【安価】八幡「もう少し、人との関係というのを意識してみるか」【コンマ】

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8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/14(木) 10:11:36.30 ID:53w2mbcMO
小町とスキンシップ(意味深)をはかる
9 : ◆K/9ejbyfdE :2017/12/14(木) 10:44:13.69 ID:QeV3OeC70
一日目 放課後 駐輪場

さて、何かと因縁のある相模を助けてやろうと思ったのだが、困ったことに相模が困っていないと助けてやれない困った困った。
何か困っていないか聞くという手もあるのだが、今の俺たちの関係上そんなことを聞いても素直に対応してくれるとも思えない。
なので教室から相模の後ろをつけることにした。 やだ八幡変態みたい。

とはいえ都合よくトラブルが起こるはずもなく、気づけば俺は駐輪場まで来てしまっていた。
どうしたものかと考えていたその時、幸運なことに相模を助けられるシチュエーションに遭遇する。
相模の自転車が取り出しにくい場所にあるようで、面倒くさそうに手前に止められた自転車を動かしているじゃないか。
今こそ手伝ってやろうと近づくと、彼女が誤って他の自転車を倒しそうになったので、無言で手を差し伸べる。
こういうのって多分、押し付けがましく無いのがポイントだと思うの。

「あっ、ごめ……」

とっさに振り返って詫びようとしたのであろう相模が、俺の顔を見て言葉を止める。
まあ当然の反応だとは思う。

「これ、抑えとくからそっちの自転車起こしてくれ」
「……ん」

てっきり舌打ちの一つでも飛んでくるのかと思っていたが、相模は不機嫌そうに返事をして倒れ掛かった自転車を起こした。
少し意外だったが、特に言及することでもないので口には出さなかった。

「この自転車どかすから、ちょっと下がってろ」
「はあ? 別にいらないんだけど」
「俺の自転車も奥なんだよ。 よっこいせ」
「ほら、先にお前の自転車取れよ」
「……ありがと」

こちらを見ずに言ったその一言が、さっきよりも意外で驚いてしまった。
こいつ、俺にでも礼とか言うんだな。 俺の抱いていた相模のイメージが、少し悪すぎたのかもしれない。
ひとの印象なんてものは、ある意味自分の想像でしかないのだから、やはり人とは関わってみるもんだな。
それ以上は何も会話を交わさず去っていく相模を見ながら、そんなことを考えていた。
10 : ◆K/9ejbyfdE :2017/12/14(木) 10:51:00.35 ID:QeV3OeC70
一日が終了しました

【一日目 結果】

川崎 +3
一色 +5
相模 +3

【通算】

川崎 +3
一色 +5
相模 +3



人が少なくて連取りOKで進めた。>>8ごめんなさい。
もしこれから人が増えてくれるようならそのあたりは考える。

補足なんだけど、コンマ下1ケタが0なら1〜10の任意の数字をさらに安価で設定してもらうことにするよ。
00のゾロ目なら1〜20。 上昇下降までは安価で決めずイベント次第ってことにするね。



2日目 朝安価 >>12
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/14(木) 11:04:11.04 ID:UANXLeRDO
0の扱いがかなり特殊だな
手間でないならいいけど
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/14(木) 11:04:20.24 ID:H2gOaBK20
ゆきのんの家にピンポンしに行って一緒に登校
13 : ◆K/9ejbyfdE :2017/12/14(木) 12:32:02.76 ID:QeV3OeC70
朝 雪ノ下マンション前

さて、言うが早いか雪ノ下のマンションまでやってきた。 ここへ至るまでの俺の思考等はもはや省略しよう。
2日連続で誰かと共に登校することは、なるべくギリギリまでゆっくりしていたい俺からすれば楽なことではないのだが、
これも人との関係を築くために必要なのであれば甘んじて受け入れよう。

何度か訪れたことがあるので、雪ノ下の部屋番号は把握している。 少し落ち着いてから、テンキーボックスで雪ノ下を呼び出す。
数秒待ってから、スピーカー越しに少しノイズがかった返事が返ってくる。

『はい』
「えーっと、俺だ、比企谷だが」
『……どちらさまでしょうか』
「いや、今名乗っただろ。 比企谷だ」
『お引き取り願えますか』
「気持ちは分かる、だがお前もそろそろ学校行くだろう? とりあえずでてきてくんねーか」
『……本物?』
「どこの誰が好き好んで俺に成りすますんだよ。 本物だ」
『……少し、待っててもらえるかしら』

そして数分後。

「……本当に、本物だったのね」
「さっきからそう言ってただろ。 逆にどうしてそこまで偽物だと疑うんだ」
「本物のあなたがこの時間に訪ねてくる理由がないからよ」
「あー……」

至極真っ当な意見に、思わず反論できなくなってしまう。
確かに俺が特別な理由もなく人を訪ねるなんてことは、今までなら決してなかった。

「その、たまたま近くを通りかかったから」

我ながら嘘の引き出しが少ないと思うが、今はそれ以上の言い訳は思いつかなかった。

「そう。 ところで、ストーカー規制法って知ってるかしら」
「やめろ、そういうわけじゃない。 さて、時間も時間だからそろそろ学校行くか」
「さらっと色々すっ飛ばしたわね。 今日のあなた、いつもにましておかしいわよ」
「るせ、どうする。 行かねーのか」
「……今日は歩いて登校すると伝えてくるから、少し待ってて」

行くんかい。 俺ほどでは無いがよーわからんやっちゃな。

***********************************

総武高の最寄駅から道にでた直後、ひとつ強い風が吹いて思わず体に力が入ってしまう。
雪ノ下に視線をやると、マフラーで口元を隠すように体を丸めている雪ノ下と目が合ってしまった。
ごまかすように、何気なく会話を振る。

「寒いな」
「そうね」

終了。 コミュ症同士のバトルにありがちな、1往復決着の会話。
しかし今の俺は、そんなことではめげない。 そこから先も、取り留めもない短いやりとりを交わしながら学校へ向かう。
星バーーーローーもビックリな短編の会話の数は、途中から数えていない。
俺と雪ノ下との距離は、まだまだ縮められる余地がありそうだ。



雪乃の好感度が4上昇しました

2日目 昼安価 >>15


(原作では雪ノ下は実家に戻ってたり色々あったりするはずだけど、そのあたりはあえて触れないので突っ込まないでね!)
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/14(木) 12:41:19.15 ID:96huAwVVO
俺ガイルとかもう古いだろ
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/12/14(木) 12:50:20.83 ID:H37ByKIvO
ゆいとお昼
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