他の閲覧方法【
専用ブラウザ
ガラケー版リーダー
スマホ版リーダー
BBS2ch
DAT
】
↓
VIP Service
SS速報VIP
更新
検索
全部
最新50
ルビィ「終わった、その後」
Check
Tweet
1 :
◆b0Vu8MQV5UgY
:2017/12/10(日) 20:25:03.57 ID:tkpAzfiG0
自分が「できない子」なのだと気付いたのはずいぶん昔の事でした。
「黒澤」の次女という立場上、私は・・・ルビィは、ランドセルを背負う前から多くの習い事に励んでいました。
舞踊、茶、琴、習字、また礼儀作法にまで至る色んな事。
先生は誰もが、その道を専門として、誇りを持ち、人生を捧げていた人たち。
そんな人たちの貴重な一日数時間を、どうしてルビィなんかに費やしていたんだろう。今更言っても仕方ないけど。
始めた頃はどれもが新鮮で、舞の動作一つ覚えるだけで物凄い達成感に包まれたし、「くろさわるびぃ」を初めて書けたときは嬉しくてたまらなかった。
でも、ルビィが喜んでも先生方は喜びませんでした。最初に思い浮かぶのは、疲れと呆れの入り混じった、そんな顔ばっかり。
そりゃそうだよね、お姉ちゃんは、見せて、話して、間違いを正して、そしてそれを繰り返して、そんなことする必要無かったんだから。
ルビィは、だって、私と先生しかいなかったから、自分が「できない」子だなんて思わなかった。考えもしなかった。だから怖かった。
会う毎に表情の消えていく顔が。感情の無くなっていく声が。かと思えばふと爆発するその度に、ルビィは自分が小さくなっていくような気がしました。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1512905103
40.76 KB
Speed:0
[ Aramaki★
クオリティの高いサービスを貴方に
VIPService!]
↑
VIP Service
SS速報VIP
更新
専用ブラウザ
検索
全部
前100
次100
最新50
続きを読む
名前:
E-mail
(省略可)
:
書き込み後にスレをトップに移動しません
特殊変換を無効
本文を赤くします
本文を蒼くします
本文をピンクにします
本文を緑にします
本文を紫にします
256ビットSSL暗号化送信っぽいです
最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!
(http://fsmから始まる
ひらめアップローダ
からの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)
スポンサードリンク
Check
Tweet
荒巻@中の人 ★
VIP(Powered By VIP Service)
read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By
http://www.toshinari.net/
@Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)