【白糸台SS】虎姫の休み時間【ほのぼの】

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1 :ハリウッドザコ胃腸 :2017/12/14(木) 02:53:55.41 ID:cDqw6jJ30
白糸台の何とも言えない家族感が好きなので書きました
多分SSの読みすぎです

注意事項
・キャラ崩壊注意(気を付けてはいるつもり)
・(恋愛要素は)ないです。
・R12っぽいところもある
・菫さんがヤヴァイ(ヤヴァイ)

一応書き終わってからドバーッと投稿していくスタイルなので許して

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1513187635
2 :ハリウッドザコ胃腸 :2017/12/14(木) 02:54:57.61 ID:cDqw6jJ30
【虎姫の王様ゲーム】


〜とある土曜日の部活終了後〜


淡「王様ゲームやろうよ!」

菫「……どうした、いきなり女子高生みたいなことを言い出して」

淡「女子高生だもん!」

誠子「でも面白そうですね」

尭深「……」ズズズ

淡「でしょ!テルもやろうよ!」

照「別にいいんだけど、やっぱりうま味があったほうがいいよね」

菫「乗り気なのか……」

誠子「ここ(部室)じゃ味気ないですし、色んなものがあるところでやりたいですよねー」

尭深「……弘世先輩のお家」

淡&照&誠子「「「それだ!!!!」」」

菫「勝手に来るな!!!」
3 :ハリウッドザコ胃腸 :2017/12/14(木) 02:56:21.53 ID:cDqw6jJ30
〜翌日、弘世宅の前〜


淡「うっひゃあ〜、やっぱ大きいなぁ菫先輩の家!」

誠子「目の前に立ってるだけでブルっちゃいそうですよ……」

淡「んもう、亦野先輩はだらしないなぁ!」

誠子「逆に大星は心臓が毛深いからな」

淡「え、私そんなに毛深い……?」

誠子「喩えだよ喩え!」

尭深「そういえば誠子ちゃん、どうして釣竿なんか持ってきたの?」

誠子「いやぁ、大きな家って聞いてたから釣り堀とかあるかなって……」

照「菫の家に釣り堀はないよ」

誠子「そ、そうなんですか!?」

照「でも大きい川を持ってたはず」

誠子「川釣りかぁ……悪くない」

淡「ちょっとちょっとちょっとぉ!なんでみんな釣りの話してるの!?」

照「そう。私達がここに来た目的は」

尭深「王様ゲーム」

誠子「冷静に考えると滅茶苦茶だな……」

照「じゃあインターホン鳴らすね」
4 :ハリウッドザコ胃腸 :2017/12/14(木) 02:57:07.37 ID:cDqw6jJ30
〜弘世宅の中〜


ピンポーン


菫「ん、来客か?誰かと約束していただろうか……モニターで確認しておこう」

淡『やっほ〜菫先輩!遊びに来たよ!』

菫「……」

菫(待て、おかしい。私は今日のオフを有効に使い、撮り溜めていた仮面ライダーを堪能しようと思っていた)

淡『ありゃ、菫先輩?』

菫(早く花家先生を見たくて心を踊らせていた。そう、そのはずだ)

淡『開けてよ〜』

菫(まさか、昨日の王様ゲームのくだりが続いていたのか?)

照『菫、開けてくれないと今日の菫の予定を言っちゃうよ』

淡『テル知ってるの!?』

菫「まま、待て。まさかアレを言うわけでは……」

照『菫はああ見えて、仮面ライd「あああああやめろ!!!!開けるからやめてくれ!!!!」
5 :ハリウッドザコ胃腸 :2017/12/14(木) 02:57:36.41 ID:cDqw6jJ30
マネカレマシタ


菫「別にアポを取ればいいだけだというのに……」

尭深「ほんとに広い……」

誠子「天井が遠いな」

淡「ねねテル、さっきの続きは?」

照「だから菫はああ見えて、メダルとかスイッチとかいっぱい持ってるの」

淡「メダル?スイッチ?なんで?」

菫「やめろ照」

照「お菓子」

菫「きのこもたけのこもあるから」

照「すぎのこ村がいい」

菫「えぇ……」

淡「まあいいや。とりあえず菫先輩のお部屋行こーよ」

菫「!」

誠子「どんな部屋で過ごしてるんだろうなぁ」

菫「!!」

尭深「すごく広くて、上品そう……」

菫「!!!」

照「……」チラチラ

菫「……すぎのこだ」

照「よし、取引成立ね」グイッ

淡「あ、テルー!腕引っ張らないでよ〜」

照「いつも菫の家に遊びに来たら、向こうの部屋に行くんだよ」

誠子「あ、そうなんですか」

照「私も菫の部屋に入ったことはない」

淡「そうなんだ……え〜でも気になる!」

尭深(見せたくないものとか、あるのかな……)

菫(タドルレガシーガシャットが揃ってない部屋など見せられるものか……!)
6 :ハリウッドザコ胃腸 :2017/12/14(木) 02:58:02.16 ID:cDqw6jJ30
〜応接室〜


菫「ここで遊んでもいいと許可が出た」

誠子「応接室、ですよね。遊ぶ空間ではないと思うんですが」

尭深「お茶、淹れてきた」ズズズ

菫「なんでウチの茶葉と急須の保管場所が分かるんだ!?」

尭深「……匂い?」

菫「えぇ……」

淡「ねねね、早くやろうよ!準備万端だよ!」

照「おー」

菫「私はやると言ったわけではないのだが」

照「そんな気難しいこと言わないで、ね?」

淡「菫先輩だってほんとはやりたいくせに〜」

菫「なっ……!」カァァ

誠子「この際ですし、やりましょうよ」

菫「し、仕方がないな」

淡「よぉし!じゃあまずはこの筒の中にあるくじを引く!」

誠子「割り箸じゃなくて紐なんだな」

淡「テルとか、割り箸の木目で覚えちゃいそうだから」

照「やりかねないね」

菫「やりかねないのか……」

淡「この紐の先には一筒から四筒、白をくくりつけてあります!」

尭深「王様の印は白?」

淡「そうなるね!」
7 :ハリウッドザコ胃腸 :2017/12/14(木) 02:58:37.39 ID:cDqw6jJ30
〜一回戦〜


照「じゃあ始めよう」

菫「引く順番は……年功序列でいいか?」

誠子「それが一番無難ですかね」

淡「じゃあ100年生の私からだ!」

照「はい、引いていいよ菫」

菫「ああ」スッ

淡「あれ?」

照「次は私」スッ

淡「おかしいなぁ?」

誠子「たしか尭深の方が誕生日早いよね」

尭深「ちょっとだけ」スッ

淡「お〜い」

誠子「んで、私か」スッ

淡「もぉみんな酷いよう……」スッ

照「王様だーれだっ」

菫「私ではないな」

誠子「違います」

尭深「……私も」

淡「ふっふっふ、残り物には福が―――」

照「私だ」

淡「え?あれ?ウソ!?ホントだ!」

照「じゃあ……2番が私にポッキーを贈呈」

菫「2番は……私だ。仕方がない」

照「いってらっしゃい」

誠子「あの、アレでしたら私が買ってきましょうか?」

菫「大丈夫だ。照が来た時用にポッキーは買い置きがある」

誠子「なんか大変ですね」

菫「まあな。それにここで亦野が行ったら王様の命令に背くことになるぞ」

誠子「えっ」
8 :ハリウッドザコ胃腸 :2017/12/14(木) 02:59:04.05 ID:cDqw6jJ30
菫「じゃあ取ってくる」ガチャッ

誠子「……弘世先輩、意外とノリノリだったんですね」

照「菫も本当はパーティーとか大好きなんだよ」

淡「へぇ〜、なんか意外!」

尭深「部長はクールなイメージ……」ズズズ

誠子「なんかその話、気になりますね」ガチャッ

照「菫は結構女の子なんだよ。ファッションとか」

淡「え、でも今日の服は普通だよね?」

照「外出する時は気合を入れてフリフリのものを着たりしてる」

誠子「ロリータファッション、的な感じですか」

照「うん。ご丁寧に高めの位置でツインテールだったり、ゴスロリチックだったりするよ」

尭深「見たことないです……」ズズズ

照「そっか。淡も尭深も誠子も、菫と原宿に行ったことはないもんね」

淡「それにしても、菫先輩がそんな趣味を……!これはツイートするしか」

誠子「さすがにSNSはまずくないか?いくら弘世先輩がいない、と、いっ、て、も……」

淡「ん?どったの、亦野先輩?」

誠子「あ、ああ……!み、宮永先輩……!」

照「え?」

菫「照……!お前えええええええ!!!」

照「ポッキーありがとう」

尭深「じゃあ続き、やりましょう……」ズズズ

淡「そそ、そ、そうだね!いやぁ楽しみ楽しみ!」

菫「待て!このまま進めてたまるか!」

照「そういえば菫、部屋のガシャッt「ああああ進めよう!早く次がやりたい!」
9 :ハリウッドザコ胃腸 :2017/12/14(木) 03:00:02.21 ID:cDqw6jJ30
〜二回戦〜


照「王様だーれだっ」

尭深「……私です」

誠子「尭深が王様なら平和に終わりそうだな」

淡「命令は!?」

尭深「1番と3番がキス」

誠子「!?」

淡「1ば……って私じゃん!」

照「やっとディープになってきたね」

誠子「まだ二回目ですよ!?」

淡「でもキスだけでしょ?だったらお互いおでこに軽くやっちゃえば」

尭深「勿論舌を入れてください」ズズズ

誠子「尭深!?」

照「薄い本が捗るね」

誠子「宮永先輩は冷静すぎですよ!」

淡「あー、えっと、3番は誰かな?」
10 :ハリウッドザコ胃腸 :2017/12/14(木) 03:00:30.91 ID:cDqw6jJ30
照「私は2番」

誠子「私は4番だけど……うぇっ!?」

菫「っ!!」ビクッ

淡「ふむふむ、なるほどぉ」

菫「た、尭深!少し考え直さないか?」

尭深「王様の命令はー?」

照「ぜったーい」

誠子「明らかに壊れてる!」

淡「あれ?あれれ?もしかして菫先輩、恥ずかしいのかなぁ?」グイッ

菫「なっ、バカ!かか、顔が近い!というかまたがるな!」

誠子「これは放送コードに引っかかりますよ……!」ゴクリ

照「SSに放送コードなんてないからね……」ゴクリ

尭深「官能的……!」ジュルッ

誠子「一人だけ擬音が違う!?」

淡「ほらぁ、こんなに可愛い唇……///」

菫「あ、淡……?顔が、赤いぞ……?」

照「もしかして淡、これ食べたのかな」

誠子「それって、ウイスキーボンボンじゃないですか!」

照「でも最初はお菓子バスケットの中に入ってなかったはず……」

尭深「……」ズズズ

誠子「尭深ァ!」
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