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【白糸台SS】虎姫の休み時間【ほのぼの】
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1 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/14(木) 02:53:55.41 ID:cDqw6jJ30
白糸台の何とも言えない家族感が好きなので書きました
多分SSの読みすぎです
注意事項
・キャラ崩壊注意(気を付けてはいるつもり)
・(恋愛要素は)ないです。
・R12っぽいところもある
・菫さんがヤヴァイ(ヤヴァイ)
一応書き終わってからドバーッと投稿していくスタイルなので許して
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1513187635
2 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/14(木) 02:54:57.61 ID:cDqw6jJ30
【虎姫の王様ゲーム】
〜とある土曜日の部活終了後〜
淡「王様ゲームやろうよ!」
菫「……どうした、いきなり女子高生みたいなことを言い出して」
淡「女子高生だもん!」
誠子「でも面白そうですね」
尭深「……」ズズズ
淡「でしょ!テルもやろうよ!」
照「別にいいんだけど、やっぱりうま味があったほうがいいよね」
菫「乗り気なのか……」
誠子「ここ(部室)じゃ味気ないですし、色んなものがあるところでやりたいですよねー」
尭深「……弘世先輩のお家」
淡&照&誠子「「「それだ!!!!」」」
菫「勝手に来るな!!!」
3 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/14(木) 02:56:21.53 ID:cDqw6jJ30
〜翌日、弘世宅の前〜
淡「うっひゃあ〜、やっぱ大きいなぁ菫先輩の家!」
誠子「目の前に立ってるだけでブルっちゃいそうですよ……」
淡「んもう、亦野先輩はだらしないなぁ!」
誠子「逆に大星は心臓が毛深いからな」
淡「え、私そんなに毛深い……?」
誠子「喩えだよ喩え!」
尭深「そういえば誠子ちゃん、どうして釣竿なんか持ってきたの?」
誠子「いやぁ、大きな家って聞いてたから釣り堀とかあるかなって……」
照「菫の家に釣り堀はないよ」
誠子「そ、そうなんですか!?」
照「でも大きい川を持ってたはず」
誠子「川釣りかぁ……悪くない」
淡「ちょっとちょっとちょっとぉ!なんでみんな釣りの話してるの!?」
照「そう。私達がここに来た目的は」
尭深「王様ゲーム」
誠子「冷静に考えると滅茶苦茶だな……」
照「じゃあインターホン鳴らすね」
4 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/14(木) 02:57:07.37 ID:cDqw6jJ30
〜弘世宅の中〜
ピンポーン
菫「ん、来客か?誰かと約束していただろうか……モニターで確認しておこう」
淡『やっほ〜菫先輩!遊びに来たよ!』
菫「……」
菫(待て、おかしい。私は今日のオフを有効に使い、撮り溜めていた仮面ライダーを堪能しようと思っていた)
淡『ありゃ、菫先輩?』
菫(早く花家先生を見たくて心を踊らせていた。そう、そのはずだ)
淡『開けてよ〜』
菫(まさか、昨日の王様ゲームのくだりが続いていたのか?)
照『菫、開けてくれないと今日の菫の予定を言っちゃうよ』
淡『テル知ってるの!?』
菫「まま、待て。まさかアレを言うわけでは……」
照『菫はああ見えて、仮面ライd「あああああやめろ!!!!開けるからやめてくれ!!!!」
5 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/14(木) 02:57:36.41 ID:cDqw6jJ30
マネカレマシタ
菫「別にアポを取ればいいだけだというのに……」
尭深「ほんとに広い……」
誠子「天井が遠いな」
淡「ねねテル、さっきの続きは?」
照「だから菫はああ見えて、メダルとかスイッチとかいっぱい持ってるの」
淡「メダル?スイッチ?なんで?」
菫「やめろ照」
照「お菓子」
菫「きのこもたけのこもあるから」
照「すぎのこ村がいい」
菫「えぇ……」
淡「まあいいや。とりあえず菫先輩のお部屋行こーよ」
菫「!」
誠子「どんな部屋で過ごしてるんだろうなぁ」
菫「!!」
尭深「すごく広くて、上品そう……」
菫「!!!」
照「……」チラチラ
菫「……すぎのこだ」
照「よし、取引成立ね」グイッ
淡「あ、テルー!腕引っ張らないでよ〜」
照「いつも菫の家に遊びに来たら、向こうの部屋に行くんだよ」
誠子「あ、そうなんですか」
照「私も菫の部屋に入ったことはない」
淡「そうなんだ……え〜でも気になる!」
尭深(見せたくないものとか、あるのかな……)
菫(タドルレガシーガシャットが揃ってない部屋など見せられるものか……!)
6 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/14(木) 02:58:02.16 ID:cDqw6jJ30
〜応接室〜
菫「ここで遊んでもいいと許可が出た」
誠子「応接室、ですよね。遊ぶ空間ではないと思うんですが」
尭深「お茶、淹れてきた」ズズズ
菫「なんでウチの茶葉と急須の保管場所が分かるんだ!?」
尭深「……匂い?」
菫「えぇ……」
淡「ねねね、早くやろうよ!準備万端だよ!」
照「おー」
菫「私はやると言ったわけではないのだが」
照「そんな気難しいこと言わないで、ね?」
淡「菫先輩だってほんとはやりたいくせに〜」
菫「なっ……!」カァァ
誠子「この際ですし、やりましょうよ」
菫「し、仕方がないな」
淡「よぉし!じゃあまずはこの筒の中にあるくじを引く!」
誠子「割り箸じゃなくて紐なんだな」
淡「テルとか、割り箸の木目で覚えちゃいそうだから」
照「やりかねないね」
菫「やりかねないのか……」
淡「この紐の先には一筒から四筒、白をくくりつけてあります!」
尭深「王様の印は白?」
淡「そうなるね!」
7 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/14(木) 02:58:37.39 ID:cDqw6jJ30
〜一回戦〜
照「じゃあ始めよう」
菫「引く順番は……年功序列でいいか?」
誠子「それが一番無難ですかね」
淡「じゃあ100年生の私からだ!」
照「はい、引いていいよ菫」
菫「ああ」スッ
淡「あれ?」
照「次は私」スッ
淡「おかしいなぁ?」
誠子「たしか尭深の方が誕生日早いよね」
尭深「ちょっとだけ」スッ
淡「お〜い」
誠子「んで、私か」スッ
淡「もぉみんな酷いよう……」スッ
照「王様だーれだっ」
菫「私ではないな」
誠子「違います」
尭深「……私も」
淡「ふっふっふ、残り物には福が―――」
照「私だ」
淡「え?あれ?ウソ!?ホントだ!」
照「じゃあ……2番が私にポッキーを贈呈」
菫「2番は……私だ。仕方がない」
照「いってらっしゃい」
誠子「あの、アレでしたら私が買ってきましょうか?」
菫「大丈夫だ。照が来た時用にポッキーは買い置きがある」
誠子「なんか大変ですね」
菫「まあな。それにここで亦野が行ったら王様の命令に背くことになるぞ」
誠子「えっ」
8 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/14(木) 02:59:04.05 ID:cDqw6jJ30
菫「じゃあ取ってくる」ガチャッ
誠子「……弘世先輩、意外とノリノリだったんですね」
照「菫も本当はパーティーとか大好きなんだよ」
淡「へぇ〜、なんか意外!」
尭深「部長はクールなイメージ……」ズズズ
誠子「なんかその話、気になりますね」ガチャッ
照「菫は結構女の子なんだよ。ファッションとか」
淡「え、でも今日の服は普通だよね?」
照「外出する時は気合を入れてフリフリのものを着たりしてる」
誠子「ロリータファッション、的な感じですか」
照「うん。ご丁寧に高めの位置でツインテールだったり、ゴスロリチックだったりするよ」
尭深「見たことないです……」ズズズ
照「そっか。淡も尭深も誠子も、菫と原宿に行ったことはないもんね」
淡「それにしても、菫先輩がそんな趣味を……!これはツイートするしか」
誠子「さすがにSNSはまずくないか?いくら弘世先輩がいない、と、いっ、て、も……」
淡「ん?どったの、亦野先輩?」
誠子「あ、ああ……!み、宮永先輩……!」
照「え?」
菫「照……!お前えええええええ!!!」
照「ポッキーありがとう」
尭深「じゃあ続き、やりましょう……」ズズズ
淡「そそ、そ、そうだね!いやぁ楽しみ楽しみ!」
菫「待て!このまま進めてたまるか!」
照「そういえば菫、部屋のガシャッt「ああああ進めよう!早く次がやりたい!」
9 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/14(木) 03:00:02.21 ID:cDqw6jJ30
〜二回戦〜
照「王様だーれだっ」
尭深「……私です」
誠子「尭深が王様なら平和に終わりそうだな」
淡「命令は!?」
尭深「1番と3番がキス」
誠子「!?」
淡「1ば……って私じゃん!」
照「やっとディープになってきたね」
誠子「まだ二回目ですよ!?」
淡「でもキスだけでしょ?だったらお互いおでこに軽くやっちゃえば」
尭深「勿論舌を入れてください」ズズズ
誠子「尭深!?」
照「薄い本が捗るね」
誠子「宮永先輩は冷静すぎですよ!」
淡「あー、えっと、3番は誰かな?」
10 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/14(木) 03:00:30.91 ID:cDqw6jJ30
照「私は2番」
誠子「私は4番だけど……うぇっ!?」
菫「っ!!」ビクッ
淡「ふむふむ、なるほどぉ」
菫「た、尭深!少し考え直さないか?」
尭深「王様の命令はー?」
照「ぜったーい」
誠子「明らかに壊れてる!」
淡「あれ?あれれ?もしかして菫先輩、恥ずかしいのかなぁ?」グイッ
菫「なっ、バカ!かか、顔が近い!というかまたがるな!」
誠子「これは放送コードに引っかかりますよ……!」ゴクリ
照「SSに放送コードなんてないからね……」ゴクリ
尭深「官能的……!」ジュルッ
誠子「一人だけ擬音が違う!?」
淡「ほらぁ、こんなに可愛い唇……///」
菫「あ、淡……?顔が、赤いぞ……?」
照「もしかして淡、これ食べたのかな」
誠子「それって、ウイスキーボンボンじゃないですか!」
照「でも最初はお菓子バスケットの中に入ってなかったはず……」
尭深「……」ズズズ
誠子「尭深ァ!」
11 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/14(木) 03:01:05.84 ID:cDqw6jJ30
淡「はぁ……はぁ……、それじゃ、いただきまーす///」
菫「待ってくれあわ、んむっ!」
淡「……んっ、んぁあん……ちゅぱっ///」
菫「んん……んふぅっ……///」
誠子「これは……なんか目覚めそうです……」
照「王様ゲームといえばこれだよね」
尭深「……」●REC
誠子「もうツッコまないぞ!」
菫(チョコの味が、口の中に……なんかボーッとしてきた)
淡「んんっ……っぷはぁ!ごちそーさまでしたっ///」
菫「……」
淡「なんかとろけちゃいそーだねっ///」
菫「……あぅ」
誠子「はいストップストップ、ストーップ!!!」
尭深「よし」ピピッ
照「これで菫の新たな一面を垣間見ることができたね」
誠子「でも大星のやつ……」
淡「zzz」
誠子「寝ちゃってますよ」
照「菫は大丈夫?」
菫「うぅ……あぅ///」
照「淡の口の中に残ってたアルコールのせいでおかしくなってる」
尭深「じゃあ少し時間を潰しましょう」ズズズ
誠子「そうだな。宮永先輩は何かしたいことあります?」
照「気になってる和菓子屋さんがあってね」
誠子「宮永先輩のお墨付きですか!?」
尭深「和菓子、気になります」
オモテサンドウノー オイシソウデスネ! オチャニアイソウ
12 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/14(木) 03:01:38.80 ID:cDqw6jJ30
〜一時間後〜
淡「……ん、あれ?」
照「あ、おはよう淡」
菫「うぅ……、頭が痛い」
誠子「弘世先輩も戻りました!」
淡「私、もしかして寝ちゃってた!?ごめんっ!」
菫「何だかさっきまでの記憶がすっぽりと抜け落ちていてな……」
尭深「一時間前の映像なら、ここに……」
菫「……あっ!!!」
誠子「お、思い出したみたいですね」
淡「なになに〜?見せてよ尭深先輩!」
菫「ダメだ、それは!尭深!私にスマホを!」
尭深「さっきまでこんなことしてたんだよ」ポチッ
『はぁ……はぁ……、それじゃ、いただきまーす///』
『待ってくれあわ、んむっ!』
『……んっ、んぁあん……ちゅぱっ///』
『んん……んふぅっ……///』
淡「……え?え?な、なんで?」
誠子「尭深がお菓子のかごに忍び込ませたウイスキーボンボンを、大星が食べたんだよ」
淡「つ、つまり私は?」
照「酔っ払ってた」
菫「も、もうやめだ!王様ゲームは!」
照「ノーコンティニューで?」
菫「クリアして……やる!続きをやるぞ!」
誠子「宮永先輩すごいですね、扱いを分かっているというか」
照「実はとっても簡単なんだよ」
13 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/14(木) 03:02:16.87 ID:cDqw6jJ30
〜三回戦〜
照「王様だーれだっ」
淡「キターッ!王様だ―!」
誠子「うげぇ、大星ですか」
尭深「ちょっと楽しみ……」ズズズ
菫「ほら、さっさと命令を下せ」
淡「ん〜そうだなぁ。じゃあ4番の人が自撮りして『可愛かったらRT』ってツイートする!」
誠子「割とえげつないな……まあ1番だからいいけど」
尭深「2番……」ズズズ
照「私は3番……ということは」
菫「ウソだろ!ウソだと言ってくれ!」
淡「王様のゆーことは〜?」
照&尭深「「ぜったーい」」
誠子「私は味方ですよ!弘世先輩!」
菫「むぅ……しかし、自撮りする程度なら「そういえば菫」
照「お気に入りの私服で撮った方が可愛いんじゃないかな?」
菫「バ、バカ!」
尭深「……」ワクワク
淡「それチョーいいね!じゃあ4番の人はお気に入りの私服で自撮りツイート!」
菫(照のやつ、まんまと裏切ったな!すぎのこ村まで用意したというのに!)
誠子「そうだ、その私服をお気に入りって言っちゃえばいいのでは?」ボソボソ
菫「ナイスアイディアだ、亦野!」ボソボソ
淡「早く着替えてよ〜」
菫「ゴホン、残念だが私のお気に入りの私服はこれなんだ」
照「じゃあこの前原宿に行った時『楽しみで一番のお気に入りを着て来た』って言ってたのはウソだったんだ」ウルッ
菫「へ?あーいや、それは」
照「菫は私に嘘をついたんだね?」ウルウルッ
菫「ち、違っ、あれは本当だ!」
照「じゃあこの前のを着てくれるんだよね?」ウルウルウルッ
菫「……あーもう!分かった!着替えてくるから待っていろ!」ガチャッ
14 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/14(木) 03:02:50.90 ID:cDqw6jJ30
淡「……んーもういいよ、テル」
照「うん」ケロッ
誠子「嘘泣きだったんですか!?」
尭深「演技力が高いですね」ズズズ
淡「もしかして亦野先輩、部活中にテルがお菓子なくなると泣いてたの、真に受けてた?」
誠子「え、アレも嘘泣きだったんですか!?」
照「そうだよ。いつもお菓子買ってきてくれてありがとう」
誠子「いや、買いに行くのはいいんですけど……」
淡「亦野先輩は優しすぎるんだよ〜。どうせ他にも部員はいるんだし、そっちに買い出し頼めばいいのに」
誠子「それは去年からのクセというか」ガチャッ
尭深「弘世先輩、戻ってきました……」ズズズ
淡「ほんとっ!?」
菫「あ、あんまり見るなっ……!」カァァ
誠子「ほんとにゴスロリ、なんですね」
照「カチューシャ、似合ってるよ」
淡「チョー可愛いじゃん!毎日それで部活来てよ〜!」
菫「な、かわ、かわいいっ、だとっ!?」
尭深「……」パシャッ
菫「だから尭深は記録に残すな!」
淡「よし!じゃあ菫先輩は今日一日それね」
照「可愛いから眼福だね、私達」
菫「かわ、いいか、そうか……仕方ない、今日は我慢してやろう」テレッ
誠子(案外乗り気だ!)
尭深「……」ピロリン
ワイワイガヤガヤ
15 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/14(木) 03:03:20.30 ID:cDqw6jJ30
――――――――――
――――――――
――――――
――――
――
〜翌日、白糸台高校〜
菫「ったく、昨日は結局私ばかり指名されて……どっと疲れた」
モブA「おはようございます、部長」
菫「ああ、おはよう」
菫(まあ仕方がない。これから部活なのだからしっかりせねば)
モブB「部長、おはようございます」
菫「おはよう」
モブB「あっ、えっと……部長!」
菫「ん?なんだ」
モブB「その……大星さんとの関係って……」
菫「は?」
モブB「す、すみません!ゴスロリ服、とても可愛らしかったです!」タッタッタッ
モブA「Bちゃんどうだった?大星さんのアレ、聞けた?」
モブB「さすがにあのキスのことを口で言うのは……///」
菫「……なるほどな」
16 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/14(木) 03:03:47.71 ID:cDqw6jJ30
〜麻雀部部室〜
淡「それでおっきな川とかあってさ〜」
モブC「いいなぁ淡ちゃん。私も部長のお家に行ってみたい!」
淡「じゃあ私達を倒して虎姫に入ることね!」
ガラガラ
「「「「おはようございます!」」」」
菫「おはよう」ゴゴゴ
モブC「部長、なんか怒ってない……?」ヒソヒソ
淡「私が弘世先輩のお家自慢してたの、バレたのかな……?」ヒソヒソ
菫「淡」
淡「ひゃいっ!?」ビクッ
菫「……ちょっと来い」
淡「な、なんか用事でもあるんですか〜?」
菫「いいから来いっ!」
淡「うひっ!?わ、分かったから!行くから!」
菫「亦野と尭深は?」
淡「亦野先輩はまた備品買い出しに行ってて、尭深先輩はHRが長引いてるとかなんとか」
菫「一年のお前が気を利かせて買い出しに行けばいいだろうに」
淡「私は練習!練習したいから!」
菫(亦野は、まあ大丈夫か。あとは尭深と照……)
淡「げっ、ツッコミがない」
菫「これから虎姫で話し合いをする。誰か代わりに出欠を取って、終わり次第練習開始だ」
「「「「はい!」」」」
17 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/14(木) 03:04:35.34 ID:cDqw6jJ30
〜廊下〜
淡「す、菫先輩、どうかしたんですか?」
菫「……」ギロッ
淡「ごご、ごめんなさい!」
尭深「すみません、HRが長引いちゃって……」タッタッタッ
菫「ちょうどよかった。尭深も来い」
尭深「どちらへ行かれるんですか」
菫「虎姫、緊急会議だ」
尭深「……?」
〜資料室〜
菫「よし、誰もいな……!」
照「遅かったね」
菫「なぜ呼んでないのにいるんだ?」
照「なんか呼ばれる気がして」
菫「……そうか」
淡「ここって資料室?もしかして牌譜整理?なら私必要ないよね?」
菫「この中で、昨日の話を知人にした者は手を挙げろ」
淡「うっ」ギクッ
シーン
菫「誰もいない、なんてことはないよな?」
淡(やばい、これ絶対怒られるやつじゃんどうしよ〜!)
菫「私は怒らないから、正直に名乗り出てくれ」
淡「怒らない!?」
菫「ほう?そうか淡、お前だったか」ゴゴゴ
淡「だ、だってぇ……」ウルウル
菫「言い訳する気か!」
淡「だって菫先輩のお家、おっきくて羨ましかったんだもん!うわあああああん!!」
菫「は?」
淡「庭も広くて中も豪華だったから私もお嬢様気分になりたかっただけだもん!うわああああん!!」
尭深「よしよし、泣かないで淡ちゃん」
淡「尭深せんぱあああい!うえええええええん!!」
照「泣かせちゃったね」
菫「ま、待て淡。お前友人にどんなことを話した?」
淡「ひぐっ、川の話とか、えぐっ、食器の話とか」
菫「……何をしたか、とかは?」
淡「あんな恥ずかしいことしちゃって話せるわけないじゃん!」
菫「……そうか、そうだよな。疑ってすまなかった」
18 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/14(木) 03:05:25.40 ID:cDqw6jJ30
大星淡、容疑者から外れる
菫「さて、残るはお前ら二人なわけだが……尭深」
尭深「はい……」
菫「昨日撮った動画と写真、あれはどうした?」
尭深「誰にもあげたくなかったので、自宅でパソコンにデータを移しました」ズズズ
淡「ホントだよ!昨日一緒に帰って、私そのまま尭深先輩のお家に寄ったもん!」
尭深「それから一緒にご飯食べて、お話してたら朝になってました……」ズズズ
淡「朝、私の家まで一緒に来てくれてありがとね、尭深せーんぱいっ!」
尭深「いいんだよ、淡ちゃん……」ナデナデ
菫「つまり尭深はシロ、か」
尭深「あっ」
菫「ん?どうかしたか?」
尭深「宮永先輩がどうしても例の動画と写真を欲しがってたので、渋々あげました」
照「渋々だったんだ……ごめんね」
菫「……」
渋谷尭深、容疑者から外れる
菫「あとは照だけだが……照には無理か」
照「えっ」
菫「私以外のすべての部員に情報をばらまくなど、照の機械音痴では無理だろう」
照「えっ」
菫「第一、そんなこと私でもできん」
尭深(ウソだ)
淡(絶対ウソだ)
照「そんなことないよ。誰でもできる」
淡&尭深((ノッちゃった))
19 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/14(木) 03:06:22.14 ID:cDqw6jJ30
菫「ほう、それは一体どうやるんだ?」
照「連絡網として使ってるメールリストのアプリの、ここをこうして、こうすればいい」ピッピッ
菫「……」
誠子「只今戻りました!」ガラガラ
淡「遅いよ〜亦野先輩」
誠子「ごめんごめん。あっ、そういえば宮永先輩、昨日のメール」
尭深「あっ」
誠子「なんか受信時にエラー出ちゃったみたいで、画像ファイルと動画ファイル開けなかったんですよ」
菫「亦野、ちょっとその文面を見せてもらってもいいか?」
誠子「いい、ですけど、弘世先輩には届いてないんですか?連絡網で回ってきたんですけど」
菫「どうやら私受信エラーがあったみたいだからな」ゴゴゴ
――――――――――――――――――
From:宮永照
To :白糸台高校麻雀部
――――――――――――――――――
やっほー照だよ☆
昨日の収穫、どどーんと載せちゃうね!
気持ちの強さは、麻雀の強さに直結する
から、この画像と動画を上手く使って、
しっかり士気を保つように<(`・ω・´)
画像ファイル(0.0KB)
動画ファイル(0.0KB)
――――――――――――――――――
菫「……言い残すことは」
照「……タドルレガシーガシャット、今持ってるけど」
菫「……今後もしっかり練習に励むように」
照「うん」
淡&尭深「「許しちゃうの!?」」
誠子「えっと、何の話だったんですか?」
カンッ
20 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/14(木) 03:07:42.28 ID:cDqw6jJ30
こんな感じで小ネタ上げていきます
リクエストとかあったら書ける範囲で書きます
ちなみに次の予定は「虎姫のTwitter」です
21 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/14(木) 04:51:26.34 ID:UANXLeRDO
好きな男のタイプや理想のお嫁さん像の話で盛り上がってほしい
そして菫さんだけ回答がぶっ飛んでて「それはないわ…」と周りからドン引きされてほしい
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/14(木) 13:13:08.51 ID:REt4HZ1Vo
とりあえず次にスレ立てるんだったらは前書きに淫夢語録使うのはやめた方がいい
リクエストは
虎姫で淡ちゃんの可変胸部についての問答
虎姫でお菓子作りパーティー
23 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/15(金) 14:16:54.77 ID:jdQLXrG00
>>21
リクエスト頂きました!
>>22
ですよね、普段のクセでやってしまいました……猛省します。リクエストは勿論頂きました!
本日18時頃に、予告していた「虎姫のTwitter」を投下致します
ちなみに王様ゲーム含め、私が思いつきで書いたものにはABと続きができてくる可能性があります!
24 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/15(金) 17:54:57.98 ID:jdQLXrG00
んん、ちょっと早いか?いや、誤差か
予定通り投下しますね
25 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/15(金) 17:55:45.87 ID:jdQLXrG00
【虎姫のTwitter】
〜とある日の部活〜
淡「そういえば、最近ツイッターで友達ができたんだ!」
菫「そうか、それはよかった」
淡「むぅ、菫先輩リアクション薄すぎ〜!」
照「パルム美味しい」
誠子「同じクラスの人とかか?」
淡「ううん、知らない人」
誠子「知らないって……名前も性別も?」
淡「そーだよん」
尭深「淡ちゃん……淫行?」ズズズ
淡「ふぇっ!?や、やだなぁそんなことする人じゃないよ!」
菫「言い切れるのか?」
淡「……多分」
誠子「それ本当に大丈夫なのかな」
淡「へ、へーきへーき!みんな優しそうだし」
尭深「みんな?」ズズズ
照「パルムなくなっちゃった」
淡「なんかね、私を含めた5人くらいで仲良くつるんでる感じなの」
菫「それはいつも呟いている『おーほしあわい』ってアカウントか?」
淡「違うよ、誰も知らないヒミツの裏アカなのだ!」
誠子「まあいいけど、あまり危険なことには首突っ込まないようにな」
淡「大丈夫だって!亦野先輩は心配性だなぁ〜」
――――――――――
――――――――
――――――
――――
――
26 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/15(金) 17:56:29.66 ID:jdQLXrG00
〜部活終了後〜
淡「そんじゃ、また明日ね〜」
照「じゃあね」
菫「……ったく。『お先に失礼します』くらいは言わんか」
誠子「そういえば大星、裏アカ持ってるって言ってましたね」
尭深「私も持ってる」ズズズ
照「一応私もあるよ」
菫「ま、まあ私もある分にはある」
誠子「結局みんな持ってるんじゃないですか……」
〜帰路〜
淡「今日もスーパーノヴァ淡ちゃんの大勝利だったな〜」
淡「この気持ちをツイートしなきゃ……ってダメダメ表アカじゃ!」
淡「えっと……」
おーほしあわい @supernova_100
今日も充実したいい部活だったな〜
淡「これでオッケー!っと、早速リプライが飛んできた」
弘世菫 @sss_mahjong
@supernova_100 お前全然打ってないだろ
淡「うわっ、菫先輩だ!練習してないことを不特定多数の前で呟くとかひどいよ〜」
亦野誠子 @seiko_fishing0803
@sss_mahjong @supernova_100
まあ実際勝ってますし、いいんじゃないですか?
淡「やっぱり亦野先輩は優しいな〜、すぐフォローしてくれるし!」
淡「で、こういう時に大体絡んでこないのがテルと尭深先輩なんだよね……」
ミヤナガ テル @teruterubouzu
今日はパルムを食べました。甘いものを食べると麻雀も頑張れます。
Takami Shibuya @xHarvestTimex
お茶
淡「テルはまあいつも通りだけど尭深先輩怖いよ〜」
淡「まあでもよく考えたらいつも通りだね」
淡「とりあえず裏アカいこっかな」
27 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/15(金) 17:57:37.97 ID:jdQLXrG00
金髪JK1裏アカ @awawawawawawa
長い一日が終わって、現在帰宅チューです!
淡「改まってみると名前恥ずかしいかも……ん?」
とんがりトルネード先生 @I_Need_Oppai
@awawawawawawa
おつかレンコ〜ン!部活大変だねっ(*゚∀゚)
弓道星人は仮面ライダーになりたかった @Banx2SharpShoot
@I_Need_Oppai @awawawawawawa ボクも部活だったよん
淡「この二人はいつも元気だなぁ」
淡「他の二人は……っと」
釣り師太公望 @TaiKouBou_Girl
みんな遅くまで部活なのね。あたしも部活だったけど。
和菓子の王子様 @princeofwagashi
俺も部活だったわ、しんどい眠い
淡「いつもの感じでエアリプか〜」
淡「あっ、そうだ!こんなに仲良くなったんだし」
28 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/15(金) 17:58:28.35 ID:jdQLXrG00
金髪JK1裏アカ @awawawawawawa
せっかくみんな仲良くなったし、ウチとしてはオフ会とかしたいです!
とんがりトルネード先生 @I_Need_Oppai
オフ会楽しみっ((o(´∀`)o))ワクワク
弓道星人は仮面ライダーになりたかった @Banx2SharpShoot
ボクも行っていいのかな!わぁいわぁい!
釣り師太公望 @TaiKouBou_Girl
あたしは別に構わないわ。
和菓子の王子様 @princeofwagashi
もしかして俺含まれてる?
金髪JK1裏アカ @awawawawawawa
ね、やりましょ!ウチは東京住みだけど…東京の人挙手!
とんがりトルネード先生 @I_Need_Oppai
ノ
弓道星人は仮面ライダーになりたかった @Banx2SharpShoot
ノ
釣り師太公望 @TaiKouBou_Girl
ノ
和菓子の王子様 @princeofwagashi
ノ
淡「ウソ、みんな東京なの!?」
――――――――――
――――――――
――――――
――――
――
29 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/15(金) 17:58:58.41 ID:jdQLXrG00
〜日曜日〜
淡「今日は待ちに待ったオフ会!」
淡「虎姫のみんなには内緒にしてた今週一番の楽しみ!」
淡「待ち合わせ場所の東府中駅には着いたけど……」
誠子「あ、大星だ。おはよう」
淡「ん?亦野先輩おはようございまーす」
誠子「休日の朝だってのに、随分元気いいな」
淡「今日はなんと、この前部活で話した人達とオフ会なのです!」
誠子「へぇ〜、偶然ってあるもんだね」
淡「偶然?」
誠子「実は私も裏アカで知り合った人とオフ会なんだ」
淡「亦野先輩も!?」
誠子「内緒にしてたけどね」
淡「へぇ〜」
淡(でも……)
誠子(いや……)
淡&誠子((まさか、なぁ))
淡「それにしても、他の四人はまだかなぁ」キョロキョロ
誠子「ツイッター覗いてみるか」
30 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/15(金) 17:59:49.11 ID:jdQLXrG00
金髪JK1裏アカ @awawawawawawa
集合場所に着きました〜、まだ誰もいないですかね?
釣り師太公望 @TaiKouBou_Girl
あたし着いたけど。もしかして間違えてるかしら。
金髪JK1裏アカ @awawawawawawa
東府中駅ですよ〜!皆さん近いって言ってたので!
誠子(まあ最寄りは白糸台駅なんだけどな……)
淡「太公望さんは着いてるって言うけど、どこだろ?」
誠子「!?」ビクッ
誠子(金髪で高校一年生、ってまさか大星!?)
淡「どったの?亦野先輩」
誠子「あ、ああいや、何でもない」
淡「変なの」
誠子(まあオフ会に知り合いがいる、なんてきっとよくあることなんだよ)
菫「おはよう。どうした、朝から二人とは」
淡「あ、菫先輩!おはようございまーす!」
誠子「おはようございます!」
淡「むふふ、なんと今日は、ツイッターの友達とオフ会なのだ!」
菫「ほう、奇遇だな」
淡「へ?」
菫「実は私もそんな感じだ。誰にも言っていなかったがな」
淡「へぇ〜、なんか偶然ばっかだね」
誠子「!?」ビクッ
菫「偶然ばっか?」
淡「亦野先輩もオフ会だって〜」
菫「そうなのか」
誠子(待って、なんで弘世先輩が……あっ!)
31 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/15(金) 18:00:40.10 ID:jdQLXrG00
弓道星人は仮面ライダーになりたかった @Banx2SharpShoot
ボクも集合場所に着いたよん!みんなどこぉ……
誠子(バンバンシャープシュート……シャープシュート!ってことは)
淡「あれ、もう一人着いたって言ってる」
誠子(このボクっ子は弘世先輩……)
菫「私も待ち人が見つからないな」
誠子「ボク……ぶふっ」
淡「わわっ、どうしたの?いきなり笑いだして」
誠子「いや、なんでも、ふふっ、ボクって、ははは!」
菫「亦野、大丈夫か?体調が悪いのではないのか?」
誠子「くくっ、だ、大丈夫、ですぅっふ!」
淡「どうしたんだろ……?」
尭深「あっ、おはようございます」
淡「尭深先輩?おはようございまーす」
菫「おはよう、どうしたんだ?」
尭深「えっと、か、買い物に……」
誠子(尭深のやつ、なんか挙動不審だな……はっ!?)
尭深「皆さんこそどんな集まりで……?」
菫「ちょっと知人と待ち合わせをしていてな」
淡「実は今日、オフ会なんだ!亦野先輩も!」
尭深「オ、オフ会?」
誠子(ツイッター覗いて……)
32 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/15(金) 18:01:23.86 ID:jdQLXrG00
和菓子の王子様 @princeofwagashi
俺も着いたんだけど
眠いんだけど何処にいんの?
誠子(和菓子、といえば緑茶……やっぱり)
誠子「くぅっ、くくくっ」
尭深「誠子ちゃん?」
淡「なんか亦野先輩、さっきからずっとこんな感じなの」
菫「体調が悪いのかと思ったが、そうではないらしい」
誠子(ネカマならぬネナベって!尭深が『俺』って!)
誠子「あふぅっ、ふふふっ、くぅ〜っ!」
尭深「大丈夫……?」
誠子「だ、い、じょうぶっふふっ」
尭深「……?」
誠子(まさか全員虎姫だったりして……)
淡「みんなまだかなぁ」
菫「確かに……場所を間違えたか」
尭深「東府中駅ってここであってるよね……」
誠子(もうほぼ全員会ってるんだよな〜……あっ)
とんがりトルネード先生 @I_Need_Oppai
ちょっと家出るの遅れたm(_ _;)m
もうすぐ着くから待ってて〜(^O^;)
誠子(髪型、ツモの時の右手のグルグル……アイニードおっぱい!)
誠子「あい、にーど、おっ、くくく!!!ははははは!!!!!!」
淡「ね、ねぇホントに大丈夫!?」
誠子「大星、いいこと教えてやるよ、ふふふっ」
淡「えっ?」
33 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/15(金) 18:01:56.94 ID:jdQLXrG00
誠子「もうすぐ来ると思うよ……『とんがりトルネード先生』」
淡「えっ」
菫「えっ」
尭深「えっ」
照「みんなおはよう」
誠子「おはようございます、とんがりトルネード先生」
照「おはよう、釣り師太公望さん」
淡「えっ」
菫「えっ」
尭深「えっ」
誠子「金髪JK1裏アカさんも弓道星人さんも和菓子の王子様も、みんな来てますよ」
淡「えっ」
菫「えっ」
尭深「えっ」
照「じゃあオフ会開始だね」
34 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/15(金) 18:02:30.35 ID:jdQLXrG00
〜近くのファミレス〜
淡「えぇ〜っ!?じゃあ私の裏アカって」
照「私は知ってた」
誠子「今日最初に大星と会った時、私の裏アカの名前言ってたから気付いたよ」
照「それにしても、誠子は裏アカだと大人のお姉さんなんだね」
誠子「宮永先輩だって、女子力履き違えておっさんみたいになってるじゃないですか」
照「あれはわざとだよ」
菫「……」
尭深「……」
照「淡は裏アカだと敬語使えるんだね」
淡「だってぇ!知らない人だと思ってたもん!」
誠子「いい心がけだと思うよ」
照「ボクっ子よりはずぅっと」
菫「っ!」ビクッ
誠子「ネナベよりは全然」
尭深「っ!」ビクッ
淡「ネナベって何?」
誠子「本当は女だけど、ネット上では男のふりをすることだよ」
淡「あ、あぁ」
尭深「……あぅ」
誠子「あっ、そういえば弘世先輩」
菫「なっ!なんだ?」
誠子「シャープシュートの前に付いてた『バンバン』ってなんですか?」
菫「うっ、それは……」
照「花家先生だよ」
淡「はなやセンセー?」
誠子「……なんですか、それ?」
照「ここから先はちょいと値が張る」
尭深(花家先生……あっ)
菫「そこから先の情報は私が買い取る!」
照「ポッキー一年分」
菫「えぇ……」
尭深「私は世界一のドクターになってほしい……」ズズズ
菫「なっ、尭深はそっちなのか」
淡「何の話だろ……?」
誠子「わからない……」
35 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/15(金) 18:03:18.22 ID:jdQLXrG00
淡「まーでも、なんかいつも通りになっちゃったね」
誠子「これからどうします?まだお昼になったばかりですけど」
照「府中本町まで行けばラウンドワンがあるね」
菫「はぁ……そうするか」
淡「いいね!チョーイケてるよそれ!」
誠子「あそこって釣り堀あったっけ……」
尭深「ついていきます……」ズズズ
照「っと、その前に……」
とんがりトルネード先生 @I_Need_Oppai
遂にオフ会始動(*^^)v
今からラウンドワンだよ〜( ´∀`)bグッ!
金髪JK1裏アカ @awawawawawawa
サイコーに楽しみです!ボウリング!
弓道星人は仮面ライダーになりたかった @Banx2SharpShoot
ボクも楽しみっ!ゲームしたいゲームゲーム!
釣り師太公望 @TaiKouBou_Girl
ゲームって、ゲーセンのことかしら。釣り堀に行きたいわね。
和菓子の王子様 @princeofwagashi
俺は眺めてるだけでいいわ、疲れるし
照「……よし。ってあれ、フォローリクエスト来てる」
淡「え、そんなにさらっと承認とフォロバしちゃうの?」
照「出会い系の捨てアカウントじゃなかったらきっと大丈夫」
@kankan_sisterがあなたをフォローしました
36 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/15(金) 18:04:02.53 ID:jdQLXrG00
菫「まあ防犯とか、その辺なら照は大丈夫だろう」
誠子「尭深、本当に眺めてるだけでいいのか?」
尭深「少しだけなら、遊ぶ……」ズズズ
淡「よぉし、じゃあしゅっぱーつ!!」
照「おー」
菫「ここの会計が先だ!」
ワーワーキャーキャー
―――
〜長野県、宮永宅〜
絶対可憐文学少女 @kankan_sister
@I_Need_Oppai フォロバありがとうございます!
オフ会かぁ、楽しそうですね!今度私も混ぜてください!
咲「京ちゃんにツイッター教えてもらってよかった」
咲「ふふっ、待っててね」
咲「お姉ちゃんっ」
カンッ
37 :
ハリウッドザコ胃腸
:2017/12/15(金) 18:08:05.06 ID:jdQLXrG00
一気に投下しました、Twitterネタ
つぶやきったーとかいう名スレに影響を受けたのは確かです……
お次は
>>21
「虎姫のガールズトーク」を予定しております
その際にまたリクエストを受け付け、
>>22
「虎姫のイケナイ女子会」を投下した後、オリジナルを数本挟んで次のリクエストに……といった感じで
ちょっと明日は外せない用事があるので、日曜日の投下になると思います〜
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/15(金) 18:26:49.03 ID:qNp+5TNAo
コテハンは止めた方がいい
名前欄に書くのはトリップだけにしとけ
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/15(金) 18:42:40.14 ID:mcKIn4ADO
せっかく面白いSSなんだから、変なのに絡まれる要素は省いておくべき
40 :
◆DbWk4vc3J.
:2017/12/15(金) 18:57:28.31 ID:jdQLXrG00
>>38
>>39
ごめんやで……実は2ちゃん覗くのってSSの時くらいだから、ぶっちゃけ使い方とかガバガバやったんや……
面白いってその一言だけで筆が進むんや、ありがとうございます……!
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/15(金) 19:13:11.77 ID:qNp+5TNAo
とにかくべらべら喋るな
42 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/15(金) 20:12:31.50 ID:9lnrqjbyo
おつおつ
これからもきたい
43 :
◆DbWk4vc3J.
:2017/12/17(日) 17:12:18.97 ID:57kWDxGT0
この後19:00くらいに一本投下します
投下後にリクエストを二つくらい取るので、虎姫のあんな姿やこんな姿を想像しておいてください
44 :
◆DbWk4vc3J.
:2017/12/17(日) 17:53:33.87 ID:57kWDxGT0
っと思ったら書いてたものが消えてた
できるだけ早く仕上げます
45 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/17(日) 18:38:42.45 ID:waeGulydo
まってる
46 :
◆DbWk4vc3J.
:2017/12/17(日) 19:03:13.90 ID:57kWDxGT0
執筆、投稿、いずれもマッハ
書き終えたんで一本投下します
47 :
◆DbWk4vc3J.
:2017/12/17(日) 19:04:02.42 ID:57kWDxGT0
【虎姫のガールズトーク】
〜白糸台高校、麻雀部室〜
淡「亦野先輩っ」タンッ
誠子「ん、どうした」タンッ
淡「亦野先輩って彼氏いる?」
誠子「は?」
尭深「……」タンッ
誠子「いるように見えるか?」
淡「全然」
誠子「そういうこと……っておい!」
菫「こほん、卓を囲んでいる際の私語は慎んでもらいたいのだが」タンッ
誠子「す、すみません!」
淡「菫先輩ったら、そういうこと言ってるから彼氏できないんだよ〜」タンッ
菫「……なんだと?」プチッ
誠子「お、おい大星!今のは失礼だぞ!」タンッ
淡「いいもんね〜!淡ちゃん、勝者の余裕だもん!」
尭深「淡ちゃん、彼氏さんができたの……?」タンッ
菫「何っ!?不純だ!異性交遊は退部だ!」タンッ
淡「いや、いないけど」タンッ
誠子「いないのかよ!」タンッ
淡「あれれ〜?どうしたのかな菫先輩、ムキになっちゃって〜」
菫「なっ……!」
尭深「……」タンッ
菫「ベ、別にカップルが羨ましいとか、そういうわけではない!」タンッ
照「どうしたのモグモグ、なんかモグ面白ムシャそうなムシャモグ話してモグ」モグモグ
淡「菫先輩が彼氏欲しいんだって〜」
菫「そっ、そんなことは言っていない!というか早く次の牌をツモれ!」
淡「あぁ忘れてた。ロン、倍満かな……じゃない、三倍満だ」
誠子「親の三倍満で36000点……」
尭深「トビ終了……」ズズズ
菫「」
淡「ねえねえ、テルはどんな男の人が好きなの?」
照「男の人か……料理ができて」
淡「料理ができて」
誠子(お菓子か……)
照「ナデナデしてくれて」
48 :
◆DbWk4vc3J.
:2017/12/17(日) 19:04:51.85 ID:57kWDxGT0
淡「ナデナデ!」
尭深(甘えん坊?)
照「いつでも駆けつけてくれる人」
淡「なるほどぉ!」
誠子「なんかお姫様チックな願望ですね」
照「お姫様っていうより、幼馴染みたいな人」
淡「いいなぁ〜幼馴染!憧れるよね!」
――――――――
京太郎「ぶへっくしょん!」
咲「きょ、京ちゃん大丈夫!?」
京太郎「誰かが俺の噂してるかな?」
咲「そ、そんなのダメだよ!」
京太郎「ん、そうなのか?よくわかんねえけど」ナデナデ
咲「ふぁうっ」
――――――――
誠子「じゃあその人と結婚したら、こんなお嫁さんになりたいとかありますか?」
照「んー、お菓子を作ってもらいたい」
淡「いつも通りじゃん!」
照「ご飯も」
尭深「……干物?」ズズズ
照「それを私が食べて、美味しいって言ったら」
淡「ふむふむ」ゴクリ
照「『そっか、よかった』って微笑んでほしい」
淡(かわいい)
誠子(かわいい)
尭深(かわいい)
49 :
◆DbWk4vc3J.
:2017/12/17(日) 19:05:37.44 ID:57kWDxGT0
照「淡はどんな人が好みなの?」
淡「私はね、英語苦手だから日本人がいい!」
誠子「え、そっから?」
淡「でも私の髪の色が目立っちゃうから、金髪の男の人!」
尭深「地毛金髪は淡ちゃんくらいしかいない……」
淡「いーの!それで、背が高くて〜」
照「具体的には?」
淡「180センチ以上!」
誠子「大星の小ささが目立ちそうだな……」
淡「それで、スポーツやってて、イケボな人!」
尭深「話を聞く限り、優良物件……」
照「でも、そんな人いるかな」
――――――――
京太郎「ぶへっくしょん!」
和「あの、須賀君?体調が優れないのでは?」
京太郎「ああ、心配しないでくれ」
和「しかし先ほどから風邪のような素振りを見せていますが」
京太郎「これでもハンドやってたし体は鍛えてるから大丈夫!」
和「最近は専ら部長の無茶振りに精を出しているようですけど、ね……」
――――――――
誠子「まあいるにしろいないにしろ、大星に彼氏はできませんよ」
淡「な、なんだと〜!」
尭深「淡ちゃん、落ち着いて。一旦、理想の嫁像を語ろう……」ズズズ
淡「理想の嫁像か〜」
誠子(機嫌直すの早っ)
淡「家事全部やりたい!」
照「えっ」
淡「洗濯も掃除も全部やってあげたい!」
誠子「えっ」
淡「旦那さんが料理上手くても、ご飯は作ってあげたい!」
尭深「えっ」
淡「旦那さんが美味いって言ってくれるだけで、頑張れるもん!」
照「素敵だね」
誠子「大星は意外と女の子なんだな」
尭深「かわいい」ズズズ
淡「なんたって淡ちゃんだからね!」
誠子「それがなければもっと良かったんだけどな〜」
50 :
◆DbWk4vc3J.
:2017/12/17(日) 19:06:16.11 ID:57kWDxGT0
淡「そういう亦野先輩はどうなのさ!」
照「今まで好きな男の人とかいたの?」
誠子「あーいや、いないわけじゃないですけど」
尭深「ちょっと髪伸ばしてた時期?」ズズズ
誠子「あれは色気づいてただけだって!」
淡「ねーねー、亦野先輩の好みも教えてよ〜」
誠子「そんなにハードル高くないけどね」
照「でも気になる」
誠子「えぇ……えっと、一緒にいて苦にならない人、かな」
尭深「大事……」ズズズ
誠子「くだらないことで一緒に笑えて、フランクな感じのがいいな」
淡「おお、意外とまとも!」
誠子「軽くどつきあったりとか、そういうのも楽しめる人がいいです!」
照「素晴らしい。満点です!」
誠子「はぁ」
照「満点の誠子には、このガリガリ君温泉まんじゅう味をあげよう」
誠子「思いっきり責め苦じゃないですか!」
――――――――
京太郎「ぶへっくしょん!」
優希「犬も寿命が近付いたか……」
京太郎「あ、今犬って言ったな?はいもう今日はタコスなし〜」
優希「なんだと〜!許さないじぇ!」ギュッ
京太郎「痛っ、つねるんじゃねえ!くそ、こうなったら仕返しだ!」コチョコチョ
優希「うひゃひゃひゃひゃ、きょうたろ、やめ、ひゃひゃひゃひゃひゃ!!」
――――――――
淡「でも亦野先輩がお嫁さんしてるとこ、想像できない!」
照「それはそう」
尭深「激しく同意」ズズズ
誠子「嫁、かぁ。甘々な空気は嫌ですね」
照「お菓子、嫌い?」
誠子「今空気って言いましたよね?あれ?」
尭深「お友達みたいな空気が良いの?」
誠子「いやなんというか、やるとこはやって、悪いことしたらちゃんと自分で責任取って」
照「支え合ってくタイプだね」
誠子「有り体に言ってしまえばそんな感じですね」
淡「でもこっちが支えた分向こうも支えてくれるって、なんかいいよね〜」
誠子「そう!互いがそれぞれできることをしっかりやるから温かい家庭になるんだよ!」
尭深「意外と計画バッチリ……」ズズズ
51 :
◆DbWk4vc3J.
:2017/12/17(日) 19:06:47.04 ID:57kWDxGT0
照「そういう尭深はどうなの?」
尭深「私の理想のタイプは、お茶が淹れられる人」
淡「やっぱそこなんだね〜」
尭深「そこを掘り下げていくと、気遣いとか優しさに繋がる」ズズズ
誠子「まあちょっと無理矢理な気もするけど」
尭深「相手のことを思えて、でも本音で話してくれると嬉しい……」
照「心を大切にするんだね、尭深は」
尭深「ただしイケメンに限ります……」ズズズ
誠子「雰囲気ぶち壊しだよ!」
――――――――
京太郎「ぶへっくしょん!」
まこ「わりゃあ帰った方がええわ」
京太郎「風邪じゃありません!あ、お茶淹れました〜」
まこ「おお、いつもすまんのう。わしらは何も言うとらんちゅうのに」
京太郎「まあ半分は気分みたいなもんですよ。落ち着くでしょう?」
まこ「まずわしの前に優希を何とかしてくれんかの……」
――――――――
淡「じゃあ尭深先輩はその人と結婚してどう過ごすの?」
尭深「お茶を淹れて和菓子を食べる」
照「テルポイント高め」
誠子「それはお菓子でしょう……」
尭深「お話も大事だけど、極論必要ないかな……」ズズズ
淡「なんで?お話すると楽しいじゃん」
尭深「うん。でも言葉がなくても幸せにしてあげたい」
照「心が綺麗過ぎる……」
誠子「まあさっきイケメン限定発言で邪な部分が露呈したんですけどね」
淡「でも確かに、一緒にいるだけで幸せってのは分かる!」
尭深「淡ちゃんは幸せのために尽くしてあげるタイプ」
淡「うんうん!」
尭深「私も家事はしてあげたい……」ズズズ
淡「だよね!やっぱりそうだよね!」
照「思ったよりみんなまともでよかった」
誠子「宮永先輩の理想像は干物なんですけどね」
誠子(それにしても、なんか忘れているような……)
52 :
◆DbWk4vc3J.
:2017/12/17(日) 19:07:29.23 ID:57kWDxGT0
菫「あの……ちょっといいか」
淡「あっ、忘れてた」
菫「だと思ったぞ!まったく、私抜きで話を進めるとは」
照「菫落ち着いて」
菫「何だかお前達が楽しそうだったから私も語りたくなった」
尭深「は、はぁ……」
菫「私の好みのタイプを聞いてくれ!」
誠子「わ、分かりましたから!」
菫「私は男に縋り付いてもらいたい」
淡「えっ」
菫「顔はいいが金銭の余裕もなく、私無しでは生きていけないような」
照「えっ」
菫「だが彼はイケメンであるが故に、複数の女性に言い寄られる」
尭深「えっ」
菫「そんな年上の彼を、私は独占したい」
誠子「それいわゆるヒモってやつじゃ」
菫「うるさい!私の話を聞け!」
――――――――
京太郎「ふう、ようやくくしゃみも止まったか」
久「ねえ須賀君助けて〜」
京太郎「今度はなんですか?」
久「今日男子から五通もラブレター貰っちゃってさ」
京太郎「それで、なんですか」
久「怖くて外に出られないから飲み物買ってほしいの〜、お・ね・が・い?」
――――――――
淡「……はっ!?意識が飛んでた」
菫「私が将来どんな嫁になるか、だな」
淡「いや、誰も聞いてな「私はその年上の彼と結婚し!」
淡「まず菫先輩が人の話を聞かなくなった」
菫「あやしてあげたい」
照「えっ」
菫「おねしょしたっていい、私が全部世話してやる」
尭深「えっ」
菫「しかし、その……夜だけは、その、ケダモノでいてほしい、というか……///」
誠子「えっ」
菫「そういう嫁に、私はなりたい」
淡「……そ、そうなんですかー」
53 :
◆DbWk4vc3J.
:2017/12/17(日) 19:08:17.21 ID:57kWDxGT0
菫「素晴らしいと思わないか、私の人生設計」
誠子「そそ、そうです、ね!素敵な新婚生活だと、思います、ええ!」
照「年上のヒモはない」
菫「うっ」グサッ
尭深「その口ぶりだと浮気者ですね、勘弁です……」ズズズ
菫「ううっ」グサグサッ
誠子「まあでもさすがに、私もそれはちょっと」
菫「うううっ」グサグサグサッ
淡「やっぱ菫先輩ってさ」
淡「シュミ悪いよね」
――――――――――
――――――――
――――――
――――
――
菫「トシウエノオトコノヒトヲアヤシタイ……」ブツブツ
照「ごめんね菫、素敵だと思うよ」
菫「もういい!どうせ私はシュミが悪いんだ……」
尭深「年上の男性は素敵ですよ……」ズズズ
菫「本当か!?」パァァ
尭深「ただヒモはちょっとやっぱり」
菫「そうか、そうだよな……」
淡「そ、そりゃ人それぞれだから、ね?」
菫「どうせ私に理解者なんていないんだ……」
誠子「あー、これはもうどうしようもないな」
菫「……うぅ」
54 :
◆DbWk4vc3J.
:2017/12/17(日) 19:08:52.58 ID:57kWDxGT0
――――――――
京太郎「……で、飲み物買ってきましたよ」
久「ありがとう須賀君♪」
京太郎「もう疲れた……」
久「このまま一生須賀君がお世話してくれたらいいのに」
咲「えぇっ!?」
京太郎「いや、仮にそうなってもどうせ他の男に優しくされて靡きますよね?」
久「ん〜どうだろうね」
京太郎「部長」
久「何かしら?」
京太郎「シュミ悪いですよ」
久「……うぅ」
カンッ
55 :
◆DbWk4vc3J.
:2017/12/17(日) 19:11:08.03 ID:57kWDxGT0
一本投下完了
この書き込み以降、早かったリクエスト二本を書きます
まあ二本に限らずいいやつがあったら書くかもしれんし、みんなひねり出すんやで(ゲス顔)
明日も投稿できればなーとは思ってます
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/17(日) 19:17:30.51 ID:waeGulydo
おつおつ
お泊り会とかどっすか
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/17(日) 21:56:34.80 ID:6ngcmJgDO
菫の男のシュミは屈折しまくってんなー…父親と確執でもあるのかしら?
ヒッサの男のシュミは単純に悪い(断言)
58 :
◆DbWk4vc3J.
:2017/12/18(月) 13:35:04.50 ID:rGNdolzo0
今日の21:00くらいに一本投下します
>>56
女の子だけのドキドキお泊まり会しますか、菫の家で(無断)
59 :
◆DbWk4vc3J.
:2017/12/18(月) 21:05:07.98 ID:rGNdolzo0
数分ほど遅れてしまった
投下します
60 :
◆DbWk4vc3J.
:2017/12/18(月) 21:06:05.94 ID:rGNdolzo0
【虎姫のオカシな女子会】
〜白糸台高校、麻雀部室〜
照「おっぱいとお菓子がほしい」
誠子「いきなりどうしたんですか!?」
照「常日頃抱いている願望が出てしまっただけ」
淡「テル、そんなこと考えてたんだ〜」
菫「菓子はいつも通りだとして……」
尭深「私はもうおっぱいいらないです」ズズズ
照「は?」
誠子「は?」
菫「は?」
淡「どしたの?みんな眉間にしわ寄せちゃって。老けちゃうよ〜」
照「そういう淡はどうして怒らないの?」
淡「え、別に怒る要素なかったでしょ」
誠子「そういや大星、胸育ってきたよな……」
淡「お、気付いちゃったか〜!」
菫「いや待て。確かに巨乳だと感じることはあった」
照「でもなんか、その日によって違ったような違わなかったような」
菫「あれって」
照「もしかして」
菫&照「ニセチチ?」
淡「……い、嫌だな〜私がそんなことするわけないじゃん!」
尭深「でも先週の淡ちゃん、ちょっと大きすぎた……」
淡「……」
誠子「バレないようにちょっとづつ盛っていったな?」
淡「……だって」
照「だって?」
淡「だって男の人は大きい方が好きって言うんだもん!」
誠子「もしかして、大きく見せればモテると思ったのか?」
淡「そうだよ!出来心だよ!もぉ〜!」
尭深「淡ちゃんはそんなことしなくても可愛いよ……」ズズズ
淡「え!?ほんと!?」
菫「……つまり、バストサイズを弄っていたことは認めるんだな?」
照「今日のおっぱいもこの前より大きい」
誠子「入部してきたときとは偉い違いですね」
尭深「成長期かな」
61 :
◆DbWk4vc3J.
:2017/12/18(月) 21:06:41.56 ID:rGNdolzo0
菫「そんなはずがないだろう!今日だって絶対盛っている!」ガッ
淡「ちょ、いきなりどうしたの!?」
菫「今からその可変乳の化けの皮を引剥してやる!」
淡「うわっ、脱がさないでぇ!」
誠子「弘世先輩、完全にスイッチ入ってますね」
尭深「実は宮永先輩より巨乳が憎かったりして……」ズズズ
照「間違いなくここのスレでの菫はキャラを間違えてる」
誠子「え?スレってなんですか?」
菫「さあ、残るはそのブラだけだな……!」
淡「ひぃっ、や、やめて、よぅ……」
菫「さあパッドを見せろ!」
淡「きゃああああああああ!!!!」
照「……え?」
誠子「パッドが出てこない……だと……!?」
尭深「やっぱり成長期」ズズズ
淡「うぅっ、今日は盛ったりしてない、のにぃ……ひぐっ」ウルウル
菫「ほ、本当にこの短期間でサイズアップしたのか……?」
淡「そうだって言ってるでしょこのバカぁ!ブラ返して!」バッ
菫「あ、あぁ……すまん」
照「どうやったらそんなに大きくなったの?」
淡「え、えぇっとそれは……」
誠子「鶏肉とキャベツがいいっては聞くけど」
尭深「他人から揉まれるといいっても言う」ズズズ
淡「え、それって他人からじゃなきゃ駄目なの!?」
菫「つまり自分で揉みしだいていたということか……」
誠子「その表現なんとかなりませんかね?」
照「そうだ、いいことを思いついた」
淡「?」
62 :
◆DbWk4vc3J.
:2017/12/18(月) 21:07:28.62 ID:rGNdolzo0
照「明日は部活もないし、菫の家でお菓子作りをした後、みんなでおっぱいを揉む」
淡「いいねそれ!」
誠子「それ私も巻き込まれるんですか?」
尭深「おっぱいはもういらない……」
照「あ?」
菫「あ?」
誠子「あ?」
尭深「ごめんなさい……」
淡「じゃあ明日は菫先輩のお家だ〜!」
菫「いや、だから勝手に来るな!」
〜翌日、弘世宅〜
淡「えへへ、来ちゃった♪」
菫「お願いだからアポは取ってくれ……」
誠子「なんか毎度すみません……」
照「大丈夫。お菓子作りの材料は買ってきた」
菫「えっ」
照「えっ」
尭深「部長、こういうところはノリノリ……」
誠子「失念してました……」
〜弘世宅、台所〜
淡「第一回、虎姫のお菓子作り女子会〜!」パチパチ
照&菫&尭深「わ〜」パチパチ
誠子「何この勢い!?」
淡「と、いうわけで。まずは方針を決めちゃいま〜す!」
尭深「それぞれ作りたいものを作るか、合作か……」ズズズ
誠子「既にお茶を淹れてる!?」
菫「いや、集まったのに個々で作るのはおかしいだろう」
照「みんなで一つのものを作る」
淡「じゃーそれで決まり!なに作りたい?」
尭深「和菓子……」
菫「私は洋菓子のほうがいいな」
淡「でも杏仁豆腐とかの中華系も捨てがたい!」
63 :
◆DbWk4vc3J.
:2017/12/18(月) 21:08:15.61 ID:rGNdolzo0
誠子「だったらいっそのこと全部混ぜちゃえば」
照「おい誠子」
誠子「へ?」
照「てめーはそれでもお菓子を愛してんのか?」
誠子「え、いや、なんかすみません」
照「てめーは何も分かっちゃいねえ」
誠子「普段のトーンでセリフ読み上げる感じやめてもらっていいですか?」
照「お菓子はな、愛なんだよ」ドヤッ
誠子「いやドヤッっていつもの真顔じゃないですか」
淡「テルはなにを作りたいの?」
照「チョコレートチュイール」
淡「……なんて?」
照「チョコレートチュイール」
淡「……なにそれ」
照「みんなには、チョコレートチュイールを4つづつ作ってもらう」
照「そこで、この紙に、自分以外の四人へそれぞれメッセージを書いてもらう」ペラッ
菫「何に使うんだ?」
照「お菓子にぶち込む」
菫「……紙を?」
照「お菓子にぶち込む」
尭深「知らない人は『チョコレートチュイール』でググってね……」ズズズ
誠子「なんかよく分かんないですけど、始めますか」
淡「よーし、じゃあ調理開始!」
〜ステップ1 チョコを溶かそう!〜
照「じゃあまずはチョコを溶かそう」
淡「淡ちゃんに任せて!」フライパーン
照「淡」
淡「ん?」
照「チョコは刻んで湯煎しないと、八連荘(物理)するよ」
淡「ひぃっ!!」
〜ステップ2 バターは勿論、食塩不使用!〜
照「バターをあとで泡立器で泡立てるから、冷蔵してる場合は常温にして柔らかくする」
菫「ちょうど冷蔵庫にバターがあったぞ」ガチャッ
照「菫」
菫「なんだ?」
照「お菓子作りに食塩入りを使うとか、頭シャープシュートされた?」
菫「す、すまない!!」
64 :
◆DbWk4vc3J.
:2017/12/18(月) 21:09:20.00 ID:rGNdolzo0
〜ステップ3 オーブンの予熱は忘れずに!〜
照「オーブンは170度で予熱しておく」
誠子「別に今から温める必要ありますかね?」
照「誠子」
誠子「なんですか?」
照「誠子は生焼けの鯖をそのまま食べても大丈夫だっていうんだ?」
誠子「アニサキスッ!!」
〜ステップ4 粉類はふるっておかないと大変!〜
照「薄力粉とココアパウダーはダマになるとよくないからふるっておく」
尭深「ダマになってても、混ぜる時にしっかり混ぜればなんとかなるのでは」
照「尭深」
尭深「はい?」
照「今度全局ダマでみっちり打ってあげるから覚悟しておいて?」
尭深「すみません……」
〜ステップ5 オーブンシートはあらかじめ!〜
照「そして、天板にオーブンシートを敷く。これでオッケー」
淡「全部溶けたよ〜」ヘナヘナ
菫「照が食塩不使用を買ってきてくれて助かった……」
誠子「170度でセットしました!」
尭深「……ゴホッ」マッシロ
照「ここまで下準備です」
「「「「えっ」」」」
〜ステップ6 チョコレートチュイールを作ろう!(適当)〜
照「まずバターを泡立器で泡立てる」
菫「わかった」シャカシャカ
照「クリーム状になったら、上白糖を入れて混ぜる。すり混ぜる」
尭深「上白糖、入れます」ザーッ
菫「疲れた」
誠子「私が混ぜます!」
照「卵白を半分入れて」
淡「ベトベトするよ〜」ドローッ
照「泡立て器で混ぜて」
誠子「うおおおおおお」シャカシャカ
照「残りの卵白も入れて」
淡「とうっ」ドローッ
照「混ぜる」
誠子「うおおおおおお」シャカシャカ
照「そこにチョコレートを加えて混ぜる」
誠子「腕が死にました」
65 :
◆DbWk4vc3J.
:2017/12/18(月) 21:09:54.32 ID:rGNdolzo0
菫「復活したぞ!」
照「そこにふるっておいた薄力粉とココアパウダーを入れて」
尭深「よいしょっと」ザーッ
照「ゴムべらで混ぜる」
菫「この量を混ぜるのはやはり腕にくるな……」
照「さあここから私の仕事」
淡「つまり職人技!」
照「オーブンシートを敷いておいた天板の上に、スプーン一杯ほどの生地を垂らし」
菫「適切な分量で焼くならやはり照が一番上手い」
照「これを丸く薄く伸ばす」
尭深「きれいな円形……」
照「これをとりあえず生地の分全部やる」
誠子「手際が良すぎて参考になりませんね……」
照「これを170度のオーブンで七分から八分ほど焼く」
スコシキンクリッ
照「焼きあがる前にみんなビニール手袋をしよう」ギュッ
誠子「はぁ」ギュッ
チーンッ
照「焼きあがったものを取り出し」スッ
菫「バカ、焼きたてのものに触ったら火傷するぞ!」
照「ここからすごく大事」
尭深「まだ工程が……?」
照「生地の円に内接する正三角形の頂点三つをつまみ合わせるように」キュッ
淡「数学チックでよくわかんない〜」
照「熱いうちにやらないといけないから、みんなもやろう」
コウカナ? ナカナカウマイダロウ? ムズカシイ… テギワイイデスネ
66 :
◆DbWk4vc3J.
:2017/12/18(月) 21:10:35.36 ID:rGNdolzo0
〜ステップ7 メッセージを書こう!〜
照「あとは冷ますだけなので、メッセージを書きましょう」
淡「これみんなに公開するの?」
照「ううん、その人しか見られないスペシャルメッセージ」
誠子「普段言えないことを書けばいいんですね!」
照「そういうこと」
尭深「何書こうかな……」ズズズ
菫「改まって書くと思うと、なんだか恥ずかしいな」
カリカリカリカリ……
〜ステップ8 想いを伝えよう!〜
照「冷ます工程も終わり、ついに完成しました」パチパチ
淡「疲れたよ〜」
菫「長かったな」
誠子「でも楽しかったですね」
尭深「このメッセージはどうするんですか……?」
照「それを今からお菓子に入れるから、焼きあがったものをそれぞれ4つづつ確保して」
淡「ほいさっ」
照「そしたら、さっき書いたメッセージを細長く折って、頂点の隙間から糸を通す感じで入れてあげる」
菫「なるほど、これでプレゼントするということか」
誠子「なんか女子会っぽいですね!」
淡「最初から女子会だよ!」
照「じゃあ早速みんなで食べよう」
67 :
◆DbWk4vc3J.
:2017/12/18(月) 21:11:09.49 ID:rGNdolzo0
〜弘世宅、応接室〜
淡「やっぱりパーティーと言えばここだよね!」
尭深「伝説の王様ゲーム回……」
菫「やめろ!やめるんだ!」
誠子「弘世先輩からしたらトラウマですもんね」
照「……よし、準備完了。ではメッセージ入りを配りましょう」
淡「はい、みんなどーぞっ!」
菫「……受け取れ」
尭深「どうぞ」
誠子「大したこと書けませんでしたけど」
照「味わって食べてください」
誠子「メッセージについて言及してほしかったなぁ……」
68 :
◆DbWk4vc3J.
:2017/12/18(月) 21:11:56.08 ID:rGNdolzo0
―――照へのメッセージ。
『大好きだよっ!いつか絶対倒してやるから!』
『お前のお菓子好きとマイペースには手を焼くが、これからもよろしく頼む。』
『大好きです。今度は和菓子も一緒に食べたいなぁ……』
『私もいつか宮永先輩みたいなかっこいい雀士になります!』
照「……///」カァァ
―――淡へのメッセージ。
『菫はああ言うけど、淡は強くて可愛いから、遠慮しないで抱きついていいよ』
『先輩には少しくらい敬意を払え。もっとも、お前には似合わんだろうが。』
『淡ちゃんにはいつも癒やされてます。またお饅頭あげるね』
『天真爛漫で自由奔放だけど、ちゃんと強いから安心できるよ!』
淡「ん、なんかちょっと、照れるなぁ……///」
―――菫へのメッセージ。
『三年間、菫と一緒に戦えたのが一番嬉しい。ずっと親友』
『怖いから怒るな〜!でもホントは優しいって知ってるもんね〜!大好きっ!』
『楽しい時も辛い時も気を引き締めてくれる、頼れるお姉さんです。かっこいい。』
『弘世先輩が部長としてまとめて、そんな白糸台で麻雀ができて、私は幸せ者です!』
菫「書くのも恥ずかしいが、言われるのはもっと……///」
―――尭深へのメッセージ。
『私は和菓子も好きだから、今度一緒に和菓子食べに行こうね。好き』
『お茶も和菓子もいつもありがとう!ナデナデしてくれる尭深先輩大好きっ!!』
『虎姫にお前がいるだけで、チームが落ち着く。いつも助かっているよ。』
『尭深みたいな、おしとやかな高火力プレーヤー。同い年として誇らしいよ!』
尭深「……茶柱が立った。ふふ///」
―――誠子へのメッセージ。
『細かい気配りとその熱意に、虎姫は支えられてる。いつもありがとう』
『いつもわがまま言って、買い出しとかごめんね?でもチョー優しくて、大好きだよっ!!』
『お前はその真面目さと情熱で、みんなを引っ張っていける。来年の部長はお前かもな。』
『いつもアクティブな感じで、ちょっと羨ましい。同じ学年で本当に嬉しいよ』
誠子「なんか、ほっこりしますね!///」
69 :
◆DbWk4vc3J.
:2017/12/18(月) 21:12:27.37 ID:rGNdolzo0
「「「「「……」」」」」
淡「あ〜!なんか静かになっちゃった!」
照「……とりあえず、食べよっか」
菫「そ、そうだな!」
尭深「お茶淹れました……」
誠子「なんかさっきよりもお菓子が美味しそうに見えてきましたよ、ははっ」
淡「いただきま〜すっ」パクッ
照「モグモグ……うん、甘くて美味しい」
菫「このサクッとした食感もたまらないな」
誠子「いい感じに苦味も残ってていいですね!」
尭深「いっぱい食べられて、お茶にもよく合う……」
アー!ソレワタシガネラッテタ! ハヤイモンガチ ズールーイー!
――――――――――
――――――――
――――――
――――
――
菫「すっかり日も暮れるな」
淡「調子に乗ってもう一回作るからだよ〜」
尭深「でも、すごく美味しかった」ズズズ
誠子「充実した休日って感じだったなー!」
照「そういえば、おっぱいは揉まないの?」
菫&淡&誠子「「「揉まないよ!!!」」」
尭深(平和だなぁ……)ズズズ
カンッ
70 :
◆DbWk4vc3J.
:2017/12/18(月) 21:14:01.89 ID:rGNdolzo0
とりあえず一本
明日は忙しいので、次の更新は明後日になるかな?
次は自分で考えたネタを二連続くらいで投下するのよー
71 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/19(火) 09:06:20.41 ID:B6xjxM2no
おつ
尊い……
72 :
◆DbWk4vc3J.
:2017/12/19(火) 19:09:33.45 ID:x2KvJRcY0
時間取れた……
次の話を投下する予定でも無かったので、人がいたら一個くらい安価取って1レスくらいのネタ書こうかな
虎姫じゃなくても書きます
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2017/12/19(火) 19:41:39.56 ID:h0ATo3YJo
リクエストいいなら授業中の虎姫
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