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【ミリマス】超ビーチバレー!妄想シナリオ【TB支援】
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1 :
◆1jlBak9bN.
[saga]:2017/12/30(土) 20:45:47.06 ID:3+mCysQD0
ミリオンライブ!の投票企画TBのシナリオを妄想したものです。
配役は
新入生: 春日未来
先輩: 高山紗代子
キング: ロコ
右腕クイーン: 望月杏奈
同級生: 所恵美
で書いています。(話の都合で6人目が少しだけ出演しています)
次からはじまります
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1514634346
2 :
◆1jlBak9bN.
:2017/12/30(土) 20:49:22.74 ID:3+mCysQD0
〜春のある日。ビーチバレーの名門校の校門に一人の少女が立っている〜
未来「校門を抜けるとそこは一面の砂浜でした!」
未来「すっごーい! 本当にビーチしかない! さすがビーチバレーの超名門76高! 緊張してきた……大丈夫かな、この水着似合ってるかな」
恵美「おんやぁ〜、こんなに新鮮な反応をしてるってことは高校からの外部組かな?」
未来「あ、はい! 初めまして、今日入学する新入生の春日未来です! もしかして先パイですか?」
3 :
◆1jlBak9bN.
:2017/12/30(土) 20:51:32.32 ID:3+mCysQD0
恵美「いんや、アタシも同学年だよ? ま、内部進学だけど。アタシ所恵美、よろしくね未来!」
未来「よろしく恵美ちゃん! うわぁ、高校生ともなると同学年の子でも大人びてるなあ、水着もなんだかセクシーだし」
恵美「ちょっとぉ、じっと見られると恥ずいって〜」
未来「ふふ……ねえ恵美ちゃん、76高は日本で一番ビーチバレーが強いんだよね?」
恵美「え、そだよ。なんせここではすべてがビーチバレー中心で回ってるからね。プロ志望の人間もたくさん集まってるし」
恵美「まあ……人口が多い分アタシみたいにたいして上手くない人間も混ざってるんだけどさ。アタシは選手のデータ収集のほうが得意なんだ」
4 :
◆1jlBak9bN.
[sage saga]:2017/12/30(土) 20:59:37.29 ID:3+mCysQD0
恵美「未来もプロ志望じゃないの? ここに入るくらいだし」
未来「うーん、私は……わかんない! 中学ではテニス部と陸上部とソフト部と生物部だったから」
恵美「4つ掛け持ちしてたってこと? やるぅ〜」
未来「だからプロとか実感がわかないけど、目標はあるんだ。76高で一番の選手になるの! それでそれを友達に連絡する!」
未来「お、こんなところに丁度ボールが落ちてる。よーっし、じゃあ76高のてっぺん目指しての第一サーブ! 打っちゃいますか! いくぞー! せーの」
紗代子「ちょっとそこのあなた!」
5 :
◆1jlBak9bN.
[sage saga]:2017/12/30(土) 21:02:19.41 ID:3+mCysQD0
未来「うわっとと……。どうしよう、私かな」
紗代子「そうよ、今まさにサーブを打とうとしていたあなた! 見ない顔だけどどういうつもり、そのボールは」
未来「え?」
紗代子「汚れたまま手入れもしていないし、ガムまで付いて!」
未来「えと……あー、本当ですね、裏にガムが付いてました」
紗代子「気づかないくらい普段からそんな状態で使っているっていうの? 呆れてものも言えないわ」
恵美「あちゃー、面倒な人に見つかっちゃったかもよ。未来、耳貸して」
未来「恵美ちゃん」
6 :
◆1jlBak9bN.
[sage saga]:2017/12/30(土) 21:04:16.12 ID:3+mCysQD0
恵美「この人は3年の高山紗代子先輩。第5ビーチバレー部の部長やってる人。校内でも実力は指折りなんだけど、指導もマナーも厳しくて有名なんだ」
恵美「熱血指導に耐えられなくて次々と部員たちが辞めていっちゃってさ。今では第5の部員は部長一人だけってウワサ」
恵美「最近はその熱血のやり場がなくてさらに荒れてるって聞くから、勘違いって説明してもなかなか放してくれないかもよ」
未来「えー⁉」
紗代子「2人とも、なにをこそこそ話しているの! ボールの乱れは心の乱れ、やっぱりボールの扱いが悪い子は心まで濁っていくのね」
未来「高山先パイ、違うんです私たち」
紗代子「言い訳までするつもり? 私そういうの許せない! いいわ、ここでまとめて私が指導しなおしてあげる!」
7 :
◆1jlBak9bN.
[sage saga]:2017/12/30(土) 21:18:12.86 ID:3+mCysQD0
〜校門からあるいてすぐの場所にあるコートにて〜
紗代子「いい!? 私がサーブを打ち込むからあなたたちはレシーブ、トス、アタックでこちらに返すのよ」
紗代子「10球中1球でも返せたら合格よ。第5ビーチバレー部に入れてあげるわ!」
紗代子「そして! もし1球も返せなかったら第5ビーチバレー部に入れて性根から叩き直してあげる!」
恵美「えーん、どっちにしても入部させる気じゃん〜……。高山先輩、正気なのか正気じゃないのかぜんっぜん分からないいいいい」
未来「私ももうわけがわからないよー!」
8 :
◆1jlBak9bN.
[sage saga]:2017/12/30(土) 21:22:24.14 ID:3+mCysQD0
未来「……でも、この試練も通れないようじゃ76高のトップなんて目指せないよね」
未来「受けて立ちます、高山先パイ!」
紗代子「その意気やよし! いくよ! ”サマートリップゴールデンフィッシュ”!!」
未来「っ! サーブされたボールが炎をまとって真っ赤な金魚のように……! しかも軌道が……途中で跳ねる⁉」
未来「そんな……一歩も動けなかった」
恵美「出たァー! #高山熱血ビーチバレー紗代子先輩の”サマートリップゴールデンフィッシュ”!!」
恵美「瑠璃色金魚がなんぼのもんじゃいミリオンの初代金魚アイドルは私じゃ私じゃ! と言わんばかりの気合を感じるよー!」
9 :
◆1jlBak9bN.
[sage saga]:2017/12/30(土) 21:34:28.55 ID:3+mCysQD0
紗代子「どう? これが私の一つ目の必殺サーブよ。そしてこれがふたつ目! ”マイフェイバリットアニマルハリコ”!!」
未来「こ、これは……! ボールがトゲ付き鉄球のようなスピードと威力に⁉ 軌道は読めるけど……止められない!」
恵美「たっはー! これが高山先輩の”マイフェイバリットアニマルハリコ”! 自分のペットの名前を叫んでいるだけと見せて威力は強烈ゥー! そのギャップがたまらない!」
未来「恵美ちゃん、大丈夫?」
恵美「あ、うんごめん」
紗代子「その程度なの? あまりがっかりさせないで頂戴」
紗代子「緊張感を上げるためにルールを変えましょう。次の1球で最後よ。これで決めなさい!」
紗代子「”サマートリップゴールデンフィッシュ”!!」
10 :
◆1jlBak9bN.
[sage saga]:2017/12/30(土) 21:41:03.85 ID:3+mCysQD0
恵美「来た! どうするの⁉」
未来「そんなの。拾うしかない!」
未来「手はあるよ。高山先パイの球は金魚のように跳ねる弾道を描く。つまり金魚すくいの要領で動けばレシーブできる!」
恵美「なるほど!」
未来「右か左か……跳ねた方向に合わせてみせる!」
未来「お母さんが天ぷらを揚げるときを思い出して……大丈夫、天ぷらを揚げるのもレシーブを上げるのも大した違いはないはず」
11 :
◆1jlBak9bN.
[sage saga]:2017/12/30(土) 21:42:15.20 ID:3+mCysQD0
未来「曲がった! 右……今だ!」
未来「”天ぷらレシーバー”!!」
恵美「レシーブが揚がった、じゃない上がった!」
恵美「と、トス……! 変な方向に……ごめん来ると思ってなかったから!」
未来「任せて! テニス部で鍛えたダッシュで追いついて……アタック!」
紗代子「“バーニングファイアーブロック”!!」
未来・恵美「「ええー⁉」」
12 :
◆1jlBak9bN.
[sage saga]:2017/12/30(土) 21:43:59.77 ID:3+mCysQD0
紗代子「決まったわね」
未来「なんでブロックするんですか!」
紗代子「ブロックしないなんて言ってないわよ」
紗代子「現実のバレーでブロックがないとでも思うの?」
未来「そうですけど〜」
恵美「高山先輩、変な理屈つけてるけどぜったい負けたくないだけだよー……」
紗代子「言い訳は聞きたくないわ。さあ、2人とも第5ビーチバレー部に入部するのよ!」
未来・恵美「「はーい……」」
13 :
◆1jlBak9bN.
[sage saga]:2017/12/30(土) 21:51:57.75 ID:3+mCysQD0
いったんここまでです。
14 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/30(土) 22:02:23.75 ID:A06mJ3av0
ったんおつ
1〜4はでてくるのかな
15 :
◆1jlBak9bN.
[sage saga]:2017/12/31(日) 11:45:59.53 ID:PHthGtU10
部活の数字を増やしたのは「たくさんビーチバレー部があるんですよー」と説明する目的でしか正直考えてなかったんですが
みんな数字を強調した話し方をしちゃってるんでそうですよね……
なんとか出せるように頑張ります
16 :
◆1jlBak9bN.
[saga]:2018/01/01(月) 17:51:58.02 ID:BYkUpTmA0
〜数分後〜
紗代子「え、やだ。ボールは私の勘違いだったの!? ごめんなさい……うぅ、恥ずかしい……」
〜突如コートの外から歓声が上がる。未来たち3人には事態が呑み込めない〜
未来「この騒ぎはなに⁉」
女生徒「キングよ! キングロコさまがいらしたわ!」
未来「え、キングって」
恵美「76高で一番強い選手だよ!」
未来「……!」
17 :
◆1jlBak9bN.
[sage saga]:2018/01/01(月) 17:57:38.75 ID:BYkUpTmA0
ロコ「おや、遠くから今までに感じたことのないストロングなビーチバレーオーラをキャッチしたはずだったんですが」
杏奈「知らない2人はおそらく新入生……こっちのはずはない、よね……」
ロコ「オーラの持ち主はサヨコだったんでしょうか。だとしたら納得ですね」
未来「このモフモフ髪の小さくてかわいい女の子が……」
紗代子「第1ビーチバレー部の部長であり、76高最強と言われているロコちゃん、通称キングロコよ」
18 :
◆1jlBak9bN.
[sage saga]:2018/01/01(月) 17:59:12.43 ID:BYkUpTmA0
ロコ「言われているのではありません、本当にストロンゲストなんです」
ロコ「ロコは76高においてオールヴィクトリー、つまり無敗を続けていますので」
杏奈「2人で組めば……もっと最強……だよ」
恵美「となりの大人しそうに見えるのが望月杏奈先輩。キングの右腕として活躍する姿からクイーンとも呼ばれてる人だよ」
未来「かわいい……えっ、かわ……かわいい……」
ロコ「ではロコはこれでグッバイです。サヨコ、部長ミーティングでまた会いましょう」
未来「待ってください!」
19 :
◆1jlBak9bN.
[sage saga]:2018/01/01(月) 18:01:10.77 ID:BYkUpTmA0
未来「あの……ロコ先パイは76高で一番強い選手なんですよね」
ロコ「ザッツライト、その通りです」
未来「じゃあ、私と試合をしてください! お願いします!」
紗代子「未来ちゃん!?」
ロコ「おやおや、今日入学でロコにチャレンジとは素晴らしいカレッジですね」
杏奈「ロコ、こんな申し込み……受ける必要ない……よ」
ロコ「キング’sルールその1! キングはすべてのチャレンジャーをアクセプト」
ロコ「ロコはあらゆるゲームの申し込みをアクセプトします。そして勝ちます。今回もそうです」
20 :
◆1jlBak9bN.
[sage saga]:2018/01/01(月) 18:03:34.68 ID:BYkUpTmA0
女生徒「き、キングロコが新入生と試合をするわよ!」
女生徒「え、嘘!?」
杏奈「ロコ」
ロコ「ウォーターを差さないでください。キングはロコですよ」
杏奈「ロコ!」
ロコ「アンナ……分かっています。ではこうしましょう」
21 :
◆1jlBak9bN.
[sage saga]:2018/01/01(月) 18:05:58.42 ID:BYkUpTmA0
ロコ「1ポイントだけやってディサイドします」
ロコ「ロコ達ペアと1回ラリーをして、スタンディングアライブしていられたら(※注1)そちらがウィナーです。どうですか?」
(※注1…… 「無事に立っていられたら」という意味)
紗代子「未来ちゃん受けちゃだめ。あなたの敵う相手じゃないわ」
未来「心配しないでください。たった1回ですよ? これに勝って、ぜったいに私を認めてもらいます!」
未来「恵美ちゃん」
未来「ごめん、知り合ったばっかりだけどペアをお願いできないかな」
恵美「え、ダメってことはないけど……。アタシなんかで大丈夫?」
未来「もちろん! 私は恵美ちゃんがいいんだ」
恵美「なら……いいよ」
22 :
◆1jlBak9bN.
[sage saga]:2018/01/01(月) 18:13:10.75 ID:BYkUpTmA0
ロコ「グッド。先攻か後攻かチョイスしなさい」
未来「当然先攻です!」
ロコ「なら……カモン! ロコ&アンナの準備はオールウェイズできています!」
未来「ふぅ……はぁ……」
未来(勝つんだ……これに勝って……)
未来「いきます! ”全力スパーク”!!」
紗代子「サーブされたボールが空気との摩擦でスパークを起こしている!? これが1年生の打つ球なの?」
紗代子「でも……」
23 :
◆1jlBak9bN.
[sage saga]:2018/01/01(月) 18:15:01.21 ID:BYkUpTmA0
ロコ「ふっ、イージー」
恵美「……ッ! 普通にレシーブした!?」
紗代子「なんて柔らかなタッチ。すべてのエネルギーを完全に受け流している」
杏奈「ナイスレシーブ! それじゃあ杏奈も、最高のトスいっくよー! ”Happy Darling"! 応援ください!」
観客「「「「「「「応援するよ!!!!!!!」」」」」」」
恵美「あれがキングのスパイクを何万倍にもするっていうクイーンのトス! 1ミリの狂いもなくキングの最高到達点へ! あと観客がうるさい!」
24 :
◆1jlBak9bN.
[sage saga]:2018/01/01(月) 18:16:26.30 ID:BYkUpTmA0
ロコ「オーライです! フレッシュマン、覚えておきなさい。これがキングのスパイク、キングスパイクです!」
恵美「高い! あの身長でネットの春k、いや遥か上まで飛んでいる!」
ロコ「”トラッシュ・トゥ・ザ・トラッシュボックス”!!」
未来「来た! 物凄い派手なブレと音……ネットを挟んでも強さが伝わってくる」
恵美「でも止めなきゃ! だよね未来!」
恵美「背中はアタシが支えておくから、思いっきり受け止めな!」
未来「うん! ぜったいに止めてみせ、えっ」
25 :
◆1jlBak9bN.
[sage saga]:2018/01/01(月) 18:19:06.94 ID:BYkUpTmA0
未来(このスパイク……止められな……なん、で……!?)
ロコ「そのスパイクは到達するべきプレイス、つまり砂浜にたどり着くまでそのパワーを落とすことはありません」
未来「そんな……2人で受けてる、の、に……ああっ!」
紗代子「吹き飛ばされた!? 恵美ちゃん、未来ちゃん!」
恵美「っ痛〜……。でも大丈夫です。未来は?」
紗代子「それが気を失って返事をしないの。吹き飛んだ衝撃で頭を打ったのかも。保険室に運びましょう!」
恵美「は、はい!」
ロコ「サヨコ」
紗代子「なによ!」
26 :
◆1jlBak9bN.
[sage saga]:2018/01/01(月) 18:21:21.43 ID:BYkUpTmA0
ロコ「メッセージをお願いします。そのフレッシュマン……ミライに」
ロコ「再試合をしよう、と。ディフィートして気を失ってはいますが、キングスパイクをこちらのコートに返されたのは久しぶりでした……」
杏奈「ロコ!?」
ロコ「期日はワンウィークアフター。今度は1ポイントではありません。勝ちたければ死ぬ気でトレーニングしなさいと。そう言ってください」
紗代子「……わかったわ。恵美ちゃん、いきましょう」
〜紗代子、恵美が未来をそっと移動させていく〜
27 :
◆1jlBak9bN.
[sage saga]:2018/01/01(月) 18:24:48.98 ID:BYkUpTmA0
いったんここまでです。
28 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/01/01(月) 22:16:14.03 ID:RgwoCjHY0
ロコガチのキングだわ
29 :
◆1jlBak9bN.
[saga]:2018/01/02(火) 11:41:16.16 ID:UAIEW31H0
〜1時間後。保健室にて。ベッドの上に未来が寝ており、その様子を紗代子と恵美が見守っている。〜
未来「ん……んん…………はぅあっ!? れっれしいいいぶ!?」
恵美「未来、寝てないと」
未来「でも……」
恵美「寝てな。話はするからそのまま聞いてて」
未来「うん……。ねえ、勝負はどうなったの」
恵美「負けちゃったねー。もう完敗ってやつ。で、未来は1時間くらいそのまま気絶してた」
30 :
◆1jlBak9bN.
[saga]:2018/01/02(火) 11:44:58.70 ID:UAIEW31H0
紗代子「でもね、キングの方から再試合の申し出があったの。1週間後にきちんとした試合を、ってことで」
紗代子「ただ今回のことがあるでしょう? 受けるかは未来ちゃん次第よ」
未来「今回のことって……? 受けるに決まってるじゃないですか!」
恵美「はあ〜……未来、あんたってほんとに……」
恵美「なんだろ、アタシもうまく言えないけど、もう昔からの知り合いみたいになっちゃってるわ……」
未来「?」
恵美「いちおう思いっきり吹っ飛ばされてこてんぱんにやられた後なんだけどね、って言いたいの」
未来「やられちゃったらもう一度挑むよ。今度は特訓もたくさんして」
未来「私はどうしても76高で一番になりたいの」
31 :
◆1jlBak9bN.
[saga]:2018/01/02(火) 11:46:29.81 ID:UAIEW31H0
恵美「どうしてもって……まだ入学1日目だよ? 正直なにをそんなにあせってるのかわからないよ」
紗代子「さっき恵美ちゃんに聞いたんだけど、未来ちゃん。中学ではビーチバレー部じゃなかったんでしょう?」
紗代子「そんな子が急に76高に入ってトップを目指すって……なにがあったの」
未来「……」
恵美「話しづらいなら無理しないで」
未来「あ、そうじゃないの!」
32 :
◆1jlBak9bN.
[saga]:2018/01/02(火) 11:47:29.46 ID:UAIEW31H0
未来「ちょっと……友達がいまなにをしてるかな、って。考えてて」
恵美「友達?」
未来「うん。実は、76高に入ってトップを目指すっていうのはもともと私の友達の目標だったんだ」
未来「その友達のことをね、考えてたの」
未来「話します。私と、ビーチバレーがとっても好きなその友達のことを」
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