ダージリン「ローズヒップを弄り倒す」

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179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 20:24:29.38 ID:NfcmE/SY0
ノンナ(──流石はダージリン、カチューシャの扱い…ことカチューシャを怒らせる事に関しては、右に出る者は居ないですね…)

ノンナ(あぁ…カチューシャがあんなに怒っている…気心の知れたダージリンからの悪戯だとカチューシャも理解しているから、あんなに心情を露わにして怒る事が出来るのでしょうね)

ノンナ(私の知らないカチューシャの表情があんなにも…嗚呼、カチューシャ万歳!カチューシャ最高!)カシャカシャカシャカシャカシャッ

オレンジペコ(…ノンナさんさっきから血涙流しながらカメラの連写してる…こ、怖い…)
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 20:25:12.96 ID:NfcmE/SY0
カチューシャ「まぁ、とりあえず今日の所は水に流してあげるわ…私は"オトナ"だから!」

カチューシャ「…そう言えばいつものデコーシャの姿が見えないのだけれど?」

ダージリン「あぁ、あの子なら…あそこにいるわよ?」


不自然に膨れたカーテン「 」ビクッ


カチューシャ「…何やってるの?新手のかくれんぼ?」

ダージリン「…出てきてちょうだいアッサム、一人二人増えても関係ないでしょう」

カーテン「い、嫌です!」

ダージリン「全く…たかが落書きじゃない、さっさと出てらっしゃい」

カーテン「お断りします!」

カチューシャ「…なに、アンタ友達の顔に落書きする趣味とかあったの?」

ダージリン「心外ね、ちゃんとした理由があるのよ」

ダージリン「もういい加減…」スタスタ グッ

ダージリン「出てきなさいっ!」シャーーッ


アッサム(額に肉)「あっ……!」


カチューシャ「ぶっ…!ぷふふっ…あーっはっはっは!」

カチューシャ「あはははっ!額に、肉って…くくくっ、ふふふふふ…!」

ダージリン「どうかしら、カチューシャ?」

カチューシャ「ひーっ、ひーっ…!面白すぎて…お腹割れそうよっ…!」

アッサム「 」



ノンナ「…………」

ノンナ「…………」フフッ

オレンジペコ(ぁ、ノンナさんちょっと笑ってる…)
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 20:26:16.86 ID:NfcmE/SY0
ダージリン「…とまぁ、そういう訳で普段の鬱憤と罰ゲームを兼ねてアッサムはこんな姿になったって訳」

カチューシャ「へぇ〜、それでカチューシャ達にもそのお遊びに付き合えってこと?」

ダージリン「まぁ、平たく言えばそういう事ですわ」

カチューシャ「ふーん…良いわよ、面白そうじゃない!」

オレンジペコ「ぇ…いいのですか?」

カチューシャ「そりゃぁ会議の席とか試合の打ち合わせとかなら"バッカじゃないの?"って一蹴してたけど…」

カチューシャ「今日はホントに遊びに来ただけだし、面白そうな事に協力しない義理はないわ!いいわよねノンナ?」

ノンナ「はいカチューシャ、私も同じ気持ちです」

カチューシャ「そーゆー訳だから、私とノンナは全面的にサポートするわっ!」

ダージリン「そう…ありがとうカチューシャ、ノンナ」
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 20:27:02.79 ID:NfcmE/SY0
アッサム「……そういえば、ダージリン?」

ダージリン「?」

アッサム「カチューシャさんとノンナさんの顔を見ていたら思い出しました事がありまして…」

ダージリン「…?何かあったかしら?」

アッサム「えぇ、これです」ドサッ


"白鳥印の厳選珈琲 ゴールドブレンド"


ダージリン「 」

アッサム「……やりますよね?」

カチューシャ「あら、珈琲?そっちの方がカチューシャ達には馴染みがあるかもしれないわね!」

ノンナ「カチューシャはミルクたっぷりじゃないと飲めませんがね」

カチューシャ「余計なこと言わなくていいの!」

ダージリン「あ、あああアッサム…何故それを…」

アッサム「随分と大事にされてたみたいですね…まさか自室の床下に部屋を作ってまで保管してたなんて…」

ダージリン「いや、それはホントに特別な日に飲む用で…」

カチューシャ「あら、大事なお客様が来ているのに今日は特別な日じゃ無いっていうの?」ニヤニヤ

ノンナ(あぁっ!ダージリンを追い込む新感覚に嬉しそうなカチューシャ可愛い!)

ダージリン「 」ダラダラダラ

アッサム「一年越しの宿題、済ませてしまいましょうか?」

ダージリン「……ハイ」

オレンジペコ(……一年越し?)
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 20:27:51.57 ID:NfcmE/SY0
数十分後──

ダッダッダッダッダッ バターン

ローズヒップ「お待たせしましてございますですわっ!」

ダージリン「ローズヒップ、今日はお客様もいらっしゃると伝えておいたでしょう?そんな嗜みもへったくれもない入場をされたら、フォローもしようが無いじゃない」

ローズヒップ「ご、ごめんなさいダージリンさま…」シュン

ダージリン「全くもう…」

カチューシャ「あははっ、ダージリンったら、後輩への指導が足りないんじゃないの?」

ダージリン「ローズヒップは特別です、あの子ったら何度言っても聞かないのよ…」

ローズヒップ「私特別ですの!?やっりぃですわーっ!」

オレンジペコ「あ、あはは…」

オレンジペコ(…ただ今アッサム様は前髪を下ろして壁際を向いて珈琲を準備してらっしゃいます)

オレンジペコ(今のところは背中を向けてらっしゃいますし、此方を向いても前髪に隠れて額の文字は見えないみたいです)

アッサム「…さ、そろそろ始めましょうか。皆さまどうぞ」

ローズヒップ「?アッサムさま、今日は何だかいつもと違いますのね…?」

アッサム「 」ギクッ

アッサム(まずい…額を見られた…?)

ローズヒップ「…あー!髪を下ろしてイメチェンですのね?」

アッサム「!え、えぇ…そうよ…」

アッサム(よ、よかった…まだバレてない…)
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 20:28:28.52 ID:NfcmE/SY0
ダージリン「さて、そろそろ始めましょうか?」

ローズヒップ「はいですわーっ!今日のお紅茶…は…」

ローズヒップ「………真っ黒ですの?」

ダージリン「何を言ってるのローズヒップ、ウチはいつもこれでしょう?」

ローズヒップ「えぇ〜!普段はもっと薄色で赤色ですわーっ!」

オレンジペコ(それはそれとして漠然とし過ぎですよ、ローズヒップさん!)

カチューシャ「ねぇ〜まだぁ?カチューシャ退屈で昼寝しちゃうわよ?」

ダージリン「おっと、ごめんなさいねカチューシャ、それじゃぁ…いただきましょう?」

カチューシャ「ノンナ、砂糖三つにミルクたっぷりね!」

ノンナ「かしこまりました、カチューシャ」

ローズヒップ「………」クンクン


ローズヒップ「これコーヒーですわっ!…はっ!ここは西グロですの!?」

ダージリン「正真正銘聖グロですの」
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 20:29:15.25 ID:NfcmE/SY0
ダージリン「いいから早く飲みなさいローズヒップ?冷めると美味しく無いわよ?お砂糖はいくつ?」

ローズヒップ「え、えぇ〜…じゃぁ、二つで…???」

オレンジペコ(いい具合に混乱してますね、ローズヒップさん…)

アッサム「ん、二個ね…はい、どうぞローズヒップ。ゆっくりおあがりなさい」

ローズヒップ「い、いただきますですわー…」グィッ

ローズヒップ(美味しいですけど…やっぱりコーヒーですわー…???)ゴクッゴクッ

ダージリン「………」チラッ

アッサム(ダージリンから目配せ…それじゃぁ、いつもの髪型に戻しましょうか)

アッサム「…………」スッ



アッサム(額に肉)「ローズヒップ、お味はいかが?」ババーン


ローズヒップ「───!!!」


ローズヒップの反応 ↓2
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 20:39:09.16 ID:xpAiCjMPO
アッサムの顔に向かって綺麗な霧吹き
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 20:52:31.92 ID:2g2Wt3bl0
大爆笑、カチューシャもつられて笑う
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 20:55:06.85 ID:ny76M7bao
アッサムがいじめられたのではと心配し泣きはじめる
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 21:07:43.02 ID:NfcmE/SY0
ローズヒップ「っ…!っ、ぶふふぅぅっ!」

ローズヒップ「あはっ、あはははっ!あ、あっさむ、さまっ…あはははっ!」

アッサム「…………」ズズッ

アッサム「お行儀悪いわよローズヒップ?」キリッ

ローズヒップ「うひひひっ!や、だめっ…笑い…しにますわぁっ!あはははっ!」

カチューシャ「っ…ぷぷ、あはははっ!やば、やっぱ我慢できな…っひひひ!!」

ローズヒップ「あはははははっ!」

カチューシャ「っふふふふぅ!」

アッサム「…………」

ダージリン「…………」

ノンナ「…………」

オレンジペコ「…………」


ダージリン「……こんな格言を知ってる?"だめだこりゃ"」

ノンナ「いかりや長介ですね…」

オレンジペコ「それ一応私の担当なのですが…」
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 21:08:17.05 ID:NfcmE/SY0
──後日、紅茶の園──

ダージリン「…はぁ、溌溂とした笑い顔が見られたのは素晴らしかったけれど、ドッキリとしては中途半端になってしまったわね」パチッ

オレンジペコ「アッサム様笑われ損じゃないですか…」パチッ

ダージリン「そうね…アッサムには悪いことをしたわ…」パチッ

オレンジペコ「………」パチッ

ダージリン「…………」パチッ

オレンジペコ「……角、取りますね」パチッ

ダージリン「あっ…!ま、待ってちょうだいペコ…!」

オレンジペコ「ダメです、もう二回目ですよ?」

ダージリン「くぅっ…ペコはオセロだけは強いのよね…」ムムム

オレンジペコ「ダージリン様が弱すぎるだけじゃないですか?」

ダージリン「 」



ダージリン「どうしてオセロは勝てないのかしら…」

オレンジペコ「とにかく、今回は私の勝ちですね。それじゃ次は↓2でローズヒップさんを弄ります」
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 21:11:04.84 ID:2g2Wt3bl0
茶会にやってきたらダージリンがロビンマスクのマスクを被っていた
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 21:13:06.66 ID:YJvw1PmqO
ローズヒップが朝起きたら隣にダージリンが寝てる
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 21:29:14.93 ID:BktpD/0oO
自分がと言わないペコ優しさ

珈琲って何だっけ最後の奴だっけ?

踏んでたら↓
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 21:48:50.22 ID:NfcmE/SY0
ダージリン「……ふぇ?」

オレンジペコ「…?何か問題でもありますか?」

ダージリン「い…いいの…?」

オレンジペコ「まぁ、アッサム様も今回は傷心で塞ぎ込んでらっしゃいますし…」

オレンジペコ「たまには、ダージリン様にもいい思いをさせてあげたいですから」

ダージリン「オレンジペコ…っ!」ジーン


オレンジペコ「た、だ、しっ!」


ダージリン「!」

オレンジペコ「あくまで添い寝だけです!ローズヒップさんに指一本でも触れたら…」

ダージリン「ふ、触れたら…?」

オレンジペコ「…アダムスファミリーのハンドってご存知ですか?」 ガシッ ニコッ

ダージリン「そ、それを何故私の手首を握りながら言うのかしら…」ダラダラダラ

オレンジペコ「他意はありませんよ?…まぁ、この白魚の様な手とおさらばする形になりますので、お気をつけください」

ダージリン「は、はい…っ」
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 21:49:49.76 ID:NfcmE/SY0
深夜──

オレンジペコ「…さ、もう草木も眠る丑三つ刻ですダージリン様」

ダージリン「そうね…緊張してきたわ…!」

オレンジペコ「これからダージリン様にはローズヒップさんの部屋へ侵入、朝までローズヒップさんに添い寝をして貰います」

ダージリン「えぇ…ついにこの時が来たわね…腕がなるわ…」ドキドキ

オレンジペコ「…そういえば以前のパジャマパーティで来てた白い寝具じゃないんですね」

ダージリン「えぇ、やっぱりローズヒップへのドッキリだもの。それなりの衣装じゃないと」

オレンジペコ「…以前の様に伽椰子の衣装とかでもないんですね」

ダージリン「当たり前じゃない!ようやく回って来た私のターンなのよ、ネタになんて走らないわ」

オレンジペコ「そ、そうですか…」

↓2 ダージリン渾身の寝間着とは
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 21:51:52.33 ID:NfcmE/SY0
>>193
一応エタったスレの最期の安価ですね、カチューシャ達と混乱するローズヒップを尻目に何事もなくコーヒーを堪能する安価でした。とりあえずリベンジで書けてホッとしてます。

安価下
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 21:52:14.76 ID:2g2Wt3bl0
黒のネグリジェ
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 21:52:47.57 ID:1hU5SxBK0
紐ビキニ
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 22:14:53.57 ID:NfcmE/SY0
オレンジペコ「うわぁ…良くそんなのお持ちでしたね…」

ダージリン「あら、何処か変かしら?」

オレンジペコ「いえ、身内贔屓無しにたいへん良くお似合いですよ。ただ…その…目の遣り場に困ります…」

ダージリン「ふふ…そう?それは良かったわ…」

オレンジペコ「なんというか…洋画の女優さんが、濡れ場の前に着ているヤツというか…下着はおろかおヘソすら透けて見えてますよコレ…」

ダージリン「オレンジペコ、これが私の一張羅よ」フフン

オレンジペコ「性的魅力を通り越してもう下品なレベル……いえ、流石にもうツッコミませんからね」

ダージリン「つれないわね…まぁ良いわ、今日のメインはこっちだし」カチャカチャ ガチャッ

オレンジペコ「…良いですかダージリン様、私はもう自室に戻りますけど、くれぐれもローズヒップさんにへんな事はしないように!わかりましたね?」

ダージリン「信用ないわねぇ…大丈夫、添い寝するだけよ」

オレンジペコ「…神に誓えますか?」

ダージリン「神にも校章にも、このダージリンという名前にも誓えるわ」

オレンジペコ「…わかりました、それじゃまた明日お伺いしますので…おやすみなさいダージリン様」

ダージリン「えぇ、おやすみペコ」


ダージリン「……さ、生ローズヒップを堪能しましょ…♪」
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 22:15:57.64 ID:NfcmE/SY0
ローズヒップ自室──


ダージリン「………」ヌキアシ サシアシ

ダージリン「…さて、部屋へと入れたのだけれどローズヒップは──いた」


ローズヒップ「すぅ…ぅ、ん……」zzZ


ダージリン「ふふふ、良く寝てるわねローズヒップ…この時間だから当たり前だけれど」

ダージリン「それにしても相変わらず可愛らしい寝顔ね…」スッ

ダージリン「いつもありがとう、ローズヒップ…貴女のひた向きな姿、いつもちゃあんと見ているわ」ナデ ナデ…

ローズヒップ「っん、ぅん…ぇへへ…」

ダージリン「ふふっ、可愛い…いつもの騒がしさが嘘みたいね」ナデナデ


ローズヒップ「ぅうん…だーじりん、さまぁ…」zzZ


ダージリン「 」ドキッ

ダージリン「……ちょ、ちょっとだけ、ちょっとだけ眠ってるローズヒップに悪戯しましょうか…」

ダージリン「べ、別にえっちな事をしようって訳じゃ無いし、ペコにバレない範囲なら大丈夫よね…」

ダージリン「そ、それじゃぁ…」ドキドキ

↓2 寝ているローズヒップに何をするか
※コンマが30以下の場合、ペコの脅しを思い出して何もしない
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 22:26:22.95 ID:uNYix7GRo
上だけ脱がす
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 22:27:14.97 ID:YSfDyCmFO
顔をパンダに落書き
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 22:40:08.83 ID:84b4OkD9O
それでこそダー様w
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 22:49:24.13 ID:NfcmE/SY0
ダージリン「 」ウズッ

ダージリン「ふふ、ふふふ…ローズヒップ、私に無防備な姿を見せた自分自身を呪いなさい…」キュポン

ダージリン「アッサムの額に肉を書いたこの水性ペンで…」

ダージリン「…………」キューッ キュッキュッ

ダージリン「…ふぅ、出来上がったわ」


ローズヒップ「……くぅ……」※パンダフェイス


ダージリン「っっっっ…!!」

ダージリン「っっ…はぁ…っ、なんとか笑いを堪える事ができたわ」

ダージリン「…とりあえず一枚撮っておきましょ」パシャ
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 22:50:08.09 ID:NfcmE/SY0
ダージリン「さて、それじゃぁそろそろ…添い寝させてもらいましょうか」

ダージリン「ローズヒップ、少し寄ってちょうだい…?」

ローズヒップ「ぅん…むにゃ…ふぁいれすわぁ…」

ダージリン「ふふ、ありがとうローズヒップ。それじゃ隣、失礼するわね」スルッ



ダージリン「…ローズヒップの体温、あったかいのね…」

ダージリン「ん…もう少し、そっちに寄ってもいいかしら…?」ギュッ

ローズヒップ「ぅんん…ぅ…」

ダージリン「ふふ、どんな夢を見ているのかしらね…」

ダージリン「…私達が卒業したら、貴女達が聖グロを引っ張っていくのよ?分かっているの?」ホッペツネッ

ローズヒップ「ぅむむ…ごしょうれすわぁ…あっさむさまぁ…」

ダージリン「…うふふ、頑張ってねローズヒップ」チュ

ダージリン「…ほっぺにちゅぅ位は、大目に見てくれるわよね」ポッ


ダージリン「ふぁ…そろそろ私も寝ましょ…おやすみ、ローズヒップ」

ローズヒップ「むにゃ…おやしゅみらはいませ…」

↓2 コンマゾロ目で起床時にステキな事が…!
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 22:50:35.71 ID:YSfDyCmFO
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 22:52:44.35 ID:1hU5SxBK0
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 23:06:51.66 ID:NfcmE/SY0
朝──

ジリリリリ

ローズヒップ「ん…ぅぅん…ぅん…?」

ローズヒップ「ふぁ…あさぁ…あされすわぁ…ん?」

ローズヒップ(なんか…両手が動かせませんわぁ…)

ローズヒップ「んーっ…んー…よいしょっ…!」ジリリリガシャン

ローズヒップ「よーやく止まりましたわぁ…ん…あれ…?」

ローズヒップ(起き抜けで気付かなかったけど…なんだか柔らかいものが布団の中にいらっしゃいますわ…?)
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 23:07:27.92 ID:NfcmE/SY0
ローズヒップ(んー…?シーツを無意識に掻き集めてしまったんですの…?いや、この感触は…)サスサス

???「ん…っぁん…ふぁ…」

ローズヒップ(…?何か布団の中で音が聞こえたような…)ペタペタ モニュン

???「ひゃ、ん…そこは…だめ…」

ローズヒップ(今度はたしかに聞こえましたわ!と、いう事は…!)

ローズヒップ「くせ者ですわー!お縄をちょうだいでございますわーっ!」ガバッ



ダージリン(ネグリジェ&半脱げ)「ぅん…もぅ朝…?あら、おはようローズヒップ…」ニコッ


ローズヒップ「 」

↓2 ローズヒップの反応
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 23:08:46.58 ID:2g2Wt3bl0
気絶
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 23:10:17.63 ID:YJvw1PmqO
笑顔で気絶
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 23:10:18.48 ID:9Do7xAYlO
これはきっと夢!つまりこのダージリン様を好きに弄ってもいいということですわっ!
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 23:31:52.33 ID:NfcmE/SY0
ダージリン「ふぁぁ…おっと、私ったらローズヒップの前ではしたない…」

ダージリン「ちゃんと服装を直してっと…改めておはようローズヒップ」ニコッ

ローズヒップ「 」

ダージリン「ふふっ、ローズヒップも朝は苦手みたいね、跳ねた髪が口に入っていてよ?」ナデナデ

ローズヒップ「 」

ダージリン「ん…そういえば落書きしたままだったわ…ローズヒップ?顔を洗ってらっしゃい?」

ローズヒップ「 」



ローズヒップ「………えへへぇ」キュー バタン



ダージリン「…あら、気絶してしまったわ」

ダージリン「まぁ、後の事はオレンジペコに任せましょ…それにしても…」

ダージリン「はしたない姿を見せてしまったわね…ローズヒップが都合良く忘れてくれると良いのだけれど」


コン コン


オレンジペコ『…おはようござますローズヒップさん。起きてらっしゃいますか?』

ダージリン「っと…ペコ、入ってらっしゃい」

オレンジペコ「失礼しま──ってローズヒップさん!?」

ダージリン「大丈夫よ、気絶しているだけだから」

ダージリン「後の事はよろしくオレンジペコ、私は一旦部屋へ戻るわ…ふぁぁ」

オレンジペコ「は、はい…わかりました…」



オレンジペコ「ローズヒップさん、起きてください〜…ん?」

オレンジペコ「……パンダの、落書き…?」
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 23:32:34.49 ID:NfcmE/SY0
──後日、紅茶の園──

ダージリン「…だから、何もしなかったと言ってるでしょう?」

アッサム「嘘ばかりつかないでください!私が少し塞ぎ込んでいる間にローズヒップと同衾だなんて…!」

ダージリン「手を出すなんて卑劣な真似はしてないわよ、神に誓ってね」

アッサム「っ…ね、寝ている間の出来事なゆですからわからないじゃないですか!」

ダージリン「格言にこんなものがあるわ、"疑わしきは罰せず"」

アッサム「ず…ず…っ!あぁもぅっ!」



オレンジペコ「…これ、難しいですね。しりとり会話」

アッサム「くっ…また負けた…っ!」

ダージリン「ペコの方が歯応えあったわね…それじゃ、今週は私が決めるという事で♪」

アッサム「…ホントに何も無かったのかしら?」

オレンジペコ「一応私が確認しましたけど、顔の落書き以外は下着はおろか服すらおかしな点はありませんでしたよ?」

アッサム「そ、そう…ならいいけど…」



ダージリン「それじゃ、次は↓2をするわ!」
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 23:38:06.42 ID:uNYix7GR0
聖グロが廃校の危機に
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 23:38:12.83 ID:JA/kztbmO
目の前でダージリンがハイエースされるドッキリ…のはずが本当に誘拐される
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 23:38:49.05 ID:2g2Wt3bl0
笑うと謎のあんこうスーツ軍団に尻を叩かれるようになる
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/18(木) 23:45:01.04 ID:NfcmE/SY0

ハイエース了解です。…がとりあえず今日はここまで。
誘拐に関しては申し訳無いですが内容を深刻にする気が無いのでどっかの戦車道関係の生徒によってどっかの学園艦へ拉致られる…位が関の山になるのですが、ご容赦ください。

という訳で安価
ダージリンを誘拐する人(ガルパンキャラ限定) ↓2
誘拐した理由 ↓4
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 23:51:08.35 ID:zUIcO1tUO
あけび
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 23:51:21.63 ID:2g2Wt3bl0
カトラス
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 23:55:25.25 ID:uNYix7GRo
新メニューの実験台
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/18(木) 23:57:13.19 ID:Nf6XV/NkO
毛髪を刈り取って綺麗なヅラを作るため
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/19(金) 00:07:27.09 ID:PohWSM620
カトラスは上手く表現出来る気がしない…とりあえず待て次回という事で…。
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/19(金) 22:29:37.19 ID:5wB76uOaO
ダージリン「…と、いう訳で次は"目の前で私が誘拐されたら…"というドッキリよ」

オレンジペコ「ゆ、誘拐…ですか?」

ダージリン「貴女達には誘拐犯を演じて貰うわ」

アッサム「貴女を誘拐して、その後はどうするんです?」

ダージリン「その時はその時よ。とにかくアッサム、ハイエースを用意しなさい?」

アッサム「それはかまいませんけど…どなたが運転するんですか?此処には戦車の免許はあれど普通自動車の運転免許を持った人間は居ませんよ?」

ダージリン「…仕方ないわね、マチルダを使いなさい」

アッサム「快速のマチルダは現在全機整備中です」

ダージリン「えぇー…じゃぁチャーチルで良いわ」

オレンジペコ(戦車で犯人が分かってしまうのではないでしょうか…?)



ダージリン「とりあえず、善は急げよ、ローズヒップと下校するから、良きところで誘拐してちょうだいね?」

アッサム「はぁ…わかりました…」
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/19(金) 22:30:04.79 ID:5wB76uOaO
〜〜放課後、聖グロ校門前〜〜

ローズヒップ「ダージリン様とお下校ですわーっ!うっれしーですわーっ!」

ダージリン「ローズヒップ、はしゃがないの」

ローズヒップ「わっかりましたわーっ!……やっぱ無理ですわぁーっ!」スキップ

ダージリン「まったくローズヒップったら…相変わらず落ち着きが無いわねぇ…」

ローズヒップ「〜〜♪」

ダージリン「……さて、そろそろかしら」

ローズヒップ「?」

ダージリン「ローズヒップ!あんなところからチャーチルが──」



Mark W<ギャリギャリギャリギャリギャリ!!



ダージリン「 」

ローズヒップ「…?あれはチャーチルじゃありませんわよ?」


MarkW<ガタガタガタガタ ガシューッ


ダージリン「 」

ローズヒップ「わぁー…ひし形が横付けしましたわぁー…」


バタンッ!!


カトラス「…………」ニュッ ガシッ

ダージリン「ぇ、ちょ、私の手を取って何す──」

カトラス「…いーから来なって」ヒョイ

ダージリン「 」

ローズヒップ「だ、ダージリン様が軽々と持ち上げられましたわ!」

カトラス「…この人借りてくから。そんじゃ」


バタンッ


Mark W<ギャリギャリギャリギャリギャリ………



ローズヒップ「…………」

ローズヒップ「…………」



チャーチル<キュラキュラキュラキュラ…ガコン


バタンッ

オレンジペコ(黒づくめ)「お、おらーっ!お、おれは誘拐犯だぁー!カネになりそうな金髪は誘拐して……ってあれ?」

ローズヒップ「…………」

オレンジペコ「あ、あれ?ローズヒップさん…だけ…?」



ローズヒップ「……ダージリン様が誘拐されましたわっ!!」ガビーン
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/19(金) 22:31:23.33 ID:5wB76uOaO
触りだけ置いてここまで、カトラスさんの金髪ヅラ疑惑…というかサメさんチーム書き分けできる気がしない…コレジャナイ感あったらすみません。
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/22(月) 12:07:11.63 ID:gXyw4NOa0
脳内再生余裕乙
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/28(日) 08:07:04.47 ID:QBMC/QX40
アッサム「…なるほど、ね」

アッサム「ではローズヒップが見たのはMark Wとそれに乗っていた金髪のバーテンダー、間違いないわね?」

ローズヒップ「はいっ!私この目でしかと見届けやがりましたわーっ!」

アッサム「見届けるんじゃなくて誘拐されないように頑張りなさいったら…」

オレンジペコ「…アッサム様、これって…」

アッサム「十中八九大洗でしょう、あの新しいチームで間違いないわ。なぜダージリンを狙ったのかは皆目検討もつかないけれど、ね」

ルクリリ「お待たせしました、アッサム様。船舶科に確認を取ったところ、確かに数分前まで正体不明の船舶がグロリアーナの学園艦に接舷していたそうです」

ルクリリ「正体不明といっても、公式な許可を得ていないだけで船体に大洗の校章が明瞭に刻印されてましたから、追跡は容易です」

アッサム「…隠す気もないのね」

オレンジペコ「豪快というか、無謀というか…」

アッサム「誘拐にしてはあまりに雑ね…取り敢えずあちらの会長に一報入れてみましょう」

ローズヒップ「ダージリンさまは大洗に居るんですのね!ダージリン様を助けに行きますわーっ!」ダッダッダッ

アッサム「貴女だけで行ってどうするの!ローズヒップ、戻りなさいっ!」

ローズヒップ「はいですわーっ!」クルッ タッタッタッ
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/28(日) 08:08:24.37 ID:QBMC/QX40
アッサム「取り敢えず向こうの生徒会に電話してみましょう」スチャッ プルルルル

アッサム「………」プルルルル

ガチャッ

みほ『はい、こちら大洗女学園生徒会です』

アッサム「あら、ごきげんようみほさん。今日は生徒会のお手伝いですか?」

みほ『ぇ…ぁ、もしかして…!』

アッサム「えぇ、いつもダージリンの横に居る砲手のアッサムです」

みほ『そ、そんな言い方しなくても…ちゃんと憶えてますから…』

アッサム「憶えて頂いて光栄です。…それで、今近くに生徒会長や杏さんは…いえ、隊長の貴女が出たのなら丁度いいですね」

みほ『…?ということは、うちのチーム絡みのご用事ですか?』

アッサム「えぇ、それもとびきり火急の要件でお電話差し上げました」

みほ『…わかりました、お聞きしますね』

アッサム「実は───」
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/28(日) 08:08:59.37 ID:QBMC/QX40
みほ『…そんなことがあったなんて』

アッサム「その反応を見るにみほさんはご存知なかった…ということですね」

みほ『はい…ぁ、華さ──会長も知らなかったみたいです』

アッサム「そう…という事は、これは戦車道とは関係ない、と…」

みほ『そうなりますね、多分サメさんチームの独断だと思います』

アッサム「そう、分かりましたわ、ありがとう」

みほ『ぁ、あの!私達でサメさんチームと話をしてみますから──』

アッサム「結構ですよ、その代わり入港許可を頂けますか?ヘリを一台そちらに向かわせますので」

みほ『えっ…そ、それってつまり!?』



アッサム「あのおバk…ダージリンは私共の手で連れ戻しますので、サメさんチームにはくれぐれも宜しくとお伝えください」ゴゴゴゴゴ


みほ『ひ、ひゃいっ…!』

アッサム「あぁ、もちろんサメさんチーム…でしたか?Mark Wの皆さんの安全は保証いたしますのでご安心を。それではごきげんよう、みほさん」

ガチャン


アッサム「………ペコ、ローズヒップ、ルクリリ」

オレンジペコ「はい」

ローズヒップ「はいですわーっ!」

ルクリリ「は、はい!?」




アッサム「聖グロの汚点を大洗に残しておく訳にはいきません、現刻をもって奪還作戦を開始します」
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/28(日) 08:10:17.89 ID:QBMC/QX40
大洗学園艦船底ブロック、BAR『どん底』──

ダージリン「 」ダラダラダラダラ



フリント『Running down to Cuba〜♪with a load of sugar〜♪』

ラム「カンパ〜〜イっ!」

ムラカミ「今回は上手くいったな!」

カトラス「…………」キュッキュッ

お銀「…ふっ」カラン

ラム「BC自由学園、サンダース、西グロと走り回ったけどセキュリティ厳しくて何処も失敗だったもんなぁ〜」

ムラカミ「本命の聖グロがこんな簡単にいくは思わなかったよな!」



ダージリン「…………」

カトラス「……飲みなよ」スッ

ダージリン「ぇ、あ、どうも…これ、お酒…?」

カトラス「ノンアルコールだから大丈夫」キュッキュッ

ダージリン「……そう」

カトラス「…………」キュッキュッ

ダージリン「…いただきます」ゴクゴク

ダージリン「!おいしい…」

ダージリン「口当たりも良くて飲みやすい…それにこの風味は、レモンティー…?」

ダージリン「このお酒は、一体…」

お銀「ロングアイランドアイスティー、酒とコーラのみで作られるカクテルだ」ニュッ

お銀「隣、勝手に失礼するよ」

ダージリン「」ビクッ

ダージリン「そ、そうなの…不思議なお酒ね…」

カトラス「ウチには紅茶なんて高尚なモノは無いからね…それで我慢して」

ダージリン「え、えぇ…お心遣いありがとう」
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/28(日) 08:10:54.38 ID:QBMC/QX40
お銀「緊張は解れたかい?」

ダージリン「…お陰様で、少しはね」

お銀「そりゃぁ良かった。まぁ気楽にいこうじゃないか、聖グロの隊長さん?」

お銀「カトラス、アタイにも同じモノを頼む」

カトラス「………」コクッ

お銀「…さて、取り敢えずアンタを攫った理由については色々あるンだけど…」

ダージリン「…聖グロリアーナは貴女達海賊の如何なる要望にも従いません。私も、聖グロリアーナの隊長を預かる者として情報を漏らす気は──」

お銀「情報なんていらねぇよ、金も戦車も興味はない」

ダージリン「…なんですって?」

お銀「アンタを此処に招待する、それが先ず第一の目的だったんだ」

ダージリン「それって──」キュン

お銀「以前の対抗試合でアンタを見かけた時から、アンタ以外には居ないと思ったんだ…」



お銀「この二角帽子が似合うのはなっ!」スチャッ


ダージリン「 」※二角帽子(ナポレオンのアレ)装備

お銀「いやぁ、やっぱアタイの目に狂いは無かったな!」

ラム「おっと、親分もう被せてンスか!?」

ムラカミ「どれどれ…おぉ、想像以上の完成度だな」

お銀「スペイン海軍の軍服とかあったら完璧だが、贅沢は言えないな」ギュッギュッ

ダージリン「…あ、あの…何故私を縛るんですの?」ダラダラ


お銀「っし、完璧だ!この酒場に唯一足りなかったファクター──」


お銀「鹵獲した海軍将校の完成だ!」

イヤッホォォォ


ダージリン「あ、あの…私英国淑女なのだけど…」

カトラス「…………」キュキュッ

フリント『気にしない〜ことさ〜♪』
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/28(日) 08:11:50.01 ID:QBMC/QX40
数十分後──

ダージリン「…もう満足したかしら?」

お銀「まぁ、アタイらは概ね満足した、かな…」

ラム「写真も撮れたし、サインも貰ったし!」

ムラカミ「これでどん底にも箔がつくってもんだ!」

お銀「あぁ、せっかくだから今度桃先輩のサインも貰いにいこう」

フリント『〜〜♪』

ダージリン「ほっ…それなら、もう解放して貰えるのよね…?」

お銀「いんや、アンタにはまだ最後の仕事が残ってる」

ダージリン「えっ」

お銀「──カトラス!お前の出番だ」


カトラス「……わかった」シャキッシャキッ


ダージリン「 」

ダージリン「あ、あの…どうして鋏を持って近づいてくるのかしら…?」

お銀「此処でアンタの髪を斬る、カトラス完全な金髪ヅラ計画のためにな」ガシィッ

ダージリン「ちょ、離し──って、あなたそれカツラだったの?」

カトラス「…違う、これは染色」

フリント『カトラスは日々悩んでいた〜♪偽りの髪色に〜♪求めたのは〜純度100%の金髪〜♪』

ダージリン「そんな理由で…ね、ねぇカトラスさん…?生の髪なんて使わなくても貴女は充分魅力的──」

カトラス「動くと耳を削ぎ落とすかもしれないよ」シャキーン

ダージリン「 」

↓2 救出部隊は今…
コンマ奇数 BARの前に居る(救出成功)
コンマ偶数 隠し扉が見つからない(救出失敗)
※ただし各ゾロ目は救出成功
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/28(日) 08:13:04.82 ID:QBMC/QX40
安価だけ置いときますね〜続きはまた夜にでも書けたらと思います。
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 08:30:32.89 ID:xegipKqio
助けは来ない。現実は非情である。
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/28(日) 20:24:52.72 ID:JWXj6cC70
世の中…世知辛くない!←


ドアバターン


アッサム「その断髪まったぁー!」

アッサム「っ……!!」

オレンジペコ「大丈夫ですかダージリン様!」

ダージリン「アッサム…!ペコにローズヒップ…!ルクリリも来てくれたのね…!」ジワァ

ローズヒップ「あったりまえですわーっ!」

ルクリリ(…典子さんに会う為についでにヘリ操縦任せてもらった、なんて言えないよなぁ…)

アッサム「こんのっ…!」ツカッツカッ

お銀「ほぉ…?こりゃまた気の強そうな金髪が来やがった…」

ダージリン「あ、アッサム!助けに来てくれt」



アッサム「何やってるんですかあなたはぁぁぁっ!」スパァァァン

ダージリン「ふぶぅっ!?」

オレンジペコ(あれは…伝家の宝刀"超巨大ハリセン"!)

ローズヒップ(ド◯キに売ってそうな安っぽさの武器でこの快音…アッサムさま流石ですわ!)

ラム(いやいやそんな長物何処から出したんだよ…)

ダージリン「い、いやアッサムちょっと落ち着いて…」

アッサム「落ち着いていましたよさっきまでは!ちょっと不安もしましたよ!それなのに貴女ときたら…そんな二角帽まで被って何をちょっとエンジョイしてるんですか!」

ダージリン「いや、今回はホントに危険だったし、私何もエンジョイしてn」

アッサム「問答無用ですっ!そもそも何勝手に誘拐されてるんですか!後輩弄りに狂言誘拐を画策したら本当に誘拐されました、なんてOG会にも教員の方々にも馬鹿馬鹿しくて報告出来ないでしょうが!」

アッサム「そもそもあなたはいつもいつも──」ガミガミガミガミガミガミ

ダージリン「 」
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/28(日) 20:25:48.36 ID:JWXj6cC70
お銀「…な、何なんだ一体…?」

オレンジペコ「申し訳ありません、騒がしくして…あの、金髪の件なのですがこちらのウィッグで如何でしょうか…?」

ルクリリ「あー…一応純な金髪じゃないが一級品のハズだ、下手に生髪を使うより丈夫だし使い勝手は良い筈だが…?」

ムラカミ「金髪ロングのウィッグ…カトラス、どうだ?」

カトラス「…………これは、アリ」コクッ

オレンジペコ「ほっ、それは良かったです」

ローズヒップ「それなら、ダージリンさまは返して貰いますですわーっ!」

お銀「あぁ、アタイらはもう色々遊ばせて貰えたし、とっとと連れて帰ってくれ」

ラム「親分、そんな簡単に返しちゃっていいんすかぁ?」

お銀「関係ねぇヤツに居座られ続けんのも気分悪ぃしな、遅かれ早かれ返すつもりだったんだし貰えるもん貰ったならもう用済みだ」

オレンジペコ「それじゃ、えと…」



アッサム「聴いているのですかダージリン!だいたいあなたは──」ガミガミクドクド

ダージリン「 」



オレンジペコ「…………」

オレンジペコ「あの、アッサムさまの怒りが治るまで、ここで待たせて貰って良いですか?」アハハ
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/28(日) 20:28:02.71 ID:JWXj6cC70

取り敢えず、一言。
…サメさんチームとか無理だよおぉぉぉ!ごめんなさぁぁい!

あ、後ローズヒップ要素薄くなってすみません、安価の性質上ローズヒップを出すタイミングがありませんでした。次は弄り安価〜
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/28(日) 20:29:17.37 ID:JWXj6cC70
〜〜数日後、聖グロリアーナ戦車倉庫〜〜


ダージリン「ふぅ…ふぅ…っはぁ…!」

ダージリン「こ…れでっ…200っ!」ガコンッ

ダージリン「や、っと終わったわ…!」

オレンジペコ「お疲れ様ですダージリン様、紅茶になさいます?それともスポーツドリンクが宜しいですか?」

ダージリン「こう…いや、スポーツドリンクでお願い…」ハァ ハァ

オレンジペコ「はい、どうぞ」

ダージリン「ありがと…んぐ、んぐ…ぷはぁっ!」

ダージリン「アッサムったら…何考えてるのかしらね…」

オレンジペコ「そうですね…罰の内容が、次のローズヒップさん弄りを決める人を"マチルダ装填200発タイムアタック"にする、だなんて…」

ダージリン「そんなのオレンジペコの一強に決まってるじゃないの…なんでわざわざそんな罰にしたのかしら…まぁ、現に私はクタクタになってるのだけれど」

オレンジペコ「多分、ご自分も怒りすぎたと反省してらっしゃるんですよ、"ダージリン様には非は無かったのにあんなに怒ってしまって"って…」

ダージリン「そう、なのかしら…?」



アッサム「ひゃくっ…はちじゅう…ななっ!」ガコォンッ

アッサム「はぁ、はぁっ…200回は、やり過ぎましたね…はぁぁ…」


ダージリン「それで、勝者のオレンジペコはローズヒップにどんなコトをするの?」

オレンジペコ「えっと、そうですね…↓3なんていかがですか?」
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/28(日) 20:31:47.39 ID:JWXj6cC70

埋めも兼ねてご注意をば、今更ですが、ホントーに今更ですがキャラは崩壊に崩壊を重ねております故、ご注意ください。

安価下
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 20:46:29.68 ID:tbldULmpo
加速した
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 20:46:35.93 ID:kvTG5rBdO
ペコ転校
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 20:46:58.10 ID:QupXIXcW0
ペコの胸が大きくなってる
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/28(日) 20:53:12.56 ID:JWXj6cC70

えーとペコ転校了解ですが…えーと…転校するというドッキリを仕掛けてローズヒップの反応を見るっていうことでいいのでしょうか?それとも短期転校して居ないペコに変わってダージリンのお世話をするローズヒップを見るってことでしょうか?
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/28(日) 21:16:56.72 ID:JWXj6cC70

えーと、じゃぁ安価で ↓2
1.ペコ転校の旨を伝えるドッキリを仕掛けて反応をみる
2.ペコ転校後のダージリンやアッサムへ献身するローズヒップをみる
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 21:17:32.56 ID:QupXIXcW0
1
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 21:21:43.57 ID:9KJU00DBo
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/28(日) 22:54:17.50 ID:JWXj6cC70
オレンジペコ「それじゃぁ…私が転校するドッキリ〜、なんて如何ですかっ?」

オレンジペコ「実際転校したりはしませんし、誰にも迷惑をかけないいい企画だとおもうんですけど……な、なんですかダージリン様、その顔は」

ダージリン「あなた…それ本気で言ってるの?」

オレンジペコ「えっ?えぇっ…?」

アッサム「──ふぅ、ようやく終わったわ…なんの話ですかダージリン?」

ダージリン「次のローズヒップの件だけど…オレンジペコが、自分が転校するドッキリにしようって」

アッサム「あなた…ローズヒップに怨みでもあるの…?」

オレンジペコ「え、えぇっ!?アッサム様まで!?」

オレンジペコ「ふ、二人とも大袈裟ですよ!ダージリン様がご転校なさるならともかく、私ですよ!?」

ダージリン「…………」ヤレヤレ

アッサム「…転校ならまだダージリンの方が難無く見られる気がするわ…」

オレンジペコ「そ、そんなにですか…?」
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/28(日) 22:54:52.31 ID:JWXj6cC70
ダージリン「オレンジペコ、あなたはもっと自分とローズヒップとの関係についてちゃんと理解する必要があるわね…」

オレンジペコ「そう言われましても…」

アッサム「……いいでしょう、このドッキリ私が責任を持って達成してみせます」

オレンジペコ「あ、アッサム様!?」

アッサム「いいですかオレンジペコ?今日の反応を見て自分の考えが浅はかだったかを思い知りなさい」

オレンジペコ「は、はぁ…」

オレンジペコ(ローズヒップさんが悲しんでくれたら、それは嬉しいけど…そんなに念を押すほどでしょうか…?)


アッサム「それではオレンジペコ転校ドッキリ、パンツァーフォー」

ダージリン「…珍しく目がキてるわねアッサム」

アッサム「えぇ、ペコにお灸を据えるタイミングなんてありませんでしたから、今回は本気でいきます」
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/28(日) 22:55:29.84 ID:JWXj6cC70
数日後、放課後学生寮──

ローズヒップ「と〜かれふっま〜かろふっけ〜れんこふ〜♪」

ローズヒップ「へっけら〜こっくで…あら?」

ローズヒップ「オレンジペコさんの部屋…開いてますわ?」

ローズヒップ「無用心ですわーっ!」ガチャッ

ローズヒップ「オレンジペコさん!扉の開けっぱなしはドロボウさんが入って……」

ローズヒップ「…え……?」



オレンジペコ「よい、しょっと…あぁ、ローズヒップさんごめんなさい!ちょっと換気に開けてたんです!」ガサッ ドサッ



ローズヒップ「…………」

ローズヒップ「えっと…すっごい数の段ボールですわー…」

オレンジペコ「あの、これは…その…」

ローズヒップ「…………」

ローズヒップ「わっかりましたわー!模様替えですのね!」

オレンジペコ「ぇ、ローズヒップさん…?」

ローズヒップ「そーゆー事ならわたくし、お手伝いいったしますわーっ!」

オレンジペコ「ぇ、いえそうじゃなくて…!」
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/28(日) 22:56:50.49 ID:JWXj6cC70
ローズヒップ「安心してくださいましですわ!こう見えても整備で培ったこの筋肉!タンス一つ動かすくらいならお茶の子さいさいですわーっ!」

ローズヒップ「でもオレンジペコさん、模様替えならまたお休みの日にゆっくりお気の済むまでやった方が宜しいと思うのでございますけれど…?」

オレンジペコ「そ、そうじゃないんです!」

ローズヒップ「…?そうじゃないならなんですの?ご実家に要らないモノをお送りになるとか…?」

オレンジペコ「そ、そうじゃなくて…」


オレンジペコ「私!他の艦へ行くんです!」

オレンジペコ(…勢いに任せて言っちゃったけど、これでいいんですよね、アッサム様?)


──時は遡り──


アッサム『…いいですかペコ、今回は小細工も下手な芝居も要りません』

オレンジペコ『は、はぁ…』

アッサム『貴女には部屋の片付けの途中にローズヒップと出くわしてもらいます』

アッサム『先ずは片付けている姿をローズヒップに見せなさい』

アッサム『そこでもし転校かどうか聞かれればそのまYESと、もしへんな方向に勘繰ったら貴女から転校すると言ってあげなさい』

オレンジペコ『あの…提案しておいてなんですけどそんなにうまくいくのでしょうか…?流石に急過ぎませんか?』

アッサム『……その辺は大丈夫よ。普段から少し走り気味なローズヒップですもの』

アッサム『それにローズヒップはいつもに輪を掛けて混乱する筈だから』ボソッ

オレンジペコ『はい?』

アッサム『何でもないわ、後は突っ込んだ内容を聞かれない限りは流れに任せて。一応転校の理由は"両親の再婚に伴い"とか自分が転校を好意的に受け止められる内容で話せば良いから』

オレンジペコ『はぁ、わかりました。でもなんでそんな理由である必要が…?』

アッサム『…その方が貴女の心に突き刺さるだろうから』


──回想終了──
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/28(日) 22:57:28.46 ID:JWXj6cC70
ローズヒップ「……ほかの、かんに…?」

オレンジペコ「は、はい…」

オレンジペコ(…思ったよりショック受けてくれてるのかな…?)

ローズヒップ「……あっ!短期留学ですのね!」

オレンジペコ(違った、考え事してただけだった…って!なんかすごい勘違いしちゃってる!)

ローズヒップ「それならペコさん!そんな大荷物送る必要ありませんですわーっ!短期留学のプロの私が、オレンジペコさんの為に荷造りを手伝って──」

オレンジペコ「ち、ちがいますっ!」

ローズヒップ「っ……!」

オレンジペコ「違うんです、私は…!」


オレンジペコ「もう、ここには戻ってこないんです!転校、するんです!」


ローズヒップ「!!!!」

オレンジペコ「あ、えと…ごめんなさいローズヒップさん。つい声が…」

ローズヒップ「………なーんだそうでしたの!私、うっかりですわーっ!」ニカッ

オレンジペコ「ぁ、ローズヒップさん…」

ローズヒップ「そうですのー、こんな急なタイミングで転校だなんて大変ですわーっ!」

オレンジペコ「あ、あはは…報告が遅くなってごめんなさい、親の再婚の関係で急に決まっちゃって…」

ローズヒップ「そーなんですの?それはおめでたでございますわーっ!」

オレンジペコ(…ぁ、思ったより普通な反応。やっぱりこんなものですよね)



ローズヒップ「それにしてもオレンジペコさんがいらっしゃらないと、淋しくなりますわーっ!」

オレンジペコ「ふふっ、本当ですね…私も、ダージリン様やローズヒップさんとのお別れは寂しいです」

ローズヒップ「ご両親のご都合なら仕方ないですわーっ!新しいオレンジペコさんの門出にカンパーイ!ですわ!」

オレンジペコ「ふふっ、ローズヒップさんたら…」

オレンジペコ(まぁ、ドッキリなんですけどね)

ローズヒップ「……あの、因みにオレンジペコさんだけ聖グロリアーナに残るとかは…」

オレンジペコ「えっ?」

ローズヒップ「おっと失礼、何でもありませんですわーっ!」
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/28(日) 23:06:34.72 ID:JWXj6cC70
undefined
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/28(日) 23:13:35.31 ID:JWXj6cC70
一時間後──

オレンジペコ「本当にありがとうございました、ローズヒップさん」

ローズヒップ「このくらい朝飯前ですわー!…嘘ですわ本当は晩ご飯後ですわーっ!」

オレンジペコ「ふふっ、ローズヒップさんの明るさにはいつも助けられていましたね」

ローズヒップ「……っ!」

ローズヒップ「…そんな今生の別れみたいなこと、言わないでくださいまし……」

オレンジペコ「ぇ…?ローズヒップさ…」

ローズヒップ「っ!な、何でもないですわーっ!それではオレンジペコさん!おやすみなさーいっ!」タッタッタッタッタッ


オレンジペコ(…ふぅ、なんとか終わりましたね…)

オレンジペコ(それにしても思ったよりローズヒップさんも元気そうでしたね、やっぱりダージリン様達の取り越し苦労だったみたいです)


オレンジペコ「さて、と…」

オレンジペコ「後はこのドッキリプラカードをダージリン様の合図でローズヒップさんにみせるだけ…!」ドキドキ
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/28(日) 23:17:37.76 ID:JWXj6cC70
──聖グロリアーナ学生寮、ローズヒップ自室──

タッタッタッタッタッ


バターン

ローズヒップ「…………」

ローズヒップ「……オレンジペコさん、が…てん、こう…?」

ローズヒップ「………」バタッ ボフッ




──別室モニター室──

アッサム「…ローズヒップ、戻ってきましたね」

ダージリン「そうね…」

アッサム「布団に突っ伏して一言も発しないローズヒップとか初めて見ましたよ…」

ダージリン「っ…いつもの溌溂なローズヒップとは思えないわよね…」

アッサム「…この映像ペコに見せたら何て言うでしょうか…」

ダージリン「こんなところ見せられないわよ…自責の念でペコが潰れるわ。嗚咽まで聴こえてきそ…あぁ…聴こえてきたわ…」


───────

ローズヒップ「っ………」

ローズヒップ「…っ、っ…!…っふ…ぅぅ…!」プルプル

ローズヒップ「っ…ぁ、あぁ……!」

ローズヒップ「…やぁ、です…!そんなの…お、わかれ…なんて…っ!」ポロ ポロ

ローズヒップ「うあぁぁぁ…っ!」
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/01/28(日) 23:23:52.01 ID:JWXj6cC70

書いてて辛いからレイニー止め、今日はここまで。ローズヒップの嗚咽書くのがこんなに辛いとは思わなかった…マジで。

皆さんにお願いです、パラソルの様なカラフルな結末になるになるローズヒップの行動を書いてください。

↓2 ひとしきり泣いたローズヒップが、オレンジペコにとった行動とは…?
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 23:24:57.16 ID:ZvaWsd5gO
下にまかせた
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 23:29:21.42 ID:NS+HYiju0
夜にペコの部屋に入り無言で抱きしめる
その状態のまま朝を迎え、精一杯の笑顔でお別れの口づけ
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/28(日) 23:49:21.11 ID:kSXxUzwI0
あらーマジでペコちゃん大勝利?
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/01/29(月) 04:23:31.42 ID:5S92UbjtO
やりましたわ。
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/06(火) 12:41:48.81 ID:EvywnzYlO
こなーい
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/15(木) 03:30:44.77 ID:GvXyfjDkO
1です、更新が遅くなり申し訳ありません。中々時間が取れず納得のいくものが書けておりませんので何卒もう少々お待ちください。
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/02/20(火) 09:15:32.14 ID:4pHYg/kaO
前スレ思えば余裕余裕(
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 00:13:55.06 ID:ENzweKWZO
1です。ひと月放置だったので近況報告です
ちょっと職場変わったり色々でゴタついてますが取り敢えず数日中には続き書けるのでもうすこしお待ちください…本当おまたせして申し訳ないです…。
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/16(金) 00:24:10.81 ID:dZ6VsqLVo
待ってる
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/17(土) 16:24:10.18 ID:Y/sR9gl8O
ダーヒップと見せ掛けたローペコはよー
267 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/04/16(月) 17:55:51.64 ID:vcdwp96+O
まーだー
268 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/10/23(火) 21:55:51.47 ID:6+5JtiKuO
俺はまだ待っている
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/06/20(木) 00:29:01.30 ID:SMQ6tbo9O
私待つわ
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/20(木) 20:52:33.77 ID:5f454edlO
いつまでも松輪
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