高垣楓「Thnks Fr Th Mmrs」

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 : ◆foQczOBlAI [sage saga]:2018/02/07(水) 02:48:57.45 ID:iM/gBa7S0

いつもと違うことはプロデューサーの元気が心なしか少ないことだけだった。

そんな彼を見て私は飲みに誘った。自分が飲みたかったという下心もあったが純粋に彼が弱みを見せていることが珍しいと思ったからだ。

なにかあったときはお酒が一番。古来から伝わる解決法に私もまたお世話になるだけである。

馴染みの居酒屋は特に洒落てなくて、ワインよりビールとサワーが似合う店だった。

私が思うに居酒屋とは不思議な空間である。あんなにも近いのに誰も自分達以外のことを気にしない。簡潔に述べるなら完結した世界。

現に誰も私のことをアイドル扱いしなかった。それがこの店を好む一番の理由でもあった。

かたちだけの乾杯もそこそこに私達の飲み会は始まった。

話すことはと言えば、もっぱら仕事のことばかり。お互いの共通点ですし、彼は仕事人間ですしね。

概ね和やかに夜は更けていった。一つ気になることがあるとするならば彼のお酒のペースがいつもより心なしか早いような……。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1517939337
6.26 KB Speed:0   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 続きを読む
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)