこ、曜、絵里、ルビィ、花丸に引き続き、カードを受け取っていく逃走者たち――――。
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:35:14.66 ID:/yRqdqwI0
【55:00 420,000円】

善子「...ところで、この音ノ木坂カードって何に使うのかしら...」プルルル

善子「!?」

メールだ――――。

〜MISSION 2〜
【残り45分になると、腕時計からアラームが鳴り続け、ハンターに位置情報を伝達する。阻止するには、μ`sメンバーが持っている音ノ木坂カードをAqoursメンバーが付けている腕時計にかざすか、Aqoursメンバー持っている浦の星カードをμ`sメンバーが付けている腕時計にかざさなければならない。なお、制限時間を過ぎてもお互いのカードをかざすことで解除は可能。】

梨子「嘘、カードって何!?」


ルビィ「さっきのカードはこれに使うんだね!」

花丸「でも、マルたちが持ってるのはμ`sにしか使えないね...」

ルビィ「じゃあ、μ`sのメンバーに会ってカード交換しないとね!」


善子「よし!さっきわざと音ノ木坂カードの方貰っといてよかったわ!」ピピッ

津島 善子 MISSION CLEAR

にこ「善子やるじゃない、ナイスよ!」ピピッ

矢澤 にこ MISSION CLEAR

カード獲得した時点で既に交換していたにこと善子は、すぐに解除に成功した――――。

にこ「これって、一回使ったらもう効果無くなっちゃうのかしら?」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:36:17.83 ID:/yRqdqwI0
曜「絵里ちゃんに電話しよう!」

絵里『!』プルルル

曜「もしもし〜」

絵里『あ、曜!ミッションね!』

曜「私、今みとしーの森ってところにいるよ!」

絵里『そっちに向かえばいいのね?』

曜「待ってるね〜」

絵里『じゃあ、後でね!』ガチャッ


曜「あそこでうちっちーに会えてよかった〜」

その曜の後ろに、ハンターが接近していた――――。

絵里「確か、ここら辺にみとしーの森が...あれ!?」

ハンター「...!」

絵里「嘘でしょ!?」

見つかった――――。
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:37:40.97 ID:/yRqdqwI0
ハンター「...!」ダッ

絵里「やばい!」

ハンター「...」スタスタ

曜「あ、絵里ちゃ...どうしたの!?」

絵里「ごめんね曜!」スタスタ

曜「うわっ、ハンター!?」

ハンター「...」スタスタ

曜「待ってこっち来てる!」

ハンター「...」スタスタ

曜「速過ぎる...!」

ハンター「...」スタスタ

曜「うわぁぁぁぁ!」

ハンター「...」ガシッ

曜「う、嘘ぉ...」

渡辺 曜 確保
残り 13人

運悪く、巻き添えを喰らった――――。
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:38:39.64 ID:/yRqdqwI0
曜「あ、カードどうしよう...」

絵里「曜...本当にごめんね!」


千歌「...!?」プルルル

千歌「曜ちゃん、捕まっちゃった...」


〜牢獄〜

真姫「...」プルルル

果南「曜ちゃん確保!あちゃぁ...」

曜「速いね、ハンター」

ことり「お疲れ様!そのカードどうしたの?」

曜「ミッションで使うはずだったんだけど...どうしよう?」

ことり「とりあえず、持っててみれば?」

曜「そうだね!」
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/03/22(木) 05:39:38.63 ID:/yRqdqwI0
【52:00 456,000円】

凛「やばいにゃ〜、カード持ってる人探さなきゃ...」

動こうとする凛の近くには、2体のハンター――――。

凛「誰か近くにいないかな〜」

ハンター「...」キョロキョロ

凛「そうだ、誰かに電話しよ!」

千歌『!?』プルルル

凛「もしも〜し」

千歌『もしもし、凛ちゃん?』

凛「千歌ちゃん、浦の星カード持ってる?」

千歌『ごめんね、私もカードは持ってないよ〜』

凛「そっか、それは仕方ないね。別の人に聞いてみるよ」

千歌『そうだね!じゃあね〜』

凛「は〜い」ピッ


凛「千歌ちゃんは持ってないかぁ...」

ハンター「...!」ダッ

凛「じゃあ次は......あ!」ダッ

見つかった――――。

凛「気づかなかった!」

ハンター「...」スタスタ

凛「速い速い!」スタスタ

ハンター「...?」

凛「待って...あれ?」

見事、振り切ったようだ――――。
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